JPH032885Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH032885Y2
JPH032885Y2 JP16760483U JP16760483U JPH032885Y2 JP H032885 Y2 JPH032885 Y2 JP H032885Y2 JP 16760483 U JP16760483 U JP 16760483U JP 16760483 U JP16760483 U JP 16760483U JP H032885 Y2 JPH032885 Y2 JP H032885Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aperture
turret
ring
microscope
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16760483U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6076313U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16760483U priority Critical patent/JPS6076313U/ja
Publication of JPS6076313U publication Critical patent/JPS6076313U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH032885Y2 publication Critical patent/JPH032885Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、顕微鏡のターレツトコンデンサーに
関する。
従来技術 従来、例えば位相差検鏡及び普通検鏡の切換え
可能な顕微鏡のターレツトコンデンサーは、普通
検鏡用の空孔と位相差検鏡用の各対物レンズに対
応した複数個のリングスリツトとを備えたターレ
ツトと、該ターレツトとは独立して作動するよう
に配設された明るさ絞りとを含んでいる。この構
成によれば、普通検鏡時にはターレツトの空孔を
光軸に合わせて明るさ絞りを適当な絞り径に調節
することにより検鏡を行ない、また位相差検鏡時
には該ターレツトを回動させて使用する対物レン
ズに対応したリングスリツトを光軸に合わせ且つ
明るさ絞りを開放することにより検鏡を行なうの
であるが、普通検鏡を行なつた後に位相差検鏡を
行なう場合にはターレツトの回動操作により適宜
のリングスリツトを光軸に合わせると共に明るさ
絞りを絞り込んだ状態から開放しなければならな
い。しかしながら実際の使用においては、明るさ
絞りの開放操作をせずにターレツトの回動操作を
行なつただけで位相差検鏡を行なつてしまうこと
がしばしばあり、この場合「見え」の低下により
誤つた判断をしてしまうことさえあるが、明るさ
絞りの開放操作を行なわない場合にそれが直接的
に視野に現われず視野全体が明るさ絞り開放時に
比べて暗いだけであるため検鏡時には明るさ絞り
の開放操作忘れに気付きにくく、また絞りレバー
がターレツトの下側にあるためレバー位置を確認
しにくいため、明るさ絞りの開放操作を行なわな
いままで位相差検鏡を行なつてしまうという危険
が非常に多かつた。さらに、絞りレバーは指先の
みで開閉操作を行なうことができないため操作性
が悪かつた。
このため、例えば特開昭56−69609号公報によ
れば、ターレツトと一体に回転するカムと、前記
カムに連動して揺動せしめられるレバーと、前記
レバーと絞り環とを連結するスプリングとを具備
し、前記ターレツトの特定の回転範囲内において
は前記スプリングが常に絞りを開放させるように
作用するようにしたターレツトコンデンサーが知
られているが、この構成は、レバーやスプリング
の組合せにより構造が複雑になり、スプリングの
伸長に従つてターレツトの回転の重さが変化して
しまい、また位相差検鏡時にスプリングの張力に
抗して絞り環を動かすこともできるため間違つて
位相差検鏡時に絞り環を操作して操作レバーを放
すと絞り環はスプリングの張力により急激に回動
して絞りを開放にし従つて大きな衝撃を生じ検鏡
時に像ぶれを引起こす、等の欠点を有している。
目 的 本考案は、以上の点に鑑み、ターレツトを回動
操作して位相差検鏡に切換える際に該ターレツト
の回動操作に連動して例えば所望のリングスリツ
トが光軸に合わせられるまでに絞りが自動的に開
放され得るように構成され、而も操作性のよい顕
微鏡のターレツトコンデンサーを提供することを
目的としている。
概 要 前記目的は、ターレツトと一体的に回転するカ
ムと、前記カムに連動して揺動せしめられる揺動
ギヤと、前記揺動ギヤに噛合し且つ絞り環と連動
する絞りギヤとを含んでおり、前記ターレツトの
特定の回動範囲内においては、前記カムにより前
記揺動ギヤが常に絞りを開放させるように作用せ
しめられることを特徴とする顕微鏡のターレツト
コンデンサーにより、解決される。
実施例 以下図面に示した一実施例により本考案を説明
すれば、第1図及び第2図は本考案による顕微鏡
のターレツトコンデンサーの要部の断面図を示し
ており、1は第1図に鎖線で示された顕微鏡の基
台Bに蟻結合により装着された下枠で、光軸Oと
同心に開口1aを備えている。2は下枠1に回動
可能に枢着されているターレツトで、その上面周
縁部にカム部2aが形成されていると共にその回
動操作により選択的に光軸Oと同心位置に合わせ
られ得る一つの普通検鏡用の空孔2bと複数個
(図面では五個)のリングスリツト2cとを等角
度間隔に備えている(第3図参照)。3は下枠1
に固定された上枠で、光軸Oと同心に開口3aを
備えている。4は上枠3に固定された固定板で、
光軸Oと同心に開口4aを備えていると共に上枠
3との間にその開口3a,4aの領域において公
知の構成の絞り羽根5及び絞り環6を挾持してお
り、第3図において絞り環6を右旋せしめると絞
り径が大きくなるように構成されていて、また絞
り環6の外周には絞りギヤ6aが形成されてい
る。7は上枠3と固定板4との間で絞り環6の絞
りギヤ6aと噛合するように固定板4に枢着され
た揺動ギヤで、その下面には固定板4に設けられ
た円弧状スロツト4b(第3図)を貫通してター
レツト2のカム部2aと協働し得るピン7aが植
設されている。
本案実施例は以上のように構成されているか
ら、普通検鏡時には図示の如くターレツト2の空
孔2bが光軸Oと同心位置に合わせられ、ターレ
ツト2のカム部2aの最小半径位置が揺動ギヤ7
のピン7aの運動路に臨む。従つてピン7aの運
動範囲は固定板4のスロツト4bの両端により制
