JP3275778B2 - 過電流保護回路 - Google Patents

過電流保護回路

Info

Publication number
JP3275778B2
JP3275778B2 JP13873497A JP13873497A JP3275778B2 JP 3275778 B2 JP3275778 B2 JP 3275778B2 JP 13873497 A JP13873497 A JP 13873497A JP 13873497 A JP13873497 A JP 13873497A JP 3275778 B2 JP3275778 B2 JP 3275778B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
overcurrent protection
voltage
current supply
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13873497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10336875A (ja
Inventor
康成 谷村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP13873497A priority Critical patent/JP3275778B2/ja
Publication of JPH10336875A publication Critical patent/JPH10336875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3275778B2 publication Critical patent/JP3275778B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気負荷や電子回
路などの電流供給対象に電流を供給すると共に、その電
流供給対象に過大な電流が流れてしまうことを防止する
過電流保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平7−17029
5号公報に開示されているように、電気負荷や電子回路
などの電流供給対象へ電流を供給するための電流経路
に、電流供給用トランジスタと電流検出用抵抗器とを直
列に設け、電流検出用抵抗器の両端に所定値以上の電位
差が生じると、上記電流供給用トランジスタとは別に設
けた過電流保護用トランジスタがオンして、電流供給用
トランジスタをオフ状態に移行させ、これにより、電流
供給対象に過大な電流が流れてしまうことを防止するよ
う構成された過電流保護回路が知られている。
【0003】ここで、この過電流保護回路の具体的な回
路構成について、図4を用いて説明する。まず図4
(A)は、電流供給対象10の上流側に設けられて、そ
の電流供給対象10に電流を流す、所謂ハイサイド形式
の過電流保護回路を示している。
【0004】図4(A)に示すように、この過電流保護
回路は、エミッタが第1電圧としての電源電圧(例えば
12V)VSに電流検出用抵抗器R1を介して接続さ
れ、コレクタが第2電圧としての接地電位(GND=0
V)に電流供給対象10を介して接続されたPNP形の
電流供給用トランジスタTr1と、この電流供給用トラ
ンジスタTr1のベースと接地電位との間に接続され
て、該電流供給用トランジスタTr1をオン状態にさせ
る駆動手段としての抵抗器R2と、エミッタが上記電源
電圧VSに接続され、コレクタが電流供給用トランジス
タTr1のベースに接続され、ベースが電流供給用トラ
ンジスタTr1のエミッタに接続されたPNP形の過電
流保護用トランジスタTr2とを備えている。
【0005】尚、電流供給用トランジスタTr1のベー
ス−エミッタ間に接続された抵抗器R3は、電流供給用
トランジスタTr1のベース電位を安定させるためのも
のである。このような図4(A)の過電流保護回路にお
いて、電流供給対象10が正常な場合には、電流供給用
トランジスタTr1のベースから抵抗器R2を経由して
接地電位にベース電流が流れ、これにより、電流供給用
トランジスタTr1がオン状態となって、電流供給対象
10に、この電流供給用トランジスタTr1及び電流検
出用抵抗器R1を介して、電流Iが流れることとなる。
そして、この正常時には、過電流保護用トランジスタT
r2はオフ状態となっている。
【0006】ここで、何等かの異常が発生して、電流供
給対象10のインピーダンスが低下すると、電流検出用
抵抗器R1に正常時よりも大きな電流Iが流れることと
なり、これに伴い、電流検出用抵抗器R1の両端の電位
差が大きくなる。そして、電流検出用抵抗器R1の両端
の電位差が、過電流保護用トランジスタTr2がオンす
る電圧(即ち、過電流保護用トランジスタTr2のベー
ス−エミッタ間電圧であり、通常、約0.7V)以上に
なると、過電流保護用トランジスタTr2がオンして電
流供給用トランジスタTr1のベース電位が上昇し、こ
