JP4137144B2 - データ処理装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば、印刷装置の状態表示等を行うデータ処理装置及びその制御方法に関する。
従来、プリンティングシステムは、画像出力を可能とするプリンタと、そのプリンタを制御し印刷データを生成するホストコンピュータと、その双方を接続する通信インタフェースとから構成されるのが一般的である。プリンタではさまざまな障害が発生する。印刷中に発生する障害は、印刷処理の続行の可否によってエラー状態と警告状態とに分類される。
エラー状態が発生した場合、プリンタの印刷処理は停止し、エラー状態が解消されなければ印刷を続けることができなくなるのが一般的である。また警告状態が発生した場合、その解除がされなくとも、警告状態のまま印刷を続けることができるのが一般的である。このようなエラー状態や警告状態が発生した場合、プリンタに接続されたホストコンピュータでは、これらの状態が発生していることと、エラーや警告の状態を解消するための手順を画面上に表示するのが一般的である。
警告状態の例として、プリンタにセットされている用紙の種類やサイズと印刷データの設定とが一致しない場合がある。この場合にはホストコンピュータは警告画面を表示し、印刷の中止、続行、設定変更を可能とする(たとえば特許文献1等参照)。
また、さらに別の警告状態の例として、用紙の不一致がある。一般にホストコンピュータからは、プリンタの給紙口を指定したり、あるいはプリンタにおいて選択されている給紙口を用いる旨の設定を行うことができる。これらの設定は、プリンタドライバの提供するUI(ユーザインターフェース)を介してユーザにより行われる。特に、プリンタにおいて選択されている給紙口を用いる旨の設定は、給紙口の変更のためにプリンタドライバによる設定変更が不要なため便宜であり、しばしば利用される。この設定で、ひとつのクライアントコンピュータから印刷を行う場合、通常は、プリンタで選択された給紙口から供給される用紙に印刷が行われる。
ただし、給紙口をアプリケーションで指定できる場合もあり、この場合にはアプリケーションで指定されてドキュメントに保存された給紙口が利用される。たとえばマイクロソフト社のMSワードという文書処理プログラムでは、「ページ設定」という設定項目において、編集中の文書ファイルの出力に用いる給紙口を、第1ページ目と第2ページ目以降と別々に指定することができる。このような給紙口の指定を含むドキュメントを印刷すれば、ドキュメントに含まれた給紙口の指定に従って印刷が行われる。
いずれの場合でも、指定された給紙口(プリンタの選択に従う旨の指定を含む。)は、ドキュメントを印刷するための印刷ジョブに含まれる印刷設定に記述されて、プリンタに渡される。
この結果、プリンタで選択された給紙口とドキュメントで指定されている給紙口とが相違する場合が生じ得る。このため、ドキュメントによっては、印刷時に、ユーザが意図していない給紙口の用紙に印刷される場合がある。その場合、用紙が無駄になったり、印刷中に用紙が足りなくなるなどの不都合が発生する。そこで、プリンタの給紙口選択スイッチの状態と、印刷ジョブで指定されている給紙口とが一致しない場合には、その旨の警告表示を行うようなプリンティングシステムもある。
特開2000-177218号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、以下のような問題があった。すなわち、警告画面は、警告状態や給紙口の不一致状態が発生すると必ず表示されるため、たとえば印刷データの最後のページを印刷している途中で警告状態が発生した場合でも、無条件に警告画面が表示されてしまう。通常、このような場合は、ユーザは印刷を中止して警告状態を解消した後印刷をやり直したりしないため、無駄に警告画面が表示されることになっていた。
また、印刷データの残りページ数が多い状態や印刷完了までの残り時間が長い状況で警告状態が発生した場合でも、ユーザに印刷中止やプリンタ操作の権限が無い場合には警告表示は無駄である。このような場合にも警告画面が表示されていた。
逆に、コンピュータ等に未習熟のユーザなどであれば、上記状態において表示された警告に盲目的に従って印刷のやり直しを行うこともあり得る。この様な場合には、警告表示は無駄であるだけでなく、印刷のやり直しによる資源の浪費や生産性の低下をもたらし、有害ですらある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。そして、印刷の処理状態に応じて印刷装置の警告を表示することで、無駄な警告の表示を行わず、ユーザの介入による労力の軽減や消費資源の節約が可能なデータ処理装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のデータ処理装置は以下に示す構成を備える。すなわちその第1の側面によれば、印刷装置に接続され、該印刷装置に印刷データを転送し、該印刷装置の状態表示を行うデータ処理装置であって、印刷データの処理状態を判断する判断手段と、印刷装置から通知されるステータスに基づき警告状態か否かを判定する判定手段と、前記判断手段により判断された印刷データの処理状態に応じて、前記判定手段により判定に基づく警告を表示するメッセージ表示手段とを備える。
あるいは本発明はその第2の側面によれば、印刷装置に接続され、該印刷装置に印刷データを転送し、該印刷装置の状態表示を行うデータ処理装置の制御方法であって、印刷データの処理状態を判断する判断工程と、印刷装置から通知されるステータスに基づき警告状態か否かを判定する判定工程と、前記判断工程において判断された印刷データの処理状態に応じて、前記判定工程における判定に基づき警告をメッセージ表示手段に表示させるメッセージ表示工程と
を備える。
本発明によれば、印刷の処理状態に応じて印刷装置の警告を表示することで、無駄な警告の表示を行わず、ユーザの介入による労力の軽減や消費資源の節約が可能となる。
以下、図1から図9を用いて、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、以下の説明において、USBとはUniversal Serial Busの略であり、双方向通信が可能な公知のインタフェースであるので、その詳細説明は省略する。
図1は、本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置を適用可能なプリンティングシステムの構成を示すブロック図である。図1において、プリンタ101は画像形成を行うインクジェット方式のカラープリンタであり、後述するパーソナルコンピュータ(PC)102で生成された印刷データに基づいて画像の形成を行う。なお、本実施形態において、プリンタの種類については特に問わないが、ここではインクジェット方式のカラープリンタとしている。
プリンタ101は、各種機能ブロック103〜107によって構成される。プリンタ101の給紙選択操作部103は、本実施形態では、オートシートフィーダとカセットからいずれかを選択することができるようになっている。印刷ジョブの設定が、プリンタにおいて選択されている給紙口を用いる旨の設定である場合に、給紙選択操作部103で選択されている給紙口が使用される。
給紙選択情報格納部104は、給紙選択操作部103で選択された給紙口の種類を記憶する記憶部である。PC102から転送される印刷データで指定された給紙口情報が給紙選択操作部103にしたがって給紙することを示す場合には、後述の印刷制御部106から参照され、記憶している給紙口から給紙して印刷するようになっている。なお本実施形態では、いわゆる印刷ジョブと印刷データとを区別せず、印刷データと称している。
