JP4158715B2 - 2相変調方式 - Google Patents

2相変調方式 Download PDF

Info

Publication number
JP4158715B2
JP4158715B2 JP2004035529A JP2004035529A JP4158715B2 JP 4158715 B2 JP4158715 B2 JP 4158715B2 JP 2004035529 A JP2004035529 A JP 2004035529A JP 2004035529 A JP2004035529 A JP 2004035529A JP 4158715 B2 JP4158715 B2 JP 4158715B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase modulation
fixed
arm element
phase
upper arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004035529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005229714A (ja
Inventor
武志 伊藤
浩也 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004035529A priority Critical patent/JP4158715B2/ja
Priority to US11/053,843 priority patent/US7053587B2/en
Priority to CNB2005100640795A priority patent/CN100492858C/zh
Publication of JP2005229714A publication Critical patent/JP2005229714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4158715B2 publication Critical patent/JP4158715B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

本発明は、3相交流モータの2相変調方式に関する。
従来の3相モータのPWM制御では、モータ電流が相電圧ではなく相間電圧により決定されること利用して、インバータの下アーム素子を電気角2π/3毎に1相づつ常時オンすることにより相間電圧を確保しつつ各相電圧を低位電源レベルに順次固定してインバータのスイッチング損失を低減し、かつ、上アーム素子駆動用ドライバ回路の電源電圧を安定させることが、下記の特許文献1により提案されている。また、下アーム素子を順次オン固定するのとは逆に、上アーム素子を電気角2π/3毎に順次固定する方式も提案されている。以下、これらの2相変調方式を、2π/3固定方式とも呼ぶものとする。
特開平11−262269号公報
更に具体的に説明すると、この2π/3固定方式の2相変調としては、UVW相の内の1相を120°毎に上アームOFF,下アームONに固定(スイッチング停止)する下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調と、UVW相の内の1相を120°毎に下アームOFF,上アームONに固定(スイッチング停止)する上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調とが知られている。この1相の固定により、電流ピーク値付近にてのインバータの一方のスイッチング素子のスイッチングを停止できるために通常の3相変調駆動に比べてインバータのスイッチング損失を大幅に低減することができる。
また、下アーム素子をオンして相電圧を低位レベルに固定する下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調を採用すると、上アーム素子駆動用のドライバ回路へ給電するブートストラップ回路によるこのドライバ回路への電源電圧供給動作を安定させる効果を得ることもできる。
このようなインバータ損失の低減は、車両走行動力発生用の3相交流モータなどの大型モータをPWM駆動する場合において、高温となるエンジンルーム内等におけるインバータのスイッチング素子の温度上昇抑止の点で特に重要である。
しかしながら、上記した2π/3固定方式の2相変調を採用すると、上アーム素子の損失(発熱)と下アーム素子の損失(発熱)とがアンバランスとなるため、インバータ全体としての損失(発熱)は低減できるとしても、インバータを構成する各スイッチング素子のうち最大の損失(発熱)をもつ素子の損失(発熱)はそれほど低減できないという問題があった。
以下、上アーム素子を電気角2π/3毎に順次オン固定する場合を例として更に詳しく説明する。
インバータのスイッチング素子の抵抗損失(損失)は、そのオン状態での抵抗損失である定常損失(オン損失)と、下アーム素子のオン状態とオフ状態との間の過渡期間(状態遷移期間)における抵抗損失である過渡損失との合計となり、通常の条件では過渡損失はPWM駆動される下アーム素子の発熱が常時オン固定される上アーム素子のそれよりも大きい。
しかし、PWM制御により下アーム素子をオフした後のフライホイル電流はオン固定された上アーム素子と他の相の上アーム素子のダイオードとを通じて流れること、及び、ある二つの相の下アーム素子を流れる電流の合計が残る一つの相のオン固定上アーム素子に集中して流れることから、オン固定された上アーム素子の抵抗損失すなわち発熱は、PWM駆動される下アーム素子のそれよりも大きくなる。なお、抵抗損失は電流の自乗に比例する。
したがって、この問題は、フライホイルダイオードがスイッチング素子と一体に形成されるMOSトランジスタをインバータのスイッチング素子として採用する場合に特に顕著となる。また、上記による上アーム素子の温度上昇は上アーム素子のオン抵抗の増加を促進するため一層増大する。更に、上記理由による上アーム素子の発熱量の増大は、素子過熱保護のための通電時間の短縮を招いて3相交流モータへ給電する電流波形の正負対称性を悪化させ、モータの振動(トルク変動)や騒音を増加する問題も派生させる。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、冷却系の負担を増大することなくインバータのスイッチング素子の最高温度を従来より低減可能な2相変調方式を提供することをその目的としている。
