JP2003211232A - 構造部品の液圧成形装置および液圧成形方法 - Google Patents
構造部品の液圧成形装置および液圧成形方法Info
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Abstract
るにあたり、湾曲部の内側でのしわの発生を防止した液
圧成形装置を提供する。 【解決手段】 重ね合わせ板材8を上下型11,12に
て加圧拘束した上で、その重ね合わせ板材8の一端に予
め形成されている注入孔部から上下板2,3の間に液状
成形媒体を供給することにより拡張変形させて、所定形
状の構造部品として成形する。その際に、重ね合わせ板
材8のうち湾曲部6となるべき部分について、強制変形
手段13により両側から圧子14を介して板幅縮小方向
に押圧し、成形初期段階で非湾曲部9よりも湾曲部6に
相当する部分の拡張変形を先行させて拡張部15を成形
する。
Description
素材とする構造部品の液圧成形装置および液圧成形方法
に関し、特に少なくとも二枚の金属板同士を重ね合わせ
てその一部に注入孔を予め形成してなる重ね合わせ板材
をその重ね合わせ方向で湾曲している構造部品として膨
出成形するための液圧成形装置と液圧成形方法に関す
る。
溶接することにより形成した重ね合わせ板材を、凹部が
設けられた上下一対の金型間に挟み込み、その重ね合わ
せ板材の金属板同士の間に高圧の液状成形媒体を供給す
ることにより、金型の凹部形状に合致した形状のいわゆ
る最中型形状の中空状構造部品として成形する液圧成形
方法は、例えば特開平11−347643号公報や特開
平10−85944号公報などで知られている。また、
これらの成形方法において重ね合わせ板材の間に成形媒
体を注入する方法については、例えば、Tagungs
band:T16EFB−Kolloquium (1
996) Innovative Fertigung
stechnologien−Umformen un
d Lochen mit Innenhochdru
ck のBild 1に掲載されている。
成形方法を基本として例えば側面視にて略くの字状に湾
曲もしくは屈曲した形状の構造部品を得ようとする場合
に、湾曲部の内側にしわの発生が不可避となり、それを
原因として構造部品の曲げ剛性,捩り剛性の低下や外観
品質の低下を招くという問題点があることがわかった。
なお、上記のように湾曲した形状の中空状構造部品は、
例えば自動車の構造部材やサスペンション部品等におい
て動力系および駆動系等の他部品との干渉を避けるため
に往々にして必要となる。
たものであり、成形しようとする中空状構造部品が比較
的大きな湾曲部を有している場合でも、とりわけ湾曲部
内側でのしわの発生を防止して、所望の機械的特性や外
観品質を有する成形部品を容易に成形することのできる
液圧成形装置と液圧成形方法を提供することを目的とす
る。
は、少なくとも二枚の金属板同士を重ね合わせてその一
部に注入孔を予め形成してなる重ね合わせ板材をその重
ね合わせ方向で湾曲している構造部品として膨出成形す
る装置であって、上下型のそれぞれに成形されるべき構
造部品の断面形状に応じた凹部が形成されていて、それ
ら上下型をもって上記重ね合わせ板材を加圧拘束する金
型と、加圧拘束状態にある重ね合わせ板材の金属板同士
の間に高圧の液状成形媒体を供給して各金属板を拡張変
形させるための注入ノズルと、上記重ね合わせ板材のう
ち湾曲部に相当する部分をそれ以外の部分に先行して拡
張変形させるタイミング調整手段と、を備えていること
を特徴とする。
求項2に記載のように、少なくとも拡張変形過程の初期
段階で重ね合わせ板材のうち湾曲部に相当する部分を外
力により強制的に塑性変形させる強制変形手段をもって
構成されていることが望ましく、さらに上記強制変形手
段は、請求項3に記載のように、重ね合わせ板材のうち
湾曲部に相当する部分をその両側から板幅縮小方向に押
圧する押圧手段であることが望ましい。
を前提として、上記金型の一部には、重ね合わせ板材の
拡張変形と並行して湾曲部に相当する部分にビード部を
成形するビード成形手段が設けられていることを特徴と