I/F制御部105は、プリンタ101のインタフェース機能を司る。ここでは想定しているインタフェースがUSBであるため、USBの周辺機器側のコントローラによって構成される。プリンタ101本体で発生したエラーや警告などの状態情報や、印刷データの処理状態、および給紙選択操作部103で選択されている給紙口の種類情報の送信や、印刷データ及び制御コマンドの受信などが行われる。
印刷制御部106は、PC102から送信されてきた印刷データを受けてプリンタエンジンで出力可能な形式のデータに展開する。PC102から送信されてくる印刷データは、既に用紙の種類や大きさなどを含めた印刷設定に基づいてPC102側で画像処理が行われたデータであり、印刷制御部106では印刷データに含まれる印刷制御用のコマンドに従ってプリンタエンジンの制御を行う。具体的には、印刷用の二値データ(場合によっては二値化前の中間データ)とインクの打ち込み量、パス数、印刷方向及び用紙の搬送量を制御する各種コマンドによって構成されるデータを使用する。
また印刷制御部106は、図5に示すステータス情報をPC102に送信する。ステータス情報は、たとえば定期的に、あるいはページの進捗ごとに、あるいはエラーや警告の発生の津後発行される。
印刷部(プリンタエンジン)107は、印刷制御部106で展開された印刷データに基づき記録媒体(用紙)に対して印刷を行う。プリンタ101はインクジェット方式のプリンタであるため、インクの吐出によって画像形成を行う。また、印刷部107はオートシートフィーダとカセットの二つの給紙手段を備え、これらの給紙手段から供給された用紙に対して印刷を行うものとする。
データ処理装置(PC)102は、印刷データの生成や接続されたプリンタ101の制御を行う。ここではパーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)を想定している。印刷に関するユーザからの指示や入力を受ける役割も果たす。
PC102は、各種機能ブロック110〜115によって構成される。また、この図には記載していないが、PC102を制御するオペレーティングシステムが組み込まれており、このオペレーティングシステム上で各種機能ブロックが動作する。通信インタフェース100は、PC102とプリンタ101とを接続する。ここでは仮に、シリアルインタフェースであるUSBを想定しているが、この他に、IEEE1394、Ethernet(登録商標)、IrDA、IEEE802.11、電力線などがある。また、パラレルインタフェースとしてはセントロニクス、SCSIなど複数の種類が想定されるが、双方向の通信を実現するものであれば有線/無線を問わずどのようなインタフェースであっても構わない。このように、本実施形態におけるプリンティングシステムとは、単体の装置ではなく、PC102と画像形成を行うプリンタ101とが特定の双方向インタフェースで接続された構成をとっている。しかしこの例に限られることなく、このようなPCとプリンタの機能が一体となった装置一体型のプリンティングシステムであってもよい。なお、プリンタ101及びPC102とも本実施形態の特徴を説明する上で特に必要ないと思われる機能については省略する。
I/F制御部110は、PC102のインタフェース機能を司る。USBのホスト側のコントローラによって構成され、USBホストとしての機能を有する。USBホストとしての機能の一部はOSやドライバなどソフトウエアによっても構成される。
プリンタドライバ114は、印刷のための各種設定や印刷データの生成及びプリンタの制御をPC102上で行うためのソフトウエアである。プリンタドライバ114の詳細は図2で後述する。
プリントスプーラ115は、後述の印刷データ生成処理部116で生成された印刷データを逐次記憶し、記憶した印刷データをプリンタ101へ転送する。印刷データの記憶と転送は非同期に行われるため、印刷データ生成処理がプリンタ101の印刷処理よりも速く処理される場合でも、印刷データ生成処理がプリンタ101の印刷処理を待つことなく、効率的に処理されるものである。一般にプリントスプーラ115はコンピュータのオペレーティングシステムの機能として提供される。
中央制御部111は、PC102の各種機能を制御し、CPUの持つ機能がこれに該当する。入力操作部112は、ユーザの意図を印刷設定等に反映させるための各種入力機器から構成される。情報通知部113は、プリンタのステータス情報やヘルプ情報をユーザに通知する。通知方法としては、モニタなどの表示装置を使用する場合や音声による通知などが考えられる。
<プリンタドライバの構成>
図2は、図1に示したプリンタドライバ114の内部構成を示すブロック図である。図2において、印刷設定処理部121は、ユーザからの指示や入力に応じて、用紙の設定や印刷品位の設定などを含む各種印刷設定を行う。ユーザからの指示や入力を受け付け、設定された内容を表示もしくは通知する機能を有する。
印刷データ生成処理部116は、印刷ジョブを作成して、印刷設定処理部121で行われた各種設定に従って印刷データを生成し、プリントスプーラ115へスプールする。
監視部118は、プリントスプーラ115の指示によって、プリントスプーラ115に記憶された印刷データを後述のデータ通信処理部119からI/F制御部110を介して逐次プリンタ101へ転送する。
監視部118は印刷データをプリンタへ転送する際や後述のステータス表示部120から要求された際に、プリンタ101との双方向通信によってプリンタ101のエラーや警告等のステータス情報を取得する。これら取得した情報に基づいてステータス表示処理部120がステータス情報を表示する。
データ通信処理部119は、監視部118の指示に従って、I/F制御部110を介してプリンタ101との通信処理を行う。プリンタ101との通信処理は双方向性のものであり、データ通信処理部119は、印刷データ等のデータをプリンタ101へ転送する処理を行う。また、データ通信処理部119は、プリンタで発生しているエラーや警告の情報、給紙選択操作部103で選択されている給紙口の種類情報等の、プリンタのステータス情報をプリンタ101から取得する処理も行う。
ステータス表示処理部120は、監視部118がプリンタから取得したステータス情報に基づいてエラーメッセージ、警告メッセージ等を表示する。
設定画面表示処理部117は、印刷に関する各種設定を行う画面を表示し、またユーザの入力を受け付けて設定を行うことができる。
ステータス表示方法設定部122は、ステータス表示処理部120の表示方法に関する設定を行うことができる。ステータス表示方法設定部122では、ステータス表示処理部120で警告表示を行う際、警告情報の有用度に応じて表示を切り替えるかどうか、および、切り替え方の詳細を設定することができる。ステータス表示方法設定部122の詳細は図7で後述する。
メッセージ格納部123は、警告画面に表示されるビットマップ画像と文字列のリソース(メッセージ)を、表示すべき警告状態の種類と関連付けて格納している。
<印刷処理>
図3は、プリンタドライバ114の印刷データ転送処理の処理動作を示すフローチャートである。印刷データ転送処理の詳細は後述する。
図4は、プリンタドライバ114のステータス表示処理部120の処理動作を示すフローチャートである。ステータス表示処理の詳細は後述する。