れに伴い、電流供給用トランジスタTr1がオフ状態に
移行して、電流供給対象10に流れる電流Iが制限され
る。
【0007】従って、この過電流保護回路によれば、例
えば、図4(A)に例示する如く、電流供給対象10
が、上記電流供給用トランジスタTr1のコレクタに一
端が接続された抵抗器12と、その抵抗器12の他端を
内部信号に応じて接地電位に接続させるスイッチングト
ランジスタ14とを備えた電子回路であり、上記抵抗器
12が短絡故障すると上記スイッチングトランジスタ1
4が過電流により損傷してしまう虞のある構成でも、そ
のような電流供給対象10の過電流による損傷を未然に
防ぐことができる。また、例えば、電流供給対象10が
電気負荷であり、その電気負荷自身のインピーダンスが
何等かの原因で低下した場合にも、その電気負荷が過電
流により焼損してしまうといった不具合を未然に防ぐこ
とができる。そして更に、この過電流保護回路によれ
ば、電流供給用トランジスタTr1の過電流による損傷
をも防止することができる。
【0008】次に、図4(B)は、電流供給対象10の
下流側に設けられて、その電流供給対象10に電流を流
す、所謂ロウサイド形式の過電流保護回路を示してお
り、この過電流保護回路は、図4(A)に示したハイサ
イド形式の回路構成に対して、電源電圧VSと接地電位
とを逆にした構成を採っている。尚、図4(B)におい
て、図4(A)の過電流保護回路と同じ役割の素子につ
いては、同一の符号を付している。
【0009】即ち、図4(B)に示すように、ロウサイ
ド形式の過電流保護回路は、エミッタが第1電圧として
の接地電位に電流検出用抵抗器R1を介して接続され、
コレクタが第2電圧としての電源電圧VSに電流供給対
象10を介して接続されたNPN形の電流供給用トラン
ジスタTr1と、この電流供給用トランジスタTr1の
ベースと所定の駆動用電源電圧(例えば5V)VDとの
間に接続されて、該電流供給用トランジスタTr1をオ
ン状態にさせる駆動手段としての抵抗器R2と、エミッ
タが接地電位に接続され、コレクタが電流供給用トラン
ジスタTr1のベースに接続され、ベースが電流供給用
トランジスタTr1のエミッタに接続されたNPN形の
過電流保護用トランジスタTr2とを備えている。
【0010】そして、図4(B)に示す過電流保護回路
において、電流供給対象10が正常な場合には、電源電
圧VDから抵抗器R2を経由して電流供給用トランジス
タTr1のベースにベース電流が流れ、これにより、電
流供給用トランジスタTr1がオン状態となって、電流
供給対象10に、この電流供給用トランジスタTr1及
び電流検出用抵抗器R1を介して、電流Iが流れること
となる。そして、この正常時には、過電流保護用トラン
ジスタTr2はオフ状態となっている。
【0011】一方、電流供給対象10のインピーダンス
が低下して、電流検出用抵抗器R1に正常時よりも大き
な電流Iが流れ、該電流検出用抵抗器R1の両端の電位
差が、過電流保護用トランジスタTr2がオンする電圧
(通常、約0.7V)以上になると、過電流保護用トラ
ンジスタTr2がオンして電流供給用トランジスタTr
1のベース電位が低下し、これに伴い、電流供給用トラ
ンジスタTr1がオフ状態に移行して、電流供給対象1
0に流れる電流Iが制限される。
【0012】従って、このロウサイド形式の過電流保護
回路によっても、電流供給対象10の過電流による損傷
を未然に防ぐことができ、また、電流供給用トランジス
タTr1自身の過電流による損傷も防止することができ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の過電流保護回路では、電源にノイズが混入して、電
源電圧VS,VDが接地電位に対して変動すると、電流
供給対象10に過電流が流れていないにも拘らず、過電
流保護用トランジスタTr2がオンして、電流供給対象
10への電流供給が瞬断してしまう、という問題がある
ことが分かった。
【0014】これは、電源電圧にノイズが生じた際に、
電流検出用抵抗器R1と電流供給用トランジスタTr1
のベース−エミッタ間容量CBE1とによって、過電流保
護用トランジスタTr2のエミッタの電圧(以下、エミ
ッタ電圧という)VE2 と、同じく過電流保護用トラン
ジスタTr2のベースの電圧(以下、ベース電圧とい
う)VB2 との間に、図5の如き位相差が生じるため、
また、ベース電圧VB2とエミッタ電圧VE2 との間に
過電流保護用トランジスタTr2がオンする電圧以上の
電位差が生じるためである。
【0015】図4(A)に示したハイサイド形式の場合
について具体的に説明すると、まず、第1電圧としての
電源電圧VSに、ノイズPP が生じると、過電流保護用
トランジスタTr2のエミッタ電圧VE2 は、そのノイ
ズPP によって即座に変化する(図5参照)。
【0016】これに対して、過電流保護用トランジスタ
Tr2のベース電圧VB2 は、電流検出用抵抗器R1と
電流供給用トランジスタTr1のベース−エミッタ間容
量CBE1とのフィルタ作用により、図5に示す如く、エ
