JP3775593B2 - ディスク装置のケース - Google Patents

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば光ディスクの再生装置のようなディスク装置のケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−ROM、CD−R、DVD等の光ディスクを再生、または記録/再生するディスク装置が知られている。このディスク装置は、装置本体の骨格を構成する箱状(フレーム状)の筐体と、該筐体に対し光ディスクを装填する位置と排出する位置とに移動可能なディスクトレイと、筐体を収納する外ケースとを有している。また、筐体上には、光ディスクを回転させる光ディスク回転駆動機構と、光ディスクに記録された情報を光学的に読み取る機能を有する光ピックアップと、光ピックアップを光ディスクの径方向に移動させる光ピックアップ移動機構とがそれぞれ設置されている。
【0003】
このような従来のディスク装置において、外ケースは、底板および該底板の両側部から立設された一対の側板を有するケース本体と、前記底板とほぼ平行に設置され、前記両側板に連結される蓋体とで構成されている。
【0004】
このような筐体と外ケースとの組み立ては、ケース本体と筐体とを複数箇所でネジ止めするとともに、蓋体と筐体とを複数箇所でネジ止めし、さらに蓋体とケース本体とをネジ止めすることによりなされている。
【0005】
しかし、このような組み立て構造では、ネジ止めの箇所は、例えば合計15箇所以上と極めて多く、そのため、構造が複雑化し、使用するネジの本数が多いので部品点数が増大するとともに、組み立て時間が長時間となるという問題があった。
【0006】
また、従来のディスク装置では、例えば横方向の衝撃が作用した際、筐体の外ケースに対する固定箇所に瞬間的に大きな力が集中し、この固定箇所に破損を生じることがあるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、構造の簡素化、部品点数の削減が可能なディスク装置のケースを提供することにある。また、衝撃に対する耐性に優れるディスク装置のケースを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(12)の本発明により達成される。
【0009】
(1) 筐体と、底板および該底板の両側部から立設された一対の側板を有するケース本体と、前記底板とほぼ平行に設置され、前記両側板に連結される蓋体と、前記筐体の前記ケース本体および前記蓋体に対する位置決めをする位置決め手段とを備え、前記ケース本体と前記蓋体とで前記筐体を収納するディスク装置のケースであって、
前記筐体は、前記ケース本体とはネジ止めされているが、前記蓋体とはネジ止めされておらず、
前記ケース本体と前記蓋体とはネジ止めされており、
前記筐体には、正面視で、左下部、右下部、左上部および右上部の4箇所に突起が形成され、
前記ケース本体には、前記左下部の突起および前記右下部の突起がそれぞれ挿入する第1孔および第2孔が形成され、
前記蓋体には、前記左上部の突起および前記右上部の突起がそれぞれ挿入する第3孔および第4孔が形成され、
前記各突起、前記第1孔、前記第2孔、前記第3孔および前記第4孔により前記位置決め手段が構成されていることを特徴とするディスク装置のケース。
【0010】
(2) 前記第1孔および前記第4孔は、前記突起がほぼ遊びなく嵌入する孔であり、
前記第2孔および前記第3孔は、前記突起を孔内で一方向に移動可能に挿入する孔である上記(1)に記載のディスク装置のケース。
【0011】
(3) 前記各突起は、横断面形状が円形であり、
前記第1孔および前記第4孔は、前記突起がほぼ遊びなく嵌入する円形孔であり、
前記第2孔および前記第3孔は、左右方向に伸びる長孔である上記(1)に記載のディスク装置のケース。
【0012】
(4) 前記第2孔および前記第3孔は、前記突起がほぼ遊びなく嵌入する孔であり、
前記第1孔および前記第4孔は、前記突起を孔内で一方向に移動可能に挿入する孔である上記(1)に記載のディスク装置のケース。
【0013】
(5) 前記各突起は、横断面形状が円形であり、
