JP2001184836A - ディスク記録又は再生装置 - Google Patents

ディスク記録又は再生装置

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JP2001184836A
JP2001184836A JP36904499A JP36904499A JP2001184836A JP 2001184836 A JP2001184836 A JP 2001184836A JP 36904499 A JP36904499 A JP 36904499A JP 36904499 A JP36904499 A JP 36904499A JP 2001184836 A JP2001184836 A JP 2001184836A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクを装着する際の使い勝手を維持しつ
つ、ディスクをキャビネットに装着する際の装置の動作
を奇抜なものとし、使用者の興味を惹起する。 【解決手段】 ターンテーブル8を設けたメカニズムブ
ロック2はカバー4に連繋して、キャビネット1内面に設
けられたカム溝14に沿って昇降可能に配備されている。
メカニズムブロック2は、該カム溝14ににより、キャビ
ネット1内にて起立した第1の位置と、キャビネット1の
上面開口から突出してターンテーブル8が上を向いた横
臥姿勢となる第2の位置との間を移動可能に設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピックアップのビ
ームを信号面に照射して信号を再生するディスク記録又
は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のディスク記録又は再生
装置の斜視図である。これは、所謂CDラジカセと呼ば
れる装置であり、キャビネット(1)の前面にスピーカ(9
0)(90)、使用状態を表示するディスプレイを設けた操作
パネル(91)を有する。キャビネット(1)の上面に設けら
れた凹部(10)には、カバー(4)が被さる。凹部(10)内に
はメカニズムブロック(2)が設けられ、該メカニズムブ
ロック(2)はディスクDを回転させるターンテーブル
(8)及び該ターンテーブル(8)に対し接近離間可能に設
けられたピックアップ(80)を周知の如く具えている。デ
ィスク再生時には、使用者はカバー(4)を開いて、凹部
(10)を露出させ、ターンテーブル(8)にディスクDを載
置する。また、ディスク記録又は再生装置の別のタイプ
として、図11に示す如く、ディスクDを載置するトレ
イ(92)をキャビネットに出没自在に設け、引き出したト
レイ(92)に上からディスクDを載置して、トレイ(92)を
引っ込めるものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】斯種装置には、種々の
デザインのものが提案されているが、どの装置にあって
も、ディスクDをターンテーブル(8)に装着する際に
は、カバー(4)を開くか、トレイを引き出す。即ち、デ
ィスクをターンテーブル(8)に装着する際の動作は、あ
りふれたものであり、どの装置にあっても大差はない。
ところで、斯種装置にあっては、奥行きの短い装置が商
品市場から求められることがある。出願人は、このよう
な装置に於いて、ディスクをターンテーブル(8)に装着
する際に、装置が奇抜な動作を行ない、他の装置よりも
目立った特徴を有すれば、商品として使用者の興味を惹
くことが出来る点に着目した。具体的には、ディスクを
従来通り上から装着でき、且つ縦に長くても奥行きの短
いデザインとして、メカニズムブロックが上に飛び出し
た後に、略水平状態とすることを着想した。しかし、こ
の場合でもディスクを装着する際の使い勝手が悪くなる
ことは避ける必要がある。本発明は、ディスクを装着す
る際の使い勝手の良さを維持しつつ、ディスクをキャビ
ネットに装着する際の装置の動作を奇抜なものとし、使
用者の興味を惹起することを目的とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】ターンテーブル(8)を設け
たメカニズムブロック(2)はカバー(4)に連繋して、キ
ャビネット(1)内面に設けられた案内機構に沿って昇降
可能に配備されている。メカニズムブロック(2)は、該
案内機構により、キャビネット(1)内にて起立した第1
の位置と、キャビネット(1)の上面開口から突出してタ
ーンテーブル(8)が上を向いた横臥姿勢となる第2の位
置との間を移動可能に設けられている。
【0005】