ミッタ電圧VE2 (即ち、ノイズPP )よりも遅れて変
化することとなる。
【0017】そして、このようなエミッタ電圧VE2 と
ベース電圧VB2 との位相差により、図5の時刻tに示
す如く、エミッタ電圧VE2 とベース電圧VB2 とに電
位差△Vが生じ、この電位差△Vにより過電流保護用ト
ランジスタTr2がオンして、電流供給用トランジスタ
Tr1がオフされてしまうのである。
【0018】また、図4(B)に示したロウサイド形式
の場合について具体的に説明すると、電源電圧VDにノ
イズPP が生じると、過電流保護用トランジスタTr2
のエミッタ電圧VE2 は接地電位のままである。ところ
が、過電流保護用トランジスタTr2のベース電圧VB
2 は、ノイズPP により変動してエミッタ電圧VE2よ
りも非常に大きくなることがある。そして、このような
エミッタ電圧VE2 とベース電圧VB2 との電位差によ
り過電流保護用トランジスタTr2がオンして、電流供
給用トランジスタTr1がオフされてしまうのである。
【0019】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、ノイズによって誤動作することなく、電流供
給対象に過大な電流が流れてしまうことを防止できる過
電流保護回路を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】本発明
の過電流保護回路は、図4に示した従来の過電流保護回
路と同様に、エミッタが所定の第1電圧に電流検出用抵
抗器を介して接続され、コレクタが前記第1電圧とは異
なる第2電圧に電流供給対象を介して接続された電流供
給用トランジスタと、過電流保護用トランジスタとを備
えているが、過電流保護用トランジスタは、そのエミッ
タが位相調整用抵抗器を介して前記第1電圧に接続さ
れ、そのコレクタが電流供給用トランジスタのベースに
接続され、そのベースが電流供給用トランジスタのエミ
ッタに接続されている。そして更に、過電流保護用トラ
ンジスタのエミッタと前記第2電圧との間、或いは、過
電流保護用トランジスタのエミッタと前記第1電圧より
も第2電圧側の所定電圧との間に、位相調整用コンデン
サが接続されている。
【0021】尚、本発明の過電流保護回路でも、従来の
過電流保護回路と同様に、電流供給用トランジスタが、
そのベースに接続された駆動手段によってオン状態にさ
れることにより、電流供給対象に、電流供給用トランジ
スタ及び電流検出用抵抗器を介して電流を流し、また、
電流検出用抵抗器の両端に所定値以上の電位差が生じた
場合には、過電流保護用トランジスタがオンして電流供
給用トランジスタのベースの電位を変化させることによ
り、電流供給用トランジスタをオフ状態に移行させて、
電流供給対象に流れる電流を制限する。
【0022】つまり、本発明の過電流保護回路では、前
述した従来の過電流保護回路に対して、過電流保護用ト
ランジスタのエミッタと第1電圧とを、位相調整用抵抗
器を介して接続すると共に、過電流保護用トランジスタ
のエミッタと第2電圧との間、或いは、過電流保護用ト
ランジスタのエミッタと第1電圧よりも第2電圧側の所
定電圧との間に、位相調整用コンデンサを接続するよう
にしている。
【0023】このため、本発明の過電流保護回路によれ
ば、電源電圧にノイズが混入した際に、過電流保護用ト
ランジスタが誤ってオンしてしまうことを防止すること
ができる。即ち、本発明の過電流保護回路では、電源電
圧にノイズが生じた際に、電流検出用抵抗器と電流供給
用トランジスタのベース−エミッタ間容量とのフィルタ
作用により、過電流保護用トランジスタのベース電圧
が、ノイズに対し、ハイサイド形式の場合は遅れて、ロ
ウサイド形式の場合は進んで変化するが、過電流保護用
トランジスタのエミッタ電圧も、位相調整用抵抗器と位
相調整用コンデンサとが前述の如く設けられているた
め、ノイズに対し、ハイサイド形式の場合は遅れて、ロ
ウサイド形式の場合は進んで変化する。よって、位相調
整用抵抗器の抵抗値と位相調整用コンデンサの容量とを
適宜設定することにより、電源電圧にノイズが生じた時
の、過電流保護用トランジスタのエミッタ電圧とベース
電圧との位相差及び電位差を無くすことができ、この結
果、ノイズにより過電流保護用トランジスタがオンして
電流供給用トランジスタがオフされてしまうことを確実
に防止できるのである。
【0024】従って、本発明の過電流保護回路によれ
ば、[発明が解決しようとする課題]の項で説明した問
題は一掃され、ノイズにより誤動作することなく、電流
供給対象に過大な電流が流れてしまうことを防止でき
る。ところで、前記第2電圧が接地電位であると共に、
前記第1電圧が接地電位よりも電位が高い所定の電源電
圧である場合には、図4(A)に示したように、電流供
給対象の上流側から電流を流すハイサイド形式となる
が、この場合には、請求項2に記載のように、電流供給
用トランジスタ及び過電流保護用トランジスタとして、
PNP形トランジスタを用いれば良い。
