JP3015032B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP3015032B2 JP63018801A JP1880188A JP3015032B2 JP 3015032 B2 JP3015032 B2 JP 3015032B2 JP 63018801 A JP63018801 A JP 63018801A JP 1880188 A JP1880188 A JP 1880188A JP 3015032 B2 JP3015032 B2 JP 3015032B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録装置、特に記録媒体に対して記録を行う
記録装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、記録装置においては、複数の記録モードを有す
る記録装置、例えば、既に記録済の映像に対して後から
対応する音声を記録するモード(以後、Aアフレコ(オ
ーデイオオフターレコーデイング)モードと呼ぶ)、既
に記録済の音声に対して後から対応する映像を記録する
モード(以後、Aプリレコ(オーデイオプリレコーデイ
ング)モードと呼ぶ)、映像と音声を対応させながら同
時に記録するモード(以後、AV同時記録モードと呼ぶ)
等のモードを持ち、切替スイツチによって記録モードを
選択設定し、記録を行う装置が知られている。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら、かかる従来の記録装置においては、記
録に先だって記録媒体の記録状態を再生確認した上で記
録モードを選択する必要があり、極めて繁雑であった。
即ち記録媒体に音声信号あるいは映像信号の一方のみ
が記録されている場合には使用者は予めこれを確認し、
その対となるべき情報を記録するモードを設定しなけれ
ばならず、手間がかかるという問題点があった。
前述の説明においては解り易くするため音声記録モー
ドと映像記録モードとを有する記録装置を例にとって説
明したが上述した問題点はかかる装置に限らず、複数の
種類の情報を記録する記録モード、特に互いに対となる
べき情報を記録するモードを有する装置に同様に発生す
る問題点であった。
本発明はかかる問題点を解消し使い易い記録装置を提
供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本発明の記録装置は上述の目的を達成するために記録
媒体に記録された情報が、関連する音声情報の記録され
ていない映像情報であるかを検出する検出手段(実施例
では第4図のフローチャートに詳細を示す第1図のS30
3、及びS306、S308を実行する第3図示のコントローラ2
0に相当する)、 該検出手段の検出に応じ、前記記録媒体に既に記録さ
れた映像情報に対し、対応する音声情報の記録を行う第
1の記録モードを設定する設定手段(同じく第1図のS3
06,S308のステツプにしたがってS309に示されるAアフ
レコモードをセットするコントローラ20)とを有するこ
とを特徴とする。
〔実施例〕
以下説明する本発明の実施例においては記録媒体とし
て磁気デイスクを取り扱う装置が説明されるが、本発明
は媒体の種類に限定されるものではなく、他の種々の媒
体、光デイスクやテープ状記録媒体、半導体メモリ等の
固体メモリを取り扱う装置であってもよい。
以下図面を用いて本発明の実施例について詳述する。
第2図,第3図は本発明の実施例の装置の夫々記録部、
再生部の構成を示すブロツク図である。
第2図において1は入力された映像信号を画像メモリ
2に格納するに適した形態に変換する映像記録回路。
3はメモリ2から読み出された映像信号に対し、所定
のプリエンフアシスをかけるプリエンフアシス回路、4
は音声信号をサンプリングするサンプリング回路、5は
サンプリング回路4によりサンプリングされた音声信号
をデジタル信号に変換するA/D変換回路、6はA/D変換回
路5によりA/D変換された音声信号を記憶する音声メモ
リ、7はメモリ6によって記憶された音声信号が読み出
された際に、読み出されたデジタル音声信号をアナログ
信号に変換するD/A変換器、8はD/A変換器7によってD/
A変換された信号に後述するフラグ及びコントロールコ
ードを付加する加算器である。9と3と同様のプリエン
フアシス回路、10はプリエンフアシス回路3,9を切り換
えるスイツチ回路、11はスイツチ回路10を介して出力さ
れた信号を記録媒体への記録に適した形態に変換するた
めの回路で、本実施例ではFM変調回路である。12は磁気
ヘツドHを移動させるヘツド駆動回路及びヘツド移動用
の機構である。13,14は音声メモリ6の夫々書き込みア
ドレス,読み出しアドレスを制御するアドレスカウン
タ、18,19は夫々アドレスカウンタ13,14が計数するクロ
ツクを発生する発振器である。アドレスカウンタ13,14
は音声メモリ6に対し、書き込み速度に対して読み出し
速度を高速にすることに依り、音声信号の時間軸圧縮を
行う。15,16は夫々フラグ発生回路、コントロールコー
ド発生回路、17は磁気デイスクDあるいはスピンドルモ
ータMの回転を検出するセンサSの信号からこれらの回
転位相を示すタイミング信号を発生するタイミング発生
回路、21はシステムコントローラ20の動作に必要な情報
が格納されているメモリ、22はシステムコントローラ20
の動作状態を表示する表示装置、23はシステムコントロ
ーラ20へ各動作の指令を入力するスイツチ群である。34
は各トラツクに記録されるトラツク番号、各トラツクに
記録されている情報が映像信号であるか音声信号である
かを示すデータ、映像信号である場合にはフイールド記
録された映像信号であるかフレーム記録された映像信号
であるかを示すデータ等のIDデータを例えばDPSK変調す
る回路、36は記録用アンプである。
以上の様に記録部は構成されるわけであるが次に再生
部の構成について第3図を用いて説明する。第2図に示
した要素と同一の構成要素については同一の符号を付し
説明を省略する。
第3図において37はヘツドHの再生出力を増幅するプ
リアンプ、24はFM復調回路、25,27はデイエンフアシス
回路であり、夫々プリエンフアシス回路3,9とエンフア
シス特性とは逆の特性を有している。26は画像メモリ2
に記憶された画像信号をモニタで可視像として再生出来
る信号を処理する映像再生回路であり、システムコント
ローラ20からの出力に応じて再生された映像信号をミユ
ートする機能を有する。28,29はそれぞれA/D,D/A変換回
路である。26′は第2図示の記録回路1に入力すべき信
号をそのままモニタに出力するためのスイツチ回路であ
る。31,32は夫々プラグ及びコントロールコードを検出
する検出回路、38はヘツドHの出力を検出し、空きトラ
ツクであるか否かを判断する空トラツク検出回路、39は
ID変調回路34により変調されたID信号を復調するID復調
回路、50はD/A変換器29の出力の高周波成分を除去する
ローパスフイルタである。
次にここで本実施例における音声信号のフラグ及びコ
ントロールコード等の記録フオーマツトについて簡単に
説明する。
第8図(a)に磁気デイスク上に形成されるトラツク
に記録されている音声トラツクの1つを示す。音声トラ
ツクは、1トラツクが4つのセクタS1〜S4に分割されて
おり、その各セクタのフオーマツトは、第8図(b)に
示すようになっている。1つのセクタには、開始位置に
スタートフラグSFとして音声セクタのスタート信号が記
録され、次にコントロールコードとして音声信号の時間
軸圧縮率、音声信号の対応する映像信号トラツク番地、
また音声信号が複数トラツクにわたって連続して記録さ
れている場合には、音声記録の開始されたトラツク番地
と次に続く音声信号が記録されているトラツク番地など
が音声信号トラツク再生用のコントロールコードとして
記録されている。また複数トラツクに連続した音声信号
が記録されている場合、これを1つのまとまりと考え、
以下これを音声の1シーケンスと称することとする。ま
た単一のトラツクのみで音声信号の記録を完結している
場合についても、これを1シーケンスと呼ぶことにす
る。
次に以上の様に構成された実施例の動作について第1
図,第4図に示すシステムコトローラ20のフローチヤー
トを用いて説明する。
システムコントローラ20はビデオ信号出力のミユート
を含む初期化を終えた後(S301)、磁気デイスクDがロ
ーデイングされた又はされていることを確認すると(S3
02)、プリスキヤン(S303)(第4図)を行う。以下第
4図に沿って明する。
システムコントローラ20は、スピンドルモータMを起
動させ、ヘツド駆動回路12により磁気ヘツドHを磁気デ
イスクD上の最初のトラツク位置へ移動させる(S40
1)。再生された信号は、プリアンプ37を介してFM復調
回路24、空トラツク検出回路38、ID復調回路39に入力さ
れるシステムコントローラ。20は検出回路38より入力さ
れた空トラツク検出信号から、このトラツクが記録済か
未記録かを判別し、未記録(空トラツク)ならば、空ト
ラツクコードをセツトし、トラツク番号と共にメモリ21
に格納する(S403)。記録済であれば、システムコント
ローラ20はID復調回路39から入力されたビデオ検出信号
から、このトラツクがビデオ記録されているか否かを判
別し(S404)、ビデオトラツクであるならば、システム
コントローラ20は39より入力されるID信号の中のフレー
ム/フイールド信号を判別する(S405)。システムコン
トローラ20はフレームならばフレームVトラツクコード
を(S406)、そうでなければフイールドVトラツクコー
ドを(S407)セツトし、トラツク番号と共にメモリ21に
格納する。一方、S404において、ビデオトラツク(映像
信号が記録されているトラツク)でないと判別されたな
らば、システムコントローラ20はこのトラツクがオーデ
イオトラツク(音声信号が記録されているトラツク)か
否かを判別する。FM復調回路24の復調出力は、デイエン
フアシス回路27を介して、フラグ検出回路31、コントロ
ールコード検出回路32及びA/D変換器28に入力される。2
0は31のフラグ信号から、又は31のフラグ信号と32のコ
ントロールコード信号の両方から、このトラツクがオー
デイオ記録されているか否かを判別し(S408)、オーデ
イオトラツクでないならば、判別不能コードをセツト
し、トラツク番号と共にメモリに格納する(S409)。オ
ーデイオトラツクであるならば、フラグ,コントロール
コードをトラツク番号と共にメモリに格納し(S410)、
Aトラツクコードをセツトし、これもトラツク番号と共
にメモリに格納する(S411)。
S403,S409,S411,S407,S406のいずれかが終了すると、
20は次のトラツクに移動するか否かを判断し(S412)、
移動するならばトラツク移動を行う(S401)。移動しな
いならばプリスキヤン(S303)(第4図)を終了する。
このようにして磁気デイスクD上の各トラツクの記録
状態がメモリ21に格納される。
次に第1図に戻って説明を続ける。
20はこの記録状態から、このビデオフロツピーに空ト
ラツクがあるか否かを判断し(S304)、空トラツクが無
いならば、空トラツクが無いことを表示装置22により表
示して(S305)、動作を終了する。空トラツクがあるな
らば、20はメモリの記録状態から、この磁気デイスクD
にビデオトラツクがあるか否かを判断する(S306)。ビ
デオトラツクが無ければ20はAプリレコモードをセツト
し(S307)、Aプリレコ記録を行う(S310)。ビデオト
ラツクがあれば、20はそのビデオトラツクが全て対応す
るオーデイオトラツクがあるか否かを判断し(S308)、
全て対応するオーデイトラツクがあれば、Aプリレコモ
ードにセツトし(S307)、記録を行う(S310)。対応す
るオーデイオトラツクが無いビデオトラツクが1トラツ
クでもあった場合、20はAアフレコモードをセツトし
(S309)、Aアフレコ記録を行う(S310)。
ここで記録(S310)(第5図)について説明を行う。
まず、Aアフレコ記録について説明を行う。スイツチ
群23に含まれる記録モード切替スイツチが押されると
(S501)、20はAアフレコ/Aプリレコの判断を行い(S5
02)、Aアフレコの場合映像再生回路26にビデオ出力を
ミユートする様に指示を出力する(S503)。スイツチ群
23に含まれるスタートスイツチが押されると(S505)。
システムコントローラ20はオーデイオアフレコを行う最
初のビデオトラツクにヘツド駆動回路12により磁気ヘツ
ドHを、例えば磁気デイスクD上の最外周の映像信号が
記録されたトラツクへ移動させる(S506)。20はAアフ
レコ、Aプリレコの判断を行い(S507)、Aアフレコの
場合ビデオ信号出力ミユートの解除を行い、ビデオ再生
を行う(508)。入力された音声信号はエンコーダ4を
介してA/D変換器5に入力され、A/D変換されてアドレス
カウンタ13の指定に従い、音声メモリ7に順次書き込み
が行われる(S509)。20はAアフレコ/Aプリレコの判断
を行い(S510)、Aアフレコであるのでビデオ記録は行
わずにスイツチ群23の中のストツプスイツチが押された
かどうか(S511)、次のビデオトラツクを選ぶスイツ
チ、例えばフオワード・スイツチ、リバース・スイツチ
(このスイツチが押された場合にはヘツドH次の内周側
のトラツク上へ移動する)が押されたかどうか(S512)
を判断し、各スイツチが押されなければオーデイオメモ
リへの書き込みが所定の量となって書き込みが終了する
まで書き込みが継続される。上述のいずれかのスイツチ
が押されたならば、20は書き込みを終了し(S513)、コ
ントロールコード発生回路15、フラグ発生回路16にそれ
ぞれコントロールコード、フラグをセツトする(S51
6)。コントロールコードには再生中のビデオトラツク
のトラツク番号がセツトされる。20はAアフレコ/Aプリ
レコの判断を行い(S517)、Aアフレコであるので、出
力ビデオ信号のミユートを行った後(S518)、オーデイ
オ記録を行うトラツク(例えば前述した様に磁気デイス
クD上の最外周の空きトラツク)を選び、トラツク移動
を行う(S519)。トラツク移動後、20からの指示に従っ
てタイミング信号発生回路17からの回転位相を示す信号
(PG信号)を基準にアドレスカウンタ14、コントロール
コード発生回路15、フラグ発生回路16はそれぞれメモリ
読出アドレス、コントロールコード、フラグを発生し、
14からのアドレスに従って音声メモリ6から順次データ
が読み出されてD/A変換器7によってD/A変換され、時間
圧縮された音声信号が出力される。この時間圧縮音声信
号とコントロールコード、フラグは加算回路8により加
算され、プリエンフアシス回路9、A/Vスイツチ10、FM
変調回路11、加算回路35、記録アンプ36、磁気ヘツドH
を介して磁気デイスクDに記録される(S520)。シーケ
ンスコントローラ20は次のトラツクに引き続き記録を続
けることが出来るか否かを判断し(S521)、続けること
が出来ないならば表示装置22により記録終了を表示し
(S522)、記録(S310)(第5図示)を終了する。続け
るならば、次のビデオトラツク(次にAアフレコを行う
べきトラツク、即ち対応する音声信号が記録されていな
い映像信号が記録されているトラツク)を再生するため
にトラツク移動を行い(S506)、記録終了まで動作を継
続する。なお、Aアフレコモードにおいては、対応する
オーデイオトラツクの無いビデオトラツクについて、順
次オーデイオのアフレコを行っていく。対応するオーデ
イオトラツクのあるビデオトラツクについてはオーデイ
オのアフレコを行わない。アフレコをする順番は、特に
指定しないならばビデオフロツピー外周から、対応する
オーデイオトラツクの無いビデオトラツクを順次再生し
てオーデイオ記録を行っていくものとする。
次にAプリレコ記録について説明を行う。スイツチ群
23に含まれる記録モード切替スイツチが押されると(S5
01)、20はAアフレコ/Aプリレコの判断を行い(S50
2)、Aプリレコの場合入力されたビデオ信号をビデオ
信号出力端子に出力する。これはスイツチ回路26′によ
って行われる(S504)。スイツチ群23に含まれるスター
トスイツチが押されると(S505),20は記録を行う最初
のトラツク(例えば磁気デイスクD上の最外周空きトラ
ツク)にヘツド駆動回路12によりビデオヘツドHを移動
させる(S506)。20はAアフレコ、Aプリレコの判断を
行い(S507)、Aプリレコであるのでビデオ入力をモニ
タしたままとし、ビデオトラツクの再生を行わない。入
力された音声信号はエンコーダ4を介してA/D変換器5
に入力され、A/D変換されてアドレスカウンタ13の指定
に従い、音声メモリ7に順次書き込みが行われる(S50
9)。20はAアフレコ、Aプリレコの判断を行い(S51
0)、Aプリレコであるのでスイツチ群23に含まれるビ
デオ記録スイツチが押されているかどうかを判断する
(S514)。押された場合映像入力記録回路1に入力され
たビデオ入力信号は、画像メモル2、プリエンフアシス
回路3、スイツチ10、FM変調回路11を介して加算回路35
に入力され、20の設定に従ってID変調回路34より35へ入
力されたID変調信号と加算されて記録アンプ36、磁気ヘ
ツドHを介して磁気デイスクDに記録される(S515)。
ビデオトラツクの記録が終ると、20は音声メモリへの書
込みを終了する。
S514においてビデオ記録スイツチが押されなければ、
20はスイツチ群23の中のストツプスイツチが押されたか
どうか(S511)、次のトラツクへ移るスイツチ、例えば
フオワード・スイツチ、リバース・スイツチが押された
かどうか(S512)を判断し、スイツチが押されなければ
オーデイオメモリへの書き込みが所定の量となって書き
込みが終了するまで書き込みが継続される。スイツチが
押されたならば、20は音声メモリへの書き込みを終了す
る(S513′)。書き込みが終了すると、20はコントロー
ルコード発生回路15、フラグ発生回路16に夫々コントロ
ールコード、フラグをセツトする(S516)。コントロー
ルコードにはビデオ記録が行われたか否かにかかわら
ず、S506でトラツク移動をしたトラツク番号がセツトさ
れる。ビデオ記録がされなかった場合は後ほどビデオア
フレコを行うことになる(Aプリレコ)。
次にシステムコントローラ20はAアフレコ/Aプリレコ
の判断を行い(S517)、Aプリレコであるので入力され
たビデオ信号を出力し続ける。20はオーデイオ記録を行
うトラツクを選び、トラツク移動を行う(S519)。トラ
ツク移動後シーケンスコントローラ20からの指示に従っ
て17からのPG信号を基準に、14,15,16はそれぞれメモリ
読出アドレス、コントロールコード、フラクを発生し、
14からのアドレスに従って、6から順次データが読み出
されて7によってD/A変換され、時間圧縮信号が出力さ
れる。この信号とコントロールコード、フラグは8によ
り加算され、9,10,11,35,36,磁気ヘッドHを介して磁気
デイスクDに記録される(S520)。20は次のトラツクに
引き続き記録を続けるか否かを判断し(S521)、続けな
いならば表示装置22により記録終了を表示し(S522)、
記録(S310)(第5図)を終了する。続けるならば20は
次に記録を行うトラツクにトラツク移動を行い(S50
6)、 記録終了まで動作を継続する。なお、Aプリレコモード
においてはスイツチ群23に含まれるフレーム/フイール
ド切替スイツチにより指定されたフレーム、フイールド
のモードに従ってV記録(S515)及びA記録時のトラツ
ク移動におけるAプリレコ用Vトラツクの確保(S519)
がフレーム、フイールドで行われる。
又、S501で記録モードに切替え、S505でスタートスイ
ツチを押さずにビデオ記録スイツチが押された場合、そ
のトラツクが記録可能であるならば対応する音声のない
ビデオトラツク単独の記録ができる。そのトラツクが記
録不可能であれば、フオワード・スイツチ、リバース・
スイツチにより、他のトラツクに移動した後、ビデオ記
録スイツチを押すことによりビデオトラツク単独の記録
ができる。
以上の様に本実施例に依れば、磁気デイスクD上の記
録状態を検出し、(1)ビデオトラツクが無い場合、
(2)ビデオトラツクが有っても全て対応する音声信号
が記録されている場合にはAプリレコモードをセツト
し、(3)対応する音声信号が記録されていないビデオ
トラツクが有る場合にはAアフレコモードをセツトする
ことに依り、非常に使い易い装置を提供することが出来
る。
以上の実施例では上述の(1)〜(3)の場合に全て
対応してAプリレコモード、Aアフレコモードを自動設
定する様にしたが、これに限らず(1)〜(3)のいず
れかの場合にのみ対応してアフレコモード、プリレコモ
ードを自動設定する様にしてもよい。
〔他の実施例〕
第7図及び第2図は本発明の第2実施例のブロツク
図、第1図,第4図及び第6図はその説明のためのフロ
ーチヤートである。
第2実施例は第1実施例と異なり、記録部においては
映像記録回路1、プリエンフアシス回路3、スイツチ1
0、ID変調回路34、加算回路35を持たない。このため音
声記録再生、映像再生の機能があり、映像記録の機能を
持たない装置となっている。
第1図において、S301よりS309までは第1実施例と同
様であり、本実施例ではS310が異なるのみであるので、
記録(S310)(第6図)について説明を行う。
スイツチ群23に含まれる記録モード切替スイツチが押
されると(S601)、20はビデオ信号出力をミユートする
(S602)。23に含まれるスタートスイツチが押される
と、20はAアフレコ/Aプリレコの判断を行い(S604)、
Aアフレコの場合オーデイオアフレコを行う最初のビデ
オトラツク(即ち磁気デイスクD上の対応する音声信号
のない映像信号が記録されているトラツク)に、ヘツド
駆動回路12により磁気ヘツドHを移動させ(S605)、ビ
デオ信号出力ミユートの解除を行い、ビデオの再生を行
う(S606)。Aプリレコの場合トラツク移動、ビデオ再
生は行わない。入力された音声信号は音声メモリ6に順
次書き込みが行われる(S607)。システムコントローラ
20はスイツチ群23に含まれるストツプスイツチ(S60
8)、フオワード・スイツチ又はリバース・スイツチ(S
609)が押されたかどうか判断し、押されなければオー
デイオメモリへの書き込みが所定の量になるまで書き込
みが継続される。スイツチが押されたならば、音声の書
き込みを停止し、20は16,15にそれぞれフラグ及びコン
トロールコードをセツトする(S611)。Aアフレコの場
合、コントロールコードには再生中のビデオトラツクの
トラツク番号がセツトする。Aプリレコの場合、対応す
るビデオ用にトラツクを確保し、そのトラツク番号をセ
ツトする。システムコントローラ20はビデオ信号出力を
ミユートした後(S612)、オーデイオ記録を行うトラツ
クを選び、トラツク移動を行う(S613)。トラツク移動
後コントロールコード発生回路15、フラグ発生回路16、
そして音声メモリ6よりD/A変換器7を介して加算器8
に入力された各信号は加算され、プリエンフアシス回路
9、FM変調回路11、記録アンプ36、磁気ヘッドHを介し
て磁気ディスクDに記録される(S614)。システムコン
トローラ20は次のトラツクに引き続き記録を行うか否か
を判断し(S615)、続けないならば22により記録終了を
表示する(S616)。続けるならば、再びAプリレコ、A
アフレコの判断を行い(S604)、記録終了まで動作を継
続する。
以上説明したように、本実施例によれば、磁気デイス
クの記録状態を検出し、記録状態に応じて記録モードの
設定を行うことにより、簡易に音声記録を行うことが可
能となるという効果がある。
以上説明した実施例においては記録媒体の記録状態を
検出する検出手段をシーケンスコントローラ20が第1図
に示すS303(第4図に詳細を示す)ステツプを実行する
こととした。本実施例では記録媒体(実施例では磁気デ
イスクD)が装置に押入された際に、直ちに全トラツク
の記録状態を検出する様にしたが、本発明はこれに限ら
ず記録媒体が装置に押入されてから直ちにかかる検出を
行わず、所定の動作の後にかかる検出を行う様にしても
よい。また、本実施例では記録モードとしてAアフレコ
モードとAプリレコモードとを有する装置であるため記
録媒体の記録状態を検出するに際して媒体上の各トラツ
クが音声信号の記録されたトラツクであるか、映像信号
の記録されたトラツクであるか、更には第4図S403,S40
6,S407,S409,S411に示す様な情報を検出する様にした
が、本発明はこれに限らず、記録装置の記録モードが他
のモードであれば、これに応じて検出すべき媒体上の情
報の種類を変えればよい。
また前述の検出手段によて検出された記録モードに応
じて記録モードを設定する設定手段として、S304,S306
〜S309を実行することとした。これも前述の検出手段に
おいて述べたのと同様に装置の有する記録モードが変わ
れば、これに応じて変化することは勿論である。
これらの記録モードの例としては、例えば文字や図形
の形を表現するコードデータを記録するモードと画像情
報を記録するモード等種々のモードが挙げられる。
<発明の効果> 以上説明したように本発明に依れば記録媒体に記録さ
れた情報が、関連する音声情報の記録されていない映像
情報であるとの検出に応じ、前記記録媒体に既に記録さ
れた映像情報に対し、対応する音声情報の記録を行う第
1の記録モードを設定するを自動的に設定するので使用
者は記録モードを自ら、いちいち設定する必要がなく、
簡単に操作を行うことができ使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】 第1図,第4図は本発明の第1実施例及び第2実施例の
説明のためのフローチヤート、 第2図は本発明の第1実施例のブロツク図、 第3図は本発明の第1実施例及び第2実施例のブロツク
図、 第5図は本発明の第1実施例の説明のためのフローチヤ
ート、 第6図は本発明の第2実施例の説明のためのフローチヤ
ート、 第7図は本発明の第2実施例のブロツク図、 第8図(a),(b)は本実施例におけるフラグ及びコ
ントロールコードの記録状態を示す図である。 15……コントロールコード発生回路 16……フラグ発生回路 20……システムコントローラ 26′……スイツチ回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録された情報が、関連する音
    声情報の記録されていない映像情報であるかを検出する
    検出手段、 該検出手段の検出に応じ、前記記録媒体に既に記録され
    た映像情報に対し、対応する音声情報の記録を行う第1
    の記録モードを設定する設定手段とを有することを特徴
    とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記検出手段は更に、前記記録媒体に記録
    された情報が、関連する音声情報の記録されている映像
    情報であるかを検出する手段であって、 前記設定手段は、前記記録媒体に記録された情報が、関
    連する音声情報の記録されている映像情報であると前記
    検出手段により検出されたことに応じ、後に映像情報を
    記録するために予め記録領域を登録しながら音声情報を
    記録する第2記録モードを設定する手段であることを特
    徴とする記録装置。
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