上記課題を解決するためになされた本発明の2相変調方式は、各相毎に上アーム素子と下アーム素子とを有するインバータが3相交流モータに印加する3相電圧の各相電圧を所定期間毎に順番に固定する2相変調方式において、前記所定期間が電気角2π/3とされる2π/3固定方式の2相変調を実施するに際して、固定相の上アーム素子をオンし、固定相の下アーム素子をオフする上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調と、固定相の上アーム素子をオフし、固定相の下アーム素子をオンする下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調とを所定期間毎に切り替えるか交互に実施することを特徴としている。
すなわち、この発明の2π/3固定方式の2相変調では、上アーム素子の発熱に比べて下アーム素子の発熱が小さくなる上アーム固定(上アーム素子をオン固定する)モードと、上アーム素子の発熱に比べて下アーム素子の発熱が大きくなる下アーム固定(下アーム素子をオン固定する)モードとを適宜切り替えたり、周期的に交互実施するため、上アーム素子の発熱量と下アーム素子の発熱量とのばらつきを低減でき、その結果としてインバータを構成するスイッチング素子の最高温度を従来より良好に低減することができるという効果を実現することができる。
また、このインバータのスイッチング素子の最高温度低減は、インバータ冷却系の負担軽減にも役立つため、モータ制御装置の全体体格の小型軽量化も実現する。なお、インバータは、2π/3固定方式の2相変調で常時駆動される必要はなく、なんらかの運転条件において、他の駆動方式で駆動されてもよく、この場合には、上記切り替えを停止すればよい。
本発明では更に、前記上アーム素子オン固定型2π/3固定方式の2相変調の実施時間と、前記下アーム素子オン固定型2π/3固定方式の2相変調の実施時間とは、略等しく設定される。このようにすれば、上アーム素子の発熱量と下アーム素子の発熱量とを略等しくすることができるため、上アーム素子の温度と下アーム素子の温度とを略等しくすることができる。なお、ここで言う略等しいとは、−30〜+30%の発熱量の誤差を含むことができるものとする。また、これら両素子の2π/3固定方式の2相変調の実施時間は平均として略等しくすればよく、温度的に平均化されることが可能な短時間内において発熱量は上記範囲外であってもよい。もちろん、一定周期で上アーム素子のオン固定と下アーム素子のオン固定とを交互に切り替えることは最も好適であり、簡単である。
好適な態様において、前記上アーム素子及び前記下アーム素子のうちオン固定される側の素子(PWMスイッチングされない側の素子)の温度又はその相当量が所定しきい値を超える場合に前記切り替えを行う。すなわち、この態様では、オン固定されている素子の温度が所定しきい値温度に達したと判定した場合にオン固定素子を他方の素子に切り替える。これにより、素子の安全性を確保しつつ、オン固定する素子の選択自由度を向上することができる。なお、温度又はその相当量の検出は、電流又はその関数値(たとえば電流の平均値)を用いてもよく、あるいは、トルクや回転数など電流に関するパラメータを用いてもよく、更には素子に設けた温度センサの出力を用いても良い。電流を用いる場合には、q軸電流指令値Iq*とd軸電流指令値id*のベクトル合成値やその関数値を用いても良い。
好適な態様において、前記上アーム素子の温度又はその相当量と前記下アーム素子の温度またはその相当量との差異が所定値を超えたら前記切り替えを行う。このようにすれば、上アーム素子と下アーム素子との温度ばらつきを一定範囲内に収めることができる。なお、温度又はその相当量の検出は、電流又はその関数値(たとえば電流の平均値)を用いてもよく、あるいは、トルクや回転数など電流に関するパラメータを用いてもよく、更には素子に設けた温度センサの出力を用いても良い。電流を用いる場合には、q軸電流指令値Iq*とd軸電流指令値id*のベクトル合成値やその関数値を用いても良い。
好適な態様において、前記3相交流モータを力行運転させる場合に、前記上アーム素子及び前記下アーム素子のうち高温発熱源に近い側(又は冷却が悪い側)の素子のオン固定時間を、遠い側の素子のオン固定時間よりも全体として短縮する。すなわち、インバータを構成する上アーム素子と下アーム素子とがインバータ内にて別々に配置され、一方の素子が高温発熱源に近接配置されていたり、他方の素子に比べて冷却環境が悪く、温度が上昇しやすい環境となっている場合がある。この場合には、温度が上昇しやすい環境にある側の素子を他方の素子にくらべて平均的に短くオン固定する。これにより、温度上昇しやすい側の素子の温度上昇を抑止することができるので、インバータの各スイッチング素子間の温度ばらつきを低減することができ、その最高温度を低減することができる。
好適な態様において、前記3相交流モータを回生運転させる場合に、前記上アーム素子及び前記下アーム素子のうち高温発熱源に近い側の素子のオフ固定時間を、遠い側の素子のオフ固定時間よりも平均して短縮する。これにより、温度上昇しやすい側の素子の温度上昇を抑止することができるので、インバータの各スイッチング素子間の温度ばらつきを低減することができ、その最高温度を低減することができる。
好適な態様において、前記上アーム素子又は下アーム素子の温度又はその相当量が所定値以下の場合には、前記上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調と前記下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調との切り替え又は交互実施を停止する。たとえば、外部環境が低温である場合やインバータ起動初期などにおいては、インバータの各素子の温度上昇を気にする必要がないため、上記切り替えを減らすか停止して制御を簡素化したり、切り替えに伴う騒音などを低減することができる。
