JP4189938B2 - 緩衝クッション - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は緩衝クッションに係り、とくに梱包する物品を緩衝する緩衝クッションに関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の物品を物流に供する場合には、物流段階の途中で物品が損傷されないように梱包あるいは包装を行なうようにしていた。一般的な包装形態は、物品を段ボールケース内に収納するとともに、物品と段ボールケースとの間の隙間の部分にコーナクッション等の緩衝クッションを配するようにしたものである。外部からの衝撃は上記コーナクッションによって吸収されて物品が保護される。精密機器や壊れ易い物品については、このような包装形態が必須になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこのような包装形態あるいは梱包形態によれば、それぞれの物品を段ボールケース内に収納した状態で、物品と段ボールケースとの間にそれぞれ発泡スチロール樹脂の緩衝クッションを配さなければならない。発泡スチロール樹脂の緩衝クッションは成形するための金型を要し、しかもこのような金型は、成形されるクッションの形状が違うと異なる金型を用意する必要がある。従ってコスト的に不利なものである。またこのような緩衝クッションは、リモネンのような特殊な薬剤によって溶解して再生することはできるものの、使用後に焼却廃棄を行なうと、黒煙を発生するとともに高熱を発して焼却炉を損傷することになる。従ってこのことから、廃棄物公害の原因になる。
【0004】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、成形するための金型を必要とせず、リサイクルが可能であって、しかも焼却廃棄しても公害を発生しないようにした緩衝クッションを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願の一発明は、梱包する物品を緩衝する緩衝クッションにおいて、
段ボールの段目と交差する方向に互いに平行な複数の切断線を形成するとともに、それぞれの切断線を部分的に連結し、
さらに前記段ボールの前記切断線によって区画される各領域に該各領域が重合わされたときに整合するように分割線を形成するとともに、段目の方向の端部側の前記切断線によって区画された領域の前記分割線と対応する位置に折曲げ可能な折曲げ線を形成し、
前記段ボールを前記切断線のところで該切断線によって区画される領域を交互に逆方向に折曲げて重合わせて接合するとともに、
前記切断線によって区画される各領域の前記分割線を整合させて分割し、前記段目の方向の端部側の前記切断線によって区画された領域の前記折曲げ線により前記分割線の両側の部分を互いに折曲げ可能にしたことを特徴とする緩衝クッションに関するものである。
【0006】
ここで前記切断線が段目と直交するように形成されるとともに、前記分割線が段目と平行に形成されてよい。また前記分割線が前記切断線と平行に形成されてよい。また前記分割線が予め切断されてよい。また前記分割線が切断誘導線から形成され、該分割線が切断されて折曲げ線のところで折曲げられてよい。また前記折曲げ線が段ボールの厚さ方向の一部が切断された折曲げ線であってよい。また前記折曲げ線がその長さ方向の一部が部分的に連結された折曲げ線であってよい。
【0007】
【作用】
本願の上記一発明によれば、切断線のところで段ボールを交互に逆方向に折曲げて重合わせて接合することによって緩衝クッションが得られる。ここで分割線の部分を分割すると、折曲げ線によってこの分割線の両側の部分が互いに折曲げ可能になり、これによって一部を折曲げた状態で用いることが可能な緩衝クッションが得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1〜図5は本発明の第1の実施の形態に係る緩衝クッションを示すものであって、この緩衝クッションは図1に示すような段ボール10から構成されている。段ボール10はほぼ長方形の形状をなすとともに、図1に示すようにその段目と直交する方向に互いに平行な11本の切断線11が形成されている。このような切断線11によって段ボール10は12枚の細長い板状体に区画されるようになる。それぞれの切断線11にはその長さ方向の中間位置にそれぞれが一対の切込み12によって区画された複数の連結部13が形成されるようになる。このような連結部13によって切断線11のところで互いに折曲げ可能に折曲げられるようになっている。
