JP2004082142A - 予備成形体および液圧成形方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】金型150,160内に配置され、液圧を内部に供給することによって、液圧成形品に膨出変形し得る予備成形体100である。予備成形体100は、重ね合わせて接合された縁部を有する2枚の板材101,102と、板材101,102の間に配置された補強材103,104と、板材101,102と補強材103,104とを接合して形成された固着部とを有する。補強材103,104は、固着部を介し、膨出成形される板材101,102によって、引張られて引伸ばされ得る。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液圧成形品を得るための予備成形体および液圧成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
サイドメンバ等の自動車の車体構造部材は、衝撃吸収性を向上させるために中空構造を有し、かつ、強度を補うために中空断面を仕切る補強材が配設されている。
【0003】
例えば、特開2001−225763号公報は、アルミニウム合金押出し材から成形される車体構造部材を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車体構造部材を押出し材によって形成する場合、長手方向に関する補強材の配置が困難であり、補強材の形状およびレイアウトの自由度が低いという問題がある。
【0005】
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、補強材の形状およびレイアウトの自由度に優れた液圧成形品を得るための予備成形体および液圧成形方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、金型内に配置され、液圧を内部に供給することによって、液圧成形品に膨出変形し得る予備成形体である。前記予備成形体は、重ね合わせて接合された縁部を有する2枚の板材と、前記板材の間に配置された補強材と、前記板材と前記補強材とを接合して形成された固着部とを有する。前記補強材は、前記固着部を介し、膨出成形される前記板材によって、引張られて引伸ばされ得る。
【0007】
上記目的を達成するための請求項9に記載の発明は、金型内に配置された予備成形体の内部に、液圧を供給して膨出変形させることによって液圧成形品を得るための液圧成形方法である。なお、前記予備成形体は、重ね合わせて接合された縁部を有する2枚の板材と、前記板材の間に配置された補強材と、前記板材と前記補強材とを接合して形成された固着部とを有する。前記補強材は、前記固着部を介し、膨出成形される前記板材によって、引張られて引伸ばされる。
【0008】
【発明の効果】
上記のように構成した本発明は以下の効果を奏する。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、予備成形体の補強材は、2枚の板材の間に配置されるため、長手方向に関し適当に配置可能であり、補強材の形状およびレイアウトの自由度に優れている。したがって、予備成形体を金型内に配置し、液圧を内部に供給することによって膨出変形させる場合、補強材の形状およびレイアウトの自由度に優れた液圧成形品を得ることができる。つまり、補強材の形状およびレイアウトの自由度に優れた液圧成形品を得るための予備成形体を提供することができる。
【0010】
さらに、補強材は、板材と補強材とを接合して形成された固着部を介し、膨出成形される板材によって、引張られて引伸ばされる。したがって、補強材は、直線的に伸展するため、湾曲して不安定となることがない。また、補強材の根元部は、固着部の存在によって、L字状に屈曲し、その屈曲部の曲率半径が小さくなるため、補強材の支持機能は向上する。つまり、上記予備成形体から得られる液圧成形品は、良好な強度および剛性を有する。
【0011】
請求項9に記載の発明によれば、液圧成形方法に係る予備成形体の補強材は、2枚の板材の間に配置されるため、長手方向に関し適当に配置可能であり、補強材の形状およびレイアウトの自由度に優れている。したがって、当該予備成形体を金型内に配置し、液圧を内部に供給して膨出変形させることによって得られる液圧成形品は、補強材の形状およびレイアウトの自由度に優れている。つまり、補強材の形状およびレイアウトの自由度に優れた液圧成形品を得るための液圧成形方法を提供することができる。
【0012】
