JP3523959B2 - 無線通信機器 - Google Patents

無線通信機器

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JP3523959B2
JP3523959B2 JP07402396A JP7402396A JP3523959B2 JP 3523959 B2 JP3523959 B2 JP 3523959B2 JP 07402396 A JP07402396 A JP 07402396A JP 7402396 A JP7402396 A JP 7402396A JP 3523959 B2 JP3523959 B2 JP 3523959B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は無線通信機器、特
に屋外で使用される無線通信機器の筐体構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】無線通信機器、特に屋外で使用される例
えばPHS(personal handyphonesystem) 基地局等の無
線通信機器の筐体は、内蔵される基板に搭載される電子
部品を防水する必要性から防水構造となっており、また
電子部品を外部からの高周波や電磁波からシールドして
ノイズの発生や誤動作を防ぎ、あるいは電子部品から発
生する高周波や電磁波を外部へ漏洩させないために、シ
ールド構造(以下、これを電磁シールド構造と略記す
る)となっているのが一般的である。
【0003】図14(A)は従来のこの種の無線通信機
器の筐体の構成を示す斜視図、図14(B)はその蓋部
の裏面の構成を示す斜視図、図15は筐体の要部断面図
である。図において、100は筐体を構成する本体部、
200はその蓋部、300は内蔵されている基板を示
す。また、10は筐体内部を防水するための防水パッキ
ン、11は防水パッキン10を嵌め込むための溝、12
は基板300を電磁シールドするためのシールド線、1
3は蓋部200の裏面に形成されるボス部に設けられた
シールド線12を嵌め込むための溝を示す。
【0004】従来のこの種の無線通信機器の筐体は、図
1〜図3に示すように、本体部100と蓋部200との
接合部(いわゆるフランジ面)に溝11が設けられ、こ
の溝11に防水パッキン10を嵌め込んで組み付け筐体
内部を防水する構造としている。また、内蔵される基板
300を電磁シールドするために、蓋部200の裏面に
いわゆるボスを形成しこのボス部に溝13を設け、この
溝13にシールド線12を嵌め込んで組み付けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の無
線通信機器では、筐体内部の防水と、内蔵される基板の
電磁シールドの両方を行うために、防水パッキンとシー
ルド線とを別々に組み付けており、そのために防水パッ
キンとシールド線との2つを用意する必要がある。ま
た、本体部には防水パッキン用の溝、蓋部裏面にはシー
ルド線用の溝を形成したボス部を設けなければならず、
工数や工費がかかり製品コストが増加する等の問題点が
あった。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、防水機能と基板シールド機能とを1
つのプレートで兼用させ、工数や工費を削減して製品コ
ストを低減できる無線通信機器を提供することを目的と
している。
【0007】なお、本願発明と関連する先行技術として
は、例えばレーダアンテナの防水構造を開示した実開昭
60−68705号公報が存在するが、この先行技術は
防水パッキンの周囲に編組管を連接するというもので、
その構成は複雑で製作も容易でなく、本願発明の対象の
ような無線通信機器には適さない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる無線通信
機器は、請求項第1項記載の発明は、少なくとも本体部
と蓋部とを接合してその筐体が構成され、この筐体内部
に電子部品を搭載した基板を内蔵し、上記本体部と蓋部
との間は防水処理され、上記基板が高周波や電磁波から
シールドされる無線通信機器において、上記本体部と蓋
部との間に挟まれる外周部と、その端が上記筐体内で上
記基板に接触するプレート部とで構成され、その外周部
には2つの波型リブが形成され、その内の1つの波型リ
ブの表裏面に防水素材(いわゆるコンパウンド材)が配
置された導電性プレートを備えたことを特徴とする。従
って筐体内部の防水と基板の磁気シールドとを1つのプ
レートで行わせることができる。
【0009】また、請求項第2項記載の発明は、上記防
水素材(いわゆるコンパウンド材)に導電性防水素材
(いわゆる導電性コンパウンド材)を用い、上記外周部
に形成される波型リブを1つにした導電性プレートを備
えたことを特徴とする。従って導電性プレートをより簡
易に構成することができると共に、筐体本体部や蓋部の
フランジ肉厚を薄くすることが可能となる。
【0010】また、請求項第3項記載の発明は、上記蓋
部の裏面に筐体内部へ突き出す突出部を設け、この突出
部で上記導電性プレートのプレート部の端を押さえてこ
のプレート部の端と上記基板の接触部を押さえる構成を
特徴とする。従ってプレート部の端と基板との接触面圧
を高めることができる。
【0011】また、請求項第4項記載の発明は、上記外
周部に形成するリブに替えて半波形状の跳上部としたこ
とを特徴とする。従って本体部や蓋部のフランジ部をさ
らに薄くすることができる。
【0012】また、請求項第5項記載の発明は、上記本
体部あるいは蓋部の接合面(フランジ面)に上記本体部
あるいは蓋部と一体に形成した突起と、上記導電性プレ
ートの外周部の上記突起に対応する位置に設けられる嵌
合穴とを備え、上記嵌合穴に上記突起を嵌合させること
で上記導電性プレートの位置決めを行うことを特徴とす
る。従って導電性プレートの位置決めが容易かつ正確に
行えることになる。
【0013】また、請求項第6項記載の発明は、上記本
体部あるいは蓋部と一体に形成される突起に替えて、上
記本体部あるいは蓋部とは別体に形成されたピンを用い
ることを特徴とする。従ってピンを設ける位置を調整す
ることで導電性プレートの位置決め精度をさらに高める
ことができるようになる。
【0014】また、請求項第7項記載の発明は、上記導
電性プレートのプレート部に一体に固定した押圧片を設
け、上記本体部と蓋部とが接合されることで上記蓋部の
裏面がこの押圧片を押し、この押圧片と一体となった上
記プレート部が押されてこのプレート部の端と上記基板
との接触部を押さえる特徴とする。従って、プレート部
の端を基板に押圧して接触させることができるようにな
る。
【0015】さらに、請求項第8項記載の発明は、上記
押圧片を、上記導電性プレートのプレート部の一部を切
って隆起させた隆起突出部で形成したことを特徴とす
る。従って、プレート部に別の押圧片を設ける必要がな
くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施形態1.以下、この発明の実施形態を図面を用いて
説明する。図1〜図3はこの発明の実施形態1に係わる
無線通信機器の筐体の構成を説明するための図であり、
図1(A)は筐体全体の構成を示す分解斜視図である。
図1(A)において、1は導電性プレート(以下、単に
プレート1とも略記する)、100は無線通信機器の筐
体を構成する本体部、200はその蓋部である。図1
(B)は蓋部200の裏面側の構成を示す斜視図であ
り、図14(B)に示す従来の蓋部裏面と異なり、ボス
部や溝13を設ける必要がないため単純な構造となって
いる。
【0017】図2は、図1に示す筐体の要部断面図であ
り、300は筐体内に内蔵される基板である。図1,図
2に示すように、プレート1は、本体部100と蓋部2
00との間に挟まれる外周部1aと、その端が筐体内で
基板300と接するプレート部1bとで構成される。図
3は、プレート1の外周部1a付近の構成を説明するた
めの図であり、20は筐体内を防水するために外周部先
端の防水処理を施した部分、21は本体部100と蓋部
200との間にできる隙間の電磁シールドを強化する部
分である。
【0018】この実施形態1に示す無線通信機器の筐体
は、図1〜図3で説明するように構成されており、プレ
ート1で筐体内部の防水を行うと共に、基板300の電
磁シールドも行わせる。すなわちプレート1を、金属等
の導電性素材を用い、本体部100と蓋部200との接
合面(フランジ面)に挟まれるプレート1の外周部1a
に、図3に示すように2つの波型リブを成形すると共
に、図2に示すようにプレート部1bの端が基板300
に接触するような形に成形する。そして外周部1aに設
けられる波型リブの1つに、防水素材(いわゆるコンパ
ウンド材)を塗布または貼り付け、防水処理を施した部
分20とする。そして、この外周部1aを挟み本体部1
00と蓋部200とを接合することで、波型リブが弾性
力を持って本体部100と蓋部200との間で圧接さ
れ、またプレート部1bの端が基板300に接し、筐体
内部を防水し、基板300をこのプレート部1bで覆っ
て確実な電磁シールドが行える構造とした。
【0019】この実施形態1に係わる無線通信機器は上
述のような構成とすることにより、筐体内部の防水と磁
気シールドとを1枚のプレートで行わせることができ、
溝加工や防水パッキン,シールド線が不要となると共
に、組立が容易に行えるので組立工数を減らせることが
できる。なお2つの波型リブは図1では省略している
が、外周部1a全体に設けられるものであり、また防水
処理を施す波型リブは何方の波型リブでも良いことは言
うまでもない。
【0020】実施形態2.図4,図5は、この発明の実
施形態2を説明するための図であり、図において、図1
〜図3と同一符号は同一又は相当部分を示し、22はプ
レート1に導電性防水素材を施した部分である。この実
施形態2では、プレート1の表裏面に塗布または接着さ
れる防水素材(コンパウンド材)に、導電性防水素材
(導電性コンパウンド材)22を用いることにより、フ
ランジ面に挟まれる外周部1aに形成する波型リブを1
つに省略することとしたものである。
【0021】この実施形態2に係わる無線通信機器は上
述のような構成とすることにより、同じ機能を有するプ
レート1を、更に簡易に構成することができると共に、
本体部100および蓋部200のフランジ面の肉厚をさ
らに薄くすることができるようになる。
【0022】実施形態3.図6はこの発明の実施形態3
を説明するための筐体の要部断面図であり、図におい
て、図4と同一符号は同一又は相当部分を示し、2は蓋
部200の裏面に設けられた突出部(ボス)である。こ
の実施形態3では、図6に示すような突出部2を設け、
この突出部2でプレート部1bの端を押さえ、基板30
0との接触性を高める構成としたものである。
【0023】この実施形態3に係わる無線通信機器は上
述のような構成とすることにより、プレート部1bと基
板300との接触面圧を上げることができ、基板300
の電磁シールド機能を高めることができる。
【0024】実施形態4.図7はこの発明の実施形態4
を説明するための筐体の要部断面図であり、図におい
て、図6と同一符号は同一又は相当部分を示し、8は半
波形状の跳上部である。この実施形態4ではプレート1
の本体部100と蓋部200との接合面(フランジ面)
に挟まれる外周部1aに、波型のリブではなく半波形状
の跳上部3を設けることとし、より簡易な構成としたも
のである。
【0025】この実施形態4に係わる無線通信機器は上
述のような構成とすることにより、筐体を構成するダイ
キャスト等で成形される本体部100や蓋部200のフ
ランジ肉圧をさらに薄くすることができる。
【0026】実施形態5.図8はこの発明の実施形態5
を説明するための筐体全体の構成を示す分解斜視図、図
9は筐体の要部断面図である。図において、図1,図4
と同一符号は同一又は相当部分を示し、4は本体部10
0の蓋部200との接合面(フランジ面)に設けられた
嵌合突起、5はプレート1の外周部1aに設けられ突起
4が嵌合する嵌合穴である。この実施形態5では、図に
示すように嵌合穴5に嵌合突起4を嵌合させる構成とす
ることで、プレート1の位置決めを正確,容易に行わせ
る構成としたものである。
【0027】この実施形態5に係わる無線通信機器は上
述のような構成とすることにより、ボルトとボルト穴と
を用いて位置決めを行う上述の先行技術に比べ、手間と
ズレとを防止でき、より正確,容易にプレート1の位置
合わせを行うことができるようになる。なお、嵌合突起
4および嵌合穴5の位置および数は、図8,図9に示す
ものに特に限定されるものではないことは言うまでもな
く、また図8,図9では本体部100側に嵌合突起4を
設ける構成としているが、蓋部200の接合面(フラン
ジ面)に設けることとしても良い。
【0028】実施形態6.図10はこの発明の実施形態
6を説明するための筐体の要部断面図である。図におい
て、図9と同一符号は同一又は相当部分を示し、6は本
体部100の接合面(フランジ面)に圧入された本体部
100とは別体に形成されるピンである。この実施形態
6では、図10に示すように本体部100とは別体で形
成されるピン6を本体部100の接合面(フランジ面)
に圧入し、このピン6の頭部に嵌合穴5を嵌合してプレ
ート1の位置決めを正確,容易に行わせる構成としたも
のである。
【0029】この実施形態6に係わる無線通信機器は上
述のようにピン6を用いる構成とすることにより、ピン
6を設ける位置を調整することで、プレート1の位置精
度をさらに正確に位置決めできるようになる。
【0030】実施形態7.図11はこの発明の実施形態
7を説明するための筐体の要部断面図であり、図におい
て、図4と同一符号は同一又は相当部分を示し、6はプ
レート1のプレート部1bの背部に設けらた押圧片であ
る。図11に示すように、この実施形態7はプレート部
1bに押圧片7を設け、本体部100に蓋部200を接
合させた時に、この押圧片7が蓋部200の裏面で押さ
れてプレート部1bを下方へ押し、プレート部1bの端
と基板300との接触面圧を上げ接触が良好に行われる
ように構成したものである。
【0031】図12はこの発明の実施形態7の他の例を
示す筐体の要部断面図である。図において、図11と同
一符号は同一又は相当部分を示し、2は蓋部200の裏
面に設けられた突出部(ボス)である。図12に示すよ
うに、押圧片7に加えてさらに蓋部200の裏面に突出
部(ボス部)2を設けることにより、プレートb1の端
と基板300との接触面圧をさらに上げ、接触が更に良
好に行われるようにしたものである。
【0032】この実施形態8に係わる無線通信機器は上
述のような構成とすることにより、プレート部1bの端
と基板300との接触をさらに良好に行わせ、基板シー
ルド機能を強化させることができるようになる。
【0033】実施形態8.図13はこの発明の実施形態
8を説明するための筐体の要部断面図である。図におい
て、図12と同一符号は同一又は相当部分を示し、8は
プレート部1bにこのプレート部1bの一部を切って隆
起させた隆起突出部である。図13に示すように、この
実施形態9はプレート部1bとは別体に成形される押圧
片7の替わりに、プレート部1bの一部を切って隆起さ
せた隆起突出部8を設けることで、より簡易な構造で、
プレート部1bの端と基板300との接触が良好に行わ
れるようにしたものである。
【0034】この実施形態8に係わる無線通信機器は上
述のような構成とすることにより、プレート部1bに別
の押圧片を加工する必要がなくなり、より簡易で同等の
機能が得られる構成とできる。
【0035】
【発明の効果】本発明の無線通信機器は以上説明したよ
うに、請求項第1項記載の発明においては、外周部には
2つの波型リブが形成され、その内の1つの波型リブの
表裏面に防水素材が配置された導電性プレートを備える
構成とすることにより、筐体内部の防水と基板の磁気シ
ールドとを1つのプレートで行わせることができ、溝加
工や防水パッキン,シールド線が不要となると共に、組
立が容易に行えるので組立工数を減らせることができ、
製品コストを低減させることができるという効果があ
る。
【0036】また、請求項第2項記載の発明において
は、導電性コンパウンド材を用いて、外周部に形成され
る波型リブを1つに減らす構成としたので、導電性プレ
ートをより簡易に構成することができると共に、筐体本
体部や蓋部のフランジ肉厚を薄くすることができ、さら
なる製品コストの低減と、製品の小型,軽量化が可能と
なるという効果がある。
【0037】また、請求項第3項記載の発明において
は、蓋部裏面に突出部を設け、この突出部でプレート部
の端を押さえて接触面圧を高める構成としたので、基板
の電磁シールド機能を強化させることができるという効
果がある。
【0038】また、請求項第4項記載の発明において
は、外周部に形成するリブに替えて半波形状の跳上部と
したので、筐体本体部や蓋部のフランジ肉厚をさらに薄
くすることができ、さらなる製品コストの低減と小型,
軽量化が可能となるという効果がある。
【0039】また、請求項第5項記載の発明において
は、本体部あるいは蓋部の接合面に一体に形成した突起
を設けると共に導電性プレートに嵌合穴を設け、嵌合穴
に突起を嵌合させることで導電性プレートの位置決めを
行う構成としたので、ボルトとボルト穴とを用いて位置
決めを行う従来の構成に比べ、工数を簡略化できると共
にボルト穴に起因する位置ズレを防止でき、導電性プレ
ートの位置決めが正確,容易に行えるという効果があ
る。
【0040】また、請求項第6項記載の発明において
は、突起に替えて別体に形成されたピンを用いて導電性
プレートの位置決めを行う構成としたので、ピンを設け
る位置を調整することで導電性プレートの位置決め精度
をさらに高めることができるという効果がある。
【0041】また、請求項第7項記載の発明において
は、プレート部に一体に固定した押圧片を設け、蓋部と
が接合されることでこのプレート部が押されてこのプレ
ート部の端と基板の接触部を押さえる構成とすることに
より、基板の電磁シールド機能を更に強化させることが
できるという効果がある。
【0042】さらに、請求項第8項記載の発明において
は、押圧片を、導電性プレートのプレート部の一部を切
って隆起させた隆起突出部で形成することとしたので、
プレート部に別の押圧片を設ける必要がなく切削加工で
形成でき、基板の電磁シールド機能を更に強化させなが
らより簡易な構成とすることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態1を説明するための図で
ある。
【図2】 図1に示す筐体の要部構成を示す部分断面図
である。
【図3】 図1,図2に示すプレートの外周部の構成を
示す図である。
【図4】 この発明の実施形態2を説明するための図で
ある。
【図5】 図4に示す実施形態2のプレートの外周部の
構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施形態3を説明するための図で
ある。
【図7】 この発明の実施形態4を説明するための図で
ある。
【図8】 この発明の実施形態5を説明するための図で
ある。
【図9】 図8に示す筐体の要部構成を示す部分断面図
である。
【図10】 この発明の実施形態6を説明するための図
である。
【図11】 この発明の実施形態7を説明するための図
である。
【図12】 この発明の実施形態7の他の例を説明する
ための図である。
【図13】 この発明の実施形態8を説明するための図
である。
【図14】 従来の無線通信機器の筐体の構成を説明す
るための図である。
【図15】 図14に示す筐体の要部構成を示す部分断
面図である。
【符号の説明】
1 導電性プレート、1a 導電性プレートの外周部、
1b 導電性プレートのプレート部、2 突出部、3
跳上部、4 嵌合突起、5 嵌合穴、6 ピン、7 押
圧片、8 隆起突起部、10 防水パッキン、11
溝、12 シールド線、13 溝、20 外周部の防水
処理を施した部分、21 外周部の電磁シールドを強化
する部分、22 導電性防水素材、100 本体部、2
00 蓋部、300 基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/02 H01P 1/30 H05K 5/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも本体部と蓋部とを接合してそ
    の筐体が構成され、この筐体内部に電子部品を搭載した
    基板を内蔵し、上記本体部と蓋部との間は防水処理さ
    れ、上記基板が高周波や電磁波からシールドされる無線
    通信機器において、 上記本体部と蓋部との間に挟まれる外周部と、その端が
    上記筐体内で上記基板に接触するプレート部とで構成さ
    れ、その外周部には2つの波型リブが形成され、その内
    の1つの波型リブの表裏面に防水素材(いわゆるコンパ
    ウンド材)が配置された導電性プレートを備えたことを
    特徴とする無線通信機器。
  2. 【請求項2】 上記防水素材(いわゆるコンパウンド
    材)に導電性防水素材(いわゆる導電性コンパウンド
    材)を用い、上記外周部に形成される波型リブを1つに
    した導電性プレートを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の無線通信機器。
  3. 【請求項3】 上記蓋部の裏面に筐体内部へ突き出す突
    出部を設け、この突出部で上記導電性プレートのプレー
    ト部の端を押さえてこのプレート部の端と上記基板の接
    触部を押さえる構成を特徴とする請求項1または請求項
    2記載の無線通信機器。
  4. 【請求項4】 上記外周部に形成するリブに替えて半波
    形状の跳上部としたことを特徴とする請求項2または請
    求項3記載の無線通信機器。
  5. 【請求項5】 上記本体部あるいは蓋部の接合面(フラ
    ンジ面)に上記本体部あるいは蓋部と一体に形成した突
    起と、 上記導電性プレートの外周部の上記突起に対応する位置
    に設けられる嵌合穴とを備え、 上記嵌合穴に上記突起を嵌合させることで上記導電性プ
    レートの位置決めを行うことを特徴とする請求項1〜請
    求項4記載の無線通信機器。
  6. 【請求項6】 上記本体部あるいは蓋部と一体に形成さ
    れる突起に替えて、上記本体部あるいは蓋部とは別体に
    形成されたピンを用いることを特徴とする請求項5記載
    の無線通信機器。
  7. 【請求項7】 上記導電性プレートのプレート部に一体
    に固定した押圧片を設け、上記本体部と蓋部とが接合さ
    れることで上記蓋部の裏面がこの押圧片を押し、この押
    圧片と一体となった上記プレート部が押されてこのプレ
    ート部の端と上記基板との接触部を押さえる構成を特徴
    とする請求項1〜請求項6記載の無線通信機器。
  8. 【請求項8】 上記押圧片を、上記導電性プレートのプ
    レート部の一部を切って隆起させた隆起突出部で形成し
    たことを特徴とする請求項7記載の無線通信機器。
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