【0025】また、それとは逆に、前記第1電圧が接地
電位であると共に、前記第2電圧が接地電位よりも電位
が高い所定の電源電圧である場合には、図4(B)に示
したように、電流供給対象の下流側で電流を流すロウサ
イド形式となるが、この場合には、請求項3に記載のよ
うに、電流供給用トランジスタ及び過電流保護用トラン
ジスタとして、NPN形トランジスタを用いれば良い。
【0026】一方、請求項1〜請求項3に記載の過電流
保護回路では、電流供給用トランジスタをバイポーラト
ランジスタ(PNP形トランジスタ又はNPN形トラン
ジスタ)としているが、電流供給用トランジスタとして
は、請求項4に記載のように、バイポーラトランジスタ
に代えて、MOSトランジスタを用いても良い。
【0027】そして、この場合には、エミッタに代えて
ソースが、コレクタに代えてドレインが、ベースに代え
てゲートが、夫々、前述した回路接続に用いられるよう
にすれば良い。具体的には、電流供給用トランジスタの
ソースを第1電圧に電流検出用抵抗器を介して接続し、
ドレインを第2電圧に電流供給対象を介して接続し、更
に、ゲートに駆動手段を接続して、当該電流供給用トラ
ンジスタをオン状態にさせれば良い。
【0028】つまり、電流供給用トランジスタがMOS
トランジスタであっても、電源電圧にノイズが発生する
と、そのゲート−ソース間容量と電流検出用抵抗器との
フィルタ作用により、[発明が解決しようとする課題]
の項で説明した問題が同様に生じるからであり、請求項
4に記載の過電流保護回路によれば、その問題を解決す
ることができるのである。
【0029】一方、過電流保護用トランジスタとして
も、請求項5に記載のように、バイポーラトランジスタ
に代えてMOSトランジスタを用いることができる。そ
して、この場合にも、エミッタに代えてソースが、コレ
クタに代えてドレインが、ベースに代えてゲートが、夫
々、前述した回路接続に用いられるようにすれば良い。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。尚、以下に説明する図1〜図3
の各実施形態において、電源電圧VSは、自動車のバッ
テリ電圧であり、その電圧値は通常12Vである。ま
た、本発明の実施形態は、下記のものに何ら限定される
ことなく、本発明の技術的範囲に属する限り、種々の形
態を採り得ることは言うまでもない。
【0031】[第1実施形態]まず図1は、本発明が適
用された第1実施形態の過電流保護回路を表す回路図で
ある。尚、本第1実施形態の過電流保護回路は、図4
(A)に示した従来のハイサイド形式の過電流保護回路
に、本発明を適用したものである。そして、図1におい
て、図4(A)と同一の素子については、同じ符号を付
しているため、詳細な説明は省略する。
【0032】図1に示すように、第1実施形態の過電流
保護回路では、図4(A)に示した従来の過電流保護回
路に対し、過電流保護用トランジスタTr2のエミッタ
が、位相調整用抵抗器R4を介して第1電圧としての電
源電圧(通常12V)VSに接続されていると共に、過
電流保護用トランジスタTr2のエミッタと第2電圧と
しての接地電位(GND=0V)との間に、位相調整用
コンデンサC1が接続されている。また、過電流保護用
トランジスタTr2のエミッタと接地電位との間には、
位相調整用抵抗器R4と共に電源電圧VSを分圧し、過
電流保護用トランジスタTr2のエミッタ電圧VE2
を、その分圧電圧に安定させるための抵抗器R5が接続
されている。
【0033】尚、このような第1実施形態の過電流保護
回路でも、その基本動作は、図4(A)に示した従来の
過電流保護回路と同じである。即ち、電流供給対象10
が正常な場合には、電流供給用トランジスタTr1のベ
ースから抵抗器R2を経由して接地電位にベース電流が
流れ、これにより、電流供給用トランジスタTr1がオ
ン状態となって、電流供給対象10に、電流供給用トラ
ンジスタTr1及び電流検出用抵抗器R1を介して、電
流Iが流れる。そして、この正常時には、過電流保護用
トランジスタTr2はオフ状態となっている。
【0034】一方、何等かの異常が発生して、電流供給
対象10のインピーダンスが低下すると、電流検出用抵
抗器R1に正常時よりも大きな電流Iが流れることとな
り、電流検出用抵抗器R1の両端の電位差が大きくな
る。そして、その電位差が、過電流保護用トランジスタ
Tr2がオンする電圧(約0.7V)以上になると、過
電流保護用トランジスタTr2がオンして電流供給用ト
ランジスタTr1のベース電位が上昇し、これに伴い、
電流供給用トランジスタTr1がオフ状態に移行して、
電流供給対象10に流れる電流Iが制限される。このた
め、電流供給対象10の過電流による損傷を、未然に防
止することができる。
【0035】ここで、図4(A)に示した従来の過電流
保護回路では、電源電圧VSにノイズPP が混入する
と、過電流保護用トランジスタTr2のエミッタ電圧V
E2 とベース電圧VB2 とに位相差が生じ、電流供給対
象10に過電流が流れていないにも拘らず過電流保護用
