JPH063520B2 - 絞り装置 - Google Patents

絞り装置

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JPH063520B2
JPH063520B2 JP60243644A JP24364485A JPH063520B2 JP H063520 B2 JPH063520 B2 JP H063520B2 JP 60243644 A JP60243644 A JP 60243644A JP 24364485 A JP24364485 A JP 24364485A JP H063520 B2 JPH063520 B2 JP H063520B2
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JP
Japan
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diaphragm
blade
aperture
blades
straight line
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JP60243644A
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弘義 稲葉
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、撮影レンズの光量を調節する絞り装置に関す
るもので、特に、レンズの光軸と直交する面上で同一直
線上を相対的に平行移動するように配置され、それぞ
れ、絞り形成用切欠を設けた2枚の絞り羽根を含む絞り
装置に関するものである。
従来、ビデオカメラ等の絞り装置においては、光軸を中
心とするドーナツ円状の内部に等間隔で配置された複数
枚の絞羽根を回動させる。いわゆる“虹彩絞り”が一般
的に用いられている。この従来形の絞り装置では外形を
小型化しようとすると必然的に絞り羽根枚数が多くなる
ので、作動力、コスト等の点で外形の小型化に制約があ
る。この為、外形、特に巾方向を小さくする為に光軸に
直交する面上で同一直線上を相対的に平行移動するよう
に配置された絞り羽根により構成される絞り装置が使用
される事がある。本発明はこの様な型式の絞り装置の改
良に関するものである。
〔発明の背景〕
先ず、上記型式の絞り装置の従来の一例について第9図
−第12図を参照して説明する。
第9図は絞り装置の側面図、第10図はその分解斜視図
で、図中、1は絞り羽根を動かす駆動源であるところの
駆動モータ、2は駆動モータ1の出力軸に固定され羽根
駆動用のピンが装着されている羽根駆動レバー、3は構
造体であり絞り羽根をスライド可能に保持している本体
地板、4,5は本体地板3にスライド可能に保持され羽
根駆動レバー2にピン嵌合している撮影レンズの光量を
調節するところの絞り羽根である。絞り羽根4,5に
は、それぞれ、絞り形成用切欠4a,5aが形成されて
いる。
絞り羽根4および5は、レンズの光軸と直交する面上で
同一直線上を互に近接または離隔する方向に相対的に平
行移動するように配置され、モータ1により羽根駆動レ
バー2を回転することによって、羽根駆動用ピンを介し
て絞り羽根4,5が平行移動する。
第11図は絞りの開放状態を示す。この時には、絞り羽
根4,5の絞り形成用切欠4a,5aの大径部分が一致
して、レンズの全口径を開放状態とする。絞り動作を行
う時には、図示されていない外部より駆動モータ1に電
気信号である電圧が加えられる。これにより、駆動モー
タ1の出力軸に固定されている羽根駆動レバー2が回転
し、この為羽根駆動レバー2にピン嵌合している絞り羽
根4,5はそれぞれ同一直線上を反対方向にスライド移
動する。
これによって、絞り形成用切欠4a,5aにより形成さ
れている開口部の開口面積が減少し絞り込み動作が行な
われ第12図の状態となる。
しかしながら、このような従来の絞り装置においては、
開口部の形状は一枚の羽根が2辺づつを受けもつ四角形
絞りとなり合焦時は良いのだがピンボケ時に四角形光束
の為、点光源が四角形となったり、又四角形と言うのは
線対称でありボケ方向が2方向しかなくボケ味が非常に
悪い物になってしまうと言う欠点が有った。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記問題点を排除し同一直線方向に平
行移動する複数枚の絞り羽根で開口形状を開放附近を除
いて、五角形以上の多角形が相似的に変化して小絞りま
で絞り込む事が可能な絞り装置を提供することである。
〔発明の概要〕
本発明による絞り装置は、光軸と直交する面上で同一直
線上を相対的に平行移動するように配置され、それぞ
れ、絞り形成用切欠をもつ2枚の絞り羽根を含む絞り装
置において、上記の絞り羽根と同一面上で同一直線上を
移動し、上記の絞り羽根における絞り形成用切欠とは異
なる形状の絞り形成用切欠を有し且つ該絞り羽根とは異
なる相対的変位量をもつ少くとも1枚の補助的絞り羽根
を設けたことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、第1図−第8図を参照して本発明の実施例を説明
する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す側面図、第2図は
その分解斜視図である。図中、11は絞り羽根を動かす
駆動源であるところの駆動モータ、12の駆動モータ1
1の出力軸に固定され羽根駆動用のピンが装着されてい
る羽根駆動レバー、13は構造体であり絞り羽根をスラ
イド可能に保持している本体地板を示す。
撮影レンズの光量を調節する絞り羽根として、第9図−
第12図に関して説明した従来の絞り装置における絞り
羽根4および5と同様な絞り羽根14および15の外
に、補助的絞り羽根16が設けられる。絞り羽根14,
15,16は本体地板13にスライド可能に保持され、
それぞれ、羽根駆動レバー12にピン嵌合している。
絞り羽根14,15,16には、それぞれ、絞り形成用
切欠14a,15a,16aが形成されている。これら
の絞り羽根14,15は、第9図−第12図に関して説
明したと同様に、光軸と直交する面上で同一直線上を相
対的に平行移動するように配置されている。また、補助
的絞り羽根16は上記の絞り羽根14,15と同一面上
で同一直線上を移動するが、その絞り形成用切欠16a
は他の絞り羽根14,15の絞り形成用切欠14a,1
5aとは異なる形状を有し、且つこの補助的絞り羽根1
6は他の絞り羽根とは異なる相対的変位量をもつ。
第3図は絞りの開放状態を示す。この時には絞り羽根1
4,15,16の切欠14a,15a,16a,の大径
部分が一致して、レンズの全口径を開放した状態とす
る。絞り動作を行うときには、駆動モータ11に信号電
