JP4160830B2 - スライディングノズル装置 - Google Patents
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Description
本発明は、溶融金属容器用のスライディングノズル装置、とくに、面圧の負荷及び解除を摺動金枠の移動によって行うスライディングノズル装置に関する。
背景技術
各種の溶融金属容器に備えるスライディングノズル装置は、溶融金属の流量制御を正確に行うことができるため、溶鋼鍋やタンディッシュなどで広く利用されている。
このスライディングノズル装置は、一般に、上プレートと下プレートを組み合わせた2枚プレート方式のもの、上下2枚の固定プレートを備えこれらの間に摺動プレートを配置した3枚プレート方式のものがある。そして、これらのプレートの間に溶鋼が浸入することを防止するためにプレート相互の摺動面に面圧が加わる機構を備え、この面圧を操業に支障をきたさない値に設定するようにしている。
この面圧付加機構としては、通常、コイルバネが使用され、これの面圧の負荷、解除機構としてはボルト締め方式が一般的に採用されている。このボルト締め方式は、通常、作業員が工具を使用してボルトを締め付ける作業を行っているが、熱間での重筋作業であることとボルトが焼き付きやすいという問題がある。
そのため、この面圧の負荷解除機構を簡便にするために、金枠を駆動するシリンダーの往復運動を利用する方式のものが種々提案されている。
例えば、特開平8−117985号公報には、面圧負荷作業時に、スライドブロック(摺動金枠)へ面圧バーを面圧リンクによって連結することで面圧バーを移動して弾性体を圧縮し面圧負荷する方式のものが開示されている。
また、特開昭62−279071号公報に示されている負荷解除機構の例は、本願発明との関連が深いため、図11〜図13に基づいて説明する。図中、固定金枠51に対して開閉金枠52が開閉自在に設けられ、開閉金枠52には摺動金枠53を駆動装置により摺動可能に配置し、前記固定金枠51と開閉金枠52との間に摺動金枠53の摺動力を利用した面圧付加解除機構54が設けられている。この面圧付加解除機構54は、開閉金枠52に弾性体55を押圧する押圧部材56を設け、固定金枠51に押圧部材56を連結する連結部材57を設け、押圧部材56には中心方向に抜き差し自在にコッター58を取り付け、摺動金枠53の長手方向側面には摺動時にコッター58と摺動接触するように傾斜ブロック59を設けている。そして、摺動金枠53の摺動によって傾斜ブロック59とコッター58が摺動接触し弾性体55を撓ませることができる。このときに、押圧部材56と開閉金枠52とを連結部材57によって連結して開閉金枠52と固定金枠51とを密着固定し、その後摺動金枠53を移動してコッター58と傾斜ブロック59の摺動接触を解除することで面圧を負荷することが開示されている。
ただし、この特開昭62−279071号公報に記載のものでは、面圧負荷作業後は必ずコッターを抜いて傾斜ブロックとの接触を解除しておかねばならない。もし抜き忘れると、実際の作業時に面圧が解除される恐れがある。
また、上記の特開平8−117985号公報に記載のものにおいても、面圧負荷作業を終えた後は、必ずスライドブロック(摺動金枠)と面圧リンクの連結を解除しておかねばならない。もし解除を忘れて連結したままにしておくと、実際の作業時には、摺動金枠と連動して面圧リンクが移動するため、面圧が解除される恐れがある。
このように、従来の技術では、摺動金枠の動きに連動して面圧負荷解除をすることで、作業員の負荷がかなり軽減するものの、面圧負荷作業後に使用時の面圧解除を防止するために、連結を外したりあるいはコッターを抜いたりする作業が必要である。ただし、この作業はいずれも人間による作業のため、もしその作業を忘れた場合には、使用時に面圧が解除され、プレート間から溶鋼が漏れるという重大な事故が発生する恐れがある。このため、作業員が作業を忘れても、事故を防止できる仕組みが必要である。
発明の開示
