JP2009232604A - 回転電機制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】回転電機の出力を維持すると共に、回転電機を駆動するインバータのスイッチング素子の発熱を抑制可能なモータ制御システムを提供する。
【解決手段】回転電機2と、回転電機2の目標トルク及び回転数に応じて直流電源1の出力を交流に変換するインバータ3と、回転電機2の目標トルクに応じて設定される電圧指令値に基づいて直流電源1の出力を昇圧するコンバータ4と、インバータ3及びコンバータ4を制御する制御部5と、インバータ3を構成するスイッチング素子6の温度を検出する温度検出部7と、を備え、スイッチング素子6の温度が所定の制限温度に達した場合、制御部が、インバータ3への制御方式を、パルス幅変調制御から矩形波制御に変更する。
【選択図】図1
【解決手段】回転電機2と、回転電機2の目標トルク及び回転数に応じて直流電源1の出力を交流に変換するインバータ3と、回転電機2の目標トルクに応じて設定される電圧指令値に基づいて直流電源1の出力を昇圧するコンバータ4と、インバータ3及びコンバータ4を制御する制御部5と、インバータ3を構成するスイッチング素子6の温度を検出する温度検出部7と、を備え、スイッチング素子6の温度が所定の制限温度に達した場合、制御部が、インバータ3への制御方式を、パルス幅変調制御から矩形波制御に変更する。
【選択図】図1
Description
本発明は、回転電機を制御する回転電機制御システムに関する。
近年、化石燃料の消費による環境負荷を軽減する試みが広く実施されている。産業界においても、内燃機関により駆動される自動車と比べて環境負荷が小さい自動車が提案されている。回転電機である電気モータにより駆動される電気自動車や、内燃機関及び電気モータにより駆動されるハイブリッド自動車は、その一例である。このような電気モータは、3相交流モータであることが多く、バッテリなどから供給される直流電源がインバータによって交流に変換される。インバータは、IGBT(insulated gate bipolar transistor)やパワーMOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)などのスイッチング素子などを用いて構成される。
このようなスイッチング素子は、スイッチング損失による発熱を伴う。電気自動車やハイブリッド自動車の動力となる電気モータは、大電力で駆動されるため、スイッチング損失も大きくなり、発熱も大きくなる。また、電気モータにより高い出力を発揮させるために、バッテリなどから出力される直流電源をより高い電圧へ昇圧した後に、インバータにより交流変換する手法も知られている。この場合には、さらにスイッチング損失が大きくなり、発熱量も多くなる。また、電気自動車やハイブリッド自動車の動力となる電気モータは、高回転で駆動されることも多く、この場合には、インバータのスイッチング素子は高回転に対応するために高速(高周波数)でスイッチングされる。このため、スイッチング素子のスイッチング損失は大きくなり、大きな発熱を伴う。その結果、半導体素子であるIGBTやパワーMOSFETの熱破壊を招いてしまう可能性がある。
下記に出典を示す特許文献1には、直流電源の出力電圧を昇圧可能に構成されたコンバータを含んで構成される電動機駆動制御システムの電力変換器(インバータ)を構成するスイッチング素子の発熱を回避させる技術が開示されている。特許文献1では、電気モータのロック発生時におけるスイッチング素子の温度上昇を課題とし、電気モータのロック状態を検出して、スイッチング素子の発熱を抑制するような制御が行われる。具体的には、コンバータによる昇圧電圧を直流電源の出力電圧と同等まで制限することにより、インバータの入力電圧を下げ、スイッチング素子のスイッチング損失を低減させて温度上昇を抑制している。
確かに、特許文献1に記載されたように、コンバータによる昇圧電圧を直流電源の出力電圧と同等まで制限することにより、スイッチング素子の温度上昇を抑制することができる。しかし、スイッチング素子の温度上昇は、電気モータのロック時に限ったものではない。また、昇圧電圧の制限によって電気モータが所望のトルクを出せなくなると、車両の運転性能が損なわれる可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みて創案されたもので、回転電機の出力を維持すると共に、回転電機を駆動するインバータのスイッチング素子の発熱を抑制可能なモータ制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る回転電機制御システムの特徴構成は、