図5は、プリンタ101からデータ処理装置102へ通知されるステータス情報のデータフォーマットの一例を示す模式図である。図5において、それぞれの枠は1バイトのデータを示している。先頭の4バイト(「ERR:」)はエラー情報を示すデータエントリ名、続く2バイト(「NO」)はエラーが発生していないことを示すコード、続く1バイト(「;」)はデータエントリの終端記号である。本実施形態ではエラーコードとして「PO」(用紙なしエラー)、「IO」(インクなしエラー)、「NO」(エラーなし)がある。さらに続く4バイト(「WRN:」)は警告情報を示すデータエントリ名である。続く2バイト(「NO」)は警告が発生していないことを示すコード、続く1バイト(「;」)はデータエントリの終端記号である。本実施形態では警告コードとして「IL」(インク残量警告)、「NO」(警告なし)があるものとする。さらに続く4バイト(「PGE:」)は印刷処理中のページ情報(例えばページ番号)を示すデータエントリ名である。ここでのページ番号とは物理的用紙の片面を示す番号である。例えば、物理用紙の片面にアプリケーションデータにおける論理ページが2ページ分レイアウトされているような場合には、1つのページ番号で、その論理ページ2ページ分を指す。続く3バイト(「003」)は印刷処理中のページが、ひとつの印刷ジョブを構成する印刷データの3ページ目であることを示すコード、続く1バイト(「;」)はデータエントリの終端記号である。本実施形態ではページコードとして「000」から「999」があるものとする。「000」は印刷処理開始前または印刷処理完了後であることを示す。また、「001」から「999」は印刷中のページが、ひとつの印刷ジョブを構成する印刷データ中の何ページ目かを十進数で表したものである。このページコードにより印刷データの印刷出力処理がどれだけ進行したかの処理状況をホスト側で判断することができる。さらに続く4バイト(「FED:」)はプリンタ101の給紙口選択スイッチで選択されている給紙口情報を示すデータエントリ名である。続く3バイト(「ASF」)は、給紙口選択スイッチでオートシートフィーダが選択されていることを示すコード、続く1バイト(「;」)はデータエントリの終端記号である。本実施形態では給紙口選択スイッチのコードとして「ASF」または「CAS」があるものとする。「ASF」はオートシートフィーダを示し、「CAS」はカセットを示す。図5の(A)の例では、3ページ目を印刷中であり、エラーも警告は発生しておらず、プリンタの給紙口選択スイッチはオートシートフィーダを選択していることを示している。一方、図5の(B)の例では、3ページ目を印刷中であり、エラーは発生していないがインク残量警告は発生してり、プリンタの給紙口選択スイッチはオートシートフィーダを選択していることを示している。
図6は、図1に示したデータ処理装置102の設定情報通知部113に表示される印刷設定ダイアログの一例を示す図である。図6は、本実施形態における給紙方法や各種用紙設定を行う際に表示される印刷設定ダイアログボックスの一例である。
図6において、印刷設定ダイアログボックス601は、ユーザがアプリケーションソフト等で印刷操作を行う前に表示するダイアログボックスであり、印刷設定画面表示処理部117により表示される。印刷設定ダイアログボックス601は、用紙の種類、用紙のサイズ、給紙方法、印刷品位等、印刷データ生成に関する各種設定を、ユーザが行うためのダイアログボックスである。なお、ダイアログボックス601は、図1に示した設定情報通知部113が備える表示装置に表示される。
図6において、印刷設定ダイアログボックス601には、リストボックス602〜605およびボタン606,607が含まれる。各リストボックスは各設定項目の現在値および候補を表示して設定値を選択するための設定欄である。
用紙種類コントロール602は、用紙種類を表示し操作するためのリストボックスである。用紙種類コントロール602には、設定されている用紙の種類と変更候補とが表示され、ユーザはその中から所望の値を選択できる。用紙種類の表示/操作コントロール602には、たとえば選択肢『普通紙、コート紙、光沢紙、はがき、封筒』が用意されており、選択された値が印刷設定として保存される。ここで選択された用紙の種類に対応する印刷データが生成される。
用紙サイズコントロール603には、設定されている用紙サイズが表示され、ユーザはその中から所望の値を選択できる。用紙サイズコントロール603には、選択肢『B5、A4、Letter、はがき、名刺、L、2L』が用意されており、選択された値が印刷設定として保存される。ここで選択された用紙サイズに対応する用紙の幅および長さに基づいて印刷データが生成される。なお、一部のアプリケーションプログラムから印刷操作を行った場合、用紙サイズ表示/操作コントロール603で設定されている用紙サイズではなく、アプリケーションプログラム上で設定されている用紙サイズに基づいて印刷データを生成する場合がある。用紙サイズは用紙の幅および長さで定まる。
給紙方法コントロール604は、印刷時に使用するプリンタ101の給紙口の種類を表示し、操作するリストボックスである。給紙方法コントロール604には、選択肢『オートシートフィーダ、カセット、プリンタの給紙口選択スイッチに従う』が用意されている。すなわち本実施形態で設定できる給紙方法は、「オートシートフィーダ」、または「カセット」、「プリンタの給紙口選択スイッチに従う」のいずれかである。選択された値が印刷設定として保存される。このうち、オートシートフィーダ、カセットはそれぞれ、プリンタ101が備える給紙部であるオートシートフィーダ、カセットに1対1に対応している。これらの選択肢が選択されて印刷操作が行われた場合には、選択された給紙部から給紙して印刷される。また『プリンタの給紙選択スイッチに従う』が選択された場合には、その設定値に応じて、給紙選択操作部で選択されている給紙口(オートシートフィーダまたはカセット)からプリンタ101が用紙を給紙して印刷する。なお、一部のアプリケーションプログラムから印刷操作を行った場合、給紙方法コントロール604で設定されている給紙方法ではなく、アプリケーションプログラムのドキュメントに保存されている給紙方法に基づいて印刷データを生成する場合がある。
印刷品位コントロール605は、印刷品位を表示したり、選択したりすることができる。印刷品位は用紙の種類毎に設定が異なる。印刷品位は選択肢『きれい、標準、速い』中から選択することができる。
OKボタン606をユーザがクリックすると、印刷設定ダイアログ601で選択されている印刷設定を保存した後、印刷設定ダイアログ601を閉じる。キャンセルボタン607をユーザがクリックすると、印刷設定ダイアログ601で選択されている印刷設定を変更前の状態に戻した後、印刷設定ダイアログ601を閉じる。
なお、ここには記載しなかったが、印刷設定の選択内容を更新して保存する更新ボタンを付加する構成でもよい。このように、印刷設定ダイアログ601はユーザにとって必要な項目がひとまとめとなった画面構成となっており、どのような印刷設定がなされているのかを瞬時に確認することができる構成となっている。
図7は、図1に示したデータ処理装置102の設定情報通知部113に表示される警告表示設定ダイアログの一例を示す図である。ステータス表示方法設定部122により表示される図7の警告表示設定ダイアログを通して、ユーザは、ステータス表示処理部120に各種警告情報を表示する際の表示条件と表示形態を設定できる。設定された値(表示設定情報)は、ハードディスク等に保存される。
