JP4170504B2 - 配送伝票 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、百貨店の商品や、運送会社の宅配荷物に貼付して、荷物の発送から引き渡しまでを、1枚のシートで管理することが可能な配送伝票に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、表面側に配送情報記入欄などが印刷されている例えば配達票部や貼付票部を備える伝票基材が配送伝票に多く使用されている。
伝票基材は、裏面側に接着層が設けられ、伝票基材をスリットすることにより配達票部や貼付票部などの複数の伝票部に区画されている。
配達票部は、受領印欄を備えており、剥がして受領票部としても使用され、また貼付票部は、荷物に貼付したまま受取人に引き渡される。
そのため、通常配達票部は、伝票基材の裏面側に設けた接着層と剥離することができる状態で接着されていて、一方貼付票部は、接着層と確実に接着されている必要がある。
【0003】
また、荷物の受取人の都合により、荷物に貼付された貼付票部を必要に応じて荷物から剥離することができるようにする場合もあり、配送伝票の使用目的に応じて、一旦荷物に貼付した配達票部や貼付票部等の種々の伝票部を荷物から剥離できるように調整したり、剥離できないように調整する必要がある。
【0004】
そこで、従来は、異なった接着力の接着剤を使用して、必要に応じて配達票部や貼付票部に対する接着力を調整していた。
しかしながら、上記のような方法では、特に荷物から剥離する例えば配達票部と、荷物に接着したままの状態で剥離しない例えば貼付票部との、2種類の異なった接着力の接着剤を用意することは、煩雑であるという不都合があった。
【0005】
そこで、伝票基材の配達票部の裏面に、印刷インキをスクリーン印刷したり、網点面積がほぼ100%すなわちほぼ全面に印刷インキをつけるベタ印刷をして、接着剤遮蔽層を形成するとともに、必要である場合は、さらに、配達票部の周縁部に前記接着剤遮蔽層を形成することにより、接着力を調整する配送伝票が提案されている(特開平8−258458号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の配送伝票は、伝票基材の裏面と接着層との間に、接着剤遮蔽層を設けるために、印刷インキをベタ印刷あるいはスクリーン印刷したりすることで形成したり、また部分的に非印刷部を設けている。
しかしながら、接着剤遮蔽層をスクリーン印刷で設けたり、部分的に非印刷部を設けた際には、用紙が直接接着剤と接触するため接着剤の接着力を強く設定した場合には、配送票を剥がす際に、伝票基材裏面の紙ムケが生じる危険性がある。またベタ印刷では、接着力が弱く途中剥離の危険性もある。
本発明の課題は、伝票基材において、伝票基材の裏面側に形成された接着層から剥離する必要性のある部分の伝票基材を、接着層から剥離する際の接着力の調整を容易にし、また伝票基材を接着層から剥離する際における伝票基材裏面の紙ムケの発生を防止する配送伝票を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。前記課題を解決するために、発明は、少なくとも表面側に配送情報記入欄を有する伝票部が設けられた伝票基材と、前記伝票基材の下面側に剥離可能に形成された接着層とを有する配送伝票であって、前記伝票基材の伝票部の下面に剥離層が形成され、前記剥離層と前記接着層との間の少なくとも一部分に、前記接着層の接着力を抑制するスクリーン印刷によって形成されている接着力抑制層が形成され、前記伝票基材は、前記伝票部の裏面側の角部に、その伝票部を剥離するきっかけとなる剥離きっかけ部と、前記伝票部の裏面側の前記剥離きっかけ部を含む1辺又は2辺に沿った部分に、前記伝票部の剥離を容易にするベタ印刷されて設けられている接着力抑止部とを備え、前記接着力抑制層の少なくとも一部分には、接着力の抑制を制限して、前記伝票部の剥落を防止する伝票部剥落防止部を備え、前記伝票部剥落防止部は、少なくとも印字するときの搬送方向側の辺に沿って形成され、前記剥離きっかけ部又は前記接着力抑止部は、印字するときの搬送方向側の辺以外の辺に沿って形成されていることを特徴とする配送伝票である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の配送伝票の第1実施形態を示す正面図、図2は、配達票部を剥がした状態を示す図、図3は、図1のA−A線断面図、図4は、図1のB−B線断面図である。なお、図示していないが、配送伝票10は、天地方向に折り兼切り取り用ミシン目を境として多数連接された連続帳票として作成してあり、後述の通り、使用時には、図1中、天方向に搬送されて印字される。
