JP4097218B2 - 金型の自動清掃装置 - Google Patents

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Description

本発明は、へミングマシン等における金型に付着した異物を自動的に除去するための金型の自動清掃装置に関する。
板金をプレス加工又は折り曲げ加工するためのヘミングマシンには加工部としての金型が設けられている。該金型の表面状態は加工精度に影響するためその表面に付着する異物は除去することが望ましく、金型に異物が付着したことが確認された際には、ヘミングマシンを停止して人手により異物を除去している。この作業は、金型を傷つけることなく細心の注意を払いながら、しかも異物を確実に除去しなければならず、作業者の負担が大きい。このため、金型に付着した異物の除去作業の自動化が望まれている。
このような背景から、金型の型面に沿って前進しつつ異物を剥離させた後、後退しつつ集塵を行うという金型用の清掃装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、異物を清掃するためにエジェクタを用いて集塵する負圧発生装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平07−275966号公報 特開平10−277336号公報
前記特許文献1に記載された清掃装置は、金型に沿って設けられたレール上をホイールを有する所定の進退機構が走行しながら清掃を行うことから、金型が交換され又は形状が変更されたときには、新しい金型に応じてレールや進退機構を交換しなければならない。また、進退機構の動作経路はレールに沿った直線的な経路となることから、金型が複雑な形状であったり、表面形状が微妙なカーブを有する面である場合には異物を充分に除去することが困難である。つまり、異物の剥離手段と金型の表面との間に隙間が発生したり、又は剥離手段が金型を過度に押圧してしまうおそれがある。結局、特許文献1に記載された清掃装置における進退機構は2次元的な面の金型を清掃することはできても、3次元的な曲面の金型に対して適用することは困難である。また、プレス加工を行う際にレールは不要であって、加工の支障となることがある。
前記特許文献2に記載された負圧発生装置はエジェクタの作用によって異物を吸引、収納することができるが、吸引のためのホースは人手により直接的に操作されるものであり、自動化のための手段については提案されていない。
また、ヘミングマシンの近傍には、プレス加工する板金を搬送するためのロボットが設けられている場合があって、金型の清掃装置とロボットとの両方を設置することはスペース的に困難な場合がある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、簡便な構成であって、金型に付着した異物を自動的且つ確実に除去、収納することができ、しかも種々の形状の金型に適用することのできる金型の自動清掃装置を提供することを目的とする。
本発明に係る金型の自動清掃装置は、
金型の表面を摺動して付着した異物を剥離させる異物除去部と、
剥離された異物を、エジェクタの負圧作用により吸引する吸引部と、
前記エジェクタに接続され、吸引された異物を収納する異物収納部と、
を有し、
前記異物除去部及び前記吸引部は、ティーチング動作可能なロボットに接続され、前記異物除去部は前記ロボットのティーチング動作にともない、前記金型の表面を摺動して前記異物を自動的に剥離させ
前記異物除去部、前記吸引部及び前記異物収納部は清掃ユニットとして前記ロボットの先端部に着脱自在に設けられ、
前記ロボットは、前記金型により加工されるワークを搬送するための搬送ユニットと前記清掃ユニットとを交換自在に着脱することを特徴とする。
このようにティーチング動作可能なロボットにより異物除去部及び吸引部を移動させながら異物を除去、吸引することにより、金型に付着した異物を自動的且つ確実に除去、収納することができる。ロボットの動作は自由度が大きいことから、複雑な形状や微妙な表面形状が微妙なカーブを有する面の金型に対しても適用可能である。
また、ティーチングのデータを変更することにより種々の形状の金型に適用することができ、金型が交換され又は形状が変更されたときにも、新しい金型に簡便に適用可能である。吸引された異物は異物収納部に収納されることから、散乱することなく、しかも処分しやすい。
