JP2006272393A - 予備成形体、液圧成形方法および液圧成形部材 - Google Patents

予備成形体、液圧成形方法および液圧成形部材 Download PDF

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Abstract

【課題】 強度が良好な分岐部を有する液圧成形部材を提供する。
【解決手段】 重ね合わせて接合された縁部160を有し、少なくとも3方向に延長している拡張部位116と、拡張部位116が集合する中心部位114とを有する分岐部112を備えている外面部、および、前記外面部の中空断面を仕切る第1および第2補強リブ140,150を有する。第1および第2補強リブ140,150は、分岐部112の拡張部位116および中心部位114に相対する拡張部位および中心部位をそれぞれ有する。第1および第2補強リブ140,150の拡張部位および中心部位の相対する内面は、互いに接合されている。第1および第2補強リブ140,150の拡張部位および中心部位の側方面は、前記外面部の拡張部位116および中心部位114の内面とそれぞれ接合されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、予備成形体、液圧成形方法および液圧成形部材に関する。
従来の構造部材は、補強リブを内側に配置することで、強度を補っている。構造部材に適用される液圧成形部材は、外面材および補強材を有する予備成形体の内部に、液圧を供給し、膨出変形させて製造される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−320960号公報
しかし、複数の構造部材を接合して分岐部を有する連結部を形成する場合、内側に配置される補強リブが、分岐部において連続しないため、連結部の強度を効率的に補うことが困難である問題点を有している。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、強度が良好な分岐部を有する液圧成形部材を得るための予備成形体および液圧成形方法と、強度が良好な分岐部を有する液圧成形部材とを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、
重ね合わせて接合された縁部を有し、少なくとも3方向に延長している拡張部位と、前記拡張部位が集合する中心部位とを有する分岐部を備えている外面部、および、
前記外面部の中空断面を仕切る第1および第2補強リブを有しており、
前記第1および第2補強リブは、前記分岐部の拡張部位および中心部位に相対する拡張部位および中心部位をそれぞれ有し、
前記第1および第2補強リブの拡張部位および中心部位の相対する内面は、互いに接合され、
前記第1および第2補強リブの拡張部位および中心部位の側方面は、前記外面部の拡張部位および中心部位の内面とそれぞれ接合されている
ことを特徴とする液圧成形部材である。
上記目的を達成するための請求項12に記載の発明は、
重ね合わせて接合された縁部を有し、液圧成形部材の外面部を形成することとなる第1および第2外面材、および、
前記第1および第2外面材の内側に配置され、液圧成形部材の中空断面を仕切る第1および第2補強リブを形成することとなる第1および第2補強材を有しており、
前記第1および第2外面材は、少なくとも3方向に延長している拡張部位と、前記拡張部位が集合する中心部位とを有する分岐部を、それぞれ含んでおり、
前記第1および第2補強材は、前記分岐部の拡張部位および中心部位に相対する拡張部位および中心部位をそれぞれ有し、
前記第1および第2補強材の拡張部位および中心部位の相対する内面は、互いに接合され、
前記第1および第2補強材の拡張部位および中心部位の外面は、前記外面部の第1および第2外面材の拡張部位および中心部位の内面とそれぞれ接合されている
ことを特徴とする予備成形体である。
上記目的を達成するための請求項21に記載の発明は、
重ね合わせて接合された縁部を有する第1および第2外面材、および、
前記第1および第2外面材の内側に配置される第1および第2補強材を有しており、
前記第1および第2外面材は、少なくとも3方向に延長している拡張部位と、前記拡張部位が集合する中心部位とを有する分岐部を、それぞれ含んでおり、
前記第1および第2補強材は、前記分岐部の拡張部位および中心部位に相対する拡張部位および中心部位をそれぞれ有し、
前記第1および第2補強材の拡張部位および中心部位の相対する内面は、互いに接合され、
前記第1および第2補強材の拡張部位および中心部位の外面は、前記外面部の第1および第2外面材の拡張部位および中心部位の内面とそれぞれ接合されている予備成形体の内部に、
液圧を付与し、膨出変形させ、
前記第1および第2外面材によって、拡張部位と、前記拡張部位が集合する中心部位とを有する分岐部を備えている液圧成形部材の外面部を形成し、
前記第1および第2補強材によって、前記液圧成形部材の中空断面を仕切る第1および第2補強リブを、それぞれ形成することを特徴とする液圧成形方法である。