さらに、補強材は、板材と補強材とを接合して形成された固着部を介し、膨出成形される板材によって、引張られて引伸ばされる。したがって、補強材は、直線的に伸展するため、湾曲して不安定となることがない。また、補強材の根元部は、固着部の存在によって、L字状に屈曲し、その屈曲部の曲率半径が小さくなるため、補強材の支持機能は向上する。つまり、上記液圧成形方法を適用して得られる液圧成形品は、良好な強度および剛性を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
【0014】
図1に示される本発明の実施の形態1に係る予備成形体100は、補強材103,104によって内部から支持された略矩形状の中空断面を有する液圧成形品を得るために使用される。液圧成形品は、具体的には、自動車の車体構造部品などの中空成形品であり、例えば、サイドメンバ、サイドシル、フロントピラー、サイドルーフレール、センターピラー、バンパーに適用することが好ましい。
【0015】
詳述すると、予備成形体100は、金属の薄板からなる板材101,102を有する。板材101,102は、その縁部が、重ね合わせて接合されており、予備成形体100の外郭を構成する。なお、符号124は、板材101,102の縁部を接合して形成された固着部を示している。
【0016】
予備成形体100は、補強部110と、非補強部111と、凸部113,114とを有する。補強部110には、複数の補強材103,104が配置される。非補強部111は、補強部110と凸部113,114との間に位置し、補強材は配置されない。
【0017】
補強材103,104は、2枚の板材101,102の間に配置されるため、長手方向に関し適当に配置可能であり、補強材103,104の形状およびレイアウトの自由度に優れている。したがって、予備成形体100から得られる液圧成形品も、補強材103,104の形状およびレイアウトの自由度に優れている。
【0018】
凸部113,114は、予備成形体100の内部に液圧を供給するための液圧供給部であり、液圧注入口112と開口部115とを有する。液圧注入口112は、非補強部111を介し、補強部110に連通している。開口部115は、高圧液体を注入するためのノズル部を挿入するために使用される。
【0019】
次に、補強材103,104の接合方法を説明する。図2は、図1の線I−Iに関する断面図である。なお、補強材103,104は、後述するように、液圧成形品の中空断面を略水平方向および略垂直方向に均等に仕切る(4分割する)ことになる。
【0020】
まず、長さL10の補強材103,104を、板材102にオフセットして配置する。そして、補強材104の両方の端部を板材102に接合し、固着部122を形成する。
【0021】
次に、補強材104の端部の間に位置する部位と、補強材103の端部の間に位置する部位とを接合し、固着部121を形成する(図2(A)参照)。なお、液圧成形品の断面形状が正方形でないため、補強材104と補強材103との固着位置は、それぞれ中央から変位している。
【0022】
次に、板材101を補強材103に重ね合わせ、補強材103の両方の端部を板材101に接合し、固着部123を形成する(図2(B)参照)。
【0023】
そして、板材101,102の全周を接合し、固着部124を形成することで、予備成形体100が得られる(図2(C)参照)。
【0024】
補強材103,104同士および板材101,102との接合は、例えば、レーザー溶接、スロット溶接、プラグ溶接、接着、カシメを適用することができる。板材101,102の全周接合は、気密性に優れた接合手段、例えば、レーザー溶接、アーク溶接、接着を適用することができる。
【0025】
図3は、本発明の実施の形態1に係る金型を説明するための断面図、図4は、図3の線IV−IVに関する断面図である。
【0026】
得られた予備成形体100が配置される金型は、上型150および下型160を有する。型150および下型160は、キャビティ151,161および凹溝152,162を有する。
【0027】
キャビティ151,161は、例えば、略矩形断面を有する液圧成形品の外形形状に対応しており、上型150および下型160の分割面170は、その矩形断面の略対角線に位置する。凹溝152,162は、予備成形体100の凸部113,114に対応している。
【0028】
予備成形体100の凸部113,114は、少なくとも液圧注入口112において、分割面170に関し、均等に配置される。
【0029】
