JP2006122983A - 液圧成形用予備成形体、液圧成形方法および液圧成形品 - Google Patents

液圧成形用予備成形体、液圧成形方法および液圧成形品 Download PDF

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Abstract

【課題】 ねじり曲げに対する剛性および縦方向に関する剛性に優れた液圧成形品を提供する。
【解決手段】 重ね合わせて接合された縁部を有する第1および第2外面材と、前記第1および第2外面材の内側に配置される補強材とを有する予備成形体に、液圧成形を適用することで得られる液圧成形品であり、中空部の外面と、前記中空部を略仕切る隔壁65と、隙間Sとを有する。前記外面は、前記第1および第2外面材から形成され、前記第1および第2外面材の重ね合わせ面OSに対して傾斜している側壁部61A,62Aと、側壁部61A,62Aによって囲まれる頂部61B,62Bとを有する。隔壁65は、前記補強材から形成され、前記外面の頂部61B,62Bに、一端66および他端67がそれぞれ接合されている。隙間Sは、隔壁65の側面部68と前記外面の側壁部61A,62Aとの間に形成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液圧成形用予備成形体、液圧成形方法および液圧成形品に関する。
従来のサイドメンバ等の自動車の車体構造部材は、衝撃吸収性を向上させるために中空構造を有し、かつ強度を補うための補強リブが内側に配設されており、車体構造部材に適用される液圧成形品は、2枚の外面材および補強材を有する予備成形体の内部に液圧を供給し、膨出変形させて得られている(例えば、特許文献1および2参照。)。
特開2003−320960号公報 特開2004−82142号公報
しかし、補強材によって形成される補強リブは、液圧成形品の中空断面を局所的(点的)に支持しているのみであり、例えば、ねじり曲げに対する剛性向上に関する寄与は、少ない。
また、断面X字状に形成される補強リブは、外面材の重ね合わせ面から傾斜して延長する側壁部のみを支持する。そのため、外面材の重ね合わせ面に垂直な方向(縦方向)に関する剛性向上は、十分ではない。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、液圧成形品のねじり曲げに対する剛性および縦方向に関する剛性を向上させることが可能である液圧成形用予備成形体、ねじり曲げに対する剛性および縦方向に関する剛性に優れた液圧成形品を得るための液圧成形方法、および、ねじり曲げに対する剛性および縦方向に関する剛性に優れた液圧成形品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、
重ね合わせて接合された縁部を有し、液圧成形品の中空部の外面を形成することとなる第1および第2外面材、および、
前記第1および第2外面材の内側に配置され、前記中空部を略仕切る隔壁を形成することとなる補強材を有し、
前記外面は、前記第1および第2外面材の重ね合わせ面に対して傾斜している側壁部と、前記側壁部によって囲まれる頂部とを有し、
前記補強材は、前記第1および第2外面材の前記頂部を形成することとなる部位にそれぞれ接合される一端および他端と、前記側壁部を形成することとなる前記第1および第2外面材の外周部位に面する側面部とを有する
ことを特徴とする予備成形体である。
上記目的を達成するための請求項14に記載の発明は、
重ね合わせて接合された縁部を有し、液圧成形品の中空部の外面を形成することとなる第1および第2外面材、および、
前記第1および第2外面材の内側に配置され、前記中空部を略仕切る隔壁を形成することとなる補強材を有し、
前記外面は、前記第1および第2外面材の重ね合わせ面に対して傾斜している側壁部と、前記側壁部によって囲まれる頂部とを有し、
前記補強材は、前記第1および第2外面材の前記頂部を形成することとなる部位にそれぞれ接合される一端および他端と、前記側壁部を形成することとなる前記第1および第2外面材の外周部位に面する側面部とを有し
ている予備成形体を、
液圧成形品の外面形状に対応するキャビティを有する成形金型の内側に配置し、
前記補強材の側面部と、前記第1および第2外面材の外周部位との間に形成される隙間を経由し、成形媒体を流通させ、液圧を付与することで、前記予備成形体を膨出変形させ、
液圧成形品の中空部の外面および前記中空部を略仕切る隔壁を形成する
ことを特徴とする液圧成形方法である。
上記目的を達成するための請求項19に記載の発明は、
重ね合わせて接合された縁部を有する第1および第2外面材と、前記第1および第2外面材の内側に配置される補強材とを有する予備成形体に、液圧成形を適用することで得られる液圧成形品であって、
前記第1および第2外面材から形成され、前記第1および第2外面材の重ね合わせ面に対して傾斜している側壁部と、前記側壁部によって囲まれる頂部とを有する中空部の外面と、
前記補強材から形成され、前記第1および第2外面材に係る前記外面の頂部に、一端および他端がそれぞれ接合されて、前記中空部を略仕切る隔壁と、
前記隔壁の側面部と前記外面の側壁部との間に形成される隙間と
を有することを特徴とする液圧成形品である。
上記のように構成した本発明は、以下の効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、補強材は、液圧成形品の中空部の外面における頂部を形成することとなる第1および第2外面材の部位にそれぞれ接合される一端および他端と、液圧成形品の中空部の外面における側壁部を形成することとなる第1および第2外面材の外周部位に面する側面部とを有する。そのため、予備成形体に液圧成形が適用される場合、補強材の側面部と第1および第2外面材の外周部位との間に形成される隙間を経由し、成形媒体を流通させ、液圧を付与し、予備成形体を膨出変形させることで、補強材によって、液圧成形品の中空部を略仕切る隔壁を形成することができる。隔壁は、第1および第2外面材に係る外面の頂部に、一端および他端が接合されており、液圧成形品の中空断面の広い範囲を線的に支持するため、例えば、ねじり曲げに対する剛性を向上させることが可能である。また、隔壁によって支持される部位は、頂部であるため、外面材の重ね合わせ面に垂直な方向(縦方向)に関する剛性を向上させることが可能である。つまり、液圧成形品のねじり曲げに対する剛性および縦方向に関する剛性を向上させることが可能である液圧成形用予備成形体を提供することが可能である。