請求項1に記載の発明によれば、液圧成形部材における分岐部の拡張部位および中心部位の内側に、補強リブが連続して配置されている。そのため、分岐部の強度が効率的に向上している。つまり、強度が良好な分岐部を有する液圧成形部材を提供することができる。
請求項12に記載の発明によれば、予備成形体の第1および第2外面材における分岐部の拡張部位および中心部位の内側に、第1および第2補強材が連続して配置されている。そのため、当該予備成形体の内部に、液圧を付与し、膨出変形させる場合、液圧成形部材における分岐部の拡張部位および中心部位の内側に、補強リブを連続して配置し、分岐部の強度を効率的に向上させることが可能である。つまり、強度が良好な分岐部を有する液圧成形部材を得るための予備成形体を提供することができる。
請求項21に記載の発明によれば、液圧成形部材における分岐部の拡張部位および中心部位の内側に、補強リブが連続して配置されるため、液圧成形部材の分岐部の強度を効率的に向上させることが可能である。つまり、強度が良好な分岐部を有する液圧成形部材を得るための液圧成形方法を提供することを目的とする。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、実施の形態1に係る液圧成形部材を説明するための斜視図、図2は、図1に示される液圧成形部材が適用される車体構造部材を説明するための斜視図である。
液圧成形部材110は、拡張部位116と中心部位114とを有する分岐部112を備えている外面部と、外面部の中空断面を仕切る補強リブ(第1および第2補強リブ)140,150を有する。拡張部位116は、中心部位114から3方向に延長しており、三叉形状(T字形状)である。つまり、中心部位114において、拡張部位116が集合している。外面部は、重ね合わせて接合された縁部160を有し、拡張部位116の端面は、開口部118を有する。
補強リブ140,150は、拡張部位116および中心部位114に相対する拡張部位および中心部位をそれぞれ有する。補強リブ140,150の拡張部位および中心部位の相対する内面は、互いに接合されている。補強リブ140,150の拡張部位および中心部位の側方面は、外面部の拡張部位116および中心部位114の内面とそれぞれ接合されており、側方接合部162が、拡張部位116および中心部位114に沿ってそれぞれ延長している。
補強リブ140,150の中心部位における内面接合部164は、液圧成形部材110の中心部位114の形状に対応する閉じた面を定義する。拡張部位116は、3方向に延長しているため、閉じた面は、略三角形状に設定されている。略三角形状の内面接合部164は、液圧成形部材110を製造するための液圧成形の際に、補強リブ140,150を構成することとなる第1および第2補強材の材料余りを抑制するために設けられたものである。
補強リブ140,150の中心部位は、内面接合部164によって定義される閉じた面の内側に位置する開口部148,158を、それぞれ有する。開口部148,158は、液圧成形部材110を軽量化するために配置されている。閉じた面の近傍は、略平板状であり、補強機能が乏しい領域であるため、開口部148,158の形成による強度に対する影響は、小さく、好ましい。
補強リブ140,150の拡張部位における内面接合部166は、当該拡張部位の略中央を延長し、中心部位における内面接合部164と連結している。
実施の形態1に係る上記液圧成形部材110によれば、分岐部112の拡張部位116および中心部位114の内側に、補強リブ140,150が連続して配置されており、分岐部112の強度が効率的に向上している。したがって、液圧成形部材110を、例えば、自動車におけるサイドシル102とセンタピラー104を連結するための三叉形状連結部100に適用する場合、三叉形状連結部100の強度を向上させ、強固なものとすることが可能である。
次に、液圧成形部材110の製造方法を説明する。
図3は、実施の形態1に係る予備成形体を説明するための平面図、図4は、図3に示される予備成形体の背面図、図5は、図3の線V−Vに関する断面図、図6は、図3の線VI−VIに関する断面図、図7は、図3に示される予備成形体の補強材を説明するための平面図である。
予備成形体10は、上板(第1外面材)20、下板(第2外面材)30、上方中板(第1補強材)40、および下方中板(第2補強材)50を有する。上板20および下板30は、略同一の三叉形状(T字形状)を有し、液圧成形部材110の外面部を形成することとなる部材である。上方中板40および下方中板50は、外面部の中空断面を仕切る第1および第2補強リブを形成することとなる部材である。
上板20および下板30は、液圧成形部材110の外面部の形状に対応し、3方向に延長している拡張部位26,36と、拡張部位26,36が集合する中心部位24,34とを有する分岐部22,32を、それぞれ含んでいる。上板20および下板30の重ね合わせられた縁部60は、全周に渡って、接合されている。符号61は、縁部接合部である。
