JP4146435B2 - 電磁波シールド板、電磁波シールド構造、電子機器 - Google Patents
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Description
この電磁シールド構造では、電磁シールド板の縁に形成した接続片をプリント配線基板に形成したグランドパターンに圧接させた構造としているため、高いシールド効果を得ることができる。
ところで、前記電磁シールド構造では、人体に帯電した静電気は、電磁シールド板をプリント配線基板に固定するためのネジ等の締結具から、このネジを挿通させるプリント配線基板に形成されたネジ孔近傍に設けられたグランドパターンに飛ぶようになっている。
本発明は、人体等に帯電した静電気が電子機器内部に流れても、対象物となる回路素子実装基板に損傷が生じることのない電磁波シールド板、電磁波シールド構造、及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明によれば、締結具を流れる電気を放電させる突起部を孔部周縁に形成しているので、人体等に帯電した静電気は締結具を介して前記突起部に流れ易くなる。すなわち、本発明によれば、孔部周縁に形成された突起部がいわば避雷針の機能をすることになり、積極的にこの突起部に静電気が流れ、対象物へは静電気は流れ難くなる。
本発明では、前述の孔部周縁に、対象物に形成されたグランドパターンと接続する接続部が設けられているのが好ましい。
ここで、接続部は、グランドパターン表面に残留するフラックス状の膜を突き破り確実に電気的接続を実現できるものであるのが好ましく、例えば、孔部の打ち抜きにおけるバーリング加工により打ち抜き方向に起立する爪状突起を採用することができる。
この発明によれば、グランドパターンと電磁波シールド板が接続部により電気的に接続されるので、グランドパターンと電磁波シールド板の基準電位を揃えることができ、電磁シールド上一層好ましい。
本発明は、電磁波シールド構造としても成立し、前記と同様の作用及び効果を享受することができる。具体的には、本発明の電磁波シールド構造は、対象物の少なくとも一部を覆って前記対象物に、電磁シールドを行う電磁シールド板を締結具によって固定した電磁波シールド構造であって、前記対象物に前記締結具を挿通させる貫通孔を形成すると共に、前記電磁波シールド板に前記締結具を挿通させる孔部を形成し、且つ前記孔部周縁に、前記締結具を流れる電気を放電させる突起部を設け、前記突起部の先端と前記締結具との距離を、前記貫通孔の縁と前記締結具との距離に対して短くしたことを特徴とする。
また、本発明は、電子機器としても成立し、これによっても前記と同様の作用及び効果を享受することができる。具体的には、本発明の電子機器は、対象物と、この対象物の少なくとも一部を覆って前記対象物に締結具によって固定される電磁波シールド板とを筐体内に収納した電子機器であって、前記電磁波シールド板は、前記締結具を挿通させる孔部を有し、前記孔部周縁に、前記締結具を流れる電気を放電させる突起部を設けたことを特徴とする。
さらに、本発明の電子機器は、グランドパターンが形成された回路素子実装基板を含む機器本体と、この機器本体を内部に収納する筐体と、この筐体に対して前記機器本体を固定する締結具とを備えた電子機器であって、前記回路素子実装基板には、前記締結具が挿通される孔部が形成され、前記締結具及び前記回路素子実装基板の間には、前記孔部の形成位置に応じて配置され、端部が該孔部周縁よりも、挿通される締結具側に突出し、前記締結具を流れる電流を、前記筐体内部の前記回路素子実装基板以外の電気伝導性部材に放電する放電部が設けられていることを特徴とする。
ここで、筐体内部の電気伝導性部材は、前述した電磁波シールド板に限られず、合成樹脂製の筐体を補強する金属製の補助フレームのような部材も採用することができる。
この発明によれば、前記と同様に締結具を介して筐体内部に流れ込んだ静電気等がグランドパターンに放電させることを防止して、対象物となる回路素子実装基板に損傷が生じることがない。
本発明では、前述した金属部材が電磁波シールド板である場合、放電部は、電磁波シールド板を、筐体内部に固定する固定部の一部として構成するのが好ましい。具体的には、前記の電磁波シールド板と同様に、電磁波シールド板の固定用の孔部周縁から締結具側に突出する突起であるのが好ましく、さらには、この電磁波シールド板には、該電磁波シールド板の孔部の打ち抜き方向に起立する爪状突起からなる接続部が設けられているのが好ましい。