本発明が解決しようとする課題は、摺動金枠の移動によって面圧負荷解除するスライディングノズル装置において、簡便な操作で面圧の負荷解除が可能でしかも使用時に面圧が解除されることがない安全なスライディングノズル装置を提供することである。
本発明は、プレートの交換作業後に行うノズル孔内のモルタル除去作業は、面圧をかけた状態でプレートのノズル孔を合致させ全開にして行う作業であり、コッターを抜き忘れた場合にノズル孔が全開にならないようにすれば、コッターを抜き忘れた場合でも容易に気がつく点に着目して上記課題を解決した。
すなわち、本発明は、開閉金枠に設けた押圧部材にコッターを差込み、摺動金枠の側面に設けた傾斜ブロックとコッターとを摺動接触させることによって押圧部材を介して弾性体を撓ませて面圧負荷解除を行う形式のスライディングノズル装置において、傾斜ブロックを摺動金枠の長手方向側面の摺動プレートのノズル孔から離した位置に設け、しかも、傾斜ブロックの斜面はノズル孔を全閉にする方向に向かって低く形成し、ノズル孔近くで、しかも、押圧部材にコッターを差込んだ状態ではノズル孔が全開とならないように摺動金枠の長手方向側面に停止部材を設けたことを特徴とする。
また、本発明では、傾斜ブロックを摺動金枠の長手方向側面の摺動プレートのノズル孔に近い位置に設け、しかも傾斜ブロックの斜面はノズル孔を全開にする方向に向かって低く形成し、傾斜ブロックより全閉側で、しかも、押圧部材にコッターを差込んだ状態ではノズル孔が全開とならないように摺動金枠の長手方向側面に停止部材を設けるようにしてもよい。
本発明は、上記の構成を有するために、コッターを抜き忘れた場合には、摺動金枠を移動させたときに、コッターに停止部材が接触するため途中で摺動金枠が動かなくなって、ノズル孔を全開の状態にできない。したがって、プレート交換作業後のモルタル除去作業時に、ノズル孔を全開にしようとしてもそれができないため、コッターの抜き忘れに容易に気がつくことができる。また、このモルタル除去作業は、面圧負荷作業終了後、同じ場所で続いて行う作業であり、その場で気がつくと、簡単にコッターを抜くことができ、作業の手間もほとんど掛からない利点がある。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を実施例を示す図に基づいて説明する。
図1は本発明のスライディングノズル装置の垂直断面図であり、図2は図1におけるA−A矢視図、図3は摺動プレートを備えた摺動金枠の斜視図を示す。
図1において、溶融金属容器の鉄皮Vの下面に取り付けた固定金枠1に開閉金枠2を開閉可能に取り付けている。そして、この開閉金枠2の内部には図面において直交する方向に移動可能な摺動金枠3を設け、その駆動のための図示しない油圧シリンダ(駆動源)をこの摺動金枠3に連結している。摺動金枠3の移動によって、固定プレート(上プレート)6と摺動プレート(下プレート)7のノズル孔の整合度を変えることによって、溶融金属の流量を調整することができる
開閉金枠2には、図1に示すように両端側にスプリングチャンバ2bを設け、これらの中には図2のように複数のコイルスプリング(弾性体)2cを収納している。図2に示すように、押圧部材9は、スプリングチャンバ2bを上下に貫通する2本のロッド9bと、その下端にコイルスプリング2cの下端に当接する押さえ部9cと、ロッド9bの上端に取り付けた係合部9aとから成る。ロッド9bはスプリングチャンバ2bに対して固定されていないため、押圧部材9は上下方向に自由に動くことができる。
摺動金枠3は、図3に示すように平面形状が略長方形状をなし、内部に摺動プレート7を装着し一端には駆動用の油圧シリンダ(駆動源)4のシリンダロッド4aへの枢着部3cを備えている。摺動プレート7は、ノズル孔7aが油圧シリンダ4とは反対方向に位置するように装着されている。また長手方向の対向する2辺には、コッターの下面に係合する傾斜ブロック3aと停止部材3bとを突出形成している。