縁部60の接合は、適当な接着強度を有し、かつ接合部に沿ってシール性が確保されれば、特に、接合方式は限定されないが、例えば、レーザ溶接やプラズマ溶接、あるいは電気抵抗溶接のスポット溶接やシーム溶接が適用可能である。
上板20の拡張部位26は、湾曲形状の凸部であるドーム状部27が形成されている端部を有する。下板30の拡張部位36は、ドーム状部27と位置合わされた開口部37が形成されている端部を有する。開口部37は、成形媒体を注入し、予備成形体10の内部に液圧を付与し、膨出変形させるために使用される。
上方中板40および下方中板50は、略同一の三叉形状(T字形状)を有し、上板20および下板30に比べて、小さい。上方中板40および下方中板50は、上板20および下板30の内側に配置され、拡張部位26,36および中心部位24,34に相対する拡張部位46,56および中心部位44,54をそれぞれ有する。
上方中板40および下方中板50の拡張部位46,56および中心部位44,54の相対する内面は、互いに接合されている。中心部位44,54における内面接合部64は、中心部位44,54の形状に対応する閉じた面を定義する。拡張部位46,56は、3方向に延長しているため、閉じた面は、略三角形状に設定されている。略三角形状の内面接合部64は、液圧成形の際において、上方中板40および下方中板50の材料余りを抑制する機能を有する。
上方中板40および下方中板50の中心部位44,54は、前記閉じた面の内側に位置する開口部48,58を、それぞれ有する。開口部48,58は、予備成形体10(液圧成形部材110)を軽量化するために配置されている。閉じた面の近傍は、液圧成形部材110において、略平板状であり、補強機能が乏しい領域となるため、開口部48,58(開口部148,158)の形成による強度に対する影響は、小さく、好ましい。
拡張部位46,56における内面接合部66は、拡張部位46,56の略中央を延長し、中心部位44,54における内面接合部64と連結している。内面接合部66と内面接合部64との連結点は、閉じた面の角部である。
上方中板40および下方中板50の拡張部位46,56および中心部位44,54の外面は、上板20および下板30の拡張部位26,36および中心部位24,34の内面とそれぞれ接合されている。つまり、上方中板40および下方中板50の外面接合部62は、上方中板40および下方中板50の拡張部位46,56および中心部位44,54の側方に沿ってそれぞれ延長している。拡張部位46,56の端面は、接合されず、非接合部を有する。
補強リブ140,150に係る接合は、適当な接着強度を有すれば、特に、接合方法は限定されず、例えば、上述の溶接方式が適用可能であり、また、断続的に接合することも可能である。
実施の形態1に係る上記予備成形体10によれば、上板20および下板30における分岐部22,32の拡張部位26,36および中心部位24,34の内側に、上方中板40および下方中板50が連続して配置されている。そのため、予備成形体10の内部に、液圧を付与し、膨出変形させる場合、液圧成形部材110における分岐部112の拡張部位116および中心部位114の内側に、補強リブ140,150を連続して配置し、分岐部112の強度を効率的に向上させることが可能である。
なお、予備成形体10の製造は、例えば、上方中板40および下方中板50の拡張部位46,56および中心部位44,54の相対する内面を互いに接合し、重ね合せた上板20および下板30の内側に配置し、位置決めし、その後、上方中板40および下方中板50の拡張部位46,56および中心部位44,54の外面を、上板20および下板30の拡張部位26,36および中心部位24,34の内面に、順次、それぞれ接合し、そして、上板20および下板30の重ね合わせられた縁部60を、全周に渡って、接合することで、実施可能であるが、特にこれに限定されない。
図8は、実施の形態1に係る液圧成形装置を説明するための断面図、図9は、図8に示される液圧成形装置の上型を説明するための平面図、図10は、図8に示される液圧成形装置の下型を説明するための平面図である。
実施の形態1に係る液圧成形装置は、成形金型(上型170および下型180)および液圧供給機構190を有する。上型170および下型180は、近接離間可能に設置され、予備成形体10が内側に配置されて、型締めされる。
上型170および下型180は、キャビティ面171,181と、押圧部175,185とを有する。キャビティ面171,181は、一体として、液圧成形部材110の外面部に対応している。押圧部175,185は、型締めによって予備成形体10の外周を把持する部位である。
上型170の押圧部175は、キャビティ面171から延長する凹部176と、凹部176の先端部176Aを取り囲むように配置される円弧状溝177,178とを有する。先端部176Aは、上板20の拡張部位26におけるドーム状部27を縦方向に2分割して得られる部位の外形形状に対応する断面形状を有する。円弧状溝177,178の中心は、先端部176Aの中央である。下型180の押圧部185は、ノズル部191が配置される略矩形の凹部186を有する。
