JP2000332460A - シールド板 - Google Patents

シールド板

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JP2000332460A
JP2000332460A JP11139389A JP13938999A JP2000332460A JP 2000332460 A JP2000332460 A JP 2000332460A JP 11139389 A JP11139389 A JP 11139389A JP 13938999 A JP13938999 A JP 13938999A JP 2000332460 A JP2000332460 A JP 2000332460A
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
circuit board
shield plate
printed circuit
projection
Prior art date
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Pending
Application number
JP11139389A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Saegusa
洋 三枝
Hajime Takasaki
一 高崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でプリント基板の銅箔とシールド
板とを確実に電気的接続することができるシールド板を
提供すること。 【解決手段】 ビス15等によってプリント基板20と
共締めするシールド板10において、プリント基板20
と接触する面の周囲の少なくとも一部に、プリント基板
側に突出した突起12を設ける。該突起12は、共締め
するとプリント基板の銅箔に食い込み、確実に電気的接
続をすることができる。該突起12は、例えば金型を修
正することによって積極的に生成したバリでもよい。本
発明によれば、シールド板に積極的にバリを生成するな
どの簡易な方法によって突起を形成可能であり、プリン
ト基板とシールド板とを確実に電気的に接続することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシールド板に関し、
特に、プリント基板と確実に電気的導通を得られるシー
ルド板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板の表面や裏面に一定
の距離を置いて金属板からなるシールド板を配置してプ
リント基板の回路をシールドすることが行われている。
そして、通常シールド基板はプリント基板の接地(アー
ス)と接続されるが、プリント基板の接地とシールド板
とを接続する場合に、はんだ付けを行ったり、プリント
基板の銅箔部分に菊座(放射状の凹凸)を設けて、該プ
リント基板の接地ランドとシールド板とをねじ等によっ
て共締めしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したような、従来
のプリント基板とシールド板との接続方式において、例
えばはんだ付けを行うと作業工程が増加し、また基板が
加熱されるので、耐熱性の部品を使用する必要があるな
どの問題点があった。また、プリント基板とシールド板
とをねじ等によって共締めする場合には、プリント基板
の表面に銅箔の酸化防止のために塗布されたフラックス
等によって接触不良が発生する恐れがあるという問題点
があった。この問題点を解決するために、プリント基板
とシールド板とをねじ等によって共締めする場合に、プ
リント基板とシールド板の間にワッシャ等の板金部品を
挿入することも考えられる。しかし、ワッシャ等を挿入
する作業は手間がかかり、部品数も増加するという問題
点があった。
【0004】本発明の目的は、前記のような従来技術の
問題点を解決し、簡単な構成でプリント基板の銅箔とシ
ールド板とを確実に電気的接続することができるシール
ド板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、シールド板に
おいて、プリント基板と接触する面の周囲の少なくとも
一部に、前記プリント基板側に突出した突起を設けたこ
とを特徴とする。
【0006】本発明によれば、シールド板に積極的にバ
リを生成するなどの方法によって突起を形成可能であ
り、簡単な構成でプリント基板とシールド板とを確実に
電気的に接続することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は、本発明を適用したシールド板の取
り付け状態を示す断面図である。この実施例において
は、プリント基板20とシールド板10とを重ねてキャ
ビネット14にビス15を使用して共締めする構造とな
っている。プリント基板20の固定用孔22周辺のシー
ルド板の取り付け片11と接触する領域には例えば接地
銅箔パターン(ランド)21が形成されている。
【0008】シールド板10は鍍金された薄い鉄板等に
よって形成され、ビス15によって固定するための帯状
の取り付け片11はシールド板10の他の部分より隆起
しており、先端にビス15の通るU字状の切り欠きが設
けられている。シールド板10の取り付け片11の周囲
の少なくとも一部には、帯状の突起12が設けられてい
る。この突起は取り付け片11からプリント基板20の
銅箔21の方向に向かって突出しており、高さは例えば
0.2ミリメートル程度、長さは例えば5ミリメートル
程度である。
【0009】ビス15によってプリント基板20とシー
ルド板10とを共締めした場合には、突起の先端が銅箔
21の表面に塗布されたフラックスを削り取って銅箔2
1に刺さり、電気的導通が確保される。しかし、突起1
2は非常に薄く短いので、ビス15を締めた時に突起1
2は潰れる。従って、共締めした際に、突起12によっ
て銅箔21やプリント基板20が損傷したり、プリント
基板20やシールド板の取り付け片11が変形すること
はない。
【0010】シールド板10は、例えば材料である鉄板
を打ち抜き加工することによって製造されるが、本発明
の突起12は、突起12を設けたい箇所において、打ち
抜き用の上下の金型のクリアランスを調節する(所定の
隙間を設ける)ことによって、容易に所望の形状の帯状
の突起(バリ)を形成することができる。
【0011】図2は、本発明のシールド板およびプリン
ト基板の構成を示す平面図である。この例においては、
プリント基板20の四隅をシールド板10と共にビスに
よってキャビネットに固着する例を示している。図2左
側は、プリント基板20のシールド板取り付け面の構成
を示す正面図である。プリント基板20の固定用孔22
の周囲には例えば接地と接続された銅箔パターン領域2
1が設けられている。
【0012】銅箔パターン21の大きさは、シールド板
10の取り付け片11のプリント基板20と接触する面
が全て銅箔パターンと接触するように、取り付け誤差を
考慮して大きめに設定されている。なお、プリント基板
の領域21以外のその他の領域23においては表面に保
護用のレジスト(絶縁被膜)が印刷されている。また、
領域21の銅箔パターンの表面にははんだの乗りを良く
するためのフラックスが付着している。
【0013】シールド板10はプリント基板20の固定
用孔22と対応した4カ所の部分に、先端にU字状の切
り欠きを有する帯状の取り付け片11を備えている。そ
して、この取り付け片11のプリント基板20と接触す
る面の周囲の一部に突起12が設けられている。この突
起12は、取り付け片11のプリント基板20と接触す
る面の周囲の任意の部分に任意の個数設けてもよい。
【0014】図3は、本発明を適用したシールド板の取
り付け状態を図1とは90度異なる方向から見た断面図
である。突起12は例えば幅5ミリ程度の帯状の突起で
あり、このような帯状のバリを形成するように金型を加
工することは、前記したように容易に実施可能である。
以上のような構成によって、金型の僅かな修正により、
工程も増加せずにプリント基板の銅箔とシールド板とを
確実に電気的接続することができる。
【0015】以上、本発明の実施例を開示したが、本発
明には下記のような変形例も考えられる。実施例におい
ては、金型を修正することによりバリを生成させる実施
例を開示したが、突起の生成方法は、例えばプレス加工
によってシールド板の取り付け片の周囲の一部を打ち延
ばすことによって突起を形成するなど任意である。突起
の形状も帯状である例を開示したが、高さが揃っている
必要は無く、むしろ不揃いで凹凸がある方がプリント基
板との電気的接続が確実になるので、例えば鋸歯状、波
状、針状などの形状でもよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
シールド板のプリント基板と接触する面の周囲の少なく
とも一部にプリント基板側に突出した突起を設けたの
で、プリント基板とシールド板とをビス等によって共締
めすることにより、プリント基板の銅箔とシールド板と
を確実に電気的接続することができるという効果があ
る。また、突起は、金型を修正することによってシール
ド板に積極的にバリを生成するなどの方法によって形成
可能であり、簡単な構成で実施することができ、更に、
突起の形状を最適化することにより、プリント基板を損
傷することがないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したシールド板の取り付け状態を
示す断面図である。
【図2】本発明のシールド板およびプリント基板の構成
を示す平面図である。
【図3】シールド板の取り付け状態を異なる方向から見
た断面図である。
【符号の説明】
10…シールド板、11…取り付け片、12…突起、1
4…キャビネット、15…ビス、20…プリント基板、
21…銅箔パターン、22…固定用孔、23…その他の
領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板と接触する面の周囲の少な
    くとも一部に、前記プリント基板側に突出した突起を設
    けたことを特徴とするシールド板。
  2. 【請求項2】 前記突起は、シールド板のプリント基板
    と接触する面の周囲からプリント基板側に突出した薄い
    金属板であることを特徴とする請求項1に記載のシール
    ド板。
  3. 【請求項3】 前記突起は、シールド板の製造工程にお
    ける打ち抜き工程において、積極的に形成されたバリで
    あることを特徴とする請求項1に記載のシールド板。
JP11139389A 1999-05-20 1999-05-20 シールド板 Pending JP2000332460A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004062336A1 (ja) * 2002-12-27 2004-07-22 Sony Computer Entertainment Inc. 電磁波シールド板、電磁波シールド構造、電子機器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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