トランジスタTr2がオンして、電流供給対象10への
電流供給が瞬断してしまう問題があったが、本第1実施
形態の過電流保護回路によれば、この不具合を防止する
ことができる。
【0036】即ち、本第1実施形態の過電流保護回路で
は、電源電圧VSにノイズPP が生じた際に、電流検出
用抵抗器R1と電流供給用トランジスタTr1のベース
−エミッタ間容量CBE1とのフィルタ作用により、過電
流保護用トランジスタTr2のベース電圧VB2 が、ノ
イズPP に対し遅れて変化するが、過電流保護用トラン
ジスタTr2のエミッタ電圧VE2 も、図1の如く追加
して設けた位相調整用抵抗器R4と位相調整用コンデン
サC1とのフィルタ作用により、ノイズPP に対し遅れ
て変化する。
【0037】よって、位相調整用抵抗器R4の抵抗値と
位相調整用コンデンサC1の容量とを適宜設定すること
により、電源電圧VSにノイズPP が生じた時の、過電
流保護用トランジスタTr2のエミッタ電圧VE2 とベ
ース電圧VB2 との位相差を無くすことができ、この結
果、ノイズPP により過電流保護用トランジスタTr2
がオンして電流供給用トランジスタTr1がオフされて
しまうことを確実に防止できるのである。
【0038】従って、本第1実施形態の過電流保護回路
によれば、ノイズにより誤動作することなく、電流供給
対象10に過大な電流が流れてしまうことを防止でき
る。尚、本第1実施形態では、一端が接地電位に接続さ
れた抵抗器R2が、電流供給用トランジスタTr1をオ
ン状態にさせるための駆動手段に相当しているが、例え
ば、抵抗器R2の電流供給用トランジスタTr1とは反
対側の端部を所定の駆動回路に接続し、この駆動回路
が、外部からの制御信号に応じて、抵抗器R2の端部を
接地電位と電源電圧VSとの何れかに切り替えて接続す
るようにしても良い。そして、この場合には、上記駆動
回路と抵抗器R2とが、駆動手段に相当することとな
る。
【0039】また、本第1実施形態では、過電流保護用
トランジスタTr2のエミッタと接地電位との間に、位
相調整用コンデンサC1を接続したが、位相調整用コン
デンサC1は、過電流保護用トランジスタTr2のエミ
ッタと、電源電圧VSよりも低い(即ち、接地電位側
の)所定電圧との間に接続しても良い。
【0040】[第2実施形態]次に、図2は、図1の過
電流保護回路を適用した第2実施形態のDC−DCコン
バータ16を表す回路図である。尚、DC−DCコンバ
ータ16は、電源電圧VSを所望の直流電圧に変換し
て、その直流電圧を出力端16aから出力するものであ
る。また、図2において、図1及び図4(A)と同一の
素子については、同じ符号を付しているため、詳細な説
明は省略する。
【0041】図2に示すように、DC−DCコンバータ
16は、電源電圧VSがエミッタに供給されると共に、
所望の直流電圧を得るために高速でスイッチング駆動さ
れるPNP形の電源トランジスタ18と、この電源トラ
ンジスタ18のコレクタと当該DC−DCコンバータ1
6の出力端16aとの間に直列に接続されたコイルL1
及び上記出力端16aと接地電位との間に接続されたコ
ンデンサC2からなるLCフィルタと、カソードが電源
トランジスタ18のコレクタに接続され、アノードが接
地電位に接続されたダイオードD1と、上記出力端16
aの電圧が電源20からの基準電圧Vref と一致するよ
うに、電源トランジスタ18をスイッチング駆動する発
振回路30とを備えており、上記電源トランジスタ18
として、図1に示した過電流保護回路の電流供給用トラ
ンジスタTr1を用いている。
【0042】つまり、当該DC−DCコンバータ16
は、図1に示した過電流保護回路を備えていると共に、
その過電流保護回路との間で、電流供給用トランジスタ
Tr1を共用している。そして、このDC−DCコンバ
ータ16では、電源トランジスタ18(電流供給用トラ
ンジスタTr1)のベースに接続された抵抗器R2の他
端が、発振回路30の出力端子に接続されており、この
発振回路30が、所定デューティ比の駆動パルスを出力
して、電源トランジスタ18を高速にスイッチング駆動
することにより、上記出力端16aから基準電圧Vref
と同じ値の直流電圧を出力させる。
【0043】このようなDC−DCコンバータ16で
は、その出力端16aから、図示しない電子回路などの
電流供給対象へ直流電圧を供給するのであるが、電流供
給対象に異常が発生して出力端16aに流れる電流が大
きくなると、前述した過電流保護回路の働きにより、電
流供給対象に流れる電流が制限される。
【0044】ここで、この種のDC−DCコンバータ1
6では、電源トランジスタ18の高速スイッチングによ
る電圧変動を抑制するため、図2に示す如く、電源トラ
ンジスタ18のエミッタと接地電位との間に、電圧安定
用のコンデンサC3が接続される。
【0045】そして、このような電圧安定用のコンデン
サC3を設けなければならないDC−DCコンバータ1
6に過電流保護回路を適用すると、電源トランジスタ1
8としての電流供給用トランジスタTr1が、電源電圧