前記第2孔および前記第3孔は、前記突起がほぼ遊びなく嵌入する円形孔であり、
前記第1孔および前記第4孔は、左右方向に伸びる長孔である上記(1)に記載のディスク装置のケース。
【0014】
(6) 筐体と、底板および該底板の両側部から立設された一対の側板を有するケース本体と、前記底板とほぼ平行に設置され、前記両側板に連結される蓋体と、前記筐体の前記ケース本体および前記蓋体に対する位置決めをする位置決め手段とを備え、前記ケース本体と前記蓋体とで前記筐体を収納するディスク装置のケースであって、
前記筐体には、正面視で、左下部、右下部、左上部および右上部の4箇所に突起が形成され、
前記ケース本体には、前記左下部の突起および前記右下部の突起がそれぞれ挿入する第1孔および第2孔が形成され、
前記蓋体は、前記左上部の突起および前記右上部の突起がそれぞれ挿入する第3孔および第4孔が形成され、
前記第1孔および前記第4孔と、前記第2孔および前記第3孔のいずれか一方は前記突起をほぼ遊びなく嵌入する孔であり、他方は前記突起を孔内で一方向に移動可能に挿入する孔であることを特徴とするディスク装置のケース。
【0015】
(7) 前記各突起は、横断面形状が円形であり、
前記突起をほぼ遊びなく嵌入する孔は、円形孔であり、
前記突起を孔内で一方向に移動可能に挿入する孔は、左右方向に伸びる長孔である上記(6)に記載のディスク装置のケース。
【0016】
(8) 前記突起の先端部は、その外径が先端に向かって漸減する形状をなしている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載のディスク装置のケース。
【0017】
(9) 前記蓋体は、前記ケース本体に対し、平面視で、後方側の左右一対および前方側の左右一対の計4箇所でネジ止めされている上記(1)ないし(8)のいずれかに記載のディスク装置のケース。
【0018】
(10) 前記蓋体は、前記ケース本体に対し、平面視で、後方側の左右一対および前方側の左右一対の計4箇所でネジ止めされており、
前記位置決め手段は、前記後方側の左右一対のネジ止め箇所と、前記前方側の左右一対のネジ止め箇所との間に位置している上記(1)ないし(8)のいずれかに記載のディスク装置のケース。
【0019】
(11) 前記筐体は、前記ケース本体に対し2〜4箇所でネジ止めされている上記(1)ないし(10)のいずれかに記載のディスク装置のケース。
【0020】
(12) 前記筐体には、ディスク状記録媒体を回転駆動する駆動系が搭載される上記(1)ないし(11)のいずれかに記載のディスク装置のケース。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のディスク装置のケースを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0025】
図1は、本発明のディスク装置のケースの実施形態における蓋体の構成例を示す平面図、図2および図3は、それぞれ本発明のディスク装置のケースの実施形態における筐体の構成例を示す平面図および側面図、図4は、本発明のディスク装置のケースの実施形態におけるケース本体の構成例を示す平面図、図5は、本発明のディスク装置のケースの実施形態における図2中のA−A線の位置での分解断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図4中の上方を「後」または「後方」、下方を「前」または「前方」と言い、図5中の上方を「上」または「上方」、下方を「下」または「下方」と言う。
【0026】
本発明のディスク装置のケース1は、音楽用等のCD、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD、DVD−R、DVD−RW等の各種光ディスク(ディスク状記録媒体)に記録された情報を再生する機能(または記録/再生する機能)を有する装置であって、例えばパソコンのようなコンピュータ装置(図示せず)の本体に設置されるディスク装置の外装部品として用いられる。このディスク装置のケース1は、ケース本体3と蓋体4とで構成される外ケース2と、外ケース2内に収納される筐体5と、筐体5のケース本体3および蓋体4に対する位置決めをする位置決め手段6とを有している。
