JP2625703B2 - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents

ズームレンズ鏡筒

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JP2625703B2 JP62033103A JP3310387A JP2625703B2 JP 2625703 B2 JP2625703 B2 JP 2625703B2 JP 62033103 A JP62033103 A JP 62033103A JP 3310387 A JP3310387 A JP 3310387A JP 2625703 B2 JP2625703 B2 JP 2625703B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオートフォーカスズームレンズ鏡筒に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の装置は第3図に示すような構造であっ
た。第3図に於いて1は固定鏡筒、2はズーム環、3は
フォーカス環で1群レンズ群L1を保持している。4はカ
ム筒で内径に2群レンズ摺動枠5が摺動可能に保持され
ている。6がズームエンコーダで、すでに公知のように
表面上に分割パターンが設けられ、その上をブラシ7が
接触しながら移動する事によりズーミングの移動量を検
知する事ができる。ブラシ7はズーム環2に固着されて
おり、光軸方向にのみ移動する。よって6の分割パター
ンは光軸方向に設けられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の技術に於いては光軸方向にズームエンコーダー
を配置したために、ズーム環のストロークが少ない場合
には、分割パターンの数が少さくなる。というのは、分
割パターンの分割長さをあまり短かくすると、ブラシの
取り付け誤差などにより、正確な信号を取る事ができな
くなるから、分割長さの最小値は決ってしまうためであ
る。分割パターンの数が少なくなるという事は、焦点距
離の情報を大まかにしか検知できない事になるので、オ
ートフォーカスの制御精度が悪くなる。短いストローク
で、より細かい焦点距離情報を得るためには、分割パタ
ーンの本数を増しても良いが、スペースがより大きく必
要になる。
本発明はこの様な従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、ズームエンコーダの分割パターンを多く得る事を目
的とする。
〔問題点を解決する為の手段〕
前記目的のために本発明では、ズーム環の移動に伴い
回転するカム筒を、固定鏡筒に対して光軸方向に移動せ
ぬようにする。該カム筒にブラシを固着し、固定鏡筒の
円周上にズームエンコーダを設けるようにした。
〔作用〕
本発明においては、ズーム環の移動によりカム筒を回
転させるので、カム筒の回転量はカム筒に設けられたリ
ード溝によって決まる。リード溝の傾きを変える事によ
り回転量を任意に変えられる。よって、カム筒にブラシ
を固着すれば、それに対応するズームエンコーダの長さ
も長くする事ができ、分割パターンの分割数も多くとれ
る。また、リード溝の傾きを途中で変えてカム溝とすれ
ば、任意の位置でのパターンの分割数を多くしたり、少
なくしたりする事もできる。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例であって、L1は第1レンズ
群、L2は第2レンズ群、L3は第3レンズ群。1は固定鏡
筒で、バヨネットマウント20が固着され、カメラボディ
に取り付けられる。11は第2の固定鏡筒で固定鏡筒1に
固着され、直進溝11a、11b、11cが設けられている。そ
の内側に1群摺動枠9が光軸方向に移動可能に摺動して
いる。摺動枠9の外周にはピン16が植設され直進溝11a
を貫通してカム筒4のリード溝4aに嵌入している。摺動
枠9の内側には、2群摺動枠5と3群摺動枠19が光軸方
向に移動可能に摺動している。2群摺動枠5の外周には
ピン13が植設され、直進溝11bを貫通してカム溝4bに貫
入している。3群摺動枠19の外周にはピン14が植設され
直進溝11cを貫通してカム溝4cに貫入している。1群摺
動枠9の先端部にはヘリコイドネジ9aが設けられ、1群
レンズ室8のヘリコイドネジ8aと螺合している。1群レ
ンズ室8の外周に突起部8bが設けられ、フォーカス環3
の内径に設けられた直進溝3aに嵌入している。フォーカ
ス環3の内周には、ネジ3bが設けられ1群摺動枠9のネ
ジ9bと螺合している。またフォーカス環3の端面には直
進キー10がネジ24により固着されている。
固定鏡筒1の内径にはギアリング12が回転可能に嵌合
しており、ギアリング12の先端部のネジ12aと固定鏡筒
1のネジ1aが螺合しており、ギアリング12が光軸方向に
ほとんど移動しないようになっている。ギアリング12の
内周に内歯車12bが設けられ、カップリング軸17のギア
部17aと噛み合っている。カップリング軸17はマウント2
0と地板18によって軸支されており、カメラボディ側の
カップリングと噛み合って回転力が伝えられる。ギアリ
ングの外周にはキー溝12cが設けられ、そこに直進キー1
0が嵌入している。
第2図はカム筒4とズームエンコーダ6の展開図であ
る。カム筒4は第2の固定鏡筒11の外周に回転可能に嵌
合しており、円周溝4dに第2の固定鏡筒11に植設したピ
ン15が嵌入しているので、光軸方向には移動しないよう
になっている。ブラシ7は保持部材22に固着され、保持
部材22はカム筒4にビス23で固定される。ズームエンコ
ーダ6は固定鏡筒11の外周面に接着される。ズームエン
