JP4192385B2 - 吸着式冷凍機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸着式冷凍機に関するもので、空調装置に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】
出願人は、少なくとも4個の吸着器を有する吸着式冷凍機を出願している(特開平9−303900号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報に記載の発明では、4個の吸着器を具体的にどのように制御すべきかが記載されておらず、実際に作動するものを制作することが困難である。
【0004】
本発明は、上記点に鑑み、4個の吸着器を有する吸着式冷凍機の具体的な作動を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、冷媒が封入され、かつ、蒸気冷媒を吸着するとともに加熱されることにより吸着した冷媒を脱離する吸着剤(11、21、31、41)、吸着剤(11、21、31、41)と熱媒体とを熱交換する吸着コア(12、22、32、42)、及び熱媒体と冷媒とを熱交換する蒸発凝縮コア(13、23、33、43)が収納された第1、2、3、4吸着器(10、20、30、40)と、蒸発凝縮コア(13、23、33、43)にて冷却された熱媒体が循環し、冷却対象を冷却する冷却器(50)と、第1〜4吸着器(10、20、30、40)に高温の熱媒体を供給する加熱手段(60)と、第1〜4吸着器(10、20、30、40)に高温の熱媒体より低温の熱媒体を供給する冷却手段(70)とを備え、冷却器(50)と第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)との間に熱媒体を循環させるとともに、第1吸着器(10)の吸着コア(12)に低温の熱媒体を循環させ、かつ、第2吸着器(20)の吸着コア(22)に冷却器(50)から流出した熱媒体を循環させ、一方、第3、4吸着器(30、40)の吸着コア(32、43)に高温の熱媒体を循環させるとともに、第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)に低温の熱媒体を循環させる第1状態(I)と、冷却器(50)と第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)との間に熱媒体を循環させるとともに、第1、2吸着器(10、20)の吸着コア(12、22)に低温の熱媒体を循環させ、一方、第3、4吸着器(30、40)の吸着コア(32、42)に高温の熱媒体を循環させるとともに、第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)に低温の熱媒体を循環させる第2状態(II)と、第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)入口に低温の熱媒体を供給するとともに、第1、2吸着器(10、20)の吸着コア(12、22)入口に高温の熱媒体を供給し、一方、第3、4吸着器(30、40)の吸着コア(32、42)入口に低温の熱媒体を供給するとともに、第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)に冷却器(50)から流出した熱媒体を供給する第3状態(III)と、第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)に低温の熱媒体を循環させるとともに、第1、2吸着器(10、20)の吸着コア(12、22)に高温の熱媒体を循環させ、一方、第3、4吸着器(30、40)の吸着コア(32、42)に低温の熱媒体を循環させるとともに、第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)に冷却器(50)から流出した熱媒体が満たされた状態でその熱媒体の循環を停止させる第4状態(IV)と、冷却器(50)と第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)との間に熱媒体を循環させるとともに、第3吸着器(30)の吸着コア(32)に低温の熱媒体を循環させ、かつ、第4吸着器(40)の吸着コア(42)に冷却器(50)から流出した熱媒体を循環させ、一方、第1、2吸着器(10、20)の吸着コア(12、22)に高温の熱媒体を循環させるとともに、第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)に低温の熱媒体を循環させる第5状態(V)と、冷却器(50)と第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)との間に熱媒体を循環させるとともに、第3、4吸着器(30、40)の吸着コア(32、42)に低温の熱媒体を循環させ、一方、第1、2吸着器(10、20)の吸着コア(12、22)に高温の熱媒体を循環させるとともに、第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)に低温の熱媒体を循環させる第6状態(VI)と、第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)に低温の熱媒体を供給するとともに、第3、4吸着器(30、40)の吸着コア(32、42)入口に高温の熱媒体を供給し、一方、第1、2吸着器(10、20)の吸着コア(12、22)入