なお、実施の形態1に係る液圧成形装置は、上型170の押圧部175と下型180の押圧部185との間に配置される大型および小型スペーサ(不図示)をさらに有しており、上型170および下型180は、2段階に型締め自在に構成されている。
大型スペーサの厚みは、上板20、下板30、上方中板40および下方中板50の合計の厚みに対応して設定されている。小型のスペーサの厚みは、上板20および下板30の合計の厚みに対応して設定されている。
液圧供給機構190は、例えば、増圧シリンダを利用する圧力発生装置や、成形媒体源が連結されており、液圧回路199に連結される流路198とノズル部191とを有する。流路198は、下型180の内部を延長し、ノズル部191に達している。成形媒体は、例えば、水である。
ノズル部191は、上板20の拡張部位26におけるドーム状部27の内面に対応するドーム状部192と、ドーム状部192を取り囲むように配置される環状凸部194,195とを有する。環状凸部194,195は、上型170の押圧部175の円弧状溝177,178と位置合せされている。
環状凸部194,195のサイズは、円弧状溝177,178のサイズより小さく、上板20および下板30の厚みを考慮して設定されている。円弧状溝177,178および環状凸部194,195は、必要に応じて、適宜省略することも可能である。
ドーム状部192は、流路198と連通している注入口193を有し、また、下板30の拡張部位36における開口部37に挿入自在である。ノズル部191を開口部37に挿入し、予備成形体10のドーム状部27に配置する場合、液圧回路199から供給される成形媒体は、ノズル部191および開口部37を経由して、予備成形体10の内部に導入される。そのため、成形媒体は、予備成形体10の内部に液圧を付与し、予備成形体10を膨出変形させることが可能である。
次に、実施の形態1に係る液圧成形方法を説明する。図11は、型締めを説明するための断面図、図12は、液圧成形完了時を説明するための断面図、図13は、図12の線XIII−XIIIに関する断面図、図14は、取り出し直後の液圧成形部材を説明するための断面図である。
予備成形体10が、下型180に配置され、下板30の開口部37が、液圧供給機構190のノズル部191のドーム状部192に位置決めされる。
その後、待機位置に退避していた上型170が降下し、下型180に近接することで、上型170および下型180が型締めされる(図11参照)。この際、上板20のドーム状部27が、上型170の押圧部175に位置する凹部176の先端部176Aに嵌合する。なお、押圧部175,185の間には、大型スペーサ(不図示)が配置される。
ドーム状部27の近傍部位は、上型170の押圧部175における円弧状溝177,178と、下型180の凹部186に配置されるノズル部191における環状凸部194,195とによって把持される。これにより、ドーム状部27の近傍部位に、屈曲した部位が環状に形成され、導入される成形媒体に対するシール性が向上する。
液圧供給機構190は、液圧回路199から供給される成形媒体を、ノズル部191および開口部37を経由して、予備成形体10の内部に導入し、液圧を付与する。その結果、予備成形体10は、膨出変形し、予備成形体10の縁部がキャビティ面171,181に向かって移動し、材料流入が引起こされる。
上方中板40および下方中板50が、キャビティ面171,181に移動すると、押圧部175,185の間に配置される大型スペーサ(不図示)が、小型スペーサに変更される。上型170は、小型スペーサの厚みに対応し、さらに降下し、型締することで、予備成形体10の縁部の厚みに対応する所定のクリアランスが確保される。
そして、成形媒体の供給が継続するに伴って、膨出変形する上板20および下板30に接合されている上方中板40および下方中板50は、引張られて引伸ばされる。この際、略三角形状の内面接合部64は、上方中板40および下方中板50の材料余りを抑制する。
予備成形体10の液圧が最終設定値に到達すると、成形媒体の供給が停止され、所定時間保持されることで、予備成形体10の膨出が完了する(図12参照)。これによって、上板20および下板30は、液圧成形部材110の外面部を形成し、上方中板40および下方中板50は、液圧成形部材110の中空断面を仕切る補強リブ140,150を形成することとなる。
除圧した後、上型170を上昇させて型開し、液圧成形部材(図14参照)110が取り出される。液圧成形部材110の拡張部位116の端部117に位置するドーム状部および開口部は、適宜削除(トリミング)され、開口部118が形成される。
実施の形態1に係る上記液圧成形方法によれば、液圧成形部材110における分岐部112の拡張部位116および中心部位114の内側に、補強リブ140,150が連続して配置されるため、液圧成形部材110の分岐部112の強度を効率的に向上させることが可能である。
なお、上板20および下板30における成形媒体を注入するための開口部37およびドーム状部27を、各拡張部位26,36に配置したり、単一の拡張部位26,36のみに配置したりすることも可能である。また、上方中板40および下方中板50が、液圧成形装置のキャビティ面171,181の内部成形空間に、最初から配置されるように構成し、適用されるスペーサを1種類とすることで、型締めを1回とすることも可能である。
