JP2002006887A - 音声記録再生装置 - Google Patents

音声記録再生装置

Info

Publication number
JP2002006887A
JP2002006887A JP2000186665A JP2000186665A JP2002006887A JP 2002006887 A JP2002006887 A JP 2002006887A JP 2000186665 A JP2000186665 A JP 2000186665A JP 2000186665 A JP2000186665 A JP 2000186665A JP 2002006887 A JP2002006887 A JP 2002006887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio data
recording
encoding
switch
audio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000186665A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Mizobuchi
孝二 溝渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2000186665A priority Critical patent/JP2002006887A/ja
Publication of JP2002006887A publication Critical patent/JP2002006887A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】システム構成を簡単化して、小型化及び低価格
化を可能とし、しかも信頼性の高い音声記録再生装置を
提供すること。 【解決手段】音声データ領域とインデックス情報領域と
を有するフラッシュメモリ19と、入力された音声信号を
音声データに符号化,復号化する符号/復号化器43と、
上記フラッシュメモリ19に対して、上記音声データ及び
該音声データに関するインデックス情報の書き込み、ま
たは上記フラッシュメモリ19に記憶されている該音声デ
ータに関するインデックス情報に基づいて上記音声デー
タの読み出しを制御するMPU22とを有した音声記録再
生装置を1チップ化する際に、符号/復号化器43とMP
U22に接続する内部バス35との間に、上記音声データを
一時的に記憶するバッファメモリ44を設けることによ
り、比較的パフォーマンスの低いMPU22を用いた場合
でも、音声データを取りこぼすことなく録再処理を実行
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声記録再生装置
のシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気テープに代わり半導体メモリ
を記憶媒体として用いた携帯型の音声記録再生装置(以
下、ICレコーダという)が実用化されている。ICレ
コーダは、小型軽量、高音質、高速アクセス性などの利
点を有している。
【0003】このICレコーダは、音声信号をデジタル
データに変換した後、書き換え可能な不揮発性の記憶媒
体としての例えばフラッシュメモリに記憶し、該フラッ
シュメモリに記憶された音声データをアナログ化して再
生するものである。
【0004】そして、これらICレコーダの特徴とし
て、上記記憶媒体に予め音声データ領域及びインデック
ス情報領域を設け、録音時に上記それぞれの領域に、デ
ジタル信号に変換された音声データ、及び該音声データ
に関するインデックス情報(音声データのアドレス、録
音日時等)を記憶するようになっている。
【0005】また、これらICレコーダのシステムは、
通常複数の汎用ICや特定用途向け標準IC(ASS
P:Application Specified Standard Product)で構成
されることが多い。
【0006】例えば、ICレコーダのシステムは、全体
のシーケンスを制御するCPU、音声データを記憶する
フラッシュメモリ、量子化された音声信号を録音時に所
定のビットレートに圧縮(符号化)、または再生時に伸
長(復号化)するDSP(Digital Signal Processor)
などのデジタル系ICと、上記音声信号を量子化するA
/D変換器、及び伸長された音声データを音声信号に変
換するD/A変換器を内蔵したコーディックICのよう
なアナログ系ICと、により構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような複数のICを用いたシステム構成の場合、少なく
ともCPU、DSP、及びコーディツクICのそれぞれ
に対してクロックの供給が必要であり、しかも各IC毎
に動作周波数が異なるので、独立に発振回路を構成して
クロックを供給しなければならない。また、録音モード
に応じてビットレートを切り換えるような場合、各IC
の発振回路の発振周波数は、上記録音モードの中で最も
速いビットレートを選択したときの処理速度を満足して
いなければならない。
【0008】このように、上記ハードウェア構成では、
各ICが音声信号の量子化、符号化及び復号化にかかる
一連の動作を独立的に担当して処理するので、制御が複
雑になるばかりでなく、部品増などシステム上の無駄も
多いという問題がある。
【0009】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたもので、システム構成を簡単化して、小型化及び
低価格化を可能とし、しかも信頼性の高い音声記録再生
装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る音声記録再生装置は、少なくとも音声データ領域とイ