請求項14に記載の発明によれば、第1および第2外面材と補強材とを有する予備成形体から、液圧成形品の中空部の外面および中空部を略仕切る隔壁が形成される。隔壁は、第1および第2外面材に係る外面の頂部に、一端および他端が接合されており、液圧成形品の中空断面の広い範囲を線的に支持するため、例えば、ねじり曲げに対する剛性が向上する。また、隔壁によって支持される部位は、頂部であるため、外面材の重ね合わせ面に垂直な方向(縦方向)に関する剛性が向上する。つまり、ねじり曲げに対する剛性および縦方向に関する剛性に優れた液圧成形品を得るための液圧成形方法を提供することが可能である。
請求項19に記載の発明によれば、中空部を略仕切る隔壁は、第1および第2外面材に係る外面の頂部に、一端および他端が接合されており、液圧成形品の中空断面の広い範囲を線的に支持する。そのため、例えば、ねじり曲げに対する剛性が向上している。また、隔壁によって支持される部位は、頂部であるため、外面材の重ね合わせ面に垂直な方向(縦方向)に関する剛性が向上している。つまり、ねじり曲げに対する剛性および縦方向に関する剛性に優れた液圧成形品を提供することが可能である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、実施の形態1に係る液圧成形品を説明するための斜視図、図2は、図1に示される液圧成形品の正面図、図3は、図2の線III−IIIに関する断面図、図4は、図1に示される液圧成形品が適用される自動車部品を説明するための平面図である。
液圧成形品60は、中空状構造を形成する外面61,62および隔壁65を有し、軽量化および高剛性化を必要とする自動車部品、例えば、サスペンション部品のサイドメンバやクロスメンバに適用される。しかし、液圧成形品60は、ピラー部品、アスクル部品、あるいはボディサイド部品に適用することも可能である。
外面61,62は、外面材の重ね合わせ面OSに対して傾斜している側壁部61A,62Aと、側壁部61A,62Aによって囲まれる頂部61B,62Bとを有する。隔壁65の一端66および他端67は、頂部61B,62Bにそれぞれ接合されており、隔壁65は、液圧成形品60の中空部を略仕切っている。
隔壁65は、一端が互いに接合された第1および第2部位65A,65Bから形成されている。第1および第2部位65A,65Bの他端は、隔壁65の一端66および他端67をそれぞれ構成している。隔壁65の側面部68と外面61,62の側壁部61A,62Aとの間には、隙間Sが形成されている。
以上のように、中空部を略仕切る隔壁65は、外面61,62の頂部61B,62Bに、一端66および他端67が接合されており、液圧成形品60の中空断面の広い範囲を線的に支持する。そのため、例えば、ねじり曲げに対する剛性が向上している。また、隔壁65によって支持される部位は、頂部61B,62Bであるため、外面材の重ね合わせ面OSに垂直な方向(縦方向)に関する剛性が向上している。
図5は、実施の形態1に係る予備成形体を説明するための平面図、図6は、図5に示される予備成形体の背面図、図7は、図5の線VII−VIIに関する断面図、図8は、図5の線VIII−VIIIに関する断面図である。
予備成形体50は、外面材および補強材を有する。外面材は、液圧成形品60の中空部の外面61,62を形成することとなる部材である。補強材は、液圧成形品60の中空部を略仕切る隔壁65を形成することとなる部材である。
外面材を構成する板材は、上板(第1外面材)10および下板(第2外面材)20からなり、重ね合わせられた縁部は、すみ肉溶接によって形成された接合部52を有する。接合部52の形成方式は、密閉性が確保され、かつ液圧成形性に悪影響を及ぼさなければ、特に限定されず、例えば、レーザ溶接、アーク溶接、あるいは、接着剤を適用することも可能である。
補強材を構成する板材は、略同一の矩形形状を有する上方中板(第1補強材)30および下方中板(第2補強材)40からなり、上板10および下板20の内側に重ね合せて配置される。上方中板30および下方中板40は、液圧成形品60の隔壁65を構成する第1および第2部位65A,65Bにそれぞれ、対応している。外面材10,20および補強材30,40を構成する板材の素材は、特に限定されないが、例えば、冷間圧延鋼板や熱間圧延軟鋼板を適用することが可能である。
液圧成形品60の外面61を形成することとなる上板10は、中間部15と、中間部15を挟んで位置する端部11,16とを有する。中間部15の外周部位15Aおよび中央部位15Bは、外面61における側壁部61Aおよび頂部61Bを形成することとなる。一方の端部11は、ドーム状部12が形成されている。
液圧成形品60の外面62を形成することとなる下板20は、上板10より若干大きいサイズを有し、かつ上板10と相似形であり、上板10の中間部15と相対する中間部25と、上板10の端部11,16と相対する端部21,26とを有する。中間部25の外周部位25Aおよび中央部位25Bは、外面62における側壁部62Aおよび頂部62Bを形成することとなる。端部21は、ドーム状部12と位置合わされた開口部22を有する。
上方中板30および下方中板40は、上板10および下板20の端部11,21に面する一端31,41、上板10および下板20の端部16,26に面する他端36,46、および、上板10および下板20の中間部15,25の外周部位15A,25Aに面する側面部35,45を有する。
上方中板30の一端31は、接合部56を介して、上板10の中央部位15Bに連結されている。下方中板40の一端41は、接合部54を介して、下板20の中央部位25Bに連結されている。上方中板30の他端36は、接合部55を介して、下方中板40の他端46に連結されている。
上方中板30および下方中板40の側面部35,45は、接合されておらず、液圧成形の際において、上板10および下板20の中間部15,25の外周部位15A,25Aと共同し、成形媒体を流通させるための隙間を形成する。