以上のように、実施の形態1は、強度が良好な分岐部を有する三叉形状の液圧成形部材を得るための予備成形体および液圧成形方法と、強度が良好な分岐部を有する三叉形状の液圧成形部材とを提供することが可能である。
なお、上方中板40および下方中板50の中心部位44,54における閉じた面の内側に位置する開口部48,58(補強リブ140,150の中心部位における内面接合部164によって定義される閉じた面の内側に位置する開口部148,158)は、適宜省略することも可能である。
図15は、実施の形態2に係る液圧成形部材を説明するための斜視図、図16は、図15に示される液圧成形部材が適用される車体構造部材を説明するための斜視図である。なお、実施の形態1と同様の機能を有する部材については類似する符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
液圧成形部材310は、拡張部位316が中心部位314から4方向に延長しており、四叉形状(十字形状)である点で、実施の形態1に係る液圧成形部材110と概して異なっている。
詳述すると、補強リブ340,350は、分岐部312の拡張部位316および中心部位314に相対する拡張部位および中心部位をそれぞれ有する。補強リブ340,350の拡張部位および中心部位の相対する内面は、互いに接合されている。補強リブ340,350の拡張部位および中心部位の側方面は、外面部の拡張部位316および中心部位314の内面とそれぞれ接合されており、側方接合継362が、拡張部位116および中心部位314に沿ってそれぞれ延長している。
補強リブ340,350の中心部位における内面接合部は、液圧成形部材310の中心部位314の形状に対応する閉じた面を定義する。分岐部312の拡張部位316は、4方向に延長しているため、閉じた面は、略四角形状に設定されている。略四角形状の内面接合部は、液圧成形部材310を製造するための液圧成形の際に、補強リブ340,350を構成することとなる第1および第2補強材の材料余りを抑制するために設けられたものである。
補強リブ340,350の中心部位は、内面接合部によって定義される閉じた面の内側に位置する開口部を、それぞれ有する。開口部は、液圧成形部材310を軽量化するために配置されている。補強リブ340,350の拡張部位における内面接合部166は、当該拡張部位の略中央を延長し、中心部位における内面接合部と連結している。
補強リブ340,350の中心部位における内面接合部によって定義される閉じた面は、拡張部位316が4方向に延長しているため、略四角形状に設定されている。
補強リブ340,350の拡張部位における内面接合部366は、当該拡張部位の略中央を延長し、中心部位における内面接合部と連結している。
実施の形態2に係る上記液圧成形部材310によれば、分岐部312の拡張部位316および中心部位314の内側に、補強リブ340,350が連続して配置されており、分岐部312の強度が効率的に向上している。したがって、液圧成形部材310を、例えば、自動車におけるサイドルーフレール302、センタピラー304およびルーフセンタ306を連結するための四叉形状連結部300に適用する場合、四叉形状連結部300の強度を向上させ、強固なものとすることが可能である。
図17は、実施の形態2に係る予備成形体を説明するための平面図、図18は、図17に示される予備成形体の背面図、図19は、図17の線XIX−XIXに関する断面図、図20は、図17の線XX−XXに関する断面図、図21は、図17に示される予備成形体の補強材を説明するための平面図である。
予備成形体210は、上板220、下板230、上方中板240、および下方中板250を有する。上板220および下板230は、略同一の四叉形状(十字形状)を有する。
上板220および下板230は、4方向に延長している拡張部位226,236と、拡張部位226,236が集合する中心部位224,234とを有する分岐部222,232を、それぞれ含んでいる。上板220および下板230の重ね合わせられた縁部260は、全周に渡って、接合されている。符号261は、縁部接合部である。
上板220の拡張部位226は、湾曲形状の凸部であるドーム状部227が形成されている端部を有する。下板230の拡張部位236は、ドーム状部227と位置合わされた開口部237が形成されている端部を有する。開口部237は、成形媒体を注入し、予備成形体210の内部に液圧を付与し、膨出変形させるために使用される。
上方中板240および下方中板250は、略同一の四叉形状(十字形状)を有し、上板220および下板230に比べて、小さい。上方中板240および下方中板250は、上板220および下板230の内側に配置され、拡張部位226,236および中心部位224,234に相対する拡張部位246,256および中心部位244,254をそれぞれ有する。