図1及び図2に示すように押圧部材9の係合部9aのほぼ中央部にはスライディングノズル装置の中心方向へ向けて貫通孔9dを開設し、これに連接部材としてコッター10を出し入れ自在に装着している。このコッター10は、摺動金枠3の傾斜ブロック3aに摺動接触することができるように貫通孔9dを貫通し反対側に飛び出している。また、傾斜ブロック3aと接触するコッター10の下面10aは、傾斜ブロック3aと面接触するように傾斜面になっている。
摺動金枠3の移動により、傾斜ブロック3aとコッター10は互いの斜面で摺動接触する関係にあり、この時にコッター10を上に持ち上げる。このため押圧部材9が上昇しコイルスプリング2cを圧縮することになる。この時のコイルスプリング2cの圧縮量は、傾斜ブロック3aの斜面の傾斜角度と斜面の長さによって決まるものである。
また、押圧部材9に設ける貫通孔9dは、複数のコイルスプリング2cに対して均一な圧縮力を加える点から、中心部に設けることが好ましいが、ある程度のずれは許容でき、中心から両端のコイルスプリング2c間の距離の5%以内の範囲に設けることがより好ましい。ここで言う中心とは、両端のコイルスプリング2cの中心軸間の距離の中心位置である。
押圧部材9の押さえ部9cは、図2に示すように、その両端部にピン9eを備えている。一方、固定金枠1の下面には、ピン9eに係合可能な回動自在なフック11を連結部材として設けている。このフック11は支軸11aによってほぼ鉛直面内で回動可能に固定金枠1に連接されている。
図4は、傾斜ブロックを摺動プレートのノズル孔から離した位置に設けた例であって、停止部材及びノズル孔との位置関係を示す概念図であり、図4aは、傾斜ブロックとコッターが摺動接触する位置関係を、図4bはコッターと停止部材が当接する位置関係を示している。また、図中の矢印は摺動金枠の移動方向を示し、矢印Aは図示しない油圧シリンダを後退してノズル孔を開にする方向、矢印Bは油圧シリンダを前進してノズル孔を閉にする方向である。このように通常は、シリンダの後退限において、上プレート6のノズル孔6aと摺動プレート7のノズル孔7aは完全に合致するように設定しており、この合致した状態を全開と言う。またシリンダの前進限は、各プレート6,7のノズル孔6a,7aどうしの間隔が最大になる閉の状態で、この状態を全閉と言う。
図4において、上プレート6は、図示しない固定金枠に装着された状態を仮定している。また、図示しない押圧部材に入った状態のコッター10を想像線で表している。なお、図4aは、上プレート6と摺動プレート7が面接触し面圧がかかった状態である。
図4に示すように、傾斜ブロック3aは、摺動金枠3の長手方向側面において、摺動プレート7のノズル孔7aとは離れた位置に設けている。この傾斜ブロック3aは、図4aにおいてその斜面が矢印Bのノズル孔を全閉にする方向に向かって高さが小さくなるように傾斜している。また、停止部材3bは、傾斜ブロック3aと間隔を設けて摺動金枠3の長手方向側面の摺動プレート7のノズル孔7aに近い位置に突出して設けている。
この停止部材3bは、ノズル孔が全開にならないように摺動金枠3を停止する位置に設ける必要がある。この位置は、具体的には摺動プレート7のノズル孔7aの配置、油圧シリンダ(駆動源)のストローク長さ、及びコッター10の位置によって決まる。つまり、停止部材3bは傾斜ブロック3aよりもノズル孔7aに近く、傾斜ブロック3aと停止部材3bとの距離は油圧シリンダのストローク長さ以下で、かつその間にコッター10が入る位置である。傾斜ブロック3aの方がノズル孔7aに近い場合には、停止ブロック3bによりノズル孔が全開になることを防止することができなくなる。また、傾斜ブロック3aと停止部材3bとの距離が油圧シリンダのストロークよりも大きいと、コッター10が両方に接することができなくなる。また、傾斜ブロック3aと停止部材3b間にコッター10が入ることができなければ、面圧負荷解除ができなくなる。また、傾斜ブロック3aと停止部材3bとの間隔は、コッター10の幅よりも大きな距離を設けている。この距離が狭いとコッター10を入れるために位置決めが難しくなるため、コッター10の幅に対して片側1mm以上の隙間が必要である。
