JP4090617B2 - 記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録再生装置、詳しくは、音響情報をデジタル処理して記録媒体に記録する記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マイクロホン等によって得られた音声信号をデジタル信号に変換して、例えば半導体メモリに記録しておき、再生時において、該半導体メモリからこの音声信号を読み出してアナログ信号に変換し、スピーカ等により音声として出力する、いわゆるデジタルレコーダと呼ばれているデジタル情報記録再生装置が開発されている。また、特開昭63−259700号公報には、上述したようなデジタル情報記録再生装置が開示されている。
【0003】
一方、近年、音声によるスケジュール管理機能を備える音声記録再生装置が提案されるに至っている。たとえば、特開平6−336094号公報には、カレンダーを表示する表示部を備え、この表示されたカレンダー上の任意の日にスケジュールを記録し、再生する録音機能を備えるカレンダー装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平6−336094号公報に開示された記録再生装置は、表示部一面にカレンダーを表示する都合上、該表示部に割くスペースを多く必要とし、これにより装置自体の大型化を招き携帯装置として使用するには不向きなものとなっている。
【0005】
また表示部にはカレンダーのみが表示され、このままでは、どの日にスケジュール記録としてのデータ(用件)が入っているのか、また、用件があるとすればそれは何件あるのかを容易に知ることは困難なものとなっている。
【0006】
一方、近年、スケジュール管理機能を備える携帯性記録装置は嘱望されるところにあるが、小型化が進むこの種の記録装置は、表示部もまた小型化を余儀なくされている。
【0007】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、装置を大型化することなく、記録されたスケジュール的用件を素早く知ることができる記録再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明の第1の記録再生装置は、記録媒体と、上記記録媒体に、少なくとも所定の日付データと、該日付データに関連付けられる音声データを含む音声ファイルを記録する記録制御手段と、日付情報を変更する日付情報変更操作手段と、上記日付情報変更操作手段の操作に応じて、該日付情報を昇順または降順で更新すると共に、該更新された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルの有無を判定する検索手段と、上記検索手段の検索結果により、上記日付情報変更操作手段の操作に応じて変更された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルが存在する場合に、その旨を通知する通知手段と、上記日付情報変更操作手段の操作に応じて変更された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルに係る音声データを再生する再生手段と、を具備し、上記日付情報変更操作手段は、第1の操作状態と上記検索手段との関係において該第1の操作状態とは異なる第2の操作状態とを選択的に設定可能とし、上記検索手段が上記日付情報変更操作手段の操作に応じて上記第1の操作状態下にある場合は日付情報の更新は1日分のみ行われ、上記第2の操作状態下にある場合は同日付情報の更新は該日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルが検索されるまで行われることを特徴とする。
【0009】
上記の目的を達成するために本発明の第2の記録再生装置は、記録媒体と、上記記録媒体に、少なくとも所定の日付データと、該日付データに関連付けられる音声データを含む音声ファイルを記録する記録制御手段と、日付情報を変更する日付情報変更操作手段と、上記日付情報変更操作手段の操作に応じて、該日付情報を昇順または降順で更新すると共に、該更新された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルの有無を判定する検索手段と、上記検索手段の検索結果により、上記日付情報変更操作手段の操作に応じて変更された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルが存在する場合に、存在する音声ファイルの数を通知する通知手段と、上記日付情報変更操作手段の操作に応じて変更された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルに係る音声データを再生する再生手段と、を具備し、上記日付情報変更操作手段は、第1の操作状態と上記検索手段との関係において該第1の操作状態とは異なる第2の操作状態とを選択的に設定可能とし、上記検索手段が上記日付情報変更操作手段の操作に応じて上記第1の操作状態下にある場合は日付情報の更新は1日分のみ行われ、上記第2の操作状態下にある場合は同日付情報の更新は該日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルが検索されるまで行われることを特徴とする。
