JP4186843B2 - 立体的電子回路装置 - Google Patents

立体的電子回路装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4186843B2
JP4186843B2 JP2004058436A JP2004058436A JP4186843B2 JP 4186843 B2 JP4186843 B2 JP 4186843B2 JP 2004058436 A JP2004058436 A JP 2004058436A JP 2004058436 A JP2004058436 A JP 2004058436A JP 4186843 B2 JP4186843 B2 JP 4186843B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
relay
board
circuit
shield conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004058436A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005251889A (ja
Inventor
繁 近藤
正浩 小野
和宏 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2004058436A priority Critical patent/JP4186843B2/ja
Priority to US10/985,325 priority patent/US7613010B2/en
Priority to CNB2004101007061A priority patent/CN100563405C/zh
Publication of JP2005251889A publication Critical patent/JP2005251889A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4186843B2 publication Critical patent/JP4186843B2/ja
Priority to US12/562,444 priority patent/US20100008056A1/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
    • H05K1/144Stacked arrangements of planar printed circuit boards
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/1515Shape
    • H01L2924/15153Shape the die mounting substrate comprising a recess for hosting the device
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/1517Multilayer substrate
    • H01L2924/15192Resurf arrangement of the internal vias
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/162Disposition
    • H01L2924/1627Disposition stacked type assemblies, e.g. stacked multi-cavities
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/30Technical effects
    • H01L2924/301Electrical effects
    • H01L2924/3025Electromagnetic shielding

Description

本発明は、電子部品を実装した回路基板を中継基板等を用いて中継し立体的に構成する立体的電子回路装置の特にシールド(電磁遮蔽)構造に関する。
近年、絶縁基板上に抵抗、コンデンサや半導体素子等を実装する電子回路装置においては、機器の軽薄短小化に伴い、実装の高密度化が求められている。また、機器の高速、高周波数動作化に伴い、外来電磁波による誤動作や放射電磁波による他の機器への妨害等、EMC(電磁両立性:Electromagnetic Compatibility)に対する要求が厳しくなっている。
従来、この種の電子回路装置において部品実装の高密度化をはかる場合、配線ピッチを微細にし、複数枚の回路基板を積み重ねて構成することにより実現していた(例えば、特許文献1)。さらに、EMC特性を向上させるために、金属ケースや絶縁処理した金属基板により、電磁波等をシールドする構成を有していた(例えば、特許文献2、3)。
特許文献1に記載の立体的電子回路装置は、図16に示すように、外周囲を導電性の物質でコーティングされた耐熱性弾性体500を一方のモジュール回路基板510の接続用ランド520に半田付けすると共に、他方のモジュール回路基板530の接続用ランド540にクリップやボルト等で圧着するものである。それにより、表面実装部品550や半導体ベアチップ560等が実装された両モジュール回路基板510、530を上下に積層した構造を有する。
また、特許文献2に記載された立体的電子回路装置は、図17に示すように、両面実装のプリント基板600の一方の主面上に電磁シールドが必要なチューナ部用回路部品610を実装し、他方の主面上にはVIF(Video Intermidiate Frequency)部用回路部品620を実装し、チューナ部用回路部品610を金属ケース630で電磁シールドする構成である。
さらに、特許文献3に記載された立体的電子回路装置は、図18に示すように、絶縁金属基板700、710の段部720に回路素子730、740を配置し、絶縁金属基板700、710を金属製のコーナーポスト750で接続して電磁シールドする構成である。
特開2001−267715号公報 特開平5−29784号公報 特開平7−30215号公報
近年、モバイル機器の高機能化と軽薄短小化が進む中で、平面的な回路基板では、接続ピッチの微細化や隣接する部品間の間隔縮小等により実装密度の向上をはかるには限界がある。そのために三次元的にモジュール回路基板を積層する構造で高密度化がはかられている。例えば、特許文献1の耐熱性弾性体500は、両モジュール回路基板510、530を三次元的に接続するものである。つまり、耐熱性弾性体500はモジュール回路基板510、530間を電気的、機械的に接続するものであり、それらには半導体素子や電子部品は実装されていない。また、積層するモジュール回路基板510、530間をコネクタ等で接続すると、接続部材の占有する面積が増加するため実装面積が減少する。