図7において、警告表示設定ダイアログボックス701は、ユーザが警告画面の表示条件と表示形態の設定操作を行う際に表示されるダイアログボックスである。このダイアログボックス701によりユーザは、以下の項目を設定することができる。
(1)警告情報の有用度に応じて表示を切り替えるか否か。
(2)切り替え対象の警告は何か。
(3)それぞれの警告画面の表示条件は何か。
(4)警告画面を通常と異なる表示にする場合はどのように表示するか。
なお、ダイアログボックス701は、図1に示した設定情報通知部113が備える表示装置に表示される。
チェックボックス702は、警告情報の有用度に応じて表示を切り替えるかどうかを設定するチェックボックスである。チェックボックス702がチェックされている場合、プリンタからの警告情報について、印刷ジョブの状況に応じて警告表示の条件および表示形態を設定することが可能になる。警告情報には、プリンタ本体の警告情報と給紙口表示不一致の警告情報とが含まれる。チェックボックス702がチェックされていない場合は、チェックボックス703からボタン711までのコントロールは操作できない状態になる。そして警告表示が行われる場合には必ず通常表示の形態、すなわち、画面中央にユーザが認識しやすいように比較的大きく表示される形態で表示される。この形態の表示例は後述の図8のようになる。
チェックボックス703は、表示を切り替える対象にプリンタ本体の警告を含めるかを設定するチェックボックスである。このチェックボックスがチェックされている場合、プリンタ本体で警告が発生した場合の画面表示が、後述のチェックボックス704から705およびラジオボタン709の設定にしたがって行われる。チェックボックス703がチェックされていない場合は、チェックボックス704から705は操作できない状態になる。そして、プリンタ本体で警告が発生した場合の警告表示は、必ず通常表示の形態、すなわち、画面中央にユーザが認識しやすいように比較的大きく表示される形態で表示されるようになる。この形態の表示例は後述の図8のようになる。
チェックボックス704は、プリンタ本体の警告が発生した場合の警告表示を、印刷ジョブの印刷未完了のページ数に応じて、通常表示とするか否かを設定するためのコントロールである。チェックボックス704がチェックされていると、印刷未完了ページ数が、テキストボックス712で設定したページ数以上であれば通常の表示とし、設定したページ数未満であれば簡易表示または非表示となる。ここで印刷未完了ページは、プリントジョブ全体のページ数と図5で説明したページ番号の差分を取ることにより算出することができる。また、別の形態としては、プリンタにおいて差分を計算することが可能な場合には、図5における「ページコード」を印刷未完了ページに置きかえても良い。テキストボックス712には、たとえば10進数の数値のみ入力可能であり、入力された数値が前記未完了印刷ページ数の条件として保存される。印刷未完了ページ数が前記テキストボックスで指定された数値未満であれば、ラジオボタン709の設定に従って、警告画面を図9のような簡易表示の形態で表示するか、もしくは、警告画面を表示しないよう動作する。チェックボックス704をチェックすることにより、ユーザは印刷ジョブの印刷未完了ページが少ない状態の場合には、印刷の続行に支障の無い警告表示を、通常の表示形式よりも目立たない簡易形式にしたり非表示にするよう設定できる。印刷ジョブの印刷未完了ページが少ない状態とは、間もなく印刷が完了する場合である。これにより他のアプリケーションの表示や操作を妨げることなく、適正に警告表示を制御することができるようになる。
チェックボックス705は、プリンタ本体の警告表示を、印刷ジョブをユーザがキャンセル可能かに応じて、キャンセル可能であれば通常の表示とし、キャンセル不可能であれば簡易表示または非表示とすることを設定するコントロールである。なお、ここでのキャンセル可能とは中止可能又は変更可能を指す。チェックボックス705がチェックされている場合は、プリンタ本体の警告が発生したときに、印刷ジョブをユーザがキャンセル可能であれば図8のような通常表示の形態で警告画面を表示する。またキャンセル可能であれば、ラジオボタン709の指定に従って、警告画面を図9のような簡易表示の形態で表示するか、もしくは、警告画面を表示しないよう動作する。例えば、現在の印刷ジョブの状態のうち、印刷ジョブが印刷中止可能であるかどうかは、印刷ジョブのオーナー情報と現在操作中のユーザの情報とを比較することで判断できる。チェックボックス705をチェックすることにより、ユーザは警告状態を認知したあと印刷ジョブに対して印刷キャンセルの操作を行えない場合には、印刷の続行に支障の無い警告表示を、通常の表示形式よりも目立たない簡易形式にしたり非表示に設定できる。これにより、他のアプリケーションの表示や操作を妨げることなく、適正に警告表示を制御することができるようになる。
チェックボックス706は、表示を切り替える対象に、プリンタ本体の給紙口選択スイッチと印刷データで指定されている給紙口との不一致の警告を含めるかを設定するチェックボックスである。なおこの警告を単に給紙口不一致の警告と呼ぶことにする。このチェックボックス706がチェックされている場合、給紙口不一致の警告が発生した場合の画面表示が、後述のチェックボックス707から708およびラジオボタン709の設定にしたがって行われる。チェックボックス706がチェックされていない場合は、チェックボックス707から708は操作できない状態になる。そして、給紙口不一致の警告が発生した場合の警告表示は、必ず通常表示の形態、すなわち、画面中央にユーザが認識しやすいように比較的大きく表示される形態で表示されるようになる。この形態の表示例は後述の図8のようになる。
チェックボックス707は、給紙口不一致の警告が発生した場合の警告表示を、印刷ジョブの印刷未完了のページ数に応じて、通常表示とするか否かを設定するためのコントロールである。チェックボックス707がチェックされていると、印刷未完了ページ数が、テキストボックス713で設定したページ数以上であれば通常の表示とし、設定したページ数未満であれば簡易表示または非表示となる。テキストボックス713には、たとえば10進数の数値のみ入力可能であり、入力された数値が前記未完了印刷ページ数の条件として保存される。印刷未完了ページ数がテキストボックス7013で指定された数値未満であれば、ラジオボタン709の設定に従って、警告画面を図9のような簡易表示の形態で表示するか、もしくは、警告画面を表示しないよう動作する。チェックボックス707をチェックすることにより、ユーザは印刷ジョブの印刷未完了ページが少ない状態の場合には、給紙口不一致の警告表示を、通常の表示形式よりも目立たない簡易形式にしたり非表示にするよう設定できる。印刷ジョブの印刷未完了ページが少ない状態とは、間もなく印刷が完了する場合である。これにより他のアプリケーションの表示や操作を妨げることなく、適正に警告表示を制御することができるようになる。