この場合、エジェクタを用いることにより、専用のアクチュエータや動力を用いることなく異物を吸引することができる。従って、前記異物除去部、前記吸引部及び前記異物収納部からなる清掃ユニットを小型、軽量且つ廉価に構成することができる。
前記異物除去部及び前記吸引部は、弾性体を介して前記ロボットに接続されていると、金型に対して弾性的に適度な押圧力で接することとなり、異物除去部が金型から離間したり過度に押圧することがない。
上記のように、搬送ユニット及び清掃ユニットの双方を同じロボットで稼動させることによりスペースが有効利用される。また、清掃ユニット用の既存のロボットを兼用することができ、金型の自動清掃装置を廉価に構成することができる。
前記異物除去部は板部材及びブラシを有し、前記吸引部は前記ブラシに接続されているとよい。これにより、異物の種類又は付着具合によらず板部材かブラシかの何れかにより、該異物を剥離させることができる。また、ブラシによって剥離された異物は吸引部により直ちに吸引され、散乱することがない。
前記異物除去部に、ウレタン製の板部材を用いると異物を剥離させやすく、しかも金型を損傷させることがない。
前記異物収納部は、異物をためるフィルタを備えると、異物を一層確実に収容することができるとともに、フィルタを交換し又は廃棄することによって容易に処分することができる。
本発明に係る金型の自動清掃装置によれば、金型に付着した異物を自動的且つ確実に除去、収納することができる。また、ロボットのティーチングのデータを変更することにより種々の形状の金型に対して容易に適用することができる。
本発明に係る金型の自動清掃装置は簡便な構成であって信頼性が高く、しかもメンテナンスが容易である。
以下、本発明に係る金型の自動清掃装置について実施の形態を挙げ、添付の図1〜図6を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る金型の自動清掃装置10は、板金をプレス加工又は折り曲げ加工するためのへミングマシン12に設けられた金型14の清掃を行うものである。へミングマシン12を稼動させることにより、金型14には切り粉、シーラ及びスパッタ等の異物15が付着することがあるが、このような異物15を自動清掃装置10により清掃、除去する。自動清掃装置10は、ティーチング動作可能なロボット16と、該ロボット16の先端部に着脱自在に設けられた清掃ユニット18とを有する。
ロボット16は産業用の多関節型であり、清掃ユニット18を稼動範囲内の任意の位置において任意の姿勢となるように移動可能である。また、ロボット16は、図示しないティーチングペンダントの操作により、実際に動作を行わせながら動作ティーチングを行うことができる。さらに、3次元CAD(Computer Aided Design)等を用いたオフライン処理によって、実際のロボット16を動作させることなく動作ティーチングを行うことも可能である。オフラインティーチングによって動作ティーチングを行う場合、金型14の3次元CADデータを用いて清掃ユニット18が金型14に対して適当な距離及び姿勢となるように動作ティーチングを行うとよい。
図2及び図3に示すように、清掃ユニット18は、ベース軸20と、該ベース軸20の一方(図2における矢印A方向で、以下後方と表記し、反対方向を前方と表記する)の端部に設けられたチャック22と、後方の端部に設けられた作業部24と、ベース軸20の略中央に設けられたエジェクタ26と、チャック22とエジェクタ26との中間部に設けられた集塵箱(異物収納部)28とを有する。また、清掃ユニット18は、集塵箱28を支持する箱載置台30と、該箱載置台30から左右方向に延在する第1アーム32と、チャック22の下方部から左右に延在する第2アーム34とを有する。第1アーム32及び第2アーム34の両端部には、それぞれやや下方に延在する脚部36が設けられ、各脚部36の下端部からは同じ横方向に突出する先端三角状の突起38が設けられている。各突起38は、先端に向かって高さ方向の幅が狭くなるような三角形状となっている。