【0027】
筐体5は、ディスク装置の装置本体の骨格を構成する箱状(フレーム状)の部材であり、好ましくは樹脂成形品で構成されている。この筐体5は、後板51と、対抗する一対の側板52、53とを有している。
【0028】
筐体5には、筐体5に対しその後端部を中心として回動可能に設置されたシャーシ(基台)、シャーシの上方に位置し、光ディスクを載置・搬送するディスクトレイ、シャーシの回動やディスクトレイの移動を行う駆動機構(いずれも図示せず)、シャーシの下方に位置するメイン回路基板55等が搭載されている。
【0029】
シャーシには、光ディスクを回転駆動する駆動系と、光ディスクに記録された情報を読み取る機能を有する光ピックアップ(光学ヘッド)と、光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動する移動機構とが搭載されている。前記シャーシ、光ディスクの回転駆動系、光ピックアップおよび光ピックアップの移動機構により、スレッドメカユニットが構成される。また、筐体5の前方は、開口しており、この開口を介して、ディスクトレイが出入りする。
【0030】
筐体5の4隅(4つの角部の近傍)には、それぞれ、ビス孔(ネジ孔)5411、542、543および544が形成されている。
【0031】
ケース本体3は、底板31と、底板31の両側部からほぼ垂直に立設された一対の側板32、33とを有し、これらが一体的に形成された部材である。このケース本体3は、好ましくは金属板をプレス成形等の塑性加工により所望の形状に変形させてなる板状部材で構成されている。
【0032】
側板32の上部には、所定間隔をおいて折り曲げ片34および35が形成されている。この折り曲げ片34および35は、それぞれ、側板32の一部を上方に延長し、ケース本体3の内側に向けてほぼ直角に折り曲げたものである。
【0033】
同様に、側板33の上部には、所定間隔をおいて折り曲げ片36および37が形成されている。この折り曲げ片36および37は、それぞれ、側板33の一部を上方に延長し、ケース本体3の内側に向けてほぼ直角に折り曲げたものである。
【0034】
また、折り曲げ片34、35、36および37には、それぞれ、ビス孔(ネジ孔)341、351、361および371が形成されている。
【0035】
底板31の4隅(4つの角部の近傍)には、それぞれ、上方(外ケース2の内側)に向けて突出(隆起)する隆起部381、382、383および384が形成されている。そして、各隆起部381、382、383および384の頂部には、それぞれ、ビス孔(ネジ孔)391、392、393および394が形成されている。これらのビス孔391〜394は、それぞれ、筐体5に形成されたビス孔541〜544に対向する位置に形成されている。
【0036】
蓋体4は、底板31とほぼ平行に設置され、両側板32、33の上部に連結される。蓋体4は、好ましくは金属板をプレス成形等の塑性加工により所望の形状に変形させてなる板状部材で構成されている。
【0037】
蓋体4の前記ビス孔341、351、361および371に対向する位置には、それぞれ、ビス孔(ネジ孔)41、42、43および44が形成されている。
【0038】
また、蓋体4には、光ディスクの誤挿入防止用(姿勢を規制し、引っかかりを防止するためのガイド部として機能する)の凸部45や、光ディスクの回転時における空気流を調整するための円弧状に延びる凸条46が形成されている。凸部45および凸条46は、蓋体4の下面側に突出している。また、凸条46の内側の開口部47には、光ディスクを保持するディスククランパ(図示せず)が設置される。
【0039】
以上のような筐体5は、位置決め手段6により外ケース2に対し、すなわちケース本体3および蓋体4に対し位置決めがなされる。以下、位置決め手段6の構成について詳述する。
【0040】
位置決め手段6は、筐体5に形成された4つの突起(ボス)61、62、63および64と、ケース本体3に形成され、突起61および62がそれぞれ挿入する第1孔(ボス孔)71および第2孔(ボス孔)72と、蓋体4に形成され、突起63および64がそれぞれ挿入する第3孔(ボス孔)73および第4孔(ボス孔)74とで構成されている。
【0041】
図5に示すように、突起61、62、63および64は、それぞれ、正面視で左下部、右下部、左上部および右上部に形成されている。すなわち、突起61は、側板52の下端に下方に向かって突出するよう形成され、突起62は、側板53の下端に下方に向かって突出するよう形成され、突起63は、側板52の上端に上方に向かって突出するよう形成され、突起64は、側板53の上端に上方に向かって突出するよう形成されている。
【0042】
各突起61、62、63および64は、横断面が円形をなすものであるが、その先端部は、外径が先端に向かって漸減する形状をなしている。すなわち、本実施形態では、各突起61、62、63および64の先端外周に面取りが施され、円錐台形状をなしている。このような構成とすることにより、各突起61、62、63および64を対応する孔に挿入する際の作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0043】
第1孔71および第2孔72は、ケース本体3の底板31を貫通する貫通孔であり、第3孔73および第4孔74は、蓋体4を貫通する貫通孔である。この場合、第1孔71および第4孔74は、それぞれ、突起61および64がほぼ遊び(隙間)なく嵌入する円形孔である。また、第2孔72および第3孔73は、それぞれ、左右方向(図1、4および5中の横方向)に伸びる長孔である。これにより、第2孔72および第3孔73内に挿入された突起62および63は、第2孔72および第3孔73内で長孔の長手方向に移動することが許容される。
【0044】
位置決め手段6をこのような構成としたことにより、ディスク装置のケース1に対し横方向(図1、2、4および5中の横方向)の衝撃(瞬間的な応力等)が作用した場合に、突起61〜64の破損(折れ、欠け等)を防止することができる。すなわち、ディスク装置のケース1に対し横方向の応力が作用したとき、正面視で対角の位置にある突起62および63がそれぞれ長孔である第2孔72および第3孔73の内部でその長手方向に僅かに移動することができるので、筐体5が撓み易くなり、その結果、長孔内にある突起62および63はもちろんのこと、円形孔内にある突起61および64においてもそれらへの瞬間的な応力集中が避けられ、破損が防止される。
【0045】
筐体5とケース本体3と蓋体4とを組み立てて外ケース2内に筐体5を収納するように組み立てを行う際に、各突起61、62、63および64が対応する第1孔71、第2孔72、第3孔73および第4孔74に挿入されることで、筐体5は、ケース本体3および蓋体4に対し適正な位置に位置決めがなされる。
【0046】
このとき、第1孔71〜第4孔74の全てを長孔とするのではなく、正面視で対角の位置にある第1孔71および第4孔74は、それぞれ突起61および64をほぼ遊びなく嵌入する円形孔であるため、平常時、すなわちディスク装置のケース1に対し横方向の衝撃が作用していないときには、位置ずれ等を生じることなく、位置決めを確実に行なうことができる。
【0047】
このような位置決め手段6(突起61〜64と、第1孔71、第2孔72、第3孔73および第4孔74)は、平面視で、蓋体4に形成されたビス孔41および44を結ぶ線と、ビス孔42および43を結ぶ線との間の所定箇所(図2中のA−A線の位置)に設けられている(図1参照)。これにより、筐体5を外ケース2に対しより少ない箇所でバランスよく位置決めすることができる。
【0048】
以上のような位置決め手段6により位置決めを行いつつ、筐体5とケース本体3とをネジ止めするとともに、ケース本体3と蓋体4とをネジ止めする。これにより、組み立てが完了する。この場合、筐体5は、蓋体4とは直接ネジ止めされていない。
【0049】
筐体5とケース本体3とのネジ止めは、ビス孔(ネジ孔)391〜394およびこれに対応するビス孔(ネジ孔)541〜544のそれぞれにビス(ネジ)81をねじ込み(螺入し)、締め付けることによりなされる。
【0050】
また、ケース本体3と蓋体4とのネジ止めは、ビス孔(ネジ孔)41〜44およびこれに対応するビス孔(ネジ孔)341、351、361、371のそれぞれにビス(ネジ)82をねじ込み(螺入し)、締め付けることによりなされる。
【0051】
このように、ネジ止めの箇所は均等に分散され、かつ、筐体5と蓋体4とは直接ネジ止めされないため、ネジ止め箇所は合計8箇所と、従来に比べて大幅に減少することができる。その結果、ディスク装置のケース1の構造を簡素化することができ、使用するビス(ネジ)の本数が少なくなり、部品点数の削減が図れ、また、ネジ止め箇所が少ないことから、組み立てに要する時間を短縮することができ、生産性の向上が図れる。
【0052】
なお、位置決め手段6の構成は、前述したものに限定されず、例えば、前記とは逆に、第1孔71および第4孔74は、それぞれ、左右方向(図1、4および5中の横方向)に伸びる長孔であり、第2孔72および第3孔73は、それぞれ、突起61および64がほぼ遊びなく嵌入する円形孔であってもよい。
【0053】
以上、本発明のディスク装置のケースを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、ディスク装置のケースを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
【0054】
例えば、上記実施形態において、第2孔72および第3孔73を、前後方向に伸びる長孔とし、その他を前記と同様の構成とすることができる。これにより、位置決めを確実に行ないつつ、ディスク装置のケースを前後方向の衝撃に対する耐性に優れたものとすることができる。
【0055】
また、上記実施形態において、第1孔71および第4孔74を、前後方向に伸びる長孔とし、その他を前記と同様の構成とすることができる。これにより、位置決めを確実に行ないつつ、ディスク装置のケースを横方向および前後方向の衝撃に対する耐性に優れたものとすることができる。
【0056】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ディスク装置のケースの構造を簡素化することができ、使用するビス(ネジ)の本数が少なく、部品点数の削減が図れ、また、ネジ止め箇所が少ないことから、組み立てに要する時間を短縮することができ、生産性の向上が図れる。
【0057】
また、平常時は、筐体のケースに対する位置決めを確実に行ないつつ、例えば横方向の衝撃が作用した場合でも、位置決め手段の構成物(突起等)の破損を有効に防止することができるなど、衝撃に対する耐性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置のケースの実施形態における蓋体の構成例を示す平面図である。
【図2】本発明のディスク装置のケースの実施形態における筐体の構成例を示す平面図である。
【図3】本発明のディスク装置のケースの実施形態における筐体の構成例を示す側面図である。
【図4】本発明のディスク装置のケースの実施形態におけるケース本体の構成例を示す平面図である。
【図5】本発明のディスク装置のケースの実施形態における図2中のA−A線の位置での分解断面図である。
【符号の説明】
1 ディスク装置のケース
2 外ケース
3 ケース本体
31 底板
32 側板
33 側板
34 折り曲げ片
341 ビス孔(ネジ孔)
35 折り曲げ片
351 ビス孔(ネジ孔)
36 折り曲げ片
361 ビス孔(ネジ孔)
37 折り曲げ片
371 ビス孔(ネジ孔)
381 隆起部
382 隆起部
383 隆起部
384 隆起部
391 ビス孔(ネジ孔)
392 ビス孔(ネジ孔)
393 ビス孔(ネジ孔)
394 ビス孔(ネジ孔)
4 蓋体(天板)
41 ビス孔(ネジ孔)
42 ビス孔(ネジ孔)
43 ビス孔(ネジ孔)
44 ビス孔(ネジ孔)
45 凸部
46 凸条
47 開口部
5 筐体
51 後板
52 側板
53 側板
541 ビス孔(ネジ孔)
542 ビス孔(ネジ孔)
543 ビス孔(ネジ孔)
544 ビス孔(ネジ孔)
55 メイン回路基板
6 位置決め手段
61 突起(ボス)
62 突起(ボス)
63 突起(ボス)
64 突起(ボス)
71 第1孔(ボス孔)
72 第2孔(ボス孔)
73 第3孔(ボス孔)
74 第4孔(ボス孔)
81 ビス(ネジ)
82 ビス(ネジ)

Claims (12)

  1. 筐体と、底板および該底板の両側部から立設された一対の側板を有するケース本体と、前記底板とほぼ平行に設置され、前記両側板に連結される蓋体と、前記筐体の前記ケース本体および前記蓋体に対する位置決めをする位置決め手段とを備え、前記ケース本体と前記蓋体とで前記筐体を収納するディスク装置のケースであって、
    前記筐体は、前記ケース本体とはネジ止めされているが、前記蓋体とはネジ止めされておらず、
    前記ケース本体と前記蓋体とはネジ止めされており、
    前記筐体には、正面視で、左下部、右下部、左上部および右上部の4箇所に突起が形成され、
    前記ケース本体には、前記左下部の突起および前記右下部の突起がそれぞれ挿入する第1孔および第2孔が形成され、
    前記蓋体には、前記左上部の突起および前記右上部の突起がそれぞれ挿入する第3孔および第4孔が形成され、
    前記各突起、前記第1孔、前記第2孔、前記第3孔および前記第4孔により前記位置決め手段が構成されていることを特徴とするディスク装置のケース。
  2. 前記第1孔および前記第4孔は、前記突起がほぼ遊びなく嵌入する孔であり、
    前記第2孔および前記第3孔は、前記突起を孔内で一方向に移動可能に挿入する孔である請求項1に記載のディスク装置のケース。
  3. 前記各突起は、横断面形状が円形であり、
    前記第1孔および前記第4孔は、前記突起がほぼ遊びなく嵌入する円形孔であり、
    前記第2孔および前記第3孔は、左右方向に伸びる長孔である請求項1に記載のディスク装置のケース。
  4. 前記第2孔および前記第3孔は、前記突起がほぼ遊びなく嵌入する孔であり、
    前記第1孔および前記第4孔は、前記突起を孔内で一方向に移動可能に挿入する孔である請求項1に記載のディスク装置のケース。
  5. 前記各突起は、横断面形状が円形であり、
    前記第2孔および前記第3孔は、前記突起がほぼ遊びなく嵌入する円形孔であり、
    前記第1孔および前記第4孔は、左右方向に伸びる長孔である請求項1に記載のディスク装置のケース。
  6. 筐体と、底板および該底板の両側部から立設された一対の側板を有するケース本体と、前記底板とほぼ平行に設置され、前記両側板に連結される蓋体と、前記筐体の前記ケース本体および前記蓋体に対する位置決めをする位置決め手段とを備え、前記ケース本体と前記蓋体とで前記筐体を収納するディスク装置のケースであって、
    前記筐体には、正面視で、左下部、右下部、左上部および右上部の4箇所に突起が形成され、
    前記ケース本体には、前記左下部の突起および前記右下部の突起がそれぞれ挿入する第1孔および第2孔が形成され、
    前記蓋体は、前記左上部の突起および前記右上部の突起がそれぞれ挿入する第3孔および第4孔が形成され、
    前記第1孔および前記第4孔と、前記第2孔および前記第3孔のいずれか一方は前記突起をほぼ遊びなく嵌入する孔であり、他方は前記突起を孔内で一方向に移動可能に挿入する孔であることを特徴とするディスク装置のケース。
  7. 前記各突起は、横断面形状が円形であり、
    前記突起をほぼ遊びなく嵌入する孔は、円形孔であり、
    前記突起を孔内で一方向に移動可能に挿入する孔は、左右方向に伸びる長孔である請求項6に記載のディスク装置のケース。
  8. 前記突起の先端部は、その外径が先端に向かって漸減する形状をなしている請求項1ないし7のいずれかに記載のディスク装置のケース。
  9. 前記蓋体は、前記ケース本体に対し、平面視で、後方側の左右一対および前方側の左右一対の計4箇所でネジ止めされている請求項1ないし8のいずれかに記載のディスク装置のケース。
  10. 前記蓋体は、前記ケース本体に対し、平面視で、後方側の左右一対および前方側の左右一対の計4箇所でネジ止めされており、
    前記位置決め手段は、前記後方側の左右一対のネジ止め箇所と、前記前方側の左右一対のネジ止め箇所との間に位置している請求項1ないし8のいずれかに記載のディスク装置のケース。
  11. 前記筐体は、前記ケース本体に対し2〜4箇所でネジ止めされている請求項1ないし10のいずれかに記載のディスク装置のケース。
  12. 前記筐体には、ディスク状記録媒体を回転駆動する駆動系が搭載される請求項1ないし11のいずれかに記載のディスク装置のケース。
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