チェックボックス708は、給紙口不一致の警告表示を、印刷ジョブをユーザがキャンセル可能かに応じて、キャンセル可能であれば通常の表示とし、キャンセル不可能であれば簡易表示または非表示とすることを設定するコントロールである。例えば、現在の印刷ジョブの状態のうち、印刷ジョブが印刷中止可能であるかどうかは、印刷ジョブのオーナー情報と現在操作中のユーザの情報とを比較することで判断できる。なお、ここでのキャンセル可能とは中止可能又は変更可能を指す。チェックボックス708がチェックされている場合は、給紙口不一致の警告が発生したときに、印刷ジョブをユーザがキャンセル可能であれば図8のような通常表示の形態で警告画面を表示する。またキャンセル可能であれば、ラジオボタン709の指定に従って、警告画面を図9のような簡易表示の形態で表示するか、もしくは、警告画面を表示しないよう動作する。チェックボックス708をチェックすることにより、ユーザは警告状態を認知したあと印刷ジョブに対して印刷キャンセルの操作を行えない場合には、給紙口不一致の警告表示を、通常の表示形式よりも目立たない簡易形式にしたり非表示に設定できる。これにより、他のアプリケーションの表示や操作を妨げることなく、適正に警告表示を制御することができるようになる。
ラジオボタン709はチェックボックス704から705およびチェックボックス707から708のいずれかがチェックされた結果、印刷時の警告表示を通常の表示にしない場合の表示形態を指定するラジオボタンである。ラジオボタン709のうち、「簡易表示する」が選択されている場合は、図9に示すような、通常の表示形態よりも簡易な表示形態で表示する。「表示しない」が選択されている場合は、警告画面を表示せずに印刷を続ける。
OKボタン710をクリックすると、警告表示設定ダイアログ701で選択されている警告表示設定を保存した後、警告表示設定ダイアログ701を閉じる。保存される警告表示設定では、チェックボックスはたとえばフラグで、残りページ数は数値で、ラジオボタンは選択された項目の識別子等により保存されている。もちろん各設定項目を識別可能に保存される。
一方、キャンセルボタン711をクリックすると、警告表示設定ダイアログ701で選択されている警告表示設定を変更前の状態に戻した後、警告表示設定ダイアログ701を閉じる。
なお、ここには記載しなかったが、警告表示設定の選択内容を更新して保存する更新ボタンを付加する構成でもよい。このように、警告表示設定ダイアログ701はユーザにとって必要な項目がひとまとめとなった画面構成となっており、どのような警告表示設定がなされているのかを瞬時に確認することができる構成となっている。
図8は警告画面の表示形態のうち、通常の表示形態での表示例を示す図である。この表示形態では、警告情報は画面中央に表示され、ウィンドウの大きさも後述の簡易的な表示形態と比べて大きく見易いものになっている。この表示形態で警告画面が表示された場合、ユーザは警告が発生していることをいち早く認識して対処(この表示例では印刷中止ボタンを押して印刷を中止するか、OKボタンを押して画面を閉じること)ができる。しかしその一方で、他のアプリケーションの画面の上に大きく重なって表示されるため、アプリケーションの操作が一時的に妨げられる場合もある。
図9は警告画面の表示形態のうち、簡易的な表示形態での表示例を示す図である。この表示形態では、警告情報は画面右下に表示され、ウィンドウの大きさも前述の通常の表示形態と比べて小さいものになっている。この表示形態で警告画面が表示された場合、ユーザは通常の表示形態の場合よりも警告が発生していることを認識しづらいが、画面の右下に小さく表示されるので他のアプリケーションの操作を妨げることがほとんど無いようになっている。
このように、警告表示設定ダイアログ701の設定内容に基づき、警告発生時の印刷ジョブの状態に応じて、通常の表示形態と簡易的な表示形態とを切り替えて警告表示することで、印刷ジョブの状況に応じた適切な警告表示が行える。
<プリンタドライバの動作>
続いて、図3及び図4、図10のフローチャートを用いて、本実施形態におけるプリンタドライバ114の処理動作を詳細に説明する。
図3は、プリンタドライバ114の印刷データ転送処理の処理動作を示すフローチャートである。アプリケーションで印刷操作が行われると、印刷データ生成処理部116はアプリケーションから通知される画像データ情報と前記印刷設定画面で指定された用紙の種類、用紙サイズ、給紙方法、印刷品位の設定とから、プリンタコマンドを順次生成する。生成したプリンタコマンドは、印刷データとしてプリントスプーラ115に蓄積される。プリントスプーラ115へのプリンタコマンドが蓄積されると、監視部118がオペレーティングシステムから呼び出されて、プリンタへの印刷データの転送処理を行う。
図3のS101で、監視部118はプリントスプーラ115からプリンタコマンドを取得する。この際、プリンタコマンドは一定の容量で複数回に分けて取得できるので、監視部118は取得したプリンタコマンドをプリンタへ転送する(S102)。監視部118は、新たなプリンタコマンドを取得する処理をプリントジョブ全体のプリンタコマンドの転送が終わるまで繰り返す(S103)。また同時に、プリンタコマンドを順次解析して、後述のステータス表示処理で参照するための給紙方法設定の内容を取得して記憶領域に保存するようになっている。ひとつの印刷ジョブ全体のプリンタコマンドを転送し終えたらS104へ進む。
S104では、プリンタから受信したステータス情報を参照して、印刷ジョブのページ情報に基づいてジョブの進捗を判定する。プリンタコマンドの転送が完了しており、プリンタのページ情報が「000」を示している場合には、印刷ジョブの印刷は完了したと判定する。印刷ジョブの印刷が完了していると判定した場合には、印刷データの転送処理を終了する。印刷ジョブの印刷が完了していないと判定した場合には、再びS104の処理に戻り、印刷ジョブの印刷が完了したと判定するまで、S104とS105の処理を繰り返す。
このようにして、プリンタへの印刷データの転送と印刷ジョブ完了の判定処理が行われる。監視部118は、ひとつの印刷ジョブの印刷が完了するまで、新たな印刷ジョブの印刷データ転送処理を行わない。このため、先行する印刷ジョブの印刷が完了していないのに、後続の印刷ジョブの転送が始まることはないため、印刷ジョブの印刷完了を見届ける処理が正しく行われなくなるようなことはない。
図4は、プリンタドライバ114のステータス表示処理の処理動作を示すフローチャートである。プリンタドライバは図3を用いて説明した印刷データ転送処理を行いつつ、同時に並行してステータス表示処理を行うようになっている。ここで、印刷データ転送処理とステータス表示処理を並行して行うとは、各々の処理をマルチスレッド処理又はマルチプロセス処理等により非同期で実行することを指す。これにより、印刷データ転送開始後、印刷ジョブの印刷が完了するまでの間に、PC102は、プリンタで発生したエラーや警告を含むステータス情報を図5で示したフォーマットによりプリンタから受信可能に構成されている。そして警告表示が必要になった場合には、PC102の設定情報通知部113により表示装置にエラーや警告の画面表示が行われる。また、別の形態として、図3のS103の判定がYESとなった直後に図4の処理を起動し、S105で印刷完了と判定された際に図4の処理を終了させるようにしてもよい。
S201は処理中の印刷データで指定されている給紙方法の設定を取得する処理である。印刷データにはその他の各種設定とともに、給紙方法の設定を表す情報が埋め込まれている。この情報は上述の印刷データ(プリンタコマンド)取得処理(S101)で読み出されて解析され記憶領域に記憶されている。そのため、ステータス表示処理ではこの情報を参照することで、図6の604で設定された当該印刷ジョブにおける印刷データの給紙方法の設定を取得することができる。