回転電機と、
直流電源と前記回転電機との間に備えられ、前記回転電機の目標トルク及び回転数に応じて前記直流電源の出力を交流に変換するインバータと、
前記直流電源と前記インバータとの間に備えられ、前記回転電機の目標トルクに応じて設定される電圧指令値に基づいて前記直流電源の出力を昇圧するコンバータと、
前記インバータ及び前記コンバータを制御する制御部と、
前記インバータを構成するスイッチング素子の温度を検出する温度検出部と、
を備えた回転電機制御システムであって、
前記制御部が、前記スイッチング素子の温度が所定の制限温度に達した場合に、前記インバータへの制御方式を、前記インバータから正弦波が出力されるように所定のキャリア周波数で前記スイッチング素子をスイッチングするパルス幅変調制御から、前記正弦波の半周期と一致するパルスを出力する矩形波制御に変更する点にある。
回転電機と、
直流電源と前記回転電機との間に備えられ、前記回転電機の目標トルク及び回転数に応じて前記直流電源の出力を交流に変換するインバータと、
前記直流電源と前記インバータとの間に備えられ、前記回転電機の目標トルクに応じて設定される電圧指令値に基づいて前記直流電源の出力を昇圧するコンバータと、
前記インバータ及び前記コンバータを制御する制御部と、
前記インバータを構成するスイッチング素子の温度を検出する温度検出部と、
を備えた回転電機制御システムであって、
前記制御部が、前記スイッチング素子の温度が所定の制限温度に達した場合に、前記インバータへの制御方式を、前記インバータから正弦波が出力されるように所定のキャリア周波数で前記スイッチング素子をスイッチングするパルス幅変調制御から、前記正弦波の半周期と一致するパルスを出力する矩形波制御に変更する点にある。
この特徴構成によれば、パルス幅変調制御から矩形波制御に変更することにより、インバータのスイッチング回数を減らし、スイッチング損失による温度上昇を抑制できる。パルス幅変調制御に対して、矩形波制御は、交流成分の実効値が高く、変調率が高いために高いトルクを出すことができる。従って、制御方式の変更前に比べて回転電機の出力トルクを低下させることなく、インバータを構成するスイッチング素子のスイッチング回数を減少させて、温度上昇を抑制することができる。
また、本発明に係る回転電機制御システムは、さらに、前記制御部が、前記スイッチング素子の温度が前記制限温度に達した場合に、前記インバータの制御方式を前記矩形波制御に変更すると共に、前記コンバータへの前記電圧指令値を、前記回転電機が前記制御方式の変更前の出力トルクを出力可能な電圧に低下させると好適である。
パルス幅変調制御から矩形波制御に変更することにより、インバータのスイッチング回数を減らし、スイッチング損失による温度上昇を抑制できる。また、矩形波制御による出力トルクは、パルス幅変調に比べて脈動が多く発生するものの、インバータへ入力される直流電圧が同じ値の場合には交流成分の実効値が高く、変調率が高いために高いトルクとなる。従って、コンバータへの電圧指令値を低下させて、インバータへ入力される直流電圧を降下させることにより、制御方式の変更前後において回転電機の出力トルクの変動を抑制して、ほぼ出力トルクを維持することができる。即ち、回転電機の出力トルクを維持した状態で、スイッチング素子のスイッチング回数が減少すると共に、インバータへの入力電圧が低電圧化されるので、スイッチング素子の発熱量はさらに大きく抑制される。
また、本発明に係る回転電機制御システムは、さらに、
前記スイッチング素子が熱破壊に至ることを防止するための第2制限温度が前記制限温度よりも高い値に設定され、
前記制御部は、前記スイッチング素子の温度が前記第2制限温度に達した場合に、前記回転電機の出力トルクを、当該出力トルクの上限を定めるトルク制限値以下に制限すると好適である。
前記スイッチング素子が熱破壊に至ることを防止するための第2制限温度が前記制限温度よりも高い値に設定され、
前記制御部は、前記スイッチング素子の温度が前記第2制限温度に達した場合に、前記回転電機の出力トルクを、当該出力トルクの上限を定めるトルク制限値以下に制限すると好適である。
回転電機の出力トルクをトルク制限値以下に制限することにより、インバータにおける電力消費を抑制することができる。その結果、スイッチング素子の発熱量を抑制し、スイッチング素子が熱破壊に至ることを抑制することができる。
