JP4158285B2 - 電気負荷の駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気負荷を駆動する駆動装置に関し、特に、通電開始後に内部抵抗が変動(増大)するコイルやランプ等の電気負荷を駆動するのに好適な電気負荷の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コイルやランプ等の電気負荷は、通電に伴う発熱等によって内部抵抗が増加するため、スイッチング素子を介して電気負荷への通電・非通電,通電時の電流量を制御するようにしていると、電気負荷への通電開始直後(このとき電気負荷の内部抵抗は極小さい値になっている)に流れる大電流によって、スイッチング素子が劣化し、場合によってはスイッチング素子の破壊を招くことがあった。
【0003】
そこで、こうした問題を防止するために、従来では、例えば、特開平3−256407号公報に記載のように、電気負荷に流れる負荷電流の上限を、通電開始時と通電開始後とで段階的に変化させることにより、負荷電流を段階的に増加させることが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の装置では、負荷電流をスイッチング素子が破壊しない程度の電流値に抑え、スイッチング素子を負荷電流から保護することはできるものの、負荷電流の上限を段階的に変化させるだけであることから、電気負荷への通電開始直後に発生するスパイクノイズを抑制することはできなかった。
【0005】
つまり、上記従来の装置では、負荷電流が上限電流以下となるようにスイッチング素子を制御するものであるため、電気負荷への通電開始直後には、負荷電流は、そのとき設定されている上限電流まで急峻に立ち上がり、この電流変化によってスパイクノイズが発生してしまうのである。
【0006】
そして、こうしたノイズは、他の制御回路に侵入すると、その制御回路が誤動作することになるため、例えば、多数の制御装置が搭載された自動車において、ヘッドライト等のランプを点灯するのに上記従来の駆動装置を使用するようにすると、その駆動装置で発生したノイズが他の制御装置に侵入して、その制御装置を誤動作させてしまう虞がある。
【0007】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、通電開始後に内部抵抗が変動するコイルやランプ等の電気負荷を通電駆動する装置において、電気負荷への通電開始直後に発生するノイズを確実に抑えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためになされた請求項1記載の電気負荷の駆動装置においては、直流電源から電気負荷に至る通電経路上に、スイッチ手段及び検出抵抗が直列に設けられ、制御手段が、信号発生手段から出力される台形波信号と、検出抵抗にて検出された負荷電流の検出値(電圧値)とを比較し、その電圧値が台形波信号と同電圧となるようにスイッチ手段を制御することで、負荷電流を台形波信号の変化に対応して台形波状に変化させる。
【0009】
つまり、本発明では、電気負荷の駆動開始時には、信号発生手段から出力される台形波信号に対応して負荷電流が徐々に増加し、電気負荷の駆動停止時には、信号発生手段から出力される台形波信号に対応して負荷電流が徐々に減少するように、負荷電流を制御する。
【0010】
このため、本発明によれば、電気負荷への通電開始時等に負荷電流が急峻に変化するのを防止し、負荷電流の急峻な変化によって生じるノイズを抑制できる。よって、本発明の電気負荷の駆動装置によれば、各種制御装置が搭載された自動車等に使用しても、他の制御装置の動作に影響を与えるノイズ発生源として動作するようなことはなく、他の制御装置を安定に動作させることができる。
【0011】
また、従来装置のように、負荷電流が急峻に立ち上がると、電気負荷自身の寿命も短くなるが、本発明では、負荷電流が急激に変化するのを防止できるため、電気負荷自身の寿命も延ばすことができる。
ここで、検出抵抗は、スイッチ手段を介して電気負荷に流れる電流を検出するためのものであるため、直流電源から電気負荷への通電経路上であれば、どこに設けてもよいが、より好ましくは、請求項2に記載のように、スイッチ手段の電気負荷とは反対側の通電経路上に設けることが望ましい。