停止部材3bの取り付け位置は、コッター10の停止部材3b側の側面が基準になり、下記式で表すことができる。
S=St−P
S:停止部材のコッター側の側面とコッターの停止部材側の側面との最大距離 St:油圧シリンダのストローク
P:停止部材とコッターが当接して摺動金枠が停止した時の上プレートのノズル孔中心軸Xと摺動プレートのノズル孔中心軸Yとの距離。
例えば、油圧シリンダのストロークが150mmで、ノズル孔中心間の距離が20mmで摺動金枠の動きを止めたい場合には
S=150−20=130mm
となり、停止部材は、摺動金枠を全閉の位置にしてコッターの停止部材側の側面を基準に130mm離れた位置に設けると良い。
この時Pは、前記理由から10mm以上となることがより好ましい。10mm未満では、ノズル孔が大きな場合には、ノズル孔のズレを確認しにくくなるためである。
傾斜ブロック3aの位置は、コッター10に摺動接触できる位置であれば特に支障はないが、油圧シリンダを前進する時にコッター10と摺動接触する関係になる位置の方が、より好ましい。つまり、通常使用されている油圧シリンダは、油圧による駆動であり加圧時にその最大力が発揮しやすいためである。さらに、この位置関係でしかも油圧シリンダが前進限になった時に、傾斜ブロック3aとコッター10とが摺動接触しており、しかも弾性体(コイルスプリング2c)に所定のたわみ量を与える位置関係がより好ましい。つまり、前進限の位置で弾性体のたわみ量をコントロールする。言い換えれば、前進限の時に、弾性体が所定のたわみ量になるように傾斜ブロック3aの角度を決めることになる。
図4bで示すように傾斜ブロック3aは斜面の角度αが3〜15°がより好ましく、3°未満では傾斜ブロック3aが長くなるためコッター10を入れる隙間が小さくなりコッター10の幅が小さくなるため強度面で問題がある。15°を超えると大きな駆動力が必要になりしかも外れやすくなる。さらに、傾斜ブロック3aの大きさは、各プレート6,7の面間に与える面圧によって決まるが、一般的に4〜15tの圧力を与えていることから、傾斜ブロック3aは、幅Wが30〜150mm、斜面の高さHが10〜30mmがより好ましい。幅が30mm未満では弾性体をたわませる時に変形しやすくなり、150mmを超えると摺動時にじゃまになる。また高さが10mm未満では、強度面で問題があり、30mmを超えると摺動時に他の部分との間隔が大きくなるので装置が大きくなってしまう。
コッター10の大きさも、傾斜ブロック3aと同様に各プレート6,7の面間に与える面圧によって決まり、幅W20〜50mm、高さH10〜30mmがより好ましい。幅が20mm未満では弾性体を撓ませる時に変形しやすくなり、50mmを超えるとハンドリングで重くなり作業しづらくなる。また、斜面中心部での厚みが10mm未満では、強度面で問題があり、30mmを超えるとハンドリングで重くなり作業しづらくなる。また、斜面の角度βは、傾斜ブロックの角度とほぼ同じ角度であることがより好ましい。
また、コッター10をその都度着脱することは作業的に煩わしく、又紛失する可能性もあるため、図5のように、コッター10にハンドル10bを軸で連結させ、ハンドル10bを曲げることが可能な構造としたものである。これにより、完全に開閉金枠2から取り外す必要がなくなり上記のような問題は解消される。
さらに、コッター10を抜くときに水平方向の動きを垂直方向に変える公知のリンク機構を利用して開閉金枠に一端を固定することも可能である。固定するとコッターの脱落防止にもなる。
また、固定金枠1に設けたフック11は、押圧部材9の両端にかかる2つを連結棒等を利用して連結することも可能である。連結することで、作業効率が向上ししかもフックのかけ忘れも防ぐ効果が得られる。
図8は、面圧負荷作業時の摺動金枠の動きの説明図であり、左側の図8a〜8cは、摺動プレートのノズル孔と停止部材との位置関係を示す概念図、図8d〜8fは押圧部材と摺動金枠との位置関係を示す概念図であり、左右の図において摺動金枠の位置は同じ状態である。
