JPH10320513A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH10320513A
JPH10320513A JP9132493A JP13249397A JPH10320513A JP H10320513 A JPH10320513 A JP H10320513A JP 9132493 A JP9132493 A JP 9132493A JP 13249397 A JP13249397 A JP 13249397A JP H10320513 A JPH10320513 A JP H10320513A
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JP
Japan
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recording
recording medium
card
reproducing apparatus
operation mode
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JP9132493A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Tobiuchi
正敏 飛内
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装着された記録媒体の種類または状態に応じ
て、自動的に適切な動作を行うかまたは状態となる記録
再生装置を提供する。 【解決手段】システム制御部6は、フラッシュメモリカ
ード8が装着されたことを検出した後、該フラッシュメ
モリカード8が記録可能であるか否かを検出し、この検
出結果に応じて、当該記録再生装置を自動的に再生モー
ドに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置、詳
しくは、所定の信号をデジタル処理して記録する機能を
備えた記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロホン等によって得られた
音声信号をデジタル信号に変換して、例えば半導体メモ
リに記録しておき、再生時において、該半導体メモリか
らこの音声信号を読み出してアナログ信号に変換し、ス
ピーカ等により音声として出力する、いわゆるデジタル
レコーダと呼ばれているデジタル情報記録再生装置が開
発されている。
【0003】このようなデジタル信号に変換された音声
信号を記録媒体として用いるデジタルレコーダにおい
て、着脱自在でかつ書換可能なメモリカードを記録媒体
として用いたレコーダが、たとえば、米国特許USP
5,491,774等に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなデジタルレコーダの場合、メモリカードが装着
されても使用者が何らかの操作をしない限り停止状態が
維持されるのみであり、たとえば使用者が再生動作を所
望した際には、使用者には所定の操作を行うことが要求
されていた。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、装着された記録媒体の種類または状態に応じ
て、自動的に適切な動作を行うかまたは状態となる記録
再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の記録再生装置は、複数の動作モード
を有する記録再生装置であって、記録媒体が装着された
ことを検出する記録媒体検出手段と、この記録媒体検出
手段で上記記録媒体が装着されたことを検出した際、該
記録媒体の状態として少なくとも同記録媒体が記録可能
であるか否かを検出する状態検出手段と、この状態検出
手段で検出した上記記録媒体の状態に応じて、動作モー
ドを自動的に所定の動作モードに設定するよう制御する
動作モード制御手段と、を具備する。
【0007】上記の目的を達成するために本発明の第2
の記録再生装置は、上記第1の記録再生装置において、
上記状態検出手段は、上記記録媒体が読み出し専用であ
るか否か、使用可能残容量、記録禁止設定スイッチの指
定のうち少なくとも1つを検出することで上記記録媒体
が記録可能であるか否かを検出し、上記動作モード制御
手段は、上記状態検出手段が上記記録媒体を記録不能と
判断した際は、自動的に動作モードを再生モードに設定
するよう制御することを特徴とする。
【0008】上記の目的を達成するために本発明の第3
の記録再生装置は、上記第1の記録再生装置において、
上記状態検出手段は、上記記録媒体が読み出し専用であ
るか否か、使用可能残容量、記録禁止設定スイッチの指
定のうち少なくとも1つを検出することで上記記録媒体
が記録可能であるか否かを検出し、上記動作モード制御
手段は、上記状態検出手段が上記記録媒体を記録可能と
判断した際は、自動的に動作モードを録音待機モードに
設定するよう制御することを特徴とする。
【0009】上記第1の記録再生装置は、記録媒体検出
手段で記録媒体が装着されたことを検出した際、状態検
出手段で該記録媒体の状態として少なくとも同記録媒体
が記録可能であるか否かを検出し、動作モード制御手段
で、上記状態検出手段で検出した上記記録媒体の状態に
応じて、動作モードを自動的に所定の動作モードに設定
する。
【0010】上記第2の記録再生装置は、上記第1の記
録再生装置において、上記状態検出手段は、上記記録媒
体が読み出し専用であるか否か、使用可能残容量、記録
禁止設定スイッチの指定のうち少なくとも1つを検出す
ることで上記記録媒体が記録可能であるか否かを検出
し、上記動作モード制御手段は、上記状態検出手段が上
記記録媒体を記録不能と判断した際は、自動的に動作モ
ードを再生モードに設定するよう制御する。
【0011】上記第3の記録再生装置は、上記第1の記
録再生装置において、上記状態検出手段は、上記記録媒
体が読み出し専用であるか否か、使用可能残容量、記録
禁止設定スイッチの指定のうち少なくとも1つを検出す
ることで上記記録媒体が記録可能であるか否かを検出
し、上記動作モード制御手段は、上記状態検出手段が上
記記録媒体を記録可能と判断した際は、自動的に動作モ
ードを録音待機モードに設定するよう制御する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施形態である音
声記録再生装置の構成を示すブロック回路図である。
【0014】本第1の実施形態の音声記録再生装置は、
音声を電気信号に変換するマイクロホン1を具備し、該
マイクロホン1からの音声出力は接続されたマイクアン
プ(AMP)2によって増幅されるようになっている。
このマイクアンプ2の出力はローパスフィルタ(LP
F)3を介してA/D変換器(A/D)4に入力される
ようになっており、マイクアンプ2で増幅されたアナロ
グの音声信号は、ローパスフィルタ3でエリアシングノ
イズの発生を防止するため不要な周波数帯域をカットさ
れ該A/D変換器(A/D)4に入力される。
【0015】上記A/D変換器4においてアナログ信号
である音声信号はデジタル信号に変換された後、デジタ
ル信号処理部(DSP)5に入力されるようになってい
る。
【0016】また、上記デジタル信号処理部5には、該
デジタル信号処理部5の動作を制御する、図示しない制
御回路が接続されているとともに、符号化されたデータ
を一時的に記憶するデータI/Oバッファが接続されて
いる。なお、上記制御回路は後述するシステム制御部6
に接続され、制御されるようになっている。
【0017】上記デジタル信号処理部5は、録音時に
は、システム制御部6に制御されて上記A/D変換器4
でデジタル信号に変換された音声信号をフレーム単位で
一定のフォーマットのデータに圧縮変換(符号化)し、
符号化されたデータは一時的に上記データI/Oバッフ
ァに記録され、この後、システム制御部6に対して伝送
されるようになっている。
【0018】一方、再生時には、上記デジタル信号処理
部5は、システム制御部6に制御されて該システム制御
部6からのデータをフレーム単位で伸長変換(復号化)
する処理を行い、復号化されたデジタル信号は、D/A
変換器(D/A)11に対して出力するようになってい
る。
【0019】上記D/A変換器11でアナログ信号に変
換された音声信号は、不要な周波数帯域をカットして量
子化雑音を軽減するバンドパスフィルタ(BPF)12
を介して、該音声信号を増幅してスピーカを駆動するパ
ワーアンプ(AMP)13に入力されるようになってい
る。また、該パワーアンプ13で増幅された音声信号は
音声に変換して放音するスピーカ14より発音されるよ
うになっている。
【0020】上記システム制御部6は、マイクロプロセ
ッサ(CPU)で構成され、当該音声記録再生装置の各
部の動作を制御する制御手段としての役目を果たすと共
に、記録媒体(フラッシュメモリカード8)が装着され
たことを検出する記録媒体検出手段、この記録媒体検出
手段で上記記録媒体が装着されたことを検出した際、該
記録媒体の状態として少なくとも同記録媒体が記録可能
であるか否かを検出する状態検出手段、この状態検出手
段で検出した上記記録媒体の状態に応じて、動作モード
を自動的に所定の動作モードに設定するよう制御する動
作モード制御手段手段の構成要素としての役目を果たす
ようになっている。
【0021】また、上記システム制御部6には、フラッ
シュメモリカード8がメモリカード制御部7を介して接
続されるようになっている。
【0022】このフラッシュメモリカード8は、当該音
声記録再生装置に着脱自在であって、所定の音声データ
および該音声データに関するインデックス情報が各々記
録される音声データ領域およびインデックス情報領域を
有する記録媒体である。
【0023】また、フラッシュメモリカード8には、メ
モリの種別(読み出し専用カードであるか否か等)を設
定するスイッチ、書き込み防止とするか否かを設定する
スイッチが各々設けられている。これらのスイッチの状
態は該フラッシュメモリカード8が当該音声記録再生装
置に装着された際に、メモリカード制御部7を介してシ
ステム制御部6で検出するようになっている。なお、シ
ステム制御部6は、これらスイッチの状態とともに、フ
ラッシュメモリカード8の残り容量も検出するようにな
っている。なお、詳細は後述する。
【0024】さらに、システム制御部6には、図示しな
いアドレス制御回路が接続されており、操作部15の操
作に応じて、該アドレス制御回路に適当なアドレス信号
を与え、上記デジタル信号処理部5から供給された音声
データのほか、録音日時、インデックス情報等を所定の
フォーマットに基づいて上記フラッシュメモリカード8
に記録、あるいは該フラッシュメモリカード8に記録さ
れているデータを読み出して上記デジタル信号処理部5
に供給するようになっている。
【0025】また、システム制御部6には、動作モード
やファイル番号等を表示する表示部9,当該音声情報記
録再生装置の駆動源となる電源部10がそれぞれ接続さ
れている。
【0026】さらに、上述したように上記システム制御
部6には操作部15が接続されており、該操作部15
は、各種操作ボタン、すなわち、録音ボタンREC、再
生ボタンPLAY、停止ボタンSTOP、早送りボタン
FF、早戻しボタンREW、記録された音声情報を消去
する際の消去指示ボタンERASE、ファイルをクロー
ズする際のエンドマークボタンEを備えている。なお、
詳細は後述する。
【0027】また、上記システム制御部6は、上記操作
部15の複数の操作ボタンの操作に応じて、デジタル信
号処理部5のほかメモリカード制御部7の動作を制御す
る。すなわち、デジタル信号処理部5から供給された音
声データを所定のフォーマットに基づいてメモリカード
制御部7へ供給し、該メモリカード制御部7に接続され
た着脱自在のフラッシュメモリカード8に記録する。あ
るいは、システム制御部6は、フラッシュメモリカード
8に記録されているデータをメモリカード制御部7から
受け取りデジタル信号処理部5に供給する。
【0028】次に、本第1の実施形態の音声記録再生装
置の動作を図2ないし図4を参照して説明する。
【0029】図2は、本第1の実施形態の音声記録再生
装置における初期設定処理動作を示したフローチャート
である。
【0030】当該音声記録再生装置にフラッシュメモリ
カード8が装着されると、システム制御部6は図2のフ
ローチャートに示す初期設定動作を開始する。すなわ
ち、まずシステム制御部6は、該フラッシュメモリカー
ド8の装着を検出すると(ステップS1)、該カードに
記録されているメモリの種別スイッチ、書き込み防止ス
イッチの状態、残り容量等のカード情報を読み込む(ス
テップS2)。
【0031】システム制御部6はこの読み出したカード
情報に基づき、まずフラッシュメモリカード8が読み出
し専用カードであるか否かを判断する(ステップS
3)。ここで、読み出し専用カードであるなら、再生処
理のサブルーチンを実行する(ステップS6)。
【0032】一方、上記ステップS3において、フラッ
シュメモリカード8が読み出し専用カードでないと判断
すると次にシステム制御部6は、書き込み防止スイッチ
を検出し、書き込み防止が設定されているか否かを検出
する(ステップS4)。なお、本実施形態においては、
書き込み防止スイッチをオンすることで書き込み防止設
定がなされるようになっている。
【0033】上記ステップS4で書き込み防止スイッチ
がオンされているとステップS6に移行して再生処理の
サブルーチンを実行する。また、ステップS4で書き込
み防止スイッチがオフされている場合、システム制御部
6は次にフラッシュメモリカード8の残り容量を検出す
る(ステップS5)。
【0034】このステップS5において、残り容量が無
い場合はステップS6に移行して再生処理のサブルーチ
ンを実行し、残り容量が有る場合は録音ポーズ処理のサ
ブルーチンを実行する(ステップS7)。
【0035】上記ステップS5において残り容量が有る
場合というのは、すなわち装着されたフラッシュメモリ
カード8が記録可能なカードであるということであるの
で、システム制御部6はステップS7で、マイクロホン
1、マイクアンプ2、ローパスフィルタ3、A/D変換
器4、デジタル信号処理部5等に電源を供給し、インデ
ックス情報領域を確保して、当該音声記録再生装置を録
音開始待機状態におく。
【0036】次に、再生処理動作について図3に示すフ
ローチャートを参照して説明する。図3は、本第1の実
施形態の音声記録再生装置における再生処理動作のサブ
ルーチンを示したフローチャートである。
【0037】再生ボタンPLAYが押圧されるか、上記
初期設定処理において自動的に再生処理モードに入る
と、まずシステム制御部6はメモリカード制御部7を制
御してフラッシュメモリカード8内に記録されている各
音声ファイルのインデックス情報を読み出し、有効はフ
ァイルのみを検出する(ステップS21)。
【0038】図4は、インデックス情報として各ファイ
ルの先頭部に記録されている情報の内容を示した説明図
である。
【0039】システム制御部6はこのインデックス情報
部に記録されているシステムバージョン情報やファイル
形式識別情報信号が正しいか否かを判断して有効な音声
ファイルのみを検出する。
【0040】ここで有効ファイルがあると(ステップS
22)、次にシステム制御部6は各有効ファイルの優先
度レベルを読み出す(ステップS23)。この後、最も
優先度の高いファイルを読み出して(ステップS2
4)、この音声データをデジタル信号処理部5に転送し
(ステップS25)、再生を開始する。
【0041】最も優先度の高いファイルの再生が終了す
ると(ステップS26)、システム制御部6はアラーム
を出力して(ステップS27)、未再生ファイルの有無
を確認し(ステップS28)、未再生ファイルが有る場
合はステップS24に戻って、次に優先度の高いファイ
ルを読み出す。この後、該ファイルを上記同様に再生す
る。この再生処理動作はすべての有効ファイルが再生さ
れるかまたは停止ボタンSTOPが押されるまで継続さ
れる。
【0042】上記ステップS22で有効ファイルがない
場合およびステップS28で有効ファイルがすべて再生
された場合は、システム制御部6はアラームを出力して
(ステップS29)、リターンする。
【0043】ここで、優先度レベルについて簡単に説明
する。
【0044】本実施形態の音声記録再生装置において
は、各ファイル毎に優先度レベルが最も低い0レベルか
ら最も高い15レベルまでの16段階で指定できるよう
になっている。この優先度レベルは各ファイルのインデ
ックス情報領域に記録されるので、1枚のフラッシュメ
モリカードに複数のファイルが記録されている場合、音
声データを実際に再生してみるまでもなく、どのファイ
ルが最も重要なファイルであるかを容易に検出すること
ができる。
【0045】このように、本実施形態の音声記録再生装
置によると、使用者が再生専用のフラッシュメモリカー
ドを装着した場合や再生動作しかできないフラッシュメ
モリカードを装着した場合、あらためて特別な操作を行
うことなく自動的に再生動作が開始されるので、再生操
作が容易になる。
【0046】また、使用者が記録可能なフラッシュメモ
リカードを装着した場合、自動的に録音ポーズ状態にな
るので、カード装着の後、直ちに録音が開始されても頭
切れを最小限に抑えることができる。
【0047】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0048】この第2の実施形態の音声記録再生装置
は、その構成は上記第1の実施形態と同様であり、初期
設定処理動作のみが相違している。したがって、ここで
は差異のみの言及にとどめ、構成、その他の同様の作用
についての説明は省略する。
【0049】図5は、本第2の実施形態の音声記録再生
装置における初期設定処理動作を示したフローチャート
である。
【0050】当該音声記録再生装置にフラッシュメモリ
カード8が装着されると、システム制御部6は図5のフ
ローチャートに示す初期設定処理動作を開始する。すな
わち、まずシステム制御部6は、該フラッシュメモリカ
ード8の装着を検出すると(ステップS11)、該カー
ドに記録されている所定のカード情報を読み込む(ステ
ップS12)。
【0051】次にシステム制御部6は、上記操作部15
における何れかの操作ボタンが押されたか否かを検出す
る(ステップS13)。ここで何れかの操作ボタンが押
された場合は、対応する所定モードの設定処理を行う
(ステップS15)。
【0052】一方、フラッシュメモリカード8装着後、
5秒経過しても(ステップS14)、何れの操作ボタン
も操作されないときは、自動的に再生処理動作を行う
(ステップS16)。なお、この再生処理動作は第1の
実施形態と同様であるので(図3参照)、ここでの説明
は省略する。
【0053】また、本実施形態においては、フラッシュ
メモリカード装着後の待機時間を5秒と設定したが、こ
れに限らずたとえば操作部15に時間設定用のスイッチ
を設け、使用者が任意に設定できるようにしても良い。
【0054】この実施形態の音声記録再生装置による
と、フラッシュメモリカードを装着した際、使用者が再
生動作を所望する場合は、あらためて再生操作を行う必
要がなく自動的に再生処理が行われるので、再生操作が
容易となる。
【0055】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0056】この第3の実施形態の音声記録再生装置
は、その構成は上記第1の実施形態と同様であり、再生
処理の一部が相違している。したがって、ここでは差異
のみの言及にとどめ、構成、その他の同様の作用につい
ての説明は省略する。
【0057】図6は、本第3の実施形態の音声記録再生
装置における再生処理動作を示したフローチャートであ
る。
【0058】上記第1の実施形態と同様に、再生ボタン
PLAYが押圧されるか、上記初期設定処理において自
動的に再生処理モードに入ると、まずシステム制御部6
はメモリカード制御部7を制御してフラッシュメモリカ
ード8内に記録されている各音声ファイルのインデック
ス情報を読み出し、有効はファイルのみを検出する(ス
テップS31)。
【0059】ここで有効ファイルがあると(ステップS
32)、次にシステム制御部6は各有効ファイルのイン
デックス情報領域(図4参照)における録音終了日時を
検出する(ステップS33)。この検出結果に基づきシ
ステム制御部6は、最も古いファイルを読み出して(ス
テップS34)、この音声データをデジタル信号処理部
5に転送し(ステップS35)、再生を開始する。
【0060】最も古いファイルの再生が終了すると(ス
テップS36)、システム制御部6はアラームを出力し
て(ステップS37)、未再生ファイルの有無を確認し
(ステップS38)、未再生ファイルが有る場合はステ
ップS34に戻って、次に古いファイルを読み出す。こ
の後、該ファイルを上記同様に再生する。この再生処理
動作はすべての有効ファイルが再生されるかまたは停止
ボタンSTOPが押されるまで継続される。
【0061】上記ステップS32で有効ファイルがない
場合およびステップS38で有効ファイルがすべて再生
された場合は、システム制御部6はアラームを出力して
(ステップS39)、リターンする。
【0062】本第3の実施形態の音声記録再生装置によ
ると、上記録音終了日時は各ファイルのインデックス情
報領域に記録されるので、1枚のフラッシュメモリカー
ドに複数のファイルが記録されている場合、音声データ
を実際に再生してみるまでもなく、録音日時の古いファ
イル順に容易に再生することができる。
【0063】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。
【0064】この第4の実施形態の音声記録再生装置
は、その構成は上記第1の実施形態と同様であり、再生
処理の一部が相違している。したがって、ここでは差異
のみの言及にとどめ、構成、その他の同様の作用につい
ての説明は省略する。
【0065】図7は、本第4の実施形態の音声記録再生
装置における再生処理動作を示したフローチャートであ
る。
【0066】上記第1の実施形態と同様に、再生ボタン
PLAYが押圧されるか、上記初期設定処理において自
動的に再生処理モードに入ると、まずシステム制御部6
はメモリカード制御部7を制御してフラッシュメモリカ
ード8内に記録されている各音声ファイルのインデック
ス情報を読み出し、有効はファイルのみを検出する(ス
テップS41)。
【0067】ここで有効ファイルがあると(ステップS
42)、次にシステム制御部6は各有効ファイルのイン
デックス情報領域(図4参照)におけるファイル番号を
検出する(ステップS43)。この検出結果に基づきシ
ステム制御部6は、最も低いファイル番号のファイルを
読み出して(ステップS44)、この音声データをデジ
タル信号処理部5に転送し(ステップS45)、再生を
開始する。
【0068】最も低いファイル番号のファイルの再生が
終了すると(ステップS46)、システム制御部6はア
ラームを出力して(ステップS47)、未再生ファイル
の有無を確認し(ステップS48)、未再生ファイルが
有る場合はステップS44に戻って、次に低いファイル
番号のファイルを読み出す。この後、該ファイルを上記
同様に再生する。この再生処理動作はすべての有効ファ
イルが再生されるかまたは停止ボタンSTOPが押され
るまで継続される。
【0069】上記ステップS42で有効ファイルがない
場合およびステップS48で有効ファイルがすべて再生
された場合は、システム制御部6はアラームを出力して
(ステップS49)、リターンする。
【0070】本第4の実施形態の音声記録再生装置によ
ると、上記ファイル番号は各ファイルのインデックス情
報領域に記録されるので、1枚のフラッシュメモリカー
ドに複数のファイルが記録されている場合、音声データ
を実際に再生してみるまでもなく、ファイル番号の低い
ファイル順に容易に再生することができる。
【0071】なお、上記各実施形態の音声記録再生装置
は、記録、再生の両方の機能を備える装置として説明し
たがこれに限らず、たとえばトランスクライバ等の再生
機能のみを備える装置に本発明を適用することも可能で
ある。
【0072】また、上記各実施形態の音声記録再生装置
において、装着される記録媒体に予め所定の制御情報を
記録しておき、該制御情報に基づいて自動的に動作モー
ドが設定されるように構成しても良い。
【0073】たとえば、記録媒体のディレクトリ領域に
当該記録媒体が再生専用である旨の指定をしておき、こ
の記録媒体が装着された際、上記指定を検出して自動的
に再生動作を行うようにしても良い。あるいは、同様に
保持期限内のファイルのみを再生する指定をしておき、
記録媒体が装着された際、該指定を検出して自動的に当
該ファイルのみを再生するようにしても良い。
【0074】[付記]以上詳述した如き本発明の実施形態
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、
(1) 記録媒体が装着されたことを検出する検出手段
と、記録媒体の状態として、該記録媒体は記録可能か否
かを検出する状態検出手段と、複数の動作モードを有し
ており、上記検出手段が記録媒体を装着されたことを検
出後、上記状態検出手段により検出された記録媒体の状
態に基づき、自動的に動作モードを所定の動作モードに
設定するように制御する制御手段と、を有することを特
徴とする記録再生装置。
【0075】(2) 上記状態検出手段は、上記記録媒
体は読み出し専用であるか否か、使用可能残り容量、書
き込み防止スイッチの指定のうち少なくとも1つを検出
することにより記録媒体が記録可能か否かを検出し、上
記制御手段は、動作モードとして再生モードを含み、上
記状態検出手段が記録媒体が記録不可能と判断したとき
は、自動的に動作モードを再生モードに設定するように
制御することを特徴とする上記(1)に記載の記録再生
装置。
【0076】(3) 上記動作モードは録音モードおよ
び録音ポーズモードを含み、上記状態検出手段は、上記
記録媒体は読み出し専用であるか否か、使用可能残り容
量、書き込み防止スイッチの指定のうち少なくとも1つ
を検出することにより記録媒体が記録可能か否かを検出
し、上記制御手段は、動作モードとして録音モード及び
録音ポーズモードを含み、上記状態検出手段が記録媒体
が記録可能と判断したときは、自動的に動作モードを録
音ポーズモードに設定するように制御することを特徴と
する上記(1)に記載の記録再生装置。
【0077】(4) 上記状態検出手段は、上記記録媒
体は読み出し専用であるか否かを判断することにより該
記録媒体は記録可能か否か検出し、上記制御手段は、動
作モードとして再生モードを含み、上記状態検出手段が
上記記録媒体が記録不可能と判断した場合は、自動的に
動作モードを再生モードに切り換えるように制御するこ
とを特徴とする上記(1)に記載の記録再生装置。
【0078】(5) 上記状態検出手段は、上記記録媒
体の使用可能残り容量により該記録媒体は記録可能か否
か検出し、上記制御手段は、動作モードとして再生モー
ドを含み、上記状態検出手段が上記記録媒体が記録不可
能と判断した場合は、自動的に動作モードを再生モード
に切り換えるように制御することを特徴とする上記
(1)に記載の記録再生装置。
【0079】(6) 上記状態検出手段は、上記記録媒
体の書き込み防止スイッチの指定により該記録媒体は記
録可能か否か検出し、上記制御手段は、動作モードとし
て再生モードを含み、上記状態検出手段が上記記録媒体
が記録不可能と判断した場合は、自動的に動作モードを
再生モードに設定するように制御することを特徴とする
上記(1)に記載の記録再生装置。
【0080】(7) 上記状態検出手段は、上記記録媒
体の書き込み防止スイッチの指定と使用可能残り容量の
少なくとも1つより該記録媒体は記録可能か否か検出
し、上記制御手段は、動作モードとして録音モードと録
音ポーズモードを含み、上記状態検出手段が上記記録媒
体が記録可能と判断した場合は、自動的に動作モードを
録音ポーズモードに設定するように制御することを特徴
とする上記(1)に記載の記録再生装置。
【0081】(8) 記録媒体が装着されたことを検出
する検出手段と、装置に動作を指定する操作手段と、上
記検出手段が記録媒体の装着を検出してから上記操作手
段で操作がされるまでの経過時間を測定する時間測定手
段と、動作モードとして再生モードを含み、上記時間測
定手段が測定した時間が所定の時間より長い場合は、自
動的に動作モードを再生モードに設定するように制御す
る制御手段と、を有することを特徴とする記録再生装
置。
【0082】(9) 上記記録媒体は優先度情報を含み
ファイル形式で情報を記録しており、再生モードにおい
て、優先度の高い順にファイルを順次再生をすることを
特徴とする上記(2)、(4)、(5)、(6)、
(8)に記載の記録再生装置。
【0083】(10) 上記記録媒体は作成日時情報を
含むファイル形式で情報を記録しており、再生モードに
おいて、作成日時の順のファイルを順次再生をすること
を特徴とする上記(2)、(4)、(5)、(6)、
(8)に記載の記録再生装置。
【0084】(11) 上記記録媒体は管理番号情報を
含むファイル形式で情報を記録しており、再生モードに
おいて、管理番号の順にファイルを順次再生をすること
を特徴とする上記(2)、(4)、(5)、(6)、
(8)に記載の記録再生装置。
【0085】(12) 上記所定の時間は使用者が設定
可能に構成されていることを特徴とする上記(8)に記
載の記録再生装置。
【0086】(13) 記録媒体が装着されたことを検
出する検出手段と、記録媒体に予め記録された制御情報
を取得する制御情報取得手段と、複数の動作モードを有
しており、上記検出手段が記録媒体を装着されたことを
検出後、上記制御情報取得手段により取得された制御情
報に基づき、自動的に動作モードを所定の動作モードに
設定するように制御する制御手段と、を有することを特
徴とする記録再生装置。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
着された記録媒体の種類または状態に応じて、自動的に
適切な動作を行うかまたは状態となる記録再生装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である音声記録再生装
置の構成を示すブロック回路図である。
【図2】上記第1の実施形態の音声記録再生装置におけ
る初期設定処理動作を示したフローチャートである。
【図3】上記第1の実施形態の音声記録再生装置におけ
る再生処理動作のサブルーチンを示したフローチャート
である。
【図4】上記第1の実施形態の音声記録再生装置におけ
るインデックス情報として各ファイルの先頭部に記録さ
れている情報の内容を示した説明図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の音声記録再生装置に
おける初期設定処理動作を示したフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第3の実施形態の音声記録再生装置に
おける再生処理動作を示したフローチャートである。
【図7】本発明の第4の実施形態の音声記録再生装置に
おける再生処理動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…マイクロホン 2…マイクアンプ 3…ローパスフィルタ 4…A/D変換器 5…デジタル信号処理部 6…システム制御部 7…メモリカード制御部 8…フラッシュメモリカード 9…表示部 10…電源部 11…D/A変換器 14…スピーカ 15…操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の動作モードを有する記録再生装置
    であって、 記録媒体が装着されたことを検出する記録媒体検出手段
    と、 この記録媒体検出手段で上記記録媒体が装着されたこと
    を検出した際、該記録媒体の状態として少なくとも同記
    録媒体が記録可能であるか否かを検出する状態検出手段
    と、 この状態検出手段で検出した上記記録媒体の状態に応じ
    て、動作モードを自動的に所定の動作モードに設定する
    よう制御する動作モード制御手段と、 を具備したことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記状態検出手段は、上記記録媒体が読
    み出し専用であるか否か、使用可能残容量、記録禁止設
    定スイッチの指定のうち少なくとも1つを検出すること
    で上記記録媒体が記録可能であるか否かを検出し、 上記動作モード制御手段は、上記状態検出手段が上記記
    録媒体を記録不能と判断した際は、自動的に動作モード
    を再生モードに設定するよう制御する、 ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記状態検出手段は、上記記録媒体が読
    み出し専用であるか否か、使用可能残容量、記録禁止設
    定スイッチの指定のうち少なくとも1つを検出すること
    で上記記録媒体が記録可能であるか否かを検出し、 上記動作モード制御手段は、上記状態検出手段が上記記
    録媒体を記録可能と判断した際は、自動的に動作モード
    を録音待機モードに設定するよう制御する、 ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
JP9132493A 1997-05-22 1997-05-22 記録再生装置 Withdrawn JPH10320513A (ja)

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