JP4831356B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ピックアップにより光ディスクに記録された情報の再生や記録を行う光ディスク装置に関するものである。
CD−R、DVDなどの光ディスクを記憶媒体として用いる光ディスク装置は、光ディスクを高速で回転させるスピンドルモータと、光ディスクの半径方向に移動しながら光ディスクにレーザ光を照射してデータを記録し、あるいは光ディスクから反射されたレーザ光を受光してデータの読み出しを行う光ピックアップとを備えている。
光ディスク装置を、車両に搭載する場合には、外部からの振動により、光ピックアップがデータの記録及び読み出しを行うことができなくなるという問題がある。振動を吸収する技術としては、ダンパーを用いたものがあり(例えば特許文献1参照)、ダンパーを用いて光ディスク装置への振動を吸収する技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献2では、ダンパーを内シャーシの下方に配しているため、光ディスク装置が厚くなってしまうという問題があった。特に、車両に搭載する場合には、光ディスク装置を搭載する車両内部のスペースが規格により決められているため、厚くなった場合には、光ディスク装置を車両に搭載することができないという問題があった。そこで、ダンパーをケースの側方に配することにより、光ディスク装置の厚みを抑制することが考えられている。
特開2001−271867号公報 特開2003−173666号公報
しかしながら、ダンパーをケースの側方に配した場合には、光ディスク装置の幅が大きくなってしまうという問題があり、規格化された車両内部のスペースに光ディスク装置を搭載することができないという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、厚さ及び幅を抑制しながらも、外部からの振動を吸収することができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光ディスク装置は、光ディスクの再生及び/または記録を行うディスク再生メカを備えた光ディスク装置において、前記ディスク再生メカを収容するメカ収容部、及び、前記メカ収容部の下面よりも上方で、且つ前記メカ収容部の側面から突出して設けられ、前記光ディスクの側端部の下面を覆うウィング部を有するケースと前記ウィング部の下方及び前記ケースの側方にそれぞれ設けられ、前記ケースへの振動を吸収するダンパーと、前記ケースに取り付けられ、前記ウィング部の下方に設けられた前記ダンパーを支持する第1支持と、前記ケースに取り付けられ、前記ケースの側方に設けられた前記ダンパーを支持する第2支持と、前記ケースの側方に設けられ、前記第1支持板及び第2支持板に一端が係合され、前記ケースを上下方向、左右方向及び前後方向に付勢して前記ケースの位置決めを行う複数のコイルバネと、を備えたことを特徴とする。なお、本発明の光ディスク装置としては、CDプレーヤ、DVDプレーヤ/レコーダ等が挙げられる。また、前記ディスク再生メカは、前記光ディスクよりも幅が小さく形成され、前記ウィング部は、前記光ディスクのディスク再生メカにより覆われていない部分である側端部の下面を覆うものである。さらに、前記ダンパーとしては、オイルダンパー等が挙げられる。また、前記ダンパーを3個以上設けることが好ましい。
また、前記コイルバネを、前記ケースの上面に直交する方向に対して傾斜させて配することが好ましい。
さらに、外部機器と接続するためのコネクタと、前記コネクタが設けられるとともに、前記コネクタが前記ケースから突出するように当該ケースに取り付けられ、前記ディスク再生メカの駆動を制御する制御基板と、を備えることが好ましい。
また、前記ケースの後方にさらにダンパーが設けられ、前記ケースの後面には、前記ケースの後方に設けられた前記ダンパーを支持する後支持板が取り付けられ、前記コネクタは、前記ケースの後方に突出し、前記ケースの後方に設けられた前記ダンパーの側方に配されていることが好ましい。
さらに、前記ケースの下方に設けられ、前記ケースを保持する保持ベースを備え、前記保持ベースに、前記ダンパーに係合する係合ピンを設けることが好ましい。また、前記コイルバネは、前記保持ベースに対して前記ケースを付勢して位置決めすることが好ましい。
また、前記保持ベースに設けられ、前記ケースが左右方向及び前後方向に揺動したときに、前記ケースに当接して揺動を規制する揺動規制部を備えることが好ましい。
さらに、前記第1支持及び前記第2支持に設けられ、前記揺動規制部が当接したときに前記ケースの揺動が規制される揺動規制片を備えることが好ましい。また、前記ケースを覆うカバーを備えることが好ましい。
本発明の光ディスク装置によれば、ダンパーをウィング部の下方に設けたから、複数のダンパーを全てケースの側方に設けるものに比べて、光ディスク装置の幅を小さくすることができる。
また、複数の付勢手段により、ケースを上下方向、左右方向及び前後方向に付勢するから、容易にケースの位置決めを行うことができ、さらには、1方向や2方向にのみケースを付勢するものに比べて、ダンパーによるケースの振動吸収率を向上することができる。
さらに、コイルバネを、ケースの上面に直交する上下方向に対して傾斜させて配するから、コイルバネを上下方向に配するものに比べて、光ディスク装置の厚みを薄くすることができる。
図1及び図2に示すように、本発明を実施した光ディスク装置2は、車両に搭載されて使用されるものであり、光ディスク3(図5参照)をオートローディングするローディング機構を有し、光ディスク3にデータの再生及び記録を行うディスク再生メカ4と、ディスク再生メカ4を収容するケース5と、ケース5の前面に取り付けられたフロントカバー6とを備える。
ケース5は、ノート型パソコン(図示せず)に内蔵可能なサイズで形成された薄型タイプのものであり、保持ベース7に、ダンパー8を介して揺動自在に保持されている。図1では図示を省略したが、保持ベース7の上面には、ケース5の左右側面、前後面及び上面を覆う箱状の外カバー9が取り付けられている。外カバー9の前面には、フロントカバー6の前面を露呈する露呈開口9aが形成されている。光ディスク装置2を車両に搭載するときには、ケース5を保持ベース7に取り付けた状態で、保持ベース7及び/または外カバー9を、車両内部に設けられた取付部に取り付ける。
フロントカバー6には、光ディスク3を挿入するための挿入開口6aが形成されている。フロントカバー6には、ケース5の内部に格納された光ディスク3をイジェクトするためのイジェクトボタン10が設けられている。イジェクトボタン10を押圧すると、光ディスク3はローディング機構によりフロントカバー6の前側に排出される。
図3、図4及び図5に示すように、ケース5は、上カバー11と下カバー12とを備えて構成されている。下カバー12は、断面略コ字状に形成され、ディスク再生メカ4を収容するメカ収容部12aと、断面略L字状に形成され、光ディスク3のディスク再生メカ4により覆われていない部分の下面(光ディスクの側端部の下面)を覆うウィング部12bとを備える。ウィング部12bは、メカ収容部12aの下面よりも上方で、且つメカ収容部12aの側面から突出して設けられている。光ディスク3は、ディスク再生メカ4に設けられたチャッキングコア(図示せず)により保持されている。なお、図2〜図5においては、図面の乱雑を避けるため、ディスク再生メカ4の図示を省略している。
メカ収容部12aの側面には、ダンパー8を支持する左支持板(第2支持部)15、右支持板(第1支持部)16及び後支持板(第2支持部)17が、それぞれビス(図示せず)により取り付けられている。左支持板15及び右支持板16は、詳しくは後述するように、コイルバネ18により、保持ベース7に揺動自在に保持される。これにより、ケース5が、保持ベース7に揺動自在に保持される。コイルバネ18は、4個設けられている。
メカ収容部12aの左側面には、左支持板15が取り付けられている。左支持板15は、断面略L字状に形成された本体部15aと、ダンパー8が取り付けられる取付部15bとを備える。本体部15aには、第1揺動規制片15c及び第2揺動規制片15dと、コイルバネ18をフックするための第1フック孔15e及び第2フック孔15fとが形成されている。取付部15bの上面には、ダンパー8をビス21により取り付けるためのネジ切りされたビス締め孔15gが形成され、取付部15bの前面には、ダンパー8の位置決め部8fが挿入され、ダンパー8の左右方向の位置決めを行う挿入孔15hが形成されている。
メカ収容部12aの右側面であって、ウィング部12bの下方には、右支持板16が取り付けられている。右支持板16は、断面略L字状に形成された本体部16aと、ダンパー8が取り付けられる取付部16bとを備える。本体部16aには、第1揺動規制片16c及び第2揺動規制片16dと、コイルバネ18をフックするための第1フック孔16e及び第2フック孔16fとが形成されている。取付部16bの上面には、ダンパー8をビス21により取り付けるためのネジ切りされたビス締め孔16gが形成され、取付部16bの前面には、ダンパー8の位置決め部8fが挿入され、ダンパー8の左右方向の位置決めを行う挿入孔16hが形成されている。
メカ収容部12aの後側面には、後支持板17がビス(図示せず)により取り付けられている。後支持板17は、断面略L字状に形成された本体部17aと、ダンパー8が取り付けられる取付部17bとを備える。本体部17aには、第1揺動規制片17c及び第2揺動規制片17dと、ダンパー8の位置決め部8fが挿入され、ダンパー8の左右方向の位置決めを行う挿入孔17eとが形成されている。取付部17bには、ダンパー8をビス21により取り付けるためのネジ切りされたビス締め孔17fが形成されている。
ダンパー8は、内部にシリコンオイルが充填された公知のオイルダンパーであり、樹脂製の本体部8aと、ゴム製のゴム弾性部8bと、樹脂製の蓋部8cとを備える。ゴム弾性部8bには、後述する係合ピン31が挿入される挿入凹部8dが形成されている。蓋部8cには、ビス21が挿通されるビス挿通孔8eと、位置決め部8fとが形成されている。ダンパー8は、それぞれビス21により各取付部15b,16b,17bに取り付けられる。このため、ビス21は3個設けられている。
コイルバネ18は、円巻された本体部18aと、本体部18aの一端に連続して形成され、フック状に曲げ加工された第1アーム部18bと、本体部18aの他端に連続して形成され、円弧状に曲げ加工された第2アーム部18cとを備える。
図4に示すように、ケース5の内部には、ディスク再生メカ4の駆動を制御する再生制御基板25が取り付けられている。再生制御基板25は、その一部がケース5の後方に突出するように設けられており、ケース5から突出した部分には、光ディスク装置2が搭載される車両に設けられた上位装置であるホストコンピュータ等の電子機器(図示せず)に接続するためのコネクタ26が設けられている。コネクタ26に、一端がホストコンピュータに接続された接続ワイヤの他端に取り付けられたプラグ(図示せず)を接続することにより、再生制御基板25とホストコンピュータとが接続される。このため、外カバー9の後面には、上記した接続ワイヤを挿通されるワイヤ挿通孔(図示せず)が形成されている。光ディスク装置2の内部に、ホストコンピュータの機能(映像及び音声等の出力機能)を備えた場合には、光ディスク装置2を、接続ワイヤを介して、車両に設けられた映像及び音声出力装置(モニターやスピーカ等)に接続する。
図2、図4及び図5に示すように、保持ベース7は、板金により構成されており、その上面には、第1〜第4バネフック部7a〜7d、左揺動規制部7e、右揺動規制部7f、後揺動規制部7gが、曲げ加工により立設されている。第1〜第4バネフック部7a〜7dは、断面略L字状に形成されており、その上面は、コイルバネ18の第2アーム部18cを掛けることができるように、フック状に形成されている。なお、本実施形態では、図面の乱雑を避けるため、各部7a〜7gを曲げ加工するために形成する孔の図示を省略している。また、本実施形態では、4個のコイルバネ18それぞれが、3個のダンパー8により保持されたときのケース5の重心に向けて付勢するように、第1〜第4バネフック部7a〜7d、第1,第2フック孔15e,15f及び第1,第2フック孔16e,16fは形成されている。外カバー9の左側面には、外カバー9を保持ベース7に取り付けたときに、第1バネフック部7aが挿入される第1挿入切欠き9bと、第2バネフック部7bが挿入される第2挿入切欠き9cとが形成されている。
各揺動規制片7e〜7gは、ケース5を保持ベース7に取り付けたときに、左揺動規制部7eが左支持板15の第1揺動規制片15cと第2揺動規制片15dとの間に位置し、右揺動規制部7fが右支持板16の第1揺動規制片16cと第2揺動規制片16dとの間に位置し、後揺動規制片7gが後支持板17の第1揺動規制片17cと第2揺動規制片17dとの間に位置するように、それぞれ形成されている。
保持ベース7の上面には、ケース5を保持ベース7に取り付けたときに、ダンパー8の挿入凹部8dに挿入される係合ピン31が、3本取り付けられている。
ケース5を、保持ベース7に取り付ける場合には、先ず、図5(A)に示すように、ダンパー8を、各支持板15〜17に取り付ける。ダンパー8を左支持板15の取付部15bに取り付けるときには、位置決め部8fを挿入孔15hに挿入した後、ビス21をビス挿通孔8eに挿通させてビス締め孔15gにビス締めする。同様にして、ビス21により、ダンパー8を右支持板16及び後支持板17の各取付部16b,17bに取り付ける。
次に、図5(B)に示すように、ダンパー8の挿入凹部8dに、係合ピン31を挿入する。そして、図4及び図5(C)に示すように、コイルバネ18の第1アーム部18bを、左支持板15の第1フック孔15eにフックさせ、第2アーム部18cを第1バネフック部7aにフックさせる。同様にして、第1アーム部18bを第2フック孔15fにフックさせ、第2アーム部18cを第2バネフック部7bにフックさせる。
そして、コイルバネ18の第1アーム部18bを、右支持板16の第1フック孔16eにフックさせ、第2アーム部18cを第3バネフック部7cにフックさせる。同様にして、第1アーム部18bを第2フック孔16fにフックさせ、第2アーム部18cを第4バネフック部7dにフックさせる。これにより、ケース5は、揺動自在に保持ベース7に保持された状態となる。ケース5を保持ベース7に取り付けた後、コネクタ26に、一端がホストコンピュータに接続された接続ワイヤの他端に取り付けられたプラグを接続する。そして、外カバー9を保持ベース7に取り付ける。もちろん、外カバー9を保持ベース7に取り付けた後に、外カバー9の後面に形成されたワイヤ挿通孔からプラグを挿入してコネクタ26に接続してもよい。
次に、上記のように構成された光ディスク装置2の作用について説明する。外部から保持ベース7及び外カバー9に加えられた振動は、ダンパー8により吸収され、ケース5に伝わることがない。これにより、振動がケース5に伝わることに起因するディスク再生メカ4の性能悪化を防止することができる。
また、ダンパー8により振動を吸収するときに、ケース5が左右方向、前後方向及び上下方向に揺動する。ケース5が左右方向及び前後方向に揺動した場合には、左揺動規制部7eが第1揺動規制片15cまたは第2揺動規制片15dに当接し、右揺動規制部7fが第1揺動規制片16cまたは第2揺動規制片16dに当接し、後揺動規制片7gが第1揺動規制片17cまたは第2揺動規制片17dに当接して、ケース5の揺動が規制される。また、ケース5が上方向に揺動した場合には、ケース5の上面が外カバー9の上面の内壁面に当接して、ケース5の揺動が規制され、ケース5が下方向に揺動した場合には、各支持板15〜17が保持ベース7に当接して、ケース5の揺動が規制される。
このように、3個のダンパー8のうちの1個を、下カバー12のウィング部12bの下方に設けたから、複数のダンパー8を、全てケース5の側方に設けるものに比べて、光ディスク装置2の幅(左右方向)を小さくすることができ、さらには、光ディスク装置2の幅を小さくすることにより、保持ベース7及び外カバー9の幅も小さくすることができる。
また、コイルバネ18を、ケース5の上面に直交する上下方向に対して傾斜させて配したから、コイルバネ18を上下方向に配したものに比べて、光ディスク装置2の厚みを薄くすることができる。
さらに、コイルバネ18により、ケース5を上下方向、左右方向及び前後方向に付勢するから、容易に、ケース5の上下方向、左右方向及び前後方向の位置決めを行うことができる。さらに、1方向や2方向にのみケース5を付勢するものに比べて、ダンパー8によるケース5の振動吸収率を向上することができる。
また、ケース5が振動等により揺動した場合にも、左揺動規制部7eが第1揺動規制片15cまたは第2揺動規制片15dに当接し、右揺動規制部7fが第1揺動規制片16cまたは第2揺動規制片16dに当接し、後揺動規制片7gが第1揺動規制片17cまたは第2揺動規制片17dに当接して、ケース5の揺動が規制されるから、ケース5が保持ベース7から外れることがない。
さらに、本発明の光ディスク装置2を車両に搭載した(保持ベース7及び/または外カバー9を車両内部に設けられた取付部に取り付けた)ところ、振動によるディスク再生メカ4の性能悪化がなく、良好であった。
また、コネクタ26を、ケース5の外部に設けたから、コネクタ26に、一端がホストコンピュータに接続された接続ワイヤの他端に取り付けられたプラグを接続するときの作業性を向上することができる。光ディスク装置2では、ケース5の後面に、ダンパー8を支持する後支持板17を取り付けており、ケース5の後面と外カバー9の後面の内壁面との間にスペースが生じる。このスペースに、コネクタ26を配しているから、光ディスク装置2の前後方向のサイズを大きくすることなく、コネクタ26へのプラグ接続時の作業性を向上することができる。
さらに、4個のコイルバネ18それぞれを、3個のダンパー8により保持されたときのケース5の重心に向けて付勢するようにしたから、3個のダンパー8に掛かる負担を均一にすることができ、ダンパー8に掛かる負担が均一ではないものに比べて、ダンパー8による振動吸収率を向上することができ、さらには、同じダンパー8を長時間使用することができる。
また、ノート型パソコンに内蔵可能なサイズで形成されたケース5に、各支持板15〜17を取り付け、これら各支持板15〜17でダンパー8を保持するから、従来の光ディスク装置に使用しているケースを、ケース5として共通して使用することができる。これにより、ケース5を専用の部材として加工するものに比べて、光ディスク装置2のコストダウンを図ることができる。
なお、上記実施形態では、ケース5に、別部材として、左支持板15、右支持板16及び後支持板17を取り付けたが、各支持板15〜17の形状を、ケース5に一体的に形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ケース5にダンパー8を取り付け、保持ベース7に係合ピン31を取り付けたが、ケース5に係合ピン31を取り付け、保持ベース7にダンパー8を支持する支持部を設けて、保持ベース7にダンパー8を取り付けるようにしてもよい。さらに、3個のダンパー8のうちの1個または2個をケース5に取り付け、それ以外のダンパー8を保持ベース7に取り付けるようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、ダンパー8を、ビス21により各支持板15〜17に取り付けたが、ダンパー8を取り付ける方法は、ビス21による方法に限定されることなく、適宜変更可能であり、例えば、パッチン止めと称される方法や、2個の部材により挟み込む挟持方法により取り付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、オイルダンパーとしてのダンパー8を用いて振動を吸収するようにしたが、用いるダンパーの種類は適宜変更可能である。
さらに、上記実施形態では、コイルバネ18により、ケース5を上下方向、左右方向及び前後方向に付勢したが、ケース5を付勢するものはコイルバネ18に限定されることなく、適宜変更可能であり、例えば、バネ性を有するダンパーを用いてもよい。この場合には、コイルバネ18を用いなくてもよい。
また、上記実施形態では、光ディスク装置2とは別に保持ベース7及び外カバー9を設け、光ディスク装置2は保持ベース7及び外カバー9を有していない構成としたが、これに限定されることなく、光ディスク装置2が保持ベース7及び外カバー9を有する構成にしてもよい。
さらに、上記実施形態では、光ディスク装置2とは別に保持ベース7及び外カバー9を設けたが、保持ベース7及び外カバー9の形状を、車両内部の光ディスク装置2が搭載される部分に形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、光ディスク装置2を車両に搭載する形態について説明を行ったが、光ディスク装置2を搭載するものは車両に限定されることなく、適宜変更可能であり、搭載したときに外部から光ディスク装置2に加えられる振動が大きいもの、例えば航空機に搭載してもよい。さらには、パソコンに搭載してもよく、特に、外部から加えられる振動が大きい環境下(例えば、工事現場や工場等)で使用するパソコンに搭載することにより、振動が大きい環境下においても、振動による性能悪化の影響を受けずにパソコンを使用することができる。
さらに、上記実施形態では、光ディスク3をオートローディングする光ディスク装置2に本発明を実施したが、ディスクトレイを用いて光ディスクをケース5の内部に格納する光ディスク装置にも本発明は実施可能である。
また、上記実施形態では、ダンパー8を3個、コイルバネ18を4個、それぞれ設けたが、これらの個数は適宜変更可能である。
本発明の光ディスク装置を示す斜視図である。 光ディスク装置を示す分解斜視図である。 ケースとフロントカバーとダンパーと左支持板と右支持板と後支持板とを示す分解斜視図である。 外カバーを取り外した状態の光ディスク装置を示す上面図である。 ケースとフロントカバーと保持ベースとダンパーと左支持板と右支持板と後支持板とコイルバネとを示す正面図である。
符号の説明
2 光ディスク装置
3 光ディスク
4 ディスク再生メカ
5 ケース
7 保持ベース
7a〜7d 第1〜第4バネフック部
7e 左揺動規制部
7f 右揺動規制部
7g 後揺動規制部
8 ダンパー
9 外カバー
11 上カバー
12 下カバー
12a メカ収容部
12b ウィング部
15 左支持板(第2支持部)
15c,15d 第1,第2揺動規制片
16 右支持板(第1支持部)
16c,16d 第1,第2揺動規制片
17 後支持板(第2支持部)
17c,17d 第1,第2揺動規制片
18 コイルバネ
25 再生制御基板
26 コネクタ
31 係合ピン

Claims (8)

  1. 光ディスクの再生及び/または記録を行うディスク再生メカを備えた光ディスク装置において、
    前記ディスク再生メカを収容するメカ収容部、及び、前記メカ収容部の下面よりも上方で、且つ前記メカ収容部の側面から突出して設けられ、前記光ディスクの側端部の下面を覆うウィング部を有するケースと、
    前記ウィング部の下方及び前記ケースの側方にそれぞれ設けられ、前記ケースへの振動を吸収するダンパーと、
    前記ケースに取り付けられ、前記ウィング部の下方に設けられた前記ダンパーを支持する第1支持と、
    前記ケースに取り付けられ、前記ケースの側方に設けられた前記ダンパーを支持する第2支持と、
    前記ケースの側方に設けられ、前記第1支持板及び第2支持板に一端が係合され、前記ケースを上下方向、左右方向及び前後方向に付勢して前記ケースの位置決めを行う複数のコイルバネと、
    を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記コイルバネを、前記ケースの上面に直交する方向に対して傾斜させて配したことを特徴とする請求項記載の光ディスク装置。
  3. 外部機器と接続するためのコネクタと、
    前記コネクタが設けられるとともに、前記コネクタが前記ケースから突出するように当該ケースに取り付けられ、前記ディスク再生メカの駆動を制御する制御基板と、を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の光ディスク装置。
  4. 前記ケースの後方にさらにダンパーが設けられ、
    前記ケースの後面には、前記ケースの後方に設けられた前記ダンパーを支持する後支持板が取り付けられ、
    前記コネクタは、前記ケースの後方に突出し、前記ケースの後方に設けられた前記ダンパーの側方に配されていることを特徴とする請求項記載の光ディスク装置。
  5. 前記ケースの下方に設けられ、前記ケースを保持する保持ベースを備え、
    前記保持ベースに、前記ダンパーに係合する係合ピンを設けたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか1つ記載の光ディスク装置。
  6. 前記保持ベースに設けられ、前記ケースが左右方向及び前後方向に揺動したときに、前記ケースに当接して揺動を規制する揺動規制部を備えたことを特徴とする請求項5記載の光ディスク装置。
  7. 前記第1支持及び前記第2支持に設けられ、前記揺動規制部が当接したときに前記ケースの揺動が規制される揺動規制片を備えたことを特徴とする請求項6記載の光ディスク装置。
  8. 前記ケースを覆うカバーを備えたことを特徴とする請求項5ないし7いずれか1つ記載の光ディスク装置。
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