JP4104750B2 - 釣竿 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は魚釣りに用いる釣竿、特に、竿体の穂先側端部に釣糸を係止可能な釣糸係止部を有する釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の釣竿には、複数の竿体を振出形式または並継形式で連結し一本の釣竿としたものがある。この複数の竿体において最も穂先側に位置する竿体(以下、穂先竿という)の穂先側端部には、釣糸を係止可能な釣糸係止部が設けられている。この従来の釣糸係止部は、ナイロン繊維等の合成繊維で形成された細いパイプ状の屈曲自在な部材であって、釣糸係止部の一端側が穂先竿の穂先側端部を覆うように配置され、接着剤等で穂先側端部に固定されている。
【0003】
釣りをおこなう際には、この釣糸係止部の先端側に釣糸を結びつける。釣糸の先に配置された仕掛けに魚がかかって釣糸が大きく回転等すると、この釣糸係止部は釣糸の回転や移動とともに回転等して、釣糸が糸絡みするのを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の釣糸係止具は、釣糸係止部の一端側が穂先竿の穂先側端部を覆うように配置されている。このため、釣糸係止具が回転すると、穂先竿の穂先側端面のエッジがパイプ状の釣糸係止具の内周面と接触する。長期にわたって釣竿を使用していると、この穂先竿と釣糸係止具との接触によって釣糸係止具が傷ついてしまい、最終的には釣糸係止具を破損してしまう恐れもある。
【0005】
本発明の課題は、長期の使用にも耐えうる釣糸係止具を備えた耐久性の高い釣竿を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
発明1にかかる釣竿は、魚釣りに用いる釣竿であって、竿体と、竿体の穂先側端部に配置され穂先側端部が丸みを帯びて形成された補助部材と、補助部材を内包するように竿体の穂先側端部外周面に配置された屈曲自在な筒状の釣糸係止部とを備えている。
竿体は筒状部材で形成されるる。そして補助部材は、竿体の穂先側外径と同一または穂先側外径より大きな外径を有する球状の本体部と、本体部に連続して形成され竿体の穂先側に挿入され固定可能な挿入部とを有している。
【0011】
この場合には、釣糸係止部に釣糸を係止して釣りをおこない、釣糸とともに釣糸係止部が大きく振れたり回転した際においても、釣糸係止部が竿体の穂先側端部に直接接触することがない。穂先側が丸みを帯びて形成された補助部材が回転等によって生じる釣糸係止部の損傷を防ぐ。
また、この場合には、釣糸係止部に釣糸を係止して釣りをおこない、釣糸とともに釣糸係止部が大きく振れたり回転した際においても、釣糸係止部が竿体の穂先側端部に直接接触することがない。球状の本体部が、釣糸係止部と竿体の穂先側端部との接触を防ぎ釣糸係止部の損傷を抑える。さらに、釣糸係止部の回転スムーズになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0013】
本実施の第1実施形態を採用した釣竿は、元竿1と、元竿1の穂先側に順次連結される複数の中竿群2と、中竿群2の穂先側に連結される穂先竿3とを有している。この元竿1〜穂先竿3は穂先側ほど小径になるようにテーパが形成された筒状の部材である。それぞれ炭素繊維やガラス繊維,チラノ繊維等の強化繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグから形成されている。穂先側の穂先竿3から順次竿元側の竿体内に挿入され収納可能になっており、いわゆる振出形式で連結されている。
【0014】
元竿1は、もっとも竿元側に配置される竿体であって、竿元側端部にはEVAやポリウレタン等の合成樹脂からなる蓋付き円筒型部材である竿元グリップ4が接着され固定されている。
【0015】
穂先竿3は、穂先側端部に配置された補助部材10と、補助部材10及び穂先竿3の穂先側端部を内包するように穂先竿3の穂先側端部外周面に配置されたパイプ状の釣糸係止部20とを有している。
【0016】
補助部材10は、図2に示すように、穂先側端部が丸みを帯びて形成されている本体部11と、本体部11に連続して形成され穂先竿3の穂先側に挿入され固定可能な挿入部12とを有している。補助部材10は、ABS樹脂等の合成樹脂やアルミニウム,鉄またはこれらの合金等からなる部材であって、本体部11と挿入部12とは一体的に形成される。本体部11は穂先竿3の穂先側部分とほぼ同様の外径で形成された円柱状であり、穂先側端面が丸みを帯びている。また、挿入部12は本体部11に比べてやや小径に形成され穂先竿3の穂先側内径に合致するような外径で形成されいる。挿入部12は穂先側端面から内部に挿入され接着剤等で固定される。
【0017】
釣糸係止部20は、図2に示すように、ナイロン繊維等の合成繊維で形成された細いパイプ状部材であり屈曲自在である。穂先側端部に補助部材10が取り付けられた穂先竿3の穂先側端部が一端側からパイプ状の内部の一部に挿入された状態で、釣糸係止部20は穂先竿3の穂先側外周面に接着剤等によって固定されている。また、穂先側には結び目が形成されており、釣糸係止部20に釣糸Lを係止した際に釣糸Lが穂先側から抜けでないようになっている。
【0018】
このように構成された釣竿では、釣糸係止部20に釣糸Lを係止して釣りをおこなう。釣糸Lの先端に設けた仕掛けに魚がかかり、釣糸Lとともに釣糸係止部20が大きく振れたり回転しても、補助部材10の穂先側端部が丸みを帯びて形成されている本体部11が、釣糸係止部20と穂先竿3の穂先側端面との接触を防ぐ。この結果、長期にわたって釣竿を使用しても釣糸係止部20が破損してしまうことはない。また、釣糸係止部20の回転がスムーズになり、糸絡みが十分に防止できる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0019】
本実施の第2実施形態を採用した釣竿は、第1実施形態と同様に、元竿1と、元竿1の穂先側に順次連結される複数の中竿群2と、中竿群2の穂先側に連結される穂先竿13とを有している。この元竿1及び中竿群2は穂先側ほど小径になるようにテーパが形成された筒状の部材である。それぞれ炭素繊維やガラス繊維,チラノ繊維等の強化繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグから形成されている。穂先側の穂先竿3から順次竿元側の竿体内に挿入され収納可能になっており、いわゆる振出形式で連結されている。
【0020】
穂先竿13は、元竿1と同様の所定のプリプレグ等から形成される中実の先細り部材である。穂先側端部には窪み部13aが形成されており、後述の補助部材30が挿入され固定可能になっている。また、補助部材30及び穂先竿13の穂先側端部を内包するように穂先竿13の穂先側端部外周面にはパイプ状の釣糸係止部20が配置されている。
【0021】
補助部材30は、図3に示すように、球状の本体部31と、本体部31に連続して形成され穂先竿13の穂先側に形成された窪み部13aに挿入され固定可能な挿入部32とを有している。補助部材30は、ABS樹脂等の合成樹脂やアルミニウム,鉄またはこれらの合金等からなる部材であって、本体部31と挿入部32とは一体的に形成される。本体部31は穂先竿13の穂先側部分とほぼ同様の外径で形成された球体である。また、挿入部32は本体部31に比べてやや小径に形成され穂先竿13の窪み部13aの内径に合致するような外径で形成されいる。挿入部32は窪み部13aに挿入され接着剤等で固定されている。なお、その他の構成は第1実施形態と同様であり説明を省略する。このように構成された釣竿では、釣糸係止部20に釣糸Lを係止して釣りをおこなう。釣糸Lの先端に設けた仕掛けに魚がかかり、釣糸Lとともに釣糸係止部20が大きく振れたり回転しても、補助部材30の球状の本体部31が、釣糸係止部20と穂先竿13の穂先側端面との接触を防ぐ。この結果、長期にわたって釣竿を使用しても釣糸係止部20が破損してしまうことはない。また、釣糸係止部20の回転がスムーズになり、糸絡みが十分に防止できる。
[他の実施形態]
(a)上記実施形態においては振出形式の釣竿を示しているが、並継形式の釣竿でも本発明は適応可能である。
(b)補助部材の本体部の外径は、穂先竿の穂先付近の外径より大きく形成されていてもよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、長期の使用によっても釣糸係止具が損傷することのない耐久性に優れる釣竿を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した釣竿の全体図。
【図2】本発明の第1実施形態を採用した釣竿の穂先付近の拡大断面図。
【図3】本発明の第2実施形態を採用した釣竿の穂先付近の拡大断面図。
【符号の説明】
1 元竿
2 中竿群
3 穂先竿
10,30 補助部材
11,31 本体部
12,32 挿入部

Claims (1)

  1. 魚釣りに用いる釣竿であって、
    竿体と、
    前記竿体の穂先側端部に配置され、穂先側端部が丸みを帯びて形成された補助部材と、
    前記補助部材を内包するように前記竿体の穂先側端部外周面に配置された、屈曲自在な筒状の釣糸係止部とを備え、
    前記竿体は、筒状部材であり、
    前記補助部材は、前記竿体の穂先側外径と同一または穂先側外径より大きな外径を有する球状の本体部と、前記本体部に連続して形成され前記竿体の穂先側に挿入され固定可能な挿入部とを有している、釣竿。
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