する。
を前提として、上記タイミング調整手段は、少なくとも
拡張変形過程の初期段階で重ね合わせ板材のうち湾曲部
に相当する部分をそれ以外の部分よりも容易に拡張変形
させる易変形手段をもって構成されていることを特徴と
する。
記載のように、成形の進行に伴い構造部品の外周部に付
帯成形されることになるフランジ部の押圧力について、
湾曲部に相当する部分がそれ以外の部分よりも相対的に
低くなるように制御する押圧力制御手段であるか、もし
くは、請求項7に記載のように、少なくとも拡張変形過
程の初期段階で湾曲部に相当する部分以外の部分の拡張
変形を一時的に拘束する変形拘束手段であることが望ま
しい。
1に記載の液圧成形装置を用いた構造部品の液圧成形方
法として、少なくとも二枚の金属板同士を重ね合わせて
その一部に注入孔を予め形成してなる重ね合わせ板材を
凹部が形成された上下型間に挟み込み、重ね合わせ板材
の金属板同士の間に高圧の液状成形媒体を供給して各金
属板を拡張変形させることにより、その重ね合わせ方向
で湾曲しながら上記凹部形状に合致した形状の構造部品
を膨出成形するべく、タイミング調整手段の作動によ
り、重ね合わせ板材のうち湾曲部に相当する部分とそれ
以外の部分とで拡張変形の開始タイミングをずらせて、
上記重ね合わせ板材のうち湾曲部に相当する部分の拡張
変形をそれ以外の部分の拡張変形よりも先行させること
を特徴とする。
のタイミング調整手段によるタイミング調整は、少なく
とも拡張変形過程の初期段階で重ね合わせ板材のうち湾
曲部に相当する部分を外力により強制的に塑性変形させ
ることにより行うことを特徴とする。
載のタイミング調整手段によるタイミング調整は、少な
くとも拡張変形過程の初期段階で重ね合わせ板材のうち
湾曲部に相当する部分を外力により強制的に塑性変形さ
せるべく、重ね合わせ板材のうち湾曲部に相当する部分
をその両側から板幅縮小方向に押圧することによって行
うことを特徴とする。
載のタイミング調整手段によるタイミング調整は、少な
くとも拡張変形過程の初期段階で重ね合わせ板材のうち
湾曲部に相当する部分を外力により強制的に塑性変形さ
せるべく、重ね合わせ板材のうち湾曲部に相当する部分
をその両側から板幅縮小方向に押圧することによって行
う一方、重ね合わせ板材の拡張変形と並行して湾曲部に
相当する部分にビード部を成形することを特徴とする。
載のタイミング調整手段によるタイミング調整は、少な
くとも拡張変形過程の初期段階で重ね合わせ板材のうち
湾曲部に相当する部分をそれ以外の部分よりも容易に拡
張変形させる変形補助作業によって行うことを特徴とす
る。
載のタイミング調整手段によるタイミング調整は、少な
くとも拡張変形過程の初期段階で重ね合わせ板材のうち
湾曲部に相当する部分をそれ以外の部分よりも容易に拡
張変形させるべく、成形の進行に伴い構造部品の外周部
に付帯成形されることになるフランジ部の押圧力につい
て、湾曲部に相当する部分がそれ以外の部分よりも相対
的に低くなるように制御することにより行うことを特徴
とする。
載のタイミング調整手段によるタイミング調整は、少な
くとも拡張変形過程の初期段階で重ね合わせ板材のうち
湾曲部に相当する部分をそれ以外の部分よりも容易に拡
張変形させるべく、少なくとも拡張変形過程の初期段階
で湾曲部に相当する部分以外の部分の拡張変形を一時的
に拘束することにより行うことを特徴とする。
ね合わせ板材のうち湾曲部に相当する部分をそれ以外の
部分に先行して拡張変形させるタイミング調整手段を備
えていることにより、成形された構造部品段階の湾曲部
内側でのしわの発生を確実に防止することができ、機械
的特性ならびに外観品質に優れた構造部品を容易に成形
できる効果がある。
タイミング調整手段によるタイミング調整は、少なくと
も拡張変形過程の初期段階で重ね合わせ板材のうち湾曲
部に相当する部分を外力により強制的に塑性変形させる
ことにより行うようにしたため、湾曲部の拡張変形が強
制的に且つ確実に非湾曲部よりも先行するかたちとな
り、湾曲部内側でのしわの発生をより確実に防止するこ
とができる。
記タイミング調整手段として機能することになる強制変
