JP3757119B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声信号等のデータを光ディスクに再生または記録する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ディスク装置では、書き換え可能な光ディスクであるMD(Mini Disc)、CD−RW(Compact Disc ReWritable)等の記録媒体に音声信号等のデータの記録および再生を行う。光ディスクの再生または記録は、光ディスクのTOC(Table Of Contents)記録エリアに記録されるTOC情報に基づいて行われ、このTOC情報には、TNo(トラックナンバー)と各TNoに対するデータの記録されているプログラムエリアのアドレス情報が含まれる。そして、再生時には、このアドレス情報に基づいてデータが再生され、記録時には、プログラムエリアに記録されたデータのスタートおよびエンドアドレス情報がTOCエリアにTNoと対応させて記録される。また、このTOC情報には、各データ毎の演奏開始時間、演奏終了時間、タイトル等も記録されている。
【0003】
また、プログラムエリアに記録されるデータの構成を光ディスクがMDである場合について説明すると、プログラムエリアには連続した領域からなる複数個の小トラック記録データが存在し、この小トラック記録データが複数個集まって1つのトラック(曲)を構成する。通常、この1つのトラックとトラックの間には、数秒間の無声データが挿入され、曲データが連続しないようになっている。
【0004】
しかしながら、最近では、このトラック間にまたがって曲が記録されたり、連続したトラックにおいて曲に切れ間がない場合が多くある。そこで、この様に記録された曲を、記録された順番通りに再生または記録しない場合、または、複数のMDから選択した曲を編集して再生または記録する場合は、1つの曲をデータの連続する部分で分割する作業を行っていた。トラックが分割された境目部分では、曲が中途半端に終了し、耳障りであるため、通常は分割された部分において、曲の音量を徐々に絞っていくフェードイン、フェードアウトの処理を行っていた。
【0005】
MDの再生または記録時における、フェードイン、フェードアウト処理の方法は、初めから全ての曲にフェードイン、フェードアウトの処理を行う設定をユーザが手作業で行い、再生または記録を実行していた。また、選択的にフェードイン、フェードアウトの処理を行う場合は、記録途中に1曲毎にユーザの手作業でフェードをかけて記録を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の光ディスク装置にあっては、初めから全ての曲にフェードイン、フェードアウトの処理を設定する場合は、必要のない曲までフェードイン、フェードアウトの処理を行ってしまい記録に時間がかかるという問題があった。あるいは、選択的にフェードイン、フェードアウトの処理を行う場合は、すべて手作業で行うため非常に手間および時間がかかるという問題があった。
【0007】
本発明の課題は、トラック毎のフェードの指定が容易にできる光ディスク装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、
トラック番号順にデジタルデータが記録された光ディスク内のデジタルデータを所与の再生順に再生し、当該再生時にフェード処理を実行可能な光ディスク装置において、
前記光ディスクに記録されたデジタルデータのうち、フェード処理するデジタルデータのトラック番号を記憶するフェード指定記憶手段と、
前記再生順に従ってデジタルデータを再生する際に、前記フェード指定記憶手段によりトラック番号が記憶されたデジタルデータについてフェード処理を実行するフェード処理実行手段と、
を備え、
前記フェード処理実行手段は、
前記再生順にデジタルデータを再生する際に、トラック番号の連続するデジタルデータを再生するか否かを判別する連続判別手段と、
前記連続判別手段により連続すると判別されたデジタルデータについては、前記フェード指定記憶手段にトラック番号が記憶されているか否かにかかわらず、フェード処理を抑止するフェード処理抑止手段と、
を有することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、
トラック番号順にデジタルデータが記録された光ディスク内のデジタルデータを他の光ディスクに所与の記録順に記録し、当該記録時にフェード処理を実行可能な光ディスク装置において、
前記光ディスクに記録されたデジタルデータのうち、フェード処理するデジタルデータのトラック番号を記憶するフェード指定記憶手段と、
前記記録順に従ってデジタルデータを記録する際に、前記フェード指定記憶手段によりトラック番号が記憶されたデジタルデータについてフェード処理を実行するフェード処理実行手段と、
