JP3073302U - コーナーパッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】１枚の段ボール製ブランクを折り曲げ組立てて
形成することができ、組立てが簡単で生産性に優れ、且
つ充分な緩衝性と強度を有するコーナーパッドを提供す
る 【解決手段】 直交する三つの面を有するコーナーパッ
ドであって、１枚のブランクを折り曲げ組立てて各面
を、対向状に折返される内板と外板及びこれら両板間に
折り込まれる内側中板と外側中板からなる４層の構造に
形成し、各面の接合部分を隣接する一方の面に設ける係
合凸部と他方の面に設ける掛止孔部との係合により固定
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、梱包輸送に際して包装物品の直交する３面に当接せしめて装着し、 当該部分を衝撃や機械的圧力等から保護するためのコーナーパッドに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種のコーナーパッドとしては、発泡スチロール製のもの、或いは段 ボール製のものが使用されている。 最も一般的なものは、発泡スチロール製のコーナーパッドであるが、発泡スチ ロール製のものは、リサイクルするための回収コストがかかるためリサイクル率 が低い。また、廃棄処理する場合も、流通コストがかかるばかりでなく、焼却時 に高温を発生させて焼却炉を損傷することがあるため特殊な焼却炉を必要とする こともある。そのため、コーナーパッドのみならず発泡スチロール製の包装部材 は削減乃至廃止の方向にある。 一方、段ボール製のコーナーパッドは、リサイクル性に優れるため、近年多用 される傾向にあるが、緩衝性と強度を高めるために、複数枚の段ボールを重ねて 少なくとも二重以上の多層構造にする必要がある。 そして、従来の段ボール製コーナーパッドは、複数枚の段ボールを適当な厚さ に積層した３部片を組立てて接着剤で接着固定したり、テープなどの別部材を用 いて固定している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の段ボール製コーナーパッドは、段ボールを複数枚重ねて接着したり 、３部片を組立てて接着剤やテープなどで固定する作業が必要なため、組立てが 面倒で、生産性が良くない。 また、固定用にテープ等を用いるものは、別部材を必要とするため、製造上、 材料上において好ましくない。 本考案は上述したような従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処 は、組立てが簡単で生産性に優れ、且つ充分な緩衝性と強度を有する段ボール製 のコーナーパッドを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案のコーナーパッドは、請求項１に記載する ように、直交する三つの面を有するコーナーパッドを、四角形の第１面外板、該 第１面外板の一側に連設され第１面外板に対して直角に折り起こされる第３面外 板、第１面外板とは直角方向において第３面外板に連設され、第３面外板に対し て内側に直角に折り曲げられる第２面内側中板、第２面内側中板に連設され、第 ２面内側中板の裏側に１８０度折返されて当該中板に重ねられる第２面外側中板 、第３面外板とは直角方向において第１面外板に連設され、第１面外板に対して 直角に折り起こされて前記第２面外側中板に重ねられる第２面外板、第２面外板 に連設され第２面部外板の内面側に１８０度折り曲げられて第２面部内側中板に 重ねられると共にその先端に設けた第１係合凸部を上記第１面外板に設けた第１ 掛止孔部に嵌止する第２面部内板、第２面外板と対向側において第１面外板に連 設され当該第１面外板内側に１８０度折返されて、先端に設けた第２係合凸部を 第２面内板に設けた第２掛止孔部に嵌止する第１面内板、第１面部内板に連設さ れ内側に１８０度折り曲げられて第１面内外両板間に折り込まれ第１面部外板の 内面に重ねられる第１面部外側中板、第１面部外側中板に連設されて１８０度折 り曲げられ当該第１面部外側中板と第１面部内板間に折り込まれてこれら両板内 面に重ねられる第１面部内側中板、第２面内側中板とは反対側において第３面外 板に連接され内側に１８０度折返されて先端に設けた第３係合凸部を第２面内板 に設けた第３掛止孔部に嵌止する第３面内板、第３面内板に連設され１８０度折 り曲げられて第３面外板と第３面内板の間に折り込まれ第３面外板の内面に重ね られる第３面外側中板、第３面外側中板に連設されて１８０度折り曲げられ第３ 面外側中板と第３面内板の間に折り込まれて当該両板に重ねられる第３面内側中 板とを備える一枚の段ボール製ブランクで構成するものである。