【作用及び効果】 当初、メカニズムブロック(2)は
キャビネット(1)内に立てて収納されている。キャビネ
ット(1)は縦長になるが、奥行きを短くできるから、奥
行きの短い装置を求める市場の要請に対応できる。 カバー(4)を開くと、カバー(4)に連繋したメカニ
ズムブロック(2)がキャビネット(1)上面から引き出さ
れ、案内機構によってターンテーブル(8)が上を向いた
横臥姿勢となる位置にて止まる。この位置では、ターン
テーブル(8)が上を向いているから、ディスクを装着し
やすい。即ち、本装置にあっては、ディスクを上からメ
カニズムブロック(2)に装着する従来の手順はそのまま
であるから、使い勝手の良さは維持される。 カバー(4)を開くとメカニズムブロック(2)がキャ
ビネット(1)の上面から突出し、使用者にとって予想外
の動作をするので、その動作の奇抜さから使用者の興味
を惹くことができる。従って、カバー(4)を開く際の動
作にユニークな工夫がなされているから、商品として使
用者の需要意欲を喚起できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図を用いて
詳述する。図1は、本例に関わるディスク記録又は再生
装置の斜視図であり、ディスクを装着可能な状態を示
す。キャビネット(1)の前面には、従来と同様にスピー
カ(90)(90)と操作パネル(91)が設けられている。キャビ
ネット(1)には上面が開口した凹部(10)が開設され、キ
ャビネット(1)上にて該凹部(10)の両端部は盛り上がっ
て突面(18)(18)を形成している。凹部(10)の上面から
は、ターンテーブル(8)を有するメカニズムブロック
(2)がターンテーブル(8)を上に向けて突出している。
該メカニズムブロック(2)は、ターンテーブル(8)の他
にピックアップ(80)を搭載したサブシャーシ(21)をゴム
等から構成される防振部材(図示せず)を介して基台(20)
内に収納して構成される。これにより、ピックアップ(8
0)に伝わる衝撃、振動は緩和される。ターンテーブル
(8)はボールチャッキング構造を具えて、ディスク中心
を把持する。ボールチャッキング構造とは、図9に示す
ように、ターンテーブル(8)の側面からボール(81)を外
向きにバネ(82)付勢した周知の構成であり、ターンテー
ブル(8)にディスクDの中心を挿入すると、ボール(81)
はディスクDの中心孔d1の周縁を押圧保持する。図1
のメカニズムブロック(2)の前側には、フロントカバー
(5)が設けられ、後記の如く、フロントカバー(5)が開
いてキャビネット(1)の上面からメカニズムブロック
(2)が突出する点に、本例の特徴がある。
【0007】図2は、同上の分解斜視図である。キャビ
ネット(1)の上面中央には、凹部(10)が開設され、該凹
部(10)に前記メカニズムブロック(2)が傾いて立った姿
勢にて収納される。凹部(10)の内側面には、上下に長い
カム溝(14)(14)が開設され、基台(20)から外向きに突出
した第1嵌め軸(22)(22)がカム溝(14)(14)に嵌まってメ
カニズムブロック(2)はスライドを案内される。基台(2
0)の両側面上にて、第1嵌め軸(22)(22)よりも上方から
は第2嵌め軸(23)(23)が外向きに突出し、下端部には受
けレバー(6)が枢支される。
【0008】受けレバー(6)は、ディスクがターンテー
ブル(8)に不十分に取り付けられたときに、落下するデ
ィスクを受け止める為に設けられ、下向きに凹んでディ
スクの下端部を支持可能な受け杆(60)の基端部から嵌合
軸(61)を、先端部から案内軸(62)を夫々外向きに突出し
ている。嵌合軸(61)を基台(20)の下端部に開設された孔
(25)に嵌めて受けレバー(6)の枢支部(61a)を構成す
る。嵌合軸(61)にはネジリバネ(図示せず)が嵌められ
て、受けレバー(6)を時計方向に付勢し、基台(20)の下
端に位置するストッパ(26)により回動しすぎることを規
制される。案内軸(62)はキャビネット(1)の凹部(10)の
内側面に設けられた凹条(15)に嵌まる。仮に、受けレバ
ー(6)が設けられていないと、ターンテーブル(8)から
脱落したディスクは、凹部(10)内に残り、取り出すのに
手間が掛かるだけでなくディスクを損傷させる虞れがあ
る。従って、受けレバー(6)はディスクの損傷防止等の
理由から必要である。
【0009】凹部(10)の上面は、トップカバー(4)と前
記フロントカバー(5)により覆われる。トップカバー
(4)とフロントカバー(5)は閉じた状態にて、上面がキ
ャビネット(1)の突面(18)に連続する。トップカバー
(4)とフロントカバー(5)は夫々基端部が凹部(10)の内