接合部54,55,56は、貫通溶接によって形成される。貫通溶接は、表面に位置する1枚目の板材と、その内側に位置する2枚目の板材とが相互に融接し、良好な接合強度が得られるため、好ましい。貫通溶接は、レーザ溶接や電子ビーム溶接などを、適用することが可能である。接合部54,55,56の形成方式は、接合強度が確保され、かつ液圧成形性に悪影響を及ぼさなければ、特に限定されず、例えば、接着剤を適用することも可能である。
以上のように、上方中板30および下方中板40は、液圧成形品60の中空部の外面61,62における頂部61B,62Bを形成することとなる上板10および下板20の中央部位15B,25Bにそれぞれ接合される一端31および他端41と、側壁部61A,62Aを形成することとなる上板10および下板20の外周部位15A,25Aに面する側面部35,45とを有する。
そのため、予備成形体50に液圧成形が適用される場合、上方中板30および下方中板40の側面部35,45と上板10および下板20の外周部位15A,25Aとの間に形成される隙間を経由し、成形媒体を流通させ、液圧を付与し、予備成形体50を膨出変形させることで、上方中板30および下方中板40によって、液圧成形品60の中空部を略仕切る隔壁65を形成することができる。
隔壁65は、上板10および下板20に係る外面61,62の頂部61B,62Bに、一端66および他端67が接合されており、液圧成形品60の中空断面の広い範囲を線的に支持するため、例えば、ねじり曲げに対する剛性を向上させることが可能である。また、隔壁65によって支持される部位は、頂部61B,62Bであるため、上板10および下板20の重ね合わせ面OSに垂直な方向(縦方向)に関する剛性を向上させることが可能である。
次に、予備成形体の補強材(下方中板および上方中板)の接合方法の一例を説明する。図9は、下板に対する下方中板の接合を説明するための断面図、図10は、図9に続く、下方中板に対する上方中板の接合を説明するための断面図、図11は、図10に続く、上方中板に対する上板の接合を説明するための断面図である。
まず、所定位置に配置された下板20の中間部25の中央部位25Bに、下方中板40を載置する。そして、下方中板40の一端41を、貫通溶接によって、下板20の中央部位25Bに接合し、接合部54を形成する(図9参照)。
その後、下方中板40に対して上方中板30を重ね合うように載置し、上方中板30の他端36を、貫通溶接によって、下方中板40の他端46に接合し、接合部55を形成する(図10参照)。
そして、上板10が載置され、上板10の縁部と下板20の縁部とが、重ね合わされる。そして、上板10の中間部15の中央部位15Bを、貫通溶接によって、上方中板30の一端31に接合し、接合部56を形成する(図11参照)。
最後に、上板10および下板20の重ね合わせられた縁部が接合され、予備成形体50が得られる(図7参照)。
図12は、実施の形態1に係る液圧成形装置を説明するための断面図、図13は、図12に示される液圧成形装置の上型を説明するための平面図、図14は、図12に示される液圧成形装置の下型を説明するための平面図である。
液圧成形装置は、成形金型(上型70および下型80)および液圧供給手段90を有する。上型70および下型80は、近接離間可能に設置され、予備成形体50が内側に配置されて、型締めされる。
上型70および下型80は、キャビティ面71,81と、押圧部75,85とを有する。キャビティ面71,81は、液圧成形品60の外面形状に対応しており、液圧成形品60の中空部の外面61,62における側壁部61A,62Aおよび頂部61B,62Bに対応する側壁および頂面(上面あるいは底面)を有する。押圧部75,85は、型締めによって予備成形体50の外周を把持する部位である。
上型70の押圧部75は、キャビティ面71から延長する凹部76と、凹部76の先端部76Aを取り囲むように配置される円弧状溝77,78とを有する。先端部76Aは、予備成形体50のドーム状部12を縦方向に2分割して得られる部位の外形形状に対応する断面形状を有する。円弧状溝77,78の中心は、先端部76Aの中央である。下型80の押圧部85は、ノズル部91が配置される略矩形の凹部86を有する。
なお、液圧成形装置は、上型70の押圧部75と下型80の押圧部85との間に配置される大型スペーサおよび小型スペーサ(不図示)をさらに有しており、上型70および下型80は、2段階に型締め自在に構成される。
大型スペーサの厚みは、上板10および下板20と上方中板30および下方中板40の合計の厚み)に対応して設定される。小型のスペーサの厚みは、上板10および下板20の合計の厚みに対応して設定される。
液圧供給手段90は、例えば、増圧シリンダを利用する圧力発生装置や、成形媒体源が連結されており、液圧回路99に連結される流路98とノズル部91とを有する。流路98は、下型80の内部を延長し、ノズル部91に達している。成形媒体は、例えば、水である。
ノズル部91は、予備成形体50のドーム状部12の内面に対応するドーム状部92と、ドーム状部92を取り囲むように配置される環状凸部94,95とを有する。環状凸部94,95は、上型70の押圧部75の円弧状溝77,78と位置合せされている。環状凸部94,95のサイズは、円弧状溝77,78のサイズより小さく、上板10,20の厚みを考慮して設定される。円弧状溝77,78および環状凸部94,95は、必要に応じて、適宜省略することも可能である。
ドーム状部92は、下板20の開口部22に挿入自在であり、また、流路98と連通している注入口93を有する。ノズル部91を開口部22に挿入し、予備成形体50のドーム状部12に配置する場合、液圧回路99から供給される成形媒体は、ノズル部91および開口部22を経由して、予備成形体50の内部に導入される。
次に、実施の形態1に係る液圧成形方法を説明する。図15は、型締めを説明するための断面図、図16は、図15に係る他方の端部を示している断面図、図17は、図16に続く、成形初期を説明するための断面図、図18は、図17に続く、型締めを説明するための断面図、図19は、図18に続く、成形中期を説明するための断面図、図20は、図19に続く、成形後期を説明するための断面図である。
まず、予備成形体50が、下型80に配置される。この際、液圧成形品60の外面62を形成することとなる下板20を、キャビティ面81に相対するように配置し、下板20の開口部22を、液圧供給手段90のノズル部91のドーム状部92に位置決めする。