下型160は、液圧成形のための高圧液体を注入するためのノズル部163および通路164を有する。ノズル部163は、開口部115を経由し、予備成形体100の凸部113,114によって形成される空間内部に配置される。通路164は、ノズル部163と液圧発生装置に接続されている高圧ホース165とを連通している。
【0030】
次に、予備成形体100から液圧成形品を得るための液圧成形方法を説明する。
【0031】
まず、予備成形体100が、上型150と下型160との間に配置され、予備成形体100の開口部115に、下型160のノズル部163が挿入される。そして、上型150および下型160が閉められる。
【0032】
その後、液圧発生装置は、発生させた高圧液体を、高圧ホース165および通路164を経由し、ノズル部163に供給する。ノズル部163は、予備成形体100の凸部113,114によって形成される空間内部に、高圧液体を注入する。なお、板材101,102の縁部は接合され、その全周に渡って固着部124が形成されているため、高圧液体は、予備成形体100から漏出しない。
【0033】
高圧液体は、さらに、液圧注入口112を経由して、非補強部111および補強部110に導入され、板材101,102と補強材103,104とによって仕切られた分割空間に、液圧が供給される。
【0034】
予備成形体100の凸部113,114は、液圧注入口112に関し、上型150および下型160の分割面170に均等に配置されているため、非補強部111は、均等に膨らみ、補強部110の分割空間に均等に液圧が作用する。
【0035】
高圧液体の注入が継続されるに従って、板材101,102は、膨出変形し、図5に示されるように、上型150および下型160の外形形状に沿って、液圧成形される。なお、上型150と下型160との分割面170は、略矩形断面の対角線としているため、材料流入は、均等となる。
【0036】
図6は、本発明の実施の形態1に係る液圧成形品140の補強部の断面図である。
【0037】
液圧成形品140の中空断面は、補強材103,104によって4分割される)。つまり、液圧成形品140の略矩形断面を構成する4面は、補強材103,104によって内部から支持されており、強度および剛性が向上している。つまり、上下左右のどちらの方向に関しても高強度な液圧成形品の提供が可能となる。
【0038】
補強材103,104は、板材101,102の膨出変形に伴って、引張られて引伸ばされるため、湾曲して不安定となることが無く、直線的に伸展する。なお、固着部123間における板材101,102の長さL12は、補強材103,104の長さL11と略同一である。つまり、板材101の固着部123間に位置する部位および板材102の固着部122間に位置する部位の伸び率は、補強材103,104の伸び率と略同一となる。
【0039】
補強材103,104の根元部103A,104Aは、固着部122,123の存在によって、L字状に屈曲し、その屈曲部の曲率半径が小さくなるため、補強材103,104の支持機能は向上する。つまり、液圧成形品140は、良好な強度および剛性を有する。
【0040】
さらに、補強材103,104は、固着部121を介して引張り合うため、加えられる力が均衡し、補強材103,104の根元部103A,104Aの形状は、略同一となる。したがって、液圧成形品140は、優れた軸圧潰特性を呈し、軸圧潰部品に適用することも可能である。
【0041】
図7は、補強材における伸び率と成形性との関係を示している図表である。なお、伸び率は、液圧成形品140における補強材103,104の長さL11から、予備成形体100における補強材103,104の長さL10を減じた値を、長さL10で除した割合を百分率で表している。
【0042】
詳述すると、伸び率が2%を下回った場合、補強材103,104が片方に偏ってしまい、補強材103,104の一方が湾曲した。また、伸び率が9%を越える場合、補強材103,104の固着部で破断が発生した。つまり、伸び率が2%以上かつ9%以下の範囲にある場合、良好な成形性を示している。
【0043】
したがって、補強材103,104の長さL10は、液圧成形後における伸び率が2%以上かつ9%以下となるように設定することが好ましい。なお、伸び率は、補強材103,104と板材101,102との固着位置や、補強材103,104の長さL10の調整することで、設定可能である。例えば、補強材103,104の長さL10を小さくする場合、伸び率は増加する。
【0044】