側面に枢支(4a)(5a)されるが、両カバー(4)(5)は開
閉時にメカニズムブロック(2)の移行路を含む面に沿っ
て、互いに反対側に回転する。本例にあっては、トップ
カバー(4)を開くことにより、メカニズムブロック(2)
がターンテーブル(8)を上向きにして突出する。トップ
カバー(4)の基端部にはギア部(40)が設けられ、トップ
カバー(4)の枢支部(4a)は、ギア部(40)と同心の軸(4
2)を凹部(10)の内側面に開設された孔(16)に嵌めて構成
される。同様に、フロントカバー(5)の枢支部(5a)
は、基端部の軸(53)を凹部(10)の内側面に開設された孔
(17)に嵌めて構成される。フロントカバー(5)の基端部
にはトップカバー(4)に向かって壁板(50)が設けられ、
該壁板(50)には切欠き(51)が開設されている。壁板(50)
からは下方に向かって腕片(52)が延び、前記受けレバー
(6)は嵌合軸(61)が腕片(52)に接する。これにより、フ
ロントカバー(5)は不用意に開くことを規制される。
【0010】凹部(10)の内側面よりも内側には、互いに
対向した縦板(11)(11)が立設され、各縦板(11)の上端部
からは枢軸(12)が外向きに突出している。右側の縦板(1
1)上にて、枢軸(12)の下方からは支持軸(13)が突出して
いる。メカニズムブロック(2)の上端部には、メカニズ
ムブロック(2)を搬送駆動するガイドレバー(3)が枢支
(3a)され、該枢支部(3a)はメカニズムブロック(2)の
第2嵌め軸(23)(23)にガイドレバー(3)の先端部に開設
された孔(31)を嵌めて構成される。ガイドレバー(3)の
基端部にはギア(30)が形成され、該ギア(30)の中央部に
開設された透孔(32)(32)が縦板(11)(11)の枢軸(12)(12)
に嵌まる。前記支持軸(13)にガイドレバー(3)のギア(3
0)に噛合する駆動ギア(7)が嵌まる。駆動ギア(7)はモ
ータ(図示せず)駆動されて、ガイドレバー(3)のギア(3
0)及びトップカバー(4)のギア部(40)に噛合して、ガイ
ドレバー(3)及びトップカバー(4)を回動させる。
【0011】(メカニズムブロックの引き出し)図3乃至
図7は、キャビネット(1)を図1のA−A線にて破断し
た断面側面図であり、メカニズムブロック(2)を引き出
す状態を示す。キャビネット(1)の下端部後側には、メ
カニズムブロック(2)及び回路部品に給電する電池が挿
入される収納室(9)が設けられている。前記駆動ギア
(7)及びトップカバー(4)のギア部(40)は、夫々一部に
欠歯部(70)(41)を形成し、図3に示すように、メカニズ
ムブロック(2)が凹部(10)内に収納された位置では、ト
ップカバー(4)とフロントカバー(5)の互いの先端部が
突き合わさって閉じている。駆動ギア(7)の欠歯部(70)
とガイドレバー(3)のギア(30)が対向しており、仮に駆
動ギア(7)が不用意に僅かに回動しても、ガイドレバー
(3)は回動せず、メカニズムブロック(2)は引き出され
ない。トップカバー(4)のギア部(40)は駆動ギア(7)に
噛合している。メカニズムブロック(2)の移行路上に
は、引出し完了検出スイッチ(SW)が設けられ、後記す
るようにメカニズムブロック(2)は引出し完了状態に
て、該スイッチ(SW)を押してONにする。尚、引出し
完了検出スイッチ(SW)の取付位置は、図3に示す位置
に限定されない。
【0012】引出し開始 メカニズムブロック(2)をキャビネット(1)から引き出
して、ディスクをメカニズムブロック(2)に装着するに
は、以下の手順で行なう。先ず操作パネル(91)を操作し
てモータ(図示せず)に通電し、図3の駆動ギア(7)を反
時計方向に回転させる。トップカバー(4)は駆動ギア
(7)に噛合しているから、枢支部(4a)を中心に時計方
向に回転して開く。しかし、駆動ギア(7)は欠歯部(70)
がガイドレバー(3)のギア(30)に対向しているから、ガ
イドレバー(3)は回転せず、該ガイドレバー(3)に連繋
したメカニズムブロック(2)も移動しない。受けレバー
(6)は嵌合軸(61)がフロントカバー(5)の腕片(52)の下
端部に当接しており、フロントカバー(5)が枢支部(5
a)を中心として不用意に開くことを防ぐ。
【0013】図4に示すように、駆動ギア(7)が更に反
時計方向に回動すると、トップカバー(4)はメカニズム
ブロック(2)が突出する隙間だけ開く。駆動ギア(7)は
欠歯部(70)が反時計方向に逃げて、ガイドレバー(3)の
ギア(30)に噛合し始める。ガイドレバー(3)が時計方向
に回動して、メカニズムブロック(2)をカム溝(14)に沿