コーダ上には6a〜6dの4本の分割パターンが設けられて
おり、4本のブラシ7がその上を摺動する。
ズーム環2はビス21により1群移動枠9に固着され
る。ズーム環の外周面にはローレット(不図示)が設け
られており、ズーミング操作時滑り防止としている。
以上のような構造であるので、ズーム環2を第1図の
左方向に移動させると一体的に1群摺動枠9が移動す
る。この時ピン16が直進溝11aを貫通しているため、ズ
ーム環2は回転できない。1群摺動枠9の移動に伴い、
ピン16とリード溝4aの働きによりカム筒4が回転させら
れる。それによってカム溝4b、4cとピン13、14と直進溝
11b、11cの働きにより2群摺動枠5と、3群摺動枠19が
光軸方向に動かされてズーミングが行なわれる。
オートフォーカス時には、カップリング軸17がカメラ
ボディから回動されると、ギアリング12が回転させら
れ、直進キー10を介してフォーカス環3が回転させられ
る。フォーカス環3が回転すると、同量だけ1群レンズ
室8が回転させられ、ヘリコイドネジ8aと9aの作用によ
り1群レンズ室8及び1群レンズL1が左方向に移動させ
られて、合焦が行なわれる。
オートフォーカス時には、撮影者はズーミングの操作
だけを行えば良い。又フォーカス環3はオートフォーカ
ス時にも回転するので、指などが触れると負荷が増大し
てオートフォーカス作動に悪影響を与える。そこで、ズ
ーム環2をカメラボディー側に配置してなるべく長さを
長くし、フォーカス環はその前方に配置した。こうする
事により、ズーム環を握った時に指などがフォーカス環
に触れるのを避ける事ができる。
マニュアルフォーカス時には、フォーカス環3を回転
させて合焦を行えば良い。フォーカス環3はネジ3bによ
り1群移動枠9に螺合しているので、1群移動枠9に対
して、回転は自由であるが、光軸方向には一体的に移動
する。そのため、フォーカス環3を握って光軸方向に移
動させる事によってズーミングが行なえる。つまりフォ
ーカス環3を握ってズーミングとフォーカシングの両方
が行なえるため、従来の一操作ズームレンズの操作環と
同じ働きをする事になり、きわめて操作性が良い。この
ため、フォーカス環3の外周面には、フォーカス時の滑
り防止のために光軸方向に多数の縦溝を設けるととも
に、周方向に複数個の横溝3cを設けて、ズーミング時の
滑り防止としている。
ズーム環2を移動させるとカム筒4が回転し、それに
よってブラシ7が一体的に回転させられ、ブラシがズー
ムエンコーダ上を摺動しながら移動し、カム筒の回動量
に応じた信号を出力する。カム筒の回動量と焦点距離は
相関関係を有するため、焦点距離の情報が得られる。
〔発明の効果〕
以上の様に本発明によれば、ズームエンコーダの分割
パターン部の長さを長くする事ができるので、分割パタ
ーンの分割数を多くする事ができる。よってより正確な
焦点距離の情報を得る事ができる。また、ズームレンズ
は一般に、レンズの移動量に対する焦点距離の変化量が
ワイド側よりテレ側の方が大きい。そのため、カム筒の
リード溝の傾きをワイド側では大きくテレ側では小さく
するなどの操作によりカム溝にすると、分割パターンの
長さをほぼ等間隔にする事ができる。そのため、ズーム
エンコーダの全長が決っている場合でも、より分割数を
多くとれるので、さらに正確な焦点距離の情報を得る事
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の実施例の断面図、 第2図は第1図の実施例の部分展開図、 第3図は従来の技術の実施例の断面図。 〔主要部分の符号の説明〕 1……固定鏡筒、2……ズーム環、 3……フォーカス環、4……カム筒、 6……ズームエンコーダ、 7……ブラシ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−109006(JP,A) 特開 昭63−83711(JP,A) 特開 昭50−20721(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ズーム環の光軸方向の移動によりズーミン
    グを行う自動合焦可能なズームレンズ鏡筒において、 前記ズーム環に連動して光軸方向に移動する連動部材
    と、リード溝が設けられ光軸回りに回転可能なカム筒
    と、前記連動部材に設けられ前記リード溝に係合し、前
    記ズーム環の光軸方向の移動により前記カム筒を回転さ
    せる駆動部材と、前記カム筒に形成された円周溝を含む
    該カム筒の光軸方向の移動を規制する規制手段と、固定
    鏡筒の円周上に固設されたズームエンコーダ用パターン
    と、前記カム筒に固設され前記ズームエンコーダ用パタ
    ーンに当接して摺動するズームエンコーダ用ブラシとを
    備え、 前記ズームエンコーダ用パターンのテレ側の分割数を確
    保するために、前記カム筒に設けられたリード溝の前記
    円周溝に対する傾きをワイド側よりもテレ側を小さくし
    たことを特徴とするズームレンズ鏡筒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59109006A (ja) * 1982-12-14 1984-06-23 West Electric Co Ltd ズ−ムレンズ装置
JPS60260908A (ja) * 1984-06-08 1985-12-24 Canon Inc マクロ撮影機構を備えたレンズ鏡筒
JPS6141229U (ja) * 1984-08-20 1986-03-15 オリンパス光学工業株式会社 カメラ用レンズの絞り値補正装置

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