上方中板240および下方中板250の拡張部位46,56および中心部位44,54の相対する内面は、互いに接合されている。中心部位244,254における内面接合部264は、中心部位244,254の形状に対応する閉じた面を定義する。拡張部位246,256は、4方向に延長しているため、閉じた面は、略四角形状に設定されている。略四角形状の内面接合部264は、液圧成形の際において、上方中板240および下方中板250の材料余りを抑制する機能を有する。
上方中板240および下方中板250の中心部位244,254は、前記閉じた面の内側に位置する開口部248,258を、それぞれ有する。開口部248,258は、予備成形体210(液圧成形部材310)を軽量化するために配置されている。閉じた面の近傍は、液圧成形部材310において、略平板状であり、補強機能が乏しい領域となるため、開口部248,258の形成による強度に対する影響は、小さく、好ましい。
拡張部位246,256における内面接合部266は、拡張部位246,256の略中央を延長し、中心部位244,254における内面接合部264と連結している。内面接合部266と内面接合部264との連結点は、閉じた面の角部である。
上方中板240および下方中板250の拡張部位246,256および中心部位244,254の外面は、上板220および下板230の拡張部位226,236および中心部位224,234の内面とそれぞれ接合されている。つまり、上方中板240および下方中板250の外面接合部262は、上方中板240および下方中板250の拡張部位246,256および中心部位244,254の側方に沿ってそれぞれ延長している。拡張部位246,256の端面は、接合されず、非接合部を有する。
実施の形態2に係る上記予備成形体210によれば、上板220および下板230における拡張部位226,236および中心部位224,234の内側に、上方中板240および下方中板250が連続して配置されている。そのため、予備成形体210の内部に、液圧を付与し、膨出変形させる場合、液圧成形部材310における分岐部312の拡張部位316および中心部位314の内側に、補強リブ340,350を連続して配置し、分岐部112の強度を効率的に向上させることが可能である。
なお、実施の形態2に係る液圧成形装置および液圧成形方法は、実施の形態1と略一致するため、重複を避けるため、その説明を省略する。
以上のように、実施の形態2は、強度が良好な分岐部を有する四叉形状の液圧成形部材を得るための予備成形体および液圧成形方法と、強度が良好な分岐部を有する四叉形状の液圧成形部材とを提供することが可能である。
なお、上方中板240および下方中板250の中心部位244,254における閉じた面の内側に位置する開口部248(補強リブ340,350の中心部位における内面接合部によって定義される閉じた面の内側に位置する開口部)は、適宜省略することも可能である。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。
例えば、目的とする液圧成形部材の構成に応じて、上板および下板(外面部を構成することとなる第1および第2外面材)の形状、上方中板および下方中板(補強リブを構成することとなる第1および第2補強材を)の形状、予備成形体における上方中板および下方中板の配置形態などを、適宜変更することが可能である。
拡張部位の空いているスペースに、別の補強材を追加して、配置したり、拡張部位を、5以上設けたりすることも可能である。
また、上板の拡張部位の端面と、下板の拡張部位の端面との当接面によって開口部を形成し、成形媒体を導入するためのノズルを、側方から導入する形態を適用することも可能である。
実施の形態1に係る液圧成形部材を説明するための斜視図である。 図1に示される液圧成形部材が適用される車体構造部材を説明するための斜視図である。 実施の形態1に係る予備成形体を説明するための平面図である。 図3に示される予備成形体の背面図である。 図3の線V−Vに関する断面図である。 図3の線VI−VIに関する断面図である。 図3に示される予備成形体の補強材を説明するための平面図である。 実施の形態1に係る液圧成形装置を説明するための断面図である。 図8に示される液圧成形装置の上型を説明するための平面図である。 図8に示される液圧成形装置の下型を説明するための平面図である。 実施の形態1に係る液圧成形方法を説明するための断面図であり、型締めを示している。 実施の形態1に係る液圧成形方法を説明するための断面図であり、液圧成形完了時を示している。 図12の線XIII−XIIIに関する断面図である。 実施の形態1に係る液圧成形部材方法を説明するための断面図であり、取り出し直後の液圧成形部材を示している。 実施の形態2に係る液圧成形部材を説明するための斜視図である。 図15に示される液圧成形部材が適用される車体構造部材を説明するための斜視図である。 実施の形態2に係る予備成形体を説明するための平面図である。 図17に示される予備成形体の背面図である。 図17の線XIX−XIXに関する断面図である。 図17の線XX−XXに関する断面図である。 図17に示される予備成形体の補強材を説明するための平面図である。
符号の説明
10・・予備成形体、