口に低温の熱媒体を供給するとともに、第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)に冷却器(50)から流出した熱媒体を供給する第7状態(VII)と、第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)に低温の熱媒体を循環させるとともに、第3、4吸着器(30、40)の吸着コア(32、42)に高温の熱媒体を循環させ、一方、第1、2吸着器(10、20)の吸着コア(12、22)に低温の熱媒体を循環させるとともに、第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)に冷却器(50)から流出した熱媒体が満たされた状態でその熱媒体の循環を停止させる第8状態(VIII)と、を切り換える切換制御手段(110)を備え、切換制御手段(110)は、第1状態(I)→第2状態(II)→第3状態(III)→第4状態(IV)→第5状態(V)→第6状態(VI)→第7状態(VII)→第8状態(VIII)→第1状態(I)の順に状態を切り換える第1切換制御パターンを有していることを特徴とする。
【0006】
これにより、第1、5状態において吸着コアを冷却していた冷却器(50)から流出する熱媒体が、第2、6状態においては吸着コアに供給されることなく吸着工程にある蒸発凝縮コアに供給されるので、吸着コアを冷却して加熱された熱媒体が、次回、吸着工程となる蒸発凝縮コアに供給されてしまうことを防止できる。したがって、次回、吸着工程となる蒸発凝縮コアが加熱されてしまうことを未然に防止できるので、吸着式冷凍機の冷凍能力が損なわれることを防止できる。
【0007】
請求項2に記載の発明では、切換制御手段(110)は、第4状態(IV)→第7状態(VII)→第8状態(VIII)→第3状態(III)→第4状態(IV)の順に状態を切り換える第2切換制御パターンを有していることを特徴とする。
【0008】
これにより、冷凍能力が多く必要な時に第2制御パンターンを実行すれば、吸着器2台分の冷凍能力を冷却器(50)から取り出すことができ、吸着式冷凍機の成績係数を向上させることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明では、第1、5状態(I、V)の運転時間を延長する際に、切換制御手段(110)は、第1状態(I)→第3状態(III)→第4状態(IV)→第5状態(V)→第7状態(VII)→第8状態(VIII)→第1状態(I)の順に状態を切り換えることを特徴とする。
【0010】
これにより、第1、5状態を延長すると、吸着器(20、40)内の吸着剤(21、41)の発熱量が減少するので、第2、6状態を実行しなくてもよく、第1状態から第5状態への移行又は第5状態から第1状態への移行を素早く行うことができる。したがって、吸着式冷凍機が冷凍能力を発揮している時間を長くすることができるので、吸着式冷凍機の効率を向上させることができる。
【0011】
請求項4に記載の発明では、第1状態(I)又は第5状態(V)のときに蒸発凝縮コア(13、23、33、43)を供給される熱媒体の流量より、第3状態(III)又は第7状態(VII)のときに蒸発凝縮コア(13、23、33、43)に供給される熱媒体の流量を大きくすることを特徴とする。
【0012】
これにより、第3状態(III)又は第7状態(VII)の運転時間を短縮することができるので、吸着式冷凍機が冷凍能力を発揮している時間を長くすることができ、吸着式冷凍機の冷凍能力及び成績係数を向上させることができる。
【0013】
請求項5に記載の発明では、切換制御手段(110)は、熱媒体流れを切り換えるバルブ(91〜101、201〜206)及び熱媒体を循環させるポンプ(81〜83)を制御することにより熱媒体流れを制御しており、切換制御手段(110)は、バルブ(91〜101、201〜206)を切り換え作動させるときには、ポンプ(81〜83)を制御して、その切り換え作動させるバルブ(91〜101、201〜206)に熱媒体を循環させることを停止することを特徴とする。
【0014】
これにより、バルブ(91〜101、201〜206)を切り換える際に、バルブ(91〜101、201〜206)に水撃(ウォータハンマー)による大きな力が作用することを防止できる。
【0015】
請求項6に記載の発明では、熱媒体が流通する熱媒体流路のうち、熱媒体が一方向にのみ流通する部位には、逆止弁(207)が設けられていることを特徴とする。
【0016】
これにより、ポンプ(81〜83)を停止させても、ポンプ圧により押し込まれていた熱媒体が逆流してしまうことを防止できるので、熱媒体の入れ替えを迅速、かつ、的確に行うことができる、吸着式冷凍機の能力を十分に発揮させることができる。
【0017】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明に係る吸着式冷凍機を車両用空調装置に適用したものであって、図1は本実施形態に係る車両用空調装置の模式図である。10、20、30、40は第1〜4吸着器であり、これら吸着器10、20、30、40は、冷媒(本実施形態では、水)が封入され、かつ、蒸気冷媒を吸着するとともに加熱されることにより吸着した冷媒を脱離するシリカゲル等の吸着剤11、21、31、41、表面に吸着剤11、21、31、41が接着されて吸着剤11、21、31、41と熱媒体(本実施形態では、エチレングリコール系の不凍液が混入された水であり、エンジン冷却水と同じものである。)とを熱交換する吸着コア12、22、32、42、及び熱媒体と冷媒とを熱交換する蒸発凝縮コア13、23、33、43が収納されたものである。なお、第1〜4吸着器10、20、30、40内は、略真空に保たれている。