この発明によれば、前記で述べたと同様の作用及び効果を享受することができ、これにより前記目的が達成される。
また、本発明の他の態様として、前述した放電部は、回路素子実装基板及び締結具の間に、回路素子実装基板の孔部の形成位置に応じて金属製のリング状スペーサが介在配置される場合、放電部をこのリング状スペーサの孔周縁から締結具側に突出する突起としても構成することができる。尚、この場合リング状スペーサ自体が筐体内の金属製部材と電気的に接続されている必要がある。
この発明によれば、電磁波シールド板がない場合であっても、リング状スペーサを介して締結具内を流れる電流を放電させることができるため、前記と同様の作用及び効果を享受できる。
さらに、本発明の他の態様として、電子機器が締結具により筐体内部に固定され、回路素子実装基板の少なくとも一部を覆い、電磁シールドを行う電磁シールド板を備えている場合、前述した放電部は、この電磁波シールド板の筐体内部固定用の孔部を覆い、締結具の挿通に伴って突き破られる箔状部材から構成することもできる。
この発明によれば、締結具が箔状部材を突き破って挿通されると、締結具の径に対して若干の遊びがある回路素子実装基板の孔部よりも、この箔状部材の破られた先端部分が締結具に接近するため、回路素子実装基板のグランドパターンに優先して放電が行われ、電磁波シールド板に電流を流すことができる。
図2は、電磁波シールド板に形成された孔部に、避雷針として機能する突起部を設けた例を示す斜視図である。
図3は、第1の実施の形態の電子機器のネジが取り付けられる部分を示す要部拡大断面図である。
図4は、第2の実施の形態の電子機器における電磁波シールド板に形成された孔部周縁に、避雷針として機能する突起部のみを設けた例を示す斜視図である。
図5は、第2の実施の形態の電子機器における電磁波シールド板とプリント配線基板との間に介在させるスペーサの斜視図である。
図6は、第2の実施の形態の電子機器のネジが取り付けられる部分を示す要部拡大断面図である。
図7は、第3の実施の形態の電子機器におけるリング状スペーサの斜視図である。
図8は、前記実施形態におけるリング状スペーサの取付構造を表す要部断面図である。
図9は、第4の実施形態の電子機器に係る放電部の構造を表す要部断面図である。
図10は、前記実施形態における放電部に締結具を装着した状態を表す要部断面図である。
[第1の実施の形態]
先ず、第1の実施の形態の電磁波シールド板、電磁波シールド構造及び電子機器を説明する。図1には、本発明の電磁波シールド構造を適用した電子機器の分解斜視図を示す。電子機器は、下ケース1と、この下ケース1と結合してキャビティーを形成する上ケース2と、キャビティー内に収納される対象物であるプリント配線基板3と、プリント配線基板3上の一部、例えば電磁波を放射する部分を覆って設けられる電磁波シールド板4とから構成されている。
下ケース1と上ケース2は、図1に示すように、例えば一端側を開放した箱体として形成されており、これらが突き合わされることによって内部にプリント配線基板3及び電磁波シールド板4を収納するためのキャビティーを形成する。また、これら下ケース1と上ケース2は、例えば締結具であるネジ5によって固定される。下ケース1には、ネジ5を取り付けるための雌ねじが形成されたボス6が数カ所に形成されている。上ケース2には、ネジ5を挿通させるためのネジ取付孔7が形成されている。なお、締結具としては、ネジ5の他にリベットやボルトなども使用できる。
回路素子実装基板としてのプリント配線基板3には、図1に示すように、ICなどの電子部品8等からなる所定の回路部が形成されている。この回路部の中には、電磁波を放射する回路部が含まれており、本実施の形態では、その回路部のうち電磁波を放射する回路部を少なくとも電磁波シールド板4で覆う。なお、プリント配線基板3は、回路部が何層にも積層された形で形成されたいわゆる積層基板である。もちろん、プリント配線基板3は、回路部が一方または両方の面に形成された単層基板であっても構わない。
このプリント配線基板3には、外周縁に沿ってグランドパターン9が形成されている。グランドパターン9は、帯状のパターンとしてプリント配線基板3の外周囲に沿って形成されている。また、このグランドパターン9のうちネジ5が挿通される貫通孔10の周縁部分は、プリント配線基板3の外周縁部に形成される帯状パターンのパターン幅よりも幅広のパターンとされている。
電磁波シールド板4は、図1に示すように、プリント配線基板3に形成された回路部を覆う天板11と、この天板11の外周縁を略L字状に折り曲げ加工することにより形成された脚部12とを有した箱型形状とされている。電磁波シールド板4は、導電性を有した金属板からなり、前記天板11と脚部12とを一体的に折り曲げ加工することにより形成している。
天板11は、少なくともプリント配線基板3に形成された回路部を覆うに足る大きさとされている。この実施の形態では、天板11は、プリント配線基板3のほぼ全てを覆う大きさに形成されている。脚部12は、天板11に対して垂直なスカート部12aと、このスカート部12aの先端から天板11とほぼ平行に延びる足部12bとからなる。スカート部12aは、プリント配線基板3上に形成された回路部を構成する電子部品8などと天板11が接触しない程度の高さとされている。足部12bは、プリント配線基板3に形成されたグランドパターン9上に配置されている。また、この足部12bは、前記グランドパターン9の幅よりも大きくても小さくてもよい。
この電磁波シールド板4には、プリント配線基板3に形成された貫通孔10と対向する位置にそれぞれ前記ネジ5を挿通させる孔部13が形成されている。この孔部13には、図2及び図3に示すように、その開口周縁にプリント配線基板3に形成されたグランドパターン9と接続する接続部14が形成されている。この接続部14は、グランドパターン9側に向かって下方へ延びる爪状の突起として形成されている。
かかる接続部14は、孔部13を打ち抜き加工した際のバリ(バーリング)によって形成される。接続部14の大きさは、孔部13を打ち抜き加工するときのダイとパンチのクリアランスの大きさを適宜調整することによって、前記接続部14がグランドパターン9と充分に接続をとることのできる大きさに設定できる。この接続部14の先端は、グランドパターン9に食い込むようにして当該グランドパターン9と接続される。グランドパターン9には、薄い膜状のフラックスが残留している場合があるが、接続部14がグランドパターン9に食い込むことでフラックスの薄膜を突き破って、この接続部14は当該グランドパターン9と確実に接続される。尚、図3は、ネジ5の締め込み途中の状態を表しており、ネジ5をさらに締め込むと、プリント配線基板3及び電磁波シールド板4との距離が密着に近い状態となる。
また、孔部13の周縁には、人体に帯電した静電気を、ネジ5を介して電磁波シールド板4へ放電させるためのいわば避雷針として機能する放電部となる突起部15が設けられている。突起部15は、前記孔部13の開口周縁から中心に向かってほぼ天板11と平行(水平)に突出し、先端に行くに従って次第にその幅が狭くなる形状とされている。このように、突起部15を先端に行くに従って次第にその幅が狭くなるような形状とすることにより、ネジ5を流れる静電気がその先端に流れ易くなる。本実施の形態では、前記突起部15の形状を三角形状とし、ネジ5の軸回りに相対向する位置に前記突起部15を2つ設けた。
前記突起部15の先端は、人体に帯電した静電気を、ネジ5を介して確実にこの突起部15に放電させるために、できるだけネジ5に近接した位置となるように設けられている。例えば、静電気を電磁波シールド板4の接続部14を介してプリント配線基板3に形成されたグランドパターン9に落とすと、貫通孔10の周縁部に静電気が流れることも考えられるので、前記突起部15から電磁波シールド板4を介してアースさせるようにする。つまり、ネジ5を挿通させるプリント配線基板3に形成した貫通孔10の周縁に、静電気を飛ばさないようにする。
具体的には、図3に示すように、突起部15の先端とネジ5との距離L1を、プリント配線基板3に形成された貫通孔10の縁(貫通孔10の開口端面)とネジ5との距離L2に対して短く(L1<L2なる関係に)してある。このような関係にすれば、人体に帯電した静電気がネジ5を介して避雷針として機能する突起部15に放電されることになるため、静電気を電磁波シールド板4に流すことができ、前記プリント配線基板3の貫通孔10の周縁部に静電気が飛ぶことはない。
また、突起部15の先端と接続部14の先端との距離が、貫通孔10の縁とネジ5との間の距離の合計(図3ではL2+L2)より長くなるようにすると、ネジ5の締め込みなどにより電磁波シールド板4又は基板3の位置が左右にずれた場合にも、突起部15がネジ5に突き当たることにより、接続部14の先端をグランドパターン9上で確実に接続させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態の電磁波シールド板、電磁波シールド構造及び電子機器について説明する。この第2の実施の形態は、第1の実施の形態の電磁波シールド板4に形成した接続部14の代わりに、図4から図6に示すように、電磁波シールド板4とプリント配線基板3との間に金属材料からなるリング状のスペーサ16を設け、このスペーサ16に形成した上下の突起17a,17bをそれぞれ電磁波シールド板4とグランドパターン9に接触させた構造としている。スペーサ16を設けた構成以外は、第1の実施の形態と同一の構成であるため、その同一構成部分については説明を省略する。
この第2の実施の形態では、図4に示すように、電磁波シールド板4の孔部13には、避雷針として機能させる突起部15のみを形成し、第1の実施の形態で形成した接続部14は形成しない。その代わりとして、ネジ5を挿通させる挿通孔18を形成したスペーサ16を、図6に示すように、電磁波シールド板4とプリント配線基板3との間に介在させる。そして、前記スペーサ16に形成した一方の突起17aを電磁波シールド板4に接触させると共に他方の突起17bをグランドパターン9に接続させる。なお、挿通孔18の大きさは、静電気が突起部15に確実に放電するように、当該挿通孔18を挿通するネジ5に対して充分な距離を確保できる大きさとする。
このように構成した第2の実施の形態の電磁波シールド板、電磁波シールド構造及び電子機器は、第1の実施の形態と同様に、人体等に帯電した静電気をネジ5を介して突起部15に放電させることができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
前述した第2の実施の形態では、電磁シールド板4の脚部12に突起部15を設け、リング状のスペーサ16の表裏面に接続部となる爪状の突起部17a、17bを設けていた。
これに対して、第3の実施の形態では、図7及び図8に示すように、リング状のスペーサ21に放電部となる突起部22を一体的に形成した点が相違する。また、スペーサ21には、一方の面にのみ面外方向に起立する複数の爪状の突起部23を形成している点が相違する。
第3の実施の形態に係るスペーサ21は、図7に示すように円盤状の外形を有し、中央部にネジを挿通する孔24が形成されている。
この孔24には、孔24の直径方向に互いに向かい合う一対の突起部22が形成されている。この突起部22は、突出方向先端側に向かって次第に幅狭になる平面視三角形状をなし、ネジ5はこの一対の突起部22間の距離よりも若干小さめの軸径のものを採用する。
爪状の突起部23は、スペーサ21の外周部分に形成され、スペーサ21の外周縁から面外方向に起立する三角形状をなしている。
このようなスペーサ21は打ち抜き及び曲げ加工により製造することができ、突起部22を含む孔24の形状を打ち抜く際、外周縁部分をスペーサ21の外周の円から間欠的に外側に三角形状の突起部23を打ち抜き、打ち抜きと同時に突起部23をスペーサ21の面外方向に折り曲げ加工することにより、形成することができる。
図8には、前記のスペーサ21を、電子機器内に取り付けられた状態を示す断面図が示されており、図8では、図7のS8−S8線で切断した状態が表されている。
この電子機器は、下ケース1、上ケース2、プリント配線板3、及びネジ5による取付構造は第1、第2の実施の形態と相違しないが、スペーサ21が上ケース2の補強用の金属製のフレーム25と接触している。
フレーム25は、上ケース2の内面形状に沿った外形を有し、金属板を折曲加工することにより形成される。尚、本実施の形態においては、補強用のフレーム25としているが、フレーム25で上ケース2のプリント配線板3の全体を覆い、電磁波シールド板と兼用することも可能である。
スペーサ21は、プリント配線板3のグランドパターン9と前記フレーム25の間に介装配置され、爪状の突起部23がグランドパターン9の側に向けられ、突起部23は、スペーサ21及びグランドパターン9の間を電気的に接続する接続部として機能する。
スペーサ21の突起部23が設けられていない面は平坦面とされ、面全体でフレーム25と接触している。尚、この面とフレーム25の面とは、通常、機械的に密着している構成であるが、必要に応じて、電気伝導性の樹脂等を介在させて密着度を上げ、積極的に電気伝導性を向上させるとなおよい。
このような第3実施形態に係る電子機器によれば、前述の第1、第2の実施の形態で述べた効果の他、次のような効果がある。
このようなスペーサ21を採用することにより、人体に帯電した静電気がネジ5を介して電子機器内部に流れ込んでも、スペーサ21からフレーム25に放電させることができるため、グランドパターン9に過電流が流れることもない。
また、補強用のフレーム25が電磁波シールド板としても機能していれば、電子機器の筐体補強及び電磁シールドを同時に行うことができ、効率的である。
さらに、スペーサ21を前記のような構成とすることにより、金属板の打ち抜き及び折曲加工で簡単にスペーサ21を製造することができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
前述の第1の実施の形態では、電磁波シールド板4の脚部12に形成された孔部13に、その孔部13の内周縁から内側に突出する突起部15を形成していた。
これに対して、第4の実施の形態に係る電子機器は、図9及び図10に示すように、ネジ5を挿通する前において、電磁波シールド板4の固定用の孔部13を箔状の放電部31で覆った構成を採用している点が相違する。
放電部31は、電気伝導性の箔状部材から構成され、例えば、アルミニウム箔等を採用することができる。この放電部31は、図9に示すように、電磁波シールド板4に対して、導電性の接着剤等で貼り付けられ、ネジ5の挿通前にあっては、孔部13をほぼ全面覆うような状態とされている。
このような放電部31を有する電子機器を組み立てる際、上ケース2の孔7にネジ5を挿通すると、箔状の放電部31が突き破られ、放電部31の破断面が自身の可撓性によりネジ5の周囲でネジ5の挿通方向に折り曲げられる。尚、本例ではネジ5の先端が平坦面とされているが、より好ましくは、先端が尖った形状のネジを採用すると、放電部31をより簡単に突き破ることができる。
このような第4の実施の形態によれば、前述の第1、第2の実施の形態に加えて、次のような効果がある。
放電部31を電磁波シールド板4に貼り付ける構成としたことにより、突起部のない汎用のシールド板にも放電部を簡単に形成することができるので、本発明を種々のシールド構造を有する電子機器に応用することができる。
放電部31を、可撓性を有する箔状部材から構成することにより、ネジ5を挿通した際、ネジ5の形状に倣って変形してくれるため、第1の実施の形態の場合のように突起部15を突出させた場合に比較して、ネジ5の挿通時に突起部が干渉することがなく、ネジ5による下ケース1及び上ケース2の固定作業が一層簡単になる。
[その他の実施の形態]
以上、本発明を適用した具体的な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に制限されることなく種々の変更が可能である。
例えば、上述の実施の形態では、避雷針として機能する2つの突起部15を孔部13の開口周縁部に設けたが、この突起部15は一つでもよく、或いは二つ以上であっても構わない。また、突起部15の形状は、本実施の形態では三角形状としたが、特に製造上支障がなければどのような形状であってもよい。
また、上述の各実施の形態では、電磁波シールド板4に形成した脚部12と突起部15とを一体的に形成したが、これら脚部12と突起部15とを別体に形成し、これら脚部12と突起部15との電気的接続をとるようにすることで電磁波シールド板4を構成してもよい。
また、上述の実施の形態では、プリント配線基板3の一方の面側にのみ電磁波シールド板4を配置させたが、両面又は多層に回路部が形成されるプリント配線基板3の場合には、他方の面側にも同じ構造の電磁波シールド板4を配置させることが好ましい。
また、上述の実施の形態では、プリント配線基板3の全体を覆うようにして電磁波シールド板4をこのプリント配線基板3に固定したが、少なくともプリント配線基板3上に実装された1つのチップ部品を、この電磁波シールド板4で覆うようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、電磁波シールド板4の孔部13に形成した突起部15を、この孔部13を挿通するネジ5にできるだけ近接して配置させたが、この突起部15をネジ5に接触させるようにしてもよい。突起部15をネジ5に接触させれば、人体等に帯電した静電気を確実にこのネジ5を介して前記突起部15に放電させることができる。
また、上述の各実施の形態では、不要な電磁波を放射する対象物と、本発明に係る電磁波シールド板4によって静電気から保護されるものとが、同一のもの、すなわちプリント配線基板3であったが、異なるものであってもよい。例えば、モータおよびプリント配線基板を含んで構成される電子機器において、モータから放射される不要な電磁波を遮蔽する電磁波シールド板によって、プリント配線基板を静電気から保護するようにしてもよい。
また、前述の第3実施形態では、フレーム25とグランドパターン9との間にスペーサ21を介装するような構成であったが、これに限らず、通常の電磁波シールド板とグランドパターンの間にスペーサ21と同様のものを介装してもよい。
また、前述の第4実施形態では、電磁波シールド板4に箔状の放電部31を貼り付けていたが、本発明はこれに限らず、補強用のフレームを通して回路基板を固定する場合に、この補強用フレームに形成されたネジ挿通用の孔を塞ぐように、箔状の放電部31を設けてもよい。
Claims (21)
- 対象物の少なくとも一部を覆うと共に締結具により前記対象物に固定されて電磁シールドを行う電磁波シールド板であって、
前記締結具を挿通させる孔部を有し、
前記孔部周縁に、前記締結具を流れる電気を放電させる突起部を設けたことを特徴とする電磁波シールド板。 - 請求項1記載の電磁波シールド板であって、
前記突起部は、先端に行くに従って次第に細くなっていることを特徴とする電磁波シールド板。 - 請求項1又は請求項2記載の電磁波シールド板であって、
前記孔部周縁に、前記対象物に形成されたグランドパターンと接続する接続部を設けたことを特徴とする電磁波シールド板。 - 請求項3に記載の電磁波シールド板であって、
前記接続部は、前記孔部周縁に、打ち抜き方向に起立する爪状突起であることを特徴とする電磁波シールド板。 - 対象物の少なくとも一部を覆って前記対象物に、電磁シールドを行う電磁波シールド板を締結具によって固定した電磁波シールド構造であって、
前記電磁波シールド板は、前記締結具を挿通させる孔部を有し、
前記孔部周縁に、前記締結具を流れる電気を放電させる突起部を設けたことを特徴とする電磁波シールド構造。 - 対象物の少なくとも一部を覆って前記対象物に、電磁シールドを行う電磁波シールド板を締結具によって固定した電磁波シールド構造であって、
前記対象物に前記締結具を挿通させる貫通孔を形成すると共に、前記電磁波シールド板に前記締結具を挿通させる孔部を形成し、且つ前記孔部周縁に、前記締結具を流れる電気を放電させる突起部を設け、
前記突起部の先端と前記締結具との距離を、前記貫通孔の縁と前記締結具との距離に対して短くしたことを特徴とする電磁波シールド構造。 - 請求項5又は請求項6記載の電磁波シールド構造であって、
前記孔部周縁に、前記対象物に形成されたグランドパターンと接続する接続部を設けたことを特徴とする電磁波シールド構造。 - 請求項7に記載の電磁波シールド構造において、
前記接続部は、前記孔部周縁に打ち抜き方向に起立する爪状突起であることを特徴とする電磁波シールド構造。 - 対象物と、この対象物の少なくとも一部を覆って前記対象物に締結具によって固定される電磁波シールド板とを筐体内に収納した電子機器であって、
前記電磁波シールド板は、前記締結具を挿通させる孔部を有し、
前記孔部周縁に、前記締結具を流れる電気を放電させる突起部を設けたことを特徴とする電子機器。 - 対象物と、この対象物の少なくとも一部を覆って前記対象物に締結具によって固定される電磁波シールド板とを筐体内に収納した電子機器であって、
前記対象物に前記締結具を挿通させる貫通孔を形成すると共に、前記電磁波シールド板に前記締結具を挿通させる孔部を形成し、且つ前記孔部周縁に、前記締結具を流れる電気を放電させる突起部を設け、