VSに混入したノイズによってオフし易くなってしま
う。つまり、電流供給用トランジスタTr1のベース−
エミッタ間容量CBE1だけでなく上記電圧安定用コンデ
ンサC3の容量が加わって、電源電圧VSにノイズが生
じた時の、過電流保護用トランジスタTr2のエミッタ
電圧VE2 とベース電圧VB2 との位相差がより大きく
なるからである。
【0046】ところが、本第2実施形態のDC−DCコ
ンバータ16では、第1実施形態(図1)の過電流保護
回路を用いており、前述したように、位相調整用抵抗器
R4の抵抗値と位相調整用コンデンサC1の容量とを適
宜設定することにより、電源電圧VSにノイズが生じた
時のエミッタ電圧VE2 とベース電圧VB2 との位相差
を無くすことができるため、電源トランジスタ18とし
ての電流供給用トランジスタTr1がオフしてしまうこ
とを確実に防止することができる。
【0047】[第3実施形態]次に、図3は、本発明が
適用された第3実施形態の過電流保護回路を表す回路図
である。尚、本第3実施形態の過電流保護回路は、図4
(B)に示した従来のロウサイド形式の過電流保護回路
に、本発明を適用したものである。そして、図3におい
て、図4(B)と同一の素子については、同じ符号を付
しているため、詳細な説明は省略する。
【0048】図3に示すように、第3実施形態の過電流
保護回路では、図4(B)に示した従来の過電流保護回
路に対し、過電流保護用トランジスタTr2のエミッタ
が、位相調整用抵抗器R4を介して第1電圧としての接
地電位に接続されていると共に、過電流保護用トランジ
スタTr2のエミッタと、接地電位よりも第2電圧とし
ての電源電圧VS側の駆動用電源電圧(本実施形態では
5V)VDとの間に、位相調整用コンデンサC1が接続
されている。また、過電流保護用トランジスタTr2の
エミッタと電源電圧VDとの間には、位相調整用抵抗器
R4と共に電源電圧VDを分圧し、過電流保護用トラン
ジスタTr2のエミッタ電圧VE2 を、その分圧電圧に
安定させるための抵抗器R5が接続されている。
【0049】尚、このような第3実施形態の過電流保護
回路でも、その基本動作は、図4(B)に示した従来の
過電流保護回路と同じである。即ち、電流供給対象10
が正常な場合には、電源電圧VDから抵抗器R2を経由
して電流供給用トランジスタTr1のベースにベース電
流が流れ、これにより、電流供給用トランジスタTr1
がオン状態となって、電流供給対象10に、電流供給用
トランジスタTr1及び電流検出用抵抗器R1を介し
て、電流Iが流れる。そして、この正常時には、過電流
保護用トランジスタTr2はオフ状態となっている。
【0050】一方、何等かの異常により電流供給対象1
0のインピーダンスが低下して、電流検出用抵抗器R1
に正常時よりも大きな電流Iが流れ、電流検出用抵抗器
R1の両端の電位差が過電流保護用トランジスタTr2
のオンする電圧(約0.7V)以上になると、過電流保
護用トランジスタTr2がオンする。すると、電流供給
用トランジスタTr1のベース電位が下降し、これに伴
い、電流供給用トランジスタTr1がオフ状態に移行し
て、電流供給対象10に流れる電流Iが制限される。こ
のため、電流供給対象10の過電流による損傷を、未然
に防止することができる。
【0051】ここで、図4(B)に示した従来の過電流
保護回路では、電源電圧VDにノイズPP が混入する
と、過電流保護用トランジスタTr2のエミッタ電圧V
E2 は接地電位のままであるが、ベース電圧VB2 はノ
イズPP により変動してエミッタ電圧VE2 よりも非常
に大きくなることがあり、電流供給対象10に過電流が
流れていないにも拘らず過電流保護用トランジスタTr
2がオンして、電流供給対象10への電流供給が瞬断し
てしまう問題があったが、本第3実施形態の過電流保護
回路によれば、この不具合を防止することができる。
【0052】即ち、本第3実施形態の過電流保護回路で
は、電源電圧VDにノイズPP が生じた際に、電流検出
用抵抗器R1と電流供給用トランジスタTr1のベース
−エミッタ間容量CBE1とのフィルタ作用により、過電
流保護用トランジスタTr2のベース電圧VB2 が、ノ
イズPP に対し進んで変化するが、過電流保護用トラン
ジスタTr2のエミッタ電圧VE2 も、図3の如く追加
して設けた位相調整用抵抗器R4と位相調整用コンデン
サC1とのフィルタ作用により、ノイズPP に対し進ん
で変化する。
【0053】よって、位相調整用抵抗器R4の抵抗値と
位相調整用コンデンサC1の容量とを適宜設定すること
により、電源電圧VDにノイズPP が生じた時の、過電
流保護用トランジスタTr2のエミッタ電圧VE2 とベ
ース電圧VB2 との位相差及び電位差を無くすことがで
き、この結果、ノイズPP により過電流保護用トランジ
スタTr2がオンして電流供給用トランジスタTr1が
オフされてしまうことを確実に防止できるのである。
【0054】従って、本第3実施形態の過電流保護回路
によっても、ノイズにより誤動作することなく、電流供
給対象10に過大な電流が流れてしまうことを防止でき