【0013】
第1実施形態の配送伝票10は、伝票基材11と、第1接着層12と、中間基材13と、第2接着層14と、剥離基材15とを有する。
【0014】
伝票基材11には、スリットS1、S2によって、配達票部11aと貼付票部11bに区画されている。
伝票基材11は、上質紙、感熱紙、クラフト紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成紙、樹脂フィルムによりラミネートされた紙が好適に用いられるが、セロファン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムであってもよい。
伝票基材11の厚さは、通常は、20〜200μm程度が好ましい。
【0015】
配達票部11aは、宛名を表示する票部である。配達票部11aは、荷物と引き換えに、受領印が捺印され、受領証として使用される。
また、配達票部11aは、後述のきっかけ部13bの位置を示すメッセージ(「ここからはがして下さい」)を表示しており、配達票部11aが剥がされるときの便宜をはかっている。
【0016】
貼付票部11bは、宛名を表示する票部である。この貼付票部11bは、荷物に貼り付けられたまま、受取人に渡される。受取人は、この貼付票部11bにより、差出人がわかる。
【0017】
伝票基材11の配達票部11aの裏面には、剥離層16が設けられている。
剥離層16は、シリコーン系剥離剤などを伝票基材11の配達票部11aの裏面に塗布することにより形成され、剥離処理がなされている。
【0018】
第1接着層12は、伝票基材11の裏面側の剥離層16の下側に形成されている層であり、伝票基材11を中間基材13に接着している。第1接着層12は、例えば、特開平8−48956公報で開示されている感熱接着剤を用いて形成することができる。
すなわち、天然ゴムラテックス等の接着主材に、マイクロシリカ等の無機充填剤、コーンスターチ等の添加剤、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等のシランカップリング剤を一定割合で添加し、さらに必要に応じて、ポリビニルアルコール等のように、接着主材と相溶性を有しない樹脂やその他の添加剤を添加して作製された接着剤を感熱接着剤として塗布して、第1接着層12を形成することができる。
【0019】
中間基材13は、第1接着層12の下に配置されている基材であり、伝票基材11を接着している。
中間基材13は、伝票基材11とほぼ同じ大きさであって、上質紙、感熱紙、複写用紙、クラフト紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成紙、樹脂フィルムによりラミネートされた紙などの紙が好適に用いられるが、セロファン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムであってもよい。
【0020】
中間基材13と剥離層16の間には、接着力抑制層13aと、剥離きっかけ部13bと、接着力抑止部13cと、配達票剥落防止部13dとを備えている。
【0021】
接着力抑制層13aは、配達票部11aの裏面の剥離層16と第1接着層12の間に形成され、その配達票部11aの接着を抑えて、配達票部11aを剥離可能にする層である。
接着力抑制層13aは、スクリーン印刷によって形成されている。すなわち、スクリーン印刷されていると、その領域の接着力が弱められるので、配達票部11aを剥がすことが可能になる。
【0022】
剥離きっかけ部13bは、配達票部11aを剥がすときのきっかけとなる部分である。剥離きっかけ部13bは、配達票部11aと相対する部分の角部であって、印字するときの搬送方向側の辺13eの端部以外の部分に、ベタ印刷されて設けられている。
