JP2912346B1 - スイッチングレギュレータコントロール回路 - Google Patents

スイッチングレギュレータコントロール回路

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JP2912346B1
JP2912346B1 JP11134898A JP11134898A JP2912346B1 JP 2912346 B1 JP2912346 B1 JP 2912346B1 JP 11134898 A JP11134898 A JP 11134898A JP 11134898 A JP11134898 A JP 11134898A JP 2912346 B1 JP2912346 B1 JP 2912346B1
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Abstract

【要約】 【課題】 レギュレータの効率を上げることができるよ
うにする。 【解決手段】 三角波を発生する三角波発生回路1の出
力、及び充放電回路7の出力は、コンパレータ2の一方
の端子に入力され、コンパレータ2は、三角波発生回路
1及び充放電回路7からの入力から、他方の端子の入力
電圧の変動をパルス幅変調波に変換し、充放電回路7に
供給する。充放電回路7は、コンパレータ2の出力に同
期して、三角波発生回路1の出力である充放電電流を部
分的に増減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチングレギ
ュレータコントロール回路に関し、特に、PWM(パル
ス幅変調)型のスイッチングレギュレータコントロール
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の一般的なPWM型スイッ
チングレギュレータ回路の一例の構成を示している。P
WM型スイッチングレギュレータ回路は、三角波発生回
路1、コンパレータ2、誤差増幅器3、パワートランジ
スタ4、出力回路5、及び出力端子6より構成される。
三角波発生回路1、コンパレータ2、誤差増幅器3、及
びパワートランジスタ4は、コントロール回路を構成し
ている。
【0003】PWM型スイッチングレギュレータ回路の
出力端子6の電圧変動は、誤差増幅器3の反転入力端子
に入力され、増幅された後、コンパレータ2の非反転入
力端子へ伝達される。コンパレータ2の反転入力端子
は、三角波発生回路1の出力端子と接続しており、コン
パレータ2は、出力端子6の電圧変動をパルス幅変調波
へ変換する。このパルス幅変調波は、パワートランジス
タ4に供給され、増幅された後、スイッチング回路と平
滑回路からなる出力回路5を通り、出力端子6へ伝達さ
れる。
【0004】以上のように、三角波発生回路1、誤差増
幅器3、コンパレータ2、パワートランジスタ4、及び
出力回路5により形成されるPWMクロスドループ回路
は、出力端子6の電圧を一定に保つレギュレータとして
動作する。
【0005】次に、図6の三角波発生回路1の第一の例
について、図7を参照して説明する。同図に示すよう
に、三角波発生回路1を構成するスイッチ制御回路14
は、スイッチ13を制御するようになされている。即
ち、三角波発生回路1の出力端子15の電位がVrh以
上になったとき、スイッチ13を閉じてその状態を保持
させ、逆に、出力端子15の電位がVrl以下になった
とき、スイッチ13を開いてその状態を保持させるよう
に動作する。これにより、値I1の電流を流す定電流源
11と、値I1の2倍の大きさの電流を流す定電流源1
2の出力を制御する。
【0006】上記動作により、充放電コンデンサー16
は、充電時、その電位がVrh以上になるまでの間、電
流源11の電流I1で充電され、逆に、放電時には、そ
の電位がVrl以下になるまでの間、電流源11と電流
源12の差分である値I1の電流で放電される。従っ
て、最高電位がVrh、最低電位がVrlの振幅を持つ
三角波が出力端子15を介して出力される。図8は、図
7の三角波発生回路1の充放電出力波形を示している。
【0007】次に、「実開昭61−65883」におい
て開示されている三角波発生回路について、従来技術の
第二の例として、図9を参照して説明する。
【0008】図9に示した第二の例は、図7に示した第
一の例に対して、コンパレータ19と、値Vrmの電位
を持つ基準電圧源20と、スイッチ17,18と、電流
を流す定電流源21と、2倍のI3の電流を流す定電流
源22が新たに設けられている。値Vrmの電位を、三
角波の最大値Vrhと最小値Vrlの間の電位にし、電
流値I3を電流値I1より小さくする。そして、出力端
子15の電位が値Vrm以上のときのみ、コンパレータ
19からの信号を受けて、スイッチ17と18が回路を
閉じる設定にしておく。これにより、値Vrmと値Vr
hの間の三角波の充放電電流値を、電流値I1から電流
値(I1−I3)に小さくし、その間の傾斜をゆるめる
ことができる。図10は、図9に示した三角波発生回路
1の第二の例の充放電出力波形を示している。
【0009】なお、値Vrmと値Vrhの所望の間の三
角波の傾斜を変えることの目的については、「実開昭6
1−65883」を参照されたい。
【0010】次に、図6に示したスイッチングレギュレ
ータ回路の小型化、及び低コスト化への要求を満たすた
め、三角波発生回路1、誤差増幅器3、コンパレータ
2、パワートランジスタ4の各部分を、コントロール回
路としてIC化した第一の例を図11に示す。
【0011】図11に示した第一の例は、昇圧・降圧用
のスイッチングレギュレータを構成している。即ち、誤
差増幅器3は、ICの端子削減の目的で非反転入力端子
が、内蔵する基準電圧源36と接続され、反転入力端子
と接続している出力端子6と内蔵する基準電圧源36と
の誤差を検出し、増幅した後、コンパレータ2の反転入
力端子へ伝達している。パワートランジスタ4は、サイ
ズの大きいMOSトランジスタで構成したため、パワー
トランジスタ4の駆動用のため、インバータ回路31,
32が、コンパレータ2とパワートランジスタ4の間に
適正なサイズで作られ、挿入されている。また、充放電
コンデンサ16は外付けされている。
【0012】図12に、図11に示したコントロール回
路をIC化した第一の例の各部の波形を示す。
【0013】コントロール回路をIC化した第一の例に
対し、更に小型化と低コスト化を追求し、充放電コンデ
ンサ16をICに内蔵した第二の例を図13に示す。こ
の第二の例では、充放電コンデンサ16を内蔵し、パワ
ートランジスタ4や充放電コンデンサ16等のGND端
子を共通にして、ICの端子数を減らしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パワートラ
ンジスタ4の出力電流が、コントロールIC内部の金線
やGND配線で発生した寄生インピーダンス34と、I
C外部のGNDラインで発生した寄生インピーダンス3
5に流れるため、パワートランジスタ4の出力に同期し
たパルス状のノイズが、コントロールICのGNDの配
線に発生してしまう。
【0015】この寄生インピーダンス34,35に発生
したパルス状のGNDノイズは、充放電コンデンサ16
を通してその微分量が三角波に重畳され、コンパレータ
2とパワートランジスタ4の出力にヒゲを発生させる。
このヒゲは、不要なスイッチングによる貫通電流増の原
因となり、スイッチングレギュレータ回路の効率を低下
させてしまう。図14に、図13に示したコントロール
回路をIC化した第二の例の三角波とパワートランジス
タ4の出力波形を示す。
【0016】この三角波に発生するノイズのレベルは周
波数に比例する。その理由は、三角波発生回路1の出力
波形は、定電流源11や12等の充放電電流と、ICの
GND配線で発生したパルス状のノイズの微分量で決定
されるので、充放電電流が大きい、高い周波数のとき
は、充放電電流がパルス状のノイズに対して支配的にな
り、逆に、充放電電流が小さい、低い周波数のときは、
パルス状のノイズが充放電電流に対して支配的になるた
めである。
【0017】従って、定電流源11,12の電流値を小
さくする調整を行い、周波数を低く(例えば20KHZ
以下に)したとき、GNDノイズからの影響を受けやす
くなり、大きなノイズが三角波に乗る。逆に、定電流源
11,12の電流値を大きくする調整を行い、周波数を
高く(例えば100KHZ以上に)したとき、GNDノ
イズからの影響を受けず、三角波にはほとんどノイズが
見えない。
【0018】このことは、周波数を下げて効率を上げる
ように設定している機器にとっては致命的な欠点とな
る。一般に、スイッチングレギュレータ回路はその動作
周波数を下げると、単位時間内に回路内で起こる貫通電
流などの浪費電流が発生する回数が減るため、効率が上
がる。
【0019】その特性を利用して、携帯機器等の電池に
より駆動されるスイッチングレギュレータ回路は、消費
電力を下げる目的で、出力電流等の少ないときには、三
角波の周波数を一時的に10KHZ程度にまで下げ、消
費電力を下げるような設定がなされているものが多い。
このような設定を必要とする機器に対しては、上記充放
電コンデンサ16をICに内蔵化し、外付け部品と端子
数を減らした第二の例を使用することができない。
【0020】さらに付け加えて、「実開昭61−658
83」において開示されている三角波発生回路の第二の
例を、図13のコントロール回路をIC化した第二の例
の三角波発生回路1に使用した場合の例について、これ
を第三の例として、図15を参照して説明する。
【0021】図15に示した第三の例においては、コン
トロール回路をIC化した第二の例(図3)に対して、
三角波の立ち下がり時、部分的に放電電流が大きくなる
ため、三角波に重畳するノイズが小さくなるが、逆に立
ち上がり時には部分的に充電電流が小さくなるため、三
角波に重畳するノイズがかえって大きくなる。そのた
め、第三の例では、三角波に重畳されるノイズがかえっ
て大きくなり、そのノイズが出るタイミングで、パワー
トランジスタ4の出力にヒゲが発生し、効率を低下させ
てしまう課題があった。図15に示したコントロール回
路をIC化した第三の例の各部の波形を図16に示す。
【0022】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、小型化と低コスト化のため、三角波発生回
路の充放電コンデンサー16をコントロールICに内蔵
しても、低周波動作時にパワートランジスタ4の出力に
ヒゲが発生することがないようにし、レギュレータの効
率を悪化させないスイッチングレギュレータコントロー
ル回路を提供することができるようにするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のスイッ
チングレギュレータコントロール回路は、三角波を発生
する三角波発生手段と、三角波発生手段の出力を一方の
入力とするコンパレータと、コンパレータの出力を制御
信号とし、充放電を行う充放電手段と、充放電手段の出
力が、三角波発生手段の出力とともに、コンパレータの
入力とされ、充放電手段の出力電流の増減により、三角
波発生手段の出力波形の傾きが調整されることを特徴と
する。また、充放電手段は、コンパレータの出力に同期
して、三角波発生手段の出力電流を部分的に増減するよ
うにすることができる。また、充放電手段は、ノイズが
三角波に重畳する期間の充放電電流を増やし、ノイズの
重畳しない期間の充放電電流を減らすようにすることが
できる。また、充放電手段は、第1の大きさの電流を流
す第1の電流源と、第1の大きさの2倍の第2の大きさ
の電流を流す第2の電流源と、第1の電流源の電流流出
側と、第2の電流源の電流流入側とを切り替えて、コン
パレータに接続する切り替えスイッチにより構成される
ようにすることができる。また、充放電手段を構成する
スイッチは、N型のMOSトランジスタにより構成され
るようにすることができる。また、コンパレータは、パ
ルス幅変調波を出力するようにすることができる。本発
明に係るスイッチングレギュレータコントロール回路に
おいては、三角波発生手段が、三角波を発生し、コンパ
レータは、三角波発生手段の出力を一方の入力とし、充
放電手段は、コンパレータの出力を制御信号とし、充放
電を行い、充放電手段の出力が、三角波発生手段の出力
とともに、コンパレータの入力とされ、充放電手段の出
力電流の増減により、三角波発生手段の出力波形の傾き
が調整される。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のスイッチングレ
ギュレータコントロール回路の一実施の形態の構成例を
示す回路図である。図1に示すように、スイッチングレ
ギュレータコントロール回路は、三角波発生回路1と、
コンパレータ2と、充放電回路7より構成されている。
充放電回路7は、コンパレータ2の出力に同期して、三
角波発生回路1の出力である充放電電流を部分的に増減
するようになされている。即ち、ノイズが三角波に重畳
する期間の充放電電流を増やし、逆にノイズが重畳しな
い期間の充放電電流を減らすようにしている。
【0025】図2は、充放電回路7の構成例を示してい
る。充放電回路7は、制御端子45から供給される信号
に対応して開閉するスイッチ43と、スイッチ43によ
り制御され、値I2の電流を流す定電流源41と、値I
2の2倍の大きさの電流を流す定電流源42より構成さ
れる。従って、スイッチ43が開いたとき、出力端子4
4から値I2の電流が出力され、逆に、スイッチ43が
閉じたとき、出力端子44から値I2の電流が引き込ま
れる。
【0026】図3は、図2に示した充放電回路7と、三
角波発生回路1と、コンパレータ2を組み合わせた回路
を示している。コンパレータ2の出力がハイレベルのと
きにスイッチ43が閉じるように設定するとともに、三
角波発生回路1内の定電流源11の電流値I1よりも、
充放電回路7の定電流源41の電流値I2の方が小さく
なるように設定することにより、充放電コンデンサ16
に対して、以下の4つの充放電状態の期間を作ることが
できる。
【0027】 期間T1 : 遅い充電期間(充電電流I1−I
2)。 スイッチ13開く。 スイッチ43閉じる。 期間T2 : 早い充電期間(充電電流I1+I
2)。 スイッチ13開く。 スイッチ43開く。 期間T3 : 遅い放電期間(放電電流I1−I
2)。 スイッチ13閉じる。 スイッチ43開く。 期間T4 : 早い放電期間(放電電流I1+I
2)。 スイッチ13閉じる。 スイッチ43閉じる。
【0028】すなわち、充電時(スイッチ13は開いて
いる)において、まだ三角波発生回路1の充放電出力の
電位が、誤差増幅器3の出力よりも低い期間において
は、コンパレータ2の出力がハイレベルのため、スイッ
チ43が閉じ、充放電コンデンサ16には値(I1−I
2)の電流が流し込まれ、遅い充電期間となる(T
1)。
【0029】三角波発生回路1の充放電出力電位が、誤
差増幅器3の出力電位よりも大きくなると、コンパレー
タ2の出力がローレベルに切り換わるため、スイッチ4
3が開き、充放電コンデンサ16には値(I1+I2)
の電流が流し込まれ、早い充電期間となる(T2)。
【0030】放電時(スイッチ13は閉じている)にお
いて、三角波発生回路1の充放電電位が誤差増幅器3の
出力電位よりも高い期間では、コンパレータ2の出力が
ローレベルのため、スイッチ43が開き、充放電コンデ
ンサ16から値(I1−I2)の電流が吸い出され、遅
い放電期間となる(T3)。
【0031】三角波発生回路1の充放電出力電位が誤差
増幅器3の出力電位よりも小さくなると、コンパレータ
2の出力がハイレベルに切り換わるため、スイッチ43
が閉じ、充放電コンデンサ16から値(I1+I2)の
電流が吸い出され、早い放電期間となる(T4)。
【0032】図4は、図3に示した回路の充放電波形を
示している。
【0033】図5は、図2に示した充放電回路7を使用
したスイッチングレギュレータコントロール回路の構成
例を示している。同図において、スイッチ43は、N型
のMOSトランジスタで構成されており、ゲート端子が
充放電回路7の制御端子45に接続され、ソース端子が
定電流源42の電流吸い込み端子に接続され、ドレイン
端子が定電流源41の電流流出端子及び出力端子44に
接続されている。
【0034】次に、その動作について説明する。図5に
示したように、スイッチ43を、N型のMOSトランジ
スタにて構成した充放電回路7は、コンパレータ2の出
力がハイレベルのとき、その出力端子44より値I2の
電流を吸い込み、コンパレータ2の出力がローレベルの
とき、その出力端子44より値I2の電流を吐き出す。
その結果、三角波発生回路1の充放電出力の波形は、図
4に示したような波形となる。
【0035】このように、充放電回路7の働きにより、
ノイズが三角波に重畳する期間の充放電電流を増やすこ
とにより、GNDノイズからの微分量をコンパレータ2
の検知できないレベルまで落とすことができ、パワート
ランジスタ4の出力におけるヒゲの発生を抑制すること
ができる。また、ノイズが出力に重畳しない期間の充放
電電流を減らすことにより、三角波発生回路1の出力の
周波数を変動させなくて済むようにすることができる。
【0036】以上説明したように、上記実施の形態にお
いては、ICのGNDノイズの微分量が三角波発生回路
1の出力に発生する期間(T2とT4)において、充放
電電流を増加させている。これにより、三角波発生回路
1の出力は、その期間(T2とT4)、充放電電流がIC
のGNDノイズの微分量よりも支配的となるため、GN
Dノイズの微分量が原因となる三角波発生回路1の出力
ノイズをなくすことができ、パワートランジスタ4の出
力にヒゲが発生しないようにすることができる。これに
より、回路の効率を下げることがないようにすることが
できる。
【0037】さらに、期間T2とT4において充放電電
流を増やした分だけ、ICのGNDノイズの微分量が三
角波発生回路1の出力に発生しない期間(T1とT3)
において、充放電電流を減少させているので、設定した
周波数が変化しないようにすることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明に係るスイッチングレギュレータ
コントロール回路によれば、三角波発生手段が、三角波
を発生し、コンパレータは、三角波発生手段の出力を一
方の入力とし、充放電手段は、コンパレータの出力を制
御信号とし、充放電を行い、充放電手段の出力が、三角
波発生手段の出力とともに、コンパレータの入力とさ
れ、充放電手段の出力電流の増減により、三角波発生手
段の出力波形の傾きが調整されるようにしたので、GN
Dノイズの微分量が原因となる三角波発生回路の出力ノ
イズをなくすことができ、パワートランジスタの出力に
ヒゲが発生しないようにすることができる。これによ
り、回路の効率を悪化させることがないようにすること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチングレギュレータコントロー
ル回路の一実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1の充放電回路7の構成例を示す図である。
【図3】図1の充放電回路7と三角波発生回路1とコン
パレータ2を組み合わせた回路を示す図である。
【図4】図3の充放電電圧波形を示す図である。
【図5】本発明のスイッチングレギュレータコントロー
ル回路の他の実施の形態の構成例を示す図である。
【図6】従来のスイッチングレギュレータ回路を示す図
である。
【図7】従来の三角波発生回路の第一の実施の形態の構
成例を示す図である。
【図8】図7の三角波発生回路の充放電出力波形を示す
図である。
【図9】従来の三角波発生回路の第二の実施の形態の構
成例を示す図である。
【図10】図9の三角波発生回路の充放電出力波形を示
す図である。
【図11】従来のスイッチングレギュレータのコントロ
ール回路をIC化した第一の例の構成を示す図である。
【図12】図11の各部の波形を示す図である。
【図13】従来のスイッチングレギュレータのコントロ
ール回路をIC化した第二の例の構成を示す図である。
【図14】図13の各部の波形を示す図である。
【図15】従来のスイッチングレギュレータのコントロ
ール回路をIC化した第三の例の構成を示す図である。
【図16】図15の各部の波形を示す図である。
【符号の説明】
1 三角波発生回路 2 コンパレータ 3 誤差増幅器 4 パワートランジスタ 5 出力回路 6 出力端子 7 充放電回路 11 定電流源 12 定電流源 13 スイッチ 14 スイッチ制御回路 16 充放電コンデンサ 17 スイッチ 18 スイッチ 19 コンパレータ 20 電圧源 21 電流源 22 電流源 34 金線とIC状のGND配線によるインピーダンス 35 外部GND配線によるインピーダンス 36 基準電圧源 41 定電流源 42 定電流源 43 充放電回路のスイッチ 44 充放電回路の出力端子 45 充放電回路の制御端子

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三角波を発生する三角波発生手段と、 前記三角波発生手段の出力を一方の入力とするコンパレ
    ータと、 前記コンパレータの出力を制御信号とし、充放電を行う
    充放電手段と、 前記充放電手段の出力が、前記三角波発生手段の出力と
    ともに、前記コンパレータの入力とされ、 前記充放電手段の出力電流の増減により、前記三角波発
    生手段の出力波形の傾きが調整されることを特徴とする
    スイッチングレギュレータコントロール回路。
  2. 【請求項2】 前記充放電手段は、前記コンパレータの
    出力に同期して、前記三角波発生手段の出力電流を部分
    的に増減することを特徴とする請求項1に記載のスイッ
    チングレギュレータコントロール回路。
  3. 【請求項3】 前記充放電手段は、ノイズが三角波に重
    畳する期間の充放電電流を増やし、ノイズの重畳しない
    期間の充放電電流を減らすことを特徴とするスイッチン
    グレギュレータコントロール回路。
  4. 【請求項4】 前記充放電手段は、第1の大きさの電流
    を流す第1の電流源と、前記第1の大きさの2倍の第2
    の大きさの電流を流す第2の電流源と、前記第1の電流
    源の電流流出側と、前記第2の電流源の電流流入側とを
    切り替えて、前記コンパレータに接続する切り替えスイ
    ッチにより構成されることを特徴とする請求項1に記載
    のスイッチングレギュレータコントロール回路。
  5. 【請求項5】 前記充放電手段のスイッチは、N型のM
    OSトランジスタにより構成されることを特徴とする請
    求項1に記載のスイッチングレギュレータコントロール
    回路。
  6. 【請求項6】 前記コンパレータは、パルス幅変調波を
    出力することを特徴とする請求項1に記載のスイッチン
    グレギュレータコントロール回路。
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