る。尚、本第3実施形態では、一端が電源電圧VDに接
続された抵抗器R2が、駆動手段に相当しているが、例
えば、抵抗器R2の電流供給用トランジスタTr1とは
反対側の端部を所定の駆動回路に接続し、この駆動回路
が、外部からの制御信号に応じて、抵抗器R2の端部を
電源電圧VDと接地電位との何れかに切り替えて接続す
るようにしても良い。そして、この場合には、上記駆動
回路と抵抗器R2とが、駆動手段に相当することとな
る。
【0055】[その他]前述した各実施形態では、電流
供給用トランジスタTr1と過電流保護用トランジスタ
Tr2との両方を、バイポーラトランジスタ(PNP形
トランジスタ又はNPN形トランジスタ)としている
が、電流供給用トランジスタTr1及び過電流保護用ト
ランジスタTr2の両方或いは一方として、MOSトラ
ンジスタを用いても良い。尚、この場合には、MOSト
ランジスタのソース,ドレイン,ゲートが、夫々、図1
〜図3に示したトランジスタのエミッタ,コレクタ,ベ
ースに代えて、回路接続されるようにすれば良い。
【0056】そして、このようにMOSトランジスタを
用いた場合にも、前述した各実施形態の過電流保護回路
と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の過電流保護回路を表す回路図
である。
【図2】 図1の過電流保護回路を適用した第2実施形
態のDC−DCコンバータを表す回路図である。
【図3】 第3実施形態の過電流保護回路を表す回路図
である。
【図4】 従来の過電流保護回路を表す回路図である。
【図5】 従来の過電流保護回路の問題を説明する説明
図である。
【符号の説明】
Tr1…電流供給用トランジスタ Tr2…過電流保
護用トランジスタ R1…電流検出用抵抗器 R4…位相調整用抵抗器 R2,R3,R5…抵抗器 C1…位相調整用コンデ
ンサ C2,C3…コンデンサ 10…電流供給対象 16…DC−DCコンバータ 18…電源トランジス
タ 30…発振回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エミッタが所定の第1電圧に電流検出用
    抵抗器を介して接続され、コレクタが前記第1電圧とは
    異なる第2電圧に電流供給対象を介して接続された電流
    供給用トランジスタと、 該電流供給用トランジスタのベースに接続されて、該電
    流供給用トランジスタをオン状態にさせる駆動手段と、 エミッタが前記第1電圧に接続され、コレクタが前記電
    流供給用トランジスタのベースに接続され、ベースが前
    記電流供給用トランジスタのエミッタに接続された過電
    流保護用トランジスタとを備え、 前記電流供給対象に前記電流供給用トランジスタ及び前
    記電流検出用抵抗器を介して電流を流すと共に、前記電
    流検出用抵抗器の両端に所定値以上の電位差が生じた場
    合には、前記過電流保護用トランジスタがオンして前記
    電流供給用トランジスタのベースの電位を変化させるこ
    とにより、前記電流供給用トランジスタをオフ状態に移
    行させて、前記電流供給対象に流れる電流を制限するよ
    う構成された過電流保護回路において、 前記過電流保護用トランジスタのエミッタと前記第1電
    圧とを、位相調整用抵抗器を介して接続すると共に、 前記過電流保護用トランジスタのエミッタと前記第2電
    圧との間、或いは、前記過電流保護用トランジスタのエ
    ミッタと前記第1電圧よりも前記第2電圧側の所定電圧
    との間に、位相調整用コンデンサを接続したこと、 を特徴とする過電流保護回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の過電流保護回路におい
    て、 前記第2電圧は接地電位であると共に、前記第1電圧は
    前記接地電位よりも電位が高い所定の電源電圧であり、 更に、前記電流供給用トランジスタ及び前記過電流保護
    用トランジスタは、PNP形トランジスタであること、 を特徴とする過電流保護回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の過電流保護回路におい
    て、 前記第1電圧は接地電位であると共に、前記第2電圧は
    前記接地電位よりも電位が高い所定の電源電圧であり、 更に、前記電流供給用トランジスタ及び前記過電流保護
    用トランジスタは、NPN形トランジスタであること、 を特徴とする過電流保護回路。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れかに記載
    の過電流保護回路において、 前記電流供給用トランジスタは、バイポーラトランジス
    タに代えてMOSトランジスタであると共に、エミッタ
    に代えてソースが、コレクタに代えてドレインが、ベー
    スに代えてゲートが、夫々、回路接続に用いられている