形手段をもって、重ね合わせ板材のうち湾曲部に相当す
る部分をその両側から板幅縮小方向に押圧するものとし
たため、湾曲部となる部分への材料の供給を機械的に促
進でき、それによって湾曲部が非湾曲部に先行して容易
に拡張変形し、湾曲部内側でのしわの発生を防止でき
る。
制変形手段による押圧変形に加え、湾曲部に相当する部
分にビード部を成形するようにしたため、特に拡張変形
過程での湾曲部の座屈によるしわの発生をより確実に防
止できるとともに、適正成形条件の設定自由度が増し、
条件設定がやりやすくなる。
イミング調整手段として機能する易変形手段をもって、
少なくとも拡張変形過程の初期段階で重ね合わせ板材の
うち湾曲部に相当する部分をそれ以外の部分よりも容易
に拡張変形させるようにしたため、湾曲部はきわめて拡
張変形し易くなり、結果的に非湾曲部より先行して拡張
変形することとなって、湾曲部内側でのしわの発生を防
止できる。
形の進行に伴い構造部品の外周部に付帯成形されること
になるフランジ部の押圧力について、湾曲部に相当する
部分がそれ以外の部分よりも相対的に低くなるように制
御するようにしたため、非湾曲部の材料流入が制限され
る一方、湾曲部は相対的に材料流入が促進され変形し易
くなり、結果的に非湾曲部より先行して拡張変形するこ
とになり、湾曲部内側でのしわの発生を防止できる。
なくとも拡張変形過程の初期段階で湾曲部に相当する部
分以外の部分の拡張変形を一時的に拘束するようにした
ため、変形拘束を受けた非湾曲部よりも、変形拘束を受
けない湾曲部が先行して拡張変形するかたちとなりもっ
て、湾曲部内側でのしわの発生を防止できる。
態を図面に基づいて説明する。
空状構造部品の液圧成形方法の基本原理について説明す
る。同図(A)は成形前の重ね合わせ板材100と上下
型101,102よりなる金型103の断面図を示し、
それぞれに凹部101aもしくは102aを有した上下
型101,102同士の間に、二枚の金属板104,1
05を重ね合わせた上でその外周部全周にわたり溶接部
106をもって連続的に溶接を施した重ね合わせ板材1
00が挟まれて加圧拘束されている。次いで、同図
(B)のように、重ね合わせ板材100の板間に水など
の高圧の成形媒体を注入,供給することにより液圧Pを
作用させて重ね合わせ板材100を膨出もしくは拡張変
形させる。その結果、上下型101,102の凹部10
1a,102aの形状に合致した外形形状の中空状構造
部品107が得られる。なお、成形後の中空状構造部品
107の幅寸法Yは、重ね合わせ板材100の幅寸法X
に比べて膨出成形に伴う材料流入量Z分だけ小さくな
る。
00を形成している金属板104,105同士の間への
成形媒体の注入方法については、例えば前述の文献には
図2のように記載されている。同図に示すように、成形
されるべき部品形状部分であるG部からその外側に部品
形状以外の部分であるH部としてフランジ部108を延
長し、そこに注入孔部分118を設けた構成としてい
る。重ね合わせ板材を形成している下側の金属板105
には予め直径rの注入穴109が形成され、上側の金属
板104には注入ノズル110の先端形状に対応したド
ーム形状部111と導入通路部112が形成されてい
る。また、下型102には液圧導入通路113を有する
注入ノズル110が固定されており、注入ノズル110
の先端部は下側の金属板105に形成した注入穴109
に挿入されている。さらに、注入ノズル110の外周部
には円環状のシールビード114が形成されている。一
方、上型101には上側の金属板104に形成したドー
ム形状部111に対応した凹部115が形成されてい
る。液圧導入通路113はさらに成形媒体を高圧化させ
る増圧機(図示せず)に接続されている。
の成形媒体は先ず液圧導入通路113を通り注入穴10
9とドーム形状部111の間から金属板104,105
同士の間の導入通路部112に導かれ、部品形状部であ
るG部に到達する。この間、成形媒体の注入穴109か
らの漏れは主に型締めによるシールビード114の金属
板105への食い込みによって防止される。これによっ
て、図1の(B)のように重ね合わせ板材100を形成
している上下の金属板104,105同士の間に液圧P