限されることになり、揺動ギヤ7の揺動範囲が最
大となるため絞り羽根5及び絞り環6による絞り
径は最大径(開放絞り)から最小径(最小絞り)
の間の任意の値をとり得る。尚、この場合絞り径
の調節は揺動ギヤ7を外部操作例えば指の操作に
より行なわれ得る。
次に位相差検鏡を行なう場合には、図示の状態
からターレツト2を回動操作してターレツト2の
リングスリツト2cの何れかを光軸Oと同心位置
に合わせると、ターレツト2のカム部2aの最大
半径位置が揺動ギヤ7のピン7aの運動路内に臨
むようになる。従つてピン7aの運動範囲は固定
板4のスロツト4bの(第3図における)下端と
ターレツト2のカム部2aとにより制限されるこ
とになる。この場合、揺動ギヤ7のピン7aが第
3図に鎖線で示したターレツト2のカム部2aに
当接する位置7a′に在るときに、絞り径はリング
スリツト2cの有効光束径より僅かに大きくなる
ように構成されている。かくして位相差検鏡時に
は絞り径が絞り込み側で制限され、絞りによる光
束のケラレが排除されて正しい位相差検鏡が行な
われる。即ち、普通検鏡時の絞りがリングスリツ
ト2cの有効光束径より絞り込まれた状態から、
絞りはそのままでターレツト2を回動操作して位
相差検鏡のためにリングスリツト2cを光軸Oと
同心位置に合わせると、ターレツト2の回動操作
に連動して揺動ギヤ7のピン7aがターレツト2
のカム部2aにより絞りを開放させる方向に移動
せしめられ、従つて揺動ギヤ7及び絞り環6が回
動することにより絞り径が自動的にリングスリツ
ト2cの有効光束径よりも大きくされる。尚、こ
の作用はターレツト2の回動方向には関係なく行
なわれる。
考案の効果 以上述べたように本考案によれば、ターレツト
に設けたカムにより、位相差検鏡に切換える際に
ターレツトの回動操作に連動して、普通検鏡時に
リングスリツトの有効光束径より絞り込まれた状
態から絞りが自動的にリングスリツトの有効光束
径より大きい状態まで開放されるようにしたか
ら、位相差検鏡に切換える際に手で絞りを開放す
る操作が必要なく、正しい位相差検鏡が常に確実
に行なわれ得、この際、ターレツトの回転重さが
変化することなく、また急激な回動による衝撃を
生じることもなく、円滑な操作ができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による顕微鏡のターレツトコン
デンサーの要部の断面図、第2図は第1図−
線に沿う側面断面図、第3図は第2図−線に
沿う横断面図である。 1……下枠、2……ターレツト、2a……カム
部、3……上枠、4……固定板、4b……スロツ
ト、5……絞り羽根、6……絞り環、6a……絞
りギヤ、7……揺動ギヤ、7a……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 顕微鏡のターレツトコンデンサーにおいて、タ
    ーレツトと一体的に回転するカムと、前記カムに
    連動して揺動せしめられる揺動ギヤと、前記揺動
    ギヤに噛合し且つ絞り環と連動する絞りギヤとを
    含んでおり、前記ターレツトの特定の回動範囲内
    においては、前記カムにより前記揺動ギヤが常に
    絞りを開放させるように作用せしめられることを
    特徴とする、顕微鏡のターレツトコンデンサー。
JP16760483U 1983-10-31 1983-10-31 顕微鏡のタ−レツトコンデンサ− Granted JPS6076313U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16760483U JPS6076313U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 顕微鏡のタ−レツトコンデンサ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16760483U JPS6076313U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 顕微鏡のタ−レツトコンデンサ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6076313U JPS6076313U (ja) 1985-05-28
JPH032885Y2 true JPH032885Y2 (ja) 1991-01-25

Family

ID=30366640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16760483U Granted JPS6076313U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 顕微鏡のタ−レツトコンデンサ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6076313U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6076313U (ja) 1985-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4331392A (en) Ophthalmoscopic slit lamp
JPH032885Y2 (ja)
US5594519A (en) Blade mechanism
JP3550963B2 (ja) カメラの絞り機構
JP2021021802A (ja) 絞り装置及びそれを有するレンズ装置及び撮像装置
JPH11338001A (ja) カメラの絞り機構
JPH0637400Y2 (ja) 遮光羽根装置
JP3734307B2 (ja) レンズ鏡胴の手動式絞り機構
JP4533501B2 (ja) レンズ付き露出調整ユニット
JP4224182B2 (ja) 絞り装置
JP3671491B2 (ja) カメラの絞り機構
JP3344429B2 (ja) 絞り装置
JP3254748B2 (ja) シャッタ装置
JPS5854085Y2 (ja) スリツトランプの調節装置
JP4203185B2 (ja) 絞り開閉装置の組立時調整機構
JPH0336981Y2 (ja)
JPH08262530A (ja) 光量制御装置
JP3723617B2 (ja) 絞り装置
JPH063520B2 (ja) 絞り装置
JPH04133038A (ja) カメラの絞り兼用シャッタ
JPH08248471A (ja) 光量調節装置
JPH01188843A (ja) 一眼レフカメラのミラーシステム
JPS5851245B2 (ja) ズ−ムレンズ
JPH0514401Y2 (ja)
JP2021043382A (ja) 絞り装置