JP4043835B2 - ポップ音防止回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はPWM方式を利用した増幅器において、起動時や停止時に流れる突入電流によって発生するノイズ(ポップ音)を防止するポップ音防止回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の増幅器の構成を示すブロック図である。図7において、C11はカップリングコンデンサ、L11はローパスフィルタを構成するインダクタ、C12は同ローパスフィルタを構成するコンデンサ、SPはスピーカ、10は入力信号をPWM変調し増幅するPWM発生回路である。PWM発生回路10は、イネーブル端子1の電圧ENpwmが「H」になると動作して図示しない入力端子に入力された信号をPWM変調し増幅する。発生したPWM信号は、カップリングコンデンサC11を介してインダクタL11とコンデンサC12からなるローパスフィルタに入力することによりそこで平滑され、スピーカSPを駆動する。
【0003】
しかし、起動前はカップリングコンデンサC11の両端の電位差はゼロであるが、起動時には信号の中心電圧まで充電が行われる。また、停止時には、カップリングコンデンサC11の両端の電位差がゼロになるまで放電が行われる。このようなときに発生する突入電流がスピーカSPに流れることにより、ポップ音が発生する。
【0004】
そこで、このポップ音を低減させるために、従来では、スピーカSPに並列にトランジスタQ11を接続し、トランジスタ制御回路40によってそのトランジスタQ11を起動時や停止時に導通させることにより、スピーカSPを短絡させることが行われていた。
【0005】
図8は別の従来の増幅器の構成を示す図である。60は出力トランジスタを複数個に分割したPWM出力部、50はPWM出力部60のトランジスタの数を制御するトランジスタ数制御回路である。
【0006】
この構成では、起動時には、トランジスタ数制御回路50によりPWM出力部60の出力部トランジスタの合計サイズと数をゼロから徐々に増加してカップリングコンデンサC11を徐々に充電し、停止時は、PWM出力部60のトランジスタの合計サイズと数を徐々に減らす事でカップリングコンデンサC11を徐々に放電し、スピーカSPに流れる突入電流を抑えることが行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図7に示した方法では、トランジスタQ11ならびにトランジスタ制御回路40を別途設ける必要があり、実装面積を要するという問題があった。
【0008】
また、図8に示した方法では、PWM出力部60のトランジスタの数を細かく制御する必要があり、電源電圧3.3Vの場合、10ビットで制御しても3.2mV程度のステップとなる。よって、数mVでの制御を行うとすると、トランジスタ数制御回路50の規模が大きくなりIC化した場合にチップ面積及び消費電流の増加を招くという問題があった。また、PWM出力部60のトランジスタの配線が複雑になり、配線容量の増加により特性の劣化を招く問題もあった。
【0009】
本発明の目的は、小規模な回路で、消費電流も増加させずに、起動時、停止時におけるポップ音を防止できるようにしたポップ音防止回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1にかかる発明は、入力信号に応じたPWM信号を発生するPWM発生回路と、該PWM発生回路の出力端子に一端が接続されたカップリングコンデンサと、該カップリングコンデンサの他端に一端が接続されたローパスフィルタと、該ローパスフィルタの他端に接続されたスピーカと、前記カップリングコンデンサの電圧を検出する出力検出抵抗と、電源投入時に所定時間だけ動作して、基準電圧と前記出力検出抵抗で検出された電圧とを比較し該検出された電圧が上昇するほど出力電圧を高くするオペアンプ、および該オペアンプの出力電圧が高くなるほど内部抵抗が大きくなるトランジスタを有し、前記検出された電圧が上昇するほど前記トランジスタから出力する出力電圧を低下させる電圧源回路と、電源投入時に前記所定時間だけ動作して、前記電圧源回路の前記トランジスタから出力する電圧を前記カップリングコンデンサに供給するアナログスイッチ、および電源投入当初から時間経過するほど前記アナログスイッチの内部抵抗が徐々に減少するように可聴域よりも低い周波数の波長に相当する時定数で前記アナログスイッチを制御するコンデンサと電流源を有するアナログスイッチ回路と、を備えたことを特徴とするポップ音防止回路とした。
【0011】
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のポップ音防止回路において、前記電圧源回路の前記基準電圧が前記PWM発生回路のキャリアパルスの平均値に設定され、前記カップリングコンデンサの電圧がキャリアパルスの平均値に達することにより、前記電圧源回路から前記アナログスイッチ回路への電圧供給停止されることを特徴とするポップ音防止回路とした。
【0012】
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載のポップ音防止回路において、前記出力検出抵抗は、前記カップリングコンデンサの電荷放電用抵抗を兼ねることを特徴とするポップ音防止回路とした。
【0014】
【発明の実施の形態】
ポップ音を抑制するためには、スピーカに流れる電流を制御して、そのスピーカによる空気振動が可聴域の範囲外(20Hz以下、20kHz以上)になるようにするか、あるいは可聴域(20Hz〜20kHz)であっても人間が聞き取れるエネルギー以下にする必要がある。前者の場合、スピーカに流れ込む電流の周波数成分が10Hzであったとしても、通常では可聴域の周波数成分をもつ高調波成分が生成されるが、そのエネルギーが小さければ、音は実質的に聞こえない。そして、高調波成分を少なくするためには、10Hz程度あるいやより低い周波数を基本波とし、カップリングコンデンサに充電を開始する時とカップリングコンデンサの両端の電位差が信号中点の電圧とほぼ等しくなるまで充電された時点の充電電流の変化を少なくし、スピーカの両端の電位差を大きくしないことが効果的である。
【0015】
そこで、本発明では、起動時にスピーカに流れる突入電流の基本波成分が充分低い周波数領域になるように制御して、起動時のポップ音の発生を防止する。また、停止時のポップ音の発生防止は、高抵抗によりカップリングコンデンサの電荷を放電させることにより実現する。以下、詳しく説明する。
【0016】
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態のポップ音防止回路を具備する増幅器のブロック図である。10は図示しない入力端子から入力するアナログ又はデジタルの信号をPWM変調し増幅するPWM発生回路、20は所定期間だけ電圧を発生する電圧源回路、30は電源投入時にアナログスイッチ本体の内部抵抗が徐々に減少するよう制御されるアナログスイッチ回路、C11はカップリングコンデンサ、L11はローパスフィルタを構成するインダクタ、C12は同ローパスフィルタを構成するコンデンサ、SPはスピーカである。このうち、ポップ音防止回路は、定電圧源回路20とアナログスイッチ回路30とで構成される。
【0017】
PWM発生回路10はイネーブル端子1の電圧ENpwmが「L」のときは非動作状態にあり、「H」になっている期間中動作する。動作中は、入力信号をPWM変調し増幅して出力するが、入力信号がないときは50%デューティのパルス(キャリアパルス)を出力する。そのパルスの平均電圧(直流電圧)は信号の中心電圧であるバイアス電圧Vbiasである。
【0018】
電圧源回路20とアナログスイッチ回路30は、イネーブル端子2の電圧ENccが「L」のときは非動作状態にあり、「H」になると動作する。電圧源回路20は、電圧ENccが「H」になると電圧を発生してアナログスイッチ回路30に供給する。アナログスイッチ回路30は、電圧ENccが「H」になると内部抵抗を徐々に減少して電圧源回路20からカップリングコンデンサC11に流れる充電電流を徐々に増加させ、カップリングコンデンサC11の電圧がバイアス電圧Vbiasに近づくと、充電電流を減少させ、カップリングコンデンサC11の電圧をバイアス電圧Vbiasに緩やかに落ち着かせる。
【0019】
図2は上記した電圧源回路20とアナログスイッチ回路30の部分の具体的な回路図である。電圧源回路20は、インバータINV1、PMOSトランジスタQ1、NMOSトランジスタQ2、前記したバイアス電圧Vbiasに相当する基準電圧Vrを設定する基準電圧設定抵抗R1,R2、出力端子3に接続されるカップリングコンデンサC11の電圧を検出する出力検出抵抗R3,R4、イネーブル端子2の電圧ENccにより内部の電流源トランジスタの導通/遮断が制御されるオペアンプ21、およびPMOSトランジスタQ3からなる。なお、出力検出抵抗R3,R4は大きな抵抗値(例えば100KΩ〜1MΩのオーダー)に設定されている。
【0020】
また、アナログスイッチ回路30は、インバータINV2,INV3、PMOSトランジスタQ4、NMOSトランジスタQ5、同一容量のコンデンサC1,C2、同一電流値の定電流源I1,I2、及びアナログスイッチ本体を構成するPMOSトランジスタQ6とNMOSトランジスタQ7からなる。
【0021】
さて、電源投入時には、図3の時刻t1でイネーブル端子2の電圧ENccが「H」となる。これにより、電圧源回路20では、インバータINV1の出力が「L」となって、トランジスタQ1,Q2が導通し、またオペアンプ21が動作開始となり、オペアンプ21の反転入力側に分割抵抗R1,R2で電源電圧を分割した基準電圧Vrが印加する。このとき、出力端子3にはまだ電圧が現れていないので、オペアンプ21の非反転入力端子の電圧はゼロであり、そのオペアンプ21の出力電圧は低電圧となる。このため、トランジスタQ3は充分に導通して高電圧をドレインから出力する。
【0022】
アナログスイッチ回路30では、インバータINV2の出力が「H」、インバータINV3が「L」となり、トランジスタQ4,Q5が遮断して、コンデンサC1には定電流源I1により定電流充電が開始し、コンデンサC2には定電流源I2により定電流充電が開始する。よって、トランジスタQ6のゲート電圧VpはコンデンサC1の値と定電流源I1の電流値にって決まる時定数で徐々に電圧が低下し、トランジスタQ7のゲート電圧VnはコンデンサC2の値と定電流源I2の電流値によって決まる時定数で徐々に電圧が上昇する。このため、トランジスタQ6,Q7からなるアナログスイッチ本体が内部抵抗を徐々に減少させるので、電圧源回路20から供給された電圧がアナログスイッチ回路30から出力端子3に接続されているカップリングコンデンサC11に緩やかな変化率で増加しながら印加され、その電圧Voutが徐々に上昇する。このとき、前記したアナログスイッチ本体を制御するゲート電圧Vp、Vnの時定数を、可聴域の低い側(20Hz)に相当する50msの2倍程度にしておくと、カップリングコンデンサC11の充電電圧が10Hz程度の周波数の変化率で緩やかに上昇する。
【0023】
そして、出力端子3の電圧Voutを出力検出抵抗R3,R4で分割した電圧が前記した基準電圧Vrを越えると、オペアンプ21の出力電圧が高くなり、トランジスタQ3の内部抵抗が大きくなるので、電圧源回路20の出力電圧が低下し、アナログスイッチ本体の両端の電位差が小さくなり、出力端子3の電圧Voutの上昇の変化率が小さくなる。これにより、カップリングコンデンサC11の充電電圧の上昇率がさらに緩やかになる。トランジスタQ3は最終的に遮断する。
【0024】
そこで、電源電圧Vddの値、電圧源回路20の基準電圧設定抵抗R1,R2の分割比、出力検出抵抗R3,R4の分割比等を適宜設定して、カップリングコンデンサC11の電圧が前記したバイアス電圧Vbiasに達したときにカップリングコンデンサC11への充電を終了させるようにする。
【0025】
この後、図3の時刻t2でイネーブル端子2の電圧ENccを「L」に切り替えて電圧源回路20とアナログスイッチ回路30の動作を停止させ、イネーブル端子1の電圧ENpwmを「H」に切り替えてPWM発生回路10の動作を開始させる。このPWM発生回路10の出力信号は無入力のときはデューティ50%のパルス(平均値はVbias)であるので、カップリングコンデンサC11での極端な充放電は起こらない。
【0026】
以上から、カップリングコンデンサC11の電圧Voutは、図3の波形図に示すように、イネーブル端子2の電圧ENccが「L」→「H」に切り替わるとき可聴周波数より充分低い10Hz以下の周波数で変化してゆっくり上昇し、そのENccが「H」→「L」に切り替わる直前にゆっくりVbiasに落ち着く電圧となる。また、スピーカSPに印加する電圧Vspは電圧Voutの変化時点で緩やかに変化する電圧となり、ポップ音が発生することはない。
【0027】
上記のように、イネーブル端子2の電圧ENccが「L」になると、電圧源回路20は動作停止となるが、詳しくは、インバータINV1の出力が「H」となって、トランジスタQ1,Q2が遮断となり、基準電圧設定抵抗R1,R2の共通接続点はフローティングとなる。また出力検出抵抗R3,R4の共通接続点の電圧は所定値(動作状態によって変化する)である。また、オペアンプ21は内部の電流源トランジスタが遮断して非動作状態にあり、出力は高インピーダンスである。よって、トランジスタQ3は遮断して、アナログスイッチ回路30に電圧は供給されない。
【0028】
また、アナログスイッチ回路30では、インバータINV2の出力が「L」、インバータINV3の出力が「H」となり、トランジスタQ4,Q5が導通してコンデンサC1,C2が短絡されその電荷が放電される。よって、トランジスタQ6はゲート電圧Vpが「H」となり遮断、トランジスタQ7はゲート電圧Vnが「L」となり遮断している。
【0029】
以上から、イネーブル端子2の電圧ENccが「L」のときは、カップリングコンデンサC11に接続される出力端子3からアナログスイッチ回路30側をみたインピーダンスは高インピーダンスとなり、PWM発生回路10がスピーカSPを駆動する動作に影響を与えることはない。
【0030】
次に、動作を停止するときは、イネーブル端子1の電圧ENpwmが「H」→「L」になり、カップリングコンデンサC11には電圧Vbiasが残ることになるが、そのカップリングコンデンサC11には高抵抗である出力検出抵抗R3,R4が接続されているので、この抵抗R3,R4を経由して放電が行われる。この放電もゆっくり行われ、ポップ音が出ることはない。
【0031】
図4は図2の回路の起動時の出力電圧Voutとスピーカに加わる電圧Vspのシミュレーション結果を示す図であり電源電圧が2Vのときのもの、図5は電源電圧が1.6Vのときのものである。このように電源電圧が1.6Vと低い場合であっても、アナログスイッチ回路30のアナログスイッチ本体の両端の電圧を充分確保できるので、そのアナログスイッチ本体の抵抗値を最適に制御することによって、カップリングコンデンサC11の充電開始時、充電終了時の電圧変化やスピーカSPにかかる電圧の変化を緩やかに行い、ポップ音の発生を防止できることが分かる。
【0032】
[第2の実施形態]
図2に示した第1の実施形態において、使用する電源電圧がある程度高い場合(例えば、2V以上)には、逆バイアス状態を大きくすることができ、アナログスイッチ本体の内部抵抗値を大きく設定できるので、トランジスタQ6,Q7の一方を省略することができる。図6はPMOSトランジスタQ6を省略した場合のアナログスイッチ回路30Aを示す図で、このときはトランジスタQ4を制御するインバータINV2、トランジスタQ4、コンデンサC1、定電流源I1等も省略でき、回路を大幅に簡略化できる。
【0033】
[その他の実施形態]
前記第1,第2の実施形態では、オペアンプ21によりトランジスタQ3の遮断が緩やかに行われるようにしたが、このオペアンプ21を比較器に代えることもできる。比較器の場合は出力電圧VoutがVbiasに達したときにその出力電圧を「L」→「H」に変化させ、その時点でトランジスタQ3を遮断させるが、それ以前にトランジスタQ6,Q7は両端の電位差が小さくなり充電電流が減少しているので、電圧Voutの波形が大きく変化することはなく、ポップ音の防止は効果的に行われる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡単な回路構成で低消費電流、小面積を実現でき、また電源電圧が低い場合でも起動時や停止時のポップ音を防止する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のポップ音防止回路を具備する増幅器のブロック図である。
【図2】 図1のポップ音防止回路部分の具体的な回路図である。
【図3】 図2のポップ音防止回路の動作の波形図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態のポップ音防止回路の電源電圧が2Vのときの電圧VoutとVspのシミュレーション結果を示す波形図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態のポップ音防止回路の電源電圧が1.6Vのときの電圧VoutとVspのシミュレーション結果を示す波形図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態のポップ音防止回路部分の回路図である。
【図7】 従来のポップ音防止回路を具備する増幅器のブロック図である。
【図8】 別の従来の8ビットで制御するポップ音防止回路を具備する増幅器のブロック図である。
10:PWM発生回路
20:電圧源回路、21:オペアンプ
30,30A:アナログスイッチ回路

Claims (3)

  1. 入力信号に応じたPWM信号を発生するPWM発生回路と、
    該PWM発生回路の出力端子に一端が接続されたカップリングコンデンサと、
    該カップリングコンデンサの他端に一端が接続されたローパスフィルタと、
    該ローパスフィルタの他端に接続されたスピーカと、
    前記カップリングコンデンサの電圧を検出する出力検出抵抗と、
    電源投入時に所定時間だけ動作して、基準電圧と前記出力検出抵抗で検出された電圧とを比較し該検出された電圧が上昇するほど出力電圧を高くするオペアンプ、および該オペアンプの出力電圧が高くなるほど内部抵抗が大きくなるトランジスタを有し、前記検出された電圧が上昇するほど前記トランジスタから出力する出力電圧を低下させる電圧源回路と、
    電源投入時に前記所定時間だけ動作して、前記電圧源回路の前記トランジスタから出力する電圧を前記カップリングコンデンサに供給するアナログスイッチ、および電源投入当初から時間経過するほど前記アナログスイッチの内部抵抗が徐々に減少するように可聴域よりも低い周波数の波長に相当する時定数で前記アナログスイッチを制御するコンデンサと電流源を有するアナログスイッチ回路と、
    を備えたことを特徴とするポップ音防止回路。
  2. 請求項1に記載のポップ音防止回路において、
    前記電圧源回路の前記基準電圧が前記PWM発生回路のキャリアパルスの平均値に設定され、前記カップリングコンデンサの電圧がキャリアパルスの平均値に達することにより、前記電圧源回路から前記アナログスイッチ回路への電圧供給停止されることを特徴とするポップ音防止回路。
  3. 請求項1又は2に記載のポップ音防止回路において、
    前記出力検出抵抗は、前記カップリングコンデンサの電荷放電用抵抗を兼ねることを特徴とするポップ音防止回路。
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