が作用し膨出成形されることにより金型103の凹部1
01a,102aの形状に合致した中空状の構造部品1
07が得られる。
明を適用して液圧成形された中空状構造部品の一例とし
て自動車用構造部品(以下、単に構造部品という)1の
概略構造を示す斜視図で、互いに重ね合わせた上側の金
属板(以下、単に上板と略称する)2と下側の金属板
(以下、単に下板と略称する)3とをその外周のフラン
ジ部4の溶接部5にて予め溶接した重ね合わせ板材8を
素材として用いて、これを略多角形断面形状のものとな
るように膨出成形もしくは拡張変形させることで形成さ
れており、その長手方向一端には注入孔部7が予め重ね
合わせ板材8の段階で予備成形されている。そして、こ
の構造部品1はその長手方向の中央部に上板2と下板3
との重ね合わせ方向での湾曲部6を有した形状を呈して
いる。
部品1を図1に示した成形法にて液圧成形する際には、
一般的には図4に示したように湾曲部6の内側面6aに
材料の座屈によるしわQが発生することになるが、本発
明者は種々の実験解析により鋭意努力してその発生メカ
ニズムを究明するとともに、その対策を明らかにしたの
で、まずこのしわQの発生メカニズムを図5を用いて説
明する。
に沿った成形初期段階と成形後の構造部品1ならびに金
型の断面をもって、しわ発生メカニズムを説明した図で
ある。
6の間に、その一端に注入孔部7が予備成形されていて
且つその上板2と下板3の外周部のフランジ4が溶接部
5にて予め溶接された重ね合わせ板材8が挟まれてお
り、これら上型125と下型126とをもって重ね合わ
せ板材8を加圧拘束するとともに、注入孔部7から重ね
合わせ板材8の上板2と下板3との間に高圧の液状成形
媒体を注入すると、成形媒体の圧力によって重ね合わせ
板材8が膨出すなわち拡張変形することになる。この
際、材料流入抵抗が小さく且つ変形しやすい非湾曲部9
が先行して拡張変形するため、これにより湾曲部6の内
側ではその拡張が阻止されて成形初期の段階で同部位の
内側には凹部124が成形される。なおも液圧が上昇す
ると非湾曲部9の拡張変形がさらに進むため、湾曲部6
の内側の凹部124は拡張しにくくなり、さらに一般部
の拡張変形が進むことで最終的には同図(B)に示すよ
うにしわQとなって残ったまま液圧成形が終了する。
用いた構造部品1の液圧成形において、構造部品1の湾
曲部6の内側に生じるしわQは、変形抵抗の大きい湾曲
部6の変形が変形抵抗の小さい非湾曲部9より遅れるこ
とが原因であると明らかにすることができ、このことか
ら湾曲部6の拡張変形を非湾曲部9よりも先行させるよ
うなタイミング調整を行うことにより湾曲部6でのしわ
Qの発生を防止できることが明らかとなった。
明によるタイミング調整の実施の形態を説明する。
である。同図(A)は図3のA−A線に沿った成形初期
の重ね合わせ板材8と金型の断面図を示し、同図(B)
は同様に図3のB−B線に沿った断面つまり図6の
(A)のC−C線に沿った成形初期の重ね合わせ板材8
と金型の断面図を示したものである。
1と下型12の間に重ね合わせ板材8が挟まれていて、
その重ね合わせ板材8の一端には予め注入孔部7が予備
成形されている。一方、下型12のうち湾曲部6に相当
する部分には、同図(B)に示すように重ね合わせ板材
8を挟んでその両側に、重ね合わせ板材8に対し強制的
に押圧力を付加することができるタイミング調整手段と
して強制変形手段13とその圧子14が設けられてい
る。強制変形手段13は、予め決められた時間と移動量
または押圧力にて重ね合わせ板材8の両側から圧子14
を介して板幅縮小方向に押圧できる構成であればよく、
油圧シリンダのほかサーボモータとボールねじとを組み
合わせたもの等、既存の駆動ユニットを利用できる。
ね合わせ板材8を加圧拘束するとともに、注入孔部7か
ら重ね合わせ板材8の上板2と下板3との間に高圧の成
形媒体を注入する。同時に、図6の(B)に示すように
強制変形手段13により重ね合わせ板材8を両側から圧
子14を介して板幅縮小方向に押圧する。これにより、
成形媒体の圧力Pにて重ね合わせ板材8は膨出しようと
するが、重ね合わせ板材8のうち湾曲部6に相当する部