【０００５】 以上のように構成したコーナーパッドは、一枚の段ボール製ブランクを折り曲 げ組立てて構成され、直交する全ての面が４層の構造になる。 また、直交する３面が夫々隣接する面に対して係合凸部と掛止孔部の係合によ り固定され、各面の固定のために別部材を必要としない。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を、図に基づいて説明する。 本考案のコーナーパッドは、一枚の段ボール製ブランクＡを折り曲げ組立てて 包装物品の直交する三面に当接する第１〜第３の直交する三つの面を有するブロ ック状に構成されている。

【０００７】 図１はその展開図を示しており、a1は第１〜第３の直交する三つの面ａ，ｂ， ｃの内の一つである第１面ａの外板であり、直角四角形に形成されており、その 一側には前記三つの面の内のもう一つである第２面ｂの外板b1を第１罫線１を介 して連設し、更に上記第２面外板b1を連設する側の側縁に対して直行する側縁側 には第２罫線２を介して前記三つの面の残りの一つである第３面ｃの外板c1を連 設する。 また、上記第１面外板a1には、第２面外板b1連設側の側縁と対向する側縁側に 平行な第３、第４罫線３，４によって形成される第１曲げ代21を連設する。この 第１曲げ代21の幅はブランクＡ４枚分の厚さにほぼ相当している。

【０００８】 前記第１曲げ代21には、第１面外板a1連設側の側縁と対向する側縁側に前記第 ４罫線４を介して４角形の第１面内板a2を連設し、更に該第１面内板a2の上記第 １曲げ代21連設側側縁と対向する側縁側には第２曲げ代22を平行な第５、第６罫 線５，６によって形成する。第２曲げ代22の幅はブランクＡ３枚分の厚さにほぼ 相当している。

【０００９】 第２曲げ代22の第１面部内板a2連設側とは反対側の一側には、第６罫線６を介 して四角形の第１面外側中板a3を連設し、この第１面外側中板a3の上記第２曲げ 代22側とは反対側の一側には平行な第７、第８罫線７，８により第３曲げ代23を 形成する。第３曲げ代23の幅はブランクＡ２枚分の厚さにほぼ相当している。そ して、第３曲げ代23の上記第１面外側中板a3連設側とは反対側の一側には第８罫 線８を介して四角形の第１面内側中板a4を連設する。

【００１０】 一方、前記第２面外板b1には、第１面外板a1連設側の側縁と対向する側縁側に 平行な第９、第１０罫線９，10により第４曲げ代24を形成する。この第４曲げ代 24の幅はブランクＡ４枚分の厚さにほぼ相当している。 上記第４曲げ代24には、第２面外板b1の連設側側縁と対向する側縁側に前記第 １０罫線10を介して四角形の第２面内板b2を連設する。この第２面内板b2には、 第４曲げ代24連設側側縁と対向する側縁に係合凸部31を形成する。

【００１１】 また、前記第３面外板c1には、第１面外板a1連設側の側縁と直行する側縁で、 且つ第１面外板a1から第２面外板b1が延出する方向に相当する側の側縁側に、第 １１罫線11を介して四角形の第２面内側中板b4を連設し、更に、この第２面内側 中板b4には、第３面外板c1連設側側縁と対向する側縁側に、当該第２面内側中板 b4と同じ大きに形成する四角形の第２面外側中板b3を連設する。上記第２面内側 中板b4と第２面外側中板b3との境界には、ブランク裏面側のライナー１枚のみを 残す切り込み19を設ける。 これら第２面内側中板b4と第２面外側中板b3は、第２罫線２の延長線から当該 延長線側の側縁に対向する側縁までの長さ寸法を第３面外板c1の第１面外板a1連 設側側縁と対向する側縁から第２罫線２までの長さ寸法よりブランクＡ１枚分の 厚さにほぼ相当する寸法分短く形成する。

