JP2560701B2 - スイツチ素子駆動回路 - Google Patents

スイツチ素子駆動回路

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JP2560701B2 JP61259271A JP25927186A JP2560701B2 JP 2560701 B2 JP2560701 B2 JP 2560701B2 JP 61259271 A JP61259271 A JP 61259271A JP 25927186 A JP25927186 A JP 25927186A JP 2560701 B2 JP2560701 B2 JP 2560701B2
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敏郎 東條
健司 高遠
雄三 山本
光俊 綾野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 演算増幅器(今の場合比較器)を用いたトランジスタ
駆動回路において、該演算増幅器の正極側電源電圧とし
て出力に現れるオフセット電圧の絶対値よりも大きく、
かつ逆極性の電圧を与えることにより、該オフセット電
圧によるトランジスタのオン/オフ動作への影響をなく
し、入力信号に対応してトランジスタを確実にオン/オ
フ動作させるようにするものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ディジタル交換機の加入者回路に使用され
るスイッチ回路としてのスイッチ素子駆動回路の改良に
関するものである。
加入者回路には、加入者の電話機のオン・フック/オ
フ・フックを検出するため、該オン・フック/オフ・フ
ックに対応した直流ループを検出してオン/オフ動作を
行うスイッチ回路を、監視回路として設けている。そし
て交換機内のソフトウェア部で、加入者からの通話をす
るためのオフ・フックによる“0"又は“1"の信号を受け
てダイヤル信号を受信する準備をするが、オン/オフの
スイッチ動作が正確に行われていないと、オフ・フック
による信号が受けられず、ダイヤル信号を受信する準備
が出来ず、通話が出来ないことになる。
このためオン/オフのスイッチ動作は正確に行われる
ことが望ましい。
〔従来の技術〕
第3図は従来例のトランジスタ駆動回路図である。
第3図において、比較器1′の出力を、抵抗Rを介し
てPNPトランジスタ(以下pnpTrと称する)2′のベース
に印加する。
比較器1′は正、負2つの入力端子を有し、例えば正
の入力端子には基準電圧Vthを、負の入力端子には入力
信号電圧を加える。入力信号電圧が基準電圧Vth(例え
ば−20V)より大の時、電源電圧の負の電圧(−Vbb、
例えば−24V)が比較器1′から出力され、pnpTr2′の
ベースの電圧が負となってpnpTr2′は順バイアス状態と
なりオンになって、負荷3に電流が流れる。
一方、入力信号電圧が基準電圧Vthよりも小の時、電
源電圧のアースの電圧が比較器1′から出力され、pn
pTr2′は逆バイアス状態となりオフになって、負荷3に
電流が流れなくなる。
このようにして比較器1′の出力電圧により、pnpTr
2′をオン/オフしてスイッチ動作させていた。
尚、比較器1′の出力端子とpnpTr2′のベースの間に
抵抗Rを挿入しているのは、pnpTr2′がオンの時、pnpT
r2′のベースを通って比較器1′に流れ込む電流を制限
するためである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述のトランジスタ駆動回路において
は、演算増幅器を比較器として用いた場合に比較器1′
の出力にオフセット電圧(負極性)が生じることがあ
り、入力の信号電圧が基準電圧より小の時でもオフセッ
ト電圧と、pnpTr2′のベース・エミッタ間電圧(Vbe)
の差の電圧が、抵抗Rの両端に発生し、微少なベース電
流(Ib)が流れるため、pnpTr2′の電流増幅率hFEが大
きい時、pnpTr2′のコレクタに流れる電流Ic(Ic=hFE
×Ibと表される)が、無視できなくなる程大きくなる可
能性がある。
このためpnpTr2′はオンとなり、負荷に電流が流れる
という問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は第1図に示すように、二つの入力端子
と、二つの電源電圧印加端子を有し、一方の入力端子に
基準電圧を加え、他方の入力端子に入力信号を加え、第
一の電源電圧印加端子に0V、又は正の電圧を加え、第二
の電源電圧印加端子に負の電圧を加えた演算増幅器1の
出力電圧により、スイッチ素子2を駆動して、該スイッ
チ素子2にオン/オフのスイッチ動作を行わせるスイッ
チ素子駆動回路において、該第一の電源電圧印加端子
に、絶対値において該演算増幅器1の出力に現れるオフ
セット電圧値を越え、かつ該オフセット電圧と逆極性の
電圧を与える本発明のスイッチ素子駆動回路によって解
決される。
〔作用〕
第1図において、第一の電源電圧としてオフセット電
圧の絶対値を越え、かつオフセット電圧と逆極性の電圧
を与えることにより、入力信号電圧が基準電圧より小の
時、スイッチ素子2の入力は0V又は正極性となりスイッ
チ素子2はオフになって、負荷に電流が流れないように
することが出来る。
〔実施例〕
第2図は本発明の実施例のトランジスタ駆動回路図で
ある。
全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
第2図において、演算増幅器を比較器として用いた場
合に比較器1′の電源電圧として、アースの電位の代
わりにオフセット電圧(負極性、例えば−0.7V〜−1.5
V)の絶対値を越える正極性の電圧(+Vcc、例えば5V)
を与えることにより、入力信号電圧が基準電圧Vthより
小の時、pnpTr2′のベースは0V又は正の電圧となり、pn
pTr2′は逆バイアス状態となりオフとなって、負荷3に
電流が流れることはない。
〔発明の効果〕
以上説明のように本発明のスイッチ素子駆動回路によ
れば、演算増幅器の正極側電源電圧として出力に現れる
オフセット電圧の絶対値を越え、かつ該オフセット電圧
と逆極性の電圧を与えることにより、トランジスタのオ
ン/オフのスイッチ動作を確実に行わせることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の実施例のトランジスタ駆動回路図、 第3図は従来例のトランジスタ駆動回路図である。 図において 1は演算増幅器、1′は比較器、 2はスイッチ素子、2′はpnpTr、 3は負荷、 を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綾野 光俊 川崎市中原区上小田中1015番地 富士通 株式会社内 (72)発明者 渋谷 清 川崎市中原区上小田中1015番地 富士通 株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの入力端子と、二つの電源電圧印加端
    子を有し、一方の入力端子に基準電圧を加え、他方の入
    力端子に入力信号を加え、第一の電源電圧印加端子に0
    V、又は正の電圧を加え、第二の電源電圧印加端子に負
    の電圧を加えた演算増幅器(1)の出力電圧により、ス
    イッチ素子(2)を駆動して、該スイッチ素子(2)に
    オン/オフのスイッチ動作を行わせるスイッチ素子駆動
    回路において、 該第一の電源電圧印加端子に、該演算増幅器(1)の出
    力に現れる負のオフセット電圧値より絶対値で大きい正
    の電圧を与えることを特徴とするスイッチ素子駆動回
    路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60256222A (ja) * 1984-05-31 1985-12-17 Mitsubishi Electric Corp トランジスタのベ−ス駆動回路

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