以上のように、実施の形態1においては、予備成形体に係る補強材の形状およびレイアウトに関する自由度が、優れており、液圧成形法を適用することによって、補強材の形状およびレイアウトの自由度に優れた液圧成形品を得ることができる。つまり、補強材の形状およびレイアウトの自由度に優れた液圧成形品を得るための予備成形体および液圧成形方法を提供することができる。
【0045】
さらに、補強材は、固着部の存在によって、直線的に伸展しかつL字状屈曲部の曲率半径が小さくなるため、支持機能に優れており、液圧成形品は、良好な強度および剛性を有する。
【0046】
次に、本発明の実施の形態2を説明する。実施の形態2は、補強材の長さが同一でない点で、実施の形態1と概して異なっている。図9は、実施の形態2に係る予備成形体の補強部に関する断面図である。
【0047】
図に示されるように、予備成形体200に配置される補強材203,204の長さL20A,L20Bは、同一ではなく、一方が長くなっている。
【0048】
また、液圧成形品の中空断面を仕切るための補強材203,204の接合方法においては、まず、補強材203,204は、その一端が整合され、他端が段差を生じるように、板材202に配置される。そして、補強材204の両方の端部は、板材202に接合され、固着部222を形成する。
【0049】
次に、補強材204の端部の間に位置する部位と、補強材203の略中央に位置する部位とが接合され、固着部221を形成する。なお、補強材203との補強材204の固着位置は、中央から変位している。
【0050】
その後、板材201が重ねられ、補強材203の両方の端部が板材201に接合され、固着部223を形成する。そして、板材201,202の全周が接合され、固着部224を形成することで、予備成形体200が得られる。
【0051】
金型の構成および液圧成形方法は、実施の形態1と同様であるため、その説明は繰り返さない。
【0052】
なお、補強材203,204は、液圧成形時において、板材201,202の膨出変形に伴って、引張られて引伸ばされるため、湾曲して不安定となることが無く、直線的に伸展する。さらに、補強材203,204の根元部203A,204Aは、固着部222,223の存在によって、L字状に屈曲し、その屈曲部の曲率半径が小さくなるため、補強材203,204の支持機能は、向上する。
【0053】
また、補強材203,204は、固着部221を介して引張り合うため、加えられる力が均衡し、補強材203,204の根元部203A,204Aの形状は、略同一となる。したがって、液圧成形品240は、優れた軸圧潰特性を呈し、軸圧潰部品に適用することも可能である。
【0054】
図9は、予備成形体200から得られる液圧成形品240の断面図である。液圧成形品240は、略矩形断面を有し、その中空断面は、補強材203,204の上記構成に基づいて、略水平方向に関しては、均等に仕切られるが、略垂直方向に関しては、上方に偏って仕切られる。つまり、液圧成形品240の中空断面は、4分割されるが、均等ではない。
【0055】
詳述すると、液圧成形品240の上部断面は、同一の略正方形状の区画を2つ有し、液圧成形品240の下部断面は、同一の略矩形状の区画を2つ有する。また、補強材203の長さL21Aは、略正方形状の区画の一辺の長さの2倍の値と略同一であり、補強材204の長さL21Bは、略矩形状の区画の短辺と長辺の長さの合計値と略同一である。したがって、略矩形状の区画の短辺と長辺の長さの差は、補強材203の長さL21Aと補強材204の長さL21Bの差と略同一である。
【0056】
以上のように、実施の形態2においては、液圧成形品240の略矩形断面を構成する4面は、補強材203,204によって内部から支持されており、強度および剛性が向上し、特に、液圧成形品240の上部が高強度となる。
【0057】
また、良好な成形性を得るためには、補強材203,204の長さL20A,L20Bは、液圧成形後における伸び率が2%以上かつ9%以下となるように、設定することが好ましい(図7参照)。
【0058】
なお、液圧成形品240が略矩形断面を有するため、固着部223間における板材201の長さL22Aは、補強材203の長さL21Aと略同一となり、固着部222間における板材202の長さL22Bは、補強材204の長さL21Bと略同一となる。つまり、板材201の固着部223間に位置する部位および板材202の固着部222間に位置する部位の伸び率は、補強材203,204の伸び率と略同一となる。
【0059】
次に、本発明の実施の形態3を説明する。実施の形態3は、補強材の配列方法および液圧成形品の断面形状に関し、実施の形態1と概して異なっている。図10は、実施の形態3に係る予備成形体300の補強部の断面図、図11は、実施の形態3に係る液圧成形品340の補強部の断面図である。