剥離きっかけ部13bは、ベタ印刷されて設けられているため、配達票部11aを接着しない。そのため、配達票部11aの角部につめをひっかけることができて、それをきっかけとして、配達票部11aを簡単に剥がすことができる。
また、剥離きっかけ部13bは、上述のように、印字する際は搬送方向側の辺13eの端部以外の部分に、設けられているので、搬送時に、剥がれてしまうことを防止できる。
【0023】
接着力抑止部13cは、配達票部11aの剥離を容易にする部分である。接着力抑止部13cは、配達票部11aの裏面の剥離層16と第1接着層12の間に形成され、剥離きっかけ部13bを含み、印字時の搬送方向に沿って、ベタ印刷されて設けられている。
接着力抑止部13cは、ベタ印刷されて設けられているので、配達票部11aを接着せず、配達票部11aを簡単に剥がすことができる。
また、接着力抑止部13cは、上述のように、印字時の搬送方向と一致した形状であるので、配達票部11aが、接着力抑止部13cから万一浮いても、搬送に影響を与えず、プリンタにひっかかって、剥がれてしまうことがない。
【0024】
配達票剥落防止部13dは、配達票部11aの剥落を防止する部分である。配達票剥落防止部13dは、接着力抑止部13aの一部分を制限して、配達票部11aに相対する部分であって、剥離きっかけ部13bに対向する角部13fを含んだ2辺に沿った部分に設けられている。
配達票剥落防止部13dは、第1接着層の接着剤により、配達票部11aの裏面の一部分と中間基材13の表面の一部分とがしっかりと接着されており、配送途中での配達票部11aの剥落を防止できる。
【0025】
ここで、角部13fは、剥離きっかけ部13bに対向する角部であるので、配達票剥落防止部13dは、少なくとも印字する時の搬送方向側の辺13eに沿って設けられている。
したがって、配達票剥落防止部13dは、印字する時の搬送方向側の辺13eに沿って、配達票部11aをしっかりと接着しているので、配達票部11aのめくれあがりを防止できるため、印字搬送時に、配達票部11aを不用意にひっかけてしまって、剥がしてしまうことを防止できる。
【0026】
第2接着層14は、中間基材13の下に形成されている層であり、中間基材13を荷物に貼付可能にする。第2接着層14は、アクリル系接着剤、天然ゴム系接着剤、シリコーンゴム系接着剤などが好適に用いられる。
第2接着層14の接着剤の塗布量・塗布厚は、特に限定されないが、好ましくは、塗布量は0.1〜50g/m2 であり、塗布厚は、0.1〜50μmである。
【0027】
剥離基材15は、第2接着層14の下に配置されている基材であり、第2接着層14を保護する。
剥離基材15は、紙、織物、プラスチックフィルムなどから形成されており、この面、すなわち、第2接着層14の側の面には、シリコーン系剥離剤などにより剥離処理がなされている。剥離基材15の厚さは、特に限定はされてないが、通常20〜200μm、好ましくは40〜100μm程度である。
【0028】
(作製方法)
図5は、本発明の第1実施形態にかかる配送伝票の作製方法を示している図である。
配送伝票10は、以下のように作製する。
【0029】
(1)伝票基材11の配達票部11aの裏面に、剥離剤を塗布して、剥離層16を形成する。そして、伝票基材11表面の配達票部11aと貼付票部11bに配送情報記入欄などを印刷する(図5(A))。
(2)一方、中間基材13に、接着剤を塗布して第1接着層12を形成する。そして、第1接着層12上に接着力抑制層13aを印刷し、さらに、剥離きっかけ部13b、接着力抑止部13c、問合せ先13gなどを印刷する。配達票剥落防止部13dにあたる部分には、何も印刷しない。
なお、このとき、スリットS1、S2の予定位置よりも一回り大きめに、印刷しておくとよい(図5(B))。印刷ズレ又はスリット位置ズレが発生しても、それらのズレを吸収することができるからである。
(3)(2)で接着力抑制層13aを印刷した中間基材13と、(1)で剥離剤を塗布した伝票基材11を丁合して、圧着する(図5(C))。
【0030】