【0019】
50は蒸発凝縮コア13、23、33、43にて冷却された熱媒体が循環し、室内に吹き出す空気(冷却対象)を冷却する室内熱交換器(冷却器)であり、60は車両走行用のエンジン(加熱手段)であり、吸着剤11、21、31、41は、エンジン60の廃熱(エンジン冷却水)を熱源として加熱される。
【0020】
70は熱媒体と室外空気とを熱交換してエンジン冷却水(高温の熱媒体)より低い温度の熱媒体を第1〜4吸着器10、20、30、40に供給する室外熱交換器(冷却手段)であり、81〜83は熱媒体(エンジン冷却水を含む。)を第1〜4吸着器10、20、30、40、室内熱交換器50、室外熱交換器60及びエンジン60間を循環させる電動式の第1〜3ポンプである。
【0021】
91〜101は熱媒体流れを切り換える電気式の切換弁であり、これら切換弁のうち91〜96、100は四方弁であり、97、98は三方弁であり、99、101は2方弁である。
【0022】
102はエンジン60から流出して第1〜4吸着器10、20、30、40側に流れる熱媒体(エンジン冷却水)の温度を検出する第1水温センサ(第1温度検出手段)であり、103は第1〜4吸着器10、20、30、40側からエンジン60に戻ってくる熱媒体(エンジン冷却水)の温度を検出する第2水温センサ(第2温度検出手段)であり、104は室外熱交換器70から流出する熱媒体(エンジン冷却水)の温度を検出する第3水温センサ(第3温度検出手段)である。
【0023】
61はエンジン冷却水を冷却するラジエータであり、62はラジエータ61に流通させる流量を調節することによりエンジン冷却水の温度を所定温度(80℃〜110℃)に保つサーモスタットである。105は室外空気温度を検出する外気温センサ(外気温度検出手段)であり、106は室内熱交換器50に流入する空気の温度を検出する流入空気温度センサ(流入空気温度検出手段)であり、各センサ102〜106の検出値は、電子制御装置(ECU)110に入力されている。
【0024】
そして、ECU110(切換制御手段)は、各センサ102〜106の検出値に基づいて予め設定されたプログラムに従って第1〜3ポンプ81〜83及び切換弁91〜101を制御する。
【0025】
次に、本実施形態に係る車両用空調装置(吸着式冷凍機)の基本作動状態を述べる。
【0026】
1.第1状態(I)
第1状態とは、図2に示すように、室内熱交換器50と第1、2吸着器10、20の蒸発凝縮コア13、23との間に熱媒体を循環させるとともに、第1吸着器10の吸着コア12に低温の熱媒体(室外熱交換器70にて冷却された熱媒体)を循環させ、かつ、第2吸着器20の吸着コア22に室内熱交換器50から流出した熱媒体を循環させ、一方、第3、4吸着器30、40の吸着コア32、42に高温の熱媒体(エンジン60から流出したエンジン冷却水)を循環させるとともに、第3、4吸着器30、40の蒸発凝縮コア33、43に低温の熱媒体を循環させる状態を言う。
【0027】
2.第2状態(II)
第2状態とは、図3に示すように、室内熱交換器50と第1、2吸着器10、20の蒸発凝縮コア13、23との間に熱媒体を循環させるとともに、第1、2吸着器10、20の吸着コア12、22に低温の熱媒体を循環させ、一方、第3、4吸着器30、40の吸着コア32、42に高温の熱媒体を循環させるとともに、第3、4吸着器30、40の蒸発凝縮コア33、43に低温の熱媒体を循環させる状態を言う。
【0028】
第3状態(III)
第3状態とは、図4に示すように、第1、2吸着器10、20の蒸発凝縮コア13、23に低温の熱媒体を供給するとともに、第1、2吸着器10、20の吸着コア12、22入口に高温の熱媒体を供給し、一方、第3、4吸着器30、40の吸着コア32、42入口に低温の熱媒体を供給するとともに、第3、4吸着器30、40の蒸発凝縮33、43コア入口に室内熱交換器50から流出した熱媒体を供給する状態を言う。
【0029】
第4状態(IV)
第4状態とは、図5に示すように、第1、2吸着器10、20の蒸発凝縮コア13、23に低温の熱媒体を循環させるとともに、第1、2吸着器10、20の吸着コア12、22に高温の熱媒体を循環させ、一方、第3、4吸着器30、40の吸着コア32、42に低温の熱媒体を循環させるとともに、第3、4吸着器30、40の蒸発凝縮コア33、43に室内熱交換器50から流出した熱媒体が満たされた状態で第1ポンプ81を停止して、蒸発凝縮コア33、43内で熱媒体が循環することを停止させる状態をいう。
【0030】
第5状態(V)
第5状態とは、図6に示すように、室内熱交換器50と第3、4吸着器30、40の蒸発凝縮コア33、43との間に熱媒体を循環させるとともに、第3吸着器30の吸着コア32に低温の熱媒体を循環させ、かつ、第4吸着器40の吸着コア43に室内熱交換器50から流出した熱媒体を循環させ、一方、第1、2吸着器10、20の吸着コア12、22に高温の熱媒体を循環させるとともに、第1、2吸着器10、20の蒸発凝縮コア13、23に低温の熱媒体を循環させる状態を言う。
【0031】
第6状態(VI)
第6状態とは、図7に示すように、室内熱交換器50と第3、4吸着器30、40の蒸発凝縮コア33、43との間に熱媒体を循環させるとともに、第3、4吸着器30、40の吸着コア32、42に低温の熱媒体を循環させ、一方、第1、2吸着器10、20の吸着コア12、22に高温の熱媒体を循環させるとともに、第1、2吸着器10、20の蒸発凝縮コア13、43に低温の熱媒体を循環させる状態を言う。
