JPS6026044Y2 - 音響変換器等のコ−ド巻取器 - Google Patents

音響変換器等のコ−ド巻取器

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JPS6026044Y2
JPS6026044Y2 JP6921380U JP6921380U JPS6026044Y2 JP S6026044 Y2 JPS6026044 Y2 JP S6026044Y2 JP 6921380 U JP6921380 U JP 6921380U JP 6921380 U JP6921380 U JP 6921380U JP S6026044 Y2 JPS6026044 Y2 JP S6026044Y2
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JP
Japan
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cord
winder
holder shaft
fitted
cord winder
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JP6921380U
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JPS56170166U (ja
Inventor
晶成 毛利
義夫 千葉
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ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ヘッドホンやイヤホンの如き音響変換器等と
音響器機間を接続するコードを使用状況に応じて余分と
なる部分を巻き取り得るようにしたコード巻取器に関す
るものである。
ヘッドホン等のコードは各種の使用状態に対応できるよ
うに稍々長目のコ・−ドが組付けられている:そこで、
ヘッドホンの使い方如何によってはコードが長すぎ、邪
魔になる場合がある。
また、このように長いコードを不使用時に特別のリール
等蚕使用しないで集束しておくと、再度使用するときに
コードがほつれ合って十分にコードの長さを活用出来な
くなってしまうことがある。
特に、ステレオ装置にヘッドホンを接続使用する場合等
のように、他にマイクロホンコードやその他の種々のコ
ードが延出しているような機器の周辺で使用する場合に
は、特にこのような虞れがあり、したがって余分なコー
ド部分の処理整頓が合理的に行ない得ることが望まれて
いる。
このような問題に対処すべく、従来はイヤホンコードの
巻き取り装置については種々の提案が試みられているが
、いずれも構造が複雑であり、製造組立が繁雑であると
ともにコスト高とならざるを得なかった。
また、従来の多くのものは巻込み力を利用してコードが
巻き取られるように構成されているため、内蔵される巻
込み機構等により必然的に重量も大きなものとなってし
まう。
そのためポータプルタイプのヘッドホンやイヤホン等の
コード用としてはポケットに入れたり依類に止めても不
快感が残るという欠点があった。
そこで、本考案はこのような実情に鑑み、ヘッドホン等
のコード処理について、構造か簡単で製造上も取扱い上
も容易であり、しかも軽く且つ安価に提供し得るような
コード巻き取り器を提案しようとするものである。
しかも、本考案においては、従来のもののようにコード
を巻き込むように構成したものとは対照的に、コードを
巻くように構成し、しかもこのコ−ドを巻く操作及びコ
ードを繰出す操作を容易且つ確実に行ない得るようにし
、さらに巻付は収納したコード部分がみだりにほぐれ出
すことがないようにしたものである。
すなわち、本考案のコード巻取器は、皿形円盤状の鍔部
の内側軸心部に一方のホルタ軸部を突設してなる第一の
コードワインダハーフと、皿形円盤状の鍔部の内側軸心
部に、上記一方のホルダ軸部と相対嵌合する他方のホル
ダ軸部を突設してなる第二のコードワインダハーフとを
有し、これら各ワインダハーフを上記各ホルダ軸部にお
いて嵌合組付けたときに外嵌側のホルダ軸部はコード巻
込み部を構成するとともに上記各皿状円盤部は上記嵌合
状態にあるホルダ軸部の周辺を位置し且−)各皿状円盤
部の各周縁間には波巻込みコード径より短寸の小間隔状
態と十分長寸の長間隔状態を選択的に取り得るように形
成したことを特徴とするものである 以下、本考案を図面に示す実施例について説明する。
第1図乃至第3図は各構成部分を分離した図面であり、
第1図は一方のコードワインダハーフ、第2図は他方の
コードワインダハーフ、第3図は上記一方のコードワイ
ンダハーフに組付けられる止着用クリップである。
これら図中、先ず上記一方のコードワインダハーフ1に
ついて、第1図A、B、Cの各図により説明する。
このワインダハーフ1は後述する他方のワインダハーフ
と組合さってコード巻取り器を構成するための一方の部
材であり、この例では内側面2a側が凹状を威すととも
に外側面2b側がなだらかな曲面状に膨出する皿状に形
成された一方の鍔部2の、上記内側面2aの軸心部に円
筒状に突出する一方のホルダ軸部3が一体配設されてい
る。
また、この軸部3の内方の軸方向穴4は開口先端3aよ
