JP3243806U - 釣り用仕掛け - Google Patents

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Abstract

【課題】ルアーフィッシングに使用する仕掛けで、傘状の仕掛けを簡便に収納でき、収納時にワイヤーアーム屈曲部の弾性限度を超えることがなく金属疲労による破損を抑えられる余計なパーツを使わないシンプル形状の釣り用仕掛けを提供する。【解決手段】バネ性能を有した金属線材を使用し、湾曲箇所を屈曲部13だけに集中させないようにワイヤーアーム3の直線部12に長さを持たせる形状にし、ワイヤーアーム3の直線部12、14と、屈曲部13に、湾曲箇所を分散することで軽度の力で束ねることができる。【選択図】図2

Description

本考案は一般にアンブレラリグ及びアラバマリグと呼ばれるメインシャフトに複数のワイヤーアームが配置された傘状の釣り用仕掛けであって、メインシャフトとワイヤーアームに接続された複数の集魚部材もしくは疑似餌により魚の群れが泳いでいるように見せる釣り用仕掛けに関する。
従来のアンブレラリグはメインシャフトと複数のワイヤーアームに接続された複数の集魚部材や疑似餌によりあたかも魚の群れが泳いでいるかのように見せワイヤーアームとメインシャフト下端部に接続された疑似餌とフックにバイトさせる釣り用仕掛けである。
実用新案登録第3237361号公報 実用新案登録第3178303号公報
従来のアンブレラリグは、メインシャフトに設けられた支持部から直接複数のバネ性能を有するワイヤーアームが放射状もしくは扇状に突出し、傘のような形状をしているため不使用時収納するには嵩張るため束ねる必要があるが、折り畳もうとすると湾曲箇所が図1ワイヤーアーム2屈曲部1に集中し屈曲部の張りが強く、折り畳もうとすると弾性限度を超える力が必要になる。弾性限度を超えて折り畳んだ場合、再使用の際には屈曲部が永久変形し元の形状まで復元せず都度手で元の位置に戻す必要があり、金属疲労による破損の原因になる。不使用時に束ねず仕掛けを収納しようとしても開いたままの傘を収納するかの如く嵩張る為収納しにくいという難点がある。
特許文献1や2のように束ねる機能を持つパーツが付属しているアンブレラリグもあるが、付け足しパーツ感がシンプルではなく見た目に美しくないため敬遠されることがある。
上記課題を解決すべくなされた本考案は、従来品が図1の1のようにメインシャフトに設けられた支持部からワイヤーアームが直接突出する形状をしている図7従来型ワイヤーアーム2を、図7ワイヤーアーム3のように直線部12を有するワイヤーアーム3上端6 を支持部5で固定することで支持部5から屈曲部13までの直線部12に距離ができ直線部12屈曲部13直線部14全体で撓るようになるため可動域が広がり、図3のように各ワイヤーアーム3が矢印方向に交差しながら折り畳まれ図4のように束ねることができる。
また、収納時束ねられたワイヤーアームは図4-aのようにリング又は輪ゴムなど手軽な物で保持でき簡便に収納できる。
また、ワイヤーアームはバネ性能を有することが好ましい。ワイヤーアームがバネ性能を有することで収納時束ねる際に各部が撓り図4の形状に束ね易く、再使用の際にもワイヤーアームがバネ性能を有するため図2の所定の位置に復元する。
以上のように本考案の釣り用仕掛けにおいては、従来のアンブレラリグとは異なり、収納時及び未使用時の際、手で握るだけで容易に束ねることができ、リング又は輪ゴムで束ねた状態を保持でき嵩張らず簡便に収納できる。
また、収納時にワイヤーアーム屈曲部の弾性限度を超えることがないため金属疲労による破損を抑えられる。
また、本考案では余計な付属パーツを使用する必要も無くシンプルに纏まる。
図1は一般的なアンブレラリグを使用状態で示す図である。 図2は本考案の釣り用仕掛けを使用状態で示す図である。 図3は本考案の釣り用仕掛けの各ワイヤーアームが交差しながら折り畳まれる途上の状態を示す図である。 図4は釣り用仕掛けが折り畳まれリングで束ねた状態を示す図である。 図5は図3のワイヤーアームが交差しながら折り畳まれる途上の状態の拡大図である。 図6は本考案の釣り用仕掛けのワイヤーアームが固定されている支持部からワイヤーアームの屈曲部周辺の拡大図である。 図7は図1の一般的なアンブレラリグのワイヤーアーム2と図2本考案の釣り用仕掛けのワイヤーアーム3の形状比較を示す図である。
以下、本考案に関わる釣り用仕掛けの実施形態について図面を参酌しつつ説明する。
図2に示す釣り用仕掛けは、メインシャフト8上端にライン結合部7を備え、その下に支持部5を備え、支持部5から複数のワイヤーアーム3を放射状及び扇状に設置し、ワイヤーアーム3中央に接続具11を設け、ワイヤーアーム3先端に環9を備え接続具11を設ける。
メインシャフト8下端に環10を備え、疑似餌を接続するための接続具11を設ける。
ワイヤーアーム3はバネ性能を有する金属線材で、図6の12、13、14部分のバネ性により収納時折り畳む際に図5の12、13、14部分が交差しながら図4の形状まで束ねることができる。
再使用の際にはワイヤーアーム3の12、13、14部分のバネ性により所定の位置に復元する。
また、前記図2の所定の位置とは、ワイヤーアーム屈曲部13の角度が110度~120度の範囲のことである。
本考案の釣り用仕掛けは、ルアーフィッシングにおいて、いわゆる投げ釣りのルアーとして広く使用することができる。
1、 屈曲部
2、 従来品ワイヤーアーム
3、 本考案ワイヤーアーム
4、 集魚部材及び疑似餌
5、 支持部
6、 支持部への差し代
7、 ライン結合部
8、 メインシャフト
9、 環
10、 環
11、 接続具
12、直線部(バネ性による撓り箇所)
13、屈曲部(バネ性による撓り箇所)
14、直線部(バネ性による撓り箇所)
a、リング

Claims (1)

  1. 上端部と下端部を有するメインシャフトとメインシャフトに設けられた支持部と折り曲げられた屈曲部を有するワイヤーアームを備えた釣り用仕掛けであって、ワイヤーアームの一端が支持部に取り付けられワイヤーアームにおける一端から屈曲部までの直線部の寸法が5mm~1mである釣り用仕掛け。
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