【0011】
上記の目的を達成するために本発明の第3の記録再生装置は、上記第1または第2の記録再生装置において、上記通知手段は、視覚的に通知する表示装置である。
【0012】
上記の目的を達成するために本発明の第4の記録再生装置は、上記第1または第2の記録再生装置において、上記通知手段は、聴覚的に通知する発音装置であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態である音声記録再生装置の構成を示したブロック回路図である。
【0015】
本実施形態の音声記録再生装置は、音声を電気信号に変換するマイクロホン1を具備し、該マイクロホン1からの音声出力は接続されたマイクアンプ(AMP)2によって増幅されるようになっている。このマイクアンプ2の出力はローパスフィルタ(LPF)3を介してA/D変換器(A/D)4に入力されるようになっており、マイクアンプ2で増幅されたアナログの音声信号は、ローパスフィルタ3でエリアシングノイズの発生を防止するため不要な周波数帯域をカットされ該A/D変換器(A/D)4に入力される。
【0016】
上記A/D変換器4においてアナログ信号である音声信号はデジタル信号に変換された後、デジタル信号処理部(DSP)5に入力されるようになっている。
【0017】
また、上記デジタル信号処理部5には、該デジタル信号処理部5の動作を制御する、図示しない制御回路が接続されているとともに、符号化されたデータを一時的に記憶するデータI/Oバッファが接続されている。なお、上記制御回路は後述するシステム制御部6に接続され、制御されるようになっている。
【0018】
上記デジタル信号処理部5は、録音時には、システム制御部6に制御されて上記A/D変換器4でデジタル信号に変換された音声信号をフレーム単位で一定のフォーマットのデータに圧縮変換(符号化)し、符号化されたデータは一時的に上記データI/Oバッファに記録され、この後、システム制御部6に対して伝送されるようになっている。
【0019】
一方、再生時には、上記デジタル信号処理部5は、システム制御部6に制御されて該システム制御部6からのデータをフレーム単位で伸長変換(復号化)する処理を行い、復号化されたデジタル信号は、D/A変換器(D/A)11に対して出力するようになっている。
【0020】
上記D/A変換器11でアナログ信号に変換された音声信号は、不要な周波数帯域をカットして量子化雑音を軽減するローパスフィルタ(LPF)12を介して、該音声信号を増幅してスピーカを駆動するパワーアンプ(AMP)13に入力されるようになっている。また、該パワーアンプ13で増幅された音声信号は音声に変換して放音するスピーカ14より発音されるようになっている。
【0021】
また、システム制御部6には、LED10が接続されている。このLED10は、当該音声記録再生装置における種々のサインを使用者に提示する役目を果たし、その点灯、点滅はシステム制御部6により直接制御されるようになっている。
【0022】
上記システム制御部6は、マイクロプロセッサ(CPU)で構成され、当該音声記録再生装置の各部の動作を制御する制御手段としての役目を果たすと共に、後述する記録媒体(メモリカード)7に、少なくとも所定の日付データと、該日付データに関連付けられる音声データを含む音声ファイルを記録する記録制御手段として、操作部15の操作に応じて、該日付情報を昇順または降順で更新すると共に、該更新された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルの有無あるいは音声ファイルの数の判定を行う検索手段としての役目も果たす。
【0023】
このシステム制御部6には、例えばフラッシュメモリカード等の記録媒体7がメモリカード制御部等を介して接続される。このフラッシュメモリカード7は、当該音声記録再生装置に着脱自在であって、所定の音声データおよび該音声データに関するインデックス情報が各々記録される音声データ領域およびインデックス情報領域を有する記録媒体である。
【0024】
また、フラッシュメモリカード7には、メモリの種別(読み出し専用カードであるか否か等)を設定するスイッチ、書き込み防止とするか否かを設定するスイッチが各々設けられている。これらのスイッチの状態は該フラッシュメモリカードが当該音声記録再生装置に装着された際に、メモリカード制御部を介してシステム制御部6で検出するようになっている。
【0025】
さらに、システム制御部6には、図示しないアドレス制御回路が接続されており、操作部15の操作に応じて、該アドレス制御回路に適当なアドレス信号を与え、上記デジタル信号処理部5から供給された音声データのほか、録音日時、インデックス情報等を所定のフォーマットに基づいて上記フラッシュメモリカード7に記録、あるいは該フラッシュメモリカード7に記録されているデータを読み出して上記デジタル信号処理部5に供給するようになっている。
【0026】