その後、待機位置に退避していた上型70が降下し、下型80に近接することで、上型70および下型80が型締めされる(図15および図16参照)。この際、液圧成形品60の外面61を形成することとなる上板10を、キャビティ面71に相対するように配置し、上板10のドーム状部12を、上型70の押圧部75に位置する凹部76の先端部76Aに嵌合させる。
ドーム状部12の近傍部位は、上型70の押圧部75における円弧状溝77,78と、下型80の凹部86に配置されるノズル部91における環状凸部94,95とによって把持される。これにより、ドーム状部12の近傍部位には、屈曲した部位が環状に形成され、導入される成形媒体に対するシール性が向上する。なお、押圧部75,85には、大型スペーサ(不図示)が配置され、所定のクリアランスが確保されている。
液圧供給手段90は、液圧回路99から供給される成形媒体を、ノズル部91および開口部22を経由して、予備成形体50の内部に導入する。上方中板30および下方中板40の側面部35,45は、接合されていないため、上板10および下板20の外周部位15A,25Aとの間に、隙間が形成される。成形媒体は、隙間を経由し、予備成形体50の内部に流通することで、液圧が付与される。
予備成形体50は、膨出変形し、予備成形体50の縁部がキャビティ面71,81に向かって移動し、材料流入が引起こされる。また、上方中板30および下方中板40は、上板10および下板20の膨出変形に伴って、接合部54,56が配置される一端31,42が、徐々に離間する。
予備成形体50の接合部54,56が、キャビティ面71,81の内部成形空間に移動すると(図17参照)、上型70および下型80の押圧部75,85の間に配置される大型スペーサ(不図示)が、小型スペーサに交換される。上型70は、小型スペーサの厚みに対応するように降下し、型締することで、予備成形体50の縁部の厚みに対応する所定のクリアランスが確保される(図18参照)。
成形媒体の供給が継続するに伴って、上板10および下板20に接合されている上方中板30および下方中板40は、さらに変形する(図19参照)。また、上方中板30および下方中板40の一端31,42は、接合部54,56の存在によって、L字状に屈曲し、その屈曲部の曲率半径が小さくなる。
予備成形体50の内部が最終液圧に到達すると、成形媒体の供給が停止され、所定時間保持されることで、予備成形体50の膨出が完了する(図20参照)。これにより、上板10および下板20は、液圧成形品60の中空部の外面61,62を形成し、上板10および下板20の中間部15,25の外周部位15A,25Aおよび中央部位15B,25Bは、外面61,62における重ね合わせ面OSに対して傾斜している側壁部61A,62Aおよび側壁部61A,62Aによって囲まれる頂部61B,62Bを形成する。
一方、上方中板30および下方中板40は、液圧成形品60の中空部を略仕切る隔壁65(65A,65B)を形成し、上方中板30および下方中板40の一端31,41は、隔壁65の一端66および他端67を形成する。隔壁65は、上板10および下板20に係る外面の頂部61B,62Bに、一端66および他端67が接合されており、液圧成形品の中空断面の広い範囲を線的に支持するため、例えば、ねじり曲げに対する剛性が向上する。また、隔壁65によって支持される部位は、頂部61B,62Bであるため、上板10および下板20の重ね合わせ面OSに垂直な方向(縦方向)に関する剛性が向上する。
そして、除圧および成形媒体の排出後、上型70を上昇させて型開し、液圧成形品60を取り出し、切断などのトリミングが施される。なお、成形金型(上型70および下型80)に可動式パンチ(雄型)を配置し、成形媒体を排出する際に、液圧成形品60の適当な部位に、開口部を形成することで、成形媒体の排出を、スピードアップすることも好ましい。
以上のように、実施の形態1は、液圧成形品のねじり曲げに対する剛性および縦方向に関する剛性を向上させることが可能である液圧成形用予備成形体、ねじり曲げに対する剛性および縦方向に関する剛性に優れた液圧成形品を得るための液圧成形方法、および、ねじり曲げに対する剛性および縦方向に関する剛性に優れた液圧成形品を提供することができる。
なお、実施の形態1においては、外面材のいずれか一方に形成される開口部に、成形媒体を注入することによって、液圧を付与しているが、特にこの形態に限定されず、多様なタイプの予備成形体および液圧成形装置を適用することが可能である。
例えば、下板20の開口部22および液圧供給手段90のノズル部91を、複数とすることも可能である。また、予備成形体50の接合部54,56を、キャビティ面71,81の内部成形空間に、最初から配置されるように構成することで、スペーサの交換を不要とし、型締めを1回とすることも可能である。
また、図21に示される変形例1のように、補強材を構成する上方中板30および下方中板40を、適当な間隔を置いて複数配置することも可能である。この場合、図22に示されるように、液圧成形品60の中空部を略仕切る隔壁65が、並列して複数形成される。
図23および図24に示される変形例2および変形例3のように、円形状やスリット状の開口部38を、液圧成形品60の隔壁65に形成することで、液圧成形品60の軽量化を図ることも好ましい。これは、補強材を構成する上方中板30および下方中板40に、対応する開口部を形成することで達成することが可能である。
開口部は、上方中板30および下方中板40の接合部54,55,56の強度に対する影響を避けるため、非接合部に配置されることが好ましい。また、開口部は、成形媒体の流通を促進するため、成形媒体を導入するためのノズル部の注入口に位置合せされることが好ましい。
さらに、補強材は、図25に示される変形例4のように、折り曲げられた屈曲形状を有する単一の板材30Aによって構成することも可能である。この場合、板材30Aの一端31Aは、接合部56を介して、上板10の中央部位15Bに連結され、板材30Aの一端41Aは、接合部54を介して、下板20の中央部位25Bに連結される。板材30Aの屈曲部は、上方中板30および下方中板40の接合部55に対応する。
図26は、実施の形態2に係る予備成形体を説明するための断面図、図27は、図26に示される予備成形体の補強材を構成する下方中板および上方中板の形状を説明するための断面図である。以後においては、実施の形態1と同様の機能を有する部材については類似する符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