まず、開閉金枠2を開いて、上プレート6と摺動プレート7を各金枠に装着し、開閉金枠2を閉じる。開閉金枠2を閉じた後、摺動金枠3を移動して、押圧部材9の貫通孔9dが摺動金枠3の傾斜ブロック3aと停止部材3b間に位置するようにする。このとき、貫通孔9dからこの間を確認しにくい場合には、摺動金枠3や開閉金枠2にあらかじめ印をつけておくと良い。
その後この貫通孔9dへコッター10を挿入する。この時には、フック11はまだかかっていない状態である。
摺動金枠3が全閉の方向つまり油圧シリンダが前進すると図8bのように傾斜ブロック3aとコッター10が摺動接触する。同時に、図8eに示すようにコッター10により押圧部材9が固定金枠1方向へ移動する。そしてコイルスプリング2cは加圧される。この時、コイルスプリング2cは各プレート6,7間に必要な面圧を超える圧力で加圧されている。さらに、油圧シリンダが前進限になって停止する位置つまり全閉の位置となっている。その後押圧部材9のピン9eにフック11をかける。この時、ピン9eとフック11間には十分な隙間があり手作業で容易にフック11をかけることができる。この隙間が、各プレート6,7間に必要な面圧を超える圧力に相当する距離である。
次に摺動金枠3を図面上で左側へ移動すると、傾斜ブロック3aとコッター10の接触が外れる。この時、フック11によって開閉金枠2と固定金枠1が連結されて、コイルスプリング2cの反発力を受け、各プレート6,7間に面圧を付与することができる。この後、コッター10を抜いておく必要がある。
もし、コッター10を抜き忘れた場合には、摺動金枠3を左側に移動させた場合に、図8cのようにコッターに停止部材3bが接触するため途中で摺動金枠3が動かなくなってしまう。しかもこの時には、固定プレート6と摺動プレート7の各ノズル孔6a,7aが合致しない状態である。
通常、プレートの交換作業においては、プレートを装置に装着するときに上部ノズルまたは下部ノズルとの接触面にモルタル等を使用する。モルタルは練り土状で軟らかいため、装着後はノズル孔内へはみ出してしる。このままの状態で受鋼するとノズル孔が詰まる原因となるため、プレート交換作業後は、面圧をかけた状態でプレートのノズル孔を合致させて、内孔のモルタルを取り除く作業を必ず行う。
もしプレートの交換作業後に、コッター10を抜き忘れていればこの作業時にノズル孔6a,7aが合致しないため、コッター10を抜き忘れていることに気がつく。
また、プレートの交換をしない場合で、開閉金枠2をあけてプレートの様子を点検した場合にも、作業終了後、面圧をかけた状態で摺動金枠3を摺動し、ノズル孔が合致した状態つまり全開になるかどうかのテストを行うことで、コッター10の抜き忘れを知ることができる。
次に、傾斜ブロックを、摺動金枠において摺動プレートのノズル孔側に設けた場合について説明する。
図6及び図7は、摺動金枠に摺動プレートをそのノズル孔が中央部より枢着部側に位置するように装着した例を示す。この場合には、傾斜ブロック12は、摺動金枠3の長手方向側面において摺動プレート7のノズル孔7a側に設けている。そして、傾斜ブロック12の斜面12aはノズル孔を全開にする摺動方向Bに向かって高さが小さくなるように傾斜し、しかも傾斜ブロック12の上面にはノズル孔を全閉にする摺動方向Aつまり全閉側に停止部材としての凸部12bを有している
図7は、凸部を有する傾斜ブロックとノズル孔との位置関係を示す概念図を示す。この図7の状態は、上プレート6に摺動プレート7が面接触し面圧がかかった状態である。なお、上プレート6は図示しない固定金枠に装着された状態を仮定している。また、図示しない押圧部材に入った状態のコッター10を想像線で表している。
図6及び図7の構成では、油圧シリンダを前進する矢印B方向でノズル孔が開になり、後退する方向に摺動するとノズル孔が閉になる。つまり、摺動金枠3が矢印B方向に移動し、凸部12bを有する傾斜ブロック12がコッター10と摺動接触することで図示しないコイルスプリングを圧縮することになる。この後は、上述の図8と同様にフックをかけてコッター10を抜く。この時、もしコッター10を抜き忘れた場合、ノズル孔を全開にしようとしても凸部12bにコッター10が接触するために全開にすることができない。
図9及び図10には、請求の範囲第9項に係わる実施例を示す。
図9は、摺動金枠に設けた矯正ブロックと固定金枠に設けた矯正ブロックガイドとの関係を示す説明図、図10は図9におけるA−A矢視による説明図である。
図9及び図10に示すように、摺動金枠3には長手方向側面において、プレート交換作業時に上側になる端部に矯正ブロック13を設けている。この場合、図の右側がプレート交換時には上側となり、摺動金枠3の長手方向側面には、停止部材3bよりも上側に矯正ブロック13を設けている。また固定金枠1には矯正ブロック13の開閉金枠2側の面に間隔をおいて対向するように断面がL型をした矯正ブロックガイド14を設けている。また、この矯正ブロック13と矯正ブロックガイド14が対向する範囲は、摺動金枠3が少なくとも面圧を負荷し始める位置から終わる位置まで移動する間、つまり、傾斜ブロック3aが、コッター10と接触し始めてから油圧シリンダが前進限の位置で停止するまでの範囲である。この矯正ブロック13と矯正ブロックガイド14とは、摺動プレートを鉛直方向に摺動する条件下で、摺動金枠3が開閉金枠2の弾性体を加圧した状態で、1〜3mmの間隔をおいて対向することが好ましい。
この矯正ブロックと矯正ブロックガイドを設ける理由を以下に示す。固定金枠1と開閉金枠2とは、ヒンジによって開閉可能なように連接している。ヒンジのブラケットに設けた孔は、長円形をしている。この理由は、面圧負荷解除によって、固定金枠1と開閉金枠2との隙間が変化するためである。一方、面圧負荷解除作業は、通常、取鍋等の溶融金属容器を横に倒した状態、つまり摺動プレートが鉛直方向に摺動する状態で行う。この時、取鍋の倒し方によっては、装置が必ずしも鉛直にならずに、傾くことがある。この時、前述のブラケットの長円形の孔のため、固定金枠1に対して開閉金枠2の上側が開き平行にならずに傾いてしまう場合がある。こうなると図1で示す固定金枠1と開閉金枠2とを連結するためのフック11がかからなくなってしまう問題がある。
そこで、プレート交換後開閉金枠2を閉じ、面圧を負荷するために摺動金枠3を上側(閉方向)へ移動すると、矯正ブロック13が矯正ブロックガイド14にガイドされて固定金枠1と開閉金枠2との開きを矯正することができる。この時、摺動金枠3が移動し、矯正ブロック13と矯正ブロックガイド14とが重なり始めるときに互いの間隔が広くなるように、一方または両方に傾斜面を設けても良い。
本発明は、摺動金枠の長手方向側面に停止部材を設けることで、コッターを抜き忘れても、容易に気がつく機構である。
つまり、解除を忘れるとノズル孔を全開の状態にできず、しかもそのことをプレート交換作業後に必ず実施するノズル孔内のモルタル除去作業時に、気がつくことができる。
このモルタル除去作業は、面圧負荷作業終了後、同じ場所で続いて行う作業であり、この場で気がつくと、簡単にコッターを抜くことができ、作業の手間もほとんど掛からないメリットがある。
産業上の利用可能性
本発明は、溶鋼鍋やタンディッシュなどにおいて、溶融金属の流量制御を行うためのスライディングノズル装置に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明のスライディングノズル装置の垂直断面図である。
図2は、図1におけるA−A矢視図である。
図3は、摺動プレートを備えた摺動金枠の斜視図である。
図4は、傾斜ブロックをノズル孔から離した位置に設けた例において、停止部材及びノズル孔との位置関係を示す概念図であり、図4aは、傾斜ブロックとコッターが摺動接触する位置関係を、図4bはコッターと停止部材が当接する位置関係を示す。
図5は、コッターにハンドルを軸で連結させ、ハンドルを曲げることが可能な構造の例を示す。