ここで、前記制御部が、前記インバータへの制御方式を前記矩形波制御とした状態で、前記トルク制限値に応じて前記コンバータへの前記電圧指令値を低下させると好適である。
インバータが矩形波制御されている状態で、回転電機の出力トルクがトルク制限値に制限され、回転電機のトルクを低下させるためには、インバータへの入力電圧を降下させればよい。インバータへの入力電圧は、コンバータへの電圧指令値を低下させることによって降下させることができる。コンバータの出力が降下してインバータへの入力電圧が降下するので、インバータにおける電力消費が抑制され、スイッチング素子の発熱量が抑制される。
また、本発明に係る回転電機制御システムは、さらに、前記制御部が、前記スイッチング素子の温度が前記第2制限温度以下となるまで、前記トルク制限値を次第に低下させると好適である。
インバータが矩形波制御されている状態で、なおスイッチング素子の温度が第2制限温度を上回る場合には、さらなる発熱量の抑制、つまりインバータにおける消費電力の抑制が求められる。トルク制限値を次第に低下させることにより、コンバータへの電圧指令値が低下し、インバータへの入力電圧が低下する。その結果、インバータにおける消費電力が抑制され、スイッチング素子の発熱量を抑制することができる。
また、本発明に係る回転電機制御システムは、さらに、前記制御部が、前記トルク制限値の低下に伴って、前記電圧指令値が前記直流電圧の出力電圧まで低下した場合、前記インバータへの制御方式を前記矩形波制御から前記パルス幅変調制御に変更すると共に、前記トルク制限値をさらに低下させると好適である。
コンバータには、入力電圧(直流電源の出力電圧)よりも出力電圧を降下させる降圧機能が付加されていないものもある。この場合、インバータへの入力電圧の下限値は、直流電圧の出力電圧となる。コンバータへの電圧指令値が、直流電源の出力電圧まで低下すると、矩形波制御を維持した状態で、インバータへの入力電圧を降下させて回転電機の出力トルクを低下させることができなくなる。そこで、再び、インバータの制御方式をパルス幅変調制御に変更し、デューティーを制御することで、回転電機の出力トルクを低下させる。ただし、矩形波制御に比べてインバータを構成するスイッチング素子のスイッチング回数が増加するため、さらに出力トルクを低下させる。これにより、スイッチング素子の温度上昇を抑制することができる。
また、本発明に係る回転電機制御システムの前記制御部は、
前記インバータへの制御方式が前記パルス幅変調制御の場合、前記インバータの3相のスイッチング素子をパルス幅変調によりスイッチングする3相変調、又は3相の内の1相のスイッチング素子を順次固定して他の2相のスイッチング素子をパルス幅変調によりスイッチングする2相変調により前記インバータを制御すると好適である。
前記インバータへの制御方式が前記パルス幅変調制御の場合、前記インバータの3相のスイッチング素子をパルス幅変調によりスイッチングする3相変調、又は3相の内の1相のスイッチング素子を順次固定して他の2相のスイッチング素子をパルス幅変調によりスイッチングする2相変調により前記インバータを制御すると好適である。
3相変調よりも2相変調の方が、インバータのスイッチング回数が減り、スイッチング素子のスイッチング損失が抑制され、温度上昇も抑制されることが知られている。しかし、3相変調及び2相変調は、パルス幅変調を伴うため、矩形波制御に比べてスイッチング回数が多い。従って、パルス幅変調制御が2相変調、3相変調の何れに基づいて実施されても、スイッチング素子の温度が上昇する際に、インバータの制御方式をパルス幅変調制御から矩形波制御に変更すると好適である。
以下、本発明の実施形態を、電気自動車やハイブリッド自動車の動力となる回転電機を制御する回転電機制御システムを例として、図面に基づいて説明する。図1は、回転電機1を駆動制御する回転電機制御システムの構成を模式的に示すブロック図である。
この回転電機制御システムは、直流電源としてのバッテリ1と、回転電機2と、バッテリ1の出力を交流に変換して回転電機2に出力するインバータ3と、バッテリ1の出力を昇圧してインバータ3に出力するコンバータ4と、インバータ3及びコンバータ4を制御する制御部5とを備えて構成されている。
