JP4131332B2 - 液圧成形方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液圧成形方法に関する。
従来の液圧成形においては、縁部が接合された2枚の板材からなる予備成形体を、上下に分割された成形金型(上型および下型)の内側に配置し、型締めした後に、予備成形体の内側に徐々に液圧を付加することで膨出させ、成形金型のキャビティに押圧して、成形している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−164924号公報
しかし、液圧成形によって得られる成形品において、上型のキャビティに相対する板材によって構成される外面の断面周長と、下型のキャビティに相対する板材によって構成される外面の断面周長とが異なる場合、シワ等の成形不具合が発生し、外観形状が悪化する問題を有する。
例えば、縁部が接合されているため、短い断面周長を有する外面を構成することとなる一方の板材における材料流入は、長い断面周長を有する外面を構成することとなる他方の板材における材料流入に追従する。そのため、前記一方の板材においては、大きな材料余りが生じ、シワあるいは座屈が発生する。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、良好な外観形状を有し、かつ断面周長が異なる成形品を得るための液圧成形方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、
重ね合わせた2枚の板材の縁部を接合してなる予備成形体を、成形金型の内側に配置し、前記予備成形体の内部に液圧を付与し、膨出変形させることで、断面周長が異なる成形品を得るための液圧成形方法であって、
前記成形金型は、成形品の断面周長が短い外面に対応するキャビティ面を有する第1型、および、成形品の断面周長が長い外面に対応するキャビティ面を有する第2型を有し、
前記第1型および前記第2型は、近接離間可能に設置されており、
前記板材は、圧力を付加した際の伸び量が異なり、
小さな伸び量を呈する一方の板材は、前記第1型の前記キャビティ面に相対して配置され、
大きな伸び量を呈する他方の板材は、前記第2型の前記キャビティ面に相対して配置されており、
前記第1型の前記キャビティ面に相対する前記一方の板材の膨出変形の完了後、前記第2型の前記キャビティ面に相対する前記他方の板材のみの膨出変形が継続する
ことを特徴とする液圧成形方法である。
上記のように構成した本発明によれば、小さな伸び量を呈する一方の板材は、成形品の断面周長が短い外面に対応するキャビティ面を有する第1型の前記キャビティ面に相対して配置され、成形品の断面周長が短い外面を構成することとなるため、縁部が接合されていても、大きな材料余りは生ぜず、シワあるいは座屈は発生しない。一方、大きな伸び量を呈する他方の板材は、第1型に対して近接離間可能に設置されかつ成形品の断面周長が長い外面に対応するキャビティ面を有する第2型の前記キャビティ面に相対して配置され、成形品の断面周長が長い外面を構成することとなるため、第1型の前記キャビティ面に相対する前記一方の板材の膨出変形の完了後、膨出変形が継続しても、破断や割れは発生しない。したがって、良好な外観形状を有し、かつ断面周長が異なる成形品を得るための液圧成形方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る成形品を説明するための斜視図である。成形品40は、例えば、アスクル部品、ボディサイド部品、サスペンション部品等に利用される中空状構造体であり、軽量化と高剛性化とを両立させた自動車部品を提供するために適用される。
成形品40は、断面形状が非対称であり、一方の板材によって構成される外面46の断面周長は、上板(相対して配置される他方の板材)によって構成される外面41の断面周長より短く、断面周長が異なっている。例えば、外面46の断面周長を、外面41の断面周長によって除した値(断面周長比)は、0.75以下である。
図2は、本発明の実施の形態に係る予備成形体を説明するための平面図、図3は、図2に示される予備成形体の背面図、図4は、図2の線IV−IVに関する断面図である。
成形品40の素材である予備成形体30は、重ね合わせた2枚の板材10,20を有する。板材10,20は、板厚が同一であるが、圧力を付加した際の伸び量が異なり、板材10の伸び量は、板材20の伸び量より大きい。
板材10は、比較的伸び特性に優れる冷間圧延鋼板からなる。冷間圧延鋼板は、例えば、JIS−G−3141に規定される深絞り用のSPCEであり、伸びが42%以上かつ引張強さ[N/mm]が270以上である。
板材20は、比較的安価である熱間圧延軟鋼板からなる。熱間圧延軟鋼板は、例えば、JIS−G−3131に規定される深絞り用のSPHEであり、伸びが35%以上かつ引張強さ[N/mm]が270以上である。
板材10,20の機械的性質などの物性は、断面周長比を考慮して選定される。例えば、断面周長比が0.6である場合、伸びが50%かつ引張強さ[N/mm]が270である冷間圧延鋼板を、板材10として適用し、伸びが30%かつ引張強さ[N/mm]が370である熱間圧延軟鋼板を、板材20として適用することが可能である。