20・・上板(第1外面材)、
22・・分岐部、
24・・中心部位、
26・・拡張部位、
27・・ドーム状部、
30・・下板(第2外面材)、
32・・分岐部、
34・・中心部位、
36・・拡張部位、
37・・開口部、
40・・上方中板(第1補強材)、
44・・中心部位、
46・・拡張部位、
48・・開口部、
50・・下方中板(第2補強材)、
54・・中心部位、
56・・拡張部位、
58・・開口部、
60・・縁部、
61・・縁部接合部、
62・・外面接合部、
64,66・・内面接合部、
100・・三叉形状連結部、
102・・サイドシル、
104・・センタピラー、
110・・液圧成形部材、
112・・分岐部、
114・・中心部位、
116・・拡張部位、
117・・端部、
118・・開口部、
140,150・・第1および第2補強リブ、
148,158・・開口部、
160・・縁部、
162・・側方接合部、
164,166・・内面接合部、
170・・上型、
171・・キャビティ面、
175・・押圧部、
176・・凹部、
176A・・先端部、
177,178・・円弧状溝、
180・・下型、
181・・キャビティ面、
185・・押圧部、
186・・凹部、
190・・液圧供給機構、
191・・ノズル部、
192・・ドーム状部、
193・・注入口、
194,195・・環状凸部、
198・・流路、
199・・液圧回路、
210・・予備成形体、
220・・上板(第1外面材)、
222・・分岐部、
224・・中心部位、
226・・拡張部位、
227・・ドーム状部、
230・・下板(第2外面材)、
232・・分岐部、
234・・中心部位、
236・・拡張部位、
237・・開口部、
240・・上方中板(第1補強材)、
244・・中心部位、
246・・拡張部位、
248・・開口部、
250・・下方中板(第2補強材)、
254・・中心部位、
256・・拡張部位、
258・・開口部、
260・・縁部、
261・・縁部接合部、
262・・外面接合部、
264,266・・内面接合部、
300・・四叉形状連結部、
302・・サイドルーフレール、
304・・センタピラー、
306・・ルーフセンタ、
310・・液圧成形部材、
312・・分岐部、
314・・中心部位、
316・・拡張部位、
340,350・・第1および第2補強リブ。

Claims (26)

  1. 重ね合わせて接合された縁部を有し、少なくとも3方向に延長している拡張部位と、前記拡張部位が集合する中心部位とを有する分岐部を備えている外面部、および、
    前記外面部の中空断面を仕切る第1および第2補強リブを有しており、
    前記第1および第2補強リブは、前記分岐部の拡張部位および中心部位に相対する拡張部位および中心部位をそれぞれ有し、
    前記第1および第2補強リブの拡張部位および中心部位の相対する内面は、互いに接合され、
    前記第1および第2補強リブの拡張部位および中心部位の側方面は、前記外面部の拡張部位および中心部位の内面とそれぞれ接合されている
    ことを特徴とする液圧成形部材。
  2. 前記第1および第2補強リブの中心部位における内面接合部は、前記分岐部の形状に対応する閉じた面を定義することを特徴とする請求項1に記載の液圧成形部材。
  3. 前記分岐部の拡張部位は、3方向に延長しており、前記閉じた面は、略三角形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液圧成形部材。
  4. 前記分岐部の拡張部位は、4方向に延長しており、前記閉じた面は、略四角形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液圧成形部材。
  5. 前記第1および第2補強リブの中心部位は、前記閉じた面の内側に位置する開口部を、それぞれ有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液圧成形部材。
  6. 前記第1および第2補強リブの拡張部位における内面接合部は、前記拡張部位の略中央を延長し、前記第1および第2補強リブの中心部位における内面接合部と連結していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液圧成形部材。
  7. 前記第1および第2補強リブの前記拡張部位の端面は、それぞれ非接合部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の液圧成形部材。
  8. 前記接合は、溶接であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の液圧成形部材。
  9. 前記液圧成形部材は、車体構造部材に適用されることを特徴とする請求項1に記載の液圧成形部材。
  10. 前記車体構造部材は、サイドシルとセンタピラーを連結するための三叉形状連結部であることを特徴とする請求項9に記載の液圧成形部材。
  11. 前記車体構造部材は、サイドルーフレール、センタピラーおよびルーフセンタを連結するための四叉形状連結部であることを特徴とする請求項9に記載の液圧成形部材。