バッテリ1は、プラス側VB[V]、マイナス側NV[V]の電圧を有する直流電源である。コンバータ4の出力電圧、即ちインバータ3への出力電圧は、プラス側PV[V]、マイナス側NV[V]の直流電圧である。マイナス側電圧NVは、好適にはグラウンド電位であり、本実施形態においてもグラウンド電位とする。コンバータ4の入力側には、昇圧前の電圧であるバッテリ電圧VBを測定する電圧測定部10が備えられる。また、コンバータ4の出力側には、インバータ3への出力電圧PVを測定する電圧測定部11が備えられる。電圧測定部10及び電圧測定部11による測定結果は、制御部5に入力される。本実施形態では、理解を容易にするために電圧測定部10、11を図面において明示したが、制御部5が電圧VB及び電圧PVをモニタしてその電圧を計測する構成であってもよい。つまり、制御部5が電圧測定部10及び電圧測定部11の機能を有して構成されてもよい。
インバータ3と回転電機2との間には、回転電機2のステータコイルを流れる電流を計測するための電流センサ12が備えられている。本例では、3相全ての電流を計測する構成を示しているが、3相の電流は平衡状態にあり、電流の瞬時値の総和は零であるので2相のみの電流を計測して、制御部5において残りの1相の電流を演算により求めてもよい。制御部5は、電流センサ12の検出結果を用いて、インバータ3のフィードバック制御を行う。
コンバータ4は、何れも不図示のリアクトル、入力用フィルタコンデンサ、スイッチング素子、出力用平滑コンデンサなどを有して構成される。スイッチング素子としては、IGBT(insulated gate bipolar transistor)や、MOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)を適用すると好適である。コンバータ4は、電圧指令値に基づいて定められる電圧を出力するように、制御部5によりパルス幅変調制御(PWM制御)され、バッテリ1の出力を昇圧する。電圧指令値は、回転電機2の目標トルクに応じて、制御部5あるいは制御部5よりも上位の制御手段である車両の制御部(不図示)により設定される。
インバータ3は、回転電機2の目標トルク及び回転数に応じてバッテリ1の出力、本例ではコンバータ4の出力を交流に変換する。回転電機2には、回転センサ8や温度センサ9が備えられ、測定された情報は制御部5に入力される。制御部5は、車両の制御部から取得する目標トルクや、回転センサ8から取得する回転数に応じてインバータ3を制御する。インバータ3は、スイッチング素子6を用いた公知のブリッジ回路により構成されている。スイッチング素子6は、IGBTやMOSFETが用いられる。
ブリッジ回路は、インバータ3のプラス側の直流入力電圧PVとマイナス側の直流入力電圧との間に2つのスイッチング素子6が直列に接続され、この直列回路が3回線並列接続されることによって構成される。スイッチング素子6がIGBTの場合は、以下のような構成となる。各相の上段側スイッチング素子6のドレインはインバータ3のプラス側の直流入力電圧PVに接続され、ソースは各相の下段側スイッチング素子6のドレインに接続される。また、各相の下段側スイッチング素子6のソースは、インバータ3のマイナス側の直流入力電圧NVに接続される。各スイッチング素子6のゲートは、制御部5から入力されるゲート駆動信号GSn(n:0〜5)によりスイッチング制御される。本実施形態では、インバータ3は少なくとも6つのスイッチング素子6を備えて構成されており、タイミングの異なる6種類のゲート駆動信号GSnによって各スイッチング素子6が制御される。
対となる各相のスイッチング素子6による直列回路の中間点(スイッチング素子の接続点)は、それぞれ回転電機2のU相、V相、W相のステータコイルにそれぞれ接続される。つまり、インバータ3として、回転電機2のステータコイルU相、V相、W相のそれぞれに一組の直列回路が対応したブリッジ回路が構成される。
また、各スイッチング素子6は、それぞれ温度センサ7を備えて構成されており、温度検出信号TSn(n:0〜5)が制御部5へ出力される。温度センサ7は、サーミスタやダイオードであり、温度によって変化する端子間電圧が温度情報として検出される。図1に示すような、インバータ3から制御部5へ各スイッチング素子6の温度情報の全てがそれぞれ伝達される構成であってもよいし、6つのスイッチング素子6の内の最大の温度情報など一部が伝達される構成であってもよい。