板材10,20の縁部は、すみ肉溶接によって形成された接合部32を有する。接合部32の形成方式は、密閉性が確保され、かつ液圧成形性に悪影響を及ぼさなければ、特に限定されず、例えば、レーザー溶接、アーク溶接、あるいは、接着剤を適用することも可能である。
板材10は、成形品40における長い断面周長を有する外面41を構成することとなる。板材10は、中央部15と、中央部15を挟んで位置する端部11,16とを有する。一方の端部11は、ドーム状部12が形成されている。
板材20は、成形品40における短い断面周長を有する外面46を構成することとなる。板材20は、板材10より大きいサイズを有し、かつ板材10と相似形であり、板材10の中央部15と相対する中央部25と、板材10の端部11,16と相対する端部21,26とを有する。端部21は、ドーム状部12と位置合わされた開口部22を有する。
図5は、本発明の実施の形態に係る液圧成形装置を説明するための断面図、図6は、図5に示される液圧成形装置の上型を説明するための平面図、図7は、図5に示される液圧成形装置の下型を説明するための平面図である。
液圧成形装置60は、成形金型(上型70および下型80)および液圧供給手段90を有する。
上型70および下型80は、近接離間可能に設置され、予備成形体30が内側に配置されて、型締めされる。上型70および下型80は、キャビティ面71,81と、押圧部75,85とを有する。キャビティ面71は、成形品の断面周長が長い外面41に対応し、大きな伸び量を呈する板材10が相対して配置される。
キャビティ面81は、成形品の断面周長が短い外面46に対応し、小さな伸び量を呈する板材20が相対して配置される。押圧部75,85は、型締めによって予備成形体30の外周を把持する部位である。
上型70の押圧部75は、キャビティ面71から延長する凹部76と、凹部76の先端部76Aを取り囲むように配置される円弧状溝77,78とを有する。先端部76Aは、予備成形体30のドーム状部12を縦方向に2分割して得られる部位の外形形状に対応する断面形状を有する。円弧状溝77,78の中心は、先端部76Aの中央である。下型80の押圧部85は、ノズル部91が配置される略矩形の凹部86を有する。
液圧供給手段90は、例えば、増圧シリンダを利用する圧力発生装置や、成形媒体源が連結されており、液圧回路99に連結される流路98とノズル部91とを有する。流路98は、下型80の内部を延長し、ノズル部91に達している。成形媒体は、例えば、水である。
ノズル部91は、予備成形体30のドーム状部12の内面に対応するドーム状部92と、ドーム状部92を取り囲むように配置される環状凸部94,95とを有する。環状凸部94,95は、上型70の押圧部75の円弧状溝77,78と位置合せされている。
環状凸部94,95のサイズは、円弧状溝77,78のサイズより小さく、板材10,20の厚みを考慮して設定されている。円弧状溝77,78および環状凸部94,95は、必要に応じて、適宜省略することも可能である。
ドーム状部92は、板材20の開口部22に挿入自在であり、また、流路98と連通している注入口93を有する。ノズル部91を開口部22に挿入し、予備成形体30のドーム状部12に配置する場合、液圧回路99から供給される成形媒体は、ノズル部91および開口部22を経由して、予備成形体30の内部に導入される。そのため、成形媒体は、予備成形体30の内部に液圧を付与し、予備成形体30を膨出変形させることが可能である。
次に、本発明の実施の形態に係る液圧成形方法を説明する。図8は、型締めを説明するための断面図、図9は、図8の線IX−IXに関する断面図、図10は、図8に続く、成形初期を説明するための断面図、図11は、図10に続く、成形中期を説明するための断面図、図12は、図11に続く、成形後期を説明するための断面図である。
まず、予備成形体30が、下型80に配置される。この際、短い断面周長を有する外面46を構成することとなる板材20を、キャビティ面81に相対するように配置し、板材20の開口部22を、液圧供給手段90のノズル部91のドーム状部92に位置決めする。
その後、待機位置に退避していた上型70が降下し、下型80に近接することで、上型70および下型80が型締めされる(図8および図9参照)。この際、長い断面周長を有する外面41を構成することとなる板材10を、キャビティ面71に相対するように配置し、板材10のドーム状部12を、上型70の押圧部75に位置する凹部76の先端部76Aに嵌合させる。また、ドーム状部12の近傍部位は、上型70の押圧部75における円弧状溝77,78と、下型80の凹部86に配置されるノズル部91における環状凸部94,95とによって把持される。これにより、ドーム状部12の近傍部位には、屈曲した部位が環状に形成され、導入される成形媒体に対するシール性が向上する。
液圧供給手段90は、液圧回路99から供給される成形媒体を、ノズル部91および開口部22を経由して、予備成形体30の内部に導入し、液圧を付与する。その結果、予備成形体30は、膨出変形する(図10参照)。なお、板材10は、大きな伸び量を呈し、伸び特性に優れているため、板材20に比べて、膨出変形が迅速に進行する。
