JPH0616504Y2 - 釣 竿 - Google Patents
釣 竿Info
- Publication number
- JPH0616504Y2 JPH0616504Y2 JP1987185021U JP18502187U JPH0616504Y2 JP H0616504 Y2 JPH0616504 Y2 JP H0616504Y2 JP 1987185021 U JP1987185021 U JP 1987185021U JP 18502187 U JP18502187 U JP 18502187U JP H0616504 Y2 JPH0616504 Y2 JP H0616504Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing rod
- fishing
- fishing line
- tip
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fishing Rods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は釣竿先端に釣糸を取付ける機構の改良に関する
ものである。
ものである。
従来の技術 釣糸に糸撚れが発生したり、釣糸が竿に絡んだりするこ
とを防止する手段として、実開昭６１−３０３６７号公
報に見られるように穂先の先端部に設けたリリヤン部に
サルカンを設けることや、実開昭４７−７３８７号公報
に見られるように穂先外側に軸部を有する接続管を嵌着
固定し、前記軸部に撚戻環の筒状部を回動自在に嵌着す
ることが知られているが、これら従来の方式は釣糸結着
部が釣竿の各軸線上において回動するため釣糸の撚れ、
絡みは一応防止できるが、釣糸が釣竿に絡み付いたとき
にはその解除を容易にできない欠陥があり、止むなく絡
み付き部分を直接手作業で解除しているのが現状であ
る。
とを防止する手段として、実開昭６１−３０３６７号公
報に見られるように穂先の先端部に設けたリリヤン部に
サルカンを設けることや、実開昭４７−７３８７号公報
に見られるように穂先外側に軸部を有する接続管を嵌着
固定し、前記軸部に撚戻環の筒状部を回動自在に嵌着す
ることが知られているが、これら従来の方式は釣糸結着
部が釣竿の各軸線上において回動するため釣糸の撚れ、
絡みは一応防止できるが、釣糸が釣竿に絡み付いたとき
にはその解除を容易にできない欠陥があり、止むなく絡
み付き部分を直接手作業で解除しているのが現状であ
る。
考案が解決すべき問題点 これらの現状に鑑み、本考案は釣糸を結着できるリリヤ
ン等の柔軟部材の後半部を釣竿先端部分外側に回動自在
に嵌着した回転筒の全長に被嵌して釣糸の各方向の引張
りに対して無理なく順応できるようにして釣糸が釣竿に
絡み付いてもこれを容易に解除できるようにしたことを
目的とするものである。
ン等の柔軟部材の後半部を釣竿先端部分外側に回動自在
に嵌着した回転筒の全長に被嵌して釣糸の各方向の引張
りに対して無理なく順応できるようにして釣糸が釣竿に
絡み付いてもこれを容易に解除できるようにしたことを
目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は前記目的を達成するための構成として、先端に
係止部を設けた釣竿の先端部分外側に回転筒を回動自在
に嵌着すると共に該回転筒の全長外周面には前端に釣糸
を結着できるリリヤン等の柔軟部材の後部を被嵌固着し
たことを要旨とするものである。
係止部を設けた釣竿の先端部分外側に回転筒を回動自在
に嵌着すると共に該回転筒の全長外周面には前端に釣糸
を結着できるリリヤン等の柔軟部材の後部を被嵌固着し
たことを要旨とするものである。
実施例 本考案の実施例を図面について説明すると、釣竿１の先
端部分に前端に係止部２を有する支持筒３が嵌合固着さ
れ、該支持筒３の外側には全長に亘り回転筒４が回動自
在に嵌着されると共に回転筒４の全長外周面には前端に
釣糸５を結着したりリリヤン等の柔軟部材６の後部が被
嵌固着されている。
端部分に前端に係止部２を有する支持筒３が嵌合固着さ
れ、該支持筒３の外側には全長に亘り回転筒４が回動自
在に嵌着されると共に回転筒４の全長外周面には前端に
釣糸５を結着したりリリヤン等の柔軟部材６の後部が被
嵌固着されている。
第２図に示す実施例は前記回転筒４を釣竿１の先端部分
に直接回動自在に嵌着すると共に係止部２を釣竿１の先
端内部に嵌着した支持杆３′の前端に形成したものであ
り、更に第３図は前記支持杆３′を釣竿１に螺合した実
施例である。
に直接回動自在に嵌着すると共に係止部２を釣竿１の先
端内部に嵌着した支持杆３′の前端に形成したものであ
り、更に第３図は前記支持杆３′を釣竿１に螺合した実
施例である。
なお図中７は必要に応じて設ける釣竿１に固着した回転
筒４の位置決めリングである。
筒４の位置決めリングである。
しかして前記回転筒４、支持筒３、支持杆３′はステン
レス、チタン、繊維補強合成樹脂等で形成し、また柔軟
部材６としては各種天然又は合成繊維からなる繊維を編
組したリリヤンを使用し、特にその係止部２の前後部分
には合成樹脂、ゴム等を含浸せしめてその屈撓性を増大
せしめると好適であり、またリリヤンに代えて合成樹
脂、ゴム等の弾性管状体を使用することもできる。
レス、チタン、繊維補強合成樹脂等で形成し、また柔軟
部材６としては各種天然又は合成繊維からなる繊維を編
組したリリヤンを使用し、特にその係止部２の前後部分
には合成樹脂、ゴム等を含浸せしめてその屈撓性を増大
せしめると好適であり、またリリヤンに代えて合成樹
脂、ゴム等の弾性管状体を使用することもできる。
本考案の実施例は上記のように構成されているから、柔
軟部材６は釣糸５の各方向の引張りに順応して屈曲する
と共にその後部を被着した回転筒４は釣竿１の先端部分
において自在に回転することによって釣竿及び釣糸操作
によって、魚釣り中の釣糸の撚れ、絡みはもとより釣糸