【0060】
図10を参照し、液圧成形品340の中空断面を仕切るための補強材303,304の接合方法を説明する。
【0061】
まず、同一の長さL30の補強材303,304は、その両端が整合され、板材302に配置される。補強材304の両方の端部は、板材302に接合され、固着部222を形成する。そして、補強材304の略中央に位置する部位と、補強材303の略中央に位置する部位とが接合され、固着部321を形成する。
【0062】
その後、板材301が重ねられ、補強材303の両方の端部が板材301に接合され、固着部323を形成する。そして、板材301,302の全周が接合され、固着部324を形成することで、予備成形体300が得られる。
【0063】
液圧成形品340の外形形状に対応して金型のキャビティが異なっている点を除けば、金型の構成および液圧成形方法は、実施の形態1と同様であるため、その説明は繰り返さない。
【0064】
なお、液圧成形時において、補強材303,304は、板材301,302の膨出変形に伴って、引張られて引伸ばされるため、湾曲して不安定となることが無く、直線的に伸展する。さらに、補強材303,304の根元部303A,304Aは、固着部322,323の存在によって、L字状に屈曲し、その屈曲部の曲率半径が小さくなるため、補強材303,304の支持機能は向上する。
【0065】
また、補強材303,304は、固着部321を介して引張り合うため、加えられる力が均衡し、補強材303,304の根元部303A,304Aの形状は、略同一となる。したがって、液圧成形品340は、優れた軸圧潰特性を呈し、軸圧潰部品に適用することも可能である。
【0066】
図11を参照し、予備成形体300から得られる液圧成形品340は、略6角形断面を有し、その中空断面は、補強材303,304の上記構成に基づいて、略水平方向および略垂直方向に関して、対称に仕切られて4分割されているが、均等ではない。つまり、液圧成形品340は、固着部321を中心として、略垂直方向に対称な5角形形状の区画と、略水平方向に対称な4角形形状の区画を有する。
【0067】
以上のように、実施の形態3においては、液圧成形品340の略6角形断面を構成する、上下面を除いた4つの側面が、補強材303,304によって内部から支持されており、強度および剛性が向上しており、特に、液圧成形品340の側面部が高強度となる。
【0068】
また、良好な成形性を得るためには、補強材303,304の長さL31は、液圧成形後における伸び率が2%以上かつ9%以下となるように、設定することが好ましい(図7参照)。
【0069】
なお、この場合、液圧成形の初期における補強材の一方の周長余りが、液圧成形の進行に伴って解消される点でも好ましい。
【0070】
詳述すると、液圧成形の初期において、板材301,302は、供給される液圧によって金型に押し付けられ、板材301,302は、プレス成形と同様に、材料が流入しながら成形される。したがって、液圧成形による板材301,302の伸び率は、僅かである。つまり、固着部322,323間における板材301,302の長さL32は、液圧成形前の長さL30に比べて、若干大きいだけである。
【0071】
また、補強材303,304の固着部322,323も、供給される液圧によって金型に押し付けられる。しかし、固着部322,323間における板材301,302の伸びが小さいため、固着部322,323は、固着部324から離れる方向に移動する(図12参照)。
【0072】
そして、補強材303,304が積極的に伸びることによって、補強材303,304は、互いに引張り合って、バランスが保たれた所定の断面形状が形成される。つまり、補強材303,304は、伸び率が2%以上かつ9%以下となる長さL31を有することとなる。
【0073】
一方、設定された伸び率が小さい場合、問題を生じる虞がある。例えば、図13に示されるように、液圧成形の初期において液圧のバランスが微妙に狂い、補強材303’に加わる成形力と、補強材304’に加わる成形力とが異なった場合、大きな成形力が加わった補強材304’が、いち早く大きく成形され、他方の補強材303’は、周長余りが生じる虞がある。
【0074】
この場合、補強材303’,304’の設定されている伸び率が2%以下であると、液圧成形の終点においても、大きな成形力が加わった補強材304’は、材料伸びに余裕がある。そのため、液圧成形の進行に伴って補強材304’が伸びるだけで、補強材303’の周長余りは、解消されることなく、液圧成形が完了する。したがって、補強材303’,304’によって不均衡に支持された液圧成形品340’が得られる。