【0032】
第7状態(VII)
第7状態とは、図8に示すように、第3、4吸着器30、40の蒸発凝縮コア33、43入口に低温の熱媒体を供給するとともに、第3、4吸着器30、40の吸着コア32、42入口に高温の熱媒体を供給し、一方、第1、2吸着器10、20の吸着コア12、22に低温の熱媒体を供給するとともに、第1、2吸着器10、20の蒸発凝縮コア13、23入口に室内熱交換器50から流出した熱媒体を供給する状態を言う。
【0033】
第8状態(VIII)
第8状態とは、図9に示すように、第3、4吸着器30、40の蒸発凝縮コア33、43に低温の熱媒体を循環させるとともに、第3、4吸着器30、40の吸着コア32、42に高温の熱媒体を循環させ、一方、第1、2吸着器10、20の吸着コア12、22に低温の熱媒体を循環させるとともに、第1、2吸着器10、20の蒸発凝縮コア13、23に室内熱交換器50から流出した熱媒体が満たされた状態で第1ポンプ81を停止して、蒸発凝縮コア13、23内で熱媒体が循環することを停止させる状態をいう。
【0034】
なお、図10は各切換弁91〜101及び第1ポンプ81の作動を示すタイムチャートである。因みに、本実施形態では、第1、5状態の運転時間は、吸着剤の水分(蒸気冷媒)吸着能力が飽和するまでの時間に基づいて選定されたもので、きゅちゃうき作動時の吸着器内相対湿度域や吸着剤の種類及び量等により変化するものである。
【0035】
次に、上記第1〜8状態に基づいて本実施形態の作動を述べる。
【0036】
1.通常運転モード
この通常運転モードにおいては、第1状態(I)→第2状態(II)→第3状態(III)→第4状態(IV)→第5状態(V)→第6状態(VI)→第7状態(VII)→第8状態(VIII)→第1状態(I)の順に状態を切り換える第1切換制御パターンとするものである。
【0037】
因みに、第3状態(III)及び第7状態(VII)の運転時間は、脱離工程にあった吸着器の蒸発凝縮コア内の低温の熱媒体を室内熱交換器50から流出した熱媒体と入れ替えるに必要な時間を言うものであり、第1ポンプ81の吐出流量と蒸発凝縮コア13、23又は33、43内の熱媒体通路体積とによって決定されるものである。
【0038】
ここで、脱離工程とは、冷媒を吸着した吸着剤が接着された吸着コアに高温の熱媒体を供給して吸着剤を加熱することにより、吸着していた冷媒を脱離放出させる工程を言う。具体的には、第1〜4状態における第3、4吸着30、40及び第5〜7状態における第1、2吸着器10、20が脱離工程にある。
【0039】
ところで、通常運転モードにおいては、第1〜3状態及び第5〜7状態において室内に吹き出す空気が冷却されるが、第1、5状態においては、室内熱交換器50から流出する熱媒体により吸着工程にある吸着器の吸着剤が冷却されるため、実際に室内に吹き出す空気を冷却する冷凍能力は、第1状態においては第1吸着器10にて発生した冷凍能力であり、第5状態においては第3吸着器30にて発生した冷凍能力である。
【0040】
ここで、吸着工程とは、吸着器内の液相冷媒が蒸発し、その蒸発した蒸気(気相)冷媒を吸着剤にて吸着する工程を言い、吸着工程にある吸着器では、冷媒の蒸発潜熱により冷凍能力が発揮される。
【0041】
因みに、第1状態における第2吸着器20及び第5状態における第4吸着器40は、第1吸着器10又は第3吸着器30にて冷却された熱媒体を室内空気と熱交換することができる程度までその温度を低下させるもので、室内に吹き出す空気から汲み上げる(除去する)熱量を増加させることには直接に関与していない。
【0042】
2.高負荷運転モード
この高負荷運転モードは、室内熱交換器50に流入する空気の温度(流入空気温度センサ106の検出温度)が略40℃以上と室内熱交換器50で必要とする熱負荷が大きいときに実行されるモードであり、第4状態(IV)→第7状態(VII)→第8状態(VIII)→第3状態(III)→第4状態(IV)の順に状態を切り換える第2切換制御パターンとするものである。
【0043】
そして、この高負荷運転モードでは、第1、5状態を省くことにより室内熱交換器50から流出する熱媒体により吸着工程にある吸着器の吸着剤が冷却されないため、吸着工程にある2個の吸着器にて発生した冷凍能力の略全てを室内に吹き出す空気を冷却することに関与させることができ、大きな熱負荷に対応することができる。
【0044】
なお、高負荷運転モードでは、室内熱交換器50から流出する熱媒体により吸着工程にある吸着器の吸着剤を冷却していないので、室内に吹き出す空気の温度を通常運転モードと同等程度まで低下させることができないものの、前述のごとく、吸着工程にある2個の吸着器にて発生した冷凍能力の略全てを室内に吹き出す空気を冷却することに関与させることができるので、吸着式冷凍機の成績係数を向上させることができ、エンジン60の廃熱を効率的に有効利用することができる。
【0045】
因みに、この場合の吸着式冷凍機の成績係数とは、室内に吹き出す空気から汲み上げる(除去する)熱量をエンジン60から供給された熱量で割った値である。
【0046】
3.低負荷運転モード
この低負荷運転モードは、室内熱交換器50に流入する空気の温度が略22℃以上、27℃以下と室内熱交換器50で必要とする熱負荷が小さいときに実行されるモードである。具体的には、高負荷運転モードと同様に、第4状態(IV)→第7状態(VII)→第8状態(VIII)→第3状態(III)→第4状態(IV)の順に状態を切り換える第2切換制御パターンとするものである。