【００１２】 また、上記第１面外板a1に順次連設した第２面外板b1、第４曲げ代24、第２面 内板b2と、第３面外板c1に順次連設した第２面内側中板b4、第２面外側中板b3と は、これらの間にスリット35を設けて分離する。このスリット35は第２罫線２の 延長線に対してブランクＡ１枚分の厚さにほぼ相当する間隔を設けて第２面内側 中板b4、第２面外側中板側b3の側縁を形成すると共に、第２面外板b1、第４曲げ 代24、第２面内板b2側の側縁を第２面外板b1及び第４曲げ代24部分においては、 第２罫線２の延長線に一致せしめ、第２面内板b2部分においては当該延長線に対 してブランクＡ１枚分の厚さにほぼ相当する間隔を設けて形成する。尚、上記ス リット31の奥端は第１罫線１の位置を通過して第１１罫11線の位置まで延ばす。

【００１３】 前記第３面外板c1には、また、第２面内側中板b4連設側の側縁と対向する側縁 側に、平行な第１２、第１３罫線22,23によって形成される第５曲げ代25を連設 する。この第５曲げ代25の幅はブランクＡ４枚分の厚さにほぼ相当している。 前記第５曲げ代25には、第３面外板c1連設側の側縁と対向する側縁側に前記第 １３罫線13を介して４角形の第３面内板c2を連設し、更に該第３面内板c2の上記 第５曲げ代25連設側の側縁と対向する側縁側には第６曲げ代26を平行な第１４、 第１５罫線14,15によって形成する。この第６曲げ代26の幅はブランクＡ３枚分 の厚さにほぼ相当している。

【００１４】 第６曲げ代26の第３面内板c2連設側の側縁と対向する側縁側には上記第１５罫 線15を介して四角形の第３面外側中板c3を連設し、この第３面外側中板c3の上記 第６曲げ代26連設側の側縁と対向する側縁側には平行な第１６、第１７罫線16,1 7により第７曲げ代27を形成する。更に、この第７曲げ代27の上記第３面外側中 板c3連設側の側縁と対向する側縁側には第１７罫線17を介して第３面内側中板c4 を連接する。上記第７曲げ代17の幅はブランクＡ２枚分の厚さにほぼ相当してい る。

【００１５】 前記第３罫線３と第１２罫線12、第４罫線４と第１３罫線13、第５罫線５と第 １４罫線14、第６罫線６と第１５罫線15、第７罫線７と第１６罫線16、第８罫線 ８と第１７罫線17は夫々の延長線が相互に重なり合うような位置関係を有する。 第１罫線１と第１１罫線11は、第１罫線１に対して第１１罫線11をブランクＡ ２枚分の厚さにほぼ相当する寸法分第１２罫線12側にずらし、第９罫線９と切り 込み線19は、第９罫線９に対して切り込み線19をブランクＡ２枚分の厚さにほぼ 相当する寸法分第１１罫線11側にずらしている。

【００１６】 また、第１面外板a1に順次連設する第１曲げ代21、第１面内板a2、第２曲げ代 22、第１面外側中板a3、第３曲げ代23、第１面内側中板a4と、第３面外板c1に順 次連設する第５曲げ代25、第３面内板c2、第６曲げ代26、第３面外側中板c3、第 ７曲げ代27、第３面内側中板c4とは、これらの間に切り込み溝36を設けて相互に 分離させる。 この切り込み溝36は、第２罫線２の延長線に対してブランクＡ３枚分の厚さに ほぼ相当する間隔を設けて第５曲げ代25、第３面内板c2、第６曲げ代26、第３面 外側中板c3、第７曲げ代27、第３面内側中板c4側の側縁を形成し、第１曲げ代21 、第１面内板a2、第２曲げ代22、第１面外側中板a3、第３曲げ代23、第１面内側 中板a4側の側縁を第１面内板a2、第２曲げ代22、第１面外側中板c3、第３曲げ代 23、第１面内側中板a4部分においては上記第２罫線２の延長線に対してブランク Ａ１枚分の厚さにほぼ相当する間隔を設け、第１曲げ代部分21においては第２罫 線２の延長線に一致せしめて形成する。

【００１７】 前記第２、第３、第６、第７の各曲げ代22,23,26,27には夫々曲げ助成孔41,42 ,43,44を形成する。第３、第７の曲げ代23,27に形成する曲げ助成孔42,44は、曲 げ代23,27の幅いっぱいに形成するが、第２、第６の曲げ代22,26に形成する曲げ 助成孔41,43は、夫々だ第５罫線５、第14罫線14側にブランクＡ１枚の厚さにほ ぼ相当するだけの部分を残して形成し、この残された部分により第２曲げ代22に は第２係合凸部32、第６曲げ代26には第３係合凸部33を形成する。即ち、上記残 された部分の両側には第５罫線５、第１４罫線14に達する切り込み37,28を入れ 、第２、第６曲げ代22,26を第５、第５罫線５、第１４罫線14に沿って折り曲げ たときに上記残された部分を曲げ代22,26から突出せしめるようになす。

【００１８】 前記第１係合凸部31に対応する第１掛止孔部51は、第１面外板a1に第１罫線１ と平行に設け、第２係合凸部32に対応する第２掛止孔部52は、第２面内板b2に第 １係合凸部31を形成した側縁と平行に設け、第３係合凸部33に対応する第３掛止 孔部53は、第２面内板b2にスリット35側の側縁と平行に設ける。

【００１９】 次に、コーナーパッドの組立ては次のようにして行なう。先ず、図２に示すよ うに第２罫線２に従って第３面外板c1を第１面外板a1に対して直角に折り起こし 、この第３面外板c1に対して第２面内側中板b4を第１１罫線11に従って内側に直 角に折り曲げ、更に第２面外側中板b3を切り込み線19により外側に１８０度折り 曲げて第２面内側中板b4の外面側に重ねる。

【００２０】 続いて図３に示すように第２面外板b1を第１罫線１に従って第１面外板a1に対 して直角に折り起こし、第２面外側中板b3に重ね、更に第９、第１０罫線9,10に 従って第４曲げ代24、第２面内板b2を順次内側に９０度づつ折り曲げ（図３（ａ ））、第２面内板b2を第２面内側中板b4の内面に重ねて第１係合凸部31を第１掛 止孔部51に嵌止し、第２面内板b2を第１面外板a1に固定する。これにより、４層 構造の第２面ｂが形成される（図３（ｂ））。

【００２１】 次に図４に示すように第１面内側中板a4、第３曲げ代23、第１面外側中板a3、 第２曲げ代22、第１面内板a2、第１曲げ代21を第８、第７、第６、第５、第８、 第３罫線８，７，６，５，４，３に従って内側に順次折り込み重ねて行き（図４ （ａ））、第１面外側中板a3の外面を第１面外板a1の内面に重ね、４層構造の第 １面ａを形成する。そして第２係合凸部32を第２掛止孔部52に嵌止して、第１面 ａと第２面ｂを固定する。

【００２２】 続いて、図５に示すように第３面内側中板c4、第７曲げ代27、第３面外側中板 c3、第６曲げ代26、第３面内板c2、第５曲げ代25を第１７、第１６、第１５、第 １４、第１３、第１２罫線17,16,15,14,13,12に従って内側に順次折り込み重ね て行き（図５（ａ））、第３面外側中板c4の外面を第３面外板c1の内面に重ねこ れにより４層構造の第３面ｃを形成する。最後に第３係合凸部38を第３掛止孔部 53に嵌止して第３面ｃと第２面ｂを固定する。

【００２３】

【考案の効果】

本考案は以上説明したように、一枚の段ボール製ブランクを折り曲げ組立てて 構成され、直交する３面が夫々隣接する面に対して係合凸部と掛止孔部の係合に より固定されるため、各面を別部材や接着剤を用いて固定する必要がない。 また、直交する３面は全て４層構造となるが、全ての板が相互に連係しあって 、重層状態を保持し、重ね合わされる板相互を接着剤等で固定する必要もない。 従って、接着や、別部材を用いる固定などのような手間がかかる面倒な作業をせ ずに組立て製造が出来るので、製造が容易で、生産性が良い。また、固定のため に別部材を必要としないため、材料上においても有利である。 しかも、全ての固定は係合凸部と掛止孔部の係合により行われ、接着や別部材 を用いて固定する部分がないので、分解も容易で、工場からの出荷時や保管時な どには展開状態で輸送、保管することができ、省スペースを図ることが出来る。 また、直交する全ての面が４層の構造になるため、緩衝性、強度共に優れてい る。しかも全ての板が相互に連係しあって３面が直交する形状を保持するため、 構造的にも強固になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施形態を示すコーナーパッドの展開
図。

【図２】組立て状態を示す斜視図。

【図３】組立て状態を示す斜視図で、（ａ）は図２に続
く行程を示し、（ｂ）は（ａ）に続く行程を示す。

【図４】組立て状態を示す斜視図で、（ａ）は図３
（ｂ）に続く行程を示し、（ｂ）は（ａ）に続く行程を
示す。

【図５】組立て状態を示す斜視図で、（ａ）は図４
（ｂ）に続く行程を示し、（ｂ）は組立てを完了したコ
ーナーパッド示す。

【符号の説明】

a1：第１面外板 a2：第１面内板 a3：第１面外中板 a4：第１面内中板 b1：第２面外板 b2：第２面内板 b3：第２面外中板 b4：第２面内中板 c1：第３面外板 c2：第３面内板 c3：第２面外中板 c4：第１面内中板 31：第１係合凸部 32：第２係合凸部 33：第３係合凸部 51：第１掛止孔部 52：第２掛止孔部 53：第３掛止孔部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】直交する三つの面を有するコーナーパッド
   であって、四角形の第１面外板、該第１面外板の一側に
   連設され第１面外板に対して直角に折り起こされる第３
   面外板、第１面外板とは直角方向において第３面外板に
   連設され、第３面外板に対して内側に直角に折り曲げら
   れる第２面内側中板、第２面内側中板に連設され、第２
   面内側中板の裏側に１８０度折返されて当該中板に重ね
   られる第２面外側中板、第３面外板とは直角方向におい
   て第１面外板に連設され、第１面外板に対して直角に折
   り起こされて前記第２面外側中板に重ねられる第２面外
   板、第２面外板に連設され第２面部外板の内面側に１８
   ０度折り曲げられて第２面部内側中板に重ねられると共
   にその先端に設けた第１係合凸部を上記第１面外板に設
   けた第１掛止孔部に嵌止する第２面部内板、第２面外板
   と対向側において第１面外板に連設され当該第１面外板
   内側に１８０度折返されて、先端に設けた第２係合凸部
   を第２面内板に設けた第２掛止孔部に嵌止する第１面内
   板、第１面内板に連設され内側に１８０度折り曲げられ
   て第１面内外両板間に折り込まれ第１面部外板の内面に
   重ねられる第１面部外側中板、第１面部外側中板に連設
   されて１８０度折り曲げられ当該第１面部外側中板と第
   １面部内板間に折り込まれてこれら両板内面に重ねられ
   る第１面部内側中板、第２面内側中板とは反対側におい
   て第３面外板に連接され内側に１８０度折返されて先端
   に設けた第３係合凸部を第２面内板に設けた第３掛止孔
   部に嵌止する第３面内板、第３面内板に連設され１８０
   度折り曲げられて第３面外板と第３面内板の間に折り込
   まれ第３面外板の内面に重ねられる第３面外側中板、第
   ３面外側中板に連設されて１８０度折り曲げられ第３面
   外側中板と第３面内板の間に折り込まれて当該両板に重
   ねられる第３面内側中板とを備える一枚の段ボール製ブ
   ランクからなるコーナーパッド。