【0012】
つまり、検出抵抗を電気負荷とスイッチ手段との間の通電経路上に設けるようにすると、検出抵抗を用いて負荷電流を電圧値として検出するためには、検出抵抗の両端電圧を検出するための検出回路が必要となり、装置構成が複雑になるが、請求項2記載のように、検出抵抗をスイッチ手段の電気負荷とは反対側の通電経路に設けるようにすれば、検出抵抗の一端は、直流電源に接続されることになるため、検出抵抗を用いて負荷電流を電圧値として検出するには、検出抵抗とスイッチ手段との接続点の電圧値(電位)を取り出し、制御手段に入力すればよく、電流検出用の回路を簡単にすることができる。
【0013】
一方、制御手段は、信号発生手段からの台形波信号に従い電気負荷に流れる電流を制限するものであるため、例えば、前述の特開平3−256407号公報において負荷電流制限用に使用されている比較器(コンパレータ)を用いて構成することができる。つまり、例えば、検出抵抗にて検出される電圧値が信号発生手段からの台形波信号よりも低い場合には、スイッチ手段をオンさせ、検出抵抗にて検出される電圧値が信号発生手段からの台形波信号を越えると、スイッチ手段をオフさせる、といったスイッチ手段のオン・オフ制御を行えば、負荷電流を、信号発生手段からの台形波信号に従い制御することができる。
【0014】
しかし、コンパレータを使ってスイッチ手段をオン・オフさせるようにした場合には、図5に示すように、負過電流が、その目標値である電流制限値に対して、オーバシュート及びアンダシュートしてしまい、負過電流に脈動が生じることになる。そして、このように負荷電流が脈動すると、その脈動によって生じる高周波信号成分がノイズとなって他の制御装置に侵入し、他の制御装置の動作に影響を与えることがある。
【0015】
そこで、こうした問題を防止するには、請求項1に記載のように、スイッチ手段を、制御端子への入力電圧に応じて負過電流を制御可能なトランジスタにて構成し、制御手段には、信号発生手段からの台形波信号と検出抵抗にて検出された電圧値との電位差に応じた電圧信号を発生するオペアンプを設けて、制御手段を、このオペアンプからの出力電圧によりスイッチ手段の制御端子への入力電圧を制御するように構成するとよい。
【0016】
つまり、スイッチ手段及び制御手段をこのように構成すれば、負荷電流を、台形波信号に応じてリニアに制御することができるようになり、負過電流が脈動するのを防止できる。よって、請求項1に記載の装置によれば、負荷電流の脈動によってノイズが発生するのも防止でき、他の制御装置の動作に影響を与えるノイズをより良好に抑制できる。
【0017】
ところで、制御手段をオペアンプにて構成した場合には、負荷電流を脈動のない安定した電流に制御することができるようになるのであるが、オペアンプの出力には、通常、入力段を構成する差動増幅回路の負荷トランジスタのばらつき等によって、オフセット電圧が含まれることから、このオフセット電圧により、オペアンプ出力を零にできないことがある。
【0018】
つまり、制御手段をオペアンプにて構成した場合には、例えば、台形波信号が電気負荷の駆動を停止させるレベルとなり、負荷電流がそれに追従して十分低くなっているにも関わらず、上記オフセット電圧によって、オペアンプ出力が零にならず、このオペアンプ出力によりスイッチ手段が動作して、電気負荷に微小な負荷電流が流れ続けることが考えられる。
【0019】
そこで、制御手段をオペアンプにて構成した場合には、請求項1に記載のように、オペアンプのオフセット電圧を、電気負荷の駆動停止時にスイッチ手段を確実にオフできるように設定することが望ましい。そして、このようにオフセット電圧を設定するには、例えば、請求項3に記載のように、オペアンプの入力段を構成する差動増幅回路において、各入力端子に対応する負荷トランジスタのサイズを、異なる値に設定するようにすればよい。
【0020】
つまり、オペアンプをこのように構成すれば、電気負荷の駆動停止時にオペアンプからスイッチ手段を駆動する信号が出力されるのを確実に防止することができ、オペアンプのオフセット電圧により、電気負荷に電流が流れ続けるのを防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用された実施例の駆動装置全体の構成を表す電気回路図である。
【0025】