【0047】
これにより、高負荷運転モードと同様に、室内熱交換器50に流入する空気の温度を大きく低下させることができないものの、そもそも室内熱交換器50に流入する空気の温度が低いので、室内に吹き出す空気の温度を実用上十分な温度まで低下させつつ、吸着式冷凍機の成績係数を向上させることができることができる。
【0048】
4.延長運転モード
この延長運転モードは、第1、5状態の運転時間を初期設定時間(図10参照)から延長するときに実行されるモードである。具体的には、第1状態(I)→第3状態(III)→第4状態(IV)→第5状態(V)→第7状態(VII)→第8状態(VIII)→第1状態(I)の順に状態を切り換える第3切換制御パターンとするものである。
【0049】
そして、この延長運転モードでは、第2、6状態が省略されるので、例えば第1状態から第3、4状態に移行する際に、吸着工程時に(第1状態において)吸着コア22内を流通していた熱媒体が、次に吸着工程となる吸着器30、40の蒸発凝縮コア33、43にそのまま流入してしまい、吸着コア22にて加熱された熱媒体により蒸発凝縮コア33、43が加熱されるおそれがある。
【0050】
しかし、第1、5状態の運転時間を初期設定時間から延長した場合には、吸着剤の水分吸着能力(水分吸着量)が低下して水分吸着時に発生する吸着熱が減少しているので、吸着工程時に吸着コア内を流通していた熱媒体を、次に吸着工程となる吸着器の蒸発凝縮コアにそのまま流入させても実用上問題ない。
【0051】
また、本実施形態に係る延長運転モードでは、エンジン60から流出して第1〜4吸着器10、20、30、40側に流れる供給熱媒体温度(第1水温センサ102の検出温度)と、第1〜4吸着器10、20、30、40側からエンジン60に戻ってくる流出熱媒体温度(第2水温センサ103の検出温度)との差が所定温度差となるまで第1、5状態の運転時間を初期設定時間から延長している。
【0052】
ここで、所定温度差とは、温度差が略0℃となる状態で、具体的には、1℃以上、5℃以下程度温度差を言うものである。
【0053】
次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0054】
第1、5状態において吸着コアを冷却していた室内熱交換器50から流出する熱媒体が、第2、6状態においては吸着コアに供給されることなく吸着工程にある蒸発凝縮コアに供給されるので、吸着コアを冷却して加熱された熱媒体が、次回、吸着工程となる蒸発凝縮コアに供給されてしまうことを防止できる。
【0055】
したがって、次回、吸着工程となる蒸発凝縮コアが加熱されてしまうことを未然に防止できるので、通常運転モード、高負荷運転モード及び低負荷運転モードにおいて、吸着式冷凍機(空調装置)の冷凍能力が損なわれることを防止できる。
【0056】
また、第3、7状態において、次回、吸着工程となる蒸発凝縮コアに室内熱交換器50から流出した熱媒体が供給されるので、室内熱交換器50を循環する熱媒体より温度の高い室外熱交換器70から流出する低温の熱媒体を排出することができる。したがって、次回、吸着工程となる蒸発凝縮コアを冷却できるので、通常運転モード、高負荷運転モード、低負荷運転モード及び延長運転モードにおいて、吸着式冷凍機(空調装置)の冷凍能力が損なわれることを防止できる。
【0057】
また、延長運転モードでは、第2、6状態を実行せずに第3、7状態に移行するので、吸着式冷凍機の作動工程を短縮することができるので、エンジン60から供給された熱を有効に吸着式冷凍機を駆動する熱源(エネルギ)として活用することができ、吸着式冷凍機の成績係数を向上させることができる。
【0058】
また、延長運転モードにおいては、供給熱媒体温度と流出熱媒体温度との差が所定温度差となるまで第1、5状態の運転時間を初期設定時間から延長するので、吸着剤に吸着された水分を略全量脱離放出させることが可能となる。したがって、エンジン60から供給された熱を有効に吸着式冷凍機を駆動する熱源(エネルギ)として活用することができるので、吸着式冷凍機の成績係数を向上させることができる。
【0059】
(第2実施形態)
第1実施形態では、第1ポンプ81の流量を作動状態によらず略一定としたが、本実施形態では、第1状態(I)又は第5状態(V)のときに蒸発凝縮コアに供給する熱媒体の流量より、第3状態(III)又は第7状態(VII)のときに蒸発凝縮コアに供給する熱媒体の流量を大きくしたものである。
【0060】
これにより、第3状態(III)又は第7状態(VII)の運転時間を短縮することができるので、吸着式冷凍機が冷凍能力を発揮している時間を長くすることができ、吸着式冷凍機の冷凍能力及び成績係数を向上させることができる。
【0061】
(第3実施形態)
第1実施形態の延長運転モードにおいては、供給熱媒体温度と流出熱媒体温度との差が所定温度差となるまで第1、5状態の運転時間を初期設定時間から延長したが、本実施形態は、供給熱媒体温度が所定温度(例えば、80℃以上、100℃以下)となるまで第1、5状態の運転時間を初期設定時間から延長するものである。
【0062】
このとき、エンジン冷却水は、前述のごとく、所定温度に保たれるように制御されているので、供給熱媒体温度が所定温度となるまで第1、5状態の運転時間を初期設定時間から延長すれば、供給熱媒体温度と流出熱媒体温度との差が所定温度差となるまで第1、5状態の運転時間を初期設定時間から延長したものと同等になる。
【0063】
(第4実施形態)
第1実施形態の延長運転モードにおいては、供給熱媒体温度と流出熱媒体温度との差が所定温度差となるまで第1、5状態の運転時間を初期設定時間から延長したが、本実施形態は、流出熱媒体温度が所定温度(例えば、80℃以上、90℃以下)となるまで第1、5状態の運転時間を初期設定時間から延長するものである。
【0064】
このとき、エンジン冷却水は、前述のごとく、所定温度に保たれるように制御されているので、流出熱媒体温度が所定温度となるまで第1、5状態の運転時間を初期設定時間から延長すれば、供給熱媒体温度と流出熱媒体温度との差が所定温度差となるまで第1、5状態の運転時間を初期設定時間から延長したものと同等になる。
【0065】
(第5実施形態)
上述の実施形態では、吸着剤の水分吸着能力に基づいて第1、5状態の運転時間を予め設定したが、本実施形態は、エンジン60の稼働状態(発熱量)を検出し、その検出値に基づいて第1、5状態の運転時間を可変制御するものである。
【0066】
なお、エンジン60の稼働状態(発熱量)を検出するに当たっては、例えばエンジン冷却水温度又はエンジンに供給される燃料量(燃料噴射量)等に基づいて決定することが望ましい。
【0067】
(第6実施形態)
上述の実施形態では、熱媒体流れを切り換える切換弁(バルブ)として三方弁及び四方弁を用いて吸着式冷凍機を採用したが、本実施形態は、図11に示すように、四方弁201〜204及び六方弁205、206を用いて吸着式冷凍機を構成したものである。
【0068】
そして、図12は第1状態(I)を示す模式図であり、図13は第2状態(II)を示す模式図であり、図14は第3状態(III)を示す模式図であり、図15は第4状態(IV)を示す模式図であり、図16は第5状態(V)を示す模式図であり、図17は第6状態(VI)を示す模式図であり、図18は第7状態(VII)を示す模式図であり、図19は第8状態(VIII)を示す模式図であり、図20は各切換弁201〜206及び第1ポンプ81の作動を示すタイムチャートである。
【0069】
(第7実施形態)
本実施形態は、図21に示される各切換弁201〜206及び第1〜3ポンプ81〜83の作動タイムチャートように、各切換弁201〜206を切り換え作動させるときには、その切り換え作動させる切換弁に熱媒体を循環させるポンプを、その切換タイミング(切り換える時)を挟んで所定時間だけ停止させるものである。
【0070】
ところで、切換弁201〜206を切り換える際には、図22に示すように、瞬間的に切換弁201〜206が全閉状態となるので、切換弁201〜206に作用する水撃(ウォータハンマー)により切換弁201〜206に大きな力が作用して異音が発生するおそれがある。なお、図22では、四方弁が記載されているが、これは一例であり、四方弁のみを示すものではない。
【0071】
これに対して、本実施形態では、切り換え作動させる切換弁に熱媒体を循環させるポンプを停止させるので、切換弁201〜206に水撃(ウォータハンマー)による大きな力が作用することを防止できる。
【0072】
なお、図21は第6実施形態に係る吸着式冷凍機を例に本実施形態を説明したが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、例えば第1実施形態に係る吸着式冷凍機にも適用することができる。
【0073】
(第8実施形態)
本実施形態は、第7実施形態において、図23に示すように、熱媒体が流通する熱媒体流路のうち、熱媒体が一方向にのみ流通する部位に逆止弁207を設けたものである。なお、図23では、四方弁が記載されているが、これは一例であり、四方弁のみを示すものではない。
【0074】
ところで、第7実施形態では、切換弁201〜206を切り換え作動させる際に、ポンプ81〜83を停止させるので、ポンプ81〜83を停止させたときにポンプ圧により押し込まれていた熱媒体が逆流してしまうおそれがある。そして、熱媒体が逆流すると、熱媒体の入れ替えを迅速、かつ、的確に行うことが難しいので、吸着式冷凍機の能力が低下してしまうおそれがある。
【0075】
これに対して、本実施形態では、逆止弁207を有しているので、切換弁201〜206を切り換え作動させる際にポンプ81〜83を停止させても、ポンプ圧により押し込まれていた熱媒体が逆流してしまうことを防止できる。したがって、熱媒体の入れ替えを迅速、かつ、的確に行うことができるので、吸着式冷凍機の能力を十分に発揮させることができる。
【0076】
なお、図23では、逆止弁207を切換弁の出口側に設けられていたが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、熱媒体が流通する熱媒体流路のうち、熱媒体が一方向にのみ流通する部位であればどこでもよい。
【0077】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、車両用空調装置に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の冷凍機に適用することができる。
【0078】
また、吸着剤としてシリカゲルを用いていたが、他にも、活性アルミナ、活性炭、ゼオライト、モレキュラーシービングカーボン等を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る吸着冷凍機の模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る吸着冷凍機の第1状態を示す模式図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る吸着冷凍機の第2状態を示す模式図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る吸着冷凍機の第3状態を示す模式図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る吸着冷凍機の第4状態を示す模式図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る吸着冷凍機の第5状態を示す模式図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る吸着冷凍機の第6状態を示す模式図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る吸着冷凍機の第7状態を示す模式図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る吸着冷凍機の第8状態を示す模式図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係る吸着冷凍機の切換弁及び第1ポンプの作動を示すチャートである。
【図11】本発明の第6実施形態に係る吸着冷凍機の模式図である。
【図12】本発明の第6実施形態に係る吸着冷凍機の第1状態を示す模式図である。
【図13】本発明の第6実施形態に係る吸着冷凍機の第2状態を示す模式図である。
【図14】本発明の第6実施形態に係る吸着冷凍機の第3状態を示す模式図である。
【図15】本発明の第6実施形態に係る吸着冷凍機の第4状態を示す模式図である。
【図16】本発明の第6実施形態に係る吸着冷凍機の第5状態を示す模式図である。
【図17】本発明の第6実施形態に係る吸着冷凍機の第6状態を示す模式図である。
【図18】本発明の第6実施形態に係る吸着冷凍機の第7状態を示す模式図である。
【図19】本発明の第6実施形態に係る吸着冷凍機の第8状態を示す模式図である。
【図20】本発明の第6実施形態に係る吸着冷凍機の切換弁及び第1ポンプの作動を示すチャートである。
【図21】本発明の第7実施形態に係る吸着冷凍機の切換弁及びポンプの作動を示すチャートである。
【図22】本発明の実施形態に係る吸着冷凍機の切換弁の作動を示す模式図である。
【図23】本発明の第8実施形態に係る吸着冷凍機に配設された逆止弁を示す模式図である。
【符号の説明】
10、20、30、40…吸着器、
11、21、31、41…吸着剤、
12、22、32、42…吸着コア
13、23、33、43…蒸発凝縮コア
50…室内熱交換器、60…エンジン、70…室外熱交換器。
Claims (6)
- 冷媒が封入され、かつ、蒸気冷媒を吸着するとともに加熱されることにより吸着した冷媒を脱離する吸着剤(11、21、31、41)、前記吸着剤(11、21、31、41)と熱媒体とを熱交換する吸着コア(12、22、32、42)、及び熱媒体と冷媒とを熱交換する蒸発凝縮コア(13、23、33、43)が収納された第1、2、3、4吸着器(10、20、30、40)と、
前記蒸発凝縮コア(13、23、33、43)にて冷却された熱媒体が循環し、冷却対象を冷却する冷却器(50)と、
前記第1〜4吸着器(10、20、30、40)に高温の熱媒体を供給する加熱手段(60)と、
前記第1〜4吸着器(10、20、30、40)に前記高温の熱媒体より低温の熱媒体を供給する冷却手段(70)とを備え、
前記冷却器(50)と前記第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)との間に熱媒体を循環させるとともに、前記第1吸着器(10)の前記吸着コア(12)に前記低温の熱媒体を循環させ、かつ、前記第2吸着器(20)の前記吸着コア(22)に前記冷却器(50)から流出した熱媒体を循環させ、一方、前記第3、4吸着器(30、40)の前記吸着コア(32、43)に前記高温の熱媒体を循環させるとともに、前記第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)に前記低温の熱媒体を循環させる第1状態(I)と、
前記冷却器(50)と前記第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)との間に熱媒体を循環させるとともに、前記第1、2吸着器(10、20)の前記吸着コア(12、22)に前記低温の熱媒体を循環させ、一方、前記第3、4吸着器(30、40)の前記吸着コア(32、42)に前記高温の熱媒体を循環させるとともに、前記第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)に前記低温の熱媒体を循環させる第2状態(II)と、
前記第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)入口に前記低温の熱媒体を供給するとともに、前記第1、2吸着器(10、20)の前記吸着コア(12、22)入口に前記高温の熱媒体を供給し、一方、前記第3、4吸着器(30、40)の前記吸着コア(32、42)入口に前記低温の熱媒体を供給するとともに、前記第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)に前記冷却器(50)から流出した熱媒体を供給する第3状態(III)と、
前記第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)に前記低温の熱媒体を循環させるとともに、前記第1、2吸着器(10、20)の前記吸着コア(12、22)に前記高温の熱媒体を循環させ、一方、前記第3、4吸着器(30、40)の前記吸着コア(32、42)に前記低温の熱媒体を循環させるとともに、前記第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)に前記冷却器(50)から流出した熱媒体が満たされた状態でその熱媒体の循環を停止させる第4状態(IV)と、
前記冷却器(50)と前記第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)との間に熱媒体を循環させるとともに、前記第3吸着器(30)の前記吸着コア(32)に前記低温の熱媒体を循環させ、かつ、前記第4吸着器(40)の前記吸着コア(42)に前記冷却器(50)から流出した熱媒体を循環させ、一方、前記第1、2吸着器(10、20)の前記吸着コア(12、22)に前記高温の熱媒体を循環させるとともに、前記第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)に前記低温の熱媒体を循環させる第5状態(V)と、
前記冷却器(50)と前記第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)との間に熱媒体を循環させるとともに、前記第3、4吸着器(30、40)の前記吸着コア(32、42)に前記低温の熱媒体を循環させ、一方、前記第1、2吸着器(10、20)の前記吸着コア(12、22)に前記高温の熱媒体を循環させるとともに、前記第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)に前記低温の熱媒体を循環させる第6状態(VI)と、
前記第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)に前記低温の熱媒体を供給するとともに、前記第3、4吸着器(30、40)の前記吸着コア(32、42)入口に前記高温の熱媒体を供給し、一方、前記第1、2吸着器(10、20)の前記吸着コア(12、22)入口に前記低温の熱媒体を供給するとともに、前記第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)に前記冷却器(50)から流出した熱媒体を供給する第7状態(VII)と、
前記第3、4吸着器(30、40)の蒸発凝縮コア(33、43)に前記低温の熱媒体を循環させるとともに、前記第3、4吸着器(30、40)の前記吸着コア(32、42)に前記高温の熱媒体を循環させ、一方、前記第1、2吸着器(10、20)の前記吸着コア(12、22)に前記低温の熱媒体を循環させるとともに、前記第1、2吸着器(10、20)の蒸発凝縮コア(13、23)に前記冷却器(50)から流出した熱媒体が満たされた状態でその熱媒体の循環を停止させる第8状態(VIII)と、
を切り換える切換制御手段(110)を備え、
前記切換制御手段(110)は、前記第1状態(I)→前記第2状態(II)→前記第3状態(III)→前記第4状態(IV)→前記第5状態(V)→前記第6状態(VI)→前記第7状態(VII)→前記第8状態(VIII)→前記第1状態(I)の順に状態を切り換える第1切換制御パターンを有していることを特徴とする吸着式冷凍機。 - 前記切換制御手段(110)は、前記第4状態(IV)→前記第7状態(VII)→前記第8状態(VIII)→前記第3状態(III)→前記第4状態(IV)の順に状態を切り換える第2切換制御パターンを有していることを特徴とする請求項1に記載の吸着式冷凍機。
- 前記第1、5状態(I、V)の運転時間を延長する際には、前記切換制御手段(110)は、前記第1状態(I)→前記第3状態(III)→前記第4状態(IV)→前記第5状態(V)→前記第7状態(VII)→前記第8状態(VIII)→前記第1状態(I)の順に状態を切り換える第3切換制御パターンを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸着式冷凍機。
- 前記第1状態(I)又は前記第5状態(V)のときに前記蒸発凝縮コア(13、23、33、43)を供給される熱媒体の流量より、前記第3状態(III)又は前記第7状態(VII)のときに前記蒸発凝縮コア(13、23、33、43)に供給される熱媒体の流量を大きくすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の吸着式冷凍機。
- 前記切換制御手段(110)は、熱媒体流れを切り換えるバルブ(91〜101、201〜206)及び熱媒体を循環させるポンプ(81〜83)を制御することにより熱媒体流れを制御しており、
前記切換制御手段(110)は、前記バルブ(91〜101、201〜206)を切り換え作動させるときには、前記ポンプ(81〜83)を制御して、その切り換え作動させるバルブ(91〜101、201〜206)に熱媒体を循環させることを停止することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の吸着式冷凍機。 - 熱媒体が流通する熱媒体流路のうち、熱媒体が一方向にのみ流通する部位には、逆止弁(207)が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の吸着式冷凍機。
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