そして、断面周長が短いキャビティ面81に相対する板材20の膨出変形の完了後(図11参照)、断面周長が長いキャビティ面71に相対する板材10のみの膨出変形が継続する。この際、板材20は、成形品の断面周長が短い外面46を構成するが、小さな伸び量を呈するため、縁部が接合されていても、材料余りによるシワあるいは座屈は発生せず、外面46の良好な外観形状が確保される。一方、板材10は、長い断面周長を有する外面41を構成するが、伸び特性に優れているため、破断や割れは発生せず、外面41の良好な外観形状が確保される。
予備成形体30の内部が最終液圧Pmaxに到達すると、成形媒体の供給が停止され、所定時間保持されることで、予備成形体30(板材10)の膨出が完了する(図12参照)。そして、除圧した後、上型70を上昇させて型開し、成形品を取り出し、切断などのトリミングが施される。
以上のように、本発明の実施の形態は、良好な外観形状を有し、かつ断面周長が異なる成形品を得るための液圧成形方法を提供することができる。
なお、伸び量は、引張強さと対応関係を有する。例えば、引張強さが大きい板材は、小さい伸び量を呈し、引張強さが小さい板材は、大きい伸び量を呈する。したがって、板材10,20の選択の際に、引張強さを考慮することも好ましい。また、板材20の開口部22および液圧供給手段90のノズル部91を、適宜複数とすることも可能である。
図13は、本発明の実施の形態の変形例を説明するための断面図である。
本変形例においては、圧力を付加した際の伸び量は、板厚の差異に基づいて変更される。つまり、成形品の断面周長が短い外面を構成することとなる板材20の板厚D20は、成形品の断面周長が長い外面を構成することとなる板材10の板厚D10より大きな値を有するように設定されており、板材20は、板材10に比べて小さな伸び量を呈する。
したがって、良好な外観形状を有し、かつ断面周長が異なる成形品を得ることができる。なお、板材10,20の板厚D10,D20は、例えば、板材10,20の機械的性質や、目的とする成形品の断面周長比を考慮して、適宜設定することが好ましい。また、板厚の代わりに調質条件を変更することで、圧力を付加した際の伸び量を異ならせることも可能である。
図14は、本発明の実施の形態の別の変形例を説明するための断面図である。本変形例は、予備成形体の形状および液圧供給手段が、概して異なっている。
予備成形体130は、2枚の重ね合わせ板材110,120の端面によって形成される非接合部134を有する。非接合部134は、略円錐状に予備成形されており、外側端面に、円状の開口部が配置され、内側先端部135が、予備成形体130の内部に連通している。なお、非接合部134は、端面全面に渡って配置される形態に限定されず、部分的に配置することも可能である。
板材110は、板材120に比べて大きな伸び量を呈し、上型170のキャビティ面171に相対して配置される。キャビティ面171は、成形品の断面周長が長い外面に対応する。板材120は、板材110に比べて小さい伸び量を呈し、下型180のキャビティ面181に相対して配置される。キャビティ面181は、成形品の断面周長が短い外面に対応する。
液圧供給手段190は、液圧回路199に連結される流路198と、軸押しポンチ191と、軸押しシリンダ197とを有する。軸押しポンチ191は、上型170および下型180の側面に配置され、軸押しシリンダ197に連結されている。軸押しポンチ191は、ノズル部192を有する。
ノズル部192は、流路198と連通している注入口193を有し、かつ、非接合部134の形状と対応する略円錐状を呈している。軸押しシリンダ197は、軸押しポンチ191を、金型(上型170および下型180)側に向かって進退自在に支持している。軸押しシリンダ197の駆動源は、例えば、油圧あるいは空圧である。
予備成形体130の非接合部134は、その開口部にノズル部192が挿入されると、拡径すると共に、上型170および下型180により当該拡径が規制される。その結果、非接合部134は、ノズル部192に密着して、気密性が確保される。
ノズル部192の注入口193は、予備成形体130の内部に連通している内側先端部135と位置合せされる。そのため、液圧回路199から供給される成形媒体が、流路198および注入口193に導入されると、当該成形媒体は、非接合部134および内側先端部135を通過して、予備成形体130の内部に注入される。
そのため、液圧供給手段190は、予備成形体130の内部に液圧を付与して膨出変形させことが可能である。この際、小さな伸び量を呈する板材120は、成形品の断面周長が短い外面を構成することとなるため、大きな材料余りは生ぜず、シワあるいは座屈は発生しない。一方、大きな伸び量を呈する板材110は、成形品の断面周長が長い外面を構成することとなるため、破断や割れは発生しない。したがって、良好な外観形状を有し、かつ断面周長が異なる成形品を得ることができる。
以上のように、予備成形体の形状および液圧成形装置は、多様なタイプを適用することが可能である。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。