を備え、
前記フェード処理実行手段は、
前記記録順にデジタルデータを記録する際に、トラック番号の連続するデジタルデータを記録するか否かを判別する連続判別手段と、
前記連続判別手段により連続すると判別されたデジタルデータについては、前記フェード指定記憶手段にトラック番号が記憶されているか否かにかかわらず、フェード処理を抑止するフェード処理抑止手段と、
を有することを特徴としている。
【0009】
この請求項1,2記載の発明によれば、光ディスクに収納される再生順または記録順の曲がTNoにまたがっていたり、連続するTNoにおいて曲に切れ間がない場合において、TNoを連続して再生または記録しない場合であっても、フェード処理を行うことにより、連続するデジタルデータの分割部分においても耳障りな音を消すことができる。また、ユーザは再生または記録を行う前にまとめてフェード指定を行い、フェード処理するデジタルデータのトラック番号をフェード指定記憶手段に記憶させておくといったことにより、再生または記録の作業途中に、1曲毎に作業を中断してフェード指定を行う必要がない。
【0015】
また、フェード処理が不必要な場合は、フェード処理を行わずに再生または記録を行うので、ユーザは、フェード指定の削除を行う手間が省け、不必要なフェード処理も行われないため、再生または記録に係る時間を短縮できる。
【0016】
請求項3記載の発明は、
トラック番号順にデジタルデータが記録された光ディスク内のデジタルデータを所与の再生順に再生し、当該再生時にフェード処理を実行可能な光ディスク装置において、
前記光ディスク内に記録されている全てのデジタルデータを前記トラック番号順に連続再生させた際のデジタルデータの連続部分のピークレベルを検出し、ピークレベルが一定となった連続部分の前後のデジタルデータのトラック番号を記憶させる制御を行うフェード自動指定記憶制御手段と、
前記再生順に従ってデジタルデータを再生する際に、前記フェード自動指定記憶制御手段によりトラック番号が記憶されたデジタルデータについてフェード処理を実行するフェード自動処理実行手段と、
を備え、
前記フェード自動処理実行手段は、
前記再生順にデジタルデータを再生する際に、トラック番号の連続するデジタルデータを再生するか否かを判別する連続判別手段と、
前記連続判別手段により連続すると判別されたデジタルデータについては、前記フェード自動指定記憶制御手段によりトラック番号が記憶されたか否かにかかわらず、フェード処理を抑止するフェード処理抑止手段と、
を有することを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、
トラック番号順にデジタルデータが記録された光ディスク内のデジタルデータを他の光ディスクに所与の記録順に記録し、当該記録時にフェード処理を実行可能な光ディスク装置において、
前記光ディスク内に記録されている全てのデジタルデータを前記トラック番号順に連続再生させた際のデジタルデータの連続部分のピークレベルを検出し、ピークレベルが一定となった連続部分の前後のデジタルデータのトラック番号を記憶させる制御を行うフェード自動指定記憶制御手段と、
前記記録順に従ってデジタルデータを記録する際に、前記フェード自動指定記憶制御手段によりトラック番号が記憶されたデジタルデータについてフェード処理を実行するフェード自動処理実行手段と、
を備え、
前記フェード自動処理実行手段は、
前記記録順にデジタルデータを記録する際に、トラック番号の連続するデジタルデータを記録するか否かを判別する連続判別手段と、
前記連続判別手段により連続すると判別されたデジタルデータについては、前記フェード自動指定記憶制御手段によりトラック番号が記憶されたか否かにかかわらず、フェード処理を抑止するフェード処理抑止手段と、
を有することを特徴としている。
【0017】
この請求項3,4記載の発明によれば、ユーザは再生または記録を行う前にフェード指定を行う手間が省け、簡単な操作で曲の分割部分における耳障りな音を消すことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図20は、本発明を適用した光ディスク装置1の一実施の形態を示す図である。
【0021】
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態における光ディスク装置1の要部構成を示すブロック図である。
この図1において、光ディスク装置10は、MD部101と、記録再生駆動回路102、システムコントローラ103、表示部104、操作部105、RAM(Random Access Memory)106、D/A変換器107、A/D変換器108等から構成され、これらの各部はバスにより接続される。
【0022】
MD部101は、MD(Mini Disc)を回転させてデータの書き込みあるいは読み出しを行う。詳細には、図示しないローディング機構によりローディングされたMDをターンテーブルに乗せて回転させるディスクモータ、MDからのデータの読み出しと記録時のディスク加熱を行う光ピックアップおよびその送り機構、光ディスクのレーザ加熱部に記録情報を磁界として加え垂直磁化を行う磁気ヘッドおよびそのローディング機構から構成される。
【0023】
記録再生駆動回路102は、各種デジタル音声データに対するエンコード/デコード、音声データの一時記録、およびシステムコントローラ103の制御に基づいたMDの記録・再生・消去に係る各種デジタル信号処理を行う。すなわち、記録時には、A/D変換器108から入力される音声デジタルデータをATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Cording)方式で圧縮し、その圧縮データをMDフォーマットにエンコードし、CIRCエンコード、EFM変調等のエンコード処理を施した信号をMD部101の磁気ヘッドに出力する。
【0024】
また、再生時には、光ピックアップが読み出した信号をEFM復調し、さらにCIRC復調して得られるMDフォーマットの信号をデコードして音声圧縮データを生成する。そして、ATRAC方式により音声圧縮データを音声データに復元してD/A変換器107に出力する。
【0025】
さらに、消去時には、MDから読み出されるTOC情報をデコードして、システムコントローラ103に出力し、また、システムコントローラ103から入力されるTOC情報を、エンコード処理してTOC情報記録エリアに記録させる。あるいは、システムコントローラ103から入力されるMD部制御情報にしたがって、MD部101を駆動制御させる信号を生成する。
【0026】
システムコントローラ103は、CPU(Central Processing Unit)、および内蔵ROM(Read Only Memory)等により構成される。上記内蔵ROMは、光ディスク装置10の動作を制御するアプリケーションプログラムを格納する。CPUは、内蔵ROMおよび後述するRAM106に格納される各種アプリケーションプログラムを読み出して実行し、光ディスク装置10の各部を集中制御する。
【0027】
システムコントローラ103は、記録再生駆動回路102からTOC情報を取得して、操作部105を介して入力される指示にしたがって、MD部制御情報、およびTOC情報等を生成して、記録再生駆動回路102に出力する。
【0028】
具体的には、システムコントローラ103は、内蔵ROMに格納されるフェードユーザ指定処理プログラム、フェード自動指定処理プログラム、フェード再生処理プログラム、フェード記録処理プログラム、フェード個別指定処理プログラム、フェード個別再生処理プログラムを読み出して、後述するフェードユーザ指定処理(図2〜図3参照)、フェード自動指定処理(図4〜図5参照)、フェード再生処理(図6〜図7参照)、フェード記録処理(図8〜図10参照)、フェード個別指定処理(図11〜図17参照)、フェード個別再生処理(図18〜図20参照)を実行する。
【0029】
フェードユーザ指定処理において、システムコントローラ103は、ユーザにより操作部105を介して、フェード指定の指示が入力されると、フェード指定に登録されている曲数をカウントして、フェード指定の登録可能な曲数が最大値を超えていないか確認する。フェード指定の登録可能な曲数を超えていない場合は、指定された曲のDNo(ディスクナンバー)およびTNoをRAM106に記憶して、フェード指定の登録を行う。また、フェード指定の登録可能な曲数を超えている場合は、すでに登録されているフェード指定登録を削除して、新たにフェード指定の登録を行う。
【0030】
フェード自動指定処理において、システムコントローラ103は、ユーザにより操作部105を介して、フェード自動指定の指示が入力されると、フェード指定を行うディスクのDNoを取得して、当該ディスクのTOC情報を読み取る。次いで、ディスクの先頭の曲と連続する次の曲のTNoを取得して、先頭の曲の終わりと次の曲の始まりの一定時間(例えば3秒間程度)のピークレベルを検出する。そして、検出したピークレベルが一定である場合は、先頭の曲と次の曲に切れ間がないと判断して、フェード指定を自動で行う。さらに、ディスクに収納されている以降の曲に対しても順次、同様の処理を行い、フェード自動指定を実行する。
【0031】
フェード再生処理において、システムコントローラ103は、TNoを連続しないで再生する場合に、フェード処理を実行して再生する指示が入力されると、再生する曲のDNo、TNoを取得して、フェード指定が登録されているか否かを判断する。次いで、フェード指定が登録されている曲については、フェード処理を実行して再生を行う。ここで、フェード指定が登録されている曲であっても、前の曲とTNoが連続して再生される場合や、ディスクの先頭の曲である場合は、フェードイン処理を行わず、また、次の曲と連続して再生される場合や最後に再生される曲である場合は、フェードアウト処理を行わずに再生を行う。