前記突起部の先端と前記締結具との距離を、前記貫通孔の縁と前記締結具との距離に対して短くしたことを特徴とする電子機器。 - グランドパターンが形成された回路素子実装基板を含む機器本体と、この機器本体を内部に収納する筐体と、この筐体に対して前記機器本体を固定する締結具とを備えた電子機器であって、
前記回路素子実装基板には、前記締結具が挿通される孔部が形成され、
前記締結具及び前記回路素子実装基板の間には、前記孔部の形成位置に応じて配置され、端部が該孔部周縁よりも、挿通される締結具側に突出し、前記締結具を流れる電流を、前記筐体内部の前記回路素子実装基板以外の電気伝導性部材に放電する放電部が設けられていることを特徴とする電子機器。 - 請求項11に記載の電子機器において、
前記締結具により前記筐体内部に固定され、前記回路素子実装基板の少なくとも一部を覆い、電磁シールドを行う電磁波シールド板を備え、
前記放電部は、この電磁波シールド板を前記筐体内部に固定する固定部の一部として構成されることを特徴とする電子機器。 - 請求項12に記載の電子機器において、
前記電磁波シールド板は、前記締結具が挿通され、該電磁波シールド板を前記筐体内部に固定する孔部を有し、
前記放電部は、この孔部周縁から締結具側に突出する突起であることを特徴とする電子機器。 - 請求項13に記載の電子機器において、
前記電磁波シールド板の孔部周縁に、前記グランドパターンと前記電磁波シールド板とを電気的に接続する接続部を設けたことを特徴とする電子機器。 - 請求項14に記載の電子機器において、
前記接続部は、前記電磁波シールド板の孔部周縁に打ち抜き方向に起立する爪状突起であることを特徴とする電磁波シールド板。 - 請求項11に記載の電子機器において、
前記回路素子実装基板及び前記締結具の間には、前記回路素子実装基板の孔部の形成位置に応じて金属製のリング状のスペーサが介在配置され、
前記放電部は、このリング状スペーサの孔周縁から前記締結具側に突出する突起であることを特徴とする電子機器。 - 請求項16に記載の電子機器において、
前記リング状スペーサには、該スペーサの面外方向に突出形成され、前記グランドパターンに挿通される爪状の接続部が形成されていることを特徴とする電子機器。 - 請求項11に記載の電子機器において、
前記締結具により前記筐体内部に固定され、前記回路素子実装基板の少なくとも一部を覆い、電磁シールドを行う電磁波シールド板を備え、
前記放電部は、この電磁波シールド板の前記筐体内部固定用の孔部を覆い、前記締結具の挿通に伴って突き破られる箔状部材から構成されていることを特徴とする電子機器。 - 対象物の一部を電磁波シールド板で覆って電磁波シールドするために、前記電磁波シールド板を前記対象物に固定する電磁波シールド構造の組立方法であって、
予め、前記電磁波シールド板に形成された孔部と、この孔部に挿通される締結具と、前記締結具の静電気を前記電磁波シールド板へ接触または非接触で放電させる放電部とを設けておき、
前記締結具を前記孔部に挿通した際に、前記締結具の静電気を前記放電部から前記電磁波シールド板へ放電させる
ことを特徴とする電磁波シールド構造の組立方法。 - 対象物と、この対象物の少なくとも一部を覆う電磁波シールド板と、前記電磁波シールド板を前記対象物に固定する締結具と、前記対象物および電磁波シールド板を収納する筐体とを有する電子機器の組立方法であって、
予め、前記電磁波シールド板に形成されて前記締結具が挿通可能な孔部と、前記締結具の静電気を前記電磁波シールド板へ接触または非接触で放電させる放電部とを設けておき、
前記締結具を前記孔部に挿通した際に、前記締結具の静電気を前記放電部から前記電磁波シールド板へ放電させる
ことを特徴とする電子機器の組立方法。 - 回路素子実装基板を含む機器本体と、この機器本体を内部に収納する筐体とを有する電子機器において、締結具を用いて前記機器本体を前記筐体に固定する電子機器の組立方法であって、
予め、前記回路素子実装基板に形成されて前記締結具が挿通可能な孔部と、前記締結具の静電気を接触または非接触で前記筐体内部の前記回路素子実装基板以外の電気伝導性部材へ放電させる放電部とを設けておき、
前記締結具を前記孔部に挿通した際に、前記締結具の静電気を前記放電部から前記電気伝導性部材へ放電させる
ことを特徴とする電子機器の組立方法。
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