また、システム制御部6には、当該音声記録再生装置に係る各種情報を表示するLCD表示器9が駆動回路8を介して接続されている。このLCD表示器9は、各種動作モードに係る情報、日付情報、日付に関連づけられた音声ファイルの有無もしくはファイル数を表示する。
【0027】
さらに、上述したように上記システム制御部6には操作部15が接続されており、該操作部15は、各種操作ボタン、すなわち、録音ボタンREC、再生ボタンPLAY、停止ボタンSTOP、早送りボタンFF、早戻しボタンREW、フォルダを選択するフォルダ選択ボタンFOLDER等を備えている。
【0028】
これら操作ボタンのうち、上記早送りボタンFF、早戻しボタンREWは、通常の早送り操作、早戻し操作用のスイッチとしての役目を果たすと共に、日付情報を変更する日付情報変更操作手段としての役目を果たす。
【0029】
ここで日付情報とは、システム制御部6が後述する日付検索等を実行する際に演算上用いる日付データである。そして、視覚的には上記早送りボタンFFあるいは早戻しボタンREWが日付情報変更操作手段として機能する際に、これらスイッチの操作に応じて上記LCD表示器9に実際の日付として表示される。すなわち、上記早送りボタンFFあるいは早戻しボタンREWの操作に応じて、システム制御部6においては該日付情報を昇順または降順で更新すると共に、該更新された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルの有無等を判定し、同時にLCD表示器9に対しては更新された日付情報が実際の日付として表示される。
【0030】
上記早送りボタンFFあるいは早戻しボタンREWは、そのオン動作、すなわち押圧動作の際、連続して押圧する時間の違いによって当該音声記録再生装置を2種の操作状態に置くようになっている。具体的には連続押圧時間が2秒以上であるか否かにより選択されるようになっている。
【0031】
特に日付情報変更操作手段としての役目を果たす場合、すなわち、スケジュール専用フォルダが選択されている場合、当該操作ボタンの連続押圧時間が2秒未満であるとき(第1の操作状態:日付SKIPモードとする)は、1回の押圧動作毎に上記システム制御部6の制御による日付情報の更新は1日分づづ行なわれる。また、連続押圧時間が2秒以上であるとき(第2の操作状態:日付連続検索SKIPモードとする)は、日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルが検索されるまで日付情報の更新が行われる。
【0032】
その他システム制御部6は、上記操作部15における各操作ボタンの操作に応じて、デジタル信号処理部5のほかメモリカード7の動作を制御する。すなわち録音ボタンの操作により音声信号を記録する際にはデジタル信号処理部5から供給された音声データを所定のフォーマットに基づいてメモリカード7へ供給して記録する。あるいは、再生ボタンの操作により所定の音声を再生する際には、システム制御部6は、フラッシュメモリカード7に記録されているデータを受け取りデジタル信号処理部5に供給する。
【0033】
次に、本実施形態の音声記録再生装置に係る動作を図2ないし図6を参照して説明する。
【0034】
図2は、本実施形態の音声記録再生装置における主要処理動作を示したフローチャートである。
【0035】
当該音声記録再生装置に電源が供給されると、システム制御部6は図2に示すように、まず、所定の初期設定を行う(ステップS1)、この後、システム制御部6は、上記操作部15におけるフォルダ選択ボタンFOLDERがオンされたか否かを判定する(ステップS2)。ここで、該フォルダ選択ボタンFOLDERがオンされた場合、サブルーチン“FOLDER変更”を実行する(ステップS7)。
【0036】
このサブルーチン“FOLDER変更”がコールされると、システム制御部6は、音声データファイルの集合体である各フォルダを選択的に変更する処理を行う。
【0037】
ここで、本実施形態の音声記録再生装置において設定される“フォルダ”について簡単に説明する。
【0038】
一般にコンピュータ等で用いられるOS(Operation System)の分野においては、いわゆるFAT(File Allocation Table)領域に書かれている情報に基づいて所定のデータ群を1ファイルとして管理している。さらにマイクロソフト社による“Windows”、“MS−DOS”あるいはサンマイクロシステムズ社等の“UNIX”等においては、ツリー構造の下に、何らかの関係を有する1群のファイルを“フォルダ”あるいは“ディレクトリ”と称する集合体として扱い、使用者等の便宜に供している。
【0039】
また、近年、デジタル情報記録再生装置の分野においても、使用者の便宜を図るため記録した音声データ等のデータのうち、互いに関連するデータを1つの集合体として扱い、これらを“ファイル”あるいは“フォルダ”と称して処理する技術が知られている。例えば、記録した音声データを関連する情報、例えば記録した日付情報等によりさらに大きな集合体(本実施形態においては、“フォルダ”と称する集合体)に区分けして処理する技術が提案されている。そして、このような関連するデータ集合体としての“ファイル”あるいは“フォルダ”を適宜選択的に切り換えてデータ等を記録、再生することで、関連する音声データを的確に纏めて処理することを可能としている。