  12. 重ね合わせて接合された縁部を有し、液圧成形部材の外面部を形成することとなる第1および第2外面材、および、
    前記第1および第2外面材の内側に配置され、液圧成形部材の中空断面を仕切る第1および第2補強リブを形成することとなる第1および第2補強材を有しており、
    前記第1および第2外面材は、少なくとも3方向に延長している拡張部位と、前記拡張部位が集合する中心部位とを有する分岐部を、それぞれ含んでおり、
    前記第1および第2補強材は、前記分岐部の拡張部位および中心部位に相対する拡張部位および中心部位をそれぞれ有し、
    前記第1および第2補強材の拡張部位および中心部位の相対する内面は、互いに接合され、
    前記第1および第2補強材の拡張部位および中心部位の外面は、前記外面部の第1および第2外面材の拡張部位および中心部位の内面とそれぞれ接合されている
    ことを特徴とする予備成形体。
  13. 前記第1および第2補強材の中心部位における内面接合部は、前記分岐部の形状に対応する閉じた面を定義することを特徴とする請求項12に記載の予備成形体。
  14. 前記分岐部の拡張部位は、3方向に延長しており、前記閉じた面は、略三角形状であることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の予備成形体。
  15. 前記分岐部の拡張部位は、4方向に延長しており、前記閉じた面は、略四角形状であることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の予備成形体。
  16. 前記第1および第2補強材の中心部位は、前記閉じた面の内側に位置する開口部を、それぞれ有することを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載の予備成形体。
  17. 前記第1および第2補強材の拡張部位における内面接合部は、前記拡張部位の略中央を延長し、前記第1および第2補強材の中心部位における内面接合部と連結していることを特徴とする請求項12〜16のいずれか1項に記載の予備成形体。
  18. 前記第1および第2補強材の外面接合部は、前記第1および第2補強材の拡張部位および中心部位の側方に沿ってそれぞれ延長しており、前記拡張部位の端面は、非接合部を有することを特徴とする請求項12〜17のいずれか1項に記載の予備成形体。
  19. 前記接合は、溶接であることを特徴とする請求項12〜18のいずれか1項に記載の予備成形体。
  20. 前記第1および第2外面材の拡張部位の一方は、成形媒体を注入するための開口部を有することを特徴とする請求項12〜19のいずれか1項に記載の予備成形体。
  21. 重ね合わせて接合された縁部を有する第1および第2外面材、および、
    前記第1および第2外面材の内側に配置される第1および第2補強材を有しており、
    前記第1および第2外面材は、少なくとも3方向に延長している拡張部位と、前記拡張部位が集合する中心部位とを有する分岐部を、それぞれ含んでおり、
    前記第1および第2補強材は、前記分岐部の拡張部位および中心部位に相対する拡張部位および中心部位をそれぞれ有し、
    前記第1および第2補強材の拡張部位および中心部位の相対する内面は、互いに接合され、
    前記第1および第2補強材の拡張部位および中心部位の外面は、前記外面部の第1および第2外面材の拡張部位および中心部位の内面とそれぞれ接合されている予備成形体の内部に、
    液圧を付与し、膨出変形させ、
    前記第1および第2外面材によって、拡張部位と、前記拡張部位が集合する中心部位とを有する分岐部を備えている液圧成形部材の外面部を形成し、
    前記第1および第2補強材によって、前記液圧成形部材の中空断面を仕切る第1および第2補強リブを、それぞれ形成することを特徴とする液圧成形方法。
  22. 前記第1および第2補強材の中心部位における内面接合部は、前記分岐部の形状に対応する閉じた面を定義しており、前記予備成形体の内部に、液圧を付与し、膨出変形させる際に、前記内面接合部は、前記第1および第2補強材の材料余りを抑制することを特徴とする請求項21に記載の液圧成形方法。
  23. 前記第1および第2外面材の拡張部位の一方に形成される開口部を経由して、成形媒体を注入することを特徴とする請求項21又は請求項22に記載の液圧成形方法。
  24. 前記液圧成形部材は、車体構造部材に適用されることを特徴とする請求項21〜23のいずれか1項に記載の液圧成形方法。
  25. 前記車体構造部材は、サイドシルとセンタピラーを連結するための三叉形状連結部であることを特徴とする請求項24に記載の液圧成形方法。
  26. 前記車体構造部材は、サイドルーフレール、センタピラーおよびルーフセンタを連結するための四叉形状連結部であることを特徴とする請求項24に記載の液圧成形方法。
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