【0009】
さらにこの段ボール10は、図1において左右にそれぞれ1本ずつのミシン目から成る分割線17が段目と平行であって切断線11と直交するように形成されている。分割線17は1番上側の切断線11と交差する位置から、1番下側の切断線11と交差する位置まで形成されている。これに対して1番上側の切断線11よりも上方において分割線17の延長上には折曲げ線18が形成されている。1番下側の切断線11の下側であって分割線17の延長位置にも折曲げ線18が形成されている。
【0010】
なおここで折曲げ線18は通常の折曲げ線であって一部を変形させて単に溝を形成したものであるが、このような構成に代えて片側のライナを切断するか、片側のライナとともに中芯を切断して厚さ方向の一部を切断した切断線であってよい。
【0011】
またこの段ボール10はそれぞれの切断線11の長さ方向の中間位置においてこれらの切断線11に臨むように切断線22とその両側の分割線23とによってコ字状に切込みが入れられている。なお1番上側の切断線11よりも上側においては、切断線22に代えて両側の分割線23の先端部を折曲げ線24によって連結するようにしている。1番下側の切断線11の下側の部分においても、切断線22に代えて折曲げ線24が形成され、このような折曲げ線24が両側の分割線23の終端を連結している。
【0012】
次にこのような段ボール10によって緩衝クッションを組立てる動作について説明すると、図2に示すように、段ボール10を切断線11のところで互いに交互に逆方向に折曲げる。なおこのときに予め切断線11によって区画されるそれぞれの領域に澱粉糊を塗布しておくことによって、切断線11のところで折曲げて重合わせると、互いに接合されて図3に示すような状態になる。
【0013】
ここで両側の分割線17よりも外側の領域であって5番目の切断線11と6番目の切断線11との間の領域および6番目の切断線11と7番目の切断線11との間の領域にそれぞれ糊を塗布しないようにすると、図4に示すように両端がそれぞれ前後に折曲げられる。
【0014】
ここで分割線17のところで段ボール10を分割すると、折曲げ線18よりも先端側の部分が折曲げ線18を介して中間部分と連結されるようになる。すなわち左右のミシン目から成る分割線17の部分をそれぞれ分割することによって、この緩衝クッションの長さ方向の両端がその厚さ方向に2分割されるとともに折曲げ線18によって折曲げ可能に連結された状態になる。
【0015】
またこのような緩衝クッションは、切断線11に臨んで形成される切断線22と分割線23から成るコ字状の切込みの部分が互いに接合されることになる。そしてこのときに5番目の切断線11と6番目の切断線11との間の領域および6番目の切断線11と7番目の切断線11との間の領域においてこのようなコ字状の切込みの部分に糊を塗布しないでおくと、分割線23と切断線22とによって区画される領域は、1番上側の切断線11よりも上側の分割線23と折曲げ線24とによって区画される部分と1番下側の切断線11よりも下側の分割線23と折曲げ線24とによって区画される領域に接合されることになり、折曲げ線24によって他の部分から折曲げ可能に連結されるようになる。
【0016】
すなわちこの包装用クッションの長さ方向のほぼ中央部であって一対の分割線23と切断線22とによって区画される領域を、分割線23を分割することによって折曲げ線24を中心として前後方向に折曲げ可能に連結した状態になる。
【0017】
従って図5に示すように、このような緩衝クッションは、その長さ方向の両端であって折曲げ線18よりも先端側の部分とその長さ方向の中間部分であって折曲げ線24よりも上側の部分がそれぞれ外側に回動されるようになり、図4に示すような形態を経て図5に示すような形態に変化することになる。とくに図5に示すような形状に変化できることから、複雑な形態の包装用クッションとして利用することが可能になり、とくに段ボール10を折曲げたクッションでありながら、複雑な形態を有するようになる。
【0018】
次に第2の実施の形態を図6〜図10によって説明する。この実施の形態は、図6に示すような段ボール10によって形成されている。この段ボール10はその全体の形状がほぼ長方形をなすとともに、その段目と直交するように、すなわち横方向に延びるように5本の切断線11が所定の間隔で互いに平行に形成されている。これらの切断線11にはその長さ方向の所定の位置に一対の切込み12によって区画された複数の連結部13が形成されている。
【0019】
