JPH104831A - 振出竿用釣り糸ガイド - Google Patents
振出竿用釣り糸ガイドInfo
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- JPH104831A JPH104831A JP15574396A JP15574396A JPH104831A JP H104831 A JPH104831 A JP H104831A JP 15574396 A JP15574396 A JP 15574396A JP 15574396 A JP15574396 A JP 15574396A JP H104831 A JPH104831 A JP H104831A
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- guide
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- fishing line
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Abstract
肉部を設けることなく、釣り糸ガイドを回りにくくす
る。 【解決手段】 振出竿用釣り糸ガイド14〜16は、振
出竿の各竿11〜13の外周に遊動自在に嵌め込まれ釣
り糸を竿先に案内するガイドであって、各竿11〜13
の外周に遊動自在に嵌め込まれる筒状の弾性部材26を
有する装着部21と、装着部21から側方に延び先端に
釣り糸が通過可能なガイドリング22を有するガイド部
とを備えている。この釣り糸ガイドでは、摩擦係数が大
きい筒状の弾性部材26を竿11〜13の外周に装着す
ると、軸方向への移動が可能であるとともに、摩擦力に
より回転しにくくなる。
Description
に、振出竿の外周に遊動自在に嵌め込まれ釣り糸を竿先
に案内する振出竿用釣り糸ガイドに関する。
先側竿体ユニットが伸縮自在に連結されているため、竿
の収納が容易であり広く使用されている。このような振
出竿の各竿体の外周には、リールに巻き付けられた釣り
糸を竿先に案内するためのリング状の釣り糸ガイドが遊
動自在に装着されている。
されているため、竿体の周方向に回転しやすい。釣り糸
ガイドの回転を防止するため、従来、竿体の外周面の釣
り糸ガイドの配置部に肉盛りして厚肉部を形成し、厚肉
部表面に回り止め用の溝を形成したり突状を形成したり
している(実公平8−6454号)。
糸ガイドの回転を防止すると、厚肉部が竿体の外周面に
肉盛りして形成されているため、厚肉部の曲げ剛性がそ
の前後の部分より高くなる。剛性が他の部分より高くな
ると、仕掛けに魚が掛かったとき、厚肉部で釣り竿がし
なりにくくなり、釣り竿が美しい円弧を描いて曲がりに
くくなる。
おいて、振出竿に厚肉部を設けることなく、釣り糸ガイ
ドを回転しにくくすることにある。
り糸ガイドは、振出竿の外周に遊動自在に嵌め込まれ釣
り糸を竿先に案内するガイドであって、振出竿の外周に
遊動自在に嵌め込まれる筒状弾性体製の装着部と、装着
部から側方に延び先端に釣り糸が通過可能なリングを有
するガイド部とを備えている。この釣り糸ガイドでは、
摩擦係数が大きい筒状弾性体製の装着部を振出竿の外周
に装着すると、軸方向への移動が可能であるとともに、
摩擦力により回転しにくくなる。このため、振出竿に厚
肉部を設けることなく、釣り糸ガイドが回転しにくくな
る。
明1に記載のガイドにおいて、前記装着部は前記ガイド
部と別体である。この場合には、装着部と他の部分とを
別の材質で制作でき、それぞれに最適な特性を得ること
ができる。発明3に係る振出竿用釣り糸ガイドは、発明
2に記載のガイドにおいて、前記弾性体はスチレンブロ
ック共重合体系熱可塑弾性体である。この場合には、厚
みが薄くても充分な弾性が得られやすい。
態による釣り糸ガイドを装着した振出竿は、手元竿1
と、手元竿1に振出形式で装着された穂先側竿体ユニッ
ト2とを有している。手元竿1はわずかに先細りの筒状
に形成され、その外周面には、釣り糸Lを巻き取るリー
ル3が装着されるリールシート4が形成されている。
を有する最も先端側(穂先側)の1番竿11と、1番竿
11を支持するとともにこの1番竿11を内部に収納可
能な2番竿12と、2番竿12を内部に収納可能でかつ
手元竿1に挿入可能な3番竿13とを有している。この
ように、穂先側竿体ユニット2を構成する3本の竿1
1、12、13は振出形式で連結されている。各竿11
〜13は先細り筒状に形成されており、その外周面には
釣り糸ガイド14〜16が遊動自在に装着されている。
に示すように、ガイドフレーム20と、ガイドフレーム
20の下部に回転不能に嵌め込まれた筒状の装着部21
と、上部に嵌め込まれ釣り糸が通過可能な硬質セラミッ
ク製のガイドリング22とを有している。ガイドフレー
ム20は、ガイドリング22が嵌め込まれる上部リング
部20aと、装着部21が嵌め込まれる1対の下部リン
グ部20bと、上下のリング部20a,20bを連結す
るアーム部20cとを有している。また、下部リング部
20bの上部内周部には回り止め用の凹部20dが形成
されている。
まれる硬質樹脂製の円筒部材25と、円筒部材25の内
部に回転不能に装着された弾性部材26とを有してい
る。円筒部材25の外周面の一部には、ガイドフレーム
20を装着部21に対して回り止めするための突起25
aが軸方向に間隔を隔てて形成されている。この突起2
5aはガイドフレーム20の凹部20dにより係止され
る。円筒部材25の突起25aの内周面には、図4に示
すように、回り止め用の凹部25bが形成されている。
ぼ同径のフランジ部26aを有する弾性体製の筒状の部
材である。弾性部材26の内径は、各竿11〜13の釣
り糸ガイドの装着位置の外径よりやや小さく、各竿11
〜13の外周面を軸方向に移動可能であるとともに、装
着位置において摩擦により回転しにくくなっている。弾
性部材26のフランジ部26a間の外周面には、図4に
示すように、凹部25bに係止される突起26bが形成
されている。この凹凸嵌合により弾性部材26が回り止
めされる。
ム系弾性体やアクティマー(商標),レオストマー(商
標)等のスチレンブロック共重合体系熱可塑弾性体やサ
ントプレーン(商標),ラバロン(商標)等の弾性体を
用いることができる。弾性体として、スチレン系弾性体
であるレオストマーに高温でのゴム弾性,耐油性を付与
して一層の高機能化を実現した動的架橋熱可塑性弾性体
であるアクティマーを用いると、弾性部材26の厚みを
薄くしても適度な弾力が得られ弾性部材26の耐久性が
とくに良好である。
重合体系熱可塑弾性体であるレオストマーと類似した分
子構造を形成しているが、自由分子鎖に近いソフトセグ
メント中に動的架橋により高度に架橋された拘束相を有
している。この動的架橋鎖は、ポリスチレン相と比較し
て熱的・化学的に安定であるため、アクティマーは、1
00℃以上の圧縮永久歪みや耐油・耐薬品性に優れてい
る。
1〜13を伸ばして使用状態にする際には、1番竿11