ンデックス情報領域とを有する記憶媒体と、入力された
音声信号を音声データに符号化する符号化手段と、上記
音声データを復号化する復号化手段と、上記記憶媒体に
対して、上記音声データ及び該音声データに関するイン
デックス情報の書き込み、または上記記憶媒体に記憶さ
れている該音声データに関するインデックス情報に基づ
いて上記音声データの読み出しを内部記憶手段に格納し
たプログラムコードに従って制御する制御手段と、上記
符号化手段及び復号化手段と上記制御手段の内部バスと
の間に設けられ、上記音声データを一時的に記憶する一
時記憶手段と、を具備することを特徴とする。
【0011】請求項1の発明においては、上記符号化手
段及び復号化手段と上記制御手段の内部バスとの間に、
上記音声データを一時的に記憶する一時記憶手段を設け
たので、所定量の音声データを一時記憶手段に一旦記憶
した後に出力するので、比較的低いクロック周波数で動
作する制御手段(CPU)を用いた場合でも、音声デー
タをとりこぼすことがなく録再処理を実行することがで
きる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
音声記録再生装置において、符号化または復号化の際、
上記符号化手段及び上記復号化手段は上記一時記憶手段
に対して直接音声データの読み出しまたは書き込みを行
うことを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項1
に記載の音声記録再生装置において、上記一時記憶手段
からの音声データの読み出しまたは書き込み動作は上記
符号化手段及び上記復号化手段のうち少なくとも一方に
供給するクロックに同期することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。本発明の実施の形態を説明する前
に、まず図2を参照して一般的に用いられているICレ
コーダのブロック構成の一例を説明し、その後に図3の
フローチャートを参照してICレコーダの動作を説明す
る。
【0014】このICレコーダは、音声を電気信号に変
換するマイクロフォン(MIC)50を具備しており、
このマイクロフォン(MIC)50からの音声出力は、
接続されたマイクアンプ(AMP)51によって増幅さ
れるようになっている。マイクアンプ(AMP)51で
増幅されたアナログの音声信号は、ローパスフィルタ
(LPF)52で不要な周波数帯域(即ち不要な高域成
分)をカットした後A/D変換器(A/D)53に入力
される。
【0015】上記A/D変換器(A/D)53におい
て、デジタル信号に変換された音声信号は、デジタル信
号処理部(DSP)58に入力される。このデジタル信
号処理部(DSP)58は、録音時にはシステム制御部
59に制御されて前記A/D変換器(A/D)53でデ
ジタル信号に変換された音声信号をフレーム単位で一定
のフォーマットのデータに圧縮変換(以下、符号化とも
いう)し、符号化されたデータは一時的にシステム制御
部59の図示しないバッファメモリに音声データとして
記憶される。
【0016】一方、再生時の上記デジタル信号処理部
(DSP)58は、システム制御部59に制御されて、
このシステム制御部59の図示しないバッファメモリか
ら音声データをフレーム単位で伸長変換(以下、復号化
ともいう)する処理を行う。復号化されたデジタル信号
は、D/A変換器(D/A)54に対して出力される。
【0017】上記D/A変換器(D/A)54でアナロ
グ信号に変換された音声信号は、ローパスフィルタ(L
PF)55を通過させることにより不要な周波数帯域を
カットした後、パワーアンプ(AMP)56で増幅す
る。そして、スピーカ(SP)57から音声として出力
される。
【0018】上記システム制御部59はCPUで構成さ
れており、該システム制御部59には上記デジタル信号
処理部(DSP)58以外に、記憶部(メモリ)62、
操作部61、及び表示部60が接続されている。
【0019】上記記憶部(メモリ)62は、不揮発性の
半導体メモリ、例えばフラッシュメモリ等で構成されて
おり、録音時は上記デジタル信号処理部(DSP)58
で符号化された音声データを、上記システム制御部59
の図示しないバッファメモリを介して記憶する。このと
き、音声データに関するインデックス情報も記憶され
る。
【0020】操作部61は、録音スイッチ(REC)、
再生スイッチ(PLAY)、停止スイッチ(STO
P)、早送りスイッチ(FF)、早戻しスイッチ(RE
W)、メニュースイッチ(MENU)、消去スイッチ
(ERASE)等の各種スイッチが機能別に配設されて
いる。
【0021】表示部60は、上記操作部61のいずれか
のスイッチ操作により、所定のシーケンスが開始したと
きの動作モード、またはその後の動作状況を表示する。
例えば、録音スイッチ(REC)を押した場合は、録音
の経過時間、録音可能な残り時間、及びファイルナンバ
ー等を表示する。また、メニュースイッチ(MENU)
を押した場合は、マイク感度(高/低)、録音モード
(標準/ロング)、及びアラーム(オン/オフ)等の機
能選択に関連した表示を行なう。さらに、上記システム
制御部59が時計機能を有しているときは、表示部60
は現在日時の表示も行なう。
【0022】さらに、上記ローパスフィルタ(LPF)
52、A/D変換器(A/D)53、D/A変換器(D
/A)54、及びローパスフィルタ(LPF)55で構
成されるコーディック部66、デジタル信号処理部(D
SP)58、及びシステム制御部59には、それぞれ発
振周波数の異なる発振器63〜65が接続されている。
これら発振器63〜65は、要求する動作スピードある
いは発振精度に応じて、通常10〜20MHz程度の水
晶振動子またはセラミック振動子を用いることが多い。
また、システム制御部59に接続される発振器65は、
メインクロック(例えば、8.0MHz)とサブクロック(例
えば、32.768kHz)の2系統を設け、動作モードに応じ
て選択的に切り換えて用いる。
【0023】次に、図2のICレコーダの動作を図3の
フローチャートを参照しながら説明する。
【0024】図3に示すように、当該ICレコーダがパ
ワーオンされると、図2の発振器63〜65が発振を開
始する。そして、システム制御部59は所定の初期設定
(S1)、及びタイマスタート(S2)を実行する。こ
のタイマ動作は、上記システム制御部59がその時計機
能を用いて行われるもので、所定時間経過後にICレコ
ーダが通常の動作モードから待機モード(低消費電流モ
ード)に入るための時間を計時(カウント)する。
【0025】ICレコーダが通常の動作モードに入る
と、ステップ(S3)〜(S18)に示すスイッチ検出
動作により、録音スイッチ(REC)、再生スイッチ
(PLAY)、早送りスイッチ(FF)、早戻しスイッ
チ(REW)、停止スイッチ(STOP)、メニュース
イッチ(MENU)、消去スイッチ(ERASE)の順
に、オンされたスイッチがあるか否かを検出する。オン
されたスイッチが録音スイッチ(S3)であるならば、
録音処理のサブルーチン(S11)を実行する。同様
に、オンされたスイッチが再生スイッチ(S4)である
ならば再生処理のサブルーチン(S12)、オンされた
スイッチが早送りスイッチ(S5)であるならば早送り
処理のサブルーチン(S13)、オンされたスイッチが
巻き戻しスイッチ(S6)であるならば早戻し処理のサ
ブルーチン(S14)、オンされたスイッチが停止スイ
ッチ(S7)であるならば停止処理のサブルーチン(S
15)、オンされたスイッチがメニュースイッチ(S
8)であるならばメニュー変更処理のサブルーチン(S
16)、オンされたスイッチが消去スイッチ(S18)
であるならば消去処理(S19)を実行する。そして、
サブルーチン実行後は、上記タイマを再スタート(S1
7)させてステップS3からメインループに戻る。
【0026】なお、上記録音処理、再生処理、早送り処
理、早戻し処理、停止処理、メニュー変更処理、及び消
去の各処理は、周知の技術手段を用いて実施しており、
また、本発明内容に直接関係しないので詳しい説明は省
略する。
【0027】ステップS3〜S18ですべてのスイッチ
がオフしている場合は、上記記タイマの計時時間が所定
時間をオーバー(S9)すると、待機モードのサブルー
チン(S10)に入る。待機モードに入ると低消費電流
動作になる。具体的には、図2のローパスフィルタ(L
PF)52、A/D変換器(A/D)53、D/A変換
器(D/A)54、及びローパスフィルタ(LPF)5
5で構成されるコーディツク部56、マイクアンプ(A
MP)51、デジタル信号処理部(DSP)58、パワ
ーアンプ(AMP)56、表示部60、及び記憶部(メ
モリ)52の電源を遮断、もしくは各ブロックを構成す
る図示しないICに設けられているチップイネーブル端
子に、システム制御部59から非選択信号を出力するこ
とにより、低消費電流状態になる。
【0028】このとき、システム制御部59のCPU
は、自らも動作クロックを最も消費電流の少ない低速ク
ロックに切り換えて低消費電流状態になる。場合によっ
ては、動作クロックをメインクロック(例えば、8.0MH
z)からサブクロック(例えば、32.768kHz)に切り換え
て、その後スイッチ入力が検出されるまでメインクロッ
クを完全に停止させてもよい。
【0029】次に、図1、及び図4乃至図7を参照して
本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施
形態のICレコーダのブロック構成を示している。
【0030】図1の1チップIC1の内部バス35に
は、制御手段としての中央演算処理部(MPU)22
と、ICレコーダの制御プログラムを格納する読み出し
専用メモリ(ROM)25と、読み出し/書き込みメモ
リ(RAM)26と、液晶表示器(LCD)18を駆動
するLCDドライバ27と、カレンダー計時用の時計タ
イマ28と、シーケンス実行時のタイミング合せの計時
などに汎用的に用いることができるタイマ29と、警告
音を出力するために所定周波数のパルス列を連続あるい
は断続的に発生することができるパルス幅変調カウンタ
(PWM)30と、システム拡張時の拡張ポートとして
用いることができるクロック同期型シリアルI/O(S
I/O)31と、周辺機器とのシリアルデータの送受信
に用いることができるクロック非同期型シリアルI/O
(UART)32と、記憶媒体である例えば外部入出力
データ幅が8ビットのフラッシュメモリ19に対して、
上記中央演算処理部(MPU)22のバスサイクルと同
等のタイミングで読み出し/書き込み動作を行うことが
できる外部バスインタフェース33と、操作スイッチ2
0のオン/オフを検出する外部割込み制御部34と、電
池10の電圧を抵抗5及び抵抗7で分圧した電圧値(V
bt)を検出するA/D変換器(ADC)24と、コー
ディック部21とが接続されている。
【0031】上記電池10の電圧が所定の電圧よりも低
く、そのためリセットIC4からリセット信号が出力さ
れている場合、上記中央演算処理部(MPU)22は動
作を停止している。このとき、振動子2及び振動子3を
接続したクロック制御部23内部の発振回路23aも発
振動作を停止している。その後上記電池10の電圧の回
復により上記リセットIC4のリセット信号が解除され
ると、上記発振回路23aは発振を開始する。そして、
上記中央演算処理部(MPU)22は、スタートベクタ
ーが示す読み出し専用メモリ(ROM)25のアドレス
からプログラムの実行を開始する。
【0032】上記1チップIC1がプログラムを実行す
るときは、例えば昇圧コイル8、トランジスタ11、シ
ョットキーダイオード9、コンデンサ13、及び昇圧用
DC/DCコンバータIC(DC/DC Conv.)12で構成
した昇圧回路45を動作させ、上記電池10の電圧を所
定の電圧(VDD)まで昇圧する。これにより、上記1
チップIC1に対して、安定した電圧を供給することが
できる。昇圧動作時は、上記電池10の電圧が交流的に
変動するので、上記A/D変換器(ADC)24の入力
に対して並列に、リップル吸収用コンデンサ6を付加す
る。
【0033】上記コーデック部21は、マイク14から
出力される口述者15の音声信号を所定の電圧レベルま
で増幅するプリアンプ36と、不要な周波数帯域の信号
をカットして上記音声信号のみを通過させるローパスフ
ィルタ(LPF)38と、上記音声信号を所定のビット
数に量子化するA/D変換器(ADC)37と、上記A
/D変換器(ADC)37によりデジタル信号に変換さ
れた音声信号を、所定のビット数の一定のフォーマット
のデータに圧縮変換(符号化)、或いは再生時に伸長
(復号化)する符号化手段及び復号化手段としての符号
/復号化器(ADPCM:Adaptive Differential Puls
e Code Modulation)43と、この符号/復号化器(A
DPCM)43に入出力する音声データを一時的に記憶
する一時記憶手段としてのバッファ(BUFFER)4
4と、上記符号/復号化器(ADPCM)43により所
定のビット数に伸長変換(復号化)されたデジタル信号
を、音声信号に変換するD/A変換器(DAC)42
と、上記D/A変換器(DAC)42の出力をローパス
フィルタ(LPF)38を介して再び所定の電圧レベル
まで増幅するプリアンプ41と、上記符号/復号化器
(ADPCM)43の処理動作に応じて、上記ローパス
フィルタ(LPF)38の入出力を選択的に切り換える
入力スイッチ39及び出力スイッチ40とで構成されて
いる。プリアンプ41の出力は、パワーアンプ16でさ
らに増幅されてスピーカ17を駆動する。パワーアンプ
16の入力には、音量調節用のボリュームを設けてもよ
い。
【0034】ところで、ICレコーダの録再時の音質の
善し悪しは、一般的に録音時間の長短を目安にすること
が多い。すなわち、サンプリング周波数と符号/復号時
のビット数の関係から、音質はビットレートが大きい程
よい。しかしながら、ビットレートが大きい程録音時間
は短くなるので、通常は目的に応じて録音モードを使い
分けている。録音モードとしては、SP(標準録音)モ
ードとLP(長時間録音)モードが予め設けられてい
る。SPモードはビットレートが大きく、LPモードは
ビットレートが小さい。そして、録音開始前にスイッチ
などでSPモードとLPモードとを選択的に切り換えて
設定できるようになっている。
【0035】このとき、上記録音モードの設定変更に連
動して、上記A/D変換器(ADC)37、符号/復号
化器(ADPCM)43、及びD/A変換器(DAC)
42のサンプリング周波数を切り換える。また、ローパ
スフィルタ(LPF)38の遮断周波数も、上記録音モ
ードの設定変更に連動したSP/L P切り換え信号に
より切り換わる。
【0036】なお、この1チップIC1の構成は、図2
のICレコーダにおいて、マイクロフォン(MIC)5
0、スピーカ(SP)57、パワーアンプ(AMP)5
6、記憶部(メモリ)62、操作部61、及び表示部6
0以外の各ブロックをすべて内蔵したものと等価であ
る。
【0037】また、図2では、デジタル信号処理部(D
SP)58を用いた圧縮変換(符号化)、あるいは伸長
変換(復号化)の方法を示したが、上記符号/復号化器
(ADPCM)43も実質的に同等の機能と考えてよ
い。
【0038】さらに、図1のタイマ29、パルス幅変調
カウンタ(PWM)30、クロック同期型シリアルI/
O(SI/O)31、クロック非同期型シリアルI/O
(UART)32、などのペリフェラル(周辺回路)
は、システムの要求仕様に応じて複数内蔵してもよい。
【0039】本発明の実施形態であるICレコーダの録
音時の動作について、図4及び図6を参照しながら説明
する。
【0040】図4において、コンデンサ(C1)に入力
されたVIN(マイク出力信号)は、非反転入力端子をV
DD/2(シグナルグランド)に接続したオペアンプ
(OP1)及びオペアンプ(OP2)により、およそ6
0〜70dBに増幅される。オペアンプ(OP1)の電
圧利得は、反転入力端子(MIN)及び出力端子(MOU
T)のそれぞれに接続された抵抗(R1)と(R2)の
比率(R2/R1 )で表わすことができる。同様に、
オペアンプ(OP2)の電圧利得は、反転入力端子(L
IN)及び出力端子(LOUT)のそれぞれに接続された抵
抗(R3)と(R4)の比率(R4/R3)で表わすこ
とができる。すなわち、プリアンプ36の出力端子(L
OUT)の出力電圧は、次式で表わすことができる。
【0041】 VMO=VIN・(R2/R1) ∴VLO =VMO・(R4/R3) =VIN・(R2・R4/R1・R3) それぞれのオペアンプOP1,OP2には、位相補償用
コンデンサ(C2)及び(C4)が接続されている。ま
た、カップリングコンデンサ(C3)により、それぞれ
のオペアンプを交流的に直結している。
【0042】内部パス35に接続された録再機能設定レ
ジスタ(SELR)は、図6(a)に示すように8ビッ
ト構成のレジスタである。リセット解除後の有効ビット
(bfen、mdcg、brst、smp1、smp
0、wpf1、wpf0)の初期値は、“0”に設定さ
れている。各ビットヘの書き込みは、MPU22からの
転送命令またはビット操作命令などを用いてプログラマ
ブルに行う。各ビットの読み出しも同様である。
【0043】上記録再機能設定レジスタ(SELR)の
ビットwpf1及びwpf0は、ローパスフィルタ(L
PF)38の切り換え選択ビットであり、図6(b)の
真理値表のwpf1,wpf0の各ビットの値に従って
録音モード、再生モード、及びテストモードに応じたロ
ーパスフィルタ(LPF)38の切り換え設定を行う。
具体的には、デコーダ(DEC)が上記各動作モードに
応じて、入力スイッチ(SW1)39と出力スイッチ
(SW2)40の接続位置を図4に示すオペアンプ(O
P2)出力〜オペアンプ(OP3)、図5に示すD/A
変換器(DAC)出力〜オペアンプ(OP4)、及びニ
ュートラルの位置に切り換える。上記ローパスフィルタ
(LPF)38は、比較的利得応答のよいバターワース
型を用いているが、リップルをあまり考慮しないのなら
ばチェビシェフ型を用いてもよい。また、ロールオフを
急峻(-40dB/oct以上)にするために、フィルタの次数
を4次以上の高次に設定している。
【0044】なお、上記ローパスフィルタ(LPF)3
8は、抵抗、コンデンサ、及びオペアンプで構成する通
常のアクティブフィルタで実現してもよいが、音声帯域
のような低周波数を扱うことと、ICに内蔵することを
考慮すると、スイッチドキャパシタフィルタで実現した
方がよい。
【0045】上記録再機能設定レジスタ(SELR)の
ビットsmp1及びsmp0は、サンプリング周波数の
切り換え選択ビットであり、セレクタ(SEL)に入力
されるサンプリングクロック8.0kHz及び4.0k
Hzを、図6(b)の真理値表のsmp1,smp0の
各ビットの値に従って選択的に切り換えて、上記ローパ
スフィルタ(LPF)38、A/D変換器(ADC)3
7、D/A変換器(DAC)42、及び符号/復号化器
(ADPCM)43に供給する。上記サンプリングクロ
ック8.0kHz及び4.0kHzは、録音モードにお
いてSP(標準録音)モードとLP(長時間録音)モー
ドに対応している。このとき、SP(標準録音)モード
とLP(長時間録音)モードに応じて、上記ローパスフ
ィルタ(LPF)38のカットオフ周波数を切り換え
る。例えば、SP(標準録音)モード時のカットオフ周
波数を概略3.2kHz、LP(長時間録音)モード時
のカットオフ周波数を概略1.6kHzに設定する。ち
なみに、サンプリング周波数は、上記8.0kHz及び
4.0kHzの値のみに限らず、例えば、6.0kHz
と12.0kHzなどの値でも構わない。もちろん2種
類以上のサンプリングクロックを上記セレク夕(SE
L)に入力し、それらから選択できるようにしてもよ
い。
【0046】図4に示すように、上記ローパスフィルタ
(LPF)38の入力端(FIN)に接続された入力スイ
ッチ(SW1)は、上記オペアンプ(OP2)の出力側
に切り換わっている。一方、上記ローパスフィルタ(L
PF)38の出力(FOUT)に接続された出力スイッチ
(SW2)は、上記A/D変換器(ADC)37の入力
端に接続されたオペアンプ(OP3)の非反転入力側に
切り換わっている。オペアンプ(OP3)は、インピー
ダンス整合用のボルテージフォロワである。また、内部
バス35に接続されたA/D変換器(ADC)37及び
符号/復号化器(ADPCM)43はMPU22からの
指令に基づいて図示しない制御レジスタにより、A/D
変換の開始/停止及び符号化がプログラマブルに制御さ
れている。上記A/D変換器(ADC)37及び符号/
復号化器(ADPCM)43の各出力値(音声データ)
は、MPU22からの転送命令を用いてプログラマブル
に読み出されバッファ(BUFFER)44に対して直
接書き込むことができる。
【0047】特に、録音時の符号/復号化器(ADPC
M)43の出力値(音声データ)は、所定量づつ前述の
バッファ(BUFFER)44に一時的に記憶される
が、この出力値が所定量を越える毎に順次内部バス35
を介して図1のフラッシュメモリ19に書き込まれる。
同様に再生時は、フラッシュメモリ19から読み出され
た音声データが、所定量づつバッファ(BUFFER)
44に一時的に記憶され、所定量を越える毎に順次読み
出されて上記符号/復号化器(ADPCM)43に入力
される。
【0048】ところで、上記A/D変換器(ADC)3
7は、上記オペアンプ(OP1)及びオペアンプ(OP
2)の合計電圧利得が60〜70dBであることを考慮
して、すくなくとも13〜14ビット以上の分解能が必
要である。14ビットのデジタル信号に変換された音声
信号は、上記符号/復号化器(ADPCM)43におい
て、使用可能なビット数に応じた適応量子化係数が掛け
られ符号化される。
【0049】再生時の動作について、図5及び図6を参
照しながら説明する。図5において、上記録再機能設定
レジスタ(SELR)のビットwpf1及びwpf0
(図6参照)により、上記ローパスフィルタ(LPF)
38の入力端(FIN)に接続された入力スイッチ(SW
1)39は、D/A変換器(DAC)42の出力側に切
り換わっている。一方、ローパスフィルタ(LPF)3
8の出力端(FOUT)に接続された出力スイッチ(SW
2)40は、オペアンプ(OP4)の非反転入力側に切
り換わっている。さらに、上記録再機能設定レジスタ
(SELR)のビットsmp1及びsmp0(図6
(a)参照)により、録音時に設定したSP(標準録
音)モードまたはLP(長時間録音)モードに対応した
サンプリングクロックが選択されている。
【0050】オペアンプ(OP4)は、インピーダンス
整合用のボルテージフォロワである。また、内部バス3
5に接続されたD/A変換器(DAC)42及び符号/
復号化器(ADPCM)43は、図示しない制御レジス
タにより、D/A変換の開始/停止及び復号化がプログ
ラマブルに制御されている。上記D/A変換器(DA
C)42及び符号/復号化器(ADPCM)43の各入
力値は、転送命令を用いてプログラマブルに書き込むこ
とができる。実際に、符号/復号化器(ADPCM)4
3に入力する音声データは、内部バス35を介して図1
のフラッシュメモリ19から読み出す。読み出した音声
データは、符号化時のA/D変換値と同様の14ビット
のデジタル信号に復号化した後、上記D/A変換器(D
AC)42及びローパスフィルタ(LPF)38により
音声信号に変換される。
【0051】図1に示すパワーアンプ回路16について
は、電力増幅IC(U103)に新日本無線株式会社製
の型番名NJM2076Mを用いて構成したときの一例
を示している。上記電力増幅IC(U103)の各外部
端子には、BTLモノアンプ駆動ができるように、電源
(VCC、GND)、抵抗(R11)、抵抗(R12)、
コンデンサ(C11)、コンデンサ(C12)、及びト
ランジスタ(TR10)がIC(U103)のデータシ
ートの応用回路例どおりに接続されている。
【0052】図5に示すように、カップリングコンデン
サ(C13)を介して出力端子(GOUT)に接続された
可変抵抗器(VOL)の抵抗値を加減することにより、
カップリングコンデンサ(C10)及び抵抗(R10)
を介して上記電力増幅IC(U103)に入力する入力
電圧(VOUT)を微妙に調整することができる。このと
き、上記電力増幅IC(U103)の電圧利得はほぼ一
定なので、入力電圧(VOUT)に連動してスピーカ(S
P10)17の音量が変化する。
【0053】本発明の実施形態である符号/復号化器
(ADPCM)43及びバッファ(BUFFER)44
の動作を、図6(c)乃至(e)及び図7を参照しなが
ら説明する。
【0054】図7の一点鎖線で囲んだ部分が、上記バッ
ファ(BUFFER)44内部を詳細に表わしたブロッ
ク図である。
【0055】図7において、バッファ(BUFFER)
44は、SRAM(Static RandomAccess Memory )4
41と、ライトアドレスカウンタ442と、リードアド
レスカウンタ443と、ライトアドレスポインタ444
と、リードアドレスポインタ445と、録/再切り換え
用スイッチSW3〜SW6と、書込み/読み出し許可用
スイッチSW7及びSW8と、アンドゲートAND1及
びAND2とで構成されている。SRAM441は所定
量例えば1kバイトの容量を有している。
【0056】図6(a)に示す上記録再機能設定レジス
タ(SELR)のビットbfen、mdcg、及びbr
stは、上記バッファ(BUFFER)44専用に割り
当てられた制御ビットである。
【0057】図6(c)に示す最上位ビットbfen
は、SRAM441の入力端及び出力端にそれぞれ配設
された入力スイッチ(SW7)及び出力スイッチ(SW
8)のオン/オフを制御するバッファ許可ビットであ
る。 SRAM441に対する音声データの書込みまた
は読み出し制御は、上記バッファ許可ビットが“1”
(書込み/読み出し許可)のとき行う。したがって、録
音及び再生時は、上記バッファ許可ビットを“1”に設
定する。これ以外のときは、“0”(書込み/読み出し
禁止)に設定して不要なアクセスを禁止する。
【0058】図6(d)に示すビットmdcgは、録音
または再生動作に応じてスイッチ(SW3)及びスイッ
チ(SW4)を切り換えるバッファ録再切り換えビット
である。録音時は、スイッチ(SW3)及びスイッチ
(SW4)共に“録音”側に切り換える。また、再生時
は、スイッチ(SW3)及びスイッチ(SW4)共に
“再生”側に切り換える。
【0059】図6(e)に示すビットbrstは、ライ
トアドレスカウンタ442及びリードアドレスカウンタ
443を初期化するバッファリセットビットである。上
記SRAM441の先頭アドレスから音声データの書込
みまたは読み出しを行うときは、必ず上記バッファリセ
ットビットを“1”に設定して上記各カウンタ442,
443を初期化する。
【0060】次に、図7を参照してバッファ44の動作
を説明する。録音時に符号/復号化器(ADPCM)4
3から出力される音声データは、バッファ(BUFFE
R)44内のスイッチ(SW3)及びスイッチ(SW
7)を介して、サンプリングクロック毎に順次所定ビッ
ト単位(例えば4ビットづつ)でSRAM441に記憶
される。このSRAM441は、例えば1kバイトの容
量を有しているとすると、0.5kバイトづつ独立した
2つの記憶領域(記憶領域A及び記憶領域B)に分割さ
れており、どちらか一方の領域に音声データを書込んで
いるときは、もう一方の領域が読み出し専用で動作して
いる。例えば、SRAM441の記憶領域Aに上記符号
/復号化器(ADPCM)43から出力される音声デー
タを書込んでいるときは、記憶領域Bからスイッチ(S
W8)及びスイッチ(SW4)を介して、音声データを
内部バス35に読み出しフラッシュメモリ19側へ供給
することができる。このように2つの領域を交互に切り
換えて音声データを記憶することにより、SRAM44
1の各記憶領域に所定量のデータを一旦記憶した後に出
力可能となるので、サンプリング周波数にほとんど影響
されずに音声データを内部バス35に出力することがで
きる。つまり、比較的低いクロック周波数を用いた場合
でも音声データをとりこぼすことがない。少なくとも音
声データを記憶領域に書込み始めてから終了するまでの
間(例えばサンプリングクロック周期×0.5kバイ
ト)は、音声データを取りこぼすことはない。音声デー
タをADPCM43からSRAM441に書き込むとき
は、サンプリングクロック毎にカウントアップするライ
トアドレスカウンタ442のカウント値に従って記憶領
域のアドレスを順次指定する。音声データをSRAM4
41から内部バス35に読み出すときは、選択した記憶
領域のアドレスをリードアドレスポインタ445で順次
指定する。アドレスの指定は、プログラマブルに行う。
【0061】再生時にフラッシュメモリ19から符号/
復号化器(ADPCM)43に出力する音声データは、
バッファ(BUFFER)44内のスイッチ(SW3)
及びスイッチ(SW7)を介して、選択したSRAM4
41内の記憶領域のアドレスをライトアドレスポインタ
444で順次指定しながらSRAM441内の記憶領域
に書込む。アドレスの指定は、上記リードアドレスポイ
ンタ445同様にプログラマブルに行う。音声データを
SRAM441からADPCM43に読み出すときは、
サンプリングクロック毎にカウントアップするリードア
ドレスカウンタ443のカウント値に従って記憶領域の
アドレスを順次指定する。例えば、SRAM441の記
憶領域Aにフラッシュメモリ19から読み出した音声デ
ータを書込んでいるときは、記憶領域Bからスイッチ
(SW8)及びスイッチ(SW4)を介して、符号/復
号化器(ADPCM)43に音声データを出力すること
ができる。したがって、録音時と同様に、音声データを
取りこぼすことはない。
【0062】以上述べたように本発明の実施の形態によ
れば、制御手段としてのMPUと音声記録再生処理回路
とを1チップ化するに際して、符号/復号化器(ADP
CM)と内部バスとの間に、音声データを一時的に記憶
する一時記憶手段としてのバッファ(BUFFER)を
設けたので、符号化または復号化時のサンプリング周波
数にほとんど影響されずに外部から音声データを内部バ
スに入出力することができる。このため、音声データの
取りこぼしを気にすることなくフラッシュメモリなどの
記憶媒体へのアクセス、またはその他の、タイムラグの
大きな音声記録再生に係わる処理を実行することができ
る。比較的パフォーマンスの低いCPU又はMPUを用
いた場合でも、音声データを取りこぼすことなく録再処
理を実行することができる。
【0063】また、音声信号の量子化、符号/復号化、
及び音声データの記憶動作を一系統のクロックに同期さ
せて行うので、音声モード切換えなどのビットレート切
換え時に、ビットレートの増減に対応して容易にかつ速
やかに高速または低速に切り換えることができる。
【0064】〔付記〕 (付記1)少なくとも音声データ領域とインデックス情
報領域とを有する記憶媒体と、量子化された音声信号を
所定のビット数の音声データに符号化する符号化手段
と、上記音声データを復号化する復号化手段と、上記記
憶媒体に対して、上記音声データ及び該音声データに関
するインデックス情報の書き込み、または上記記憶媒体
に記憶されている該音声データに関するインデックス情
報に基づいて、上記音声データの読み出しを内部記憶手
段に格納したプログラムコードに従って制御するプログ
ラム制御手段とを備え、上記符号化手段及び復号化手段
と上記制御手段の内部バスとの間に、上記音声データを
一時的に記憶する記憶手段を配設したことを特徴とする
音声記録再生装置。
【0065】(付記2)符号化または復号化時におい
て、上記符号化手段及び上記復号化手段は上記記憶手段
に対して直接音声データの読み出しまたは書き込みを行
うことを特徴とする付記1に記載の音声記録再生装置。 (付記3)上記記憶手段からの音声データの読み出しま
たは書き込み動作は、上記符号化手段及び上記復号化手
段に供給するクロックに同期することを特徴とする付記
1に記載の音声記録再生装置。
【0066】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、音声
記録再生装置のシステム構成を簡単化することができ、
小型化でコストパフォーマンスに優れた、しかも信頼性
の高い音声記録再生装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のICレコーダのブロック
構成を示すブロック図。
【図2】一般的なICレコーダの構成を示すブロック
図。
【図3】図2のICレコーダの動作を説明するフローチ
ャート。
【図4】図1の実施形態であるICレコーダの録音時の
動作に関連した要部の具体的構成を示すブロック図。
【図5】図1の実施形態であるICレコーダの再生時の
動作に関連した要部の具体的構成を示すブロック図。
【図6】図4及び図5における、録再機能設定レジスタ
のビット構成及び各ビットの機能を説明する図。
【図7】図1のバッファ内部の構成の一例を詳細に示す
ブロック図。
【符号の説明】
1…1チップIC 18…表示部 19…フラッシュメモリ(記憶媒体) 20…操作部 21…コーデック部 22…MPU(制御手段) 35…内部バス 43…符号/復号化器(符号化手段及び復号化手段) 44…バッファ(一時記憶手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも音声データ領域とインデックス
    情報領域とを有する記憶媒体と、 入力された音声信号を音声データに符号化する符号化手
    段と、 上記音声データを復号化する復号化手段と、 上記記憶媒体に対して、上記音声データ及び該音声デー
    タに関するインデックス情報の書き込み、または上記記
    憶媒体に記憶されている該音声データに関するインデッ
    クス情報に基づいて上記音声データの読み出しを内部記
    憶手段に格納したプログラムコードに従って制御する制
    御手段と、 上記符号化手段及び復号化手段と上記制御手段の内部バ
    スとの間に設けられ、上記音声データを一時的に記憶す
    る一時記憶手段と、 を具備することを特徴とする音声記録再生装置。
  2. 【請求項2】符号化または復号化の際、上記符号化手段
    及び上記復号化手段は上記一時記憶手段に対して直接音
    声データの読み出しまたは書き込みを行うことを特徴と
    する請求項1に記載の音声記録再生装置。
  3. 【請求項3】上記一時記憶手段からの音声データの読み
    出しまたは書き込み動作は上記符号化手段及び上記復号
    化手段のうち少なくとも一方に供給するクロックに同期
    することを特徴とする請求項1に記載の音声記録再生装
    置。
JP2000186665A 2000-06-21 2000-06-21 音声記録再生装置 Pending JP2002006887A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000186665A JP2002006887A (ja) 2000-06-21 2000-06-21 音声記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000186665A JP2002006887A (ja) 2000-06-21 2000-06-21 音声記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002006887A true JP2002006887A (ja) 2002-01-11

Family

ID=18686787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000186665A Pending JP2002006887A (ja) 2000-06-21 2000-06-21 音声記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002006887A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002073602A1 (fr) * 2001-03-14 2002-09-19 Sanyo Electric Co., Ltd. Unite de reproduction de donnees
JP2007266888A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Audio Technica Corp コンデンサマイクロホン

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0294200A (ja) * 1988-09-30 1990-04-04 Sanyo Electric Co Ltd 音声録音再生装置
JPH10320513A (ja) * 1997-05-22 1998-12-04 Olympus Optical Co Ltd 記録再生装置
JP2000022623A (ja) * 1998-07-03 2000-01-21 Hitachi Ltd 移動体通信端末用lsi

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0294200A (ja) * 1988-09-30 1990-04-04 Sanyo Electric Co Ltd 音声録音再生装置
JPH10320513A (ja) * 1997-05-22 1998-12-04 Olympus Optical Co Ltd 記録再生装置
JP2000022623A (ja) * 1998-07-03 2000-01-21 Hitachi Ltd 移動体通信端末用lsi

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002073602A1 (fr) * 2001-03-14 2002-09-19 Sanyo Electric Co., Ltd. Unite de reproduction de donnees
JP2007266888A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Audio Technica Corp コンデンサマイクロホン
JP4669804B2 (ja) * 2006-03-28 2011-04-13 株式会社オーディオテクニカ コンデンサマイクロホン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1542588B (zh) 能够在无源状态下访问数据的计算机系统及方法
JP2002006887A (ja) 音声記録再生装置
US7453515B2 (en) Data processing device for controlling audio recording and picture taking
JP2001075597A (ja) 音声記録再生装置
JP2001235566A (ja) 半導体レコーダ
US20040141727A1 (en) Recording apparatus
JP3727689B2 (ja) ディジタル音声記録再生装置
US20040001155A1 (en) Data recording and reproducing apparatus
US20040018004A1 (en) Audio recording and playback device
JPH0981524A (ja) 携帯型電子機器
JP2008282277A (ja) 音声記憶再生装置
JP2002344646A (ja) データ通信装置
JP2000267697A (ja) 音声記録再生装置
JPS6258080B2 (ja)
JP2001142647A (ja) アナログ入力装置及びアナログ出力装置
JPH0950299A (ja) 音声記録再生装置
JPS59193387A (ja) 音声記憶機能付電子時計
KR100772326B1 (ko) 휴대용 전자 장치용 오디오 컨트롤러
JP2001060304A (ja) データ再生装置
KR19980026673A (ko) 저장용 메모리를 사용한 고성능 음성 기록장치
JP2002222587A (ja) 音声再生装置
JP2002073087A (ja) 音声記録再生装置
JPH10301825A (ja) 情報再生装置
JPH06131894A (ja) 音声録音再生装置
JP2001188562A (ja) 音声記録再生装置、周辺装置、これら装置を備える音声記録再生システムおよび音声データ処理プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100406