各突起38は、床から上方に向けて延在する第1支柱40及び第2支柱42a、42bの先端部に設けられた4つの三角凹部44に対して横方向から挿入され、これにより清掃ユニット18が所定の位置に位置決めされて、載置される。清掃ユニット18の重心位置は、上面からみて第1支柱、第2支柱42a、42bで囲まれる範囲内にあって、安定的に載置可能である。
エジェクタ26の下側の接続部90a(図5参照)と作業部が第1ホース50で接続され、上側の接続部90bと集塵箱28が第2ホース52で接続されている。エジェクタ26の側面には空気配管接続口54が設けられており、該空気配管接続口54とチャック22が圧縮空気供給管路58で接続されている。
第2ホース52は、集塵箱28の上面の接続口28aに接続されており、作業部24で金型14から剥離し吸引した異物15は、第1ホース50、エジェクタ26及び第2ホース52を通って集塵箱28に収納される。集塵箱28には異物15をためるための交換可能な布製の集塵袋(フィルタ)55が備えられており、該集塵袋55は接続口28aの下端部を包むようにバンドで固定されている。集塵箱28の上面は開閉可能な構造となっており、集塵袋55を交換しやすい。集塵箱28は、いわゆるパンチングメタルで形成されており、多数の孔が設けられている。集塵袋55としては異物15よりも目の細かい孔を有するものを適用することができ、例えば、スポンジや掃除機等に用いられるフィルタを用いてもよい。
チャック22はロボット16の先端部が着脱自在なように構成されている。また、所定の着脱構造によってロボット16に設けられた圧縮空気供給管路58と圧縮空気供給管路58が自動的に接続又は離脱される。圧縮空気供給管路58には図示しない電磁開閉弁が設けられており、ロボット16の動作に同期して、圧縮空気供給管路58に対して圧縮空気が供給又は遮断される。圧縮空気は図示しないコンプレッサから供給されている。
第1支柱40の後方近傍には、該第1支柱40及び第2支柱42a,42b上に載置された清掃ユニット18を固定するロック機構60が設けられている。ロック機構60は、架台62と、該架台62の軸62aに下端部が回動自在に軸支されたロックプレート64と、該ロックプレート64を回動させるシリンダ66とを有する。
ロックプレート64は長尺であって、シリンダ66の作用下に垂直平面上で回動する。シリンダ66のロッドが延出したとき、ロックプレート64は鉛直上方に向けられ、固定部64aが前記チャック22に係合して清掃ユニット18をロックすることができる。このとき、ロックプレート64の一部が架台62に設けられたストッパ62bに当接して位置決めされる。シリンダ66のロッドが縮退したとき(図6参照)ロックプレート64は略水平となって、固定部64aは下降する。これにより、チャック22が露呈し、ロボット16の先端部が挿入することによって清掃ユニット18を装着することができる。
図4に示すように、作業部24は、ベース軸20の前方部分に接続される接続具70と、該接続具70から斜め下方に延在する板ばね(弾性体)72と、該板ばね72の先端部にブラケット74を介して設けられた異物除去部としてのスクレーパ(板部材)76及びブラシ78とを有する。
板ばね72は、ブラケット74の先端部に左右横長となる向きに設けられている。ブラシ78はスクレーパ76の後方近傍に設けられており、スクレーパ76の下面とブラシ78の下面は同一面上になるように設定されている。
ブラシ78は円筒形であって、その上部が第1ホース50の先端吸引部50aに接続されており、ブラシ78は異物15の吸引部としても機能する。ブラシ78は、先端吸引部50aの空気の吸引作用によって回転する構造としてもよい。
ブラケット74、スクレーパ76、ブラシ78及び先端吸引部50aは、板ばね72の作用により略上下方向に弾性的に揺動可能であり、いわゆるフローティング構造となっている。後述するように、エジェクタ26も揺動自在に構成されていることから第1ホース50は自由な形状にたわみ可能であって、ブラケット74、スクレーパ76及びブラシ78の向きが制限されない。
ブラケット74は、板ばね72の先端部からブラシ78の一方の側方を通って前方に延在している。ブラシ78の反対側側方は露呈していることからメンテナンスを行いやすい。スクレーパ76及びブラシ78はそれぞれ交換可能である。ブラケット74は、断面L字形状であってたわみにくい。