例えば、予備成形体を構成する各板材は、単一の板素材からなるものに限定されず、例えば、複数の板素材を接合してなるテーラードブランク材を、適用することも可能である。また、圧力を付加した際の伸び量の差異は、材種や板厚あるいは調質条件などを適宜組み合わせることによって生じさせることも可能である。
本発明の実施の形態に係る成形品を説明するための斜視図である。 本発明の実施の形態に係る予備成形体を説明するための平面図である。 図2に示される予備成形体の背面図である。 図2の線IV−IVに関する断面図である。 本発明の実施の形態に係る液圧成形装置を説明するための断面図である。 図5に示される液圧成形装置の上型を説明するための平面図である。 図5に示される液圧成形装置の下型を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態に係る液圧成形方法を説明するための断面図であり、型締めを示している。 図8の線IX−IXに関する断面図である。 図8に続く、成形初期を説明するための断面図である。 図10に続く、成形中期を説明するための断面図である。 図11に続く、成形後期を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態の変形例を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態の別の変形例を説明するための断面図である。
符号の説明
10・・板材、
11,16・・端部、
12・・ドーム状部、
15・・中央部、
20・・板材、
21,26・・端部、
22・・開口部、
25・・中央部、
30・・予備成形体、
32・・接合部、
40・・成形品、
41,46・・外面、
50・・液圧成形装置、
70・・上型、
71・・キャビティ面、
75・・押圧部、
76・・凹部、
76A・・先端部、
77,78・・円弧状溝、
80・・下型、
81・・キャビティ面、
85・・押圧部、
86・・凹部、
90・・液圧供給手段、
91・・ノズル部、
92・・ドーム状部、
93・・注入口、
94,95・・環状凸部、
98・・流路、
99・・液圧回路、
110,120・・板材、
130・・予備成形体、
134・・非接合部、
135・・内側先端部、
170・・上型、
171・・キャビティ面、
180・・下型、
181・・キャビティ面、
190・・液圧供給手段、
191・・ポンチ、
192・・ノズル部、
193・・注入口、
197・・シリンダ、
198・・流路、
199・・液圧回路、
10,D20・・板厚、
Pmax・・最終液圧。

Claims (7)

  1. 重ね合わせた2枚の板材の縁部を接合してなる予備成形体を、成形金型の内側に配置し、前記予備成形体の内部に液圧を付与し、膨出変形させることで、断面周長が異なる成形品を得るための液圧成形方法であって、
    前記成形金型は、成形品の断面周長が短い外面に対応するキャビティ面を有する第1型、および、成形品の断面周長が長い外面に対応するキャビティ面を有する第2型を有し、
    前記第1型および前記第2型は、近接離間可能に設置されており、
    前記板材は、圧力を付加した際の伸び量が異なり、
    小さな伸び量を呈する一方の板材は、前記第1型の前記キャビティ面に相対して配置され、
    大きな伸び量を呈する他方の板材は、前記第2型の前記キャビティ面に相対して配置されており、
    前記第1型の前記キャビティ面に相対する前記一方の板材の膨出変形の完了後、前記第2型の前記キャビティ面に相対する前記他方の板材のみの膨出変形が継続する
    ことを特徴とする液圧成形方法。
  2. 前記板材は、材質が異なることを特徴とする請求項1に記載の液圧成形方法。
  3. 前記板材は、板厚が異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液圧成形方法。
  4. 前記一方の板材の引張強さは、前記他方の板材の引張強さより大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液圧成形方法。
  5. 前記一方の板材は、熱間圧延軟鋼板からなり、前記他方の板材は、冷間圧延鋼板からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液圧成形方法。
  6. 前記板材のいずれか一方に形成される開口部に、ノズル部を挿入し、成形媒体を内部に導入することによって液圧を付与することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液圧成形方法。
  7. 前記一方および他方の前記板材の端面によって形成される開口部に、ノズル部を挿入し、成形媒体を内部に導入することによって液圧を付与することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液圧成形方法。
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