【0040】
本実施形態の音声記録再生装置においても、上記フォルダ選択ボタンFOLDERを操作することで、1用件の音声データ(本実施形態では、これを“ファイル”と称する)の集合体であるフォルダを適宜選択するモードに入るようになっている。なお、本実施形態においては、設定されるフォルダの数は3つとし、うち二つは使用者が任意に選択するファイル管理用フォルダ(Aフォルダ、Bフォルダ)とし、他の一は、スケジュール管理用の専用フォルダ(Sフォルダ)とする。
【0041】
システム制御部6は、上記ステップS2においてフォルダ選択ボタンFOLDERの操作によりフォルダ変更モードが選択されたと判断すると、まず、現在のフォルダを判別し、さらにそのフォルダを循環的に次のフォルダに変更する。すなわち、1回の操作毎にAフォルダ→Bフォルダ→Sフォルダ→Aフォルダの順に変更する。そして、この変更後、メインルーチンにリターンする。
【0042】
図2のフローチャートに戻って、上記ステップS2においてフォルダ選択ボタンFOLDERの押圧がなければ、システム制御部6は次いで録音ボタンRECの状態を判定する(ステップS3)。ここで、該スイッチ(録音ボタンREC)がオンされるとサブルーチン“REC MODE”を実行する(ステップS8)。
【0043】
このステップS8においては、この種の音声記録再生装置において通常用いられる手法で音声を録音するが、このとき、録音される1用件の音声データは1音声ファイルとしてそのとき選択されているフォルダに格納される。そして、使用者は、スケジュール管理用の用件として録音を行う場合、予め3つのフォルダのうちSフォルダを選択しておいて所定の用件を録音する。これにより、当該音声ファイルはSフォルダに格納される。
【0044】
また、上記ステップS3において録音ボタンRECがオンされていなければシステム制御部6は、次に再生ボタンPLAYの状態を判定する(ステップS4)。ここで、該スイッチ(再生ボタンPLAY)がオンされるとサブルーチン“PLAY MODE”を実行する(ステップS9)。このステップS9においては、この種の音声記録再生装置において通常用いられる手法で音声を再生するが、ここでは詳しい説明は省略する。
【0045】
また、上記ステップS4において再生ボタンPLAYがオンされていなければシステム制御部6は、次に早送りボタンFFの状態を判定する(ステップS5)。ここで、該スイッチがオンされているとき、システム制御部6はこのスイッチが連続して2秒以上押圧されたか否かを判定する(ステップS10)。ここで、連続押圧時間が2秒未満であるときは、次いで現在選択されているフォルダがSフォルダであるか否かを判定する(ステップS11)。そして、Sフォルダでないときは通常のAフォルダあるいはBフォルダが選択されていることになるので、システム制御部6は、1回の押圧動作毎に通常の早送り動作(SKIPモード)を実行する(ステップS12)。
【0046】
一方、上記ステップS11においてSフォルダが選択されている場合は第1の操作状態:日付SKIPモードであるとして、サブルーチン“日付FSKIPモード”を実行する(ステップS13)。
【0047】
ここで、サブルーチン“日付FSKIPモード”を図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0048】
システム制御部6は、まず早送りボタンFFの1回の押圧毎に日付情報をインクリメントする(ステップS31)。そして、更新された日付情報をLCD表示器9に表示する(ステップS32)。次いでシステム制御部6は、この日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルを調べ(ステップS33)、該当する音声ファイルがあれば(ステップS34)、該当する音声ファイルの数をLCD表示器9に表示して(ステップS35)、メインルーチンにリターンする。
【0049】
一方、上記ステップS34において、該当する音声ファイルがなければファイルが無いことをLCD表示器9に表示して(ステップS36)、メインルーチンにリターンする。
【0050】
また、上記ステップS10において早送りボタンFFの連続押圧時間が2秒以上であるときも、次いで現在選択されているフォルダがSフォルダであるか否かを判定する(ステップS14)。そして、Sフォルダでないときは通常のAフォルダあるいはBフォルダが選択されていることになるので、システム制御部6は、通常の連続早送り動作(連続SKIPモード)を実行する(ステップS15)。
【0051】
一方、上記ステップS14においてSフォルダが選択されている場合は第2の操作状態:日付連続FSKIPモードであるとして、サブルーチン“日付連続FSKIPモード”を実行する(ステップS16)。
【0052】
ここで、サブルーチン“日付連続FSKIPモード”を図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0053】