従って、モジュール回路基板510、530間の接続面積の増大により実装密度をあげることができないという課題がある。
また、機器の高速、高周波数化によるEMC対策のために金属ケースや絶縁金属基板でシールドする場合、以下のような課題がある。
つまり、特許文献2の場合、金属ケース630は電磁シールドのための付加部品であり、それにより重量や体積が増加するため機器の軽薄短小化の時代の流れに逆行する。さらに、高密度に部品を実装するには、絶縁金属基板の場合と同様に、金属ケース630に絶縁処理等を施して部品を実装しなければならない。
また、特許文献3の場合、絶縁処理した絶縁金属基板700、710のため、特許文献2の金属ケース630と同様に重量や体積の増加を招く。さらに、上下の絶縁金属基板700、710がコーナーポスト750で接続されるため、コーナーポスト750間の隙間からの不要電磁波の放射や外来ノイズの入射を完全にシールドできない。
本発明は、上記課題を解決するもので、高密度実装と電磁シールドを同時に実現した立体的電子回路装置を提供することを目的とする。
本発明による立体的電子回路装置は、第1のシールド導体を備える第1の回路基板と、第2のシールド導体を備える第2の回路基板と、第1の回路基板と第2の回路基板との間に設けられた中継基板とを備え、中継基板は、窪み部を有し、窪み部に電子部品が搭載され、電子部品からの引き出し配線が設けられ、第1の回路基板と第2の回路基板と対向する部分に引き出し配線と第1の回路基板と第2の回路基板とを接続するためのランド部とが設けられると共に、中継基板の外周部に第3のシールド導体が形成されており、第1の回路基板と第2の回路基板が中継基板のランド部を介して三次元的に接続されると共に、第1のシールド導体および第2のシールド導体および第3のシールド導体が接続されて構成される。この構成により、第1の回路基板と第2の回路基板とそれらを接続する中継基板の窪み部にも電子部品を実装できるため実装密度があがる。さらに、第1の回路基板の第1のシールド導体、第2の回路基板の第2のシールド導体と中継基板の第3のシールド導体で立体的電子回路装置の外周部を電磁シールドできるため、内外からの不要電磁輻射を効率的に抑制する立体的電子回路基板を実現できる。
また、第1の回路基板と第2の回路基板の少なくとも一方に他の電子部品を実装する構成とすることもできる。
また、中継基板の窪み部が、第1の回路基板と第2の回路基板と対向する面の少なくとも一部に設けられ、電子部品を窪み部に搭載する構成としてもよい。
また、中継基板の窪み部が、第1の回路基板と第2の回路基板と対向する面以外の面の少なくとも一部に設けられ、電子部品を窪み部に搭載すると共に、窪み部がモールド樹脂で樹脂封止される構成としてもよい。
また、中継基板の窪み部が、第1の回路基板と第2の回路基板と対向する面の少なくとも一部および対向する面以外の面の少なくとも一部に設けられ、電子部品が窪み部に搭載されると共に、少なくとも対向する面以外の面に設けられた窪み部はモールド樹脂で樹脂封止される構成としてもよい。
また、窪み部に複数の電子部品を搭載する構成としてもよい。
これらの構成により、さらなる高密度実装と耐湿性等の信頼性の向上ができる。
また、中継基板に第1の回路基板と第2の回路基板と対向するように貫通したビアホールが設けられ、中継基板にビアホールと第1の回路基板と第2の回路基板とを接続するための基板接続ランドを設ける構成としてもよい。この構成により、第1の回路基板と第2の回路基板とを直接接続することができる。
また、第1の回路基板あるいは第2の回路基板に実装された他の電子部品と対向する窪み部の電子部品とは、互いに重ならない位置に搭載される構成としてもよい。この構成により、低背化した立体的電子回路装置を実現できる。
また、中継基板を複数個連結して、第1の回路基板と第2の回路基板とを三次元的に接続する構成としてもよい。それにより、さらに実装密度の向上がはかられる。
また、第1のシールド導体を備える第1の回路基板と、第2のシールド導体を備える第2の回路基板と、第1の回路基板と第2の回路基板との間に設けられ、外周部に第3のシールド導体を備える中継枠とを有し、中継枠は、内側側面に電子部品が搭載されると共に電子部品からの引き出し配線が設けられ、第1の回路基板と第2の回路基板と対向する部分に引き出し配線と第1の回路基板と第2の回路基板とを接続するためのランド部を備え、第1の回路基板と第2の回路基板が中継枠のランド部を介して三次元的に接続されると共に、第1のシールド導体、第2のシールド導体および第3のシールド導体が接続される構成としてもよい。
また、中継枠の窪み部が、第1の回路基板と第2の回路基板と対向する面以外の面の少なくとも一部に設けられ、窪み部に電子部品が搭載されると共に、窪み部がモールド樹脂で樹脂封止される構成としてもよい。これらの構成により、さらなる高密度実装と耐湿性等の信頼性の向上ができる。
また、中継枠を複数個連結して、第1の回路基板と第2の回路基板とを三次元的に接続する構成としてもよい。この構成により、さらに実装密度の向上がはかられる。
また、中継枠の内側側面に基板接続配線が設けられ、中継枠の第1の回路基板と第2の回路基板と対向する部分に基板接続配線と接続される基板接続ランドを設ける構成としてもよい。さらに、基板接続配線が中継枠を貫通するビアホールで構成されてもよい。
また、第1の回路基板と第2の回路基板の少なくとも一方がフレキシブル回路基板で構成されていてもよい。これらの構成により、別の電子回路装置と配置上の制約もなく接続できる。
本発明の立体的電子回路装置は、第1の回路基板と第2の回路基板を中継する中継基板の窪み部や中継枠の側面に電子部品を搭載することにより、回路基板間の接続面積を確保しながら高密度実装を実現できる。
また、第1の回路基板または第2の回路基板に他の電子部品を実装して接続する場合には、中継基板や中継枠に搭載した電子部品が最短距離で電気的に接続され、回路の周波数特性が向上する。
さらに、第1の回路基板の第1のシールド導体と第2の回路基板の第2のシールド導体と中継基板や中継枠の外周部に設けた第3のシールド導体を接続することにより、機器内外からの不要輻射ノイズを効率よくシールドすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る図1(b)のA−A’から見た立体的電子回路装置の断面図、図1(b)は図1(a)の中継基板10の斜視図である。なお、図1(a)の中継基板10は、内部を詳細に示すために誇張して示している。また、以下の各実施の形態においても同様である。