分では強制変形手段13による外力を受けて容易に拡張
変形するため、同図(A)に示すように非湾曲部9の拡
張変形に先行して成形初期段階で湾曲部6に相当する部
分に拡張部15が成形される。
または押圧力の時間による変化と液圧上昇を適宜制御し
ながら成形を続けることにより、非湾曲部9と湾曲部6
がバランスしながら順次拡張変形し、図3に示すような
湾曲部6にしわの発生がなく機械的特性や外観品質に優
れた構造部品1を得ることができる。
有した構成による液圧成形の成形条件プログラムの一例
を示す。同図において、横軸Tは時間、縦軸Pは液圧、
Wは非湾曲部9の材料流入量、Sは強制変形手段13の
移動量設定値、つまり湾曲部6の材料流入量である。こ
こで材料流入量と重ね合わせ板材8の拡張変形量はほぼ
比例関係にあるため、図7に示すように液圧Pが低く非
湾曲部9がまだほとんど拡張変形を開始していない時期
に強制変形手段13の移動量Sを急増させてやることに
より、非湾曲部9の材料流入量Wに対して湾曲部6の材
料流入量を増大させ、つまりは非湾曲部9よりも湾曲部
6の拡張変形を先行させ、これによって湾曲部6でのし
わの発生を防止することができる。
強制変形に加えて湾曲部23の内側にビード部21を成
形し、拡張変形過程でのしわの発生を一層抑制できる構
成とした実施の形態を示す。
方法により成形した構造部品20の斜視図であり、その
長手方向中央部における湾曲部23の内側面に、長手方
向に沿ってビード部21を成形した以外は図3に示す第
1の実施の形態と同様の部品形状を呈している。
形初期の重ね合わせ板材8と金型の断面図を示し、同図
(B)は同様に図8のE−E線に沿った断面つまり図9
の(A)のF−F線に沿った成形初期の重ね合わせ板材
8と金型の断面図を示したものである。
2の間に重ね合わせ板材8が挟まれていて、その重ね合
わせ板材8の一端には予め注入孔部7が予備成形されて
いる。下型12のうち湾曲部23に相当する部分には、
同図(B)に示すように重ね合わせ板材8を挟んでその
両側に、重ね合わせ板材8に対し強制的に押圧力を付加
することができるタイミング調整手段として強制変形手
段13とその圧子14が設けられている点は図6に示し
た第1の実施の形態のものと同様である。
23の内側の面の成形を司る部分に、長手方向に平行な
凸状のビード成形部25を予め形成してあるところに特
徴がある。
ね合わせ板材8を加圧拘束するとともに、注入孔部7か
ら重ね合わせ板材8の上板2と下板3との間に高圧の成
形媒体を注入する。同時に、図9(B)に示すように強
制変形手段13により重ね合わせ板材8を両側から圧子
14を介して板幅縮小方向に押圧する。これにより、成
形媒体の圧力Pにて重ね合わせ板材8が膨出しようとす
る際に、重ね合わせ板材8のうち湾曲部23の近傍は強
制変形手段13による外力を受けて容易に拡張変形する
ため、同図(A)に示すように、非湾曲部9の拡張変形
に先行して湾曲部23に拡張部24が成形されるととも
に、この拡張部24には上型22側のビード成形部25
により図8に示したビード部21のおおよその形状が成
形され始める。
行に成形されているため、その後の非湾曲部9の拡張変
形により従来では生じていた座屈しわに対して、ビード
部21が座屈方向での変形抵抗を増大させることができ
るため、これによりなお一層拡張変形時のしわの発生を
防止できることになる。特に本実施の形態の場合、ビー
ド部21の効果のために、しわの発生を防止できる成形
条件の設定自由度が増して条件設定作業が容易になると
いう特有の効果が得られる。
形態を示すが、これまでの実施の形態では、成形初期段
階で少なくとも湾曲部の内側部分を外力によって強制変
形させるようにしたのにに対し、これ以降の各実施の形
態では湾曲部の拡張変形が非湾曲部よりも容易となるよ
うな易変形手段を設けた構成としてある。
った成形初期の重ね合わせ板材8と金型の断面図を示
し、図11の(A)は図10のG−G線に沿った断面つ
まり湾曲部に相当する部位の断面図、図11の(B)は
同図(A)のH−H線に沿った断面つまり非湾曲部に相
当する部位の断面図を示す。
ね合わせ板材8が挟まれていて、その重ね合わせ板材8