S202ではプリンタがスリープ状態かどうかを判断する。ここでいうスリープ状態とはインタフェース制御部105と印刷制御部106の最小限の機能だけを動作させ、印刷部107、LEDやLCDの表示装置などは動作させないことで、電力の消費を最小限にして起動している状態を表す。プリンタ101はインタフェース制御部105が印刷データ(印刷要求のデータを含む)を受信した場合にスリープ状態から通常の動作状態へ移行するように動作する。このため、印刷要求が無い状態では電力消費を少なくし、印刷要求がある状態では通常どおりの印刷動作を行うことができるようになっている。通常状態で動作しているプリンタが一定時間以上印刷を行わない場合又は印刷データ受信をしない状態が続いた場合、プリンタは再度スリープ状態へ移行するようになっている。スリープ状態のプリンタは、ホスト装置からの問い合わせに応じてスリープ状態であることを通知することと、ホスト装置から印刷データを受信して通常状態に復帰し印刷動作を行うことはできる。しかし、プリンタの各種ステータス情報をホスト装置へ通知することはできない。
さて、S202でプリンタがスリープ状態であると判断した場合、プリンタ101から図5で示したデータフォーマットに従うステータス情報を取得することはできないので、S202以降の処理には進まず、再度S201からの処理を行う。プリンタがスリープ状態を維持している間は、ステータス表示処理としては、S201とS202の処理を繰り返し行うことになる。PC102はマルチタスクOSの下で制御されるので、このループは他の処理の障害とはならない。
印刷操作が行われた場合には、図3で説明した印刷データ転送処理によってプリンタに印刷データが転送され、その結果プリンタが通常状態に復帰することで、S202でスリープ中ではないと判断されるようになる。通常状態に復帰したプリンタからはステータス情報を取得することができるので、S203以降の処理を行うよう動作する。
S203ではプリンタのステータス情報を取得する。取得したステータス情報には、図5のとおり、プリンタの給紙口選択スイッチでオートシートフィーダとカセットのどちらの給紙口が選択されているかの情報が含まれる。このほか、プリンタで発生している警告の情報、印刷中のページ情報を含む各種のステータス情報も含まれている。
S204では、まず、S203で取得したステータスのうち第1の種類に分類されるステータスについて警告状態の判定を行う。この第1の種類に分類されるステータスについて判定された警告を第1警告状態と呼ぶ。S201で取得した印刷データで指定されている給紙方法の設定と、S203で取得したプリンタの給紙口選択スイッチで選択されている給紙口とに基づき警告状態が発生しているか否かを判断する。より具体的には、S201で取得した印刷データで指定されている給紙方法の設定と、S203で取得したプリンタの給紙口選択スイッチで選択されている給紙口とが適合するかを判断する。例えば、前者がオートシートフィーダで後者がカセットの場合、または、前者がカセットで後者がオートシートフィーダの場合に、不適合と判断してS210へ進み、その他の場合には適合すると判断してS206へ進む。
S210では、S203で取得したステータス情報に基づき印刷データのプリンタにおける処理状況(処理状態)を判断する。より具体的にはS203で取得したステータス情報に含まれる印刷中のページ数情報(図5で説明したページコード)が、現在印刷中のページが1ページ目であることを示すかどうかを判断する。本実施形態では1ページ目を印刷中の場合のみ給紙口不一致情報を表示する。S210で1ページ目を印刷中であると判断した場合はS205へ進み、2ページ目以降を印刷中であると判断した場合にはS206へ進むことで、1ページ目を印刷中の給紙口不一致の場合のみ不一致情報を表示するようにしている。また、別の形態として、印刷データの処理状態として、処理中の印刷データの印刷完了までの残り時間を採用することもできる。この場合には、印刷完了までの残り時間を残りページ数と1ページ当たりの印刷時間を乗算することにより、おおよその印刷完了までの時間をホスト側で算出することが出来る。そして、この算出された印刷完了までの残り時間に基づいて警告を表示するか否かを判断するようにしても良い。
S205では図7で説明した警告表示設定と、現在の印刷ジョブの状態とに応じて、給紙口の不一致に基づく警告表示の形態を決定する。ここで決定された警告表示の形態に従い後述のS208で警告メッセージの表示が行われる。また、決定された警告表示の形態は、メモリやハードディスク等に保存され、警告表示時に参照される。S205の詳細は図10を参照して説明する。
次にS206ではS203で取得したステータスのうち第2の種類(第1の種類とは別)に分類されるステータスについて警告状態の判定を行う。この第2の種類に分類されるステータスにについて判定された警告を第2警告状態と呼ぶ。具体的には、S203で取得したステータス情報からプリンタが警告状態であるかを判断する。図5(A)(B)で説明したとおり、プリンタ101から取得するステータス情報にはプリンタの警告状態を示すステータス「WRN:」が含まれている。このステータス情報が警告状態を示す場合(図5(B)のように「NO」以外の値を示す場合)には警告が発生しているものとしてS207へ進む。一方、「WRN:」ステータス情報が警告状態ではないことを示す場合(図5(A)のように「NO」の値を示す場合)には警告が発生していないものとしてS208へ進む。この場合警告情報は表示されることはない。なお、S206の判断対象の警告には、例えば「IL」(インク残量警告)や、「HH」(ヘッド昇温)等がある。
S207では図7で説明した警告表示設定と、現在の印刷ジョブの状態とに応じて、プリンタの警告状態に基づく警告表示の形態を決定する。ここで決定された警告表示の形態及び上述のS205で決定された警告表示の形態に従い後述のS208でメッセージが表示される。決定された警告表示の形態は、メモリやハードディスク等に保存され、警告表示時に参照される。S207の詳細は図10を参照して説明する。
S205やS207で各種表示条件に応じた警告表示の形態を決定することは、とりわけプリンタがスリープ中の状態で印刷操作が行われた場合に有効である。すなわち、プリンタがスリープ中の状態で印刷操作が行われた場合、S202以降の処理は、プリンタが印刷データを受信し、そのことをトリガとして通常状態に復帰した後にはじめて動作する処理である。そのため給紙口が不一致であることや警告状態であることがわかったときには、すでに印刷処理がある程度進行している。このような状態では、通常状態のプリンタに対して印刷操作が行われた場合に比べ、すでにメッセージ表示が有効ではない場合が多くなる。このようにメッセージ表示が有効でない場合を表示条件に基づいて検出し、メッセージを非表示もしくは簡易表示にすることで、有用度の低いメッセージ表示を極力行わないようにすることが可能になっている。
さてS208では、S205およびS207で決定した表示形態に応じて警告表示を行う。警告表示を行う場合は警告表示の形態に対応するビットマップや文字列をメッセージ格納部123から取得して表示する。警告表示の形態は、本実施形態ではたとえば形態ごとに対応付けたフラグにより示される。なおS204で給紙口不一致と判断し、さらにS205でプリンタが警告状態であると判断した場合、S205とS208で決定した表示形態のどちらか一方が通常の表示形態である場合には、通常の表示形態で警告表示を行う。