【0075】
次に、本発明の実施の形態4を説明する。実施の形態4は、補強材が単一であり、構造が簡略化されている点で、実施の形態1と概して異なっている。図14は、実施の形態4に係る予備成形体400の補強部の断面図である。
【0076】
図14に示されるように、予備成形体400に配置される補強材403は、略中央で湾曲しており、U字状断面を有する。したがって、液圧成形品の中空断面を仕切るための補強材403の接合方法においては、まず、補強材403は、板材202に配置され、その一端が、板材402の略中央の部位に接合され、固着部422を形成する。
【0077】
その後、板材401が重ねられ、補強材403の他端が、板材401の略中央の部位に接合され、固着部423を形成する。そして、板材401,402の全周が接合され、固着部424を形成することで、予備成形体400が得られる。
【0078】
金型の構成および液圧成形方法は、実施の形態1と同様であるため、その説明は繰り返さない。
【0079】
なお、液圧成形時において、補強材403は、板材401,402の膨出変形に伴って、引張られるため、湾曲が解消されて直線的に伸展する。また、補強材403の根元部403Aは、固着部422,423の存在によって、L字状に屈曲し、その屈曲部の曲率半径が小さくなるため、補強材403の支持機能は向上する。
【0080】
また、補強材403は、固着部422,423を介して両端から引張られるため、加えられる力が均衡し、補強材403の根元部403Aの形状は、略同一となる。したがって、液圧成形品440は、優れた軸圧潰特性を呈し、軸圧潰部品に適用することも可能である。
【0081】
図15は、予備成形体400から得られる液圧成形品440の補強部の断面図である。液圧成形品440は、略矩形断面を有し、その中空断面は、補強材403の上記構成に基づいて、左右対称に2分割され、同一の略矩形形状の区画を2つ有する。
【0082】
以上のように、実施の形態4においては、液圧成形品440の略矩形断面を構成する4面の中の上下の2面は、補強材403によって内部から支持されており、強度および剛性が向上し、特に、液圧成形品440の垂直方向が高強度となる。
【0083】
なお、良好な成形性を得るためには、補強材403の長さは、液圧成形後における伸び率が2%以上かつ9%以下となるように、設定することが好ましい(図7参照)。
【0084】
次に、本発明の実施の形態5を説明する。実施の形態5は、U字状断面を有する補強材を複数使用する点で、実施の形態4と概して異なっている。図16は、実施の形態5に係る液圧成形品540の補強部の断面図である。
【0085】
実施の形態5に係る予備成形体においては、液圧成形品540の中空断面を仕切るための補強材503,504の端部は、板材401,402にそれぞれ接合され、固着部522,523を形成する。
【0086】
したがって、液圧成形品540は、水平方向に3分割され、同一の略矩形形状の区画を3つ有する。つまり、液圧成形品540の上下の2面は、補強材503,504によって内部から支持されており、実施の形態4に比べて、強度および剛性が向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る予備成形体の断面図である。
【図2】(A)〜(C)は、予備成形体の補強材の接合方法を説明するための図1の線I−Iに関する断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る金型を説明するための断面図である。
【図4】図3の線IV−IVに関する断面図である。
【図5】液圧成形の完了時における状態を説明するための断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る液圧成形品の補強部の断面図である。
【図7】補強材における伸び率と成形性との関係を示している図表である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る予備成形体の補強部の断面図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る液圧成形品の補強部の断面図である。
【図10】本発明の実施の形態3に係る予備成形体の補強部の断面図である。
【図11】本発明の実施の形態3に係る液圧成形品の補強部の断面図である。
【図12】本発明の実施の形態3に係る予備成形体の液圧成形の過程を説明するための断面図である。