そして2番目の切断線11と4番目の切断線11に臨むようにその両側にそれぞれ矩形の切込み28が形成されている。さらにこの段ボール10の上端と下端にも同様の切込み28が形成されている。またこの段ボール10の切断線11によって区画されるそれぞれの領域の左右の角の部分にはそれぞれL字状に切欠き29が形成されている。切欠き29はその切欠かれる位置が交互に逆転するようになっている。
【0020】
ここで図6に示す段ボール10の左右の部分には、それぞれ段目と平行であって上記切断線11と直交するように一対の分割線17が形成されている。なお1番下側の切断線11よりも下側の領域においては分割線17に代えて折曲げ線18が形成されている。ここで分割線17はミシン目から構成されており、後から分割できるようになっている。
【0021】
次にこのよう段ボール10によって緩衝クッションを組立てる動作を説明すると、図7に示すようにこのような緩衝クッション10の切断線11によって区画されるそれぞれの領域に糊を塗布するとともに、切断線11のところで互いに逆方向に交互に折曲げる。これによって図8に示すような細長い緩衝クッションが得られる。
【0022】
このような緩衝クッションは、とくに図8に示すようにその長さ方向の中間位置であってその上面に、切欠き28を整合して成る凹部が形成される。またその長さ方向の両端の肩の部分には、上記L字状の切欠き29が整合されて、クッションの全幅に及ぶ切欠き29が形成されることになる。
【0023】
ここで段ボール10の図6において左右の部分にそれぞれ形成されているミシン目から成る分割線17を分割すると、この切断線17よりも左右の端部側の部分が図9に示すように折曲げ線18の部分で折曲げられるようになる。すなわちこの緩衝クッションは、図9に示すようにその長さ方向の両端を分割線17によって分割することにより、折曲げ線18の部分で折曲げ可能な構造になる。
【0024】
従ってこのことから、上記折曲げ線18の部分を90°折曲げると図9に示すような形状になる。また折曲げ線18の部分を180°折曲げると図10に示すような形状になる。従ってこの緩衝クッションによって緩衝される物品の形態に応じて、その長さ方向の両端を適宜折曲げ線18のところで所定の角度折曲げることによって、物品の対応する部位を効果的に緩衝できるようになる。
【0025】
次に第3の実施の形態を図11〜図15によって説明する。この実施の形態は図11に示すような段ボール10を折曲げて組立てられるようになっている。段ボール10はほぼ長方形の形状をなすとともに、段目と直交するように所定の間隔で7本の切断線11が互いに平行に形成されている。これらの切断線11には一対の切込み12によって区画されるように複数の連結部13が形成されている。またこの段ボール10の左右には互いに平行に段目に平行であって切断面11と直交するようにミシン目から成る分割線17が形成されている。そして1番下側の切断線11よりも下側の領域においては、分割線17の延長位置において折曲げ線18が形成されている。
【0026】
また左右の分割線17の外側であって2番目の切断線11と4番目の切断線11に臨む位置にはそれぞれこれらの切断線11と直交する切断線33が形成されるとともに、切断線33の先端側は切断線11と平行な分割線34に交わっている。なお切断線34の左右の端部はこの段ボール10の左右の側端まで延びている。なお2番目の切断線11についてはその上下の部分にそれぞれ上記切断線33と分割線34とが形成されているのに対し、4番目の切断線11については、その上側に切断線33と分割線34とが形成されている。
【0027】
また図11に示す段ボール10の1番上側の切断線11の上側の領域であってその右肩の部分には高さ方向の切断線33と横方向の折曲げ線35とが形成されている。ここで横方向の折曲げ線35にはその2個所にそれぞれ切込みによって区画された一対の連結部36が形成されている。このような連結部36によって切断線から成る折曲げ線35を形成している。
【0028】
次にこのような段ボール10によって緩衝クッションを組立てる動作について図12により説明する。上述の切断線11によって囲まれるそれぞれの領域に澱粉糊を予め塗布しておく。そしてこのような状態で切断線11のところで交互に逆方向に折曲げて接合する。これによって図13に示すように所定の厚さの緩衝クッションが組立てられることになる。このような緩衝クッションは、その長さ方向の中間位置において切欠き28が互いに整合されて凹部が形成される。
【0029】
またこのような緩衝クッションは、図14に示すように、その両側のミシン目から成る分割線17を分割すると、この分割線17よりも先端側の部分がそれぞれ折曲げ線18によって折曲げられるようになり、これによって図14に示すような状態になる。なお折曲げ線18による折曲げ角度は図14に示すような90°の角度である必要はなく、180°折曲げてもよい。これによってこの緩衝クッションの長さ方向の両端がそれぞれ90°または180°折曲げ可能になる。
【0030】
さらにこの緩衝クッションは、分割線17によって分割されて折曲げ線18のところで折曲げられる左右の端部にそれぞれ形成されている切断線33と分割線34とによって、分割線34を切断するとその厚さ方向の約半分の部分が折曲げ線35を中心として外側に折曲げられることになる。上述の如く折曲げ線35には一対の連結部36が形成されているために、このような連結部36によって切断線から成る折曲げ線35のところでその上側のブロック状の部分が外側に折曲げられることになる。これによって図15に示すような形態の緩衝クッションになる。
【0031】
すなわち段ボール10を折曲げ線18のところで互いに交互に折曲げて重合わせて接合したものでありながら、分割線17、34をそれぞれ利用して分割することによって、複雑な形態に折曲げられるようになる。従って梱包される物品の形状に応じて、その所要の部位をより確実に緩衝することが可能になる。
【0032】
次に第4の実施の形態を図16〜図19によって説明する。この実施の形態は4角な枠体を構成するように折曲げ可能にした緩衝クッションに関するものである。この緩衝クッションは図16に示すような段ボール10から組立てられるようになっている。段ボール10にはその段目と直交する4本の切断線11が互いに所定の間隔で互いに平行に形成されている。そしてそれぞれの切断線11にはその長さ方向の任意の位置において一対の切込み12によって区画されるように複数の連結部13が形成されている。
【0033】
またこの段ボール10には上記段目と平行であって切断線11と直交するように縦方向に延びる3本の分割線17が形成されている。そしてこの分割線17の延長上であって1番下側の切断線11の下側の領域には、3本の折曲げ線18が形成されている。また右側の分割線17および折曲げ線18よりも右側の領域には、それぞれの切断線11によって囲まれる領域に8個ずつの円形の穴40が形成されている。右から2番目の分割線17および折曲げ線18と3番目の分割線17および折曲げ線18によって囲まれる部分についても、それぞれの切断線11によって囲まれる領域に8個ずつの円形の穴40が形成されている。
【0034】
次にこのような段ボール10による緩衝クッションの組立てについて説明すると、図17に示すようにこのような段ボール10を切断線11のところで交互に逆方向に折曲げて重合わせるとともに、塗布された糊によって接合する。すると図18に示すような細長いブロック状をなす緩衝クッションが得られることになる。ここで図16に示す段ボール10の3本の切断線11のところをそれぞれ分断すると、分割線17の部分において折曲げ線18が形成されている部分以外は互いに分断されることになり、折曲げ線18によってその両側の部分が互いに折曲げ可能に連結されるようになる。
【0035】
従って折曲げ線18の部分で順次この緩衝クッションを直角に折曲げると、図19に示すように4角の枠体を組立てることが可能になる。すなわち段ボール10を切断線11によって折曲げた緩衝クッションでありながら、しかも4角の枠体を組立てることが可能になり、これによって物品の4面を同時に緩衝できるようになる。しかも円形の穴40が形成されている部分は、円形の穴40が形成されていない部分よりも緩衝効果に優れるようになる。従って円形の穴40が形成された領域と円形の穴40が形成されていない領域とによって、耐圧強度と緩衝強度とをそれぞれ目的に応じて負担することが可能になり、耐圧強度に優れるとともに緩衝効果をも兼備えた緩衝クッションが得られることになる。
【0036】
以上本発明を図示の実施の形態によって説明したが、本発明は上記実施の形態によって限定されることなく、本発明の技術的思想の範囲内において各種の変更が可能である。例えば分割線や折曲げ線の形成位置あるいは相互の位置関係については各種の変更が可能であって、これによって目的に応じた各種の形態の折曲げ可能な緩衝クッションを組立てることが可能である。
【0037】
【発明の効果】
本願の一発明は、梱包する物品を緩衝する緩衝クッションにおいて、段ボールの段目と交差する方向に互いに平行な複数の切断線を形成するとともに、それぞれの切断線を部分的に連結し、さらに段ボールの切断線によって区画される各領域に該各領域が重合わされたときに整合するように分割線を形成するとともに、段目の方向の端部側の切断線によって区画された領域の分割線と対応する位置に折曲げ可能な折曲げ線を形成し、段ボールを切断線のところで該切断線によって区画される領域を交互に逆方向に折曲げて重合わせて接合するとともに、切断線によって区画される各領域の分割線を整合させて分割し、段目の方向の端部側の切断線によって区画された領域の折曲げ線により分割線の両側の部分を互いに折曲げ可能にしたものである。
【0038】
従ってこのような緩衝クッションは、段ボールを切断線のところで交互に逆方向に折曲げて重合わせて接合するとともに、分割線を整合させて分割すると、折曲げ線によって分割線の両側の部分が互いに折曲げ可能になり、これによって複雑な形状に折曲げることが可能になるとともに、緩衝する物品の形態に応じて折曲げられるようになり、より効果的に物品を緩衝できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の緩衝クッションを組立てる段ボールの展開平面図である。
【図2】同緩衝クッションの組立てを示す外観斜視図である。
【図3】接合されて組立てられた緩衝クッションの外観斜視図である。
【図4】折曲げの動作を示す緩衝クッションの外観斜視図である。
【図5】折曲げられた緩衝クッションの外観斜視図である。
【図6】第2の実施の形態の緩衝クッションを構成する段ボールの展開平面図である。
【図7】同緩衝クッションの組立て動作を示す外観斜視図である。
【図8】組立てられた緩衝クッションの外観斜視図である。
【図9】緩衝クッションの折曲げ動作を示す斜視図である。
【図10】折曲げられた緩衝クッションの外観斜視図である。
【図11】第3の実施の形態の緩衝クッションを構成する段ボールの展開平面図である。
【図12】同緩衝クッションの組立て動作を示す外観斜視図である。
【図13】組立てられた緩衝クッションの外観斜視図である。
【図14】折曲げ動作を示す緩衝クッションの斜視図である。
【図15】折曲げられた緩衝クッションの外観斜視図である。
【図16】第4の実施の形態の緩衝クッションを構成する段ボールの展開平面図である。
【図17】同緩衝クッションの組立て動作を示す外観斜視図である。
【図18】組立てられた緩衝クッションの外観斜視図である。
【図19】同緩衝クッションの折曲げられた状態の外観斜視図である。
【符号の説明】
10 段ボール
11 切断線
12 切込み
13 連結部
17 分割線(ミシン目)
18 折曲げ線
22 切断線
23 分割線
24 折曲げ線
28 切込み
29 切欠き
33 切断線
34 分割線
35 切断線
36 連結部
40 円形の穴

Claims (7)

  1. 梱包する物品を緩衝する緩衝クッションにおいて、
    段ボールの段目と交差する方向に互いに平行な複数の切断線を形成するとともに、それぞれの切断線を部分的に連結し、
    さらに前記段ボールの前記切断線によって区画される各領域に該各領域が重合わされたときに整合するように分割線を形成するとともに、段目の方向の端部側の前記切断線によって区画された領域の前記分割線と対応する位置に折曲げ可能な折曲げ線を形成し、
    前記段ボールを前記切断線のところで該切断線によって区画される領域を交互に逆方向に折曲げて重合わせて接合するとともに、
    前記切断線によって区画される各領域の前記分割線を整合させて分割し、前記段目の方向の端部側の前記切断線によって区画された領域の前記折曲げ線により前記分割線の両側の部分を互いに折曲げ可能にしたことを特徴とする緩衝クッション。
  2. 前記切断線が段目と直交するように形成されるとともに、前記分割線が段目と平行に形成されることを特徴とする請求項1に記載の緩衝クッション。
  3. 前記分割線が前記切断線と平行に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の緩衝クッション。
  4. 前記分割線が予め切断されていることを特徴とする請求項1に記載の緩衝クッション。
  5. 前記分割線が切断誘導線から形成され、該分割線が切断されて折曲げ線のところで折曲げられることを特徴とする請求項1に記載の緩衝クッション。
  6. 前記折曲げ線が段ボールの厚さ方向の一部が切断された折曲げ線であることを特徴とする請求項1に記載の緩衝クッション。
  7. 前記折曲げ線がその長さ方向の一部が部分的に連結された折曲げ線であることを特徴とする請求項1に記載の緩衝クッション。
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