圧が印加されて、モータを回転させる。これにより駆動
モータ11の出力軸に固定されている羽根駆動レバー1
2が回転し、この為羽根駆動レバー12に回転中心より
各々ある距離にあるピンにピン嵌合している絞り羽根1
4,15,16には、それぞれ同一直線上を方向も相対
変位量も異なる割合でスライド移動する。この為開口部
の開口面積が減少し絞り込み動作が行なわれ第4図の状
態となる。これは開放より少し絞り込んだ状態であり開
口部の形状の構成は五角形で相対変位量の最も多い絞り
羽根15と2番目に相対変位量の多い絞り羽根14が各
々五角形の内2辺づつを受けもち、相対変位量の最も少
ない絞り羽根16は五角形の内の一辺のみ受けもち相対
変位量の最も多い絞り羽根15と移動方向が同じであ
る。この状態からさらに駆動モータ11に回転力が発生
して羽根駆動レバー12が回転すると第5図の状態とな
り開口部の五角形が相似形のまま小絞りまで絞り込む事
が可能である。理想的には開口形状は正五角形の方が良
いのでその場合は絞り羽根のストローク(相対変位量)
は下記の様にすると良い。
A:B=1:0.809 A:C=1:2.618 又逆に五角形の形状をそんなに正五角形に近づける必要
が無い場合はA:B=1:1ですませてしまう事も可能
である。
第6図および第7図は本発明装置の第2の実施例を示
す。これは、第1図−第5図に示す実施例と同様に、そ
れぞれ絞り形成用切欠24a,25a,26aをもつ3
枚の絞り羽根24,25,26を設けたものであるが、
この実施例においては、相対的変位量の最も少い絞り羽
根26の切欠26aにも角部を設けて、これらの絞り羽
根の切欠によって形成される開口部の形状を六角形とし
たものである。第6図および第7図は、その絞り操作中
の順次の状態を示す。
第8図は本発明装置の第3の実施例を示すもので、2枚
の絞り羽根34,35の外に2枚の補助的絞り羽根3
6,37を設けて、その切欠によって六角形の開口形状
を形成するようにしたものを示す。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、2枚の絞り羽根の外
に、少くとも1枚の補助的絞り羽根を設け、この補助的
絞り羽根の切欠を他の絞り羽根における切欠とは異なる
形状のものとし且つその相対的変位量を他の絞り羽根と
は異なるものとすることによって、五角形以上の多角形
開口部が開放附近を除いて相対的に小絞りまで絞り込む
事を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図−第5図は本発明による絞り装置の第1の実施例
を示す図で、第1図はその側面図、第2図はその分解斜
視図、第3図,第4図,第5図は絞り開放状態から絞り
込み状態までの順次の段階を示す上面図である。第6図
および第7図は本発明絞り装置の第2の実施例を示す図
で、第6図は僅かに絞り込んだ状態、第7図はさらに絞
り込んだ状態を示す上面図である。第8図は本発明絞り
装置の第3の実施例を示す上面図である。第9図−第1
2図は従来型の絞り装置を示す図で、第9図はその側面
図、第10図はその分解斜視図、第10図、第11図、
第12図は絞り開放状態から絞り込み状態までの順次の
段階を示す上面図である。 1,11…駆動モータ、 2,12…羽根駆動レバー、 3,13…本体地板、 4,5,14,15,16,24,25,26, 34,35,36,37…絞り羽根、 4a,5a,14a,15a,16a,24a, 25a,26a…絞り形成用切欠。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光軸と直交する面上で同一直線上を相対的
    に平行移動するように配置され、それぞれ、絞り形成用
    切欠をもつ2枚の絞り羽根を含む絞り装置において、上
    記の絞り羽根と同一面上で同一直線上を移動し、上記の
    絞り羽根における絞り形成用切欠とは異なる形状の絞り
    形成用切欠を有し、且つ該絞り羽根とは異なる相対的変
    位量をもつ少くとも1枚の補助的絞り羽根を設けたこと
    を特徴とする絞り装置。
JP60243644A 1985-06-28 1985-10-30 絞り装置 Expired - Lifetime JPH063520B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60243644A JPH063520B2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30 絞り装置
US06/878,605 US4797700A (en) 1985-06-28 1986-06-26 Diaphragm device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60243644A JPH063520B2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30 絞り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62103623A JPS62103623A (ja) 1987-05-14
JPH063520B2 true JPH063520B2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=17106884

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60243644A Expired - Lifetime JPH063520B2 (ja) 1985-06-28 1985-10-30 絞り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8142085B2 (en) 2009-10-20 2012-03-27 Canon Kabushiki Kaisha Aperture unit and lens barrel including the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2559899B2 (ja) * 1990-10-08 1996-12-04 キヤノン電子株式会社 光量調節装置
JP2011112946A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Victor Co Of Japan Ltd 絞り機構

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JPS62103623A (ja) 1987-05-14

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