システム制御部6は、まず日付情報をインクリメントし(ステップS41)、更新された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルを調べ(ステップS42)、該当する音声ファイルがあれば(ステップS43)、検索動作を停止して(ステップS44)、この該当する音声ファイルの数をLCD表示器9に表示して(ステップS45)、メインルーチンにリターンする。
【0054】
一方、上記ステップS43において、該当する音声ファイルがなければ再度早送りボタンFFの状態を検出し(ステップS46)、依然オンしていれば(ステップS47)、上記ステップS41に戻ってさらに日付情報をインクリメントして該当する音声ファイルの検索を続ける。
【0055】
また、上記ステップS46において早送りボタンFFがオンしていなければ、メインルーチンにリターンする。
【0056】
図2に示すフローチャート(メインルーチン)に戻って、ステップS5において早送りボタンFFがオンしていなければ、システム制御部6は、次いで早戻しボタンREWの状態を判定する(ステップS6)。ここで、該スイッチがオンされているとき、システム制御部6は上記同様、このスイッチが連続して2秒以上押圧されたか否かを判定する(ステップS17)。ここで、連続押圧時間が2秒未満であるときは、次いで現在選択されているフォルダがSフォルダであるか否かを判定する(ステップS18)。そして、Sフォルダでないときは通常のAフォルダあるいはBフォルダが選択されていることになるので、システム制御部6は、1回の押圧動作毎に通常の早戻し動作(SKIPモード)を実行する(ステップS19)。
【0057】
一方、上記ステップS18においてSフォルダが選択されている場合は第1の操作状態:日付SKIPモードであるとして、サブルーチン“日付RSKIPモード”を実行する(ステップS20)。
【0058】
ここで、サブルーチン“日付RSKIPモード”を図5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0059】
システム制御部6は、まず早戻しボタンREWの1回の押圧毎に日付情報をデクリメントする(ステップS51)。
【0060】
以下、上記早送りボタンFFのオン時と同様に、システム制御部6は、更新された日付情報をLCD表示器9に表示し、日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルを調べ、該当する音声ファイルがあれば該当する音声ファイルの数をLCD表示器9に表示してメインルーチンにリターンする(ステップS52、S53、S54、S55)。一方、該当する音声ファイルがなければ、ファイルが無いことをLCD表示器9に表示し(ステップS56)、メインルーチンにリターンする。
【0061】
図2に戻って、上記ステップS17において早戻しボタンREWの連続押圧時間が2秒以上であるときも、システム制御部6は、現在選択されているフォルダがSフォルダであるか否かを判定する(ステップS21)。そして、Sフォルダでないときは通常のAフォルダあるいはBフォルダが選択されていることになるので、システム制御部6は、通常の連続早戻し動作(連続SKIPモード)を実行する(ステップS22)。
【0062】
一方、上記ステップS21においてSフォルダが選択されている場合は第2の操作状態:日付連続RSKIPモードであるとして、サブルーチン“日付連続検索RSKIPモード”を実行する(ステップS23)。
【0063】
ここで、サブルーチン“日付連続検索RSKIPモード”を図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0064】
システム制御部6は、まず日付情報をデクリメントする(ステップS61)。以下、上記同様、更新された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルを調べ、該当する音声ファイルがあれば検索動作を停止して、該当する音声ファイルの数をLCD表示器9に表示して、メインルーチンにリターンする(ステップS62、S63、S64、S65)。
【0065】
一方、該当する音声ファイルがなければ再度早戻しボタンREWの状態を検出し(ステップS66)、依然オンしていれば(ステップS67)、上記ステップS61に戻ってさらに日付情報をデクリメントして該当する音声ファイルの検索を続ける。
【0066】
また、上記ステップS66において早戻しボタンREWがオンしていなければ、メインルーチンにリターンする。
【0067】
図2に戻って、上記ステップS6において早戻しボタンREWがオンしていなければ、再びステップS2に戻って各操作ボタンの状態を検出する。
【0068】
このように本実施形態の音声記録再生装置によると、装置を大型化することなく、記録されたスケジュール的用件を素早く知ることができる。
【0069】
また、本実施形態においては、上述したようにフォルダ数を3に設定したが、本発明をさらに多いフォルダ数を設定した記録再生装置にも適用できることは明白である。
【0070】