好適な態様において、前記インバータの上アーム素子及び下アーム素子は、MOSトランジスタからなる。インバータのスイッチング素子がMOSトランジスタである場合には、PWM制御されるスイッチング素子をオフした時に流れるフライホイル電流がオン固定側のMOSトランジスタの寄生ダイオードを通じて流れるため、オン固定側のMOSトランジスタの発熱が一層増大するため、本発明の上記温度ばらつき低減効果が大きくなる。
好適な態様において、前記上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調と前記下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調との切り替え周波数を可聴周波数域外に設定する。可聴周波数域とは通常40〜15000Hz、更には20〜20000Hzとすることができる。これにより、上記切り替えにおいて生じる騒音を低減することができる。
好適な態様において、前記上アーム素子を駆動する上アーム素子駆動用ドライバ回路に電源電圧を印加するブートストラップ回路を備え、前記ブートストラップ回路は、前記下アーム素子を駆動する下アーム素子駆動用ドライバ回路に電源電圧を印加する電源と、低位端が前記上アーム素子の主電極と前記下アーム素子の主電極との接続点に接続され、前記上アーム素子駆動用ドライバ回路に電源電圧を印加するコンデンサと、前記電源から前記コンデンサに電流を供給するダイオードとを有し、前記上アーム素子をオン固定した後、前記上アーム素子駆動用ドライバ回路の作動に支障を与えない時間内にて前記下アーム素子のオン固定を必ず行う。なお、好適には、下アーム素子のオン固定を基本的に実施し、下アーム素子の温度上昇が過大であると判定した場合にのみ下アーム素子のオン固定と上アーム素子のオン固定の交互実施を行ったり、所定時間、上アーム素子のオン固定に切り替えたりしてもよい。
このようにすれば、ブートストラップ回路のコンデンサの放電による上アーム素子駆動用ドライバ回路の作動に悪影響を与える前に下アーム素子をオン固定して、再度、電源からダイオードを通じてコンデンサを充電することができるため、ブートストラップ回路による上アーム素子駆動用ドライバ回路への電力供給を行うことができ、ブートストラップ回路を簡素化することができる。
なお、この態様では、ブートストラップ回路を用いるため、上アーム素子はソースホロワ動作(通常はNMOSトランジスタ)又はエミッタホロワ動作とされる。このように、上アーム素子をソースホロワ動作する場合には、そのゲート電圧の大幅なアップが難しい場合がある。この場合には、ソース接地動作する下アーム素子のMOSトランジタに比べてソースホロワ動作する上アーム素子のMOSトランジスタのオン抵抗が大きくなりやすい。この場合には、上アーム素子の発熱量のアップを抑止するために、上アーム素子のオン固定時間の平均値を下アーム素子のそれに比較して多少短くすることが好適である。なお、ブートストラップ回路を個別電源に替える等はコストアップになるため好ましくない。
好適な態様において、前記上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調と前記下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調との切り替えの間に、3相変調の実施時間を設定する。これにより、たとえば、モータ回転数が高く、モータへ給電する正弦波電流1周期あたりのPWMスイッチング回数が極めて少ない場合等において、電流の変動を抑止することができる。
他の発明の2相変調方式は、各相毎に上アーム素子と下アーム素子とを有するインバータが3相交流モータに印加する3相電圧の各相電圧を所定期間毎に順番に固定する2相変調方式において、前記所定期間が電気角2π/3とされる2π/3固定方式の2相変調を実施する時にオン固定されるスイッチング素子の温度又はその相当量が所定値を超える場合に、π/3固定方式の2相変調に切り替える。
すなわち、この発明では、たとえばブートストラップ回路の安定動作に好適な下アーム素子のオン固定を行う2π/3固定方式の2相変調方式を行っている時に、下アーム素子の温度が上昇し過ぎていると判定した場合に、上記のように上アーム素子オン固定の2相変調と下アーム素子のオン固定の2相変調とを交互実施するのではなく、π/3固定方式の2相変調方式を実施する。このようにすれば、下アーム素子のオン固定による2π/3固定方式による下アーム素子の温度上昇を良好に低減することができる。
本発明の好適な実施態様を以下の実施例により説明する。もちろん、本発明は下記の実施例により限定されず、本発明の思想を体現するすべての態様が本発明の範囲となることは当然である。たとえば、下記の実施例では電流センサや回転数センサなどを用いているが、これらの一部又は全部を省略したセンサレス形式の3相交流モータとしてもよい。
以下、本発明のモータ制御装置を用いたモータ装置の好適な実施例について図面に基づき説明する。
(全体構成)
このモータ装置の構成をブロック図である図1に示す。1は直流電源、2は駆動装置、3は3相同期モータ、4、5は相電流を検出する二つの電流センサ、6はモータ回転角を検出するモータ回転位置検出手段である。駆動装置2は、スイッチング素子のPWM制御により直流電源1から給電された直流電力を3相交流電力に変換して3相同期モータ3に供給するインバータ7と、このインバータ7の各スイッチング素子を断続制御する制御回路8とからなる。この実施例では制御回路8はマイコン内蔵タイプとする。インバータ7は、IGBTとフライホイルダイオードとを並列接続した素子ユニットを合計6ユニットもつ。各IGBTは、高電位側の上アーム素子と低電位側の下アーム素子とに分類される。スイッチング素子として上記したIGBTとフライホイルダイオードのペアの代わりにMOSトランジスタ特に好適にはNMOSトランジスタを用いてもよいことはもちろんである。この種の3相インバータの構成と動作とは周知であるため、これ以上の説明は省略する。
(制御回路8の基本的な構成及び動作)
制御回路8の構成及び基本動作を図2を参照して説明する。図2は制御回路8の機能構成を示すブロック回路図である。
制御回路8は、dq軸電流発生手段82、3相電圧指令発生手段83、2相変調電圧指令発生手段84、PWM信号発生手段85、スイッチングゲートドライバ86からなる。