実施の形態2は、上方中板および下方中板の形状を変更し、誤溶接を低減させている点で、実施の形態1と概して異なる。
実施の形態2に係る上方中板130および下方中板140は、相対する面の一端131,141および他端135,145に配置される突起部132,136,142,145を有する。突起部132,136,142,145は、プレス成形によって形成されており、背面部位133,137,143,147は、屈曲形状を有する凹部が形成されている。なお、突起部132,136,142,145は、プレス成形によって形成することに限定されない。
下方中板140は、突起部142,146の背面部位143,147が下板120と相対するように設置され、その一端141が、接合部154を介して、下板120の中央部位に連結されている。
上方中板130は、突起部132,136が下方中板140の突起部142,146と相対するように設置され、その他端135が、接合部155を介して、下方中板140の他端145に連結されている。上方中板130の突起部132,136と下方中板140の突起部142,146とは、一体となり、略矩形形状の隙間Sを形成している。
上板110は、上方中板130の突起部132,136の背面部位133,137と相対するように設置され、上板110の中央部位は、接合部156を介して、上方中板130の一端131に連結されている。
次に、上方中板130および下方中板140の接合方法の一例を説明する。図28は、下方中板に対する上方中板の接合を説明するための断面図、図29は、図28に続く、下板に対する下方中板の接合を説明するための断面図、図30は、図29に続く、上方中板に対する上板の接合を説明するための断面図である。
まず、下方中板140に対して上方中板130を載置および位置合せし、上方中板130の突起部132,136を、下方中板140の突起部142,146に当接させ、略矩形形状の隙間Sを形成する。そして、上方中板130の突起部136の背面部位137から貫通溶接することによって、上方中板130の突起部136を下方中板140の突起部146に連結し、接合部155を形成する(図28参照)。
その後、所定位置に配置された下板120の中央部位に対して、突起部142,146の背面部位143,147が相対するように、下方中板140を配置する。そして、下板120から貫通溶接することによって、下方中板140の突起部142の背面部位143の近傍かつ隙間Sに面する部位を、下板120の中央部位に連結し、接合部154を形成する(図29参照)。
接合部154は、外面材(下板120)および補強材を構成する板材(上方中板130および下方中板140)が3枚以上積重ねられた状態で、表面に位置する1枚目の板材(下板120)を、その内側に位置する2枚目の板材(下方中板140)に溶接することで、形成される。
また、溶接の際に、2枚目の板材(下方中板140)と、その内側に位置する3枚目の板材(上方中板130)との間に、接合面と位置合わされた隙間Sが配置されている。隙間Sは、溶接熱の伝達を妨害し、2枚目の板材(下方中板140)と3枚目の板材(上方中板130)との誤溶接を防ぐため、溶接不良による接合部154の破断を抑制し、また、溶接歩留まりを向上させる。
接合部154の形成が完了すると、上板110が載置され、上板110の縁部と下板120の縁部とが、重ね合わされる。そして、上板110から貫通溶接することによって、上板110の中央部位を、上方中板130の突起部132の背面部位133の近傍かつ隙間Sに面する部位に連結し、接合部156を形成する(図30参照)。
接合部156は、外面材(上板110および下板120)および補強材を構成する板材(上方中板130および下方中板140)が3枚以上積重ねられた状態で、表面に位置する1枚目の板材(上板110)を、その内側に位置する2枚目の板材(上方中板130)に溶接することで、形成される。
また、溶接の際に、2枚目の板材(上方中板130)と、その内側に位置する3枚目の板材(下方中板140)との間に、接合面と位置合わされた隙間Sが配置されている。隙間Sは、溶接熱の伝達を妨害し、2枚目の板材(上方中板130)と3枚目の板材(下方中板140)との誤溶接を防ぐため、溶接不良による接合部154の破断を抑制し、また、溶接歩留まりを向上させる。
接合部156の形成が完了すると、上板110および下板120の重ね合わせられた縁部が、例えば、隅肉溶接によって連結されて、接合部152を形成し、予備成形体150が得られる(図26参照)。
以上のように、実施の形態2に係る予備成形体150は、誤溶接が抑制されている。そのため、溶接接合部の品質が向上しており、溶接接合部における破断を抑制することが可能である。また、溶接歩留まりが向上しているため、予備成形体の製造コストを低下させることが可能である。
なお、上方中板130および下方中板140の一方、例えば、図31に示される変形例1のように、上方中板130を略平坦とすることも可能である。また、実施の形態2に、実施の形態1の変形例1〜4を適宜組み合わせることも可能である。
図32および図33は、実施の形態3に係る予備成形体を説明するための平面図および背面図、図34は、実施の形態3に係る液圧成形品を説明するための斜視図、図35は、図34に示される液圧成形品の正面図、図36は、図35の線XXXVI−XXXVIに関する断面図である。
実施の形態3は、上方中板および下方中板の形状を変更し、外面材の重ね合わせ面に平行な方向(横方向)に関する剛性を向上させている点で、実施の形態1と概して異なる。
実施の形態3に係る上方中板130および下方中板140は、側面部235,245から側方に突出している拡張部239,249を有する。拡張部239,249のサイズは、液圧成形の際において、上板210および下板220の中間部の外周部位215A,225Aと、拡張部239,249とが接触して、拡張部239,249が屈曲するように、設定されている。
したがって、予備成形体250に液圧成形が適用されると、上板210および下板220は、液圧成形品60の中空部の外面261,262を形成し、上板210および下板220の中間部215,225の外周部位215A,225Aおよび中央部位215B,225Bは、外面261,262における重ね合わせ面OSに対して傾斜している側壁部261A,262Aおよび側壁部261A,262Aによって囲まれる頂部261B,262Bを形成する。