(4)(3)で圧着された中間基材13の裏面に、第2接着層14が形成されている剥離基材15を貼り合わせた後、スリット加工を行って、伝票基材11を配達票部11aと貼付票部11bに区画する(図5(D))。
(5)(4)で区画された伝票基材11の配達票部11aと貼付票部11b以外の部分を取り除くカス上げを行って、配送伝票10が完成する(図5(E))。
【0031】
なお、本発明の第1実施形態には、第1接着層12と中間基材13とを設けているが、必ずしも第1接着層12と中間基材13とを設ける必要はなく、第2接着層14により伝票基材11、剥離層16、接着力抑制層13aとを直接貼り合わせるようにしてもよい。
また、中間基材13を設けることにより、第1接着層12と第2接着層14に使用する接着剤を、異なる接着剤により設けることが可能になる。
【0032】
(使用方法)
図6は、本発明の第1実施態様にかかる配送伝票の使用方法を示している図である。
配送伝票10は、以下のように使用する。
【0033】
(1)配送伝票10は、天地方向に折り兼切り取りミシン目を境として多数連接された連続帳票として作製してある(図6(A))。
(2)荷物の配送者は、配送伝票10に、プリンタ等により、「お届け先」、「送り主」、「伝票番号」、「管理バーコード」などを印字した後、1片ごとに切り離す(図6(B))。
(3)(2)で1片ごとに切り離した発送者は、剥離基材15を剥がして(図6(D))、荷物に貼付して(図6(C))、届け先担当の営業所に送る。
【0034】
(4)(3)で送られた荷物を受け取った営業所は、配達員に配達させる。
(5)(4)で配達することになった配達員は、配達票部11aを剥がして(図6(E)(F))、配達順に束ねる。配達員は、配達票部11aを束ねた順番にしたがって、荷物を受取人に配達する。
【0035】
(6)(5)で荷物を受け取った受取人は、荷物と引き替えに、配達票部11aに受領印を捺印する。受取人は、荷物に貼りつけられている貼付票部11bにより、差出人がわかり、また、中間基材13に印刷されている問い合わせ先13gも目視確認できる。
(7)(6)で受領印をもらった配達員は、配達票部11aを受領証として、発送者に返却する。
【0036】
本実施形態によれば、以下の効果がある。
(1)剥離層16と第1接着層12の間に接着力抑制層13aがスクリーン印刷で形成されているので、スクリーン濃度の調整やスクリーン印刷の領域の調整により、容易に接着力調整が可能である。
(2)伝票基材11の配達票部11aの裏面に剥離層16が設けられているので、配達票部11aを剥がした際に、第1接着層12による影響で配達票部11a裏面に紙ムケが生じる危険性がない。
【0037】
(3)剥離きっかけ部13b及び接着力抑止部13cを備えているので、配達票部11aに爪をひっかけることができて、簡単に剥がすことができる。
(4)配達票剥落防止部13dを備えるので、配達票部11aをしっかりと接着できるので、配送途中での配達票部11aの剥落を防止することができる。
【0038】
(第2実施形態)
図7は、本発明による配送伝票の第2実施形態を示す図である。
なお、以下に示す各実施形態では、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
配送伝票10Aは、プリンタ搬送用のマージナルパンチ孔15aの開いた剥離基材15を有している。
このようにすれば、ピントラクタを備えるプリンタの使用に好適である。
【0039】
(第3実施形態)
図8は、本発明による配送伝票の第3実施形態を示す正面図である。
配送伝票10Bは、左右に配置されている配達票部11aと貼付票部11bを有している。(図8(A))。
このようにすれば、配送伝票の形状が、横長にできるので、貼付する荷物が横長の場合に、好適である。
また、天地方向の長さが短いので、印字時の搬送量が短くなり、印字時間を短縮することができる。
さらに、スリットS1、S2は、同一方向に形成されているので、同一工程で加工することができる。
さらにまた、配送伝票10Bは、配送伝票10と同様に使用することができる(図8(B))。
【0040】
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲である。