モータ回転位置検出手段6は、検出した回転角に基づいて、モータ回転数Nmotを演算してdq軸電流発生手段82に出力するとともに、電気角θを演算して3相電圧指令発生手段83に出力する。dq軸電流発生手段82は、入力されるトルクの大きさ及び方向を示すトルク指令trq*とモータ回転数Nmotとからモータ3に流れるべきd軸電流id*及びq軸電流iq*であるdq軸電流指令を演算する。3相電圧指令発生手段83は、検出した実電流Iv、Iwをdq軸変換して求めた実dq軸電流であるd軸電流id及びq軸電流iqを算出し、各座標軸毎に電流偏差Δid、Δiqを求め、求めた電流偏差Δid、Δiqを0に収束させるべき3相電圧指令U*、V*、W*をPI演算により求めて、2相変調電圧指令発生手段84に出力する。
2相変調電圧指令発生手段84は、入力された3相電圧指令U*、V*、W*に基づいて2相変調電圧指令U**、V**、W**を形成してPWM信号発生手段85に出力し、PWM信号発生手段85は入力された2相変調電圧指令U**、V**、W**に対応する3相PWM電圧VU、VV、VWを発生する。
これら3相PWM電圧VU、VV、VWは、スイッチングゲートドライバ86でそれぞれ電力増幅されて6個のゲート電圧UU、UL、VU、VL、WU、WLとされた後、インバータ7の各スイッチング素子のゲート電極に個別に出力される。上記制御回路8の基本的な構成及び動作は2相変調モータ制御装置として既によく知られているので、これ以上の説明は省略する。
(2相変調電圧指令発生手段84の説明)
次に、本発明の特徴をなす2相変調電圧指令発生手段84を図2を参照して以下に説明する。2相変調電圧指令発生手段84は、モード切替判定手段87、固定相判定手段88、電圧指令演算手段89からなる。
(モード切替判定手段87の説明)
モード切替判定手段87は、タイマを内蔵し、このタイマのパルスカウント値が一定量に達したらすなわち一定時間が経過したらモードを現在のモードから残る他のモードに切り替える。なお、インバータの上アーム素子駆動用ドライバ回路の電源電圧を後述するブートストラップ回路により供給する場合には、インバータは最初は下アーム素子のオン固定から起動されることが好ましく、また、この最初の下アーム素子のオン固定時間はある程度長く設定されることが好ましい。上記モードとしては、上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モードと、下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モードとが設定されている。上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モードにおける各部電圧波形を図3に、下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モードにおける各部電圧波形を図4に示す。既によく知られているように、上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モードにおいては、電気角2π/3毎に相順次に上アーム素子がオン固定され、このオン固定された上アーム素子と同一相の下アーム素子がオフ固定され、残りの相の下アーム素子がPWM駆動される。また、下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モードにおいては、電気角2π/3毎に相順次に下アーム素子がオン固定され、このオン固定された下アーム素子と同一相の上アーム素子がオフ固定され、残りの相の上アーム素子がPWM駆動される。モード切替判定手段87の動作を図5に図示する。なお、この実施例では、図6に示すように、1回の上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モード(モードA)の実行時間と1回の下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調方式(モードB)の実行時間とは等しく設定される。隣接する1回のモードAとモードBとの合計時間Tは一定でもよく、変更してもよい。要するに、平均してモードAの実行時間とモードBの実行時間とが略等しければよい。
(固定相判定手段88の説明)
固定相判定手段88は、モード切替判定手段87により決定された2相変調方式に適合する固定相判定により、3相電圧指令U*、V*、W*に基づいて固定するべき相とそのタイミングとを決定する。すなわち、固定相判定手段88は、上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調と下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調から選択された現在の固定方式に従って相電圧指令の固定を行う。上アーム固定の2π/3固定方式は、図3に示すように3相電圧指令U*,V*,W*の内、最大となる相電圧指令を1(Duty100%)に固定し、3相の相間電圧が正弦波となるように残りの2相の相電圧指令をシフトさせる。下アーム固定の2π/3固定方式は、図4に示すように3相電圧指令U*,V*,W*の内、最小となる相電圧指令を0(Duty0%)に固定し、3相の相間電圧が正弦波となるように残りの2相の相電圧指令をシフトさせる。
(電圧指令演算手段89の説明)
電圧指令演算手段89は、3相電圧指令U*、V*、W*のうちの固定されるべき相電圧指令を現在選択されている2相変調方式により決定される所定電位レベルに固定し、残る二つの相電圧指令を相間電圧を維持するべく変更する。これにより、2相変調電圧指令発生手段84は、入力される3相電圧指令U*、V*、W*を2相変調電圧指令U**、V**、W**に変換する。
(実施例の効果)
この実施例によれば、上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モードと下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モードとを交互に行いかつ両モードの平均実行時間を略等しく設定しているので、インバータの上アーム素子と下アーム素子との温度のばらつきを低減し、インバータのスイッチング素子の最高温度を低減し、インバータ冷却系の簡素化を図ることができる。