S209では印刷ジョブが完了したか判断する。印刷ジョブが完了したか否かの判断は、オペレーティングシステムのプリントスプーラの状態を監視することで可能である。図3を用いて説明したとおり、プリンタドライバ114の監視部118は印刷ジョブごとにプリンタの印刷が終了したかの判定処理(見届け処理)を行っている。見届け処理が完了するまではオペレーティングシステムに対してジョブ終了の通知を行わないことで、その印刷ジョブはプリントスプーラに残った状態が維持される。見届け処理が完了してジョブ終了の通知を行うとプリントスプーラから印刷ジョブが削除されるので、プリントスプーラ中の印刷ジョブの有無を監視することで容易にジョブが印刷完了したかどうかを知ることができる。印刷ジョブが完了したと判断した場合にはステータス表示処理を終了する。完了していないと判断した場合には、印刷ジョブが完了するまでS201以降の処理を繰り返してステータス表示処理を行う。
なお、上の図4のフローチャートの説明では、第1の警告状態として、プリンタ側と印刷データの設定における給紙口の不一致を、また、第2の警告状態として、「IL」(インク残量警告)を説明した。しかし、これに限定されるものではない。例えば、印刷データで指定された用紙サイズと給紙口にセットされた用紙サイズの不一致を第1の警告状態に、「HH」(ヘッド昇温)を第2の警告状態に夫々することによっても、同様の効果を得ることが出来る。
次にS205について、図10を参照して説明する。まずこのステップで参照する各種情報を取得する方法について説明する。
警告表示設定は記憶領域に保存されているものを参照することで取得可能である。また、現在の印刷ジョブの状態のうち、印刷ジョブの残りページ数は印刷ジョブの総ページ数とS203で取得したステータス情報とから求めることができる。すなわち、印刷ジョブの総ページ数とステータス情報に含まれるページ情報(現在印刷中のページが印刷ジョブの何ページ目であるか)との差に1を加えたものが残りページ数である。なお総ページ数は印刷データ生成時にメモリに保存されている。たとえば、印刷ジョブの総ページ数が10ページで、印刷中のページが3ページ目であれば、残りページ数は8ページであるとわかる。また、現在の印刷ジョブの状態のうち、印刷ジョブが印刷中止可能であるかどうかは、印刷ジョブのオーナー情報と現在操作中のユーザの情報とを比較することで判断できる。つまり、印刷ジョブのオーナーと操作中のユーザが同じユーザであれば、印刷ジョブを中止することができると判断できる。印刷ジョブのオーナー情報と操作中のユーザの情報はオペレーティングシステムの提供する機能を使って容易に取得できる。この判断にユーザの権限の情報も加味して、より権限の高いユーザは権限の低いユーザの印刷ジョブを中止することができるといった判断をすることも可能である。
さて図10について説明するが、警告表示設定は記憶領域に記憶されているが、以下の説明では図7の各コントロールを参照して説明する。
図10において、有用度に応じて表示を切り替える設定(チェックボックス702)がセットされているか判定する(S1101)。セットされていなければ、S1105に分岐して、給紙口不一致の警告を通常形態で表示する旨のフラグ(通常表示フラグ)をセットする。
一方セットされていると判定されれば、給紙口の不一致が表示の切り替えの対象とする設定(チェックボックス706)がセットされているか判定する(S1102)。セットされていなければS1105に分岐する。セットされていれば、残りページ数を切り替えの条件とする設定(チェックボックス707)がセットされているか判定する(S1103)。
S1103でセットされていると判定された場合、ステータス情報に含まれるページ情報から得た、当該印刷ジョブの残りページ数と、テキストボックス712に入力された基準値とを比較する(S1104)。残りページ数が基準値以上であれば、S1105に分岐する。一方、残りページ数が基準値に達しなければ、S1108に分岐して、給紙口不一致の警告を通常形態で表示する旨のフラグ(通常表示フラグ)をリセットする。この場合には、S1109において、通常形態でない場合に、簡易表示か無表示か判定する。判定基準はラジオボックス709の設定である。簡易表示であれば、給紙口不一致の警告を簡易表示で行うことを示すフラグ(簡易表示フラグ)をセットする。一方、無表示の場合には簡易表示フラグをリセットする。すなわち、無表示の場合には、通常表示フラグと簡易表示フラグとがともにリセットされる。
一方S1103で、残りページ数を切り替えの条件とする設定がされていないと判定された場合、ユーザ権限を切り替えの条件とする設定(チェックボックス708)がセットされているか判定する。セットされている場合には、現在のユーザに処理中の印刷ジョブを中止する権限があるか判定する(S1107)。具体的には、印刷ジョブのオーナー情報と現在操作中のユーザの情報とを比較する。両ユーザが一致していれば、すなわち現在のユーザに中止の権限があれば、S1105に分岐して、警告を通常表示とする。一方中止権限がなければS1108に分岐して、警告を簡易表示あるいは無表示とする。
以上で、警告の表示形態が決定される。S207の処理も図10とほぼ同一である。ただし、警告の種類が、給紙口の不一致ではなく、プリンタで生じた警告である点が異なる。そのため、参照するチェックボックスも、図7のチェックボックス706−708に代わり、チェックボックス703−705である。また、参照するテキストボックスもテキストボックス712に代えて、テキストボックス713である。また、S1105,S1108,S1110,S1111でセットあるいはリセットされるフラグも、給紙口不一致の警告の表示形態を示すフラグではなく、プリンタの警告の表示形態を示す別のフラグである。すなわち、図10の「給紙口不一致」を「プリンタ」と読み替える必要がある。
以上、本実施形態によれば、プリンタ101と、このプリンタと適当なI/Fを介して接続されるPC102から構成される。PC102は、プリンタ101で発生した警告状態やプリンタ101の設定と印刷データの設定との不適合を検知して警告画面として設定に応じて表示する。その際に、印刷ジョブの状態とユーザの警告表示に関する設定とに応じて、警告表示の有用度が低いと判断される場合には簡易的な警告表示を行うか、もしくは警告表示を行わないようにする。こうすることで、状況に応じた適切な警告表示を行うことができ、他のアプリケーションの操作性を損なうことのない印刷システムを提供することができる。
なお本実施形態では、給紙口の不一致をPC102で判定しているが、プリンタ101で判定し、不一致である旨をステータス情報でPC102に通知しても良い。
[他の実施形態]
なお本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。また本発明の目的は、前述の実施形態の機能を実現するプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体およびプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明には、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた場合についても、本発明は適用される。その場合、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置を適用可能なプリンティングシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示したプリンタドライバの内部構成を示すブロック図である。 図2に示したプリンタドライバの監視部によるデータ転送処理の処理動作を示すフローチャートである。 図2に示したプリンタドライバのステータス表示処理部によるステータス表示処理の処理動作を示すフローチャートである。 図1に示したプリンタからプリンタドライバへ通知されるステータス情報のデータフォーマットを示す模式図である。 図2に示したプリンタドライバの印刷設定画面表示処理部が表示する印刷設定画面の表示例の図である。 図2に示したプリンタドライバのステータス表示設定画面表示処理部が表示するステータス表示設定画面の表示例の図である。 図2に示したプリンタドライバのステータス表示処理部が表示する警告画面の通常の表示形態での表示例の図である。 図2に示したプリンタドライバのステータス表示処理部が表示する警告画面の簡易的な表示形態での表示例の図である。 図4に示したステータス表示処理手順における表示形態の決定処理手順のフローチャートである。