の一端には予め注入孔部7が予備成形されている。一
方、上型31のうち湾曲部33に相当する部分には、図
11の(A)にも示すように重ね合わせ板材8の外周の
フランジ部4の板押さえ力を任意に変化させて材料流入
量を最適にコントロールするべく、重ね合わせ板材8を
挟んでその両側に押圧手段34と板押さえ部35が設け
られている。この押圧手段34と板押さえ部35はタイ
ミング調整手段たる易変形手段ひいては押圧力制御手段
として機能し、押圧手段34は油圧シリンダもしくはエ
アシリンダ等をもって構成される。一方、非湾曲部36
に相当する部分には、図11の(B)にその断面図で示
したように、上型31と下型32の加圧拘束力をもって
重ね合わせ板材8の外周のフランジ部4を押さえること
により材料流入量を制御するようになっている。
の上板2と下板3との間に高圧の成形媒体を注入する。
同時に、図11の(A)に示すように、湾曲部33に相
当する部分について押圧手段34により板押さえ部35
の押圧力を減じるために板押さえ部35を上方(矢印方
向に)移動させる。これにより、重ね合わせ板材8の外
周のフランジ部4はその拘束力が弱まるため、比較的低
い液圧Pであっても大きな拡張変形が生じる。一方、非
湾曲部36では、図11の(B)に示すように上型31
と下型32によって重ね合わせ板材8の外周のフランジ
部4が押さえ付けられているために材料流入が制限さ
れ、非湾曲部36での拡張変形は抑制される。
に示すように、非湾曲部36の拡張変形に先行して成形
初期段階の低液圧時に湾曲部33に拡張部38が成形さ
れる。このように湾曲部33の拡張変形が非湾曲部36
のそれよりも先行するように、すなわち湾曲部33の変
形が成形初期段階から容易となるように押圧手段34を
作動させることにより、湾曲部36にしわの発生がなく
機械的特性や外観品質に優れた構造部品を得ることがで
きる。
0,11の実施の形態では湾曲部に相当する部分に易変
形手段たる押圧力制御手段を設けることにより湾曲部の
変形を先行させる構成としたのに対し、本実施の形態で
は易変形手段として非湾曲部の変形を拘束する変形拘束
手段を設け、相対的に非湾曲部の変形を遅らせて、その
結果として湾曲部の拡張変形を先行させる構成としたも
のである。
の間に重ね合わせ板材8が挟まれていて、重ね合わせ板
材8の一端には予め注入孔部7が予備成形されている。
なお、上型41は上基板40と一体に締結されている。
上型41のうち非湾曲部47に相当する部分には、同図
とそのI−I線に沿った断面図である同図(B)に示す
ように、重ね合わせ板材8の膨出方向に任意に進退可能
な可動コア44と、これを駆動する油圧シリンダもしく
はエアシリンダ等の駆動手段43と、その両者を接続す
る連接具45により構成された変形拘束手段46が設け
られている。一方、上型41のうち湾曲部48に相当す
る部分は図6の(A)に示したと同様の形状となってい
る。また、変形拘束手段46は、本実施の形態では図1
2の(A)に示すように左右対称に二箇所に配置されて
いて、タイミング調整手段たる易変形手段として機能す
ることになる。
の上板2と下板3との間に高圧の成形媒体を注入するの
と同時に、図12の(B)に示すように非湾曲部47に
相当する部分について、変形拘束手段46の可動コア4
4により重ね合わせ板材8の拡張を拘束する方向である
下方(矢印方向に)に押圧力を作用させると、非湾曲部
47では変形拘束手段46の可動コア44によって重ね
合わせ板材8の拡張部49が押さえ付けられるため、通
常の液圧力Pでは非湾曲部47の拡張変形は阻止され
る。一方、湾曲部48では通常の自由な拡張変形が可能
な構成となっているため、通常の液圧力Pにおいても拡
張変形が進行する。よって、図12の(A)に示すよう
に、非湾曲部47の拡張変形に先行して成形初期段階で
湾曲部48に先行拡張部50が成形される。
拘束手段46の可動コア44の押圧力を液圧Pに対して
相対的に減じていくか、もしくは可動コア44を積極的
に上方(矢印と反対方向)に移動させながら液圧成形を
進行させることにより、しわの発生のない構造部品が成
形される。