なお、この実施例において、図6に示すモードA、Bの切替周波数は、可聴周波数の範囲外とすることが好ましい。
実施例2を図2を参照して以下に説明する。
この実施例では、モード切替判定手段87は、モード実行時間を等しくするのではなく、インバータの下アーム素子に近接して温度センサ(図示省略)を配置し、この温度センサの検出温度が所定しきい値を超えたら所定時間だけ上アーム素子オン固定モードに変更する。この所定時間は、オン固定される上アーム素子の温度がその許容最高温度Tmaxを超えない値とする。このようにすれば、後述するブートストラップ回路の安定出力に好適な下アーム固定を優先しつつ、下アーム素子の温度の上昇時のみ上アーム素子のオン固定を混ぜて下アーム素子の温度上昇を抑止することができる。
なお、この実施例において、インバータの上アーム素子近傍と下アーム素子近傍とにそれぞれ温度センサを設け、両温度センサのどちらかが所定しきい値を超えた場合に、上記切替を行うようにしてもよい。その他、上アーム素子又は下アーム素子の温度として、電流値やそれに相関を有するトルクや回転数の値からインバータのスイッチング素子の温度を推定しても良い。この時、温度推定精度を向上するために周囲温度を検出しても良い。
(変形態様)
上記実施例では、オン固定される下アーム素子の温度がしきい値以上となった場合に上アーム素子のオン固定を行ったが、オン固定される下アーム素子の温度がしきい値以上となった場合に上アーム素子と下アーム素子との交互のオン固定を行ってもよい。
(変形態様)
その他、上アーム素子の温度と下アーム素子の温度との差異が所定値を超えたら上アーム素子と下アーム素子との交互のオン固定をおこなってもよい。
実施例3を図1を参照して以下に説明する。
この実施例では、インバータの上アーム素子は下アーム素子よりも冷却環境が悪い配置をもつ。そして、下アーム素子のオン固定時間が上アーム素子のオン固定時間よりも長くなるように上記切替がなされる。このようにすれば、上アーム素子の温度と下アーム素子の温度とのばらつきを低減しつつ、後述するブートストラップ回路の出力安定化のための下アーム素子のオン固定をより長く行うことができる。
実施例4を図7を参照して以下に説明する。
この実施例では、電流が所定値未満である場合には下アーム素子をオン固定し、電流が所定値以上となったら上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モードと下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モードとを一定時間毎に交互に実施する。このようにすれば、電流が小さい場合におけるブートストラップ回路の安定出力を向上することができる。なお、上記した電流の代わりに温度やトルクなどのパラメータを用いても同様のことを行っても良い。
実施例5を図8を参照して以下に説明する。
この実施例は、上アーム素子102を駆動する上アーム素子駆動用ドライバ回路100に電源電圧を印加するブートストラップ回路を設けることにより、上アーム素子102をソースホロワ駆動するようにしたものである。
このブートストラップ回路は、下アーム素子101を駆動する下アーム素子駆動用ドライバ回路に電源電圧を印加する電源104と、上アーム素子102のエミッタと下アーム素子101のコレクタとを接続する接続点に低位端子が接続されて上アーム素子102を駆動する駆動用ドライバ回路100に電源電圧を印加するコンデンサ103と、電源104からコンデンサ103に電流を流すダイオード(又はそれに相当する素子)Dとを有している。
このブートストラップ回路では、インバータの下アーム素子をオン固定することにより、定期的に下アーム素子101と上アーム素子102との接続点の電位が低下するため、上アーム素子102を駆動する上アーム素子駆動用ドライバ回路100を駆動する電源回路としてのコンデンサ103が、下アーム素子駆動ドライバ回路用電源104の電圧VNによりダイオードDを通じて充電されることができ、ブートストラップ回路が出力する電源電圧の低下を抑止することができる。
このブートストラップ回路を用いる場合には、オン固定される下アーム素子の温度が所定しきい値を超えたと判定するに等しい運転条件においてのみ、上アーム素子のオン固定を一定インタバルで交互実施することが好ましい。
3相交流モータの回転数が高い時は、モータへ給電する正弦波電流1周期あたりのPWMスイッチング回数が少なくなるが、前記電流周期の略1/2で上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モードと下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調モードの切り替えを実施すると、さらにPWMスイッチング回数が少なくなる。この場合に、3相変調を挿入すると、一時的にPWMスイッチング回数が増え、電流制御の追従性が向上できる。
PWMスイッチング回数が極端に少ないと、たとえば、前記モータに対するトルク変動等の外乱に弱くなる等の問題が生じる場合がある。
実施例7を図1を参照して以下に説明する。
上記した各実施例では、上アーム素子のオン固定と下アーム素子のオン固定との交互実施により上アーム素子の温度と下アーム素子の温度とのばらつきを減らした。その代わりに、インバータのスイッチング素子の温度上昇が心配ない運転条件下ではたとえば下アーム素子のオン固定を行う2π/3固定方式を実施し、インバータの下アーム素子の温度上昇が心配される運転条件下では、π/3固定方式の2相変調動作を行うようにしてもよい。π/3固定方式の2相変調では、上アーム素子のπ/3固定と下アーム素子のπ/3固定とを交互に実施するため、2π/3固定方式のように上アーム素子と下アーム素子との温度ばらつきが発生しにくい。図9に、π/3固定方式の2相変調時の電圧波形を示す。なお、上記運転条件とは、前述した電流や温度やトルクを用いればよい。
上述した実施例1乃至5および7に記載の2相変調方式は、前記3相交流モータの運転領域が微低速から低速(モータ相電流周波数が約100Hz以下)にある場合に、特に効果が大きい。