例えば、伝票基材11には、配達票部11aと貼付票部11b以外にも、さらに他の伝票部を備えてもよい。
また、接着力抑制層は、スクリーン印刷で形成することに限られず、オフセット印刷などで網状印刷を施しても同様の効果が得られる。
また、中間基材13を設けない場合でも、伝票基材11の裏面側に形成した接着層により、伝票基材11の配達票部11aと貼付票部11bを配送品に貼付できればよく、その場合には、配達票部11aの裏面と接着層14の間に、上記で説明したように、剥離層16、接着力抑制層13a、剥離きっかけ部13b、接着力抑止部13c、配達票剥落防止部13dを設けた構成とすることで、種々の変形や変更を行ってもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、発明によれば、伝票基材と接着層との間に、剥離層と接着力抑制層が形成されているので、接着層から剥離したい伝票部の接着力を調整でき、しかも剥がす際に、伝票基材の裏面の紙ムケを防止することができる。
また、剥離きっかけ部をさらに備えているので、配達票部等の接着層から剥離したい伝票部を、爪をひっかけることができて、簡単に剥がすことができる。
更に、接着力抑止部をさらに備えているので、配達票部等の接着層から剥離したい伝票部を簡単に剥がすことができる。
また、配達票剥落防止部をさらに備えるので、配達票部の剥落を防止することができる。
更に、配達票剥落防止部は、少なくとも印字するときの搬送方向側の辺に沿って形成され、剥離きっかけ部及び前記接着力抑止部は、印字するときの搬送方向側の辺以外の辺に沿って形成されているので、印字時に、不用意に配送票部をひっかけてしまって、剥がしてしまうことを防止することができる。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配送伝票の第1実施形態を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態図の配送伝票の配達票部を剥がした状態を示す図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態にかかる配送伝票の作製方法を示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態にかかる配送伝票の使用方法を示す図である。
【図7】本発明による配送伝票の第2実施形態を示す図である。
【図8】本発明による配送伝票の第3実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10,10A,10B 配送伝票
11 伝票基材
11a 配達票部
11b 貼付票部
12 第1接着層
13 中間基材
13a 接着力抑制層
13b 剥離きっかけ部
13c 接着力抑止部
13d 配達票剥落防止部
13e 搬送方向側の辺
13f 剥離きっかけ部に対向する角部
13g 問合せ先
14 第2接着層
15 剥離基材
15a マージナルパンチ孔
16 剥離層

Claims (1)

  1. 少なくとも表面側に配送情報記入欄を有する伝票部が設けられた伝票基材と、前記伝票基材の下面側に剥離可能に形成された接着層とを有する配送伝票であって、
    前記伝票基材の伝票部の下面に剥離層が形成され、前記剥離層と前記接着層との間の少なくとも一部分に、前記接着層の接着力を抑制するスクリーン印刷によって形成されている接着力抑制層が形成され
    前記伝票基材は、前記伝票部の裏面側の角部に、その伝票部を剥離するきっかけとなる剥離きっかけ部と、前記伝票部の裏面側の前記剥離きっかけ部を含む1辺又は2辺に沿った部分に、前記伝票部の剥離を容易にするベタ印刷されて設けられている接着力抑止部とを備え、
    前記接着力抑制層の少なくとも一部分には、接着力の抑制を制限して、前記伝票部の剥落を防止する伝票部剥落防止部を備え、
    前記伝票部剥落防止部は、少なくとも印字するときの搬送方向側の辺に沿って形成され、前記剥離きっかけ部又は前記接着力抑止部は、印字するときの搬送方向側の辺以外の辺に沿って形成されていることを特徴とする配送伝票。
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