曲部47のそれよりも先行させるべく、非湾曲部47の
変形を拘束するように変形拘束手段46を作動させるこ
とにより、湾曲部48にしわの発生がなく機械的特性や
外観品質に優れた構造部品を得ることができる。
部47の内側の二箇所に設けたが、部品形状または必要
に応じてその設置位置や数量は任意に設定できる。ま
た、上型41のうち湾曲部48の内側に相当する位置に
図9に示したような凸状のビード成形部25を設けても
よく、これにより同図に示した実施の形態と同様にして
拡張変形時の座屈しわの発生をより確実に防止できるよ
うになるとともに、しわの発生防止を目的とした成形条
件の設定自由度が向上し、成形条件の設定作業が一段と
容易になる。
素材たる重ね合わせ板材を構成することになる上板と下
板の板厚、材質、形状が互いに異なる場合でも同様の考
え方が適用できることは言うまでもない。また、上記各
実施の形態では、例として湾曲部が一箇所である自動車
構造部品を示したが、複数の湾曲部を有した構造部品に
おいても同様の考え方が適用できる。さらに、例えば重
ね合わせ板材を構成することになる上板と下板とを重ね
合わせたまま溶接せずに、もしくは仮止め溶接を行った
後に液圧成形を行い、その後に上板と下板を相互に分離
して2部品の成形を同時に行う方法に適用してもよい。
す金型の断面図。
孔部の拡大断面図。
部品の一例を示す斜視図。
発生状況を示す説明図。
ズムを説明するための金型の断面図。
は図3のA−A線に沿う液圧成形用金型の断面図、
(B)は同じく図3のB−B線に沿う液圧成形用金型の
断面図。
チャート。
部品の他の例を示す斜視図。
は図8のD−D線に沿う液圧成形用金型の断面図、
(B)は同じく図8のE−E線に沿う液圧成形用金型の
断面図。
金型の断面図。
金型の断面図、(B)は同じく図10のH−H線に沿う
液圧成形用金型の断面図。
(A)はその液圧成形用金型の断面図、(B)は同じく
同図(A)のI−I線に沿う液圧成形用金型の断面図。
ング調整手段) 35…板押さえ部(押圧力制御手段,易変形手段,タイ
ミング調整手段) 36…非湾曲部 37…増肉部 38…拡張部 41…上型 43…駆動手段 44…可動コア 46…変形拘束手段(易変形手段,タイミング調整手
段) 47…非湾曲部 48…湾曲部 50…拡張部
Claims (14)
- 【請求項1】 少なくとも二枚の金属板同士を重ね合わ
せてその一部に注入孔を予め形成してなる重ね合わせ板
材をその重ね合わせ方向で湾曲している構造部品として
膨出成形する装置であって、 上下型のそれぞれに成形されるべき構造部品の断面形状
に応じた凹部が形成されていて、それら上下型をもって
上記重ね合わせ板材を加圧拘束する金型と、 加圧拘束状態にある重ね合わせ板材の金属板同士の間に
高圧の液状成形媒体を供給して各金属板を拡張変形させ
るための注入ノズルと、 上記重ね合わせ板材のうち湾曲部に相当する部分をそれ
以外の部分に先行して拡張変形させるタイミング調整手
段と、 を備えていることを特徴とする構造部品の液圧成形装
置。 - 【請求項2】 上記タイミング調整手段は、少なくとも
拡張変形過程の初期段階で重ね合わせ板材のうち湾曲部
に相当する部分を外力により強制的に塑性変形させる強
制変形手段をもって構成されていることを特徴とする請
求項1に記載の構造部品の液圧成形装置。 - 【請求項3】 上記強制変形手段は、重ね合わせ板材の
うち湾曲部に相当する部分をその両側から板幅縮小方向
に押圧する押圧手段であることを特徴とする請求項2に
記載の構造部品の液圧成形装置。 - 【請求項4】 上記金型の一部には、重ね合わせ板材の
拡張変形と並行して湾曲部に相当する部分にビード部を
成形するビード成形手段が設けられていることを特徴と
する請求項3に記載の構造部品の液圧成形装置。 - 【請求項5】 上記タイミング調整手段は、少なくとも
拡張変形過程の初期段階で重ね合わせ板材のうち湾曲部
に相当する部分をそれ以外の部分よりも容易に拡張変形
させる易変形手段をもって構成されていることを特徴と
する請求項1に記載の構造部品の液圧成形装置。 - 【請求項6】 上記易変形手段は、成形の進行に伴い構
造部品の外周部に付帯成形されることになるフランジ部