り基端3bに向い稍細径となるテーバ穴となっている。
さらに、上記軸部3を構成する円筒状周壁部の分の径方
向に相対応する部分には開口先端3aより軸方向に軸部
中途部まで連らなる係合切込み部5,6が刻設されてる
また、上記軸方向穴4の内周壁には軸方向に突条7に突
設されている。
なお、前記鍔部2は第1図Cから明らかなように軸心附
近部分2cの肉厚は厚く、外周縁2e寄りの周辺部分2
dの肉厚はそれよりも薄く形成しである。
次に、他方のコードワインダハーフ8を前記各図及び第
2図A、 B、 C,Dの各図により説明する。
該ハーフ8も前記一方の鍔部2と対象を戊す略同形状に
形成された他方の鍔部9の内側面9aの軸心部に円筒状
に突出する他方のホルダ軸部10が一体配設されている
すなわち、前記他方の鍔部9の外径寸法や肉厚さらに内
側面9a側が凹状を威すとともに外側面9b側がなだら
かな曲面状に膨出する皿形状を威す点は前記一方の鍔部
2と同形状となっているが、上記他方のホルダ軸部10
は前記一方のホルダ軸部3の内方軸方向穴4内にその先
端10a側より嵌挿され得るよに形成されている。
したがって、この軸部10の外径は前記軸方向穴4に嵌
合固定できるように、軸方向穴4に適合するテーパ状を
威すとともに、さらに、前記各係合切込部5,6に対応
して各係合突部IQb、IQcが該軸部10の中途部に
外径方向に、突設されるとともに、前記突条部7と適合
する外周位置に凹条部7と適合する外周位置に凹条部1
3が刻設されている。
さらに、この他方のワインダハーフ8では上記他方の鍔
部9の外側面9bの中央部附近に後述するクリップを組
付けるためのクリップ取付部を構成するようにクリップ
設置凹状部14と一対のヒンジ受部15.16が突設さ
れている。
次に、クリップ17について前記各図及び第3図A、
Bを参照しながら説明する。
このクリップ17は前記他方のワインダハーフ8に取り
付けられ、コード巻取り器全体を使用者がその依頼等に
止着てきるようにするためのものである。
そして、図示の例では、平板状に形成された板体18一
端18a側の下側面18cに滑り止め用の凹凸条部19
が複数本並列形成され、さらに中途部より稍々他端18
b寄りの両側縁18d、18e附近から下側面18c側
には一対の軸受突起19゜20が突設され、該各突起1
9,20にはそれぞれ連結支脚21,22の各一端の軸
部21a、22aが枢支されている。
また、上記各支脚21゜22の各他端側はL字状に折曲
形成された係止爪21b、22bが配設されている。
なお、上記板状体18と各支脚21,22間には弾性手
段(図示せず)により、板状体18が第3図A中矢印Y
として示す支点まわりの方向に弾発附勢されている。
そして、このクリップ17を前記他方のワインダハーフ
8に取り付けるには、第2図りに示す如く連結脚部21
.22をクリップ設置凹状部14内に適合させるととも
に各脚部21.22の一端の軸部21a、22aを一対
のヒンジ受部15゜16の各凹部15a、16a内に係
合握持させるように組付ける。
これによって各脚部21,22の係止爪21b、22b
は上記凹状部14の端縁段部14a附近に喰付くように
係合するとともに各軸部21a、22aが支承され板状
体18は上記軸部21a、22aを中心に回動自在に置
かれ、しかもこの板状体18の一端側の凹凸条19a部
分は前記弾発附勢力により他方の鍔部9の外側面9bと
の間に依類等を挾持できるように、また、前記各ワイン
グハーフ1と8は各ホルダ軸部3と10を対峙させるよ
うにして、一方のホルダ軸部3の軸方向穴4に他方のホ
ルダ軸部10を嵌合させる。
なお、このとき、上記各軸部3と10は、先ず第4図A
に示すように各先端3a、10aを対峙させるとともに
一方の軸部3に形成した各係合切込部5,6と他方の軸
部10に突設した係合突部10b、10cを対応させる
この状態から第4図Bの如く一方の軸部3の軸方向穴4
に他方の軸部10を嵌合し上記各突部10b、10Cが
各係合切込部5,6の係止舌片5a、5b及び6a、6
b間より内方に圧入されると、上記各突部10b、10
cは各係合切込部5,6内に保持されることになる。
さらに各係合切込部5,6の軸方向中途部には各一対の
突片5C,5dが突設されて、この例では該片により各
軸部3,10の嵌合軸方向深さを二段階に変更できるよ
うになっており、この嵌合状態の選択により、各コード
ワインダハーフ1,8の鍔部2及び9間の軸方向間隔を
調整できるようになっている。
第4図Bに示す状態は上記各突部10b、10cが各係
止舌片5a、5bと各突片5C,5d間に位置し、この
とき各ハーフ1と8は各鍔部2と9の各周縁2aと9a
間には図示しない巻き込みコードの径よりも広幅の間隔
が保持され(第5図B参照)、また第4図Cに示す状態
では上記各突部10a、10bは各突片5c、5dを通
過して各係合切込部5゜6の最奥部まで嵌合圧入されて
おり、したがって各ハーフ1と8の鍔部2と9の各周縁
2aと9a間の間隔は図示しない巻込みコードの径より
も稍狭幅となっている(第5図A参照)。
そこで、ヘッドホンの使用時に余分となるワイヤ25部
分を上記コード巻取器に巻装して収容しようとするとき
には、第5図Bに示すごとく、各コードワインダハーフ
1と8を軸方向に隔てるようにし、各鍔部2と9の各周
縁部2a、9a間にコード25の径よりも十分幅広の間
隔りを保持させる。
この状態ではコード25の中途部を前記軸部3の外周に
容易に巻き込むことができる。
そして、上述のようにして余分なコード25部分を巻込
み後においては、第5図Aに示すごとく各コードワイン
ダハーフ1と8を近接する方にさらに嵌合させ(第4図
り参照)ると、各鍔部2と9間の間隔lは第5図Aに示
すようにコード径よりも狭幅となり、コード25の巻延
出端25 a、 25 bを挾持する状態になる。
したがって、この状態ではコード25は上記延出両端2
5 a、 25 bを各挟持されているので巻装コー
ド25部分が不用意にほぐれ出すことなく余分となるコ
ード部分を巻装整理した状態に保持することができる。
また、上記コード巻取器ではクリップ17が一体配設さ
れているので、使用者は依類等に止着して使用すること
ができる。
なお、第6図は本考案装置において、上記クリップ部を
一方のワインダハーフ1又は8に一体形成するようにし
た場合の一部分を示すものである。
この例のようにクリップ部27を一体形成するには、ワ
インダハーフ1又は8をクリップ27とともに合成樹脂
の如き材料により成形するようにすれば容易に形成でき
るし、また前記例のよに別設したものを組付ける方式の
ものとは異なり製造組立も容易に行なうことができ、構
成も簡単で安価に提供できる利点がある。
また、第7図に示す例は本考案の別の実施例を説明する
ためのものであり、この例の場合、各ワインダハーフ1
と8は略対象を威す一対のものとして合成樹脂やゴム等
により形成しておき、一方のワインダハーフ1の軸部3
と他方のワインダハーフ8の軸部10の各軸方向穴4,
10dに亘り連結軸26を嵌合挿入腰各ハーフ1と8間
を連結するようにしたものである。
そして、この例の場合組付時に於ける各鍔部2,9の周
縁2aと93間は被巻込みコード25の径よりも狭幅間
隔としておき、コード巻込み時或いは繰出し時には第7
図Cに示すように一方のワインダハーフ1又は8の鍔部
2又は9を外方へ反り曲げることにより容易に各鍔部2
又は9の間隔を拡張開口状態とすることができ、また巻
込みコード25の保持時にはコード延出部25 a、
25 bを各鍔部周縁2a、8a間に弾発挾持できる
ので不用意にコードがほぐれることがない。
上記各実施例から明らかなように、本考案においては、
ヘッドホン等の使用中に余分となるコート部分を容易に
巻取り処理することにより、整頓保管できる。
しかも構造が簡単で装置全体としても軽量且つ簡潔に構
成でき、安価で取扱いの便利なコード巻取り器を提供し
得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図はいずれも本考案の一実施例を示す図
であり、第1図Aは一方のワインダハーフの内側面図、
第1図Bは同じく外側面図、第3図Cは第1図AのI−
I断面図である。 第2図Aは他方のワインダハーフの内側面図、第2図B
は同じく外側面図、第2図Cは第2図A・■−■断面図
、第2図りは第2図Aの■−■断面図である。 第3図Aはクリップの側面図、第3図Bは同じく裏面図
である。 第4図は各ワインダハーフのホルダ軸部を示し、第4図
Aは分離状態斜視図、第4図Bは嵌合状態斜視図、第4
図Cはさらに他の嵌合状態斜視図である。 第5図は組立使用状態を示し、第5図Aはコード巻込み
収容時の縦断面図、第5図Bはコード巻き取り(繰出し
)操作時の縦断面図である。 第6図は他の実施例を示す一方のワインダハーフの概略
縦断面図である。 第7図はさらに他の実施例を示腰第7図Aは縦断面図、
第7図Bは外観斜視図、第7図Cは巻き付は時状態の外
観斜視図である。 1.8−−−−−−コードワインダハーフ、2,9・・
・・・・鍔部、3,10・・・・・・ホルダ軸部、25
・・・・・・被巻込みコード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 皿形円盤状に形成した鍔部の内側軸心部に一方のホルダ
    軸部を突設してなる第一のコードワインダハーフと、皿
    形円盤状に形成した鍔部の内側軸心部に上記一方のホル
    ダ軸部と相対嵌合する他方のホルダ軸部を突設してなる
    第二のコードワインダハーフとを有し、これら各ホルダ
    を上記各ホルダ軸部にいて嵌合組付けたときに外嵌側の
    ホルダ軸部はコード巻込み部を構成するともに、上記鍔
    部は上記嵌合状態にあるホルダ軸部の周辺を囲繞し且つ
    各鍔部の各周縁間には被嚢込みコード径より短寸の小間
    隔状態と十分長寸の長間隔状態を選択的に取り得るよう
    に形成したことを特徴とする音響変換器等のコード巻取
    器。
JP6921380U 1980-05-20 1980-05-20 音響変換器等のコ−ド巻取器 Expired JPS6026044Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56170166U JPS56170166U (ja) 1981-12-16
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ID=29663119

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