スクレーパ76は、ウレタン製の板部材であって、異物15を剥離させやすく、しかも金型14を損傷させることがない。スクレーパ76は、下面が広い断面台形であって、前方部及び後方部が鋭角となっていることから異物15を剥離させやすい。
図5に示すように、エジェクタ26は、メインチューブ90の内部にサブチューブ92が同軸状に設けられた構造であり、第1ホース50が接続される下側の接続部90aと、第2ホース52が接続される上側の接続部90bと、前記空気配管接続口54と、該空気配管接続口54の反対側側面に設けられた支軸リブ90cとを有する。支軸リブ90cは、箱載置台30の前方端部における支軸94に対して回動可能に接続されており、これによりエジェクタ26は垂直平面上で揺動可能である。
メインチューブ90の内部には下方の大径室96a及び上方の小径部96bが縮径部96cによって接続されており、サブチューブ92が縮径部96cよりもやや上方まで延在している。サブチューブ92の外径は小径部96bの内径よりもやや小径であり、サブチューブ92と小径部96bとの間に狭い環状通路98が形成されている。下方の接続部90aの内面はサブチューブ92の内面と連続的につながっており、上方の接続部90bの内面はメインチューブ90の内面と連続的につながっている。
圧縮空気供給管路58から空気配管接続口54を介して大径室96aに供給された圧縮空気は、縮径部96cで増速されて環状通路98を通って上方の小径部96b内へ吐出される。このとき、空気の巻き込み作用によってサブチューブ92内の空気が小径部96bへと吸い込まれ、結果として負圧作用を奏し、第1ホース50内の空気が吸引される。大径室96a及び第1ホース50から小径部96bに入った空気は、第2ホース52を通り集塵箱28に導かれ、異物15が集塵袋55で除去された後に集塵箱28に設けられた多数の孔から排出される。なお、エジェクタ26はこれ以外にも種々の型式のものを用いることができる。
図6に示すように、ロボット16は、ワークを搬送するための搬送ユニット100を載置する支持台102の近傍に配置されている。搬送ユニット100は、前記チャック22と同様のチャック104を備えており、ロボット16は、搬送ユニット100と、清掃ユニット18とを選択的に交換、着脱することができる。搬送ユニット100は、空気圧の作用によって駆動されるアクチュエータ又は吸着部を有し、ワークを把持、搬送することができる。該アクチュエータ又は吸着部は前記圧縮空気供給管路58と自動的に接続、離脱される。つまり、へミングマシン12を用いてワークのプレス加工を行うときには、ロボット16は、搬送ユニット100を装着してサイクルタイム毎にワークを搬入、搬出することができ、所定のメンテナンス時においては、搬送ユニット100を外して支持台102に載置した後に清掃ユニット18を装着して金型14の清掃を行うことができる。
このように、清掃ユニット18及び搬送ユニット100の双方を同じロボット16で稼動させることによりスペースが有効利用される。また、ロボット16が搬送ユニット100用としてすでに設けられている場合には、この既存のロボット16を清掃ユニット18を駆動する手段として兼用することができ、自動清掃装置10を廉価に構成することができる。
金型14の清掃を行う際には、ロボット16は予め設定されたティーチングデータに基づいて動作し、スクレーパ76及びブラシ78を金型14の表面に当接、摺動させて異物15を除去することができる。このとき、エジェクタ26の作用によって、除去された異物15は先端吸引部50aから直ちに吸引して集塵箱28内の集塵袋55に収納することができ処分しやすい。また、異物15の散乱を防止して作業環境の向上を図ることができる。
スクレーパ76、ブラシ78及び先端吸引部50aは、板ばね72を介してロボット16に接続されていることから、金型14に対して弾性的に接触することとなり、適度な押圧力で接する。従って、複雑、微妙なカーブを有する金型14に対しても、スクレーパ76及びブラシ78は金型14から離間したり、金型14を過度に押圧することがなく、適切に清掃を行うことができる。
また、スクレーパ76、ブラシ78及び先端吸引部50aは板ばね72を介して金型14に接触することから、ベース軸20と金型14との離間距離は板ばね72の弾性作用の範囲内で比較的自由に設定可能であり、ロボット16の動作ティーチングが容易である。
清掃ユニット18は、スクレーパ76及びブラシ78の2種類の異物除去部を備える。従って、金型14に対する異物15の種類又は付着具合によってスクレーパ76で除去されなかった異物15はブラシ78による除去が図られ、またブラシ78によって除去されなかた異物15はスクレーパ76による除去が図られる。
このように本実施の形態に係る自動清掃装置10によれば、ティーチング動作可能なロボット16により清掃ユニット18を移動させながら異物15を除去、吸引することにより、金型14に付着した異物15を自動的且つ確実に除去、収納することができる。ロボット16の動作は自由度が大きいことから、3次元的な種々の形状の金型14に対しても適用可能である。また、金型14の形状が変更され、又は交換された場合にもロボット16のプログラムを変更することにより容易に対応可能である。
さらに、金型14は自動清掃装置10によって清掃されて清浄な状態に保たれ、ワークである板金の表面を損傷することがなく、プレス加工の歩留まりが向上するとともに加工精度が向上する。さらに、人手による清掃が不要となり作業員の負担が軽減されるとともに、より確実な清掃を行うことができる。
清掃ユニット18はエジェクタ26を用いることにより、専用のアクチュエータや動力を用いることなく異物15を吸引することができ小型、軽量且つ廉価である。さらに、清掃ユニット18は簡便な構成であることから信頼性が高く、しかもメンテナンスが容易である。
清掃ユニット18においては、集塵箱28はエジェクタ26からみて下流側に設けられているが、該集塵箱28に相当するフィルタを先端吸引部50aとエジェクタ26との間に設けてもよい。
本発明に係る金型の自動清掃装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係る金型の自動清掃装置とへミングマシンとを示す斜視図である。 支柱に載置された清掃ユニット及びロック機構の側面図である。 支柱に載置された清掃ユニットの後面図である。 作業部及び金型の斜視図である。 エジェクタの一部断面側面図である。 ロボットが清掃ユニットと搬送ユニットとを選択的に着脱する様子を示す模式説明図である。
符号の説明
10…自動清掃装置 12…ヘミングマシン
14…金型 15…異物
16…ロボット 18…清掃ユニット
20…ベース軸 22…チャック
24…作業部 26…エジェクタ
28…集塵箱 50…第1ホース
50a…先端吸引部 52…第2ホース
55…集塵袋 58…圧縮空気供給管路
60…ロック機構 64…ロックプレート
70…接続具 72…板ばね
74…ブラケット 76…スクレーパ
78…ブラシ

Claims (5)

  1. 金型の表面を摺動して付着した異物を剥離させる異物除去部と、
    剥離された異物を、エジェクタの負圧作用により吸引する吸引部と、
    前記エジェクタに接続され、吸引された異物を収納する異物収納部と、
    を有し、
    前記異物除去部及び前記吸引部は、ティーチング動作可能なロボットに接続され、前記異物除去部は前記ロボットのティーチング動作にともない、前記金型の表面を摺動して前記異物を自動的に剥離させ
    前記異物除去部、前記吸引部及び前記異物収納部は清掃ユニットとして前記ロボットの先端部に着脱自在に設けられ、
    前記ロボットは、前記金型により加工されるワークを搬送するための搬送ユニットと前記清掃ユニットとを交換自在に着脱することを特徴とする金型の自動清掃装置。
  2. 請求項1記載の金型の自動清掃装置において、
    前記異物除去部及び前記吸引部は、弾性体を介して前記ロボットに接続されていることを特徴とする金型の自動清掃装置。
  3. 請求項1記載の金型の自動清掃装置において、
    前記異物除去部は板部材及びブラシを有し、前記吸引部は前記ブラシに接続されていることを特徴とする金型の自動清掃装置。
  4. 請求項1記載の金型の自動清掃装置において、
    前記異物除去部は、ウレタン製の板部材であることを特徴とする金型の自動清掃装置。
  5. 請求項1記載の金型の自動清掃装置において、
    前記異物収納部は、異物をためるフィルタを備えることを特徴とする金型の自動清掃装置。
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