実施例の装置の全体構成を示すブロック回路図である。 図1の2相変調電圧指令発生手段の詳細構成を示すブロック回路図である。 上アーム素子がオン固定される2π/3固定方式の2相変調電圧の波形図である。 下アーム素子がオン固定される2π/3固定方式の2相変調電圧の波形図である。 モード切替方式を示すフローチャートである。 モードAとモードBとのタイミングを示す図である。 電流値に基づいてモード切替の実施、非実施を切り替えるフローチャートである。 ブートストラップ回路を示す回路図である。 π/3固定方式の2相変調電圧の波形図である。
符号の説明
1 直流電源
2 モータ駆動装置
3 モータ(3相同期モータ)
4 電流センサ
5 電流センサ
6 モータ回転位置検出手段
7 インバータ
8 制御回路
81 モータ回転数演算手段
82 dq軸電流発生手段
83 3相電圧指令発生手段
84 2相変調電圧指令発生手段
85 PWM信号発生手段
86 スイッチングゲートドライバ
87 モード切替判定手段
88 固定相判定手段
89 電圧指令演算手段
100 上アーム素子駆動用ドライバ回路
101 下アーム素子
102 上アーム素子
103 コンデンサ
104 下アーム素子駆動ドライバ回路用電源

Claims (11)

  1. 各相毎に上アーム素子と下アーム素子とを有するインバータが3相交流モータに印加する3相電圧の各相電圧を所定期間毎に順番に固定する2相変調方式において、
    前記所定期間が電気角2π/3とされる2π/3固定方式の2相変調を実施するに際して、固定相の上アーム素子をオンし、固定相の下アーム素子をオフする上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調と、固定相の上アーム素子をオフし、固定相の上アーム素子をオンする下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調とを周期的に切り替えるか交互に実施し、
    記上アーム素子オン固定型2π/3固定方式の2相変調の実施時間と、前記下アーム素子オン固定型2π/3固定方式の2相変調の実施時間とは、略等しく設定されることを特徴とする2相変調方式
  2. 請求項1記載の2相変調方式において、
    前記上アーム素子及び前記下アーム素子のうちオン固定される方の素子の温度又はその相当量が所定しきい値を超える場合に前記切り替えを行うことを特徴とする2相変調方式。
  3. 請求項1記載の2相変調方式において、
    前記上アーム素子の温度と前記下アーム素子の温度との差が所定値を超えたら前記オン固定の切替の交互実施を行うことを特徴とする2相変調方式。
  4. 請求項1記載の2相変調方式において、
    前記3相交流モータを力行運転させる場合には、前記上アーム素子及び前記下アーム素子のうち高温発熱源に近い側の素子のオン固定時間を、遠い側の素子のオン固定時間よりも平均して短縮することを特徴とする2相変調方式。
  5. 請求項1記載の2相変調方式において、
    前記3相交流モータを回生運転させる場合には、前記上アーム素子及び前記下アーム素子のうち高温発熱源に近い側の素子のオフ固定時間を、遠い側の素子のオフ固定時間よりも平均して短縮することを特徴とする2相変調方式。
  6. 請求項1記載の2相変調方式において、
    前記上アーム素子又は下アーム素子の温度又はその相当量が所定値以下の場合には、前記上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調と前記下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調との切り替え又は交互実施を停止することを特徴とする2相変調方式。
  7. 請求項1記載の2相変調方式において、
    前記上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調と前記下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調との切り替え周波数を可聴周波数域外に設定することを特徴とする2相変調方式。
  8. 請求項1記載の2相変調方式において、
    前記インバータの上アーム素子及び下アーム素子は、MOSトランジスタからなることを特徴とする2相変調方式。
  9. 請求項1記載の2相変調方式において、
    前記上アーム素子を駆動する上アーム素子駆動用ドライバ回路に電源電圧を印加するブートストラップ回路を備え、
    前記ブートストラップ回路は、
    前記下アーム素子を駆動する下アーム素子駆動用ドライバ回路に電源電圧を印加する電源と、
    低位端が前記上アーム素子の主電極と前記下アーム素子の主電極との接続点に接続されて、前記上アーム素子駆動用ドライバ回路に電源電圧を印加するコンデンサと、
    前記電源から前記コンデンサに電流を供給するダイオードと、
    を有し、
    前記上アーム素子をオン固定した後、前記上アーム素子駆動用ドライバ回路の作動に支障を与えない時間内にて前記下アーム素子をオン固定することを特徴とする2相変調方式。
  10. 請求項1記載の2相変調方式において、
    前記上アーム固定型2π/3固定方式の2相変調と前記下アーム固定型2π/3固定方式の2相変調との切り替えの間に、3相変調の実施時間を設定することを特徴とする2相変調方式。
  11. 各相毎に上アーム素子と下アーム素子とを有するインバータが3相交流モータに印加する3相電圧の各相電圧を所定期間毎に順番に固定する2相変調方式において、
    前記所定期間が電気角2π/3とされる2π/3固定方式の2相変調を実施する時にオン固定されるスイッチング素子の温度又はその相当量が所定値を超える場合に、π/3固定方式の2相変調に切り替えることを特徴とする2相変調方式。
JP2004035529A 2004-02-10 2004-02-12 2相変調方式 Expired - Fee Related JP4158715B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004035529A JP4158715B2 (ja) 2004-02-12 2004-02-12 2相変調方式
US11/053,843 US7053587B2 (en) 2004-02-10 2005-02-10 Apparatus for controlling three-phase AC motor on two-phase modulation technique
CNB2005100640795A CN100492858C (zh) 2004-02-10 2005-02-16 基于两相调制技术控制三相交流电动机的装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004035529A JP4158715B2 (ja) 2004-02-12 2004-02-12 2相変調方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005229714A JP2005229714A (ja) 2005-08-25
JP4158715B2 true JP4158715B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=35004002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004035529A Expired - Fee Related JP4158715B2 (ja) 2004-02-10 2004-02-12 2相変調方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4158715B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011066954A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Daikin Industries Ltd インバータの制御方法
WO2011086804A1 (ja) 2010-01-18 2011-07-21 ダイキン工業株式会社 電力変換装置
WO2011089945A1 (ja) 2010-01-19 2011-07-28 ダイキン工業株式会社 電力変換装置
WO2011089800A1 (ja) * 2010-01-19 2011-07-28 ダイキン工業株式会社 電力変換装置
US11323059B2 (en) 2019-12-11 2022-05-03 Fujifilm Healthcare Corporation Power conversion device, X-ray image capturing apparatus, and motor drive device

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4942967B2 (ja) * 2005-09-08 2012-05-30 東芝キヤリア株式会社 インバータ装置及び冷凍サイクル装置
JP2007245966A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Nissan Motor Co Ltd 車両用駆動制御装置
JP4992365B2 (ja) * 2006-09-28 2012-08-08 ダイキン工業株式会社 インバータの漏洩電流低減方法
JP5215554B2 (ja) * 2006-12-14 2013-06-19 株式会社日立製作所 風力発電装置、及び電力変換装置
JP4942569B2 (ja) * 2007-07-04 2012-05-30 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP4967868B2 (ja) * 2007-07-09 2012-07-04 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両用駆動装置及び制御方法
JP5354173B2 (ja) * 2009-02-23 2013-11-27 富士電機株式会社 三相インバータの制御装置
EP2421140B1 (en) * 2009-04-15 2018-07-18 Mitsubishi Electric Corporation Inverter device, electric motor drive device, refrigeration/air-conditioning device, and electric power generation system
JP5428749B2 (ja) * 2009-10-22 2014-02-26 ダイキン工業株式会社 インバータの制御方法
AT509299B1 (de) * 2009-12-29 2012-05-15 Schneider Electric Power Drives Gmbh Steuerverfahren für stromzwischenkreisumrichter
JP5521703B2 (ja) * 2010-03-30 2014-06-18 三菱電機株式会社 並列運転用電力変換装置の制御方法、並列運転用電力変換装置、及び並列運転電力変換システム
JP5676990B2 (ja) * 2010-09-17 2015-02-25 株式会社東芝 電力変換装置のスイッチング方法
JP5530905B2 (ja) * 2010-11-19 2014-06-25 日立アプライアンス株式会社 モータ制御装置,空気調和機
JP5753742B2 (ja) * 2011-07-14 2015-07-22 株式会社ダイヘン インバータ装置、および、このインバータ装置を備えた系統連系インバータシステム
JP5873716B2 (ja) * 2011-12-28 2016-03-01 日立アプライアンス株式会社 モータ制御装置
JP6065816B2 (ja) * 2013-11-13 2017-01-25 トヨタ自動車株式会社 インバータ装置
JP6279898B2 (ja) * 2013-12-26 2018-02-14 株式会社東芝 スイッチング制御装置
JP5788540B2 (ja) * 2014-01-16 2015-09-30 三菱電機株式会社 電動機駆動装置、及び冷凍空調装置