って引き上げる。図5に示すように、トップカバー(4)
とフロントカバー(5)の隙間からメカニズムブロック
(2)の上端部が突出する。フロントカバー(5)は未だ開
き方向に回動しない。また、受けレバー(6)は案内軸(6
2)が凹条(15)に嵌合した状態を保ちながら上昇する。
【0014】図6に示すように、メカニズムブロック
(2)が更にカム溝(14)に沿って上昇すると、ターンテー
ブル(8)が露出する。駆動ギア(7)の欠歯部(70)とトッ
プカバー(4)のギア部(40)の欠歯部(41)が対向して、ト
ップカバー(4)はもはや時計方向に回動せず、開き完了
状態となる。受けレバー(6)の嵌合軸(61)は腕片(52)を
離れてフロントカバー(5)の切欠き(51)に嵌合する。こ
れにより、フロントカバー(5)は開き方向の回動規制が
解除される。受けレバー(6)の案内軸(62)は凹条(15)の
上端に接する。
【0015】引出し完了 更に駆動ギア(7)が反時計方向に回動して、メカニズム
ブロック(2)が引き出されると、図7に示すように、受
けレバー(6)の嵌合軸(61)は、フロントカバー(5)の切
欠き(51)の側縁を押して、フロントカバー(5)を開く。
また、受けレバー(6)は案内軸(62)が壁板(50)に接し、
受けレバー(6)はバネ付勢に抗して反時計方向に回動す
る。即ち、受けレバー(6)はキャビネット(1)から突出
しない。メカニズムブロック(2)が引出し完了検出スイ
ッチ(SW)を押してONにする。駆動ギア(7)を回転す
るモータが回転を停止し、ガイドレバー(3)はメカニズ
ムブロック(2)引き出し方向の回動を停止する。
【0016】メカニズムブロック(2)はターンテーブル
(8)が上を向いた横臥状態にて、停止し、この状態にて
ターンテーブル(8)にディスクを装着する。フロントカ
バー(5)は開いているから、ディスクのターンテーブル
(8)への挿脱に邪魔とはならない。また、受けレバー
(6)もキャビネット(1)から突出せず、ディスクの挿脱
を邪魔しない。キャビネット(1)の凹部(10)の後端縁X
と、メカニズムブロック(2)の底面が接しており、ター
ンテーブル(8)にディスクを押しつけて装着するとき
に、メカニズムブロック(2)の撓み変形を防止できる。
図7にあっては、メカニズムブロック(2)は斜め上向き
に配備されているが、カム溝(14)の形状を変更すること
により略水平に設定できるのは言うまでもない。尚、メ
カニズムブロック(2)にディスクDを装着して再生する
ときは、駆動ギア(7)を逆転させて、メカニズムブロッ
ク(2)をキャビネット(1)内に収納する。この手順は、
上記とは逆の動作を行なうから、詳細な記載を省く。
【0017】本例にあっては、キャビネット(1)の上面
開口をトップカバー(4)とフロントカバー(5)の2枚に
て覆っている。この2枚のカバー(4)(5)を一体化する
ことも考えられるが、出願人は以下の理由からカバー
(4)(5)を2枚としている。図8(a)、(b)は、両カバー
(4)(5)を一体化して大型カバー(400)とした場合のキ
ャビネット(1)の断面側面図である。大型カバー(400)
を開いてメカニズムブロック(2)をキャビネット(1)の
上面開口から突出させるには、大型カバー(400)は図8
(a)のA、B何れかの方向に回動させる必要がある。然
るに、図8(a)に一点鎖線で示すように、大型カバー(40
0)をA方向に回動させると、大型カバー(400)はキャビ
ネット(1)の後端面及び収納室(9)の壁面に当たるか
ら、キャビネット(1)を大きくする必要がある。これ
は、市場の要請である装置の小型化に反する。また、上
記例にあってはトップカバー(4)に連動してメカニズム
ブロック(2)を取り出している。仮に大型カバー(400)
をB方向に回動させると、図8(b)に示すように、大型
カバー(400)が開き完了して、メカニズムブロック(2)
の移行路を開放してから、メカニズムブロック(2)を引
き出す必要がある。即ち、大型カバー(400)を開閉する
機構と、メカニズムブロック(2)を出没させる機構が別
個に必要となり、両機構を夫々駆動する駆動源が必要と
なるから、装置全体の機構が複雑になる。従って、凹部
(10)に被さるカバー(4)(5)を2枚として装置の小型化
と機構の簡素化を図っている。
【0018】本装置にあっては、ディスクをメカニズム
ブロック(2)の上方から装着する手順は従来のままであ
るから、使い勝手の良さは維持される。また、カバー
(4)を開くとメカニズムブロック(2)がキャビネット
(1)の上面から突出し、使用者に対して予想外の動作を