から順に伸ばす。このとき、各釣り糸ガイド14〜16
は、装着部分よりやや穂先側に配置されており、各竿1
1〜13に緩く嵌め込まれている。そして、各釣り糸ガ
イド14〜16を所定の装着位置に移動させる。このと
き、釣り糸ガイド14〜16は、弾性部材26が弾性に
より凹むので軸方向への移動が容易である。そして、装
着位置に釣り糸ガイド14〜16が配置されると、弾性
部材26が凹んで各竿11〜13の外周面との摩擦によ
り、釣り糸ガイド14〜16が回りにくくなる。
ガイド14〜16を装着位置から穂先側に移動させる。
そして、3番竿13から順次竿元側の竿に収納する。こ
こでは、弾性部材26の内径が各竿11〜13の装着位
置の外径より小さいので、各竿11〜13を装着位置に
摩擦により位置決めでき、各竿11〜13側に厚肉部を
設けることなく装着位置での釣り糸ガイド14〜16の
回転を防止できる。また、摩擦により回転を防止してい
るだけであるので、釣り糸に回転方向の大きな力が作用
しても、最小限力を逃がす分だけ回転して各竿11〜1
3がネジレ折れするのを防止できる。さらに、釣り糸ガ
イド14〜16が硬いものに強く当たっても弾性部材2
6により衝撃が吸収され、釣り糸ガイド14〜16や各
竿11〜13が損傷しにくい。
グ22とを一体形成してもよい。 (b) 弾性部材26の材質はアクティマーに限定され
ず、弾性を有し摩擦係数が高いものであればどのような
材質でもよい。
は、筒状弾性体製の装着部で振出竿の外周に装着される
ので、摩擦力により回転しにくくなる。このため、振出
竿に厚肉部を設けることなく、釣り糸ガイドが回転しに
くくなる。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】振出竿の外周に遊動自在に嵌め込まれ釣り
糸を竿先に案内する振出竿用釣り糸ガイドであって、 前記振出竿の外周に遊動自在に嵌め込まれる筒状弾性体
製の装着部と、 前記装着部から側方に延び先端に前記釣り糸が通過可能
なリングを有するガイド部と、を備えた振出竿用釣り糸
ガイド。 - 【請求項2】前記装着部は前記ガイド部と別体である、
請求項1に記載の振出竿用釣り糸ガイド。 - 【請求項3】前記弾性体は、スチレンブロック共重合体
系熱可塑弾性体である、請求項2に記載の振出竿用釣り
糸ガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15574396A JP3844541B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 振出竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15574396A JP3844541B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 振出竿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104831A true JPH104831A (ja) | 1998-01-13 |
JP3844541B2 JP3844541B2 (ja) | 2006-11-15 |
Family
ID=15612470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15574396A Expired - Fee Related JP3844541B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 振出竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3844541B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4789796A (en) * | 1985-12-23 | 1988-12-06 | U.S. Philips Corporation | Output buffer having sequentially-switched output |
CN1309298C (zh) * | 2001-12-11 | 2007-04-11 | 株式会社岛野 | 渔线导环及装备有渔线导环的钓竿 |
KR100937116B1 (ko) * | 2002-01-11 | 2010-01-18 | 가부시키가이샤 시마노 | 낚싯대 |
US20160286771A1 (en) * | 2015-03-30 | 2016-10-06 | Globeride, Inc. | Fixing structure for fishing line guide, and fishing rod |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11116197B2 (en) * | 2015-09-15 | 2021-09-14 | Taco Metals, Llc | Rotating swivel assemblies for outriggers |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP15574396A patent/JP3844541B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
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US4789796A (en) * | 1985-12-23 | 1988-12-06 | U.S. Philips Corporation | Output buffer having sequentially-switched output |
CN1309298C (zh) * | 2001-12-11 | 2007-04-11 | 株式会社岛野 | 渔线导环及装备有渔线导环的钓竿 |
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US20160286771A1 (en) * | 2015-03-30 | 2016-10-06 | Globeride, Inc. | Fixing structure for fishing line guide, and fishing rod |
US10463031B2 (en) * | 2015-03-30 | 2019-11-05 | Globeride, Inc. | Fixing structure for fishing line guide, and fishing rod |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3844541B2 (ja) | 2006-11-15 |
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