JP2003140957A - 音声処理装置 - Google Patents

音声処理装置

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JP2003140957A
JP2003140957A JP2001336978A JP2001336978A JP2003140957A JP 2003140957 A JP2003140957 A JP 2003140957A JP 2001336978 A JP2001336978 A JP 2001336978A JP 2001336978 A JP2001336978 A JP 2001336978A JP 2003140957 A JP2003140957 A JP 2003140957A
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Wataru Shinozaki
渡 篠▲崎▼
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な処理でファィルの二重転送の確認を行う
ことのできる音声処理装置を提供することである。 【解決手段】本発明の音声処理装置にあっては、マイク
1から入力された音声メッセージが、DSP5、CPU
6によって記録媒体13へ格納される。そして、上記記
録媒体13に格納された音声メッセージの外部装置への
転送が、CPU6によって指示される。この指示に基い
て、通信ポート14を介して上記音声メッセージの外部
装置への転送が行われる。そして、上記転送の際、転送
された音声メッセージを特定する転送情報が記録され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声処理装置に関
し、より詳細には、パーソナルコンピュータ等の外部装
置と通信可能な録音再生機能を有した音声処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声処理装置等のレコーダで
録音された種々の情報を、該レコーダからパーソナルコ
ンピュータに転送する技術が知られている。
【0003】例えば、特開2000−259481号公
報には、レコーダからパーソナルコンピュータにファイ
ルを転送する際、ファイルヘッダ情報同士を比較して同
一のファイルが既に転送されているか否かを推定し、ま
だ記録されていないと判定される場合にのみ、ファイル
の転送を行わせる技術が開示されている。
【0004】この特開2000−259481号公報に
記載の技術では、パーソナルコンピュータに接続された
レコーダに、パーソナルコンピュータ側から転送要求が
あった場合には、先ず、パーソナルコンピュータのRA
M上に転送ファイルのデータを格納し、既にハードディ
スク中に格納されているファイルとファイルヘッダ情報
(具体的には、録音日時、音質、データサイズ)を比較
することにより、同一か否かを判断する。しかる後、同
一のものが既にハードディスク上にない場合のみ、ファ
イルの転送を許可する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した公報に記載の
方法においては、一旦、パーソナルコンピュータ内のR
AM中にデータを格納することにより、パーソナルコン
ピュータのCPUが同一か否かの判定を行うので、パー
ソナルコンピュータのCPUが行う処理工程が多くな
り、多数のファイルの送信が要求された場合は処理が遅
くなることが懸念される。
【0006】また、既に同一のファィルがパーソナルコ
ンピュータ内にあり、転送を拒否された場合には、パー
ソナルコンピュータ中の何処に転送を拒否されたデータ
が存在するのか、その詳細が情報が表示されないため、
不便であった。
【0007】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、簡単な処理で
ファィルの二重転送の確認を行うことのできる音声処理
装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、音声
メッセージを記録媒体へ格納する格納手段と、上記記録
媒体に格納された音声メッセージを外部装置への転送を
指示する転送指示手段と、上記転送指示手段の指示に基
いて、上記音声メッセージの外部装置への転送を行う転
送手段と、上記転送の際、転送された音声メッセージを
特定する転送情報を記録する記録手段と、を具備するこ
とを特徴とする。
【0009】本発明の音声処理装置にあっては、音声メ
ッセージが、格納手段によって記録媒体へ格納される。
そして、上記記録媒体に格納された音声メッセージの外
部装置への転送が、転送指示手段によって指示される。
この転送指示手段の指示に基いて、転送手段により上記
音声メッセージの外部装置への転送が行われる。そし
て、上記転送の際、転送された音声メッセージを特定す
る転送情報が、記録手段によって記録される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0011】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
もので、音声処理装置としてのデジタルレコーダの構成
を示したブロック図である。
【0012】図1に於いて、マイク1は、増幅器(AM
P)2と、ローパスフィルタ(LPF)3及びアナログ
−デジタル(A/D)コンバータ4を介して、デジタル
信号処理部(Digital Signal Proc
essor;以下DSPと略記する)5に接続されてい
る。このDSP5には、システム制御部(CPU)6が
接続される。
【0013】上記DSP5には、また、デジタル−アナ
ログ(D/A)コンバータ7と、ローパスフィルタ(L
PF)8及び増幅器(AMP)9とを介して、スピーカ
10が接続されている。
【0014】更に、上記CPU6には、記録媒体13
と、通信ポート14と、表示器駆動回路15を介して表
示器16が接続されると共に、各種の操作釦を備えた操
作スイッチ群20が接続されている。
【0015】上記記録媒体13は、このデジタルレコー
ダに内蔵型の、例えばフラッシュメモリ等で構成され
る。尚、この記録媒体13は、本デジタルレコーダに着
脱自在のものであってもよい。
【0016】また、上記通信ポート14は、パーソナル
コンピュータとこのデジタルレコーダをケーブル或いは
無線通信により接続するためのもので、USB、シリア
ル通信等により構成される。尚、通信ポート14を使用
しない場合は、リムーバブルディスクをパーソナルコン
ピュータの専用スロットに差込んで読取るような形式と
しても良い。
【0017】上記操作スイッチ群20は、メニュー釦
(MENU SW)21、再生釦(PLAY SW)2
2、録音釦(REC SW)23、停止釦(STOP
SW)24、早送り釦(FF SW)25、早戻し釦
(REW SW)26で構成される。
【0018】次に、上述したデジタルレコーダの一般的
な録音再生動作について説明する。
【0019】操作者が録音釦23を押すと録音モードと
なり、マイク1から入力された音声が電気信号に変換さ
れた後、増幅器2により増幅され、且つ、LPF3によ
りその不要成分が除去される。その後、アナログ−デジ
タルコンバータ4によりデジタル信号に変換されて、D
SP5に入力される。このDSP5でデジタル音声信号
に対する圧縮処理が施された後、CPU6の制御の下に
音声データとして記録媒体13に記録される。
【0020】また、操作者が再生釦22を押すと再生モ
ードとなり、CPU6の制御の下に記録媒体13から音
声データが読出された後、DSP5に於いて伸長処理が
施される。伸長された音声信号は、デジタル−アナログ
コンバータ7でアナログ信号に変換された後、LPF8
でその不要成分が除去され、増幅器9で増幅された後、
スピーカ10から音声として出力される。
【0021】そして、上記した音声の録音動作中、或い
は再生動作中に停止釦24が押された場合には、そのと
きの動作が停止される。更に、早送り釦25が押される
と順方向にデータがスキップされ、同様に早戻し釦26
が押されると逆方向にデータがスキップされる。
【0022】尚、表示器16にはモードに応じて各種の
情報が、表示器駆動回路15を介して表示される。
【0023】次に、図2を参照して、本デジタルレコー
ダに用いられているメモリカードに、どのようにデータ
が記録されているのかについて説明する。尚、本デジタ
ルレコーダでは、Digltal Speech St
anderd(以下DSSと略記する)と称される符号
化方式を用いることとする。
【0024】上記記録媒体、例えばメモリカード30
は、DSSファイルフォルダ31a、31b、31cを
有して構成されている。これらのDSSファイルフォル
ダ31a、31b、31cは、DSSファイルを格納し
ておくためのフォルダである。
【0025】上記DSSファイルフォルダ31a、31
b、31cには、それぞれDSSファイル32が格納さ
れている。このDSSファィル32は、録音データ、ヘ
ッダ情報と符号化音声情報とにより構成される。
【0026】また、上記DSSファイルフォルダ31
a、31b、31cは、更に、各フォルダのフォルダ名
データファイル33、リカバリーデータファイル34及
びテーブルデータファイル35を有している。
【0027】上記フォルダ名データファイル33は、フ
ォルダの名前を設定可能なレコーダの場合、フォルダ名
を格納するものである。
【0028】また、リカバリーデータファイル34は、
何らかの理由で、上記DSSファィルフォルダ31a、
31b、31c内のデータが破壊されてしまったときに
復旧を行うためのデータが記録されているファイルであ
る。
【0029】上記テーブルデータファイル35は、上述
した各ファィルがメモリ領域中の先頭クラスタ(アドレ
ス)や終端クラスタが何処に位置するのか、等の情報が
記録され、ユーザにより指示されたファィルにアクセス
が可能なようにするためのものである。
【0030】図3は、DSSファイル32の構造例を示
した図である。
【0031】このDSSファイルは、ヘッダ情報と、複
数の音声データとを有して構成される。レコーダの音声
データ(ファィル)は、セクタ単位で構成されており、
その最初のセクタ(第0番目)にヘッダ情報が書込まれ
る。そして、次のセクタ(第1番目)からは、符号化さ
れた音声データが書込まれ、録音に要した時間分だけセ
クタが用意される。
【0032】また、上記ヘッダ情報は、それぞれのファ
イルについて固定の大きさを有したものである。すなわ
ち、ヘッダ情報は、例えば、録音開始日時、スケジュー
ル(S)フォルダ年月日、録音音質、ファィルのID情
報、転送フラグ及び転送年月日等により構成される。
【0033】上記転送フラグは、パーソナルコンピュー
タから転送の要求があった際に、転送が行われるか否か
を判断するためのものである。ここで、転送が一度も行
われていない場合はフラグに“0”が、転送が一度でも
実行されたならば同フラグに“1”が入る。また、転送
が行われたときは、レコーダの時計情報から転送年月日
がヘッダの中に書込まれる。
【0034】図4は、図1の構成のデジタルレコーダに
接続されるパーソナルコンピュータの基本構成を示すブ
ロック図である。
【0035】パーソナルコンピュータ本体40内は、パ
ーソナルコンピュータ全体の制御を司る制御手段として
のCPU41を有している。そして、このCPU41に
は、例えば、本体40の外部に設けられた入力手段であ
るキーボード42と、デジタルレコーダと通信を行うた
めの通信ポート43と、リムーバブルディスク49を駆
動するためのディスクドライブ44と、記憶領域である
RAM45と、ハードディスク46と、本体40外部の
表示装置48を制御するための表示器制御装置47とが
接続される。
【0036】図5は、こうしたパーソナルコンピュータ
とデジタルレコーダとを接続した例を示した図である。
【0037】デジタルレコーダ50とパーソナルコンピ
ュータの本体40とは、互いの通信ポート43、14を
介してUSB、シリアル通信等のケーブルによって接続
されている。
【0038】次に、図6のフローチャートを参照して、
本実施の形態に於けるデジタルレコーダの基本的な動作
について説明する。
【0039】先ず、ステップS1にて、各種の所定の初
期設定が行われる。次いで、ステップS2に於いて、各
種スイッチ(SW)の検出が行われる。ここで、スイッ
チの検出が行われる場合は、ステップS3に移行して、
転送を行うか否かが判断される。
【0040】転送が実行される場合は、ステップS4へ
移行して、サブルーチン「転送要求」が実行される。
尚、このサブルーチンについての詳細は後述する。ステ
ップS4の転送要求が実行された後、及び上記ステップ
S3にて転送ではない場合は、ステップS5へ移行す
る。
【0041】ステップS5では、録音釦23の状態が検
出される。ここで、録音釦23がオンされていれば、ス
テップS6に移行する。このステップS6では、録音処
理が実行され、その後、ステップS7へ移行する。
【0042】上記ステップS5にて録音釦23がオンさ
れていない場合は、ステップS7に移行して再生釦22
の状態が検出される。ここで、再生釦22がオンされて
いれば、ステップS8に移行して再生処理が実行され
る。
【0043】また、上記ステップS7にて再生釦22が
オンされていない場合は、ステップS9に移行して早送
り釦25の状態が検出される。ここで、早送り釦25が
オンされていればステップS10に移行して早送り処理
が実行される。
【0044】上記ステップS9にて早送り釦25がオン
されていない場合は、ステップS11に移行して早戻し
釦26の状態が検出される。ここで、早戻し釦26がオ
ンされていれば、ステップS12に移行して早戻し処理
が実行される。
【0045】更に、上記ステップS11にて早戻し釦2
6がオンされていない場合は、ステップS13に移行し
て、図示されないフォルダ釦の状態が検出される。ここ
で、上記フォルダ釦がオンされていれば、ステップS1
4に移行して、フォルダ切替処理が実行される。
【0046】上記ステップS13にてフォルダ釦がオン
されていない場合は、ステップS15に移行してメニュ
ー釦21の状態が検出される。ここで、メニュー釦21
がオンされていれば、ステップS16に移行してメニュ
ー処理が実行される。
【0047】また、上記ステップS15にてメニュー釦
21がオンされていない場合は、ステップS17に移行
して、図示されない消去釦の状態が検出される。ここ
で、消去釦がオンされていればステップS18に移行し
てファイル消去処理が実行される。
【0048】上記ステップS17にて上記消去釦がオン
されていない場合は、ステップS19に移行して停止釦
24の状態が検出される。ここで、停止釦24がオンさ
れていれば、ステップS20に移行してメモリ残量が表
示される。
【0049】そして、上記ステップS19及びS20の
後は、上記ステップS2に移行して、以降の処理動作が
繰返される。
【0050】図7は、上述した図6のフローチャートに
於けるステップS4のサブルーチン「転送要求」の動作
を説明するフローチャートである。
【0051】この転送要求の処理が実行されると、先
ず、ステップS21にて、データテーブルから転送要求
ファイルにアクセスが行われる。次いで、ステップS2
2に於いて、該転送要求ファィルに転送フラグがあるか
否かが判断される。
【0052】ここで、転送フラグがある場合は、ステッ
プS23に移行して、転送済みファィルの情報を表すフ
ァイルのIDが取得される。続いて、ステップS24に
於いて、パーソナルコンピュータ(PC)の転送先にも
同じIDのファィルがあるか否かが判断される。ここ
で、同じIDのファイルが存在する場合は、ステップS
27へ移行する。
【0053】一方、ステップS22にて転送要求ファィ
ルに転送フラグがないと判断された場合、及び上記ステ
ップS24にてパーソナルコンピュータの転送先に同じ
IDのファイルが存在しないと判断された場合は、ステ
ップS25に移行して、転送が実行される。次いで、ス
テップS26にて、転送されたファイルの転送フラグが
オンにされて、上記ステップS25で転送が実行された
日時が書込まれる。
【0054】そして、ステップS27に於いて、上述し
たファイルとは別の転送要求されたファイルがあるか否
かが判断される。その結果、他のファイルがある場合は
上記ステップS21へ移行し、ない場合はステップS2
8へ移行する。
【0055】ステップS28では、現時点で既にパーソ
ナルコンピュータに転送されたファイルがパーソナルコ
ンピュータ側の表示装置に表示される。これは、例え
ば、図8に示されるように、レコーダのファイルB00
1、B002…のファィルが既に転送済みであること
が、表示装置48に表示されることによりユーザに視認
される。つまり、ここに表示されているファイルを転送
することは、二重転送になるということを表示により告
知する。
【0056】そして、ステップS29に於いて、こうし
たファイルについて、二重転送を行うか否かが判断され
る。その結果、二重転送を行わない場合は、本ルーチン
が終了する。一方、二重転送が行われる場合は、ステッ
プS30へ移行する。
【0057】ステップS30では、既に転送済みのファ
イルに対して同じファイル名とならないように、新たに
転送しようとしているファイル名が、先のファイル名と
は別のものに変更される。すなわち、二重転送しようと
した場合、例えば、“Fd0001”というファイル名
が、“Fd0001_a”というファイル名に変更され
る。
【0058】この後、ステップS31で転送が実行され
ると、本ルーチンが終了する。
【0059】図9は、本発明の第2の実施の形態を示す
もので、上述した第1の実施の形態では、それぞれのフ
ァィルのヘッダ部分に転送情報を有していたが、この第
2の実施の形態では、データテーブルに転送情報を書込
む際の情報を付加するようにしている。
【0060】尚、以下に述べる実施の形態に於いて、デ
ジタルレコーダ、パーソナルコンピュータ等の構成は、
上述した第1の実施の形態と同じであるので説明は省略
する。
【0061】例えば、図9に示されるように、ファイル
情報は、先頭論理クラスタナンバ、終端論理クラスタナ
ンバ、使用クラスタ数、ファイルサイズと共に、転送年
月日情報を有して構成される。そして、この転送年月日
情報が参照され、転送の有無が転送が行われない場合は
この領域が全て“0”となる。一方、転送が行われた場
合は、その年月日情報が書込まれる。加えて、転送が2
回以上繰り返された場合(二重転送)は、その都度、転
送年月日が書換えられるようになっている。
【0062】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。
【0063】この第3の実施の形態では、上述した第1
の実施の形態に転送先のパーソナルコンピュータの情報
を付加したものとなっている。
【0064】図10に示されるように、DSSファイル
は、ヘッダ情報と、複数の音声データとを有して構成さ
れる。そして、上記ヘッダ情報は、例えば、録音開始日
時、スケジュール(S)フォルダ年月日、録音音質、フ
ァィルのID情報、転送フラグ及び転送年月日、パーソ
ナルコンピュータ(PC)情報等により構成される。
【0065】このパーソナルコンピュータ情報は、例え
ば、ネットワーク上で識別されるID名やWindow
s(登録商標) OSでレジストリに記述されているユ
ーザ名が用いられる。転送が実行されると、転送アプリ
ケーションソフトウエアを介して記録される。
【0066】図11は、第3の実施の形態に於ける図6
のフローチャートのステップS3のサブルーチン「転送
要求」の動作を説明するフローチャートである。
【0067】ステップS41〜S44、ステップS46
〜S52は、上述した第1の実施の形態に於ける図7フ
ローチャートのステップS21〜S24、ステップS2
5〜S31と同様であるので、ここでは説明は省略す
る。
【0068】ステップS44にて、パーソナルコンピュ
ータ(PC)の転送先にも同じIDのファィルがあるか
否かが判断される。ここで、同じIDのファイルが存在
する場合は、ステップS45へ移行する。一方、上記ス
テップS44にてパーソナルコンピュータの転送先に同
じIDのファイルが存在しないと判断された場合は、ス
テップS46へ移行する。
【0069】ステップS45では、パーソナルコンピュ
ータ情報が転送先のパーソナルコンピュータであるか否
かが判断される。すなわち、上記ステップS44及びS
45に於いて、転送年月日が同じであり、且つ転送先の
パーソナルコンピュータ情報が同じであった場合は、二
重転送であると判断されてステップS48へ移行する。
【0070】また、図12は、本発明の第4の実施の形
態を示すもので、ファイルヘッダの更に他の構造例を示
した図である。
【0071】上述した第4の実施の形態では、データテ
ーブルに転送情報を書込む際の情報を付加するようにし
ていたが、この第4の実施の形態では、更に転送先のパ
ーソナルコンピュータ(PC)情報が付加されている。
【0072】例えば、図12に示されるように、ファイ
ル情報は、先頭論理クラスタナンバ、終端論理クラスタ
ナンバ、使用クラスタ数、ファイルサイズ、予約用と共
に、転送年月日情報と転送先のPC情報とを有して構成
される。この場合、転送先のPC情報が8バイトを有し
ており、全体が16バイトに収まらないため、ファイル
情報全体として32バイトに拡張されている。
【0073】このように、上述した実施の形態によれ
ば、ファイルヘッダが転送済みを判断する転送フラグに
よって転送済みであるか否かを判断することができるの
で、CPUの処理工程を軽減させ、処理が遅くなること
を防止することができる。
【0074】尚、本発明の上記実施の形態によれば、以
下の如き構成を得ることができる。
【0075】すなわち、 (1) 音声を符号化して記録し、且つ、記録データを
複合して可聴できる音声録音再生装置と、上記音声録音
再生装置で記録したデータからパーソナルコンピュータ
に送信する通信手段と、上記音声録音再生装置から転送
された記録データをパーソナルコンピュータ内の記録可
能なドライブにファイルとして保存する記録手段と、を
有するデータ転送システムに於いて、上記パーソナルコ
ンピュータから転送要求が上記音声録音再生装置に行わ
れたときに、転送要求されたデータが既に転送が行われ
たか否かを判断する二重転送判断手段と、上記二重転送
判断手段により二重転送と判断されたときに転送を制御
する通信制御手段と、を具備することを特徴とするデー
タ転送システム。
【0076】(2) 上記音声録音再生装置で記録した
データのヘッダ情報に転送履歴を記録可能な転送履歴記
録領域を有し、これを転送要求時に参照することで二重
転送か否かを判断することを特徴とする上記(1)に記
載のデータ転送システム。
【0077】(3) 上記音声録音再生装置で記録した
データを管理するファイルテーブルに転送履歴記録領域
を有し、これを転送要求時に参照することで二重転送か
否かを判断することを特徴とする上記(1)に記載のデ
ータ転送システム。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な処
理でファィルの二重転送の確認を行うことのできる音声
処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すもので、音声処理
装置としてのデジタルレコーダの構成を示したブロック
図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に於けるデジタルレ
コーダに用いられているメモリカードに、どのようにデ
ータが記録されているのかについて説明する図である。
【図3】図2のDSSファイル32の構造例を示した図
である。
【図4】図1の構成のデジタルレコーダに接続されるパ
ーソナルコンピュータの基本構成を示すブロック図であ
る。
【図5】パーソナルコンピュータとデジタルレコーダと
を接続した例を示した図である。
【図6】第1の実施の形態に於けるデジタルレコーダの
基本的な動作について説明するフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートに於けるステップS4の
サブルーチン「転送要求」の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図8】転送済みのファイルが存在することを表示装置
に表示した例を示した図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示すもので、転送
情報のテーブルデータの他の構造例を示した図である。
【図10】第3の実施の形態に於けるDSSファイルの
構造例を示した図である。
【図11】第3の実施の形態に於ける図6のフローチャ
ートのステップS4のサブルーチン「転送要求」の動作
を説明するフローチャートである。
【図12】本発明の第4の実施の形態を示すもので、転
送情報のテーブルデータの更に他の構造例を示した図で
ある。
【符号の説明】
1 マイク、 2、9 増幅器(AMP)、 3、8 ローパスフィルタ(LPF)、 4 アナログ−デジタル(A/D)コンバータ、 5 デジタル信号処理部(DSP)、 6 システム制御部(CPU)、 7 デジタル−アナログ(D/A)コンバータ、 10 スピーカ、 13 記録媒体、 14 通信ポート、 15 表示器駆動回路、 16 表示器、 20 操作スイッチ群、 21 メニュー釦(MENU SW)、 22 再生釦(PLAY SW)、 23 録音釦(REC SW)、 24 停止釦(STOP SW)、 25 早送り釦(FF SW)、 26 早戻し釦(REW SW)、 30 メモリカード、 31a、31b、31c DSSファィルフォルダ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声メッセージを記録媒体へ格納する格
    納手段と、 上記記録媒体に格納された音声メッセージを外部装置へ
    の転送を指示する転送指示手段と、 上記転送指示手段の指示に基いて、上記音声メッセージ
    の外部装置への転送を行う転送手段と、 上記転送の際、転送された音声メッセージを特定する転
    送情報を記録する記録手段と、 を具備することを特徴とする音声処理装置。
  2. 【請求項2】 上記記録手段は、上記記録媒体に格納さ
    れている、転送が行われた音声メッセージのヘッダ部に
    上記転送情報を記録することを特徴とする請求項1に記
    載の音声処理装置。
  3. 【請求項3】 上記記録手段は、上記音声メッセージと
    は別に、上記転送情報を上記記録媒体内に記録すること
    を特徴とする請求項1に記載の音声処理装置。
  4. 【請求項4】 上記転送指示手段により、上記音声メッ
    セージの転送が指示された際、上記転送情報を検出する
    検出手段と、 上記転送検出手段により、上記音声メッセージを外部装
    置へ転送する際、上記検出手段の検出結果に応じて、上
    記音声メッセージの転送を制御する制御手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の音声
    処理装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記検出手段による上
    記転送情報を検出手段結果、上記音声メッセージが既に
    転送済みであることが検出された場合には、転送を禁止
    するように制御することを特徴とする請求項4に記載の
    音声処理装置。
  6. 【請求項6】 上記検出手段によって上記転送情報を検
    出した結果、上記音声メッセージが既に転送済みである
    ことが検出された場合には、上記音声メッセージが上記
    外部装置へ既に転送済みであることを示す警告を行う警
    告手段を更に具備することを特徴とする請求項4に記載
    の音声処理装置。
  7. 【請求項7】 上記記録手段は、上記転送の際、上記転
    送情報と共に、転送先である上記外部装置を特定する識
    別情報を記録することを特徴とする請求項1に記載の音
    声処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012203659A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Olympus Imaging Corp 録音装置
JP2015166869A (ja) * 2015-03-24 2015-09-24 オリンパス株式会社 録音装置

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