するので、その動作の奇抜さから使用者の興味を惹くこ
とができる。また、メカニズムブロック(2)がキャビネ
ット(1)の上面から突出するから、キャビネット(1)の
前面にてスピーカ(90)、操作パネル(91)を配備できる部
分は広くなる。従って、キャビネット(1)の前面のレイ
アウト設定に余裕を持たせることが出来る。更に、メカ
ニズムブロック(2)を移動させる機構を構成する要素
は、キャビネット(1)の上端部に集中しているから、キ
ャビネット(1)の下端部に、収納室(9)を設ける空間を
確保できる。また、メカニズムブロック(2)にディスク
が不完全に装着されても、受けレバー(6)によりディス
クが凹部(10)内に脱落することは防止される。
【0019】本例にあっては、キャビネット(1)の凹部
(10)の内側面にカム溝(14)を開設し、メカニズムブロッ
ク(2)の基台(20)から該カム溝(14)に嵌まる第1嵌め軸
(22)を突出しているが、基台(20)にカム溝(14)を開設
し、凹部(10)の内側面に第1嵌め軸(22)を設けることも
考えられる。しかし、基台(20)にカム溝(14)を開設する
と、基台(20)及びメカニズムブロック(2)が大型化する
虞れがあるので、本例にあっては上記の構成としてい
る。
【0020】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク記録又は再生装置の斜視図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】キャビネットの断面側面図であり、メカニズム
ブロックが収納された状態を示す。
【図4】キャビネットの断面側面図であり、メカニズム
ブロックが引き出される状態を示す。
【図5】キャビネットの断面側面図であり、メカニズム
ブロックが引き出される状態を示す。
【図6】キャビネットの断面側面図であり、メカニズム
ブロックが引き出される状態を示す。
【図7】キャビネットの断面側面図であり、メカニズム
ブロックが引き出し完了した状態を示す。
【図8】(a)、(b)は、両カバーを一体化して大型カバー
とした場合のキャビネットの断面側面図である。
【図9】ボールチャッキング構造の断面側面図である。
【図10】従来のディスク記録又は再生装置の斜視図で
ある。
【図11】別の従来のディスク記録又は再生装置の斜視
図である。
【符号の説明】
(1) キャビネット (2) メカニズムブロック (4) トップカバー (5) フロントカバー (6) 受けレバー (8) ターンテーブル (14) カム溝 (22) 嵌め軸 (52) 腕片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開口を有するキャビネット(1)内
    にターンテーブル(8)を設けたメカニズムブロック(2)
    を収納し、該上面開口はキャビネット(1)に枢支された
    カバー(4)にて覆われるディスク記録又は再生装置に於
    いて、 メカニズムブロック(2)はカバー(4)に連繋して、キャ
    ビネット(1)内面に設けられた案内機構に沿って昇降可
    能に配備され、 メカニズムブロック(2)は、該案内機構により、キャビ
    ネット(1)内にて起立した第1の位置と、キャビネット
    (1)の上面開口から突出してターンテーブル(8)が上を
    向いた横臥姿勢となる第2の位置との間を移動可能に設
    けられたことを特徴とするディスク記録又は再生装置。
  2. 【請求項2】 キャビネット(1)の上面開口は、カバー
    (4)と、基端部がキャビネット(1)に枢支されて先端部
    が該カバー(4)に接するフロントカバー(5)とにより覆
    われ、カバー(4)とフロントカバー(5)は、開閉時にメ
    カニズムブロック(2)の移行路を含む面内にて互いに反
    対方向に回動する請求項1に記載のディスク記録又は再
    生装置。
  3. 【請求項3】 案内機構は、キャビネット(1)内又はメ
    カニズムブロック(2)の何れか一方に設けられたカム溝
    (14)と、他方に設けられ該カム溝(14)に嵌まる嵌め軸(2
    2)とから構成される請求項1又は2に記載のディスク記
    録又は再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7340755B2 (en) 2004-07-06 2008-03-04 Sony Corporation Disc drive apparatus

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