JP4163670B2 - ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報を記録および/または再生するディスクを回転させる駆動手段、回転するディスクに記録された情報の再生および/または前記ディスクへの情報の記録を行う情報読取/書込手段、ならびに、これらを制御する制御手段を備えた装置本体と、この装置本体を収納する筐体とを備えたディスク装置に関する。
従来から、CD、DVD等の光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク装置や、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置が知られている。これらの光ディスク装置は、装着された光ディスクの情報記録面に光学ピックアップから光スポットを照射して、その反射光を検出することにより、情報を記録および/または再生するように構成されている。
このような光ディスク装置として、光ディスクを収納する収納部と、この収納部のディスク収納用開口を閉塞し、該収納部に収納された光ディスクを覆う蓋部とを備えた光ディスク装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような光ディスク装置では、収納部は、該収納部に収納される光ディスクの形状に合わせて平面視略円形状で、かつ、断面略凹状に形成され、この収納部内に、光ディスクを回転自在に支持するスピンドルモータが露出している。
このような構成の光ディスク装置では、蓋部を開放して、収納部に露出しているスピンドルモータに光ディスクを装着した後、蓋部を閉塞することで、光ディスクは収納部内に収納される。一方、光ディスクを取り出す際には、蓋部を開放し、収納部の端部に形成された切り欠きから光ディスクの端縁に指をかけ、該光ディスクの端部を持ち上げるようにすることで、スピンドルモータと光ディスクとの係合が解除され、光ディスクを収納部から取り出すことができる。
特開平11−126409号公報
特許文献1に記載の光ディスク装置では、収納部が光ディスクの形状に合わせて円形状に形成され、その両側に切り欠きが形成された構成であるため、ディスクを取り出す際には、片手をディスクの上面側に位置させ、その片手の親指と残りの指を両側の切り欠きから差し入れてディスクの直径方向両端側を挟み、ディスクを収納部から取り出すことになる。その際、ディスクを挟む指がディスクの記録面に触れる可能性が高いため、確実にディスクの外周端面に指を掛けて取り出すことができる構造が望まれている。
本発明の目的は、ディスクの外周端面に指を掛けてディスクを確実に取り出しできるディスク装置を提供することである。
本発明のディスク装置は、情報を記録および/または再生する略円形状のディスクを回転させる駆動手段、回転するディスクに記録された情報の再生および/または前記ディスクへの情報の記録を行う情報読取/書込手段、ならびに、これらを制御する制御手段を備えた装置本体と、この装置本体を収納する筐体とを備えたディスク装置であって、前記筐体は、前記装置本体を収納し、かつ、前記駆動手段および前記情報読取/書込手段に応じた位置に前記ディスクを収納する収納凹部が形成された筐体本体と、一端が前記筐体本体に回動可能に軸支され、かつ、他端が前記筐体本体に近接することで前記収納凹部を閉塞する蓋部とを備え、前記収納凹部には、該収納凹部底面に突設され、前記駆動手段の回転軸を中心として装着されたディスクを囲む凸状部が形成され、前記収納凹部に収納されるディスク端面と対向する前記凸状部の面は、該凸状部の突出方向に向かうにしたがって、該ディスク端面から遠ざかるように傾斜して形成され、この凸状部によって形成されるディスクを囲む空間は、前記ディスクの収納方向から見たときに、前記ディスクの外形輪郭形状に沿った円形状と、該円形状の中心と略同じ位置に中心を有し、各辺の長さが前記ディスクの直径よりも小さく、かつ、対角線の長さが前記ディスクの直径より大きい矩形状とが組み合わされた形状を有し、前記凸状部が形成する矩形状の四隅のうち、前記蓋部が回動自在に軸支された端部側とは反対側に位置する2つの隅には、底面が前記収納凹部の底面より深くなる角隅部がそれぞれ形成され、前記角隅部における前記ディスク端面と対向する面は、前記凸状部の面と連続して形成され、前記各角隅部のうち、当該ディスク装置が縦置き状態とされた際に上側に位置する角隅部は、他方の角隅部より底面が深くなるように形成されていることを特徴とする。
ここで、ディスクとしては、CD、CD−ROM、CD−R、CD−RWおよびDVD−ROM、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW、DVD−RAM等の光ディスク、MOディスク(光磁気ディスク)、磁気ディスク等を挙げることができる。
また、ディスクの外形輪郭形状に沿った円形状と多角形状との組み合わせとしては、円形状と、三角形以上の多角形状との組み合わせを意味する。つまり、円形状の輪郭の一部と多角形状の輪郭の一部との組み合わせによって、凸状部によって形成されるディスクを囲む空間形状が構成されている。
本発明によれば、凸状部によって形成されるディスクを囲む空間が、ディスクの外形輪郭形状に沿った円形状と多角形状とが組み合わされた形状を有しているから、つまり、円形状の外側に多角形状の角隅部を有する空間形状になるから、この角隅部から指を差し込んでディスクを取り出すことができる。しかも、指を差し込む部分は、矩形状の角隅部によって形成されているから、つまり、矩形状の角隅部からディスクの外周縁へ向かうに従って幅寸法が次第に広がる略三角形状に形成されているから、指を差し込みやすく、かつ、その指を角隅部の底面に沿ってディスク外周面に向かって進ませれば、指をディスク外周端面に直接当てることができる。従って、ディスクの記録面に指が触れることなく、ディスクを取り出すことができる。
本発明では、前記凸状部によって形成されるディスクを囲む空間は、前記ディスクの収納方向から見たときに、前記ディスクの外形輪郭形状に沿った円形状と、該円形状の中心と同じ位置に中心を有し、各辺の長さが前記ディスクの直径よりも小さく、かつ、対角線の長さが前記ディスクの直径より大きい矩形状とが組み合わされた形状を有している。
これによれば、凸状部によって形成されるディスクを囲む空間が、ディスクの直径よりも各辺の長さが小さく、かつ、対角線の長さがディスクの直径より大きい矩形状に形成されているから、矩形状の四隅部分にディスクの端面との間に指を差し入れる空間が形成される。従って、収納凹部に収納されたディスクを取り出す場合に、矩形状の四隅部分から指を差し入れ、ディスク端面に指をかけ、該ディスクを持ち上げることができるので、従来のディスク装置に比べ、ディスク端面に指をかけることのできる収納凹部の領域を拡大することができる。従って、ディスク取出時の自由度を向上することができ、ディスクの取出操作を容易に行うことができる。また、この矩形状部分は、各辺の長さが、ディスクの直径より小さいとされているので、収納凹部を大きく形成しなくても、ディスクの取り出しを容易にすることができる。従って、ディスク装置内の空間を有効に活用することができ、該ディスク装置の小型化を図ることができる。
本発明では、前記収納凹部に収納されるディスク端面と対向する前記凸状部の面は、該凸状部の突出方向に向かうにしたがって、該ディスク端面から遠ざかるように傾斜して形成されている。
これによれば、ディスク端面に対向する凸状部の面は、傾斜して形成されているので、この傾斜面が、ディスクを収納凹部に収納する際の案内面とすることができる。これによれば、この傾斜面に沿ってディスクを収納凹部に収納することができるので、収納凹部へのディスクの収納操作を一層容易に行うことができる。
本発明では、前記凸状部が形成する矩形状の四隅のうち、前記蓋部が回動自在に軸支された端部側とは反対側に位置する2つの隅には、底面が前記収納凹部の底面より深くなる角隅部がそれぞれ形成されている。
これによれば、凸状部が形成する矩形状の四隅のうち、筐体本体に回動自在に軸支される前記蓋部の一端とは反対側に位置するつの角隅部底面が収納凹部の底面より深く形成されているから、収納凹部に収納されたディスクの底面と角隅部底面との間に段差が形成される。そのため、収納凹部に収納されたディスクを取り出す場合に、角隅部から指を差し入れ、その指の先端部分をディスク端面からディスクの底面側に差し込むことができるから、ディスクを持ち上げやすい。つまり、ディスクの取出操作をより容易に行うことができる。
本発明では、前記角隅部は、前記蓋部が回動自在に軸支された端部側とは反対側の前記2つの隅にそれぞれ形成されている。
これによれば、2つの角隅部が、収納凹部における蓋部の回動軸支側とは反対側の2つの隅にそれぞれ形成されているから、この2つの角隅部のいずれからもディスクの取出操作を行うことができる。つまり、蓋部の回動軸支側とは反対側を正面とすると、左右どちらからでも、ディスクの取出操作を行うことができるから、使い勝手に優れる。
本発明では、前記筐体は、前記蓋部が設けられる面とは反対側の面を底面とする横置き状態、および、前記蓋部が設けられる面を側面とし、この面に隣り合う面を底面とする縦置き状態に配置可能なことが好ましい。
本発明によれば、ディスク装置を横置き状態および縦置き状態に配置できるので、設置場所に応じて、ディスク装置の姿勢を選択することができる。従って、ディスク装置の配置の自由度を向上することができる。
本発明では、前記縦置き状態では、前記蓋部が側面上部になることが好ましい。
本発明によれば、ディスク装置の縦置き状態では、蓋部が側面上部に位置することにより、蓋部が側面下部に位置する場合に比べ、蓋部の開閉を容易に行うことができるほか、蓋部の開放により露出する収納凹部へのディスクの収納操作および該収納凹部からのディスクの取出操作を容易に行うことができる。
本発明では、前記縦置き状態における前記筐体の底面には、当該ディスク装置に装着される転倒防止用のスタンドを取り付けるためのスタンド取付部が形成されていることが好ましい。
本発明によれば、スタンド取付部を介して転倒防止用のスタンドを取り付けることができるので、縦置き状態でのディスク装置を安定に配置することができる。
本発明では、前記筐体に装着される転倒防止用のスタンドを備え、前記スタンド取付部は、少なくとも2つの係合孔と、1つの締結具挿入孔とを備え、前記スタンドは、基板と、この基板の略中央に設けられ前記筐体の底面を支持する支持台部と、この支持台部に設けられ前記2つの係合孔に係合する係合爪部と、前記基板の底面から貫通して前記締結具挿入孔に挿入され前記スタンドと筐体とを一体化する締結具とを含んで構成されていることが好ましい。
本発明によれば、スタンドの支持台部上に筐体を縦置き状態で設置する。このとき、筐体に設けられた2つの係合孔をスタンドの係合爪部に挿入・係合させる。すると、筐体は、2つの係合孔と係合爪部との係合により回動規制された状態に位置決めされる。この後、締結具を、基板の底面から筐体の締結具挿入孔に挿入し、スタンドと筐体とを一体化する。これにより、スタンドと筐体とが一体化されると、筐体は、スタンドの基板により転倒防止される。
本発明では、前記筐体には、前記筐体本体と前記蓋部とを仕切る別体の仕切部材を備えることが好ましい。
本発明によれば、別体として設けられた仕切部材が、筐体本体と蓋部とを仕切るので、それぞれの筐体本体と、蓋部が設けられた筐体本体との厚さ寸法の違いを目立たなくさせることができる。すなわち、蓋部の開放を補助するために該蓋部の開放方向に付勢する付勢手段が設けられているなど、蓋部の構造により、該蓋部が設けられた筐体本体と、蓋部が設けられていない筐体本体との厚さ寸法の違いが、これらを近接して並べた場合に目立つ場合がある。ここで、本発明では、筐体本体と蓋部とを仕切る仕切部材を、筐体とは別体として該筐体に設けたことにより、筐体本体と、蓋部が設けられた筐体本体との間に間隔が生じることとなるので、これらの厚さ寸法の違いを目立たなくすることができる。
また、筐体本体に外圧が加わった場合でも、仕切部材により、筐体本体の湾曲等が抑制されるので、筐体本体の強度を向上することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本実施形態のエンタテインメント装置1の構成を示す図が示されている。
エンタテインメント装置1は、例えば、CD、DVD等の光ディスクに記録されているゲームプログラム等を読み出して、使用者(ゲームプレーヤ)が操作するコントローラ(図示略)からの指示に応じて、該ゲームプログラムを実行したり、該光ディスクに記録された音声情報および画像情報を再生するディスク装置である。また、このエンタテインメント装置1は、使用する光ディスクの種類によっては、該光ディスクに情報の記録を行うことができるように構成されている。
このエンタテインメント装置1は、図示を略すが、テレビジョン受像機と電気的に接続されており、コントローラ7を使用者が操作することにより、使用者の操作に応じた所定の処理、例えば、ゲームプログラムの処理等を行い、この処理結果から画像情報および音声情報を該テレビジョン受像機に出力する。
なお、ゲームの実行とは、主としてゲームの進行、および画像・音声情報の出力等を制御することをいう。
また、このエンタテインメント装置1は、コントローラ7のほかに、記録装置となるメモリーカード8が装着可能に構成されている。このメモリーカード8には、半導体メモリが内部に収納されており、使用者は、必要に応じてゲームの進行状況をメモリーカード8に記録できる構成とされている。
〔1.外観構成〕
図2および図3には、エンタテインメント装置1の斜視図が示されている。このうち、図2には、筐体に設けられた蓋部を閉塞した状態のエンタテインメント装置1が示されており、また、図3には、蓋部を開放した状態のエンタテインメント装置1が示されている。なお、図2および図3で示すX軸、Y軸、Z軸方向は、それぞれの図2および図3で同方向である。
エンタテインメント装置1は、図2および図3に示すように、平面視略矩形状で、かつ、正面視略L字状の合成樹脂製の筐体2を備え、この筐体2内に、エンタテインメント装置1全般の駆動制御等を行う装置本体(図示省略)が収納されている。
筐体2は、6つの面から構成されている。具体的には、筐体2は、横置き状態で、上方(Y軸方向先端側)を向く面である上面部2Aと、エンタテインメント装置1の正面側(Z軸方向先端側)の面である正面部2Bと、正面部2Bに向かって右側(X軸方向先端側)の側面である側面部2Cと、左側(X軸方向基端側)面である側面部2Dと、正面部2Bの反対側(Z軸方向基端側)の面である背面部2Eと、上面部2Aとは反対側(Y軸方向基端側)の面であり、設置場所に載置される底面部2Fにより構成されている。
このような筐体2は、横置き状態で、装置本体の上部を覆う筐体本体としてのアッパーケース21と、装置本体の下部を覆うロアーケース22とを備え、これらが互いに嵌合されて筐体2が構成されている。
アッパーケース21は、Y軸方向先端側の面である上面部21Aと、Z軸方向先端側の面である正面部21Bと、X軸方向先端側の側面であり、かつ、ロアーケース22より突出した側の面である側面部21Cと、この側面部21Cの反対側の側面である側面部21D(図7参照)と、正面部21Bの反対側の側面である背面部21E(図5参照)とにより構成されている。
また、同様に、ロアーケース22は、正面部22Bと、アッパーケース21が突出した側の面である側面部22Cと、この側面部22Cとは反対側の側面である側面部22D(図7参照)、背面部22E(図5参照)と、Y軸方向基端側の面である底面部22F(図5参照)とにより構成されている。
すなわち、アッパーケース21は、ロアーケース22より側方(X軸方向先端側)および正面方向(Z軸方向先端側)に突出している。
〔2.上面部の構成〕
エンタテインメント装置1の筐体2の上面部2Aは、アッパーケース21の上面部21Aにより構成されている。
アッパーケース21の上面部21Aの図3における右側部分には、光ディスクが収納される収納凹部3が形成されている。この収納凹部3の背面側の端部には、該収納凹部3全面を覆う蓋部21A1が矢印A方向に回動自在に取り付けられている。
蓋部21A1の正面部21B側の端部には、図3に示すように、蓋部21A1底面、すなわち、蓋部21A1の収納凹部3に対向する面から面外方向に鉤状に突出する突起21A11が2つ設けられている。これら突起21A11は、蓋部21A1の閉状態で、アッパーケース21内に設けられた図示しない係止部材と係合し、これにより、該蓋部21A1が係止される。この係止部材は、後述する蓋部開放スイッチを押下することにより、正面部21Bの形成方向に沿って移動することにより、蓋部21A1の突起21A11との係合が解除され、蓋部21A1が開放されるように構成されている。
蓋部21A1の回動支点近傍、すなわち、蓋部21A1の背面側端部には、蓋部21A1の回動軸周りに巻回されるコイルばね21A12が設けられ、蓋部21A1は、このコイルばね21A12の付勢力を利用して開放される構造とされている。
なお、収納凹部3の構造については、後に詳述する。
アッパーケース21の上面部21Aの左側部分は、アッパーケース21により構成される平坦部21A2とされている。この平坦部21A2と蓋部21A1との間には、これら平坦部21A2および蓋部21A1を仕切る合成樹脂製の仕切部材21A3が設けられている。この仕切部材21A3は、アッパーケース21とは別部材で構成されており、アッパーケース21に形成された図示しない嵌合部に嵌合されて取り付けられている。また、これら蓋部21A1、平坦部21A2および仕切部材21A3の上面は、同一平面上に位置するように形成されている。このような仕切部材21A3を設けて、平坦部21A2と蓋部21A1とを仕切ることにより、筐体2の製造段階で生じる平坦部21A2の上面と、蓋部21A1の上面との位置の誤差を目立たなくすることができる。また、筐体2に外圧が加わった場合でも、仕切部材21A3が補強材として作用し、筐体2の湾曲等が抑制される。従って、筐体2の強度を向上することができる。なお、仕切部材21A3は、筐体2とは別の材料により構成してもよい。
〔3.正面部の構成〕
図4には、エンタテインメント装置1の筐体2の正面部2Bが示されている。なお、図4において示すX軸、Y軸方向は、図2および図3で示したX軸、Y軸方向と、それぞれ同方向である。
エンタテインメント装置1の正面部2Bは、アッパーケース21の正面部21Bと、ロアーケース22の正面部22Bとにより構成されている。
このうち、アッパーケース21の正面部21Bには、図4にX軸方向である水平方向に沿って3本のリブ21B1が、正面部21Bから面外方向に突設されている。これらリブ21B1は、正面部21Bおよび側面部21C(図2参照)の全面に渡って、Y軸方向に等間隔に形成されている。詳述すると、正面部21BのY軸方向基端側から先端側に向かって形成されたリブ21B11,21B12,21B13と、これらリブ21B11,21B12,21B13によって形成されるY軸方向基端側の凹部21B21および先端側の凹部21B22のそれぞれは、Y軸方向の寸法が略一致するように形成されている。なお、Y軸方向先端側のリブ21B13は、前述の平坦部21A2、仕切部材21A3および蓋部21A1のそれぞれから延出して形成されている。すなわち、平坦部21A2、仕切部材21A3および蓋部21A1のZ軸方向先端側の位置は、他のリブ21B11,21B12のZ軸方向先端側と同じ延出位置とされている。
アッパーケース21の正面部21Bには、メモリーカード8が挿入される開口である2つのカードスロット21B3と、蓋部21A1を開放する蓋部開放スイッチ21B5と、装置本体の電源をON/OFFする電源スイッチ21B6が配置されている。
2つのカードスロット21B3は、正面部21Bにおける平坦部21A2から仕切部材21A3までの領域に、図4におけるY軸方向基端側の凹部21B21から中央のリブ21B12を挟んで先端側の凹部21B22にまたがって、X軸方向に長い略矩形状に、並列に形成されている。これらカードスロット21B3には、それぞれ正面部21Bに沿った回動軸を有し、アッパーケース21内にリブ21B11に沿って収納される蓋部21B4がそれぞれ設けられている。
蓋部開放スイッチ21B5は、プッシュ式のスイッチであり、正面部21Bの略中央に配置されている。また、この蓋部開放スイッチ21B5は、中央に設けられたリブ21B12に沿って、かつ、リブ21B12の一部を構成するように、リブ21B12のY軸方向の寸法に合わせて形成されている。この蓋部開放スイッチ21B5が押されると、前述の係止部材(図示省略)が正面部21Bに沿って移動し、蓋部21A1の突起21A11と係止部材との係合が解除される。これにより、蓋部21A1は、コイルばね21A12の付勢力により開放される。
電源スイッチ21B6は、蓋部開放スイッチ21B5と同様に、プッシュ式のスイッチにより形成され、中央に設けられたリブ21B12に沿って、かつ、リブ21B12の一部を構成するように、リブ21B12のY軸方向の寸法に合わせて形成されている。この電源スイッチ21B6には、LED21B61が設けられており、電源のON/OFFにより、発色が異なるように形成されている。詳述すると、図示しない電源ケーブルを介して電力が供給されているが、電源がOFFされている状態と、電源がONされている状態とが、LED21B61の発色状態によって判別できるように構成されている。
なお、これら蓋部開放スイッチ21B5および電源スイッチ21B6は、正面側(Z軸方向先端側)の面が、リブ21B12の正面側の面に沿うように配置されている。すなわち、これらスイッチ21B5,21B6のZ軸方向先端側の端面と、リブ21B11,21B12,21B13のZ軸方向先端側の端面とは、Z軸方向における形成位置が略一致するように配置および形成されている。
このような蓋部開放スイッチ21B5および電源スイッチ21B6が、リブ21B12の形成位置に、該リブ21B12と一体化するように配置されていることにより、これらスイッチ21B5,21B6が誤って入力されることを防ぐことができる。これにより、エンタテインメント装置1の操作中に、蓋部21A1が開放されたり、電源がOFFされたりすることを防ぐことができる。特に、エンタテインメント装置1を移動させる場合等に、蓋部開放スイッチ21B5に別の物が当たる等して、蓋部21A1が開放されることを防ぐことができる。従って、エンタテインメント装置1の誤動作を防ぐことができる。 また、これらスイッチ21B5,21B6が、リブ21B12と一体化するように配置されていることにより、これらスイッチ21B5,21B6と、リブ21B11,21B12,21B13との一体感を使用者に与えることができる。従って、筐体2の外観を一層良好とすることができる。
ロアーケース22の正面部22Bには、コントローラ7(図1参照)が接続される2つの開口であるコントローラ接続部22B1と、正面部22Bの中央に形成された凹部22B2と、スリット状の開口部22B3と、受光部43が露出する開口部22B4とが設けられている。
コントローラ接続部22B1は、前述の2つのカードスロット21B3の配置位置に応じて形成されており、それぞれのコントローラ接続部22B1には、装置本体に接続されたコントローラコネクタ41が露出している。
凹部22B2は、正面部22Bの略中央に略矩形状に形成され、この凹部22B2の両端部には、装置本体に接続された2つの外部機器接続用端子42が露出している。これら外部機器接続用端子42は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したものであり、キーボード等の入力装置、マウス等のポインティングデバイス、さらにはプリンタ装置、および光磁気ディスクドライブ等の外部記録装置が接続可能とされている。
開口部22B3は、装置本体の構成部品を冷却する冷却空気を、外部から取り込むためのスリット状の開口である。この開口部22B3の内側には、図示を略すが、防塵用のフィルタが配置されている。
開口部22B4は、正面部22Bの図4におけるX軸方向先端側に形成され、この開口部22B4には、図示しないリモートコントローラからの赤外線信号を受信する受光部43が露出している。この受光部43は、装置本体に接続され、該受光部43で受信した赤外線信号は、電気信号に変換され、後述する装置本体の入出力基板に出力される。
〔4.背面部の構成〕
図5には、エンタテインメント装置1の背面部2Eが示されている。なお、図5において示すX軸,Y軸方向は、図2および図3において示したX軸、Y軸方向と、それぞれ同方向である。
エンタテインメント装置1の背面部2Eは、アッパーケース21の背面部21Eおよびロアーケース22の背面部22Eから構成されている。
この背面部2Eには、略中央から側面部2D側(X軸方向とは反対側)の端部に向かって、かつ、アッパーケース21およびロアーケース22の背面部21E,22Eにかけて、5つの開口部2E1,2E2,2E3,2E4,2E5が形成されている。これら開口部2E1〜2E5には、それぞれ装置本体に接続された外部機器接続用端子44〜46、出力端子47および電源コード接続端子48が露出している。
具体的には、開口部2E1に露出する外部機器接続用端子44は、ITU−T V.90およびK56Flex規格に準拠したものであり、電話回線に接続されるモジュラージャックが接続可能とされている。
開口部2E2に露出する外部機器接続用端子45は、IEEE802.3iに準拠したものであり、10Base−Tおよび100Base−TX等のLAN(Local Area Network)ケーブルが接続可能とされている。
開口部2E3に露出する外部機器接続用端子46は、IrDA(Infrared Data Association)規格に準拠した光通信用端子である。
開口部2E4に露出する出力端子47は、映像および音声を出力する端子であり、この出力端子47には、一端側に映像用の1本の端子および音声用の2本の端子が設けられた同軸ケーブルの他端側が接続可能とされている。
開口部2E5に露出する電源コード接続端子48は、図示しないACアダプタを介して、外部から電力を供給するためのものである。
また、ロアーケース22の背面部22Eにおける図5のX軸方向先端側には、スリット状の開口部22E1が形成されている。この開口部22E1は、正面部22Bの開口部22B3から吸気され、装置本体の構成部品を冷却した空気が排出される開口である。なお、この開口部22E1の内側には、前述の開口部22B3と同様に、防塵用のフィルタが設けられている。
〔5.側面部の構成〕
図6には、エンタテインメント装置1の筐体2のX軸方向先端側の側面である側面部2Cが示されている。なお、図6において示すY軸、Z軸方向は、図2および図3で示したY軸、Z軸方向と、それぞれ同方向である。
側面部2Cは、アッパーケース21の側面部21Cおよびロアーケース22の側面部22Cから構成されている。
このうち、アッパーケース21の側面部21Cには、正面部21Bから連続してリブ21B11,21B12,21B13および凹部21B21,21B22が形成されている。また、ロアーケース22の側面部22Cは、平坦に形成されている。
図7には、エンタテインメント装置1の筐体2のX軸方向基端側の側面である側面部2Dが示されている。また、図8には、側面部2Dを底面としてエンタテインメント装置1を縦置き状態にした場合に、該エンタテインメント装置1を支持するスタンド5が示されている。さらに、図9には、スタンド5を取り付けた筐体2の断面図が示されており、図10には、図9の部分拡大図が示されている。なお、図7、図9および図10において示すX軸、Y軸、Z軸方向は、図2〜図6において示したX軸、Y軸、Z軸方向と、それぞれ同方向である。
側面部2Dは、アッパーケース21の側面部21Dと、ロアーケース22の側面部22Dとから構成されている。この側面部2Dには、側面部21D,22Dに跨るように、略中央部分に、スタンド取付部としてのねじ孔2D1が形成されている。このねじ孔2D1には、図8〜図10に示すように、側面部2Dに当接されるスタンド5を固定するねじ6が螺合する。
スタンド5は、図8に示すように、平面視略円形状を有し、接地される面とは反対側の上面5Aには、該上面5Aの中央を中心として同心円状で、かつ、径を異にする2つの円筒部51,52と、該上面5Aの所定の直径方向に対して、平行に形成された一対の突出部53とを備えている。
円筒部51は、上面5Aから面外方向に起立して形成されている。この円筒部51の内側には、該円筒部51より直径方向の寸法が小さい円筒部52が形成されている。これら円筒部51,52の上面には、図9および図10に示すように、縦置き状態の筐体2の側面部2Dが載置される。この円筒部51,52の一端側は、図10に示すように、中心に向かうにしたがって高さ方向(図10におけるX軸方向)の寸法が小さくなるように傾斜して形成されている。これは,ロアーケース22を射出成形等により形成する際に、側面部22Dが傾斜して形成されてしまうのを補うためであり、この傾斜が、ロアーケース22の側面部22Dの傾斜に合わせて形成されていることにより、スタンド5に側面部2Dを載置して、筐体2を縦置き状態とした場合に、筐体2が水平となって安定する。
円筒部52の中心は、スタンド5を貫通する孔52Aが形成されており、この孔52Aに前述のねじ6が該スタンド5の下方から、側面部2Dのねじ孔2D1に向かって挿通する。この孔52Aの内側には、該孔52Aの中心に向かって突出した突出部52Bが形成されており、この突出部52Bには、スタンド5の孔52Aを介して、下方からねじ孔2D1に挿通されるねじ6の頭部61(図9参照)が当接し、ねじ6の行き過ぎを防いでいる。
一対の突出部53は、円筒部51,52の高さ方向(X軸方向)の寸法が変化する境界と、該円筒部51,52とを結ぶ直径方向に平行に、上面5Aから面外方向に突出して形成されている。この一対の突出部53の互いに向き合う面のうち、一方の面には、筐体2の上面部2Aが当接され、他方の面には、筐体2の底面部2Fに当接される。このような突出部53により、筐体2の姿勢を維持できる。また、突出部53が形成されたスタンド5の方向を、縦置き状態の筐体2の正面部2Bまたは背面部2Eと規定しておくことにより、スタンド5における筐体2の向きを使用者に認識させることができる。
このようなスタンド5を筐体2に取り付けるねじ孔2D1を設け、該スタンド5を筐体2に取り付けることにより、エンタテインメント装置1の縦置きが可能となる。これによれば、エンタテインメント装置1の設置場所に応じて、横置き状態および縦置き状態のいずれかを選択することができ、エンタテインメント装置1の配置の自由度を向上することができる。
また、ねじ孔2D1を筐体2の側面部2Dに設けたことにより、蓋部21A1は、縦置き状態のエンタテインメント装置1の上方に位置することとなる。これによれば、蓋部21A1の開閉操作を行いやすくすることができ、かつ、光ディスクDの収納および取り出し操作を容易に行うことができる。
〔6.底面部の構成〕
図11には、エンタテインメント装置1の筐体2のY軸方向基端側の側面である底面部2Fが示されている。なお、図11において示すX軸、Z軸方向は、図2および図3で示したX軸、Z軸方向と、それぞれ同方向である。
筐体2の底面部2Fは、図11に示すように、ロアーケース22の底面部22Fにより構成されている。この底面部2Fには、ゴム等によって形成された滑り止め部材22F1が8箇所に配置されている。詳述すると、滑り止め部材22F1は、略矩形の底面部22Fの四隅部分、正面部2B側(Z軸方向先端側)の略中央部分、背面部2E側(Z軸方向基端側)の略中央部分、側面部2C側(X軸方向先端側)の正面部2B寄りの部分、および、側面部2D側(X軸方向基端側)の正面部2B寄りの部分に設けられている。これにより、エンタテインメント装置1を横置き状態で安定して設置することができる。
〔7.収納部の構成〕
図12には、収納凹部3が示されている。すわなち、図12には、蓋部21A1を取り外した上面部2Aの平面図が示されている。なお、図12において示すX軸、Z軸方向は、図2および図3で示したX軸、Z軸方向と、それぞれ同方向である。
収納凹部3は、前述のように、光ディスクDが収納される部分であり、アッパーケース21の上面部21Aに断面略凹状に形成されている。この収納凹部3は、図12に示すように、円形状の光ディスクDが収納されるディスク収納部31と、このディスク収納部31の底面に突設され、該ディスク収納部31に収納された光ディスクDを囲む凸状部32とから構成されている。この凸状部32は、収納凹部3に一体的に形成されている。
ディスク収納部31の中央には、光ディスクDが回転自在に装着されるチャッキング部材4Aが設けられており、このチャッキング部材4Aは、図示しない駆動手段としてのスピンドルモータに回転自在に軸支されている。また、スピンドルモータの駆動により回転する光ディスクDからのゲームプログラム、映像情報および音声情報を読み取り、かつ、該光ディスクDに情報を記録する情報読取/書込手段としてのピックアップ部4Bが設けられている。このピックアップ部4Bは、ディスク収納部31のディスクが収納される領域に、該光ディスクDの半径方向に進退自在に設けられている。
凸状部32は、ディスク収納部31とは深さ寸法を異にして形成されている。すなわち、凸状部32は、ディスク収納部31に比べ、浅く形成されている。また、この凸状部32は、光ディスクDの収納方向からみて、矩形(ここでは正方形)の各辺の中央部分を光ディスクDの形状に合わせて円形状に膨出させた形状を有している。具体的には、矩形(正方形)の各辺の長さ寸法は、ディスク収納部31に収納される光ディスクの直径より小さく、かつ、対角線の長さが光ディスクの直径より大きい寸法とされている。このため、ディスク収納部31は、凸状部32により、矩形(正方形)と円形とを重ね合わせた収納空間とされている。
この凸状部32の光ディスクD端面に対向する面32Aは、ディスク収納部31の底面から面外方向に向かうにしたがって、ディスク収納部31の中央から遠ざかるように、傾斜して形成されている。これにより、ディスク収納部31に光ディスクDを収納する際に、この傾斜した面32Aが、該光ディスクDをディスク収納部31の中央に案内するので、光ディスクDのディスク収納部31への収納を容易に行うことができる。
また、凸状部32の正面部21B側の端部には、2箇所の開口部32Bが形成されている。この開口部32Bの下方には、前述の係止部材が設けられており、この開口部32Bを介して、蓋部21A1に形成された突起21A11が該係止部材と係合する。
このような収納凹部3では、ディスク収納部31から光ディスクDを取り出す際には、ディスク収納部31の四隅部分から該光ディスクDの端面に指をかけ、該端面近傍を持ち上げるようにして該光ディスクDを取り出すことができる。従って、光ディスクDの取り出しを容易にすることができる。また、光ディスクDの端面には、ディスク収納部31の四隅部分から指をかけることができるので、従来のディスク装置に比べて、該端面に指をかけることができる領域を広げることができる。さらに、この収納凹部3は、凸状部32によりディスク収納部31を矩形と円形とを組み合わせた形状として構成されているので、アッパーケース21のスペースを効果的に活用することができる。
〔8.内部構成〕
装置本体は、詳しい図示を省略するが、メインボード、入出力制御基板、およびこれらに電力を供給する電源ユニットを備え、これらが前述の筐体2内に収納されている。
このうち、メインボードは、CPU(Central Processing Unit)およびその周辺装置からなる制御系と、描画を行う画像処理装置等からなるグラフィックシステムと、音楽、効果音を出力する音声処理装置等からなるサウンドシステムとを備えている。
制御系は、CPUと、割込制御やダイレクトメモリアクセス転送の制御等を行う周辺装置制御部と、RAM(Random Access Memory)からなるメインメモリと、グラフィックシステム、サウンドシステム等の管理を行うオペレーティングシステム等のプログラムが格納されたROM(Read Only Memory)とを備えている。
CPUは、ROMに記憶されているオペレーティングシステムを実行することにより、エンタテインメント装置1全体を制御するものであり、例えば、128ビットのRISC(Reduced Instruction Set Computer)−CPUからなる。
グラフィックシステムは、CPUからの描画指示に従って描画を行う画像処理装置と、この画像処理装置により描画された画像を記憶するフレームバッファとを備えている。画像処理装置は、CPUからの描画命令にしたがって、フレームバッファに対してポリゴン等の描画を行う。この画像処理装置は、1秒間に最大7500万程度のポリゴンの描画を行うことができる。
サウンドシステムは、CPUからの指示に基づいて、BGM(Back Ground Music)、効果音等を出力する音声処理装置と、この音声処理装置で生成された波形データ等が記録されるサウンドバッファとを備えている。
入出力基板は、アプリケーションプログラムが記録されている光ディスクDの制御を行う光ディスク制御部と、ユーザからの指示が入力されるコントローラ7からの信号や、コントローラ7に出力される信号、およびカードスロット21B3に装着されたメモリーカード8に記録されたデータの入出力等を制御する通信制御部とを備えている。
光ディスク制御部は、例えば、エラー訂正符号(Error Correction Code)が付加されて記録されているプログラムやデータ等を複合するデコーダと、光ディスクDからのデータを一時的に記憶することにより、光ディスクからのデータの読み出しを高速化するバッファとを備えている。
通信制御部は、コントローラ接続部22B1に露出するコントローラコネクタ41(図4参照)、および、カードスロット21B3(図4参照)が内部に設けられ、メモリーカード8に接続される図示しないカード接続端子と電気的に接続され、これにより、使用者がコントローラ7を操作すると、コントローラ7からの信号や、コントローラ7に出力される信号、およびメモリーカード8の記録域へのデータの入出力等の制御が行われる。また、この通信制御部には、コントローラ7の他、外部機器接続用端子42,44〜46、受光部43、出力端子47等とも電気的に接続され、外部機器との信号入出力制御も行うように構成されている。
〔9.中継器の構成〕
図13には、エンタテインメント装置1に接続される中継器9が示されている。また、図14には、中継器9の斜視図が示されている。なお、図13および図14において示すX軸、Y軸、Z軸方向は、図2および図3において示したX軸、Y軸、Z軸方向と、それぞれ同方向である。
前述のエンタテインメント装置1は、図13に示すように、複数のカードスロット91A3およびコントローラ接続部91B1を備えた中継器9が、筐体2の正面部2Bに形成されたカードスロット21B3、および、該正面部2Bに形成されたコントローラ接続部22B1に露出するコントローラコネクタ41に接続可能である。この中継器9は、図13および図14に示すように、中継器本体91、ケーブル92、および接続端子93を備えている。
中継器本体91には、図14に示すように、略直方体形状に形成されている。この中継器本体91は、前述のエンタテインメント装置1の筐体2と同様に、中継器9の制御を行う図示しない制御基板と、この制御基板の上方(Y軸方向とは反対側)を覆うアッパーケース91Aと、下方(Y軸方向)を覆うロアーケース91Bとを備えて構成されている。なお、これらアッパーケース91Aおよびロアーケース91Bは、エンタテインメント装置1の筐体2と同じ合成樹脂により形成されているが、別の素材で形成してもよい。
アッパーケース91Aの上面から垂下する4つの側面のうち、3面には、前述のリブ21B1と同様のリブ91A1が形成されている。詳述すると、このリブ91A1は、アッパーケース21の略長方形状の上面から略垂下する4つの側面のうち、長手方向に沿って形成された2つの側面と、これら2つの側面に挟まれる一方の側面とに連続して形成されている。なお、これらリブ91A1が形成されたアッパーケース91Aの側面は、ロアーケース91Bより延出して形成されている。
アッパーケース91Aの長手方向の2つの側面には、それぞれ2つのカードスロット91A3が形成され、それぞれのカードスロット91A3にメモリーカード8を装着することができる。すなわち、中継器本体91には、合計4つのカードスロット91A3が形成されている。これらカードスロット91A3は、前述のカードスロット21B3と略同様に構成され、リブ21B1に対するカードスロット21B3の位置と同様の位置に、それぞれ形成されている。なお、これらカードスロット91A3には、蓋部21B4と略同様の蓋部91A4が設けられており、メモリーカード8が装着されていない場合では、蓋部91A4により、カードスロット91A3は閉塞されている。
ロアーケース91Bには、コントローラ接続部22B1と同様のコントローラ接続部91B1が並列して形成されている。詳述すると、ロアーケース91Bの底面から起立する側面のうち、長手方向の2つの側面には、それぞれ2つのコントローラ接続部91B1が、アッパーケース91Aに形成されたカードスロット91A3に対応する位置に形成されている。これらそれぞれのコントローラ接続部91B1には、コントローラコネクタ91Cが露出しており、それぞれのコントローラコネクタ91Cには、前述のコントローラ7が接続可能である。
これらカードスロット91A3の内部に設けられたカード接続部、および、コントローラ接続部912に露出したコントローラコネクタ91Cは、中継器本体91内部に設けられた図示しない制御基板に接続されている。この制御基板は、各カードスロット91A3に装着されカード接続部に接続されたメモリーカード8、および、コントローラコネクタ91Cに接続されたコントローラ7と、エンタテインメント装置1との通信の制御を行っている。
中継器本体91のリブ91A1が形成されていない側面には、ケーブル92が面外方向に延出するように設けられている。ケーブル92は、中継器本体91の制御基板と電気的に接続されており、このケーブル92の先端には、エンタテインメント装置1に接続される接続端子93が設けられている。
なお、中継器本体91のケーブル92が延出する端部には、該ケーブル92の周囲を覆うように、ゴム等により形成された緩衝部材91Dが設けられている。この緩衝部材91Dは、中継器本体91端部におけるケーブル92の折れ曲がりを防止するためのものである。
図15には、接続端子93の側面図が示されている。なお、図15において示すY軸、Z軸方向は、図2および図3において示したY軸、Z軸方向と、それぞれ同方向である。 接続端子93は、側面視略C字状に形成されており、エンタテインメント装置1のカードスロット21B3に挿入されるメモリ通信用端子931と、このメモリ通信用端子931が挿入されるカードスロット21B3の直下に形成されたコントローラ接続部22B1に挿入されるコントローラ通信用端子932と、これらを収納して一体化する収納ケース933とを備えている。
メモリ通信用端子931は、カードスロット21B3内部に設けられた図示しないカード接続部に接続される。このメモリ通信用端子931は、コントローラ通信用端子932よりも延出して形成されている。メモリ通信用端子931の挿入方向先端側端部には、詳しい図示を省略するが、ケーブル92内の信号線に接続されている信号線コネクタが設けられ、該ケーブル92を介して、中継器本体91の制御基板と電気的に接続されている。
コントローラ通信用端子932は、メモリ通信用端子931が挿入されるカードスロット21B3に対応する位置に設けられたロアーケース22のコントローラ接続部22B1に挿入され、該コントローラ接続部22B1に露出するコントローラコネクタ41(図4参照)に接続される。このコントローラ通信用端子932は、詳しい図示を略すが、複数のプラグピンを備え、各プラグピンは、ケーブル92内の信号線を介して中継器本体91の制御基板と電気的に接続されている。
収納ケース933は、合成樹脂製のケースであり、断面略C字状に形成されている。この収納ケース933のコントローラ通信用端子932側の端部には、該コントローラ通信用端子932の延出方向に突出し、コントローラ通信用端子932の基端部分の周囲を覆う突出部9331が設けられている。この突出部9331は、エンタテインメント装置1を構成するアッパーケース21の正面部21Bとロアーケース22の正面部22Bとの段差を補うように構成されている。これにより、エンタテインメント装置1の正面部2Bに形成されたカードスロット21B3およびコントローラ接続部22B1に、接続端子93を安定して接続することができる。
また、突出部9331の先端には、位置決め用の図示しない突起が形成されており、コントローラ通信用端子932が挿入されるコントローラ接続部22B1には、突起に対応する位置に、図示しない凹部が形成されている。これにより、接続端子93をエンタテインメント装置1に接続する際に、接続を容易に行うことができる。なお、これら突起および凹部は、逆に形成してもよい。すなわち、突出部9331側に凹部を形成し、エンタテインメント装置1のコントローラ接続部22B1に突起を設けてもよい。
また、収納ケース933の両側面(図14におけるX軸方向両側面)には、Y軸方向に沿って切り欠かれた凹部9332がそれぞれ3箇所ずつ形成されている。これら凹部9332は、接続端子93をカードスロット21B3およびコントローラ接続部22B1から取り外す際に、接続端子93をつかみやすくするための部分である。
このような中継器9をエンタテインメント装置1に取り付けることにより、より多くのコントローラ7およびメモリーカード8を接続することができるため、より多くの人数でゲームを行うことができ、また、より多くのデータをメモリーカード8に記録することができる。
〔10.実施形態の効果〕
以上のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(10-1)光ディスクDが収納されるディスク収納部31を円形と矩形とを組み合わせた形状とされている。これによれば、ディスク収納部31の四隅部分に位置する光ディスクDの端部を持ち上げるようにして、該光ディスクDを取り出すことができる。従って、光ディスクDの端部に指等をかけることのできるディスク収納部31の領域が拡大できるので、光ディスクDの取り出しを容易にすることができるとともに、光ディスクDの取り出し時の自由度を向上することができる。
また、ディスク収納部31の矩形状部分の各辺は、該ディスク収納部31に収納される光ディスクDの直径よりも小さいとされているので、ディスク収納部31を不要に大きく形成する必要をなくすことができる。
とくに、ディスク収納部31の四隅部分は、角隅部からディスクの外周縁へ向かうに従って幅寸法が次第に広がる略三角形状に形成されているから、指を差し込みやすく、かつ、その指を角隅部の底面に沿ってディスク外周面に向かって進ませれば、指をディスク外周端面に直接当てることができる。従って、ディスクの記録面に指が触れることなく、ディスクを取り出すことができる。
(10-2)凸状部32の光ディスクD端面に対向する面32Aは、ディスク収納部31の底面から面外方向に向かうにしたがって、ディスク収納部31の中央から遠ざかるように傾斜して形成されている。これによれば、面32Aが、光ディスクDを収納する際の案内面となるので、光ディスクDのディスク収納部31への収納を容易に行うことができる。加えて、ディスクDを取り出す際において、指をディスク収納部31の角隅部に差し込み、角隅部の底面に沿って進ませる際にも、凸状部32の面32Aが傾斜して形成されているから、指を差し込みやすいうえ、指をディスク外周面に向かって滑らせる際にも障害にならず円滑に滑らせることができる。
(10-3)筐体2の側面部2Dにねじ孔2D1を形成したことにより、この側面部2Dに、スタンド5を取り付けることができるので、エンタテインメント装置1の縦置きが可能となる。これによれば、設置場所に合わせて横置きおよび縦置きの配置姿勢を選択することができるので、エンタテインメント装置1の配置の自由度を向上することができる。
また、縦置き状態では、スタンド5によって、縦置きの姿勢が支持されるので、エンタテインメント装置1を安定して縦置き状態に維持することができる。
さらに、エンタテインメント装置1が縦置きの場合では、蓋部21A1によって閉塞される収納凹部3は、上方に位置することとなるので、蓋部21A1の開閉および光ディスクDの収納/取出し操作を容易に行うことができる。
(10-4)アッパーケース21の平坦部21A2と、蓋部21A1との間には、別部材としての仕切部材21A3が設けられていることにより、蓋部21A1および平坦部21A2のそれぞれの上面は連続していない。これによれば、アッパーケース21に取り付けられ、矢印A方向に回動する蓋部21A1の上面と、平坦部21A2の上面との製造上の形成位置の誤差を目立たなくすることができる。すなわち、このような製造上の誤差が生じた場合には、誤差によって生じる段差が使用者等に認識され、筐体の美観を損ねる要因となっていた。これに対し、蓋部21A1と、平坦部21A2との間に仕切部材を設け、これらを隔離したことによって、このような段差を使用者等に認識しづらくすることができる。従って、筐体2の外観を良好なものとすることができる。
(10-5)アッパーケース21の正面部21Bおよび側面部21Cには、3本のリブ21B11,21B12,21B13が形成されている。このうち、リブ21B13は、アッパーケース21に取り付けられた蓋部21A1と、アッパーケース21の平坦部21A2と、仕切部材21A3のZ軸方向先端部分が延出することで形成されている。これによれば、アッパーケース21の正面部21Bの外観を良好とするとともに、アッパーケース21のY軸方向の寸法を小さくすることができる。
(10-6)中央に設けられたリブ21B12には、該リブ21B12と一体化するように、蓋部開放スイッチ21B5および電源スイッチ21B6が設けられている。このようなスイッチは、従来では、スイッチが設けられる面から面外方向に突出して配置されることが多く、このため、スイッチが不意に入力されてしまうという場合があった。また、スイッチが突出していない場合でも、開口にスイッチが露出するなどしていたため、外観を損なうという問題があった。これに対し、蓋部開放スイッチ21B5および電源スイッチ21B6は、リブ21B12と一体感を持って配置されているため、これらスイッチ21B5および21B6を目立たなくして、筐体2のデザイン性を向上することができるとともに、これらスイッチ21B5,21B6が誤って入力されることを防ぐことができる。
(10-7)エンタテインメント装置1の縦置き状態を支持するスタンド5の円筒部51,52は、ロアーケース22の側面部22Dの傾斜に沿って、一端が傾斜して形成されている。これによれば、エンタテインメント装置1の縦置き状態を安定して支持することができる。すなわち、ロアーケース22のような箱型形状の筐体を、射出成形等によって形成する場合には、成形型からの筐体の取り外しが困難となるため、底面端部から垂直に面を形成することは難しく、このような面は傾斜して形成されてしまう場合がある。このため、この傾斜して形成された面を底面として縦置き状態とすると、縦置き状態が安定しないという問題がある。これと同様に、傾斜して形成されたロアーケース22の側面部22Dに合わせて、スタンド5の円筒部51,52が傾斜して形成されているので、該スタンド5は、縦置き状態のエンタテインメント装置1を安定して支持することができる。
(10-8)エンタテインメント装置1に接続される中継器9は、アッパーケース91Aに、アッパーケース21と同様に、リブ91A1が形成されている。これによれば、エンタテインメント装置1との外観の調和を図ることができる。
〔11.実施形態の変形〕
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
(11-1)収納部の構成について
収納部の構成については、前記実施形態で説明した図3および図12の構成に限らず、図16および図17に示す構成でもよい。図16には、蓋部を開放したエンタテイメント装置1が、図17には、収納凹部3の平面が示されている。なお、これらの図の説明にあたって、前記実施形態と同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
これら図16,17に示すエンタテイメント装置1の収納部構成は、上述した実施形態の収納部構成に対して、収納凹部3の構成が異なり、また、光ディスクDがピックアップ部4B方向へ一定量以上傾くのを規制する光ディスク傾き規制部33が付加されている点が異なる。
図16,17に示す収納凹部3は、前記実施形態と同様に、ディスク収納部31と、凸状部32とから構成される。凸状部32の形状も、前記実施形態と同様に、矩形(正方形)と円形とを組み合わせた形状で、矩形(正方形)の各辺の長さ寸法が、ディスク収納部31に収納される光ディスクの直径より小さく、かつ、対角線の長さが光ディスクの直径より大きい寸法とされているが、凸状部32が形成する矩形状の四隅のうち、少なくとも1つの角隅部底面がディスク収納部31の底面より深く形成されている。
ここでは、凸状部32が形成する矩形状の四隅のうち、蓋部21A1が回動自在に軸支された端部とは反対側(筐体2の正面部2B側)に位置する2つの角隅部底面には、底面がディスク収納部31の底面より深い凹部31A,31Bが形成されている。これらの凹部31A,31Bは、凸状部32の面32Aのうち、角隅部を構成する直交2壁面31A1,31B1と略半円形状の円弧壁面31A2,31B2を有する形状に形成され、少なくとも円弧壁面31A2,31B2の一部がディスク収納部31に収納される光ディスクの端面から内部に入り込む大きさに形成されている。また、これら凹部31A,31Bの深さは、図18に示すように、凹部31Aの深さに対して凹部31Bの深さが深く形成されているが、これらは同じでもよい。
このような構成によれば、凸状部32が形成する矩形状の四隅のうち、2つの角隅部底面にディスク収納部31の底面より深い凹部31A,31Bが形成されているから、ディスク収納部31に収納された光ディスクの底面と凹部31A,31Bの底面との間に段差が形成される。そのため、ディスク収納部31に収納されたディスクを取り出す場合に、矩形状の四隅部分から指を差し入れ、その指の先端部分をディスク端面からディスクの底面側に差し込むことができるから、ディスクを持ち上げやすい。つまり、ディスクの取出操作をより容易に行うことができる。
とくに、2つの凹部31A,31Bは、凸状部32が形成する矩形状の四隅のうち、蓋部21A1の回動軸支側とは反対側に位置する2つの角隅部底面に形成されているから、この2つの角隅部のいずれからもディスクの取出操作を行うことができる。つまり、蓋部21A1の回動軸支側とは反対側を正面とすると、左右どちらからでも、ディスクの取出操作を行うことができるから、使い勝手に優れる。
また、2つの凹部31A,31Bは、凸状部32の面32Aのうち、角隅部を構成する直交2壁面31A1,31B1と略半円形状の円弧壁面31A2,31B2を有する形状に形成され、少なくとも円弧壁面31A2,31B2の一部がディスク収納部31に収納される光ディスクの端面から内部に入り込む大きさに形成されているから、直径が小さい光ディスクのものでも、容易に取り出しできる。つまり、ディスク収納部31の円弧に沿った直径の光ディスクを基準として、その光ディスクの記録領域半径寸法の約1/2まで入り込む大きさに、凹部31A,31Bが形成されているから、直径が小さい光ディスクでも、容易に取り出しできる。なお、凹部31A,31Bの大きさについては、チャッキング部材4Aの近傍まで達する大きさ、形状でもよい。
また、前記実施形態および変形例では、凸状部32によって形成される空間、つまり、ディスク収納部31は、光ディスクDの収納方向からみて、矩形(正方形)の各辺の長さ寸法がディスク収納部31に収納される光ディスクの直径より小さく、かつ、対角線の長さが光ディスクの直径より大きい寸法とされ、各辺の中央部分を光ディスクDの形状に合わせて円形状に膨出させた形状を有していたが、これに限られない。
例えば、円形状と、一辺がディスクDの直径と略同じでそれと隣り合う辺がディスクDの直径より小さい長方形状との組み合わせでもよい。このような組み合わせにすれば、凸状部によって形成されるディスクを囲む空間は、ディスクの外形輪郭との間に2つの角隅部を有する形状となる。このとき、2つ角隅部を蓋部21A1が回動自在に軸支された端部とは反対側、つまり、筐体の正面部よりに設ければ、より操作性に優れる。
光ディスク傾き規制部33は、凸状部32を構成する部材とは別部材によって構成され、かつ、ピックアップ部4Bが進退する光ディスクDの半径方向外側位置(光ディスクの外周縁と対向する位置)に配置されている。光ディスク傾き規制部33の上面、つまり、光ディスクDと当接する面は、ディスク収納部31の底面より高くなるように配置されている。また、図19に示すように、チャッキング部材4Aに装着された光ディスクDの下面からピックアップ部4Bまでの寸法に対して、光ディスクDの下面から光ディスク傾き規制部33の上面までの寸法が小さくなるように設定されている。つまり、光ディスクDの下面とピックアップ部4Bとの隙間よりも、光ディスクDの下面から光ディスク傾き規制部33の上面までの隙間が小さくなるように、光ディスク傾き規制部33の高さ位置が設定されている。
このような構成によれば、筐体2が縦置き姿勢で設置された状態において、チャッキング部材4Aに装着された光ディスクDが高速回転されたとき、光ディスクDがピックアップ部4B側に傾いても、光ディスクDがピックアップ部4Bに接触する前に、光ディスク傾き規制部33に接触するので、光ディスクDの接触によるピックアップ部4Bの損傷を未然に防止することができる。しかも、光ディスク傾き規制部33を、ピックアップ部4Bが進退する光ディスクDの半径方向外側位置に配置するだけでよいから、簡単かつ経済的に構成することができる。
(11-2)スタンドについて
前記実施形態では、スタンド5に形成された円筒部51,52の上面を傾斜させるとしたが、ロアーケース22のねじ孔2D1近傍に、エンタテインメント装置1の縦置き状態で、水平となる部分を形成し、この部分にスタンド5の円筒部が載置されるようにしてもよい。
図20は、アッパーケース21およびロアーケース23によって構成される筐体20と、スタンド50とを示す断面図である。なお、図20において示すX軸、Y軸方向は、図2および図3で示したX軸、Y軸方向と、それぞれ同方向である。
スタンド50は、前述のスタンド5と略同じ構成を備え、スタンド50の上面50Aの中央を中心として2つの径を異にする円筒部501,502と、突出部503とを備えている。これら円筒部501,502および突出部503は、それぞれ円筒部51,52および突出部53と略同じ構成であるが、円筒部501,502の上面が水平に形成される点で異なっている。なお、円筒部502には、円筒部52と同様に、孔52Aおよび突出部52Bが形成されている。
また、ロアーケース23は、前述のロアーケース22と略同じ構成を有しているが、ロアーケース23のねじ孔2D1近傍には、側面部2Dを底面として筐体20を縦置き状態とした場合に水平となる水平部231が形成されている点で、ロアーケース22と異なっている。
水平部231は、図20におけるY軸方向の断面として見たときに、傾斜した側面部22Dを斜辺とし、側面部21DをY軸方向とは反対側に延出して描かれる直線を一辺とする略直角三角形状に形成され、図示を省略するが、側面部22Dの長手方向に、ねじ孔2D1を挟んで2箇所形成されている。そして、これら水平部231は、互いに近接しない側の水平部231の端部間の寸法がスタンド50の円筒部501の外径寸法と略一致するように形成されている。これら水平部231の端面には、スタンド50の円筒部501,502の上面が当接される。これにより、スタンド50に筐体2を設置した場合に、筐体2を備えて構成されるエンタテインメント装置1を水平に支持することができる。また、このような水平部231を設けたことにより、スタンド50を取り付けなくても、側面部2Dを底面として、エンタテインメント装置1を縦置きに設置することができる。
なお、水平部231は、ねじ孔2D1を挟んで2箇所形成するとしたが、ねじ孔2D1を囲むように1箇所だけ形成するようにしてもよく、また、3箇所以上に形成してもよい。
また、前記実施形態では、スタンド5,50を取り付けるためのスタンド取付部としてのねじ孔2D1を筐体2の側面部2Dに形成するとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、側面部2Dに凹部を形成し、この凹部に対応する形状を有し、該凹部に嵌合される突出部をスタンドの上面に形成するような構成でもよい。
また、スタンド5,50には、エンタテインメント装置1の側面部2Dが載置される部分を円筒部51,52,501,502として円筒状に形成したが、断面略矩形の筒状に形成してもよい。
更に、スタンドの構成については、前記実施形態で説明した図8,図9,図10の構成、あるいは、図20で説明した構成に限らず、図21,図22,図23および図24に示す構成でもよい。図21には、スタンド54が、図22には、スタンド54を取り付けるために筐体2に設けられたスタンド取付部2D2が、図23には、筐体2およびスタンド54の組立状態の断面が、図24には、その組立状態の異なる断面がそれぞれ示されている。なお、これらの図の説明にあたって、前記実施形態と同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
スタンド54は、図21、23,24に示すように、円盤状の基板54Aと、この基板53Aの略中央に直線状に突出形成され筐体2の底面を支持する支持台部54Bと、この支持台部54Bに設けられた係合爪部54Cと、基板54Aの底面から貫通してスタンド54と筐体2とを一体化する締結具としてのねじ6とを含んで構成されている。
基板54Aは、金属によって円盤状に形成されたベース部材54A1と、このベース部材54A1の上面および外周面を覆う合成樹脂製の表層部材54A2とから構成されている。ベース部材54A1には、中心にねじ6を貫通させる貫通孔54A11が形成されているとともに、底面(設置面)外周縁90度間隔位置に滑り止め部材54A12が貼設されている。
支持台部54Bは、基板54Aの略中央に表層部材54A2と一体的に成形され細帯状の直線支持部54B1と、この直線支持部54B1の中央部に円環状に一体形成された円形支持部54B2とを含んで構成されている。直線支持部54B1の両端には支持突部54B11が形成され、この支持突部54B11の上端と円形支持部54B2の上面とが同一高さに形成されている。従って、支持台部54B上に筐体2を縦置き状態で設置すると、筐体2の底面(側面部2D)が円形支持部54B2と直線支持部54B1の支持突部54B11とで支持される。
係合爪部54Cは、支持台部54Bの円形支持部54B2を挟んだ両側に上方へ突出して形成されている。
筐体2の底面(側面部2D)には、図22に示すように、スタンド取付部2D2が形成されている。スタンド取付部2D2は、少なくとも2つの係合孔2D21と、この間に1つの締結具挿入孔2D22とを備えている。2つの係合孔2D21には、スタンド54の2つの係合爪部54Cが挿入される。締結具挿入孔2D22は、ねじ6が螺合されるねじ孔2D1によって構成されている。なお、ねじ6には、頭部61とは反対側の軸部にストップリング2D23が係合され、ねじ6が基板54Aの貫通孔54A11から抜け落ちないようになっている。
この構成によれば、スタンド54の支持台部54B上に筐体2を縦置き状態で設置する。このとき、筐体2に設けられた2つの係合孔2D21をスタンド54の係合爪部54Cに挿入・係合させる。すると、筐体2は、2つの係合孔2D21と係合爪部54Cとの係合により回動規制された状態に位置決めされる。この後、ねじ6を、基板54Aの底面から筐体2の締結具挿入孔2D22に挿入螺合し、スタンド54と筐体2とを一体化する。これにより、スタンド54と筐体2とが一体化されると、筐体2は、スタンド54の基板54Aにより転倒が防止される。
(11-3)設置姿勢について
前記実施形態では、エンタテインメント装置1は、横置きおよび縦置きのいずれの姿勢でも設置できるとしたが、どちらか一方の状態が可能であればよい。また、縦置き状態では、蓋部21A1が上方に位置するとしたが、下方に位置していてもよい。なお、横置きおよび縦置きのいずれの状態でも設置できるのであれば、設置場所に応じて設置姿勢を選択することができるので、エンタテインメント装置1の設置の自由度を向上できる。また、縦置き状態で、蓋部21A1が上方に位置するのであれば、蓋部21A1の開閉操作および光ディスクDの収納/取出し操作を容易に行うことができる。
(11-4)表示装置について
前記実施形態では、本エンタテイメント装置1にテレビジョン受像機を電気的に接続し、エンタテイメント装置1の操作に応じた処理結果からの画像情報をテレビジョン受像機に出力し、そこに表示するようにしたが、本エンタテイメント装置1に表示装置を装着するように構成することも可能である。
例えば、図25に示すように、筐体2の背面部2Eの両側に2つのねじ孔2E6,2E7を形成するとともに、底面部2Fの中央正面部寄りに凹部2F2を形成し、この2つのねじ孔2E6,2E7と凹部2F2とを利用して、表示装置を支持するアタッチメントを筐体2に一体的に取り付けるようにすることも可能である。
表示装置を支持するアタッチメント100としては、例えば、図26に示すように、筐体2の底面部2Fと略同じ大きさの矩形板状のプレート101と、このプレート101の前端縁中央から上方および前方へL字状に折曲形成され筐体2の凹部2F2に係合する係合片102と、プレート101の後端縁から上方に直角に起立された起立片103と、この起立片103の両側に形成されたボルト挿通孔104とを備えた構造でもよい。
この場合、筐体2の底面部にプレート101をあてがい、係合片102を筐体2の凹部2F2に挿入係合したのち、起立片103のボルト挿通孔104からボルト105を挿入して筐体2のねじ孔2E6,2E7に螺合すると、筐体2にアタッチメント100が一体的に保持される。この状態において、起立片103の中央に表示装置、例えば、液晶表示装置110を取り付ければ、エンタテイメント装置1の操作に応じた画像情報を液晶表示装置110に表示させることができる。
(11-5)適用範囲について
前記実施形態では、エンタテインメント装置1は、光ディスクDから情報の読み取りが可能なだけでなく、使用する光ディスクDによっては、情報の記録も行えるとしたが、情報の読取および記録の少なくともいずれかが実行可能であればよい。
前記実施形態では、使用するディスクとして光ディスクを採用したが、磁気ディスクを採用してもよい。すなわち、円形状を有し、記録された情報の読取および/または情報の記録が可能なディスクであれば、ディスクの種類は問わない。
本発明は、CD、DVD等の光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク、レコード等のディスクに記録された情報を再生および/または該ディスクに情報を記録するディスク装置に利用することができる。
本発明の一実施形態に係るエンタテインメント装置を示す構成を示す図。 前記実施形態のエンタテインメント装置を示す斜視図。 図1の状態から蓋部を開放したエンタテインメント装置を示す斜視図。 前記実施形態のエンタテインメント装置を示す正面図。 前記実施形態のエンタテインメント装置を示す背面図。 前記実施形態のエンタテインメント装置を示す側面図。 前記実施形態のエンタテインメント装置を示す側面図。 前記実施形態のスタンドを示す斜視図。 前記実施形態の筐体およびスタンドを示す断面図。 前記実施形態の筐体およびスタンドを示す図9の部分拡大図。 前記実施形態のエンタテインメント装置を示す底面図。 前記実施形態の収納凹部を示す平面図。 前記実施形態のエンタテインメント装置と中継器とを示す概要斜視図。 前記実施形態の中継器を示す斜視図。 前記実施形態の中継器の接続端子を示す側面図。 前記実施形態の収納部の変形を示す斜視図。 同上収納部を示す平面図。 同上収納部の底面形状を示す断面図。 同上収納部のピックアップ部と光ディスク傾き規制部とを示す図。 前記実施形態の筐体およびスタンドの変形を示す断面図。 前記実施形態のスタンドの変形を示す斜視図。 同上スタンドが取り付けられる筐体の変形を示す斜視図。 同上スタンドと筐体との組立状態を示す断面図。 同上スタンドと筐体との組立状態を示す他の断面図。 前記実施形態の筐体底面部の変形を示す斜視図。 表示装置およびアッタッチメントを示す斜視図。
符号の説明
1…エンタテインメント装置(ディスク装置)、2…筐体、6…ねじ(締結具)、21…アッパーケース(筐体本体)、21A1…蓋部、21A3…仕切部材、2D1…ねじ孔(スタンド取付部)、2D2…スタンド取付部、2D21…係合孔、2D22…締結具挿入孔、31A,31B…凹部、3…収納凹部、32…凸状部、32A…面、4B…ピックアップ部(情報読取/書込手段)、5,50,54…スタンド、54A…基板、54B…支持台部、54C…係合爪部。

Claims (1)

  1. 情報を記録および/または再生する略円形状のディスクを回転させる駆動手段、回転するディスクに記録された情報の再生および/または前記ディスクへの情報の記録を行う情報読取/書込手段、ならびに、これらを制御する制御手段を備えた装置本体と、この装置本体を収納する筐体とを備えたディスク装置であって、
    前記筐体は、
    前記装置本体を収納し、かつ、前記駆動手段および前記情報読取/書込手段に応じた位置に前記ディスクを収納する収納凹部が形成された筐体本体と、
    一端が前記筐体本体に回動可能に軸支され、かつ、他端が前記筐体本体に近接することで前記収納凹部を閉塞する蓋部とを備え、
    前記収納凹部には、該収納凹部底面に突設され、前記駆動手段の回転軸を中心として装着されたディスクを囲む凸状部が形成され、
    前記収納凹部に収納されるディスク端面と対向する前記凸状部の面は、該凸状部の突出方向に向かうにしたがって、該ディスク端面から遠ざかるように傾斜して形成され、
    この凸状部によって形成されるディスクを囲む空間は、前記ディスクの収納方向から見たときに、前記ディスクの外形輪郭形状に沿った円形状と、該円形状の中心と略同じ位置に中心を有し、各辺の長さが前記ディスクの直径よりも小さく、かつ、対角線の長さが前記ディスクの直径より大きい矩形状とが組み合わされた形状を有し、
    前記凸状部が形成する矩形状の四隅のうち、前記蓋部が回動自在に軸支された端部側とは反対側に位置する2つの隅には、底面が前記収納凹部の底面より深くなる角隅部がそれぞれ形成され、
    前記角隅部における前記ディスク端面と対向する面は、前記凸状部の面と連続して形成され
    前記各角隅部のうち、当該ディスク装置が縦置き状態とされた際に上側に位置する角隅部は、他方の角隅部より底面が深くなるように形成されていることを特徴とするディスク装置。
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