さらに、本明細書においては、上述の如きデータ集合体を“フォルダ”と称して説明したが、本発明の思想はこれに限らず、従来、“ファイル”あるいはその他の呼称で呼ばれるデータ集合体に適用できることは言うまでもない。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、装置を大型化することなく、記録されたスケジュール的用件を素早く知ることができる記録再生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である音声記録再生装置の構成を示したブロック回路図である。
【図2】上記実施形態の音声記録再生装置における主要処理動作を示したフローチャートである。
【図3】上記実施形態の音声記録再生装置におけるサブルーチン“日付FSKIPモード”の処理動作を示したフローチャートである。
【図4】上記実施形態の音声記録再生装置におけるサブルーチン“日付連続検索FSKIPモード”の処理動作を示したフローチャートである。
【図5】上記実施形態の音声記録再生装置におけるサブルーチン“日付RSKIPモード”の処理動作を示したフローチャートである。
【図6】上記実施形態の音声記録再生装置におけるサブルーチン“日付連続検索RSKIPモード”の処理動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…マイクロホン
2…マイクアンプ
3…ローパスフィルタ
4…A/D変換器
5…デジタル信号処理部
6…システム制御部
7…メモリカード(記録媒体)
8…表示器駆動回路
9…LCD表示器
10…LED
11…D/A変換器
13…アンプ
14…スピーカ
15…操作部
FF…早送りボタン
REW…早戻しボタン
FOLDER…フォルダ選択ボタン

Claims (4)

  1. 記録媒体と、
    上記記録媒体に、少なくとも所定の日付データと、該日付データに関連付けられる音声データを含む音声ファイルを記録する記録制御手段と、
    日付情報を変更する日付情報変更操作手段と、
    上記日付情報変更操作手段の操作に応じて、該日付情報を昇順または降順で更新すると共に、該更新された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルの有無を判定する検索手段と、
    上記検索手段の検索結果により、上記日付情報変更操作手段の操作に応じて変更された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルが存在する場合に、その旨を通知する通知手段と、
    上記日付情報変更操作手段の操作に応じて変更された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルに係る音声データを再生する再生手段と、
    を具備し、
    上記日付情報変更操作手段は、第1の操作状態と上記検索手段との関係において該第1の操作状態とは異なる第2の操作状態とを選択的に設定可能とし、
    上記検索手段が上記日付情報変更操作手段の操作に応じて上記第1の操作状態下にある場合は日付情報の更新は1日分のみ行われ、上記第2の操作状態下にある場合は同日付情報の更新は該日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルが検索されるまで行われることを特徴とする記録再生装置。
  2. 記録媒体と、
    上記記録媒体に、少なくとも所定の日付データと、該日付データに関連付けられる音声データを含む音声ファイルを記録する記録制御手段と、
    日付情報を変更する日付情報変更操作手段と
    上記日付情報変更操作手段の操作に応じて、該日付情報を昇順または降順で更新すると共に、該更新された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルの有無を判定する検索手段と、
    上記検索手段の検索結果により、上記日付情報変更操作手段の操作に応じて変更された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルが存在する場合に、存在する音声ファイルの数を通知する通知手段と、
    上記日付情報変更操作手段の操作に応じて変更された日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルに係る音声データを再生する再生手段と、
    を具備し、
    上記日付情報変更操作手段は、第1の操作状態と上記検索手段との関係において該第1の操作状態とは異なる第2の操作状態とを選択的に設定可能とし、
    上記検索手段が上記日付情報変更操作手段の操作に応じて上記第1の操作状態下にある場合は日付情報の更新は1日分のみ行われ、上記第2の操作状態下にある場合は同日付情報の更新は該日付情報に対応する日付データを含む音声ファイルが検索されるまで行われることを特徴とする記録再生装置。
  3. 上記通知手段は、視覚的に通知する表示装置であることを特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。
  4. 上記通知手段は、聴覚的に通知する発音装置であることを特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。
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