図6は、摺動金枠に摺動プレートをそのノズル孔が中央部より枢着部側に位置するように装着した例を示す
図7は、凸部を有する傾斜ブロックとノズル孔との位置関係を示す概念図である。
図8は、面圧負荷作業時の摺動金枠の動きの説明図である。
図9は、摺動金枠に設けた矯正ブロックと固定金枠に設けた矯正ブロックガイドとの関係を示す説明図である。
図10は、図9におけるA−A矢視による説明図である。
図11は、スライディングノズル装置の従来例を示す垂直断面図である。
図12は、図11のI−I線矢視断面図である
図13は、図11の従来例における摺動金枠の斜視図である。
Claims (9)
- 開閉金枠に設けた押圧部材にコッターを差込み、摺動金枠の側面に設けた傾斜ブロックとコッターとを摺動接触させることによって押圧部材を介して弾性体を撓ませて面圧負荷解除を行うスライディングノズル装置において、
傾斜ブロックを摺動金枠の長手方向側面の摺動プレートのノズル孔から離した位置に設け、しかも傾斜ブロックの斜面はノズル孔を全閉にする方向に向かって低く形成し、
摺動プレートのノズル孔近くで、しかも、押圧部材にコッターを差込んだ状態ではノズル孔が全開とならないように摺動金枠の長手方向側面に停止部材を設けたことを特徴とするスライディングノズル装置。 - 停止部材と傾斜ブロックとの間隔は、駆動源のストローク長さ以下で、かつコッターの幅より大きく形成したことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスライディングノズル装置。
- 停止部材とコッターが接したときに、摺動プレートのノズル孔中心軸と上プレートのノズル孔中心軸とが10mm以上離れていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスライディングノズル装置。
- 停止部材と傾斜ブロックとの間隔は、駆動源のストローク長さ以下で、かつコッターの幅より大きく形成し、停止部材とコッターが接したときに、摺動プレートのノズル孔中心軸と上プレートのノズル孔中心軸とが10mm以上離れていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスライディングノズル装置。
- 開閉金枠に設けた押圧部材にコッターを差込み、摺動金枠の側面に設けた傾斜ブロックとコッターとを摺動接触させることによって押圧部材を介して弾性体を撓ませて面圧負荷解除を行うスライディングノズル装置において、
傾斜ブロックを摺動金枠の長手方向側面のノズル孔に近い位置に設け、しかも傾斜ブロックの斜面はノズル孔を全開にする方向に向かって低く形成し、
傾斜ブロックより全閉側で、しかも、押圧部材にコッターを差込んだ状態ではノズル孔が全開とならないように摺動金枠の長手方向側面に停止部材を設けたことを特徴とするスライディングノズル装置。 - 傾斜ブロックと停止部材が一体に形成されていることを特徴とする請求の範囲第5項に記載のスライディングノズル装置
- 停止部材とコッターが接したときに、摺動プレートのノズル孔中心軸と上プレートのノズル孔中心軸とが10mm以上離れていることを特徴とする請求の範囲第5項に記載のスライディングノズル装置。
- 傾斜ブロックと停止部材が一体に形成されており、停止部材とコッターが接したときに、摺動プレートのノズル孔中心軸と上プレートのノズル孔中心軸とが10mm以上離れていることを特徴とする請求の範囲第5項に記載のスライディングノズル装置。
- 摺動金枠の長手方向側面において、プレート交換作業時に上側になる端部に矯正ブロックを設け、少なくとも摺動金枠が面圧を負荷し始める位置から終わる位置まで移動する間、この矯正ブロックの開閉金枠側と対向するように矯正ブロックガイドを固定金枠に設けたことを特徴とする請求の範囲第1項〜請求の範囲第8項のいずれか1項に記載のスライディングノズル装置。
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