【図13】本発明の実施の形態3に係る比較例である液圧成形品の補強部の断面図である。
【図14】本発明の実施の形態4に係る予備成形体の補強部の断面図である。
【図15】本発明の実施の形態4に係る液圧成形品の補強部の断面図である。
【図16】本発明の実施の形態5に係る液圧成形品の補強部の断面図である。
【符号の説明】
100,200,300,400…予備成形体、
101,102,201,202,301,302,401,402,501,502…板材、
103,104,203,204,303,303’,304,304’403,503,504…補強材、
103A,104A,203A,204A,303A,304A,403A…根元部、
110…補強部、
111…非補強部、
112…液圧注入口、
113…凸部、
114…凸部、
115…開口部、
121〜124,221〜224,321〜324,322〜324,522,523…固着部、
140,240,340,340’,440,540…液圧成形品、
150…上型、
151…キャビティ、
152…凹溝、
160…下型、
161…キャビティ、
162…凹溝、
163…ノズル部、
164…通路、
165…高圧ホース、
170…分割面、
L10,L11,L12,L20A,L20B,L21A,L21B,L22A,L22B,L30,L31,L32…長さ。
Claims (18)
- 金型内に配置され、液圧を内部に供給することによって、液圧成形品に膨出変形し得る予備成形体であって、
重ね合わせて接合された縁部を有する2枚の板材と、前記板材の間に配置された補強材と、前記板材と前記補強材とを接合して形成された固着部とを有し、
前記補強材は、前記固着部を介し、膨出成形される前記板材によって、引張られて引伸ばされ得ることを特徴とする予備成形体。 - 前記予備成形体は、前記補強材が配置される補強部と、液圧を供給するための手段が配置される液圧供給部と、前記補強部と前記液圧供給部との間に位置する中間部とを有することを特徴とする請求項1に記載の予備成形体。
- 前記補強材は、U字状断面を有することを特徴とする請求項1に記載の予備成形体。
- 前記補強材は、複数であり、前記補強材と前記補強材とを接合して形成された固着部を有することを特徴とする請求項1に記載の予備成形体。
- 前記補強材は、同一の長さを有することを特徴とする請求項4に記載の予備成形体。
- 前記補強材と前記補強材とを接合して形成された前記固着部は、前記補強材の長さ方向の略中央に位置することを特徴とする請求項5に記載の予備成形体。
- 前記補強材は、互いにオフセットして配置されることを特徴とする請求項5に記載の予備成形体。
- 前記補強材は、異なる長さを有することを特徴とする請求項4に記載の予備成形体。
- 金型内に配置された予備成形体の内部に、液圧を供給して膨出変形させることによって液圧成形品を得るための液圧成形方法において、
前記予備成形体は、重ね合わせて接合された縁部を有する2枚の板材と、前記板材の間に配置された補強材と、前記板材と前記補強材とを接合して形成された固着部とを有し、
前記補強材は、前記固着部を介し、膨出成形される前記板材によって、引張られて引伸ばされることを特徴とする液圧成形方法。 - 前記予備成形体は、前記補強材が配置される補強部と、液圧を供給するための手段が配置される液圧供給部と、前記補強部と前記液圧供給部との間に位置する中間部とを有することを特徴とする請求項9に記載の液圧成形方法。
- 前記補強材は、U字状断面を有することを特徴とする請求項9に記載の液圧成形方法。
- 前記補強材は、複数であり、前記補強材と前記補強材とを接合して形成された固着部を有することを特徴とする請求項9に記載の液圧成形方法。
- 前記補強材は、同一の長さを有することを特徴とする請求項12に記載の液圧成形方法。
- 前記補強材と前記補強材とを接合して形成された前記固着部は、前記補強材の長さ方向の略中央に位置することを特徴とする請求項13に記載の液圧成形方法。
- 前記補強材は、互いにオフセットして配置されることを特徴とする請求項13に記載の液圧成形方法。
- 前記補強材は、異なる長さを有することを特徴とする請求項12に記載の液圧成形方法。
- 前記予備成形体における前記補強材の長さより、成形後の補強材の長さを大きくすることにより補強材に伸び率を与えることを特徴とする請求項9〜16記載の液圧成形方法。
- 前記補強材の伸び率は、2%以上かつ9%以下であることを特徴とする請求項17に記載の液圧成形方法。
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