の押圧力について、湾曲部に相当する部分がそれ以外の
部分よりも相対的に低くなるように制御する押圧力制御
手段であることを特徴とする請求項5に記載の構造部品
の液圧成形装置。 - 【請求項7】 上記易変形手段は、少なくとも拡張変形
過程の初期段階で湾曲部に相当する部分以外の部分の拡
張変形を一時的に拘束する変形拘束手段であることを特
徴とする請求項5に記載の構造部品の液圧成形装置。 - 【請求項8】 少なくとも二枚の金属板同士を重ね合わ
せてその一部に注入孔を予め形成してなる重ね合わせ板
材を凹部が形成された上下型間に挟み込み、重ね合わせ
板材の金属板同士の間に高圧の液状成形媒体を供給して
各金属板を拡張変形させることにより、その重ね合わせ
方向で湾曲しながら上記凹部形状に合致した形状の構造
部品を膨出成形する方法であって、 タイミング調整手段の作動により、重ね合わせ板材のう
ち湾曲部に相当する部分とそれ以外の部分とで拡張変形
の開始タイミングをずらせて、上記重ね合わせ板材のう
ち湾曲部に相当する部分の拡張変形をそれ以外の部分の
拡張変形よりも先行させることを特徴とする構造部品の
液圧成形方法。 - 【請求項9】 タイミング調整手段によるタイミング調
整は、少なくとも拡張変形過程の初期段階で重ね合わせ
板材のうち湾曲部に相当する部分を外力により強制的に
塑性変形させることにより行うことを特徴とする請求項
1に記載の液圧成形装置を用いた構造部品の液圧成形方
法。 - 【請求項10】 タイミング調整手段によるタイミング
調整は、少なくとも拡張変形過程の初期段階で重ね合わ
せ板材のうち湾曲部に相当する部分を外力により強制的
に塑性変形させるべく、重ね合わせ板材のうち湾曲部に
相当する部分をその両側から板幅縮小方向に押圧するこ
とによって行うことを特徴とする請求項1に記載の液圧
成形装置を用いた構造部品の液圧成形方法。 - 【請求項11】 タイミング調整手段によるタイミング
調整は、少なくとも拡張変形過程の初期段階で重ね合わ
せ板材のうち湾曲部に相当する部分を外力により強制的
に塑性変形させるべく、重ね合わせ板材のうち湾曲部に
相当する部分をその両側から板幅縮小方向に押圧するこ
とによって行う一方、 重ね合わせ板材の拡張変形と並行して湾曲部に相当する
部分にビード部を成形することを特徴とする請求項1に
記載の液圧成形装置を用いた構造部品の液圧成形方法。 - 【請求項12】 タイミング調整手段によるタイミング
調整は、少なくとも拡張変形過程の初期段階で重ね合わ
せ板材のうち湾曲部に相当する部分をそれ以外の部分よ
りも容易に拡張変形させる変形補助作業によって行うこ
とを特徴とする請求項1に記載の液圧成形装置を用いた
構造部品の液圧成形方法。 - 【請求項13】 タイミング調整手段によるタイミング
調整は、少なくとも拡張変形過程の初期段階で重ね合わ
せ板材のうち湾曲部に相当する部分をそれ以外の部分よ
りも容易に拡張変形させるべく、成形の進行に伴い構造
部品の外周部に付帯成形されることになるフランジ部の
押圧力について、湾曲部に相当する部分がそれ以外の部
分よりも相対的に低くなるように制御することにより行
うことを特徴とする請求項1に記載の液圧成形装置を用
いた構造部品の液圧成形方法。 - 【請求項14】 タイミング調整手段によるタイミング
調整は、少なくとも拡張変形過程の初期段階で重ね合わ
せ板材のうち湾曲部に相当する部分をそれ以外の部分よ
りも容易に拡張変形させるべく、少なくとも拡張変形過
程の初期段階で湾曲部に相当する部分以外の部分の拡張
変形を一時的に拘束することにより行うことを特徴とす
る請求項1に記載の液圧成形装置を用いた構造部品の液
圧成形方法。
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JP2002011133A JP3572403B2 (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 構造部品の液圧成形装置および液圧成形方法 |
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