    こと、 を特徴とする過電流保護回路。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れかに記載
    の過電流保護回路において、 前記過電流保護用トランジスタは、バイポーラトランジ
    スタに代えてMOSトランジスタであると共に、エミッ
    タに代えてソースが、コレクタに代えてドレインが、ベ
    ースに代えてゲートが、夫々、回路接続に用いられてい
    ること、 を特徴とする過電流保護回路。
JP13873497A 1997-05-28 1997-05-28 過電流保護回路 Expired - Fee Related JP3275778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13873497A JP3275778B2 (ja) 1997-05-28 1997-05-28 過電流保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13873497A JP3275778B2 (ja) 1997-05-28 1997-05-28 過電流保護回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10336875A JPH10336875A (ja) 1998-12-18
JP3275778B2 true JP3275778B2 (ja) 2002-04-22

Family

ID=15228930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13873497A Expired - Fee Related JP3275778B2 (ja) 1997-05-28 1997-05-28 過電流保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3275778B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102097789B (zh) * 2010-11-24 2014-04-02 黄金亮 一种igbt过流或短路状态检测电路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10336875A (ja) 1998-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3637848B2 (ja) 負荷駆動回路
US20070139109A1 (en) Class d amplifier with start-up click noise elimination
KR100813486B1 (ko) 전압공급 회로
US20080049366A1 (en) Protection circuit
JP2006295326A (ja) 保護機能付きスイッチング回路および保護回路
US7362157B2 (en) Circuit arrangement with a transistor having a reduced reverse current
US6215338B1 (en) Monitoring of low currents through a low-side driver DMOS by modulating its internal resistance
JP3275778B2 (ja) 過電流保護回路
WO2006093204A1 (ja) 半導体集積回路装置
US5684687A (en) Driver circuit for inverter
JP2001308688A (ja) 出力回路
JP3977332B2 (ja) スプリアス情報のセンスを防止するアクティブインピーダンスを有するパワー制御集積回路
JP4403288B2 (ja) レギュレータ回路
JPH07240676A (ja) 駆動回路
JP4992161B2 (ja) スイッチングアンプ
JPH0749541Y2 (ja) トランジスタスイッチ回路
KR0117401Y1 (ko) 전원보호용 회로
JP2000081919A (ja) 起動回路
JP2000323977A (ja) 出力回路
US5999036A (en) Output circuit with output voltage controlled by current flow through an output transistor circuit
JPH04209567A (ja) パワーmosfetドライバー回路
JP3620003B2 (ja) 発振回路
JP3063345B2 (ja) 飽和防止回路
JP2607013Y2 (ja) 過電流保護装置
JP2555789Y2 (ja) 定電圧電源回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080208

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees