JPH11163578A - 電子機器のシールド構造 - Google Patents
電子機器のシールド構造Info
- Publication number
- JPH11163578A JPH11163578A JP9328397A JP32839797A JPH11163578A JP H11163578 A JPH11163578 A JP H11163578A JP 9328397 A JP9328397 A JP 9328397A JP 32839797 A JP32839797 A JP 32839797A JP H11163578 A JPH11163578 A JP H11163578A
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- JP
- Japan
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- panel
- case
- shield
- shield plate
- electronic device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケースにパネルを取付ける場合、確実にシー
ルド効果を得て容易に行なう電子機器のシールド構造を
提供。 【解決手段】 パネル４の先端部４ａを切り絞り部１ｂ
に差し込んでケース１にパネル４を取付けた場合に、パ
ネル４がシールド板１０の突起部分１０ｂを押し付けて
パネル接触部分１０ｃの箇所で接触し、パネル４とシー
ルド板１０が確実に接触する。また、ケース１とシール
ド板１０は接触して導電性を有しているので、ケース１
とパネル４との導電がとれるようになる。
ルド効果を得て容易に行なう電子機器のシールド構造を
提供。 【解決手段】 パネル４の先端部４ａを切り絞り部１ｂ
に差し込んでケース１にパネル４を取付けた場合に、パ
ネル４がシールド板１０の突起部分１０ｂを押し付けて
パネル接触部分１０ｃの箇所で接触し、パネル４とシー
ルド板１０が確実に接触する。また、ケース１とシール
ド板１０は接触して導電性を有しているので、ケース１
とパネル４との導電がとれるようになる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器のシール
ド構造に係り、特に、電磁波シールド対策を必要とする
箇所の接触が確実で取付けやすい電子機器のシールド構
造に関する。
ド構造に係り、特に、電磁波シールド対策を必要とする
箇所の接触が確実で取付けやすい電子機器のシールド構
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電子機器のシールド構造は、図８
及び図９に示すように、鉄等の導電性のある金属からな
り、筐体フレームと一体或は筐体フレームと導電性のあ
るパネル４用開口部１ａ及びパネル４固定用切り絞り部
１ｂを有するケース１と、発泡ポリウレタン２ａの周り
に金属メッキを施された導電布２ｂを被覆させ、両面テ
ープ２ｃを有するＥＭＩガスケット２と、鉄等の導電性
のある金属からなり、ケース１差し込み用形成部４ａ及
びケース１との接触部分４ｂを有するパネル４とから構
成されている。
及び図９に示すように、鉄等の導電性のある金属からな
り、筐体フレームと一体或は筐体フレームと導電性のあ
るパネル４用開口部１ａ及びパネル４固定用切り絞り部
１ｂを有するケース１と、発泡ポリウレタン２ａの周り
に金属メッキを施された導電布２ｂを被覆させ、両面テ
ープ２ｃを有するＥＭＩガスケット２と、鉄等の導電性
のある金属からなり、ケース１差し込み用形成部４ａ及
びケース１との接触部分４ｂを有するパネル４とから構
成されている。
【０００３】また、従来の電子機器のシールド構造は、
図１０及び図１１に示すように、鉄等の導電性のある金
属からなり、筐体フレームと一体或は筐体フレームと導
電性のあるパネル４用開口部１ａ及びパネル４固定用切
り絞り部１ｂを有すケース１と、銅やステンレス等のバ
ネ性を有する金属からなり、パネル４用開口部３ａ及び
パネル４接触用折り曲げ部３ｂを有するシールド板３
と、鉄等の導電性のある金属からなり、ケース１差し込
み用先端部４ａ及びケース１との接触部分４ｂを有する
パネル４とから構成されている。
図１０及び図１１に示すように、鉄等の導電性のある金
属からなり、筐体フレームと一体或は筐体フレームと導
電性のあるパネル４用開口部１ａ及びパネル４固定用切
り絞り部１ｂを有すケース１と、銅やステンレス等のバ
ネ性を有する金属からなり、パネル４用開口部３ａ及び
パネル４接触用折り曲げ部３ｂを有するシールド板３
と、鉄等の導電性のある金属からなり、ケース１差し込
み用先端部４ａ及びケース１との接触部分４ｂを有する
パネル４とから構成されている。
【０００４】この従来の電子機器のシールド構造の動作
は、図８及び図９に示すように、まず第１に、ＥＭＩガ
スケット２は両面テープ部２ｃによってケース１と電気
的接触し、第２に、パネル４の先端部４ａを切り絞り部
１ｂに差し込んでケース１に取付け、ＥＭＩガスケット
２がケース１とパネル４とに挟まれ、ＥＭＩガスケット
２が潰れてケース１とパネル４との導電性を確実にして
いる。
は、図８及び図９に示すように、まず第１に、ＥＭＩガ
スケット２は両面テープ部２ｃによってケース１と電気
的接触し、第２に、パネル４の先端部４ａを切り絞り部
１ｂに差し込んでケース１に取付け、ＥＭＩガスケット
２がケース１とパネル４とに挟まれ、ＥＭＩガスケット
２が潰れてケース１とパネル４との導電性を確実にして
いる。
【０００５】さらに、図１０及び図１１に示すように、
まず第１に、シールド板３はケース１にはめ込み或はカ
シメ等によって固定され、ケース１と電気的に接触し、
第２に、パネル４の先端部４ａを切り絞り部１ｂに差し
込んでケース１に取付けることにより、パネル４接触用
折り曲げ部３ｂがケース１とパネル４とに挟まれ、ケー
ス１とパネル４との導電性を確実にしている。
まず第１に、シールド板３はケース１にはめ込み或はカ
シメ等によって固定され、ケース１と電気的に接触し、
第２に、パネル４の先端部４ａを切り絞り部１ｂに差し
込んでケース１に取付けることにより、パネル４接触用
折り曲げ部３ｂがケース１とパネル４とに挟まれ、ケー
ス１とパネル４との導電性を確実にしている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子機器のシールド構造は、シールド板形状であるとパ
ネルを取付ける際にずれて取付けると、シールド板の折
り曲げ部の端面がパネルの端面に引っ掛かってパネルが
ケースに取り付かなくなって作業性が著しく悪くなり、
かつＥＭＩガスケットを使用する場合、パネル１つにつ
き最低２つのガスケットが必要となり、部品コスト及び
貼り付け作業コストが増大するとともに、ＥＭＩガスケ
ットを使用する場合は、ガスケットの貼り付けのバラツ
キによって、外観にはみ出たり接触状況の悪いものが出
てくる課題があった。
電子機器のシールド構造は、シールド板形状であるとパ
ネルを取付ける際にずれて取付けると、シールド板の折
り曲げ部の端面がパネルの端面に引っ掛かってパネルが
ケースに取り付かなくなって作業性が著しく悪くなり、
かつＥＭＩガスケットを使用する場合、パネル１つにつ
き最低２つのガスケットが必要となり、部品コスト及び
貼り付け作業コストが増大するとともに、ＥＭＩガスケ
ットを使用する場合は、ガスケットの貼り付けのバラツ
キによって、外観にはみ出たり接触状況の悪いものが出
てくる課題があった。
【０００７】そこで、本発明の目的は、パネルがずれて
取り付いた場合でも確実で容易にシールド効果を得る電
子機器のシールド構造を提供する。
取り付いた場合でも確実で容易にシールド効果を得る電
子機器のシールド構造を提供する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、第１発明の電子機器のシールド構造は、銅または
ステンレス鋼のバネ性を有するシールド板を配置した金
属性ケースと、このケースに接触するパネルと、上記シ
ールド板の所定位置に外側斜め向きに設けられた板状の
接触部材とで構成され、この接触部材のいずれかの箇所
で上記パネルとケースとを接触させてシールドを行なう
ことを特徴とする。
めに、第１発明の電子機器のシールド構造は、銅または
ステンレス鋼のバネ性を有するシールド板を配置した金
属性ケースと、このケースに接触するパネルと、上記シ
ールド板の所定位置に外側斜め向きに設けられた板状の
接触部材とで構成され、この接触部材のいずれかの箇所
で上記パネルとケースとを接触させてシールドを行なう
ことを特徴とする。
【０００９】また、第２発明の電子機器のシールド構造
は、上記シールド板の穴部上下端の所定箇所に等間隔で
外側斜め向きに折り曲げて設けた多数の切り抜き部によ
って形成される上記接触部材で構成されたことを特徴と
する。
は、上記シールド板の穴部上下端の所定箇所に等間隔で
外側斜め向きに折り曲げて設けた多数の切り抜き部によ
って形成される上記接触部材で構成されたことを特徴と
する。
【００１０】さらに、第３発明の電子機器のシールド構
造は、銅またはステンレス鋼のバネ性を有するシールド
板を配置した金属性ケースと、このケースに接触するパ
ネルと、上記シールド板の所定位置にエンボス状に設け
た接触部材とで構成され、この接触部材の先端部で上記
パネルとケースとを接触させてシールドを行なうことを
特徴とする。
造は、銅またはステンレス鋼のバネ性を有するシールド
板を配置した金属性ケースと、このケースに接触するパ
ネルと、上記シールド板の所定位置にエンボス状に設け
た接触部材とで構成され、この接触部材の先端部で上記
パネルとケースとを接触させてシールドを行なうことを
特徴とする。
【００１１】あるいは、第４発明の電子機器のシールド
構造は、上記シールド板の穴部上下から近接した箇所に
等間隔で突起高さを徐々に変えて設けた多数のエンボス
状の突起によって形成される上記接触部材で構成された
ことを特徴とする。
構造は、上記シールド板の穴部上下から近接した箇所に
等間隔で突起高さを徐々に変えて設けた多数のエンボス
状の突起によって形成される上記接触部材で構成された
ことを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第１実施の形態に
よる電子機器のシールド構造を図面を参照して説明す
る。
よる電子機器のシールド構造を図面を参照して説明す
る。
【００１３】本発明の第１実施の形態による電子機器の
シールド構造は、図１に示すように、シールド板１０に
はパネル４用開口部１０ａの上下箇所に板状の突起部分
１０ｂが外側斜め向きに曲がって形成され、図２に示す
ように、パネル４の先端部４ａを切り絞り部１ｂに差し
込んでケース１にパネル４を取付けた場合に、パネル４
がシールド板１０の突起部分１０ｂを押し付けてパネル
接触部分１０ｃの箇所で接触し、パネル４とシールド板
１０が確実に接触する。また、ケース１とシールド板１
０は接触して導電性を有しているので、ケース１とパネ
ル４との導電がとれるようになる。
シールド構造は、図１に示すように、シールド板１０に
はパネル４用開口部１０ａの上下箇所に板状の突起部分
１０ｂが外側斜め向きに曲がって形成され、図２に示す
ように、パネル４の先端部４ａを切り絞り部１ｂに差し
込んでケース１にパネル４を取付けた場合に、パネル４
がシールド板１０の突起部分１０ｂを押し付けてパネル
接触部分１０ｃの箇所で接触し、パネル４とシールド板
１０が確実に接触する。また、ケース１とシールド板１
０は接触して導電性を有しているので、ケース１とパネ
ル４との導電がとれるようになる。
【００１４】また、図３に示すように、パネル４がずれ
て取り付いてしまってもパネル４はシールド板１０のパ
ネル接触部分１０ｄの箇所で接触されており、ケース１
とパネル４との導電は問題なく、ずれを修正する場合に
おいても、突起部分１０ｂが外側斜め向きに曲がってい
るので、パネル４の端面４ｃとシールド板１０の突起部
分曲げ端面１０ｅとが引っ掛かることがなく楽に修正が
可能である。
て取り付いてしまってもパネル４はシールド板１０のパ
ネル接触部分１０ｄの箇所で接触されており、ケース１
とパネル４との導電は問題なく、ずれを修正する場合に
おいても、突起部分１０ｂが外側斜め向きに曲がってい
るので、パネル４の端面４ｃとシールド板１０の突起部
分曲げ端面１０ｅとが引っ掛かることがなく楽に修正が
可能である。
【００１５】次に、本発明の第２実施の形態による電子
機器のシールド構造を図面を参照して説明する。
機器のシールド構造を図面を参照して説明する。
【００１６】本発明の第２実施の形態による電子機器の
シールド構造は、図１に示すように、シールド板１０に
はパネル４用開口部１０ａの上下箇所に多数の板状の突
起部分１０ｂが外側斜め向きに曲がって形成され、図２
に示すように、パネル４の先端部４ａを切り絞り部１ｂ
に差し込んでケース１にパネル４を取付けた場合に、パ
ネル４がシールド板１０の突起部分１０ｂを押し付けて
パネル接触部分１０ｃの箇所で接触し、パネル４とシー
ルド板１０が確実に接触する。また、ケース１とシール
ド板１０は接触して導電性を有しているので、ケース１
とパネル４との導電がとれるようになる。
シールド構造は、図１に示すように、シールド板１０に
はパネル４用開口部１０ａの上下箇所に多数の板状の突
起部分１０ｂが外側斜め向きに曲がって形成され、図２
に示すように、パネル４の先端部４ａを切り絞り部１ｂ
に差し込んでケース１にパネル４を取付けた場合に、パ
ネル４がシールド板１０の突起部分１０ｂを押し付けて
パネル接触部分１０ｃの箇所で接触し、パネル４とシー
ルド板１０が確実に接触する。また、ケース１とシール
ド板１０は接触して導電性を有しているので、ケース１
とパネル４との導電がとれるようになる。
【００１７】また、図３に示すように、パネル４がずれ
て取り付いてしまってもシールド板１０は多数の板状の
突起部分１０ｂが形成されているので、パネル４はシー
ルド板１０のパネル接触部分１０ｄの箇所で接触されて
おり、ケース１とパネル４との導電は問題なく、ずれを
修正する場合においても、突起部分１０ｂが外側斜め向
きに曲がっているので、パネル４の端面４ｃとシールド
板１０の突起部分曲げ端面１０ｅとが引っ掛かることが
なく楽に修正が可能である。
て取り付いてしまってもシールド板１０は多数の板状の
突起部分１０ｂが形成されているので、パネル４はシー
ルド板１０のパネル接触部分１０ｄの箇所で接触されて
おり、ケース１とパネル４との導電は問題なく、ずれを
修正する場合においても、突起部分１０ｂが外側斜め向
きに曲がっているので、パネル４の端面４ｃとシールド
板１０の突起部分曲げ端面１０ｅとが引っ掛かることが
なく楽に修正が可能である。
【００１８】次に、本発明の第３実施の形態による電子
機器のシールド構造を図面を参照して説明する。
機器のシールド構造を図面を参照して説明する。
【００１９】本発明の第３実施の形態による電子機器の
シールド構造は、図４に示すように、シールド板１１に
はパネル４用開口部１１ａの上下から近接した箇所に多
数のエンボス状突起部１１ｂがパネル４用開口部１１ａ
に沿って形成され、図６に示すように、パネル４の先端
部４ａを切り絞り部１ｂに差し込んでケース１にパネル
４を取付けた場合に、パネル４がシールド板１１のエン
ボス状突起部１１ｂを押し付けてパネル４とシールド板
１１が確実に接触し、ケース１とシールド板１１は接触
して導電性を有しているので、ケース１とパネル４との
導電がとれるようになる。
シールド構造は、図４に示すように、シールド板１１に
はパネル４用開口部１１ａの上下から近接した箇所に多
数のエンボス状突起部１１ｂがパネル４用開口部１１ａ
に沿って形成され、図６に示すように、パネル４の先端
部４ａを切り絞り部１ｂに差し込んでケース１にパネル
４を取付けた場合に、パネル４がシールド板１１のエン
ボス状突起部１１ｂを押し付けてパネル４とシールド板
１１が確実に接触し、ケース１とシールド板１１は接触
して導電性を有しているので、ケース１とパネル４との
導電がとれるようになる。
【００２０】また、図７に示すように、パネル４がずれ
て取り付いてしまっても、シールド板１１のエンボス状
突起部１１ｂはエッジ部分がないため、パネル４の端面
４ｃとシールド板１１のエンボス状突起部１１ｂとが引
っ掛かることがなく容易に修正が可能であり、パネル４
の端面４ｃに引っ掛からないための形状として球面状の
エンボス状突起としたが、これに限らず、半球形状であ
ってもよい。
て取り付いてしまっても、シールド板１１のエンボス状
突起部１１ｂはエッジ部分がないため、パネル４の端面
４ｃとシールド板１１のエンボス状突起部１１ｂとが引
っ掛かることがなく容易に修正が可能であり、パネル４
の端面４ｃに引っ掛からないための形状として球面状の
エンボス状突起としたが、これに限らず、半球形状であ
ってもよい。
【００２１】次に、本発明の第４実施の形態による電子
機器のシールド構造を図面を参照して説明する。
機器のシールド構造を図面を参照して説明する。
【００２２】本発明の第４実施の形態による電子機器の
シールド構造は、図４に示すように、シールド板１１に
はパネル４用開口部１１ａの上下から近接した箇所に多
数のエンボス状突起部１１ｂがパネル４用開口部１１ａ
に沿って形成され、図５に示すように、エンボス状突起
部１１ｂは隣のエンボス状突起部１１ｂ´と高さが違っ
ており右にゆくに従って低くなり、図６に示すように、
パネル４の先端部４ａを切り絞り部１ｂに差し込んでケ
ース１にパネル４を取付けた場合に、パネル４がシール
ド板１１のエンボス状突起部１１ｂを押し付けてパネル
４とシールド板１１が確実に接触する。また、ケース１
とシールド板１１は接触して導電性を有しているので、
ケース１とパネル４との導電がとれるようになる。
シールド構造は、図４に示すように、シールド板１１に
はパネル４用開口部１１ａの上下から近接した箇所に多
数のエンボス状突起部１１ｂがパネル４用開口部１１ａ
に沿って形成され、図５に示すように、エンボス状突起
部１１ｂは隣のエンボス状突起部１１ｂ´と高さが違っ
ており右にゆくに従って低くなり、図６に示すように、
パネル４の先端部４ａを切り絞り部１ｂに差し込んでケ
ース１にパネル４を取付けた場合に、パネル４がシール
ド板１１のエンボス状突起部１１ｂを押し付けてパネル
４とシールド板１１が確実に接触する。また、ケース１
とシールド板１１は接触して導電性を有しているので、
ケース１とパネル４との導電がとれるようになる。
【００２３】また、図７に示すように、パネル４がずれ
て取り付いてしまっても、シールド板１１のエンボス状
突起部１１ｂはエッジ部分がないため、パネル４の端面
４ｃとシールド板１１のエンボス状突起部１１ｂとが引
っ掛かることがなく容易に修正が可能であり、シールド
板１１は等間隔で突起高さを徐々に変えて設けた多数の
エンボス状の突起によって形成されているので、パネル
４を容易に取付けることができる。
て取り付いてしまっても、シールド板１１のエンボス状
突起部１１ｂはエッジ部分がないため、パネル４の端面
４ｃとシールド板１１のエンボス状突起部１１ｂとが引
っ掛かることがなく容易に修正が可能であり、シールド
板１１は等間隔で突起高さを徐々に変えて設けた多数の
エンボス状の突起によって形成されているので、パネル
４を容易に取付けることができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子機器
のシールド構造によれば、シールド板の所定位置に外側
斜め向きに設けた板状のパネル接触用部材のいずれかの
箇所がパネルと接触してケースとパネルとのシールド性
を向上させ、かつパネルがずれて取付けられても容易に
修正作業ができる効果がある。
のシールド構造によれば、シールド板の所定位置に外側
斜め向きに設けた板状のパネル接触用部材のいずれかの
箇所がパネルと接触してケースとパネルとのシールド性
を向上させ、かつパネルがずれて取付けられても容易に
修正作業ができる効果がある。
【００２５】また、本発明の電子機器のシールド構造に
よれば、シールド板の所定位置に設けたエンボス状突起
部はエッジ部分がないため、パネル端面に引っ掛かから
ずにシールド性を向上させ、かつパネルの数量が増えて
もシールド材は１点のままなので、コスト及び作業工程
が低減できるとともに、シールド材の取付けのバラツキ
は生じないので、外観にはみ出たり接触状況の悪いもの
が出てくることはなく、安定した導電性を保持できる効
果がある。
よれば、シールド板の所定位置に設けたエンボス状突起
部はエッジ部分がないため、パネル端面に引っ掛かから
ずにシールド性を向上させ、かつパネルの数量が増えて
もシールド材は１点のままなので、コスト及び作業工程
が低減できるとともに、シールド材の取付けのバラツキ
は生じないので、外観にはみ出たり接触状況の悪いもの
が出てくることはなく、安定した導電性を保持できる効
果がある。
【図１】本発明の一実施の形態による電子機器のシール
ド構造の構成図である。
ド構造の構成図である。
【図２】本発明の一実施の形態による電子機器のシール
ド構造の詳細図である。
ド構造の詳細図である。
【図３】本発明の一実施の形態による電子機器のシール
ド構造の取付け図である。
ド構造の取付け図である。
【図４】本発明の一実施の形態による電子機器のシール
ド構造のパネル取付け前のケースとシールド板の取付け
図である。
ド構造のパネル取付け前のケースとシールド板の取付け
図である。
【図５】本発明の一実施の形態による電子機器のシール
ド構造のエンボス状突起部の詳細図である。
ド構造のエンボス状突起部の詳細図である。
【図６】図４へのパネル取付け図である。
【図７】図６においてパネルがずれて取付けられた図で
ある。
ある。
【図８】従来のＥＭＩガスケット貼付け図である。
【図９】図８へのパネル取付け図である。