一方、上方中板230および下方中板240は、液圧成形品260の中空部を略仕切る隔壁265(265A,265B)を形成し、かつ、当該隔壁265(265A,265B)は、側面部268から側方に突出している拡張部位269を有する。拡張部位269は、液圧成形品260の側壁部261A,262Aと当接して屈曲している。つまり、隔壁265(265A,265B)の拡張部位269は、液圧成形品260の側壁部261A,262Aを支持しているため、拡張部位269は、重ね合わせ面OSに平行な方向(横方向)に関する剛性を向上させる。
以上のように、実施の形態3は、外面材の重ね合わせ面に平行な方向(横方向)に関する剛性も向上させることが可能である。
なお、拡張部239,249のサイズは、液圧成形の際において、上板210および下板220の中間部の外周部位215A,225Aと接触しないように設定し、隔壁265(265A,265B)の拡張部位269が液圧成形品260の側壁部261A,262Aの近傍に位置するように調整することも可能である。この場合、何らかの原因で負荷が付与され、液圧成形品260の中空部が変形する際、拡張部位269が側壁部261A,262Aと当接することによって、過剰な変形を抑制することが可能である。また、実施の形態3に、実施の形態1およびその変形例1〜4や、実施の形態2およびその変形例1を、適宜組み合わせることも可能である。
図37は、実施の形態4を説明するための断面図である。実施の形態4は、予備成形体の形状および液圧成形装置の構成に関し、実施の形態1と概して異なっている。
実施の形態4に係る予備成形体350は、液圧成形品の外面部を形成することとなる上板310および下板320と、液圧成形品の隔壁を形成することとなる上方中板330と下方中板340と、成形媒体を導入することによって液圧を付与するための非接合部351とを有する。
上方中板330および下方中板340は、上板310および下板320の内側に配置される。非接合部351は、上板310の端面と下板320との当接面によって構成され、当該当接面は、略円錐状に予備成形されている。非接合部351は、円状の開口部が配置される外側端面と、予備成形体350の内部に連通している内側先端部352を有する。つまり、予備成形体350は、外面材の一方310の端面と他方320の端面との当接面によって形成される開口部を有する。非接合部351は、端面全面に渡って配置される形態に限定されず、部分的に配置することも可能である。
上板310は、上型370のキャビティ面371に相対して配置される。下板320は、下型380のキャビティ面381に相対して配置される。キャビティ面371,381は、成形品の外面部にそれぞれ対応している。
液圧供給手段390は、液圧回路399に連結される流路398と、軸押しポンチ391と、軸押しシリンダ397とを有する。軸押しポンチ391は、上型370および下型380の側面に配置され、軸押しシリンダ397に連結されている。軸押しポンチ391は、ノズル部392を有する。
ノズル部392は、流路398と連通している注入口393を有し、かつ、非接合部351の形状と対応する略円錐状を呈している。軸押しシリンダ397は、軸押しポンチ391を、金型(上型370および下型380)側に向かって進退自在に支持している。軸押しシリンダ397の駆動源は、例えば、油圧あるいは空圧である。
予備成形体350の非接合部351は、その開口部にノズル部392が挿入されると、拡径すると共に、上型370および下型380により当該拡径が規制される。その結果、非接合部351は、ノズル部392に密着して、気密性が確保される。
ノズル部392の注入口393は、予備成形体350の内部に連通している内側先端部352と位置合せされる。そのため、液圧回路399から供給される成形媒体が、流路398および注入口393に導入されると、成形媒体は、非接合部351および内側先端部352を通過して、予備成形体350の内部に注入される。
したがって、液圧供給手段390は、予備成形体350の内部に液圧を付与して膨出変形させことが可能である。
以上のように、実施の形態4においては、外面材310,320の一方の端面と他方の端面との当接面によって形成される開口部に、成形媒体を導入することによって液圧を付与し、予備成形体350を膨出変形させることで、液圧成形品の外面部および液圧成形品の中空断面を仕切る隔壁を形成することが可能である。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。
例えば、目的とする液圧成形品の構成に応じて、第1および第2外面材を構成する板材の形状、補強材を構成する板材の形状、突出部の配置位置、予備成形体における補強材を構成する板材の配置形態などを、適宜変更することが可能である。
実施の形態1に係る液圧成形品を説明するための斜視図である。 図1に示される液圧成形品の正面図である。 図2の線III−IIIに関する断面図である。 図1に示される液圧成形品が適用される自動車部品を説明するための平面図である。 実施の形態1に係る予備成形体を説明するための平面図である。 図5に示される予備成形体の背面図である。 図5の線VII−VIIに関する断面図である。 図5の線VIII−VIIIに関する断面図である。 下方中板および上方中板の接合方法の一例を説明するための断面図であり、下板に対する下方中板の接合を示している。 図9に続く、下方中板に対する上方中板の接合を説明するための断面図である。 図10に続く、上方中板に対する上板の接合を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る液圧成形装置を説明するための断面図である。 図12に示される液圧成形装置の上型を説明するための平面図である。 図12に示される液圧成形装置の下型を説明するための平面図である。 実施の形態1に係る液圧成形方法を説明するための断面図であり、型締めを示している。 図15に係る他方の端部を示している断面図である。 図16に続く、成形初期を説明するための断面図である。 図17に続く、型締めを説明するための断面図である。 図18に続く、成形中期を説明するための断面図である。 図19に続く、成形後期を説明するための断面図である。 実施の形態1の変形例1に係る予備成形体を説明するための平面図である。 