の釣竿に対する絡み付きを解除するものである。
軟部材６は釣糸５の各方向の引張りに順応して屈曲する
と共にその後部を被着した回転筒４は釣竿１の先端部分
において自在に回転することによって釣竿及び釣糸操作
によって、魚釣り中の釣糸の撚れ、絡みはもとより釣糸
の釣竿に対する絡み付きを解除するものである。
考案の効果 本考案は釣糸を結着するリリヤン等の柔軟部材の後部を
被着した回転筒を、釣竿の先端部分において回転自在に
嵌着したので、柔軟部材の自在な屈曲作用と回転筒の自
在な回転作用とが相互に協同することによって釣糸の各
方向の引張り回転力に対して円滑容易に順応適応して釣
糸の撚れ、絡みを確実に防止できることはもとより、特
に魚釣り操作等によって釣糸が釣竿上部に巻き付き絡ん
だときでも柔軟部材の屈曲部における外方への復元力と
釣糸結着部の回転軸からの側方距離による回転モーメン
トとの併用による協同作用によって釣竿先端の僅かな振
動又は釣糸の軽い引張りだけで釣糸の釣竿に対する絡み
付きを円滑容易に解除することができる。
被着した回転筒を、釣竿の先端部分において回転自在に
嵌着したので、柔軟部材の自在な屈曲作用と回転筒の自
在な回転作用とが相互に協同することによって釣糸の各
方向の引張り回転力に対して円滑容易に順応適応して釣
糸の撚れ、絡みを確実に防止できることはもとより、特
に魚釣り操作等によって釣糸が釣竿上部に巻き付き絡ん
だときでも柔軟部材の屈曲部における外方への復元力と
釣糸結着部の回転軸からの側方距離による回転モーメン
トとの併用による協同作用によって釣竿先端の僅かな振
動又は釣糸の軽い引張りだけで釣糸の釣竿に対する絡み
付きを円滑容易に解除することができる。
また本願考案は回転筒を直接釣竿先端部に外側で回動自
在に支持することにより、最も小径で強度が弱くかつ最
も釣糸の負荷の作用する釣竿自体の先端部を回転筒で被
嵌して補強すると共に回転筒を釣竿先端部の外周位置に
被嵌して回転筒に到達した魚信をその内側に近接してい
る釣竿に伝播する効率を向上させ、釣人の手に対する魚
信感知を容易にでき、しかもその構成の簡易軽量化を図
り、強度を必要とする大物用釣竿にも充分対応できる優
れた特徴と実用性を有する。
在に支持することにより、最も小径で強度が弱くかつ最
も釣糸の負荷の作用する釣竿自体の先端部を回転筒で被
嵌して補強すると共に回転筒を釣竿先端部の外周位置に
被嵌して回転筒に到達した魚信をその内側に近接してい
る釣竿に伝播する効率を向上させ、釣人の手に対する魚
信感知を容易にでき、しかもその構成の簡易軽量化を図
り、強度を必要とする大物用釣竿にも充分対応できる優
れた特徴と実用性を有する。
第１図は本考案の一部切欠正面図、第２図及び第３図は
夫々本考案の別実施例の一部切欠正面図である。 １…釣竿、２…係止部、４…回転筒、５…釣糸、６…柔
軟部材。
夫々本考案の別実施例の一部切欠正面図である。 １…釣竿、２…係止部、４…回転筒、５…釣糸、６…柔
軟部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 三橋 義和 東京都東久留米市前沢３丁目14番16号 ダ イワ精工株式会社内 (56)参考文献 実公 平４−32060（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】先端に係止部を設けた釣竿の先端部分外側
に回転筒を回動自在に嵌着すると共に該回転筒の全長外
周面には前端に釣糸を結着できるリリヤン等の柔軟部材
の後部を被嵌固着した釣竿。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987185021U JPH0616504Y2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 釣 竿 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987185021U JPH0616504Y2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 釣 竿 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0187660U JPH0187660U (ja) | 1989-06-09 |
| JPH0616504Y2 true JPH0616504Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31476351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987185021U Expired - Lifetime JPH0616504Y2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 釣 竿 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616504Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS477387U (ja) * | 1971-02-24 | 1972-09-27 | ||
| JPS6130367U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-24 | 伊三郎 松井 | 道糸のねじれ防止用穂先 |
-
1987
- 1987-12-04 JP JP1987185021U patent/JPH0616504Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0187660U (ja) | 1989-06-09 |
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