符号の説明
101 プリンタ
102 データ処理装置(PC)
103 I/F
104 適応消耗品情報格納部
105 I/F制御部
106 印刷制御部
107 印刷部(プリンタエンジン)
110 I/F制御部
111 中央制御部
112 入力操作部
113 情報通知部
114 プリンタドライバ
115 プリントスプーラ
116 印刷データ生成処理部
117 設定画面表示処理部
118 監視部
119 データ通信処理部
120 ステータス表示処理部
121 印刷設定処理部
122 ステータス表示方法設定部

Claims (17)

  1. 印刷装置に接続され、該印刷装置に印刷データを転送し、該印刷装置の状態表示を行うデータ処理装置であって、
    印刷データの処理状態を判断する判断手段と、
    印刷装置から通知されるステータスに基づき警告状態か否かを判定する判定手段と、
    前記判断手段により判断された印刷データの処理状態に応じて、前記判定手段により判定に基づく警告を表示するメッセージ表示手段と
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 印刷データにおいて指定されている給紙口の情報を取得する取得手段をさらに有し、前記警告状態は、前記印刷データにおいて指定されている給紙口と前記印刷装置で選択されている給紙口とが不一致であることが含まれることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記印刷データの処理状態は、前記印刷装置に転送した印刷データの処理中のページ番号を含み、
    前記メッセージ表示手段は、処理中のページ番号が1ページ目であれば前記警告を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記警告状態には第1の警告状態と第2の警告状態が含まれ、
    前記メッセージ表示手段は、前記第1の警告状態については、処理中のページ番号が2ページ目以降であれば警告を表示することなく、前記第2の警告状態については、処理中のページ番号が2ページ目以降であっても警告を表示することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記印刷データの処理状態は、前記印刷装置に転送した印刷データの処理中のページ番号あるいは未印刷のページ数を含み、
    前記メッセージ表示手段は、前記未印刷のページ数に応じて警告を表示するか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  6. 前記印刷データの処理状態は、処理中の印刷データの印刷完了までの残り時間を含み、
    前記メッセージ表示手段は、前記印刷完了までの残り時間に基づいて警告を表示するか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  7. 前記メッセージ表示手段は、前記印刷装置に転送した印刷データの処理を、当該ユーザが中止または変更可能かどうかに応じて警告を表示するか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  8. 前記印刷データの処理状態は、処理中の印刷データの処理の進捗状態を示し、
    前記メッセージ表示手段は、処理中の印刷データの進捗状態に応じて、残りページ数があらかじめ定めた値以上の場合には警告を表示し、それ以外の場合に警告を表示しないことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  9. 印刷装置に接続され、該印刷装置に印刷データを転送し、該印刷装置の状態表示を行うデータ処理装置の制御方法であって、
    印刷データの処理状態を判断する判断工程と、
    印刷装置から通知されるステータスに基づき警告状態か否かを判定する判定工程と、
    前記判断工程において判断された印刷データの処理状態に応じて、前記判定工程における判定に基づき警告をメッセージ表示手段に表示させるメッセージ表示工程と
    を備えることを特徴とする制御方法。
  10. 印刷データにおいて指定されている給紙口の情報を取得する取得工程をさらに有し、前記警告状態は、前記印刷データにおいて指定されている給紙口と前記印刷装置で選択されている給紙口とが不一致であることを特徴とする請求項9に記載の制御方法。
  11. 前記印刷データの処理状態は、前記印刷装置に転送した印刷データの処理中のページ番号を含み、
    前記メッセージ表示工程では、処理中のページ番号が1ページ目であれば前記警告の表示を前記メッセージ表示手段に表示させることを特徴とする請求項9又は10に記載の制御方法。
  12. 前記警告状態には第1の警告状態と第2の警告状態が含まれ、
    前記メッセージ表示工程では、前記第1の警告状態については、処理中のページ番号が2ページ目以降であれば警告を表示させることなく、前記第2の警告状態については、処理中のページ番号が2ページ目以降であっても警告を表示さえることを特徴とする請求項9乃至11の何れか1項に記載の制御方法。
  13. 前記印刷データの処理状態は、前記印刷装置に転送した印刷データの処理中のページ番号あるいは未印刷のページ数を含み、
    前記メッセージ表示工程では、前記印刷データの未印刷のページ数に応じて警告を表示するか否かを判断することを特徴とする請求項9乃至12の何れか1項に記載の制御方法。
  14. 前記印刷データの処理状態は、処理中の印刷データの印刷完了までの残り時間を含み、
    前記メッセージ表示工程では、前記印刷完了までの残り時間に基づいて警告を表示するか否かを判断することを特徴とする請求項9乃至12の何れか1項に記載の制御方法。
  15. 前記メッセージ表示工程では、前記印刷装置に転送した印刷データの処理を、当該ユーザが中止または変更可能かどうかに応じて警告を表示するか否かを判断することを特徴とする請求項9乃至14の何れか1項に記載の制御方法。
  16. 前記印刷データの処理状態は、処理中の印刷データの処理の進捗状態を示し、
    前記メッセージ表示工程では、処理中の印刷データの進捗状態に応じて、残りページ数があらかじめ定めた値以上の場合には警告を表示させ、それ以外の場合に警告を表示させないことを特徴とする請求項9乃至15の何れか1項に記載の制御方法。
  17. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のデータ処理装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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