実施の形態1の変形例1に係る液圧成形品を説明するための断面図である。 実施の形態1の変形例2を説明するための正面図である。 実施の形態1の変形例3を説明するための正面図である。 実施の形態1の変形例4を説明するための断面図である。 実施の形態2に係る予備成形体を説明するための断面図である。 図26に示される予備成形体の補強材を構成する下方中板および上方中板の形状を説明するための断面図である。 下方中板および上方中板の接合方法の一例を説明するための断面図であり、下方中板に対する上方中板の接合を説明するための断面図である。 図28に続く、下板に対する下方中板の接合を説明するための断面図である。 図29に続く、上方中板に対する上板の接合を説明するための断面図である。 実施の形態2に係る変形例1を説明するための断面図である。 実施の形態3に係る予備成形体を説明するための平面図である。 図32に示される予備成形体の背面図である。 実施の形態3に係る液圧成形品を説明するための斜視図である。 図34に示される液圧成形品の正面図である。 図35の線XXXVI−XXXVIに関する断面図である。 実施の形態4を説明するための断面図である。
符号の説明
10・・上板(外面材)、
11,16・・端部、
12・・ドーム状部、
15・・中間部、
15A・・外周部位、
15B・・中央部位、
20・・下板(外面材)、
21,26・・端部、
22・・開口部、
25・・中間部、
25A・・外周部位、
25B・・中央部位、
30・・上方中板(補強材)、
30A・・板材(補強材)、
31,31A・・一端、
35・・側面部、
36・・他端、
38・・開口部、
40・・下方中板(補強材)、
41,41A・・一端、
46・・他端、
50・・予備成形体、
52,55,54,56・・接合部、
60・・液圧成形品、
61,62・・外面、
61A,62A・・側壁部、
61B,62B・・頂部、
65・・隔壁、
65A,65B・・第1および第2部位、
66・・一端、
67・・他端、
68・・側面部、
70・・上型、
71・・キャビティ面、
75・・押圧部、
76・・凹部、
76A・・先端部、
77,78・・円弧状溝、
80・・下型、
81・・キャビティ面、
85・・押圧部、
86・・凹部、
90・・液圧供給手段、
91・・ノズル部、
92・・ドーム状部、
93・・注入口、
94,95・・環状凸部、
98・・流路、
99・・液圧回路、
110・・上板(外面材)、
120・・下板(外面材)、
130・・上方中板(補強材)、
131・・一端、
132,136・・突起部、
133,137・・背面部位、
135・・他端、
140・・下方中板(補強材)、
141・・一端、
142,146・・突起部、
143,147・・背面部位、
145・・他端、
150・・予備成形体、
152,154,155,156・・接合部、
210・・上板(外面材)、
215・・中間部、
215A・・外周部位、
215B・・中央部位、
220・・下板(外面材)、
225・・中間部、
225A・・外周部位、
225B・・中央部位、
230・・上方中板(補強材)、
235・・側面部、
239・・拡張部、
240・・下方中板(補強材)、
245・・側面部、
249・・拡張部、
250・・予備成形体、
260・・液圧成形品、
261,262・・外面、
261A,262A・・側壁部、
261B,262B・・頂部、
265・・隔壁、
268・・側面部、
269・・拡張部位、
310・・上板(外面材)、
320・・下板(外面材)、
330・・上方中板(補強材)、
340・・下方中板(補強材)、
350・・予備成形体、
351・・非接合部、
352・・内側先端部、
370・・上型、
371・・キャビティ面、
380・・下型、
381・・キャビティ面、
390・・液圧供給手段、
391・・ポンチ、
392・・ノズル部、
393・・注入口、
397・・シリンダ、
398・・流路、
399・・液圧回路、
OS・・重ね合わせ面、
,S・・隙間。

Claims (32)

  1. 重ね合わせて接合された縁部を有し、液圧成形品の中空部の外面を形成することとなる第1および第2外面材、および、
    前記第1および第2外面材の内側に配置され、前記中空部を略仕切る隔壁を形成することとなる補強材を有し、
    前記外面は、前記第1および第2外面材の重ね合わせ面に対して傾斜している側壁部と、前記側壁部によって囲まれる頂部とを有し、
    前記補強材は、前記第1および第2外面材の前記頂部を形成することとなる部位にそれぞれ接合される一端および他端と、前記側壁部を形成することとなる前記第1および第2外面材の外周部位に面する側面部とを有する
    ことを特徴とする予備成形体。
  2. 前記補強材は、開口部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の予備成形体。
  3. 前記開口部は、円形状であることを特徴とする請求項2に記載の予備成形体。
  4. 前記開口部は、スリット状であることを特徴とする請求項2に記載の予備成形体。
  5. 前記開口部は、非接合部に配置されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の予備成形体。
  6. 前記開口部は、成形媒体を導入するためのノズル部の注入口に位置合せされていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の予備成形体。
  7. 前記補強材は、重ね合わせて配置される第1および第2補強材からなり、
    前記第1および第2補強材は、一端が互いに接合され、前記第1および第2補強材の他端は、前記第1および第2外面材の前記頂部を形成することとなる部位にそれぞれ接合される前記補強材の一端および他端をそれぞれ構成していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の予備成形体。
  8. 前記第1補強材および前記第2補強材は、前記側面部から側方に突出している拡張部を有することを特徴とする請求項7に記載の予備成形体。
  9. 前記拡張部のサイズは、液圧成形の際において、前記拡張部と前記第1および第2外面材の外周部位とが接触して、前記拡張部が屈曲するように、設定されていることを特徴とする請求項8に記載の予備成形体。