EP3460989A4 (en) * 2016-05-17 2020-01-22 Microspace Corporation MOTOR DRIVE CONTROL DEVICE AND ELECTRIC DEVICE
JP6958234B2 (ja) * 2017-10-26 2021-11-02 株式会社デンソー 電流検出装置
JP7541477B2 (ja) 2020-12-18 2024-08-28 株式会社Soken 回転電機の制御装置、プログラム、回転電機の制御方法
EP4300802A4 (en) * 2021-02-25 2024-04-10 Mitsubishi Electric Corporation POWER CONVERTER
CN113644835B (zh) * 2021-08-11 2023-03-24 上海儒竞智控技术有限公司 脉冲宽度调制方法、存储介质、电子设备及逆变电路
WO2024071023A1 (ja) * 2022-09-30 2024-04-04 ニデック株式会社 モータ制御装置、モータモジュール、モータ制御プログラム及びモータ制御方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011066954A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Daikin Industries Ltd インバータの制御方法
WO2011086804A1 (ja) 2010-01-18 2011-07-21 ダイキン工業株式会社 電力変換装置
US9166494B2 (en) 2010-01-18 2015-10-20 Daikin Industries, Ltd. Power converter
WO2011089945A1 (ja) 2010-01-19 2011-07-28 ダイキン工業株式会社 電力変換装置
WO2011089800A1 (ja) * 2010-01-19 2011-07-28 ダイキン工業株式会社 電力変換装置
US20120327694A1 (en) * 2010-01-19 2012-12-27 Toshiaki Satou Power converter
US8830704B2 (en) 2010-01-19 2014-09-09 Daikin Industries, Ltd. Power converter
US8891260B2 (en) 2010-01-19 2014-11-18 Daikin Industries, Ltd. Power converter with voltage fluctuation suppression in switching elements
US11323059B2 (en) 2019-12-11 2022-05-03 Fujifilm Healthcare Corporation Power conversion device, X-ray image capturing apparatus, and motor drive device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005229714A (ja) 2005-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4158715B2 (ja) 2相変調方式
US7053587B2 (en) Apparatus for controlling three-phase AC motor on two-phase modulation technique
JP6217554B2 (ja) インバータ装置
JP6217369B2 (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
JP6272077B2 (ja) 過給機及び船舶
US20120286705A1 (en) Apparatus and method for controlling rotary electric machine
US20150207438A1 (en) Inverter apparatus
US10432124B2 (en) Current detection apparatus and control apparatus of rotary electric machine
US20130187588A1 (en) Motor drive system and control method thereof
JP2010142074A (ja) 電力変換器制御装置
JP2010011540A (ja) モータ制御装置
JP4062260B2 (ja) 2相変調モータ制御装置
US10027271B2 (en) Rotating electrical machine control device
JP2009232604A (ja) 回転電機制御システム
JPWO2017056258A1 (ja) 電力制御方法、及び、電力制御装置
WO2020059814A1 (ja) モータ制御装置、モータシステム及びインバータ制御方法
JP6015346B2 (ja) 3相交流モータの制御装置及び制御方法
JP2012182874A (ja) モータ制御装置
JP2005124305A (ja) 二相変調制御式インバータ装置
JP2013229989A (ja) インバータ装置およびpwm信号制御方法
JP2022090317A (ja) インバータの制御装置、インバータの制御方法
KR101901544B1 (ko) 모터 제어 장치와 모터 제어 방법
JP6471670B2 (ja) 電力制御方法、及び、電力制御装置
JP2018183004A (ja) インバータ制御装置
JP2002051596A (ja) 交流モーターの駆動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080624

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4158715

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees