JP4436558B2 - 音声記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声情報をデジタル処理して記録媒体に記録する音声記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、音声信号のデジタル符号化技術の進展と半導体記録素子の記録容量の高容量化に伴い、音声信号をデジタル符号化し、そのデジタル音声符号データを半導体フラッシュメモリーや着脱式カード型半導体メモリー等の半導体記録媒体に記録し、その半導体記録媒体に記録されたデジタル音声符号データを基に音声を再生する音声記録再生装置が商品化されている。
【0003】
上記のような音声記録再生装置では、録音釦が操作されてから停止釦が操作されるまでの音声符号データを一つのファイルとし、このファイルを記録される順に新規ファイルとして半導体記録媒体に記録していく、という記録方法(以後、通常記録と称する)を採ることが多い。一方、これとは異なり、録音釦が操作されたときのファイルにおける停止位置に、録音釦が操作されたときから停止釦等が押されて記録が停止するまでの音声符号データを新規ファイルは作成せずに、上記停止位置に挿入記録する記録方法(以後、挿入記録と称する)、あるいは、上記停止位置より後の音声符号データを新規ファイルは作成せずに録音釦が操作されたときから停止釦等が押されて記録が停止するまでの音声符号データに置き換えて記録する記録方法(以後、上書き記録と称する)を採用した音声記録再生装置も実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、挿入記録あるいは上書き記録で音声符号データを記録する音声記録再生装置において、新規なファイルとして音声符号データを記録しようとした場合には、既存のファイルの最終ファイル番号を検索し、その最終既存ファイルの次のファイル番号を特定してから記録動作を行う必要があった。また、新規記録を開始しようとしたときに記録中、あるいは再生中であったりしたときには、さらにそれらを停止するといった動作も必要となり、新規記録を行うための動作が煩雑となり録音チャンスを逸してしまうという問題があった。
【0005】
本発明はかかる問題に鑑み、挿入記録あるいは上書き記録を行う音声記録再生装置においても簡単な操作で新規ファイルとして音声符号データを記録することが可能な音声記録再生装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の音声記録再生装置は、入力された音声信号を音声符号データに変換する変換手段と、ファイルを単位として上記音声符号データを記録媒体に記録する記録手段と、上記音声符号データの記録媒体への記録の開始および停止を指示する指示手段と、新規記録を指示する新規記録指示手段と、上記音声符号データの上記記録媒体への記録中に上記新規記録が指示されたときには、上記音声符号データの記録を停止し、上記音声符号データを含むファィルとは異なる新たなファイルとして音声符号データの上記記録媒体への記録を開始するように制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
【0007】
本発明の音声記録再生装置は、新たな音声符号ファイルが作成できるか否かを判断する判断手段と、上記制御手段は、上記判断手段により、新たなファイルの作成ができないと判断された場合には警告を行うとともに新たなファイルの作成を禁止するように制御することを特徴とする。
【0008】
本発明の音声記録再生装置の判断手段は、上記記録媒体に記録可能なファイル数、あるいは上記ファイルを管理するフォルダに記録可能なファイル数を基に新たなファイルが作成できるか否かを判断することを特徴とする。
【0009】
本発明の音声記録再生装置により、記録媒体に音声符号データが既に記録されているファイルエリアに他の音声符号データを上書き及び挿入録音操作中に新規記録指示用釦を操作するのみで、上書き又は挿入記録動作を中断させて、その新規音声符号データを未記録ファイルエリアに新規ファイルとして記録させることが速やかに実行できるようになった。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明にかかる音声記録再生装置の一実施形態の構成を示すブロック図で、図2は本発明の音声記録再生装置に用いる半導体記録媒体のファイル構成を示す説明図で、図3は本発明の音声記録再生装置のメイン動作を説明するフローチャートで、図4は本発明の音声記録再生装置の再生動作を説明するフローチャートで、図5は本発明の音声記録再生装置の新規記録動作を説明するフローチャートで、図6は本発明の音声記録再生装置の挿入記録動作を説明するフローチャートで、図7は本発明の音声記録再生装置の上書き記録動作を説明するフローチャートである。
【0011】
図1を用いて本発明の音声記録再生装置の全体構成を説明する。マイクロフォン11で集音され、電気信号に変換されたアナログの音声信号は、増幅器12で所定の大きさに増幅され、かつ、ローパスフィルタ13で不要ノイズ成分を除去されて、アナログ・デジタル変換器(以下、A/Dコンバータと称する)14でデジタル音声信号に変換されデジタル信号処理部15に供給される。このデジタル信号処理部15は、前記A/Dコンバータ14から供給されたデジタル音声信号をデジタル符号化された音声データ(以下、音声符号データと称する)に変換する符号化機能と、この音声符号化データをデジタル音声信号に復調する復調化機能を有している。前記デジタル信号処理部15で復調化されたデジタル音声信号は、デジタル・アナログ変換器(以下、D/Aコンバータと称する)16でアナログ音声信号に変換され、ローパスフィルタ17で不要ノイズ成分を除去し、増幅器18で所定の大きさに増幅されて、スピーカ19に供給される。
【0012】
前記デジタル信号処理部15には、前記マイクロフォン11乃至A/Dコンバータ14からの音声信号を音声符号データに変換する符号化動作と、音声符号データをD/Aコンバータ16乃至スピーカ19から出力する音声符号データを複調化動作とを制御するシステム制御部20が接続されている。さらに、前記システム制御部20には、前記音声符号データを記録するフラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリで構成される記録媒体21が接続されている。
【0013】
このシステム制御部20は、音声記録再生装置全体の駆動を制御するマイクロコンピュータで構成され、前記デジタル信号処理部15の符号化及び復号化動作の制御と、前記記録媒体21に記録する音声符号データのファイルアドレスや音声符号データを読み出す際のファイルアドレスの指定制御と、及び後述する各種駆動制御を行うものである。
【0014】
さらに、前記システム制御部20には、操作釦群22と、表示器駆動回路23を介して表示器24と、及び新規記録釦(NEW)25が接続されている。
【0015】
前記操作釦群22は、音声記録再生装置の音声記録、再生及び編集等の動作指示を入力するための複数のボタンスイッチからなっており、それらボタンスイッチには、動作メニューを選択するメニュー釦(MENU)22a、音声記録動作を指示する記録釦(REC)22b、音声再生動作を指示する再生釦(PLAY)22c、音声記録再生動作を停止させる停止釦(STOP)22d、音声記録再生中にファイルをフォワードスキップする先送り釦(FF)22e、並びにファイルをバックスキップする戻し釦(REW)22f、及び記録媒体に記録されている音声符号データを消去させる動作を指示する消去釦(ERASE)22gを有している。なお、この操作釦群22には、図示している各種釦22a〜22g以外に、例えば、音声記録時のモノラルまたステレオ録音の切り替え、及び記録済みの音声符号データの編集等の動作操作モード用の釦が配置されている。
【0016】
また、ファイルの選択は、記録、再生等の停止中にFF22e及びREW22fを用いて行うことができる。
【0017】
前記表示器駆動回路23は、前記システム制御部20からの制御信号と表示信号の基で、前記表示器24を駆動制御して、音声記録再生装置の各種動作及び操作等のモードや状態を表示させる。なお、表示器24は、液晶表示パネルが用いられている。
【0018】
前記新規記録釦(NEW)25は、本発明にかかる音声記録再生装置の固有の操作釦で、詳細は後述するが、前記記録媒体21に既に記録されている音声符号データに新たな音声符号データを上書き又は挿入記録させている際に、その新たな音声符号データを記録媒体21の新しいファイルアドレスに記録させるための動作指示釦である。
【0019】
次に、前記記録媒体21に記録される音声符号データのファイルについて図2を用いて説明する。
【0020】
前記音声符号データは、再生や編集操作を行いやすいように、記録される音声符号データは、ファイルとして扱われ、例えば、複数ファイル#1〜#nを1つのフォルダ1(21a)としており、このような複数のファイル#1〜#nを有するフォルダ1(21a)を複数フォルダ2〜n(21b〜21n)を有するように構成されている。フオルダ21a〜21nの各ファイルにはファイル番号#1〜#nが付けられて序列されている。
【0021】
なお、前記記録媒体21に記録できるファイルの最大ファイル数は、前記表示器24への表示、ファイル管理、及び使い勝手等から制限が設けられていることが多く、本実施形態では、1フォルダあたり199ファイルまでとし、3つのフォルダとすると597のファイルとなる。なお、これらの条件は単なる一例であり、例えばフォルダを無くして全体で999ファイルとしたり、あるいはフォルダを二つにしてフオルダ毎の制限は設けずに全体で300ファイルまでというように諸般の事由により適宜設定することが可能である。
また、前記記録媒体21は、フラシュメモリ等の不揮発性半導体メモリを音声記録再生装置に内蔵させたり、または、着脱可能とするカード化されたものの、いずれの場合でも適用でき、さらに、前記不揮発性半導体メモリ以外に、磁気ディスクや光磁気ディスク等を用いることも可能である。
【0022】
次に、図3を用いて本発明の音声記録再生装置のシステム制御部20によるメイン動作について説明する。
【0023】
本発明の音声記録再生装置に図示していない駆動電源が接続され、前述の各種電気回路、デジタル信号処理部15、システム制御部20及び表示器24に駆動電源が供給されると、図3に示すメイン動作が起動し、ステップS1でシステム制御部20の条件や記録媒体21の音声符号データの書込及び読み出し条件等の初期設定を行い、前記操作釦群22による操作指示待機状態になる。
【0024】
前記操作釦群22のいずれかの釦が押されると、それぞれの釦の動作フローに移り、操作者が指示した動作を行うことができる。
【0025】
ステップS2でMENU22aが押されたと判定すると、ステップS3のMUNU処理においてメニュー設定を行う。メニュー設定では、標準モード、長時間モード等の記録モードの設定、ビープ音のON/OFFの設定、内蔵時計の設定、マイク感度の設定等の各種設定の他、後述する挿入記録あるいは上書き記録等の記録方式の設定もここで行っておくことができる。
【0026】
次に、ステップS4で、前記PLAY22cが押されたと判定すると、ステップS5で前記表示器24に再生モードと再生音声符号データのファイル番号を表示すると共に、前記記録媒体21から指定されたファイル番号の音声符号データを読み出し、前記デジタル信号処理部15で音声符号データからデジタル音声信号に復号化処理し、そのデジタル音声信号を前記D/Aコンバータ16でアナログ音声信号に変換して、ローパスフィルタ17と増幅器1で所定の信号処理を行いスピーカ19から再生音声を出力する再生モードが実行される。
【0027】
次に、ステップS6でREC22bが押されたと判定されると、ステップS7で、記録モードと前記記録媒体21の音声符号データを記録するファイル番号の表示を行うと共に、前記マイクロホン11から出力されたアナログ音声信号を増幅器12及びローパスフィルタ13で所定の信号処理を行い、A/Dコンバータ14でデジタル音声信号に変換し、前記デジタル信号処理部15でデジタルの符号化を行い音声符号データを生成する。その音声符号データを前記記録媒体21の所定のファイル番号に書込記録する記録動作が実行される。
【0028】
次に、ステップS8でFF22eが押されたと判定されると、ステップS9で前記表示記24に前記記録媒体21の音声符号データが記録されているファイル番号を表示すると共に、前記記録媒体21のファイル番号を順方向選択操作が実行される。
【0029】
次に、ステップS10でREW22fが押されたと判定されると、ステップS11で前記記録媒体21の音声符号データが記録されているファイル番号を表示すると共に、前記記録媒体21のファイル番号を逆方向選択操作が実行される。
次に、ステップS12でERASE22gが押されたと判定されると、ステップS13で前記表示器24に現在選択されているファイル番号を表示させると共に、その選択されている音声符号データの消去が実行される。
【0030】
前記ステップS3のメニュー動作、ステップS5の再生動作、ステップS7の記録動作、ステップS9の順方向選択動作、ステップS11の逆方向選択動作、及びステップS13の消去動作がそれぞれ終了すると、前記待機状態に戻る。
【0031】
なお、前記ステップS2〜S13を実行中に前記STOP22dが押されると、その実行処理を中断して、待機状態となる。
【0032】
次に、前記ステップS5の再生動作について、図4を用いて詳述する。前記ステップS4でPLAY22cが押されると前記ステップS5の再生動作に移行する。このステップS5の再生動作に移行されると、ステップS21で、現在選択されているファイル番号の音声符号データが読み出されて、再生動作を開始する。このステップS21の再生動作が開始されると、ステップS22で、REC22bが押されたか判定する。前記REC22bが押されていないと判定されると、ステップS26でSTOP22dが押されたか判定する。STOP22dが押されたと判定されると、ステップS28に移行して、再生動作を終了し、STOP22dが押されていない判定されると、ステップS27で再生中の音声符号データは、その音声符号データを記録しているファイルの終わりか判定し、ファイルの終わりでない場合には、前記ステップS22に戻り、ファイルの終わりであると判定されるとステップS28の再生終了が実行されて、前述の図3の待機状態へと戻る。
【0033】
すなわち、再生釦のPLAY22cが操作されると、停止釦のSTOP22dが操作されるか、又は再生しているファイルの音声符号データが終了するまでの間、音声符号データを復号化し、かつ所定のアナログ音声信号に変換してスピーカ19から音声再生する。
【0034】
前述の音声符号データの再生中に前記ステップS22で録音釦のREC22bが操作されたと判定されると、ステップS23で、再生されている音声符号データに新たな音声符号データを挿入記録するのか、又は再生されている音声符号データに変えて新たな音声符号データを上書き記録するのか判定する。挿入記録であると判定されるとステップS24の挿入記録モードが実行され、上書き記録と判定されるとステップS25の上書き記録モードが実行される。
【0035】
このステップS24の挿入記録とステップS25の上書き記録の詳細動作は後述する。
【0036】
次に、図5を用いて前記ステップS7の新たな音声符号データを記録する録音動作について説明する。
【0037】
前記ステップS6で記録釦であるREC22bが操作され、前記ステップS7の記録動作に移行すると、ステップS31で、前記記録媒体21の音声符号データが記録されていないメモリ残量があるか否か判定する。その未記録メモリ残量がゼロの場合は、ステップS33で、前記表示器駆動回路23を介して、前記表示器24に記録媒体21のメモリ残量がない旨のエラー表示を行い、前記メイン処理に戻る。
【0038】
前記ステップS31で前記記録媒体21の未記録メモリ残量がある場合には、ステップS32で、新たに記録する音声符号データのファイルが作成できるか否かを判定する。この音声記録再生装置においては、前述したように、記録媒体21の各フォルダ21a〜21nと各フォルダ内のファイル番号の若い順に音声符号データを順次記録するようになっている。
【0039】
このため、新たに記録する音声符号データは、既に記録されたファイル番号の次のファイル番号に記録される。そのため、既に音声符号データが記録されたファイル番号の総数が、事前設定されている総ファイル番号数の最大ファイル数であるか判定する。
【0040】
つまり、新たに記録されるファイル番号が最大ファイル数未満であるならば記録が可能で、ステップS34以降が実行でき、最大ファイル数と同じであるとステップS33で、表示部24に記録媒体21のファイル数の残量がない旨エラー表示させる。
【0041】
前記ステップS32で新たに記録する音声符号データのファイル番号が最大ファイル数未満であると判定されると、ステップS34で、新規ファイル番号を付して、記録を開始する。
【0042】
次に、ステップS35で新規記録釦であるNEW25が押されたか判定し、NEW25が押されたと判定されると、ステップS36以降が実行される。NEW25が押されていないと判定されると、ステップS39で前記記録媒体21のメモリ残量があるか判定し、メモリ残量が無くなるとステップS40で、前記表示器24に記録媒体21に音声符号データを記録するためのメモリ残量不足のエラー表示を行い、ステップS42でその音声符号データの記録動作を終了させる。記録媒体21のメモリ残量がある場合には、ステップS41で、停止釦であるSTOP22dが押されたか判定し、STOP22dが押されていないとステップS35に戻りステップS35,S39,S41の処理を繰り返す。ステップS41でSTOP22dが押されたと判定されると、ステップS42で新規音声符号データの記録を終了させ、前記メイン処理に戻る。
【0043】
前記ステップS35でNEW25が押されたと判定されると、ステップS36で、前記記録媒体21に既に記録されている音声符号データのファイル総数を記録媒体21に予め設定されている最大ファイル数と比較し、新たに記録するファイル番号が最大ファイル数以内か判定し、最大ファイル数を越えると判定された場合は、ステップS38で前記表示器24に新規ファイル番号は最大ファイル数を越える旨のエラー表示を行い、前記ステップS39に戻り、新規ファイル番号が最大ファイル数以内と判定されると、ステップS37で現在記録しているファイル番号への記録を終了させて、ステップS34に戻り、新たなファイル番号に音声符号データの記録を開始する。
【0044】
次に、前記ステップS24(図4参照)の再生中に新たな音声符号データをその再生している音声符号データに挿入記録する際の動作について図6を用いて説明する。
【0045】
挿入記録動作に移行すると、ステップS51で前記記録媒体21のメモリ残量を検出しメモリー残量が無いと判定されると、ステップS52で表示器24にエラー表示を行い、メモリ残量があるとステップS53で新たな音声符号データを前記REC22bを押した再生位置に挿入記録を開始する。
【0046】
次に、前記ステップS53の挿入記録中に、ステップS54で新規記録釦であるNEW25が押されたか判定し、NEW25が押されていないと判定されると、ステップS58で、記録媒体21のメモリ残量をチェックし、メモリ残量が無い場合には、ステップS59で前記表示器24にメモリ残量不足のエラー表示を行い、メモリ残量がある場合には、ステップS60で停止釦であるSTOP22dが押されたか判定し、STOP22dが押されていないと前記ステップS54に戻る。前記ステップS59のエラー表示が行われ、又は前記ステップS60のSTOP22dが押されると、ステップS61で挿入記録を終了させて、前記メイン処理に戻る。
【0047】
前記ステップS54で、NEW25が押されたと判定されると、ステップS55で、前記記録媒体21の既に記録されているファイルの総数と予め設定されている最大ファイル数とを比較し、挿入記録している音声符号データを新規記録として記録する新規ファイル番号が前記最大ファイル数以内が判定し、新たなファイル番号が最大ファイル数を越える場合には、ステップS57で前記表示器24に新規記録できない旨のエラー表示を行い、前記ステップS58に戻り、挿入記録を継続させる。前記ステップS55で、新規ファイル番号に記録可能と判定されると、前記ステップS56で再生中のファイル番号への挿入記録を終了させて、前記ステップS34(図5参照)以降の新規ファイル番号への記録処理に移行する。
【0048】
次に、前記ステップS25(図4参照)の再生中に新たな音声符号データをその再生している音声符号データに上書き記録する際の動作について、図7を用いて説明する。
【0049】
上書き記録動作に移行すると、ステップS71で前記記録媒体21のメモリ残量を検出しメモリー残量が無いと判定されると、ステップS72で表示器24にエラー表示を行い、メモリ残量があるとステップS73で新たな音声符号データを前記REC22bを押した再生位置から上書き記録を開始する。
【0050】
次に、前記ステップS73の上書き記録中に、ステップS74で新規記録釦であるNEW25が押されたか判定し、NEW25が押されていないと判定されると、ステップS78で、記録媒体21のメモリ残量をチェックし、メモリ残量が無い場合には、ステップS79で前記表示器24にメモリ残量不足のエラー表示を行い、メモリ残量がある場合には、ステップS80で停止釦であるSTOP22dが押されたか判定し、STOP22dが押されていないと前記ステップS74に戻る。前記ステップS79のエラー表示が行われ、又は前記ステップS80のSTOP22dが押されると、ステップS81で上書き記録を終了させて、前記メイン処理に戻る。
【0051】
前記ステップS74で、NEW25が押されたと判定されると、ステップS75で、前記記録媒体21の既に記録されているファイル総数と予め設定されている最大ファイル数とを比較し、上書き記録している音声符号データを新規記録として記録する新規ファイル番号が前記最大ファイル数以内か判定し、新たなファイル番号が最大ファイル数を越える場合には、ステップS77で前記表示器24に新規記録できない旨のエラー表示を行い、前記ステップS78に戻り、上書き記録を継続させる。前記ステップS75で、新規ファイル番号に記録可能と判定されると、ステップS76で前記ステップS73の再生中のファイル番号への上書き記録を終了させて、前記ステップS34(図5参照)以降の新規ファイル番号への記録処理に戻る。
【0052】
すなわち、再生動作中に新たな音声符号データをその再生中の音声符号データが記録されているファイル番号のエリアに挿入又は上書き記録させている間に、その挿入又は上書き記録を中止して、新しい記録データとして新しいファイル番号のエリアに記録させる場合に、新規記録釦であるNEW25をオン操作するのみで、直ちに前記挿入又は上書き記録を停止して、その停止後の音声符号データを新しいファイル番号エリアに記録することができる。
【0053】
なお、新規記録釦NEW25は、上述した機能の他にも、記録又は再生等が停止されていて待機状態にある場合、あるいは再生状態において押された場合には、現在の停止位置あるいは再生位置に関わらず新規記録の準備状態に移行する機能を有する。
【0054】
すなわち、NEW25を押すと、新たに記録しようとする新規ファイル番号が最大ファイル数を超えるか否かを判定し、新規ファイル番号が最大ファイル数以内ならば新規記録準備状態に移行し(再生状態の場合には再生を停止し)、次にREC22bが押されたらそれ以降の音声符号データを新規ファイルとして記録媒体21に記録するように構成されている。新規ファイル番号が最大ファイル数を超えると判定された場合には、その旨を警告表示する。
【0055】
また、上述の音声記録再生装置では、記録又は再生が停止されている待機状態あるいは再生状態から新規記録を開始するには、新規記録釦NEW2を押した後REC22bを押すように構成されているが、REC22bを押す動作を省略して、上記待機状態あるいは再生状態において、新規記録釦NEW25を押すと新規記録を開始するまでを行うようにすれば操作を簡略化することができる。
【0056】
【発明の効果】
上述したように本発明によれば、挿入記録あるいは上書き記録を行う音声記録再生装置においても簡単な操作で新規ファイルとして音声符号データを記録することが可能な音声記録再生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる音声記録再生装置の一実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の音声記録再生装置に用いる半導体記録媒体のファイル構成を示す説明図。
【図3】本発明の音声記録再生装置のメイン動作を説明するフローチャート。
【図4】本発明の音声記録再生装置の再生動作を説明するフローチャート。
【図5】本発明の音声記録再生装置の新規記録動作を説明するフローチャート。
【図6】本発明の音声記録再生装置の挿入記録動作を説明するフローチャート。
【図7】本発明の音声記録再生装置の上書き記録動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
11…マイクロフォン
12、18…増幅器
13、17…ローパスフィルタ
14…アナログ・デジタル変換器(A/Dコンバータ)
15…デジタル信号処理部
16…デジタル・アナログ変換器(D/Aコンバータ)
19…スピーカ
20…システム制御部
21…記録媒体
22…操作釦群
23…表示器駆動回路
24…表示器
25…新規記録釦

Claims (3)

  1. 入力された音声信号を音声符号データに変換する変換手段と、
    ファイルを単位として上記音声符号データを記録媒体に記録する記録手段と、
    上記音声符号データの記録媒体への記録の開始および停止を指示する指示手段と、
    新規記録を指示する新規記録指示手段と、
    上記音声符号データの上記記録媒体への記録中に上記新規記録が指示されたときには、上記音声符号データの記録を停止し、上記音声符号データを含むファィルとは異なる新たなファイルとして音声符号データの上記記録媒体への記録を開始するように制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする音声記録再生装置。
  2. 新たなファイルが作成できるか否かを判断する判断手段と、
    上記制御手段は、上記判断手段により、新たなファイルの作成ができないと判断された場合には警告を行うとともに新たなファイルの作成を禁止するように制御することを特徴とする請求項1に記載の音声記録再生装置。
  3. 上記判断手段は、上記記録媒体に記録可能なファイル数、あるいは上記ファイルを管理するフォルダに記録可能なファイル数を基に新たなファイルが作成できるか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の音声記録再生装置。
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