  10. 前記第1および第2外面材と前記補強材とを構成する板材が3枚以上積重ねられた状態で、表面に位置する1枚目の板材を、前記1枚目の板材の内側に位置する2枚目の板材に溶接することで形成される接合部を有しており、
    前記溶接の際に、前記2枚目の板材と、前記2枚目の板材の内側に位置する3枚目の板材との間に、接合面と位置合わされた隙間が配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の予備成形体。
  11. 前記2枚目の板材および/または前記3枚目の板材は、相対する面に突起部が形成されており、前記隙間は、前記突起部の当接によって形成されることを特徴とする請求項10に記載の予備成形体。
  12. 前記突起部の背面は、凹部が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の予備成形体。
  13. 前記凹部は、屈曲形状を有することを特徴とする請求項12に記載の予備成形体。
  14. 重ね合わせて接合された縁部を有し、液圧成形品の中空部の外面を形成することとなる第1および第2外面材、および、
    前記第1および第2外面材の内側に配置され、前記中空部を略仕切る隔壁を形成することとなる補強材を有し、
    前記外面は、前記第1および第2外面材の重ね合わせ面に対して傾斜している側壁部と、前記側壁部によって囲まれる頂部とを有し、
    前記補強材は、前記第1および第2外面材の前記頂部を形成することとなる部位にそれぞれ接合される一端および他端と、前記側壁部を形成することとなる前記第1および第2外面材の外周部位に面する側面部とを有し
    ている予備成形体を、
    液圧成形品の外面形状に対応するキャビティを有する成形金型の内側に配置し、
    前記補強材の側面部と、前記第1および第2外面材の外周部位との間に形成される隙間を経由し、成形媒体を流通させ、液圧を付与することで、前記予備成形体を膨出変形させ、
    液圧成形品の中空部の外面および前記中空部を略仕切る隔壁を形成する
    ことを特徴とする液圧成形方法。
  15. 前記補強材は、成形媒体を導入するためのノズル部の注入口に位置合せされた開口部を有しており、前記開口部を経由して、成形媒体を流通させることを特徴とする請求項14に記載の液圧成形方法。
  16. 前記補強材は、重ね合わせて配置される第1および第2補強材からなり、
    前記第1および第2補強材は、一端が互いに接合され、前記第1および第2補強材の他端は、前記第1および第2外面材の前記頂部を形成することとなる部位にそれぞれ接合される前記補強材の一端および他端をそれぞれ構成し、かつ、
    前記第1補強材および前記第2補強材は、前記側面部から側方に突出している拡張部を有しており、
    前記拡張部と前記第1および第2外面材の外周部位とを接触させ、前記拡張部を屈曲させることを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の液圧成形方法。
  17. 前記第1および第2外面材の一方に形成される開口部に、成形媒体を導入するためのノズル部を、挿入することを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載の液圧成形方法。
  18. 前記第1外面材の端面と第2外面材の端面との当接面によって形成される開口部に、成形媒体を導入するためのノズル部を、挿入することを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載の液圧成形方法。
  19. 重ね合わせて接合された縁部を有する第1および第2外面材と、前記第1および第2外面材の内側に配置される補強材とを有する予備成形体に、液圧成形を適用することで得られる液圧成形品であって、
    前記第1および第2外面材から形成され、前記第1および第2外面材の重ね合わせ面に対して傾斜している側壁部と、前記側壁部によって囲まれる頂部とを有する中空部の外面と、
    前記補強材から形成され、前記第1および第2外面材に係る前記外面の頂部に、一端および他端がそれぞれ接合されて、前記中空部を略仕切る隔壁と、
    前記隔壁の側面部と前記外面の側壁部との間に形成される隙間と
    を有することを特徴とする液圧成形品。
  20. 前記隔壁は、開口部が形成されていることを特徴とする請求項19に記載の液圧成形品。
  21. 前記開口部は、円形状であることを特徴とする請求項20に記載の液圧成形品。
  22. 前記開口部は、スリット状であることを特徴とする請求項20に記載の液圧成形品。
  23. 前記開口部は、非接合部に配置されることを特徴とする請求項20〜22のいずれか1項に記載の液圧成形品。
  24. 前記隔壁は、一端が互いに接合された第1および第2部位から形成されており、前記第1および第2部位の他端は、前記第1および第2外面材に係る前記外面の頂部にそれぞれ接合される前記隔壁の一端および他端をそれぞれ構成していることを特徴とする請求項19〜23のいずれか1項に記載の液圧成形品。
  25. 前記第1および第2部位は、側面部から側方に突出している拡張部位を有することを特徴とする請求項24に記載の液圧成形品。
  26. 前記拡張部位は、前記中空部の外面の側壁部と当接して屈曲していることを特徴とする請求項25に記載の液圧成形品。
  27. 前記第1および第2部位の一端は、溶接することで接合部が形成されていることを特徴とする請求項24〜26のいずれか1項に記載の液圧成形品。
  28. 前記第1および第2部位の一端は、相対する面に突起部が形成されており、前記突起部は、前記接合部の近傍に位置することを特徴とする請求項27に記載の液圧成形品。
  29. 前記突起部の背面は、凹部が形成されていることを特徴とする請求項28に記載の液圧成形品。
  30. 前記凹部は、屈曲形状を有することを特徴とする請求項29に記載の液圧成形品。
  31. 自動車の車体構造部材に適用されることを特徴とする請求項19〜30のいずれか1項に記載の液圧成形品。
  32. 前記自動車の車体構造部材は、サスペンション部品であることを特徴とする請求項31に記載の液圧成形品。
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