本実施例の駆動装置は、例えば、自動車に搭載されたヘッドライト等のランプ2を、外部からの駆動・停止指令に従い点灯・消灯させるためのものであり、バッテリ4の正極側からランプ2に至る通電経路上に所謂ハイサイドスイッチとして設けられたnチャネルパワーMOSFET(本発明のスイッチ手段に相当し、以下単にFETという)6を備える。そして、FET6のドレインとバッテリ4の正極側とを接続する通電経路上には、ランプ2の通電時に流れる電流(負荷電流)を検出するための検出抵抗8が設けられている。尚、ランプ2の一端は、FET6のソースに接続され、他端は、バッテリ4の負極側が接続されたグランドライン(GND)に接地されている。
【0026】
また、本実施例の駆動装置には、外部から入力されるランプ2の点灯・消灯指令(換言すれば駆動・停止指令)に従い台形波状に変化する台形波信号を発生する、信号発生手段としての台形波発生回路10と、台形波発生回路10からの出力(台形波信号)と検出抵抗8を介して得られる負荷電流を表す電圧値とを比較し、負荷電流が台形波信号の変化に対応して台形波状に変化するように、FET6のゲート電圧を制御する、制御手段としての負荷電流制御回路20と、が備えられている。
【0027】
台形波発生回路10は、上記点灯・消灯指令に従い、ランプ2の点灯時(駆動開始時)には、グランド電位から、バッテリ電圧VBBを分圧することにより得られる基準電位VBB/nまで、所定の傾きで徐々に増加して、その後基準電位VBB/nで安定し、ランプ2の消灯時(駆動停止時)には、基準電位VBB/nからグランド電位まで所定の傾きで徐々に減少して、その後グランド電位で安定する、図2に示す台形波信号を生成し、その生成した台形波信号を負荷電流制御回路20に出力するためのものであり、以下のように構成されている。
【0028】
尚、図2において、各信号波形の説明に記載されている(a点),(b点),(c点),(d点)は、夫々、対応する信号波形が、図1に示すa,b,c,dの各点の信号波形であることを表す。
台形波発生回路10は、バッテリ4の正極側からバッテリ電圧VBBの供給を受ける電源ラインとグランドラインとの間に設けられて、バッテリ電圧VBBを分圧して基準電位VBB/nを生成する分圧用抵抗R1,R2と、エミッタがその電源ライン(電圧:VBB)に接続され、ベースが分圧用抵抗R1,R2の接続点(分圧点)に接続され、エミッタが抵抗R3を介してグランドラインに接地されたNPNトランジスタTr1と、台形波を負荷電流制御回路20に出力する台形波出力ライン(a点)にエミッタが接続され、ベースがNPNトランジスタTr1のエミッタに接続され、コレクタがグランドラインに接地されたPNPトランジスタTr2とを備える。
【0029】
そして、PNPトランジスタTr2のエミッタ−コレクタ間(換言すれば、台形波出力ライン−グランドライン間)には、コンデンサC1が接続され、更に、コンデンサC1とPNPトランジスタTr2のエミッタ(換言すれば、台形波出力ライン)との接続点には、電源ライン(電圧:VBB)からコンデンサC1側に定電流iを流す定電流回路12、及び、スイッチSW1がオン状態であるとき、このスイッチSW1を介して、コンデンサC1側からグランドラインに定電流2i(定電流回路12の2倍の定電流)を流す定電流回路14が接続されている。尚、スイッチSW1は、ランプ2の点灯・消灯指令に応じてオン・オフされるものであり、ランプ2の点灯時にはオフ状態、ランプ2の消灯時にはオン状態となる。
【0030】
このように構成された台形波発生回路10では、NPNトランジスタTr1のベースに、抵抗R1,R2にて生成された基準電位VBB/nが印加されることから、NPNトランジスタTr1はオン状態となり、そのエミッタ電位(換言すればPNPトランジスタTr2のベース電位)は、基準電位VBB/nからNPNトランジスタTr1のベース−エミッタ間電圧(Vf;約0.7V)を減じた電位(VBB/n−Vf)となる。
【0031】
そして、スイッチSW1がオフ状態(ランプ2に電流が流れて点灯している状態)であれば、定電流回路14が動作しないので、定電流回路12から供給される定電流によりコンデンサC1が充電され続ける。この結果、PNPトランジスタTr2のエミッタ電位がベース電位よりも高くなって、PNPトランジスタTr2にベース電流が流れて、PNPトランジスタTr2がオン状態となる。そして、この状態では、PNPトランジスタTr2のエミッタ電位は、そのベース電位(VBB/n−Vf)よりもエミッタ−ベース間の順方向電圧(Vf)分だけ高い電圧(=基準電圧VBB/n)となるため、台形波出力ライン(a点)は、基準電位VBB/nで安定する(図2参照)。
【0032】
次に、ランプ2への通電を停止するためにスイッチSW1がオフからオン状態に切り換えられると(図2に示す時点tOFF )、定電流回路14が動作し、コンデンサC1に蓄積された電荷が放電される。そして、この放電動作によって、PNPトランジスタTr2に流れるベース電流が徐々に減少し、最終的には、PNPトランジスタTr2がオフ状態となり、台形波出力ライン(a点)は、グランド電位となる。従って、スイッチSW1がオフからオン状態に切り換えられた際には、台形波出力ライン(a点)は、基準電位VBB/nからグランド電位へと徐々に低下し、その後、グランド電位で安定することになる(図2参照)。
【0033】
また次に、ランプ2への通電を開始するためにスイッチSW1がオンからオフ状態に切り換えられると(図2に示す時点tON)、定電流回路14が動作を停止して、定電流回路12からコンデンサC1に電荷が充電されることから、その充電によりPNPトランジスタTr2にベース電流が流れ始め、最終的には、PNPトランジスタTr2がオン状態となる。従って、スイッチSW1がオンからオフ状態に切り換えられた際には、台形波出力ライン(a点)は、グランド電位から基準電位VBB/nまで徐々に増加し、その後、基準電位VBB/nで安定することになる(図2参照)。
【0034】
尚、スイッチSW1のオン・オフ状態が変化した直後の台形波信号の電位変化の傾きは、定電流回路12,14が流す定電流i,2iと、コンデンサC1の容量とにより決定される。
次に、負荷電流制御回路20は、台形波発生回路10から出力されるグランド電位を基準とする台形波信号を、バッテリ4の正極側の電位VBBを基準とする台形波信号に反転させる電圧変換部22と、この電圧変換部22による電圧変換後の台形波信号(図2参照)と、検出抵抗8とFET6との接続点(c点)の電圧(負荷電流を表す電圧値に相当する)とを比較し、この電圧が台形波信号と同電圧となるようにFET6のゲート電圧を制御する制御部24とから構成されている。
【0035】
電圧変換部22は、一端がバッテリ4の正極側に接続された抵抗R4と、一端がグランドラインに接地された抵抗R5と、抵抗R4の他端にコレクタが接続され、抵抗R5の他端にエミッタが接続されたNPNトランジスタTr3と、非反転入力端子(+)が台形波発生回路10の台形波出力ライン(a点)に接続され、反転入力端子(+)がNPNトランジスタTr3のエミッタと抵抗R5との接続点に接続され、出力端子がNPNトランジスタTr3のベースに接続されたオペアンプOP1とから構成されている。
【0036】
この電圧変換部22では、オペアンプOP1が、抵抗R5のNPNトランジスタTr3側電位が台形波信号と同電位となるようにNPNトランジスタTr3を制御する。このため、NPNトランジスタTr3には、台形波信号の電位が高い程多くの電流が流れ、そのコレクタ電圧(詳しくは、NPNトランジスタTr3のコレクタと抵抗R4との接続点(b点)の電圧)は、バッテリ電圧VBBから台形波信号成分を減じた電圧となる(図2参照)。そして、この電圧が、電圧変換後の台形波信号として、制御部24に出力される。
【0037】
尚、オペアンプOP1は、図示しない定電圧回路にて生成されたバッテリ電圧VBBよりも低い定電圧VDD(例えば5V)で動作する。
一方、制御部24は、反転入力端子(−)に、電圧変換部22からの台形波信号を受け、非反転入力端子(+)に、検出抵抗8を介して得られた負荷電流を表す電圧(c点の電圧)を受けて、これらを同電圧とするための信号(換言すれば各入力端子への入力信号の電位差に応じた信号)を出力するオペアンプOP2と、このオペアンプOP2からの出力をベースに受ける一対のトランジスタ(NPNトランジスタTr4とPNPトランジスタTr5)からなるプッシュプル回路24aと、から構成され、プッシュプル回路24aの出力を抵抗R6を介して、FET6のゲートに接続することにより、FET6のゲート電圧をオペアンプOP2にて制御できるようにされている。
【0038】
尚、プッシュプル回路24aは、NPNトランジスタTr4及びPNPトランジスタTr5のベース同士、エミッタ同士を互いに接続し、NPNトランジスタTr4のコレクタを正の電源ライン側に、PNPトランジスタTr5のコレクタを負の電源ラインであるグランドライン側に接続した周知のものである。そして、このプッシュプル回路24aのNPNトランジスタTr4のコレクタが接続される正の電源ラインには、図示しないチャージポンプにより生成されたバッテリ電圧VBBよりも高い電源電圧VCPが印加されており、オペアンプOP2は、この電源ラインから電源供給を受けて動作する。これは、FET6を制御するには、FET6のゲートに、バッテリ電圧VBBよりもFET6のしきい値電圧分以上高い電圧を印加できるようにする必要があるためである。
【0039】
そして、この制御部24では、オペアンプOP2が、検出抵抗8を介して得られた電圧値が電圧変換後の台形波信号と同電圧となるように、FET6のゲート電圧(d点)を制御することから、FET6のゲート電圧は、チャージポンプにて生成された電源電圧VCPを上限、グランド電位を下限として、台形波発生回路10が生成した台形波信号と同様に変化し、ランプ2に流れる負荷電流も台形波状に変化することになる(図2参照)。
【0040】
従って、本実施例の駆動装置によれば、ランプ2の内部抵抗が略零となっている状態で、ランプ2を点灯させたとしても、その点灯直後に、ランプ2に流れる負荷電流が、図2に点線で示すように急峻に立ち上がるのを防止することができ、負荷電流の急峻な変化によって生じるノイズを抑制できる。よって、本実施例の駆動装置によれば、自動車に搭載された他の制御装置に対するノイズ発生源として動作するようなことはなく、他の制御装置を安定に動作させることができる。また、本実施例によれば、ランプ2に流れる負荷電流が急激に変化するのを防止できるため、ランプ2自身の寿命も延ばすことができる。
【0041】
また、検出抵抗8は、バッテリ4とFET6との間の通電経路に設けられているため、負荷電流制御回路20側で検出抵抗8による負荷電流の検出電圧値を取り込む際には、検出抵抗8とFET6との間の通電経路(c点)の電圧を取り込むだけでよく、検出抵抗8をFET6とランプ2との間の通電経路に設ける場合に比べて、電圧値取り込み用の回路構成を簡単にすることができる。つまり、検出抵抗8を、ランプ2とFET6との間に設けた場合、負荷電流制御回路20側では、検出抵抗8の両端電圧を検出する必要があり、そのための検出回路を別途設けなければならなくなるが、本実施例では、こうした検出回路を使用することなく、検出抵抗8により得られた負荷電流を表す電圧値を取り込むことができる。
【0042】
また更に、本実施例では、負過電流制御回路20の制御部24に、負過電流制御用のデバイスとして、電圧変換部22を介して入力される台形波信号と検出抵抗8を介して入力される負荷電流の検出電圧値との電位差に応じた信号を発生するオペアンプOP2を設け、こうしたオペアンプOP2の差動動作によって、FET6のゲート電圧を制御するようにしている。このため、負荷電流制御回路20を、コンパレータ(比較器)を用いてFET6をオン・オフ制御するように構成した場合に比べて、負荷電流をより安定して制御することができる。
【0043】
つまり、負荷電流制御回路20の制御部24をコンパレータにて構成し、台形波信号に対して負荷電流の検出電圧値が大きいか否かによってFET6のオン・オフ状態を切り換えるようにしても、負荷電流を制御することはできるが、このような制御では、図5に示したように、負荷電流が脈動してしまう。
【0044】
しかし、本実施例では、負荷電流制御回路20の制御部24をオペアンプOP2にて構成し、オペアンプOP2の差動動作によって負荷電流を制御することから、負荷電流を台形波信号に応じてリニアに制御することができ、ランプ2を脈動のない安定した電流にて駆動することができる。
【0045】
よって、本実施例によれば、ランプ2に流れる電流(負荷電流)が脈動することによって生じる高周波ノイズの発生を防止し、この高周波ノイズによって他の制御装置が誤動作するのを防止することができる。
ところで、本実施例のように、負荷電流制御回路20の制御部24をオペアンプOP2にて構成し、オペアンプOP2の差動動作によって負荷電流を制御するようにした場合、オペアンプの出力には、通常、入力段を構成する差動増幅回路の負荷トランジスタのばらつき等によって生じるオフセット電圧が含まれることから、このオフセット電圧によって、ランプ2に流れる電流を零にすることができなくなることがある。
【0046】
つまり、例えば、オペアンプOP2のオフセット電圧が正電圧である場合には、図3に実線で示すように、スイッチSW1がオン状態で、台形波発生回路10から出力される台形波信号がグランド電位になっても、オペアンプOP2からの出力がグランド電位とならずに、オフセット電圧分だけグランド電位よりも高くなることになる。そして、この状態では、FET6のゲート電圧をグランドラインと同じ零Vにすることができず、FET6を介して、微小な負荷電流が流れ続けることになる。
【0047】
そこで、本実施例では、スイッチSW1がオン状態で、台形波発生回路10から出力される台形波信号がグランド電位になった際には、図3に点線で示すように、オペアンプOP2からの出力が確実にグランド電位となって、FET6を完全にオフ状態にできるように、オペアンプOP2のオフセット電圧を負電圧に設定している。
【0048】
以下、このように構成された本実施例のオペアンプOP2の回路構成を図4を用いて説明する。
まず、図4(a)は、本実施例のオペアンプOP2の基本構成を表す。
図4(a)に示すように、オペアンプOP2において入力段を構成する差動増幅回路は、電源ライン(電圧:Vcp)から内部に定電流を供給する定電流回路32を備え、この定電流回路32から供給される定電流により、下記(1)〜(6)のトランジスタTr11〜Tr16を動作させて、非反転入力端子Ti(+)及び反転入力端子Ti(-)に入力された各信号の電位差に応じた差動信号を発生する。
【0049】
(1) ベースが、抵抗R11を介して反転入力端子Ti(-)に接続され、コレクタが、グランドラインに接地されたPNPトランジスタTr11。
(2) ベースが、PNPトランジスタTr11のエミッタに接続され、エミッタが、定電流回路32の電流出力側に接続されたPNPトランジスタTr12。
【0050】
(3) ベースが、抵抗R12を介して非反転入力端子Ti(+)に接続され、コレクタが、グランドラインに接地されたPNPトランジスタTr13。
(4) ベースが、PNPトランジスタTr13のエミッタに接続され、エミッタが、定電流回路32の電流出力側に接続されたPNPトランジスタTr14。
【0051】
(5) コレクタが、PNPトランジスタTr12のコレクタに接続され、エミッタが、グランドラインに接地され、ベースが、自己のコレクタに接続されたNPNトランジスタTr15。
(6) コレクタが、PNPトランジスタTr14のコレクタに接続され、エミッタが、グランドラインに接地され、ベースが、NPNトランジスタTr15のベースに接続されて、NPNトランジスタTr15とカレントミラー回路を構成するNPNトランジスタTr16。
【0052】
そして、オペアンプOP2内では、上記差動増幅回路のNPNトランジスタTr16のコレクタに、信号出力用のNPNトランジスタTr20のベースが接続され、このNPNトランジスタTr20のコレクタに接続された出力端子Toから、上記各入力端子に入力された信号の電位差に対応した信号を出力するようにされている。尚、NPNトランジスタTr20のエミッタは、グランドラインに接続され、同じくコレクタは、電源ライン(電圧:VCP)から電源供給を受けて定電流を流す定電流回路34の電流出力側に接続され、更に、コレクタ−ベース間には、オペアンプとして機能させるための位相補償用のコンデンサC20が設けられている。
【0053】
そして、本実施例では、差動増幅回路の負荷トランジスタである一対のNPNトランジスタTr15,Tr16のエミッタ面積(換言すればトランジスタサイズ)を、反転入力端子Ti(-)側負荷トランジスタTr15の方が、非反転入力端子Ti(+)側負荷トランジスタTr16よりも大きくなるように設定することにより、これらトランジスタTr15,Tr16の製造上のばらつきがあっても、オペアンプOP2のオフセット電圧が必ず負電圧となるようにしている。
【0054】
より具体的には、図4(b)に示す如く、NPNトランジスタTr15を、同サイズのNPNトランジスタ3個で構成し、NPNトランジスタTr16を、NPNトランジスタTr15を構成する各トランジスタと同サイズのNPNトランジスタ2個で構成することにより、NPNトランジスタTr15のエミッタ面積を、NPNトランジスタTr16のエミッタ面積の約1.5倍にし、オペアンプOP2のオフセット電圧が必ず負電圧となるようにしている。
【0055】
このため、本実施例によれば、オペアンプOP2のオフセット電圧によって、FET6をオフさせることができずに、ランプ2に流れる負荷電流を零にすることができなくなる、といったことを防止し、ランプ2の消灯時には、ランプ2に流れる電流を零にして、ランプ2を確実に消灯させることができる。
【0056】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施例では、電気負荷としてのランプ2を制御するためのスイッチ手段(FET6)を、所謂ハイサイドスイッチとして、バッテリ4の正極側からランプ2に至る通電経路上に設けるものとして説明したが、このスイッチ手段は、ランプ2からグランドラインに至る通電経路に、所謂ローサイドスイッチとして設けるようにしてもよい。尚、この場合、検出抵抗8は、スイッチ手段とグランドラインとの間に設けるようにすれば、上記実施例と同様に、負荷電流制御回路20側で負荷電流を表す電圧値を取り込むための回路構成を簡単にすることができる。
【0060】
また次に、上記実施例では、通電により温度が上昇して内部抵抗が増加するランプ2を点灯・消灯させる駆動装置について説明したが、本発明は、非通電時には抵抗が極めて小さく、通電により内部抵抗が増加する電気負荷の駆動装置であれば、上記実施例と同様に適用して、同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のランプの駆動装置全体の構成を表す電気回路図である。
【図2】 実施例の駆動装置内各部の信号波形を表すタイムチャートである。
【図3】 実施例の負荷電流制御用のオペアンプのオフセット電圧が正電圧である場合の問題点を説明する説明図である。
【図4】 実施例の負荷電流制御用オペアンプの構成を表す電気回路図である。
【図5】 コンパレータを用いて負荷電流を制御した場合の負荷電流の変化を表す説明図である。
【符号の説明】
2…ランプ、4…バッテリ、6…FET(nチャネルパワーMOSFET)、8…検出抵抗、10…台形波発生回路、20…負荷電流制御回路、22…電圧変換部、24…制御部、24a…プッシュプル回路、OP1,OP2…オペアンプ。
Claims (3)
- 直流電源から電気負荷に至る通電経路上に設けられたスイッチ手段と、
該スイッチ手段に直列に接続され、該スイッチ手段を介して前記電気負荷に流れる負荷電流を電圧値として検出するための検出抵抗と、
外部から入力される前記電気負荷の駆動・停止指令に従い、駆動開始時に第1電圧から第2電圧まで徐々に変化し、前記電気負荷の駆動停止時に第2電圧から第1電圧まで徐々に変化する、台形波信号を発生する信号発生手段と、
該信号発生手段からの台形波信号と前記検出抵抗にて検出された電圧値とを比較し、該電圧値が前記台形波信号と同電圧となるように前記スイッチ手段を制御することで、前記負荷電流を前記台形波信号の変化に対応して台形波状に変化させる制御手段と、
を備え、
前記スイッチ手段は、制御端子への入力電圧に応じて前記負過電流を制御可能なトランジスタから構成され、前記制御手段は、前記信号発生手段からの台形波信号と前記検出抵抗にて検出された電圧値との電位差に応じた電圧信号を発生するオペアンプを備え、該オペアンプからの出力電圧により、前記スイッチ手段の制御端子への入力電圧を制御し、
前記制御手段を構成するオペアンプは、前記電気負荷の駆動停止時に前記スイッチ手段を確実にオフできるように、オフセット電圧が設定されていることを特徴とする電気負荷の駆動装置。 - 前記検出抵抗は、前記スイッチ手段の前記電気負荷とは反対側の通電経路上に設けられることを特徴とする請求項1記載の電気負荷の駆動装置。
- 前記オペアンプは、入力段を構成する差動増幅回路において各入力端子に対応する負荷トランジスタのサイズを異なる値に設定することにより、前記オフセット電圧が設定されることを特徴とする請求項1又は2記載の電気負荷の駆動装置。
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