回転電機2の各ステータコイルを流れる電流は、上述したように電流センサ12によって検出される。制御部5は、電流センサ12による検出値を受け取り、フィードバック制御を行う。また、回転電機2には、上述した回転センサ8として機能するレゾルバなどが備えられており、回転電機2のロータの回転角(機械角)が検出される。回転センサ8は、回転電機2のロータの極数(極対数)に応じて設定されており、ロータの回転角を電気角θに変換し、電気角θに応じた信号を出力することも可能である。制御部5は、この回転角に基づいて回転電機2の回転数(角速度ω)や、インバータ3の各スイッチング素子6の制御タイミングを演算する。また、回転電機2には温度センサ9も設けられており、回転電機2の温度が所定の基準を超えて上昇した場合には、制御部5が運転停止などの制御を実施する。
制御部5は、インバータ3のスイッチング素子6を、回転電機2に対する目標トルク及び回転数に基づいてスイッチング制御することで、回転電機2に3相の交流駆動電流を供給する。これにより、回転電機2は、目標回転数、目標トルクに応じて力行する。尚、通常、制御部5は、インバータ3のスイッチング素子6を、インバータ3から出力される交流駆動信号の正弦波成分の振幅に応じたパルス幅変調制御(PWM制御)によりスイッチングする。つまり、制御部5は、インバータ3から正弦波が出力されるように所定のキャリア周波数でスイッチング素子6をスイッチングする。
但し、本発明の制御部5は、スイッチング素子6の温度が所定の制限温度に達した場合に、インバータ3への制御方式を、パルス幅変調制御から、正弦波成分の山側でデューティー100パーセント、谷側でデューティー0パーセントとなる矩形波制御に変更する。つまり、パルス幅変調制御から、上記インバータ3から出力される正弦波の半周期と一致するパルスを出力する矩形波制御に変更する。制御部5は、スイッチング素子6のスイッチング回数を減じることによって、さらなるスイッチング素子6の温度上昇を抑制させる。尚、「所定の制限温度」は、本実施形態においては、後述する第1制限温度に相当する。
また、本発明の制御部5は、スイッチング素子6の温度が上記所定の制限温度(第1制限温度)に達した場合に、インバータ3の制御方式を矩形波制御に変更すると共に、コンバータ4への電圧指令値を、回転電機2が制御方式の変更前の出力トルクを出力可能な範囲内で低下させる。ここで、より好適には、制御部5は、コンバータ4への電圧指令値を、回転電機2が制御方式の変更前の出力トルクを出力可能な電圧に低下させる。つまり、制御部5は、スイッチング素子6のスイッチング回数を減じると共に、インバータ3の直流入力電圧PVを下げて消費電力を抑制し、スイッチング素子6の温度上昇を抑制する。
以下、インバータ3のスイッチング素子6の温度が上昇した場合の、このような制御部5による制御の詳細を図1に加えて、図2及び図3に示すフローチャート及びタイミングチャートも用いて説明する。図2は、回転電機制御システムの制御手順を示すフローチャートであり、図3は、スイッチング素子6の温度と回転電機制御システムによる制御との関係を示すタイミングチャートである。
図3に示すタイミングチャートにおける「トルク指令」は、回転電機2に出力トルクを発揮させるために制御部5が用いる「最終的なトルク指令」である。車両の制御部から与えられる「目標トルク」は、図3に示す期間T0〜T4において一定であるものとする。詳細は後述するが、制御部5の制御状態によっては、「最終的なトルク指令」が「目標トルク」であることも当然あり得る。また、図3に示すタイミングチャートにおける「電圧指令値」は、上記「最終的なトルク指令」に基づいてインバータ3を制御する際に、コンバータ4を制御するために制御部5が用いる「最終的な電圧指令値」である。
図3において、期間T0は、インバータ3が通常制御状態であり、スイッチング素子6の温度が後述する第1制限温度まで上昇する期間を示している。期間T0においては、図2のステップ#1〜#4が実施される。
期間T1は、スイッチング素子6の温度が第1制限温度から第2制限温度まで上昇する期間を示している。期間T1においては、図2のステップ#1、#2を経て、ステップ#11〜#13が実施される。
期間T2は、スイッチング素子6の温度が第2制限温度を超えて上昇する期間を示している。期間T2においては、図2のステップ#1、#2、#11を経て、ステップ#21〜#24が実施される。
期間T3は、スイッチング素子6の温度がさらに上昇する期間を示している。期間T3においては、図2のステップ#1、#2、#11、#21〜#23を経て、ステップ#31〜#33が実施される。
期間T4は、スイッチング素子6の温度が下降又は維持される期間を示している。
各期間T1〜T4の詳細については、以下に詳述する。
期間T1は、スイッチング素子6の温度が第1制限温度から第2制限温度まで上昇する期間を示している。期間T1においては、図2のステップ#1、#2を経て、ステップ#11〜#13が実施される。
期間T2は、スイッチング素子6の温度が第2制限温度を超えて上昇する期間を示している。期間T2においては、図2のステップ#1、#2、#11を経て、ステップ#21〜#24が実施される。
期間T3は、スイッチング素子6の温度がさらに上昇する期間を示している。期間T3においては、図2のステップ#1、#2、#11、#21〜#23を経て、ステップ#31〜#33が実施される。
期間T4は、スイッチング素子6の温度が下降又は維持される期間を示している。
各期間T1〜T4の詳細については、以下に詳述する。
期間T0は、インバータ3が通常制御状態であり、本例ではインバータ3から正弦波が出力されるように所定のキャリア周波数でスイッチング素子6をスイッチングするパルス幅変調制御(PWM制御)が実施されている。ステップ#1において、制御部5は、温度センサ7からスイッチング素子6の温度情報を取得する。そして、制御部5は、素子温度が第1制限温度(所定の制限温度)未満であるか否かを判定する(#2)。期間T0においては、図3に示すように素子温度は第1制限温度未満であるから、制御部5は制御モード(制御方式)を通常制御モードと決定する(#3)。本例において通常制御モードは、PWM制御であり、制御部5は、目標トルクを最終的なトルク指令としてインバータ3及びコンバータ4を制御する。即ち、制御部5は、目標トルクに応じてコンバータ4の電圧指令値を決定し(#4)、インバータ3をPWM制御する。
ここで、第1制限温度は、スイッチング素子6の電気的特性において、ジャンクション温度等で規定される使用温度範囲の上限値に近い値とすると好適である。例えば、使用温度範囲の上限値の90%の値などである。スイッチング素子6が実装される基板などの実装環境や、排熱などのヒートシンク環境などによっても異なる値となるので、実験やシミュレーションによって第1制限温度を定めると好適である。
通常制御により回転電機2を駆動してスイッチング素子6の温度が上昇する場合、つまり期間T0においてスイッチング素子6の温度が上昇を続けると、時刻t1において第1制限温度に達する。時刻t1以降は期間T1であり、上述したステップ#3において、制御部5は、素子温度が第1制限温度以上であると判定する。従って、次にステップ#11に移行し、素子温度が第2制限温度未満であるか否かが判定される。図3に示すように、期間T1においては、素子温度は第2制限温度未満であり、制御部5は、制御モードを1パルス制御(矩形波制御)と決定する(#12)。つまり、制御部5は、インバータ3の制御方式をインバータから出力される正弦波成分の振幅に応じたPWM制御から、正弦波成分の山側でデューティー100パーセント、谷側でデューティー0パーセントとなる1パルス制御に変更する。
第2制限温度は、このままスイッチング素子6の温度が上昇すれば、スイッチング素子6が熱破壊に至ることを示す温度であり、限界温度に近い温度である。好適には、絶対最大定格から所定温度減じることなどにより設定されると好適である。また、第1制限温度と同様に、実験やシミュレーションにより定められると好適である。
制御部5が上記のような制御を実施することにより、スイッチング素子6の温度が第1制限温度以上となった際に、インバータ3のスイッチング素子6の単位時間当たりのスイッチング回数が大幅に抑制される。従って、スイッチング素子6のスイッチング損失を減少させ、素子温度の上昇を抑制することができる。同じ周期の正弦波成分を出力するように変調する場合、PWM制御に比べて出力される正弦波の波形に歪みが生じるものの、1パルス制御は、交流成分の実効値が高く、変調率が高い。従って、PWM制御時から回転電機2の出力トルクを低下させることなく、スイッチング素子6の温度上昇を抑制することができる。
但し、1パルス制御は、変調率が高いため、インバータ3が同じ電圧の直流入力電圧を交流に変換する場合には、回転電機2の出力トルクは、1パルス制御の方が高くなる。このため、インバータ3の制御方式の変更後に逆に回転電機2の出力トルクが上昇することになる。従って、制御部5が、ステップ#13において目標トルクに応じた1パルス制御時のコンバータ4への電圧指令値を決定し、回転電機2が目標トルクに応じた出力トルクを維持できるように制御すると好適である。つまり、制御部5は、コンバータ4への電圧指令値を、少なくとも制御方式の変更前の出力トルクを回転電機2が出力可能な範囲内で変更する。具体的には、制御部5は、制御方式の変更前の出力トルクを回転電機2が出力可能な電圧にコンバータ4への電圧指令値を低下させる。
スイッチング素子6の温度が第1制限温度に達した場合に、制御部5が、インバータ3の制御方式をPWM制御から1パルス制御に変更すると共に、コンバータ4への電圧指令値を、回転電機2が制御方式の変更前の出力トルクを出力可能な電圧に低下させると、スイッチング素子6の発熱量が大きく抑制される。つまり、回転電機2の出力トルクを維持した状態で、スイッチング損失が減少すると共に、インバータ3への入力電圧が低電圧化されるので、スイッチング素子6の発熱量はさらに大きく抑制される。
スイッチング素子6の温度は、上記にようにインバータ3への制御方式を変更した後に、上昇の度合いは鈍化しても、期間T1においてさらに上昇する場合がある。図3に示すように、時刻t2において第2制限温度に達すると、制御部5は、期間T2における制御を実施する。
上述したステップ#11において、素子温度が第2制限温度以上であると判定されると、次にステップ#21に移行する。制御部5は、ステップ21において、最終のトルク指令として、低減時トルク指令を決定する。即ち、回転電機2の出力トルクを、当該出力トルクの上限を定めるトルク制限値以下に制限する。目標トルクがトルク制限値を上回る場合には、最終的なトルク指令がトルク制限値となるように制限される。
次に、制御部5は、トルク制限値以下に制限された最終的なトルク指令に基づいて、1パルス制御時の電圧指令値を演算する(#22)。上述したように、1パルス制御は、PWM制御に比べて変調率が高い。従って、インバータ3が同じ電圧の直流入力電圧を交流に変換する場合には、回転電機2の出力トルクは、1パルス制御の方が高くなる。従って、トルク制限値以下に制限された最終的なトルク指令に応じた1パルス制御時のコンバータ4への電圧指令値が演算される。これにより、インバータ3への直流入力電圧が降下するので、インバータ3における電力消費が抑制され、スイッチング素子6の発熱量が抑制される。
期間T2において、回転電機2の出力トルクが制限され、スイッチング素子6の発熱量が抑制されても、素子温度が第2制限温度を下回らない場合には、制御部5は、トルク制限値を次第に低下させる。つまり、制御部5は、スイッチング素子6の温度が第2制限温度以下となるまで、トルク制限値を次第に低下させる。トルク制限値の低下に伴い、最終的なトルク指令も低下するので、それに応じてコンバータ4への電圧指令値も低下する。
コンバータ4は、バッテリ1の電圧を昇圧して回転電機2の出力トルクを向上させるために備えられている。従って、バッテリ1の電圧を入力側とするコンバータとしては、コンバータ4は昇圧機能だけを有して構成され、降圧機能を有していない場合が多い。尚、コンバータ4が、回転電機2による発電電力を降圧する機能を有していても、この機能はバッテリ1の電圧を出力側とするコンバータとしての機能であるから、上記降圧機能には含まれない。従って、本実施形態において、コンバータ4が出力可能な電圧の下限値は、バッテリ1の出力電圧VBである。
制御部5は、ステップ#22で演算した電圧指令値がバッテリ1の出力電圧VB以上であるか否か、即ち、1パルス制御可能な電圧であるか否かを判定する(#23)。電圧指令値がバッテリ1の出力電圧VB以上である場合、制御部5はインバータ3の制御モードを1パルス制御に決定する(#24)。これにより、上述した制限トルク以下のトルクを最終的なトルクとして演算された電圧指令値に基づいてコンバータ4から出力された直流入力電圧が、インバータ3において1パルス制御により交流に変換される。
回転電機2の出力トルクを制限しても尚、スイッチング素子6の温度が第2制限温度を下回らない場合、トルク制限値及び電圧指令値は降下を続け、時刻t3において電圧指令値がバッテリ1の出力電圧VB未満まで降下する。つまり、1パルス制御によりインバータ3を駆動できない領域に達する。この場合、上述したステップ#23において、1パルス制御不可能と判定され、制御部5は、インバータ3への制御方式を1パルス制御からPWM制御に変更する(#31)。スイッチング素子6の温度は第2制限値以上の状態であるから、電圧指令値は最小値であるバッテリ1の出力電圧VBに固定される(#32)。そして、バッテリ1の出力電圧VBにおいてPWM制御により、1パルス制御よりもスイッチング素子6のスイッチング損失が少ないトルクが、低減時トルク指令(トルク制限値)として決定される(#33)。
スイッチング素子6の温度が尚、第2制限温度を下回らない場合、ステップ33で決定されるトルク制限値は時刻t4でゼロになるまで低下を続ける。時刻t4以降の期間T4では、回転電機2を制御する最終的なトルク指令がゼロであるから、回転電機2は慣性力による回転のみとなり、スイッチング素子6の温度は降下(図3点線部)、または維持される。
尚、制御部5は、インバータ3への制御方式がPWM制御の場合、インバータ3の3相のスイッチング素子6をパルス幅変調によりスイッチングする3相変調、又は3相の内の1相のスイッチング素子6を順次固定して他の2相のスイッチング素子6をパルス幅変調によりスイッチングする2相変調の何れの方式を用いてもよい。従来、2相変調は、3相変調に比べてインバータ3のスイッチング素子6のスイッチング損失が少ない制御方式として知られている。従って、期間T0における通常制御時のPWM制御が2相変調に基づくものであってもよい。また、期間T0における通常制御時のPWM制御は3相変調に基づいて行い、期間T3におけるPWM制御は2相変調に基づいて行ってもよい。
以上説明したように、本発明によれば、回転電機の出力を維持すると共に、回転電機を駆動するインバータのスイッチング素子の発熱を抑制可能なモータ制御システムを提供することができる。
本発明は、回転電機を制御する回転電機制御システムに適用することができる。例えば、回転電機を駆動源として用いる電気自動車やハイブリッド自動車の当該回転電機を制御する回転電機制御システムに適用すると好適である。
1:バッテリ(直流電源)
2:回転電機
3:インバータ
4:コンバータ
5:制御部
6:スイッチング素子
7:温度検出部(温度センサ)
2:回転電機
3:インバータ
4:コンバータ
5:制御部
6:スイッチング素子
7:温度検出部(温度センサ)
Claims (7)
- 回転電機と、
直流電源と前記回転電機との間に備えられ、前記回転電機の目標トルク及び回転数に応じて前記直流電源の出力を交流に変換するインバータと、
前記直流電源と前記インバータとの間に備えられ、前記回転電機の目標トルクに応じて設定される電圧指令値に基づいて前記直流電源の出力を昇圧するコンバータと、
前記インバータ及び前記コンバータを制御する制御部と、
前記インバータを構成するスイッチング素子の温度を検出する温度検出部と、
を備えた回転電機制御システムであって、
前記制御部は、前記スイッチング素子の温度が所定の制限温度に達した場合に、前記インバータへの制御方式を、前記インバータから正弦波が出力されるように所定のキャリア周波数で前記スイッチング素子をスイッチングするパルス幅変調制御から、前記正弦波の半周期と一致するパルスを出力する矩形波制御に変更する回転電機制御システム。 - 前記制御部は、前記スイッチング素子の温度が前記制限温度に達した場合に、前記インバータの制御方式を前記矩形波制御に変更すると共に、前記コンバータへの前記電圧指令値を、前記回転電機が前記制御方式の変更前の出力トルクを出力可能な電圧に低下させる請求項1に記載の回転電機制御システム。
- 前記スイッチング素子が熱破壊に至ることを防止するための第2制限温度が前記制限温度よりも高い値に設定され、
前記制御部は、前記スイッチング素子の温度が前記第2制限温度に達した場合に、前記回転電機の出力トルクを、当該出力トルクの上限を定めるトルク制限値以下に制限する請求項2に記載の回転電機制御システム。 - 前記制御部は、前記インバータへの制御方式を前記矩形波制御とした状態で、前記トルク制限値に応じて前記コンバータへの前記電圧指令値を低下させる請求項3に記載の回転電機制御システム。
- 前記制御部は、前記スイッチング素子の温度が前記第2制限温度以下となるまで、前記トルク制限値を次第に低下させる請求項3又は4に記載の回転電機制御システム。
- 前記制御部は、前記トルク制限値の低下に伴って、前記電圧指令値が前記直流電圧の出力電圧まで低下した場合、前記インバータへの制御方式を前記矩形波制御から前記パルス幅変調制御に変更すると共に、前記トルク制限値をさらに低下させる請求項5に記載の回転電機制御システム。
- 前記制御部は、前記インバータへの制御方式が前記パルス幅変調制御の場合、前記インバータの3相のスイッチング素子をパルス幅変調によりスイッチングする3相変調、又は3相の内の1相のスイッチング素子を順次固定して他の2相のスイッチング素子をパルス幅変調によりスイッチングする2相変調により前記インバータを制御する請求項1〜6の何れか一項に記載の回転電機制御システム。
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