【図１０】従来のシールド板取付け図である。
【図１１】図１０へのパネル取付け図である。
１ ケース ２ ＥＭＩガスケット ３ 従来のシールド板 ４ パネル １０，１１ シールド板 １ａ，３ａ，１０ａ，１１ａ 開口部 １ｂ 切り起こし ４ａ 先端部 ４ｃ，１０ｅ 端面 ３ｂ，１０ｂ，１１ｂ，１１ｂ´ 突起部 ４ｂ，１０ｃ，１０ｄ 接触部分 ２ａ 発泡ポリウレタン ２ｂ 導電布 ２ｃ 両面テープ
Claims (4)
- 【請求項１】 銅またはステンレス鋼のバネ性を有する
シールド板を配置した金属性ケースと、このケースに接
触するパネルと、上記シールド板の所定位置に外側斜め
向きに設けられた板状の接触部材とで構成され、この接
触部材のいずれかの箇所で上記パネルとケースとを接触
させてシールドを行なうことを特徴とする電子機器のシ
ールド構造。 - 【請求項２】 上記シールド板の穴部上下端の所定箇所
に等間隔で外側斜め向きに折り曲げて設けた多数の切り
抜き部によって形成される上記接触部材で構成されたこ
とを特徴とする請求項１記載の電子機器のシールド構
造。 - 【請求項３】 銅またはステンレス鋼のバネ性を有する
シールド板を配置した金属性ケースと、このケースに接
触するパネルと、上記シールド板の所定位置にエンボス
状に設けた接触部材とで構成され、この接触部材の先端
部で上記パネルとケースとを接触させてシールドを行な
うことを特徴とする電子機器のシールド構造。 - 【請求項４】 上記シールド板の穴部上下から近接した
箇所に等間隔で突起高さを徐々に変えて設けた多数のエ
ンボス状の突起によって形成される上記接触部材で構成
されたことを特徴とする請求項３記載の電子機器のシー
ルド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9328397A JPH11163578A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 電子機器のシールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9328397A JPH11163578A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 電子機器のシールド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11163578A true JPH11163578A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18209808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9328397A Pending JPH11163578A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 電子機器のシールド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11163578A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6716421B2 (en) | 2001-03-05 | 2004-04-06 | University Of Florida Research Foundation, Inc. | Devices and methods for eliminating termite colonies |
| US6969512B2 (en) | 2001-03-05 | 2005-11-29 | The University Of Florida Research Foundation, Inc. | Devices and methods for eliminating termite colonies |
| US7030156B2 (en) | 2001-03-05 | 2006-04-18 | University Of Florida Research Foundation, Inc | Devices and methods for eliminating termite colonies |
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