この立体的電子回路装置は、第1の回路基板20と第2の回路基板30が中継基板10を介して、接続部材40により電気的、機械的に接続される三次元接続構造である。そして、第1の回路基板20は、別の回路基板と接続される基板接続配線基板の一部であってもよく、また第2の回路基板30は、いわゆるマザーボードの一部であってもよい。つまり、中継基板10は、第1の回路基板20と第2の回路基板30を接続するコネクタ機能を有するものである。ここで、接続部材40には、半田ボール、マイクロコネクタ、ヒートシールコネクタ、異方性導電性フィルムや半田バンプ等の各種バンプが用いられる。そして、接続部材40を介して、中継基板10と第1の回路基板20や第2の回路基板30とが圧接等により接続される。
また、図1(b)に示すように中継基板10は窪み部50を有する。
ここで、窪み部とは、形成される面内で窪んでいる場合(図1の窪み部50や図5の窪み部220)に限られず、面外にまで、例えば凹部(図7の窪み部260)が到達しているものも含んでいる。以下の各実施の形態においても同様である。
窪み部50には、電子部品70が搭載されると共に電子部品70からの引き出し配線80が設けられる。中継基板10の第1の回路基板20と第2の回路基板30と対向する面(以下、対向面と記す。)60には引き出し配線80と接続され、第1の回路基板20または第2の回路基板30とを接続するためのランド部90が設けられる。また、必要に応じて中継基板10の対向面60や窪み部50に対向面60方向に貫通するビアホール100を介して第1の回路基板20と第2の回路基板30を接続するための基板接続ランド110を備える構成とすることもできる。さらに、中継基板10の外周部の少なくとも一部、好ましくは全体に、第3のシールド導体120が形成されている。第1の回路基板20は、電極150、導電性ビア160、第1のシールド導体130と絶縁性基材155で構成される、または、必要に応じて他の電子部品170が実装された両面または多層配線基板で構成してもよい。同様に、第2の回路基板30は、電極150、導電性ビア160、第2のシールド導体140と絶縁性基材155で構成される、または、必要に応じて他の電子部品180が実装された両面または多層配線基板で構成してもよい。そして、第1の回路基板20の第1のシールド導体130と第2の回路基板30の第2のシールド導体140は、導電性ビア160以外の部分に全面的に形成されている。なお、導電性ビア160が接地電極であれば第1のシールド導体130や第2のシールド導体140と接続してもよい。また、電子部品70、他の電子部品170、180の電極は、半田または導電性接着剤等の接続部材190により、それぞれの対応する電極と電気的に接続される。ここで、電子部品は、IC、LSI等の半導体素子や抵抗、コンデンサ、インダクタ等の一般の受動部品である。また、ベアチップ形状の電子部品をフリップチップ実装またはワイヤボンディング接続で実装してもよい。
なお、第1の回路基板20や第2の回路基板30には、一般の樹脂基板や無機基板が用いられる。特に、ガラスエポキシ基板やアラミド基材を用いた基板やビルドアップ基板、ガラスセラミック基板、アルミナ基板等がよく用いられる。中継基板10は、一般の熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂等を用いる。熱可塑性樹脂の場合、射出成型や機械加工によって所望の形状に成型することが可能である。また、熱硬化性樹脂の場合、硬化物を切削加工することで所望の形状にすることができる。熱可塑性樹脂としては、PPA(ポリフタルアミド)、PPS(エンプラ)、PBT、エステル系樹脂、LCP(液晶ポリマー)、熱硬化性樹脂としては、通常のエポキシ樹脂等を用いることが好ましい。
また、中継基板10にヤング率の小さい樹脂材料を用いることにより、第1の回路基板20と第2の回路基板30の間の熱膨張係数の差によって生じる応力が緩和され、立体的電子回路装置の変形を防ぐことができる。
また、中継基板10の立体配線、第1の回路基板20や第2の回路基板30の配線やそれらに形成される第1のシールド導体130、第2のシールド導体140、第3のシールド導体120は、導電性ペーストを用いた印刷法や基板面に貼り付けられた金属箔または基板面に析出させたメッキ層をレーザー加工する等の方法で作製される。立体配線等の配線材料やシールド導体材料としてはAg、Sn、Zn、Pd、Bi、Ni、Au、Cu、C、Pt、Fe、Ti、Pb、Al等の金属が用いられる。さらに、シールド導体には、カーボンやアルミ等の導電性物質を塗料やプラスチック等に混入させた導電性材料を塗布や貼り付け等で形成することもできる。
上記の三次元接続構造を有する立体的電子回路装置により、中継基板10の窪み部50に電子部品70を実装できるため第1の回路基板20と第2の回路基板30間との接続面積を確保しながら高密度実装を実現できる。また、第1の回路基板20に搭載した他の電子部品170または第2の回路基板30に搭載した他の電子部品180と中継基板10に搭載した電子部品70とを最短距離で接続することにより、立体的電子回路装置の周波数特性が向上し、機器の高速動作を実現できる。
さらに、第1の回路基板20の第1のシールド導体130と第2の回路基板30の第2のシールド導体140と中継基板10の外周部に設けた第3のシールド導体120を接続することにより、外部の機器または立体的電子回路装置からの不要輻射ノイズをシールドすることができる。なお、外周部の全体に第3のシールド導体120を形成することにより、シールド効果をさらに高めることができる。
つまり、まず、中継基板10の内側で第1の回路基板20の他の電子部品170と第2の回路基板30の他の電子部品180が接続される。同時に、中継基板10の外周部に形成した第3のシールド導体120を介して第1の回路基板20の第1のシールド導体130と第2の回路基板30の第2のシールド導体140を接続する構成によって、内部に搭載した電子部品を外部とほぼ完全に分離できるため高いシールド効果が得られる。なお、導電性ビア160と第1のシールド導体130および第2のシールド導体140の隙間は、使用する周波数の少なくとも1/2波長以下が好ましい。しかし、これに限られるものではなく、放射電力や電子部品の耐ノイズ性能により適宜設計することができる。
また、図2に示すように、接続強度の安定化や耐湿性等の信頼性向上のために、電子部品70や窪み部50を絶縁性のモールド樹脂200で樹脂封止してもよい。
また、図3(a)に示すように、1つの窪み部50に複数の電子部品70を搭載することも、図3(b)に示すように複数の電子部品70を積み重ねて搭載することもできる。これにより、さらなる高密度実装ができる。
図4(a)は本発明の第1の実施の形態に係る図4(c)のA−A’から見た別の例の立体的電子回路装置の断面図である。図4(b)、図4(c)は図4(a)の中継基板12のモールド樹脂200で樹脂封止する前後の状態を示す斜視図である。中継基板12の窪み部50に貫通孔210を設け、電子部品70をモールド樹脂200で樹脂封止する時に、窪み部50をモールド樹脂200でほぼ完全に充填するものである。これにより、中継基板12と第2の回路基板30との付着強度の向上による電極間の接続強度の安定化や電子部品70をモールド樹脂200で樹脂封止することにより耐湿性等の信頼性の向上ができる。
(第2の実施の形態)
図5(a)は本発明の第2の実施の形態に係る図5(b)のA−A’から見た立体的電子回路装置の断面図、図5(b)は図5(a)の中継基板のモールド樹脂で樹脂封止する前の状態を示す斜視図である。図1と同じ構成要素については同じ符号をつけて、説明は省略する。図5において、第1の実施の形態とは、中継基板14の対向面60以外の外周部の一部に電子部品230を搭載する窪み部220を設ける点で構成が異なり、他の構成は同様である。
以下、異なる構成について詳細に説明する。
図5(a)に示すように、電子部品230からの引き出し配線240と中継基板14の対向面60に形成されるランド部255との接続および第1の回路基板20と第2の回路基板30とを接続する基板接続ランド110を接続するビアホール250が中継基板14の対向面60方向に形成される。その後、図5(b)に示す中継基板14の窪み部220がモールド樹脂200で埋められる。そして、モールド樹脂200の表面を平坦化した後、その表面を含む中継基板14の外周部に第3のシールド導体120が形成される構成である。
この構成により、さらに実装密度をあげることができる。また、第1の回路基板20の第1のシールド導体130と第2の回路基板30の第2のシールド導体140と中継基板14の外周部に形成された第3のシールド導体120とを接続することにより、外部の機器または立体的電子回路装置からの不要輻射ノイズをシールドすることができる。
また、図6に示すように中継基板14の対向面60以外の外周部のみに窪み部220を形成し電子部品230を搭載する構成としてもよい。この場合、中継基板14の対向面60に形成したランド部255以外を第3のシールド導体120とすることにより、特に不要輻射ノイズ等に弱い電子部品230を保護することができる。
(第3の実施の形態)
図7(a)は本発明の第3の実施の形態に係る図7(b)のA−A’から見た立体的電子回路装置の断面図、図7(b)は図7(a)の中継基板のモールド樹脂で樹脂封止する前の状態を示す斜視図である。図5と同じ構成要素については同じ符号をつけて、説明は省略する。図7において、第2の実施の形態とは、中継基板16の対向面60に形成する窪み部260が対向面60には到達する構造を有する点で構成が異なり、他の構成は同様である。
以下、異なる構成について詳細に説明する。
図7(b)に示すように、電子部品270からの引き出し配線280および第1の回路基板20と第2の回路基板30とを接続するための基板接続配線290が窪み部260の電子部品270搭載面に形成され、対向面60に形成されるランド部90や基板接続ランド110と接続されている。その後、図7(b)に示す中継基板16の窪み部260がモールド樹脂200で埋められる。そして、モールド樹脂200の表面を中継基板16の対向面60の形状に合わせて成型した後、中継基板16の外周部に第3のシールド導体120が形成される構成である。
なお、第1の回路基板20と第2の回路基板30との基板接続配線290として、中継基板16のビアホール(図示せず)を介して接続しても、基板接続配線290とビアホールの両方で接続する構成としてもよい。
この構成により、第2の実施の形態の効果が得られると共に、窪み部260に、中継基板16の高さと同程度の大きさを有する電子部品270を搭載することができる。
また、図8に示すように、中継基板16の対向面60以外の外周部に対向面60には到達する窪み部260を設け電子部品270を実装してもよい。この構成により、さらに実装密度を向上できる。
(第4の実施の形態)
図9(a)は、本発明の第4の実施の形態に係る図9(b)のA−A’から見た立体的電子回路装置の断面図、図9(b)は図9(a)の中継基板10の斜視図である。図1と同じ構成要素については同じ符号をつけて、説明は省略する。
本発明の第4の実施の形態に係る中継基板10は、第1の実施の形態の中継基板10を対向面60方向に2個積みあげた構造を有する。そして、中継基板10は、各窪み部50に電子部品70を搭載し、中継基板10の対向面60に電子部品70からの引き出し配線80と接続され、第1の回路基板20と第2の回路基板30と接続するためのランド部90および中継基板10間を接続するための接続端子300が設けられている。
また、図9(b)に示すように、中継基板10の対向面60や窪み部50には対向面60方向に貫通するビアホール100を介して第1の回路基板20と第2の回路基板30を接続するための基板接続ランド110を備えている。なお、中継基板10に設けたビアホール100は、必要がなければ省略してもよい。
そして、中継基板10の外周部には、第3のシールド導体120が形成されている。
また、中継基板10を連結する接続端子300は、対向面60で互いに凹凸形状に成型され、嵌め合わせることにより中継基板10が連結される。なお、中継基板10間の連結方法は、嵌め合わせに限らず、半田で接合してもよいし、電極どうしの圧接接合あるいは接触、導電性樹脂で接合してもよい。
また、本発明の第4の実施の形態では、中継基板10を2個積み重ねた構成を示したが、必要に応じて中継基板10を多数個積み重ねた構成にしてもよい。
上記構成により、複数の中継基板10は第1の回路基板20と第2の回路基板30を接続し、かつ窪み部50に電子部品70を多層に実装できるため、さらに高密度な実装を実現できる。また、第1の回路基板20の第1のシールド導体130と第2の回路基板30の第2のシールド導体140と中継基板10の外周部に備えた第3のシールド導体120を接続することにより、外部の機器または立体的電子回路装置からの不要輻射ノイズをシールドすることができる。
また、図10(a)、(b)に示すように複数個の中継基板を平面上に連結する構成や離散的に配置する構成としてもよい。この場合、第1の回路基板20と第2の回路基板30の接続する高さが制限される場合の高密度実装や接続面積(対向面60)の拡大による第1の回路基板20と第2の回路基板30の安定な接続と保持ができる。
(第5の実施の形態)
図11(a)は、本発明の第5の実施の形態に係る図11(b)のA−A’から見た立体的電子回路装置の断面図、図11(b)は図11(a)の中継基板10の斜視図である。図1と同じ構成要素については同じ符号をつけて、説明は省略する。
図11(a)に示すように、中継基板10の対向面60の窪み部50には電子部品70が接続部材190を介して実装され、対向面60の端部近傍には電子部品70からの引き出し配線80と接続されるランド部90が形成される。また、中継基板10の対向面60や窪み部50は対向面60方向に貫通するビアホール100を介して第1の回路基板20と第2の回路基板30を接続するための基板接続ランド110が必要に応じて備えられる。さらに、図11(b)に示すように、中継基板10の外周部には、第3のシールド導体120が形成される。そして、中継基板10の少なくとも一方の窪み部50に実装された電子部品70と、第2の回路基板30の窪み部50との対向する面の他の電子部品180または第1の回路基板20の窪み部50との対向する面に実装された他の電子部品170とは、第1の回路基板20または第2の回路基板30から中継基板10を見た方向の投影で互いに重ならない位置に実装される。
この構成により、第1の実施の形態の効果が得られると共に、立体的電子回路装置の低背化、または薄型化を実現できる。また、第1の回路基板20の第1のシールド導体130と第2の回路基板30の第2のシールド導体140と中継基板10の外周部に形成された第3のシールド導体120を接続することにより、外部の機器または立体的電子回路装置からの不要輻射ノイズをシールドすることができる。
(第6の実施の形態)
図12(a)は、本発明の第6の実施の形態に係る図12(b)のA−A’から見た立体的電子回路装置の断面図、図12(b)は図12(a)の中継枠310の斜視図である。図1と同じ構成要素については同じ符号をつけて、説明は省略する。なお、図12(a)の中継枠310は、内部を詳細に示すために誇張して示しており、以下の各実施の形態においても同様である。
本発明の第6の実施の形態の立体的電子回路装置は、第1のシールド導体130を備えた第1の回路基板20と第2のシールド導体140を備えた第2の回路基板30とが中継枠310を介して、接続部材40により電気的、機械的に接続された構造を有する。
図12(a)に示すように、中継枠310の内側側面には、電子部品320が実装されると共に、電子部品320の引き出し配線330と第1の回路基板20および第2の回路基板30とを接続するための基板接続配線340が形成されている。また、中継枠310の第1の回路基板20と第2の回路基板30と対向する面(対向面)60には、引き出し配線330と接続されるランド部90と基板接続配線340と接続される基板接続ランド110が形成され、接続部材40を介して第1の回路基板20と第2の回路基板30や電子部品320が電気的に接続される。また、必要に応じて中継枠310の対向面60方向に貫通するビアホール(図示せず)を介して基板接続ランド110と接続する構成としてもよい。
さらに、図12(b)に示すように、中継枠310の外周部には、第3のシールド導体120が形成される。
この構成により、第1の実施の形態の効果が得られると共に、電子部品320を垂直方向に配置できるため立体的電子回路装置の投影面積を小さくできる。また、第1の回路基板20や第2の回路基板30に背の高い他の電子部品350を実装しても中継枠310の高さを高くする必要がない。さらに、中継枠310と同程度の高さを有する電子部品320を実装できるため、大型の電子部品の搭載に有効である。
なお、図13(b)に示すように、中継枠310を少なくとも2つに分割し、電子部品320を搭載した後に、図13(a)に示す立体的電子回路装置を構成することもできる。この構成により、電子部品320の搭載や引き出し配線330等の形成が容易になる。
さらに、図14(a)、(b)に示すように、中継枠310の外周部で対向面60方向には到達する窪み部360を設け、電子部品320を搭載した立体的電子回路装置を構成することもできる。この構成により、さらに高密度実装が可能である。
なお、本発明の各実施の形態では、中継基板や中継枠の対向面に第1の回路基板と第2の回路基板を配置する構成で述べたが、これに限られるものではない。例えば、図5の第2の実施の形態で示した中継基板14を用いて、図15(a)の立体的電子回路装置の断面図に示すように、第1の回路基板20と第2の回路基板30を略L字形状等に配置して、図15(b)に示すような中継基板14で中継する構成としてもよい。もちろん、これらは中継枠においても適用できることはいうまでもない。
また、本発明で述べた各実施の形態では、中継基板や中継枠の外周部に設けられた第3のシールド導体120を第1の回路基板20と第2の回路基板30と対向する面(対向面)60の一部にかかるように形成し、そこで第1の回路基板20および第2の回路基板30と接続する構成で説明した。しかし、外周部だけに形成した第3のシールド導体120で第1の回路基板20や第2の回路基板30と確実に接続できる場合には、中継基板や中継枠の外周部だけに第3のシールド導体120を設けても何ら問題はない。
また、本発明で述べた各実施の形態を互いに適用できることはいうまでもない。
本発明の立体的電子回路装置は、第1の回路基板と第2の回路基板を中継基板または中継枠を介して接続する三次元接続構造であり回路基板間を接続すると共に高密度実装を実現できる。さらに、第1の回路基板と第2の回路基板と中継基板または中継枠に設けたシールド導体で一体化してシールドすることにより機器内外からの不要輻射をシールドすることができる。それにより、高速化、高周波数化が進む携帯電話機等の各種のモバイル機器やディジタル機器に広く利用できる。
(a)本発明の第1の実施の形態に係る立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継基板の斜視図 (a)本発明の第1の実施の形態の別の例に係る立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継基板の斜視図 (a)本発明の第1の実施の形態の別の例に係る中継基板の斜視図(b)本発明の第1の実施の形態の別の例に係る中継基板の斜視図 (a)本発明の第1の実施の形態の別の例に係る立体的電子回路装置の同図(c)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継基板のモールド前の斜視図(c)同立体的電子回路装置の中継基板のモールド後の斜視図 (a)本発明の第2の実施の形態に係る立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継基板の斜視図 (a)本発明の第2の実施の形態の別の例に係る立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継基板の斜視図 (a)本発明の第3の実施の形態に係る立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継基板の斜視図 (a)本発明の第3の実施の形態の別の例に係る立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継基板の斜視図 (a)本発明の第4の実施の形態に係る立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継基板の斜視図 (a)本発明の第4の実施の形態の別の例に係る立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継基板の斜視図 (a)本発明の第5の実施の形態に係る立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継基板の斜視図 (a)本発明の第6の実施の形態に係る立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継枠の斜視図 (a)本発明の第6の実施の形態の別の例に係る立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継枠の斜視図 (a)本発明の第6の実施の形態の別の例に係る立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継枠の斜視図 (a)本発明の各実施の形態に適用できる第1の回路基板と第2の回路基板を略L字形状に配置した時の立体的電子回路装置の同図(b)のA−A’から見た断面図(b)同立体的電子回路装置の中継基板の斜視図 従来(特許文献1)の回路基板の断面図 従来(特許文献2)の回路基板の断面図 従来(特許文献3)の回路基板の断面図
符号の説明
10,12,14,16 中継基板
20 第1の回路基板
30 第2の回路基板
40,190 接続部材
50,220,260,360 窪み部
60 第1の回路基板と第2の回路基板と対向する面(対向面)
70,230,270,320 電子部品
80,240,280,330 引き出し配線
90,255 ランド部
100,250 ビアホール
110 基板接続ランド
120 第3のシールド導体
130 第1のシールド導体
140 第2のシールド導体
150 (第1の回路基板または第2の回路基板の)電極
155 絶縁性基材
160 (第1の回路基板または第2の回路基板の)導電性ビア
170,180,350 他の電子部品
200 モールド樹脂
210 貫通孔
290,340 基板接続配線
300 接続端子
310 中継枠

Claims (16)

  1. 第1のシールド導体を備える第1の回路基板と、
    第2のシールド導体を備える第2の回路基板と、
    前記第1の回路基板と前記第2の回路基板との間に設けられた中継基板とを備え、
    前記中継基板は、窪み部を有し、前記窪み部に電子部品が搭載され、前記電子部品からの引き出し配線が設けられ、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板と対向する部分に前記引き出し配線と前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを接続するためのランド部とが設けられると共に、前記中継基板の外周部に第3のシールド導体が形成されており、
    前記第1の回路基板と前記第2の回路基板が前記中継基板の前記ランド部を介して三次元的に接続されると共に、前記第1のシールド導体、前記第2のシールド導体および前記第3のシールド導体が接続されていることを特徴とする立体的電子回路装置。
  2. 前記第1の回路基板と前記第2の回路基板の少なくとも一方に他の電子部品が実装されていることを特徴とする請求項1に記載の立体的電子回路装置。
  3. 前記中継基板の前記窪み部が、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板と対向する面の少なくとも一部に設けられ、前記電子部品が前記窪み部に搭載されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の立体的電子回路装置。
  4. 前記中継基板の前記窪み部が、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板と対向する面以外の面の少なくとも一部に設けられ、前記窪み部に前記電子部品が搭載されると共に、前記窪み部がモールド樹脂で樹脂封止されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の立体的電子回路装置。
  5. 前記中継基板の前記窪み部が、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板と対向する面の少なくとも一部および前記対向する面以外の面の少なくとも一部に設けられ、前記電子部品が前記窪み部に搭載されると共に、少なくとも前記対向する面以外の面に設けられた前記窪み部はモールド樹脂で樹脂封止されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の立体的電子回路装置。
  6. 前記窪み部に複数の前記電子部品が搭載されていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の立体的電子回路装置。
  7. 前記中継基板に前記第1の回路基板と前記第2の回路基板と対向するように貫通したビアホールが設けられ、前記中継基板に前記ビアホールと前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを接続するための基板接続ランドが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の立体的電子回路装置。
  8. 前記第1の回路基板あるいは前記第2の回路基板に実装された前記他の電子部品と対向する前記窪み部の前記電子部品とが、互いに重ならない位置に搭載されていることを特徴とする請求項2から請求項7までのいずれかに記載の立体的電子回路装置。
  9. 前記中継基板が複数個連結されて、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とが三次元的に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれかに記載の立体的電子回路装置。
  10. 第1のシールド導体を備える第1の回路基板と、
    第2のシールド導体を備える第2の回路基板と、
    前記第1の回路基板と前記第2の回路基板との間に設けられ、外周部に第3のシールド導体を備える中継枠とを有し、
    前記中継枠は、内側側面に電子部品が搭載されると共に前記電子部品からの引き出し配線が設けられ、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板と対向する部分に前記引き出し配線と前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを接続するためのランド部を備え、
    前記第1の回路基板と前記第2の回路基板が前記中継枠の前記ランド部を介して三次元的に接続されると共に、前記第1のシールド導体、前記第2のシールド導体および前記第3のシールド導体が接続されていることを特徴とする立体的電子回路装置。
  11. 前記第1の回路基板と前記第2の回路基板の少なくとも一方に他の電子部品が実装されていることを特徴とする請求項10に記載の立体的電子回路装置。
  12. 前記中継枠の窪み部が前記第1の回路基板と前記第2の回路基板と対向する面以外の面の少なくとも一部に設けられ、前記窪み部に前記電子部品が搭載されると共に、前記窪み部がモールド樹脂で樹脂封止されていることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の立体的電子回路装置。
  13. 前記中継枠が複数個連結されて、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とが三次元的に接続されていることを特徴とする請求項10から12までのいずれかに記載の立体的電子回路装置。
  14. 前記中継枠の内側側面に基板接続配線が設けられ、前記中継枠の前記第1の回路基板と前記第2の回路基板と対向する部分に前記基板接続配線と接続される基板接続ランドが設けられていることを特徴とする請求項10から請求項13までのいずれかに記載の立体的電子回路装置。
  15. 前記基板接続配線が、前記中継枠を貫通するビアホールを備えていることを特徴とする請求項14に記載の立体的電子回路装置。
  16. 前記第1の回路基板と前記第2の回路基板の少なくとも一方が、フレキシブル回路基板からなることを特徴とする請求項1から請求項15までのいずれかに記載の立体的電子回路装置。
JP2004058436A 2004-02-02 2004-03-03 立体的電子回路装置 Expired - Fee Related JP4186843B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004058436A JP4186843B2 (ja) 2004-03-03 2004-03-03 立体的電子回路装置
US10/985,325 US7613010B2 (en) 2004-02-02 2004-11-10 Stereoscopic electronic circuit device, and relay board and relay frame used therein
CNB2004101007061A CN100563405C (zh) 2004-02-02 2004-12-10 立体电子电路装置及其中继基板和中继框
US12/562,444 US20100008056A1 (en) 2004-02-02 2009-09-18 Stereoscopic electronic circuit device, and relay board and relay frame used therein

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004058436A JP4186843B2 (ja) 2004-03-03 2004-03-03 立体的電子回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005251889A JP2005251889A (ja) 2005-09-15
JP4186843B2 true JP4186843B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=35032104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004058436A Expired - Fee Related JP4186843B2 (ja) 2004-02-02 2004-03-03 立体的電子回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4186843B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101737234B1 (ko) 2015-12-01 2017-05-17 권덕식 무선 통신 장치의 전자파 차폐 장치

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4588033B2 (ja) * 2004-11-12 2010-11-24 パナソニック株式会社 デジタルテレビジョン受信機用回路モジュール
US20080102701A1 (en) * 2004-11-24 2008-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Connector with Shield, and Circuit Board Device
WO2007116657A1 (ja) * 2006-04-10 2007-10-18 Panasonic Corporation 中継基板とその製造方法およびそれを用いた立体回路装置
WO2007125849A1 (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Panasonic Corporation 基板接合部材ならびにそれを用いた三次元接続構造体
JP4839950B2 (ja) * 2006-04-28 2011-12-21 パナソニック株式会社 中継用基板およびそれを用いた立体的電子回路構造体
CN101467500B (zh) * 2006-06-27 2012-08-08 松下电器产业株式会社 中继基板以及电路安装结构体
JP4879992B2 (ja) * 2006-09-22 2012-02-22 パナソニック株式会社 回路装置
WO2008059643A1 (fr) * 2006-11-16 2008-05-22 Panasonic Corporation Appareil de circuit électronique tridimensionnel
JP4876906B2 (ja) * 2006-12-26 2012-02-15 パナソニック株式会社 三次元基板間接続構造体およびそれを用いた立体回路装置
JP5056004B2 (ja) * 2006-12-26 2012-10-24 パナソニック株式会社 三次元基板間接続構造体およびそれを用いた立体回路装置
KR100898503B1 (ko) * 2007-09-04 2009-05-20 주식회사 아이에스시테크놀러지 고주파 인터포저
JP5058766B2 (ja) 2007-12-07 2012-10-24 山陽特殊製鋼株式会社 鉛フリー接合用材料を用いてはんだ付けしてなる電子機器
JP2009252893A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Elpida Memory Inc 半導体装置
JP5331527B2 (ja) * 2009-03-18 2013-10-30 オリンパス株式会社 立体配線構造物
JP2013138129A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Panasonic Corp 半導体装置およびその製造方法
JPWO2016047004A1 (ja) * 2014-09-25 2017-08-31 日本電気株式会社 電気回路システム、アンテナシステムおよび回路シールドケース
TWI621378B (zh) 2015-07-29 2018-04-11 乾坤科技股份有限公司 具有電磁屏蔽結構的電子模組及其製造方法
JP6685874B2 (ja) 2016-09-23 2020-04-22 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
JP6711419B2 (ja) * 2016-12-28 2020-06-17 株式会社村田製作所 インターポーザ基板、回路モジュール
WO2018139048A1 (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 株式会社村田製作所 インターポーザおよび電子機器
CN210692812U (zh) * 2017-02-01 2020-06-05 株式会社村田制作所 内插器以及电子设备
KR102400748B1 (ko) 2017-09-12 2022-05-24 삼성전자 주식회사 인터포저를 포함하는 전자 장치
WO2019194346A1 (ko) * 2018-04-05 2019-10-10 엘지전자 주식회사 Pcb 적층 구조체와 이를 포함하는 이동 단말기
JP6930793B2 (ja) * 2019-10-28 2021-09-01 Necスペーステクノロジー株式会社 モジュール構造およびモジュールの製造方法
CN112930030B (zh) * 2019-12-05 2022-09-23 荣耀终端有限公司 电路板组件及电子设备
KR20210136387A (ko) * 2020-05-07 2021-11-17 삼성전자주식회사 인터포저를 포함하는 전자 장치
WO2022209319A1 (ja) * 2021-04-02 2022-10-06 株式会社村田製作所 配線基板及びモジュール
WO2024047809A1 (ja) * 2022-08-31 2024-03-07 日立Astemo株式会社 電子制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101737234B1 (ko) 2015-12-01 2017-05-17 권덕식 무선 통신 장치의 전자파 차폐 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005251889A (ja) 2005-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4186843B2 (ja) 立体的電子回路装置
US7613010B2 (en) Stereoscopic electronic circuit device, and relay board and relay frame used therein
JP4858541B2 (ja) 中継基板および電子回路実装構造体
KR100627099B1 (ko) 적층형 반도체 장치
TWI466249B (zh) 半導體封裝件及其製造方法
JP4393400B2 (ja) 立体的電子回路装置およびその中継基板
US8942004B2 (en) Printed circuit board having electronic components embedded therein
JP5018483B2 (ja) 電子デバイスパッケージ、モジュール、および電子機器
US7816783B2 (en) Resin wiring substrate, and semiconductor device and laminated semiconductor device using the same
JP6408540B2 (ja) 無線モジュール及び無線モジュールの製造方法
JP6950757B2 (ja) 高周波モジュール
WO2001071806A1 (fr) Dispositif a semi-conducteur, procede de realisation d'un dispositif electronique, dispositif electronique, et terminal d'informations portable
TW201630084A (zh) 半導體封裝結構及半導體製程
JP4046088B2 (ja) 立体的電子回路装置およびその中継基板と中継枠
US20130083502A1 (en) Package substrate
JP7354594B2 (ja) 電子素子モジュール及びその製造方法
JP2007207802A (ja) 電子回路モジュールとその製造方法
KR20200123572A (ko) 전자 소자 모듈 및 그 제조 방법
JP2018201248A (ja) 無線モジュール
WO2020049989A1 (ja) モジュールおよびモジュールの製造方法
WO2019111873A1 (ja) モジュール
JP4463139B2 (ja) 立体的電子回路装置
KR102345061B1 (ko) 반도체 패키지
JPH1092968A (ja) 半導体ベアチップ実装基板
JP2009231480A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061106

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20061213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080901

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees