JP3073941B2 - ドライブ保持機構 - Google Patents

ドライブ保持機構

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JP3073941B2
JP3073941B2 JP09239400A JP23940097A JP3073941B2 JP 3073941 B2 JP3073941 B2 JP 3073941B2 JP 09239400 A JP09239400 A JP 09239400A JP 23940097 A JP23940097 A JP 23940097A JP 3073941 B2 JP3073941 B2 JP 3073941B2
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勝夫 福山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固定ディスクド
ライブ(以下、HDDという)やフレキシブルディスク
ドライブ(以下、FDDという)を薄型のノートブック
パーソナルコンピュータに取り付けるためのドライブ保
持機構に関するものである。特に、外部からの圧力によ
りHDDやFDDが損傷したり故障したりすることを防
止することができるドライブ保持機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ノートブックパーソナルコンピュータ等
の薄型携帯型のコンピュータのケース内部にHDDやF
DDを搭載する場合には、HDDやFDDに保護用のホ
ルダを取り付け、保護用のホルダをコンピュータのケー
スに固定するという方法が採られていた。ホルダがHD
DやFDDをカバーしているため、外部からの圧力に対
してHDDやFDDを保護をすることが可能である。
【0003】近年、特に、ノートブックパーソナルコン
ピュータのように薄型、かつ、携帯型のコンピュータが
用いられるようになってきた。HDDやFDDは、上部
ケースと下部ケースに挟まれた状態で取り付けられるこ
とになる。従って、上部ケース、或いは、下部ケースに
かけられた圧力や歪みが直接HDDやFDDに伝わり故
障や損傷を招く恐れが非常に高い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、薄型、
かつ、携帯型の電子機器にHDDやFDDが搭載される
場合には、HDDやFDDを充分保護する機構が必要と
なる。特に、薄型で軽量の携帯型コンピュータの場合に
は、ケース自身の厚さが薄くなり、ケースの強度が弱く
なる。従って、ケースの歪みやへこみ等の影響が直接H
DDやFDDに対して与えられることになり、HDDや
FDDの故障を引き起こしやすい。特に、HDDやFD
Dの各種ドライブは、内部に磁気ディスク等の円盤を有
し、回転する機構が内蔵されている。この回転機構に対
して圧力がかけられた場合には、容易に故障の原因とな
る。即ち、HDDやFDDに対して回転軸方向への圧
力、即ち、HDDやFDDの上面方向、或いは、下面方
向からの圧力をできるだけ加えないようにしなければな
らない。
【0005】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたのものであり、限られた狭い空間にH
DDやFDD等のドライブを保持する場合に、ドライブ
に対する外部からの圧力をできるだけ排除することがで
きるドライブ保持機構を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るドライブ
保持機構は、第1のケース部材と第2のケース部材との
間にドライブを保持するドライブ保持機構において、ド
ライブとの間に第1の隙間を設けてドライブを保持する
ドライブホルダと、第1のケース部材との間に第2の隙
間を設けてドライブホルダを第2のケース部材に取り付
けるケース取り付け部とを備えたことを特徴とする。
【0007】上記ケース取り付け部は、第2のケース部
材との間に第3の隙間を設けてドライブホルダを第2の
ケース部材に取り付けることを特徴とする。
【0008】上記ドライブホルダは、ドライブホルダを
第2のケース部材のケース取り付け部に取り付けるホル
ダ取り付け部を備え、上記ケース取り付け部は、ホルダ
取り付け部と係合するとともに、ホルダ取り付け部を遊
動可能に取り付ける弾性材を備えたことを特徴とする。
【0009】上記ホルダ取り付け部は、U字状係合部を
有し、上記弾性材は、ホルダ取り付け部のU字状係合部
と係合する凹胴部を有するゴム筒であることを特徴とす
る。
【0010】上記第1のケース部材と第2のケース部材
との少なくともいずれか一方は、薄肉部と厚肉部とを有
し、ドライブホルダとドライブとを薄肉部に配置するこ
とを特徴とする。
【0011】上記薄肉部と厚肉部の境界にできる段差部
を、ドライブホルダとドライブとの外周より内側に設け
たことを特徴とする。
【0012】上記第1,第2,第3の隙間の少なくとも
いずれか1つは、クッションを有することを特徴とす
る。
【0013】上記クッションは、少なくとも1つの開口
部を備えたことを特徴とする。
【0014】上記ドライブは、ハードディスクドライブ
とフレキシブルディスクドライブとコンパクトディスク
ドライブと光ディスクドライブとテープドライブのいず
れかであることを特徴とする。
【0015】上記ドライブ保持機構は、ノートブックパ
ーソナルコンピュータに用いられることを特徴とする。
【0016】上記ドライブ保持機構は、携帯型電子機器
に用いられることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明のドライブ保持機構を
利用したノートブックパーソナルコンピュータ10を示
す図である。11は平面ディスプレイパネル、12は電
源ボタン、13はLED(ライトエミッティングダイオ
ード)、14はキーボード、15はポインティングデバ
イス、16はPCカード取り出しボタン、17はPCカ
ード挿入口、18はPCカード取り出しボタン、19は
LED(ライトエミッティングダイオード)である。平
面ディスプレイパネル11は、ヒンジ71を介してシス
テムユニット50に開閉可能に取り付けられている。シ
ステムユニット50は、トップケース部材51(この発
明の第1のケース部材の一例)とボトムケース部材52
(この発明の第2のケース部材の一例)で覆われてい
る。
【0018】図2は、トップケース部材51とキーボー
ド14を外したシステムユニット50の内部構成を示す
図である。図3は、図2に示した内部構成の一部拡大図
である。システムユニット50の内部には、平型電池7
2及び複数の基板60が備えられている。また、スピー
カ61がスピーカサポート62を介してボトムケース部
材52に取り付けられている。また、HDD20がHD
Dホルダ40に固定されている。HDDホルダ40は、
ボトムケース部材52に取り付けられている。HDD2
0とHDDホルダ40の間には、図4に示すようなHD
Dクッション30が挟まれている。HDDクッション3
0には、図4に示すような開口部31及び開口部32が
設けられている。HDD20は、HDD用コネクタ24
により接続されており、HDD用コネクタ24は、基板
60と接続されている。
【0019】図5は、要部分解斜視図である。図5を用
いて、HDD20の取り付け方法について説明する。ま
ず、HDD20に対して矢印Bに示すように、HDDク
ッション30が重ねられる。次に、矢印Cに示すよう
に、HDDホルダ40がはめ込まれる。HDD20の四
隅には、HDDネジ穴25が設けられている。また、H
DDホルダ40の四隅には、HDD取り付け穴41が設
けられている。HDD取り付けネジ43は、矢印D及び
矢印Eに示すように、HDD取り付け穴41を介してH
DDネジ穴25に取り付けられる。この結果、HDD2
0は、HDDホルダ40に固定される。
【0020】HDDホルダ40の四隅には、ホルダ取り
付け部42が設けられている。ホルダ取り付け部42
は、U字状係合部44を有している。一方、ゴム筒53
は、凹胴部69を有している。ホルダ取り付け部42と
ゴム筒53をU字状係合部44と凹胴部69を用いて、
矢印Fのように係合させる。その後、矢印Gに示すよう
に、ゴム筒53をネジボス54に取り付ける。そして、
矢印Hに示すように、ホルダ取り付けネジ55を用いて
ゴム筒53をネジボス54に取り付ける。ゴム筒53と
ネジボス54とホルダ取り付けネジ55は、ボトムケー
ス部材52に設けられたケース取り付け部70である。
ネジボス54は、ボトムケース部材52と一体成形され
ているため、結果として、HDD20とHDDクッショ
ン30とHDDホルダ40がボトムケース部材52に取
り付けられることになる。
【0021】図6は、図1及び図3に示したA−A断面
図である。HDD20は、HDD取り付けネジ43によ
りHDDホルダ40に固定されている。HDD20とH
DDホルダ40の間には、HDDクッション30が設け
られており、HDDクッション30には、開口部31と
開口部32が存在している。また、HDD20とHDD
ホルダ40の間には、隙間S1が存在する。更に、HD
Dホルダ40とトップケース部材51の間には、隙間S
2が設けられている。また、ボトムケース部材52とH
DD20の間には、隙間S3が設けられている。
【0022】トップケース部材51には、薄肉部56と
厚肉部57が設けられている。薄肉部56は、厚さW1
を有し、厚肉部57は、厚さW2(W1<W2)を有し
ている。一方、ボトムケース部材52も薄肉部58と厚
肉部59を有している。薄肉部58は、厚さW3を有し
ている。厚肉部59は、厚さW4(W3<W4)を有し
ている。薄肉部56と厚肉部57の境界にできる段差部
63は、ホルダコーナー64より距離L1だけ外側に設
けられている。一方、薄肉部58と厚肉部59の境界に
できる段差部66は、HDDコーナー65より距離L2
だけ内側に設けられている。
【0023】矢印Pの方向から圧力が加わった場合、ト
ップケース部材51が薄肉部56と厚肉部57を有して
いるため、矢印Pの方向からの圧力に対する抵抗力が均
一の厚さを持っている場合に比べて大きくなる。このよ
うにして、まず、矢印Pの方向からの圧力を弱めてい
る。もし、薄肉部56が矢印Pの方向にたわんだ場合に
は、隙間S2が存在しているため、隙間S2が存在して
いる限り、HDDホルダ40には何等影響を及ぼさな
い。仮に、薄肉部56がHDDホルダ40に接触して矢
印Pの方向に圧力を加えた場合には、ゴム筒53の弾性
力によりHDDホルダ40が矢印Iの方向に移動するこ
とが可能である。そして、矢印Pの方向からの圧力が解
除された場合には、ゴム筒53の復元力によりHDDホ
ルダ40が矢印Jの方向に戻ることが可能である。この
ように、ゴム筒53は、HDDホルダ40を矢印IとJ
の方向に遊動可能に取り付けている。また、ゴム筒53
は、装置全体に与えられた振動や衝撃を吸収するために
も用いられている。矢印Pからの圧力がゴム筒53の収
縮範囲を越える場合には、HDDホルダ40が矢印Pの
方向にたわむことになる。しかし、隙間S1が存在して
いることにより、HDDホルダ40のたわみが直接HD
D20に影響することがない。なお、前述した例におい
ては、ゴム筒53が矢印Iの方向に収縮してからHDD
ホルダ40がたわむ場合を説明したが、その逆の場合も
あり得る。即ち、HDDホルダ40が矢印Pの方向にた
わみ始め、その後、ゴム筒53が矢印Iの方向に収縮す
る場合もあり得る。或いは、HDDホルダ40のたわみ
とゴム筒53の収縮が同時に起こる場合もあり得る。両
者の関係は、HDDホルダ40の強度とゴム筒53の弾
性強度に依存する。なお、ゴム筒53が矢印Iの方向に
収縮することにより、HDD20が矢印Pの方向に移動
することになるが、隙間S3が存在しているため、HD
D20が矢印Pの方向に移動しても何等問題ない。
【0024】以上のように、矢印Pの方向からの圧力に
対してこの発明のドライブ保持機構は、多段階にわたっ
て保護機構を用意している。以下に、前述した保護機構
を要約する。 (1)トップケース部材51が薄肉部56と厚肉部57
を有していることにより、圧力への抵抗力を増してい
る。 (2)隙間S2を有していることにより、トップケース
部材51のたわみがあっても、HDD20が直接的には
影響されないようにしている。 (3)隙間S1を有していることにより、HDDホルダ
40のたわみがあっても、HDD20が影響されないよ
うにしている。 (4)HDDホルダ40をゴム筒53により矢印I,J
の方向に遊動可能に取り付けるとともに、隙間S3を有
していることにより、HDD20を矢印Iの方向に移動
可能、かつ、矢印Jの方向に復元可能にしている。
【0025】次に、矢印Qの方向からの圧力に対する保
護機構について説明する。ボトムケース部材52が薄肉
部58と厚肉部59を有していることにより、矢印Qの
方向からの圧力に対して抵抗力を増している。もし、ボ
トムケース部材52が矢印Qの方向からの圧力に屈して
たわんだ場合でも、隙間S3が存在していることによ
り、ボトムケース部材52のたわみがHDD20に影響
しないようにしている。矢印Qの方向からの力が大きい
場合には、図7に示すように、HDDコーナー65と段
差部66が先に接触し、HDD20の中央部分には、ま
だ隙間S3が存在している状態を作ることができる。H
DD20の最も弱い部分は、中央部分(回転軸の付近)
であり、この部分に圧力をかけないようにするため、段
差部66をHDDコーナー65よりも内側に形成してお
く。こうすることにより、厚肉部59がHDD20のH
DDコーナー65に接した場合であっても、薄肉部58
はまだHDD20との間に隙間S3を有しており、薄肉
部58がHDD20に接触しない状態を作り出すことが
できる。段差部66がHDDコーナー65に接触してH
DD20に対して矢印Qの方向に圧力をかけた場合に
は、ゴム筒53が矢印Jの方向に収縮する。ゴム筒53
が矢印Jの方向に収縮してHDD20とHDDホルダ4
0が矢印Qの方向に移動した場合でも、隙間S2が存在
していることにより、HDDホルダ40がトップケース
部材51にぶつかることはない。矢印Qの方向からの圧
力が解除された場合には、ゴム筒53の復元力によりH
DD20とHDDホルダ40は、矢印Iの方向に戻るこ
とができる。
【0026】前述した矢印Qの方向からの圧力に対する
保護機構を要約すると、以下のようになる。 (1)ボトムケース部材52が薄肉部58と厚肉部59
を有することにより、矢印Qの方向からの圧力に対する
抵抗力を増している。 (2)段差部66をHDD20の外周よりも内側に設け
ることにより、厚肉部59をHDDコーナー65に先に
接触させ、薄肉部58によるHDD20の中央部分への
接触を防止している。 (3)HDDホルダ40をゴム筒53により矢印J,I
の方向に遊動可能に取り付けるとともに、隙間S2を有
していることにより、HDD20を矢印Jの方向に移動
可能、かつ、矢印Iの方向に復元可能にしている。
【0027】前述した例において、HDDクッション3
0はなくてもよい。HDDクッション30がない場合に
は、HDD20とHDDホルダ40の間全体が空間の隙
間S1となる。或いは、HDDクッション30は、隙間
S2又は隙間S3に設けられていても構わない。また、
HDDクッション30には、開口部31と開口部32が
設けられている場合を説明したが、開口部31と開口部
32が設けられていなくても構わない。開口部31と開
口部32が設けられている場合には、HDD20の中央
部分(回転軸付近)にクッション材料が存在しない空間
の隙間を作ることができ、中央部への圧力を周囲のクッ
ション材料に分散できるため、開口部31と開口部32
が存在していた方が望ましい。また、開口部31又は開
口部32がHDD20の回転軸付近に設けられているこ
とが望ましい。開口部31又は開口部32の形状は、圧
力を均等に分散するために円形が望ましいが、円形に限
らず、四角形でも構わない。或いは、開口されているも
のではなく、HDDクッション30の端部からの切り取
り部分であっても構わない。
【0028】前述した例においては、図8(a)に示す
ように、矢印Pの方向からの圧力に対する保護機構と矢
印Qの方向からの圧力に対する保護機構とが一部別な機
構を用いている場合を説明した。また、図8(b)〜
(d)に示すような構成であってもよい。或いは、図9
に示すように、両側とも同じ保護機構を備えていても構
わない。前述した例においては、矢印Pの方向がパーソ
ナルコンピュータの表面であるため、保護機構を4段階
設けている。一方、矢印Qの方向は、パーソナルコンピ
ュータの裏面であるため、保護機構を3段階にしてい
る。各段の保護機構は、組み合わせが可能な限りどのよ
うな組み合わせを行っても構わない。また、少なくとも
2種類の保護機構を組み合わせることにより、圧力に対
する多段階の保護を行うことができ、HDD20の損傷
や破壊を防止することに役立つ。
【0029】また、上記例においては、ゴム筒53を用
いる場合を示したが、ゴム以外の弾性材、例えば、樹脂
やプラスチックやバネやその他の弾性材を用いても構わ
ない。また、前述した例においては、ゴム筒53が凹胴
部69を有している場合を説明したが、ゴム筒53の形
状は、ホルダ取り付け部42の上下両側を挟むものであ
れば、どのようなものであっても構わない。また、ホル
ダ取り付け部42を挟む場合に限らず、矢印IとJの方
向に遊動可能に取り付けられるものであれば、どのよう
な形状であっても構わない。
【0030】図10は、ボトムケース部材52の薄肉部
58と厚肉部59の他の例を示す図である。厚肉部59
が、図10に示すような凸部を形成する場合であっても
構わない。なお、厚肉部59は、HDD20の周囲全体
に設けられていることが望ましいが、図11の(a),
(b)に示すように、対向する2辺に設けられていても
構わない。或いは、図11(c)に示すように、厚肉部
59が円弧のような形をしていても構わない。また、図
11(d)に示すように、厚肉部59が四隅に独立して
存在していても構わない。
【0031】また、上記例においては、HDD20を保
持する場合について説明したが、FDDやコンパクトデ
ィスクドライブや光ディスクドライブやテープドライブ
等のその他の駆動部を伴うドライブを保持する場合に
も、この発明のドライブ保持機構を用いることができ
る。
【0032】また、上記例においては、ノートブックパ
ーソナルコンピュータ10に用いられる場合を説明した
が、モーバイルコンピュータや携帯電話機や携帯ファク
シミリ装置やその他の携帯型電子機器に対して、この発
明のドライブ保持機構を用いることができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
の隙間と第2の隙間が設けてあるので、ドライブにかか
る圧力により第1のケース部材とドライブホルダにたわ
みが生じてもドライブを保護することができる。
【0034】また、この発明によれば、第3の隙間を設
けているので、第2のケース部材のたわみからドライブ
を保護することができる。
【0035】また、この発明によれば、弾性材を用いて
ドライブホルダを取り付けているので、ドライブにかか
った圧力に応じてドライブを移動することができる。ま
た、弾性材によりドライブにかかる衝撃や振動を和らげ
ることができる。
【0036】また、この発明によれば、弾性材を凹胴部
を有するゴム筒で構成しているので、ドライブホルダを
いずれの方向にも遊動可能に容易に取り付けることがで
きる。
【0037】また、この発明によれば、ケース部材に薄
肉部と厚肉部を有しているので、ケース部材にかかる圧
力に対する抵抗力を増すことができる。
【0038】また、この発明によれば、段差部をドライ
ブホルダとドライブの周辺部に当接させることにより、
ドライブの中央部分に圧力がかかることを防止できる。
【0039】また、この発明によれば、クッションを有
しているので、クッションにより圧力を分散させること
ができる。また、衝撃を和らげることができる。
【0040】また、この発明によれば、クッションが開
口部を備えているので、開口部のあるドライブの中央部
分に対して圧力がかかることを防止することができる。
【0041】また、この発明によれば、いろいろなタイ
プのドライブに対して本発明を適用することができる。
【0042】また、この発明によれば、ノートブックパ
ーソナルコンピュータのドライブを保護することができ
る。
【0043】また、この発明によれば、携帯型電子機器
に対してこの発明のドライブ保持機構を適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のドライブ保持機構を利用したノー
トブックパーソナルコンピュータ10を示す図である。
【図2】 トップケース部材51とキーボード14を外
したシステムユニット50の内部構成を示す図である。
【図3】 図2に示した内部構成の一部拡大図である。
【図4】 HDDクッション30を示す図である。
【図5】 要部分解斜視図である。
【図6】 図1及び図3に示したA−A断面図である。
【図7】 段差部66の機能を示す図である。
【図8】 この発明の他の構成を示す図である。
【図9】 この発明の他の構成を示す図である。
【図10】 この発明の他の構成を示す図である。
【図11】 ボトムケース部材52の薄肉部58と厚肉
部59の他の例を示す図である。
【符号の説明】
10 ノートブックパーソナルコンピュータ、11 平
面ディスプレイパネル、12 電源ボタン、13 LE
D(ライトエミッティングダイオード)、14キーボー
ド、15 ポインティングデバイス、16 PCカード
取り出しボタン、17 PCカード挿入口、18 PC
カード取り出しボタン、19 LED(ライトエミッテ
ィングダイオード)、20 HDD、23 HDD動作
ランプ、24 HDD用コネクタ、25 HDDネジ
穴、30 HDDクッション、31,32 開口部、4
0 HDDホルダ、41 HDD取り付け穴、42 ホ
ルダ取り付け部、43 HDD取り付けネジ、44 U
字状係合部、50 システムユニット、51 トップケ
ース部材、52 ボトムケース部材、53 ゴム筒、5
4 ネジボス、55 ホルダ取り付けネジ、56,58
薄肉部、57,59 厚肉部、60 基板、61 ス
ピーカ、62 スピーカサポート、63,66 段差
部、64 ホルダコーナー、65 HDDコーナー、6
9 凹胴部、70 ケース取り付け部、71 ヒンジ、
72 平型電池、L1,L2 距離、S1,S2,S3
隙間、W1,W2,W3,W4 厚さ。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−31496(JP,U) 実開 平5−79781(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 33/02 301

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のケース部材と第2のケース部材と
    の間にドライブを保持するドライブ保持機構において、 ドライブとの間に第1の隙間を設けてドライブを保持す
    るドライブホルダと、第1のケース部材との間に第2の
    隙間を設けてドライブホルダを第2のケース部材に取り
    付けるケース取り付け部とを備えたことを特徴とするド
    ライブ保持機構。
  2. 【請求項2】 上記ケース取り付け部は、第2のケース
    部材との間に第3の隙間を設けてドライブホルダを第2
    のケース部材に取り付けることを特徴とする請求項1記
    載のドライブ保持機構。
  3. 【請求項3】 上記ドライブホルダは、ドライブホルダ
    を第2のケース部材のケース取り付け部に取り付けるホ
    ルダ取り付け部を備え、 上記ケース取り付け部は、ホルダ取り付け部と係合する
    とともに、ホルダ取り付け部を遊動可能に取り付ける弾
    性材を備えたことを特徴とする請求項2記載のドライブ
    保持機構。
  4. 【請求項4】 上記ホルダ取り付け部は、U字状係合部
    を有し、上記弾性材は、ホルダ取り付け部のU字状係合
    部と係合する凹胴部を有するゴム筒であることを特徴と
    する請求項3記載のドライブ保持機構。
  5. 【請求項5】 第1のケース部材と第2のケース部材と
    の間にドライブを保持するドライブ保持機構において、 上記第1のケース部材と第2のケース部材との少なくと
    もいずれか一方は、薄肉部と厚肉部とを有し、ドライブ
    薄肉部に配置することを特徴とするドライブ保持機
    構。
  6. 【請求項6】 上記薄肉部と厚肉部の境界にできる段差
    部を、ドライブホルダとドライブとの外周より内側に設
    けたことを特徴とする請求項5記載のドライブ保持機
    構。
  7. 【請求項7】 上記第1,第2,第3の隙間の少なくと
    もいずれか1つは、クッションを有することを特徴とす
    る請求項3記載のドライブ保持機構。
  8. 【請求項8】 上記クッションは、少なくとも1つの開
    口部を備えたことを特徴とする請求項7記載のドライブ
    保持機構。
  9. 【請求項9】 上記ドライブは、ハードディスクドライ
    ブとフレキシブルディスクドライブとコンパクトディス
    クドライブと光ディスクドライブとテープドライブのい
    ずれかであることを特徴とする請求項1記載のドライブ
    保持機構。
  10. 【請求項10】 上記ドライブ保持機構は、ノートブッ
    クパーソナルコンピュータに用いられることを特徴とす
    る請求項9記載のドライブ保持機構。
  11. 【請求項11】 上記ドライブ保持機構は、携帯型電子
    機器に用いられることを特徴とする請求項9記載のドラ
    イブ保持機構。
JP09239400A 1997-09-04 1997-09-04 ドライブ保持機構 Expired - Fee Related JP3073941B2 (ja)

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