【0032】
フェード記録処理において、システムコントローラ103は、フェードユーザ指定処理、またはフェード自動指定によりフェード指定された曲を再生して記録する場合、記録音にフェード処理を行う。ここで、システムコントローラ103は、プログラムされた順番にしたがって、記録する曲のDNo、TNoを取得して、取得した曲がフェード指定されているか否かを判断する。取得した曲がフェード指定されている場合は、曲の再生を開始するとともに記録音の音量を徐々にレベルアップしていき、さらに、曲の終了とともに記録音の音量を叙々にレベルダウンして、記録時のフェード処理を実行する。ここで、フェード指定されている曲であっても、前の曲と連続して記録される場合や、ディスクの先頭の曲である場合は、フェードイン処理を行わず、次の曲と連続して記録される場合や最後に記録される曲である場合は、フェードアウト処理を実行せずに記録を行う。
【0033】
フェード個別指定処理において、システムコントローラ103は、1つの曲に対するフェード指定を、フェードイン指定、フェードアウト指定として、それぞれ個別に指定する。システムコントローラ103は、操作部を介してユーザからフェード指定の指示が入力されると、フェードイン指定、フェードアウト指定の両方を登録する場合、フェードイン指定のみを登録する場合、フェードアウト指定のみを登録する場合にしたがって、DNo、TNoをそれぞれRAM106に記憶してフェード指定の登録を行う。なお、フェードイン指定、フェードアウト指定の両方を登録する場合は、フェード指定登録曲数は、プラス2としてカウントされる。
【0034】
フェード個別再生処理において、システムコントローラ103は、フェード個別指定処理において指定したフェードイン指定、フェードアウト指定にしたがって、曲の再生を行う。また、フェード指定されている曲であっても、前の曲と連続して再生される場合や、ディスクの先頭の曲である場合は、フェードイン処理を行わず、次の曲と連続して再生される場合や最後に再生される曲である場合は、フェードアウト処理を実行せずに再生を行う。
【0035】
表示部104は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面を備えて構成され、操作部105から入力される情報やシステムコントローラ103から出力される各種表示情報を表示する。例えば、MDに予め記録されたTOC情報(TNo、アドレス情報、演奏開始時間、演奏終了時間等)、光ディスク装置10の動作状態(再生中、停止中等)、動作モード(MD再生、MD記録等)、および、再生または記録動作の進行時間等の表示を行う。
【0036】
操作部105は、記録、再生、停止、消去等を指示する各種操作キーを備え、各種キーが押下されると、対応する操作信号を生成してシステムコントローラ103に出力する。また、操作部105は、リモコン等の入力装置を備える構成としてもよい。
【0037】
RAM106は、システムコントローラ103の各種制御動作に対応するアプリケーションプログラムを格納するプログラム格納エリアや、装填されたMDから読み取った各種TOC情報等の管理情報を一時的に保持するワークエリアを有する。
【0038】
D/A変換器107は、記録再生駆動回路102から入力されるデジタル音声データをアナログ音声信号に変換する。
A/D変換器108は、アナログ回路から入力されるアナログ音声信号をデジタル音声データに変換して、記録再生駆動回路102に出力する。
【0039】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
なお、以下に示す図2〜図20のフローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態でシステムコントローラ103に内蔵されたROMに格納されており、システムコントローラ103は、このプログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0040】
図2〜図3は、本実施の形態の光ディスク装置1のシステムコントローラ103によって実行されるフェードユーザ指定処理を示す図である。図2において、システムコントローラ103は、ユーザからフェード指定の指示が入力されると、すでにフェード指定登録された曲があるか否かを判断する。フェード指定登録された曲がある場合には(ステップS101;No)、フェード指定登録曲数が登録可能な最大値以下であるか否かを判断する。フェード指定登録曲数が登録可能な最大値まで登録されている場合には(ステップS102;No)、フェード指定登録削除処理(A)に移行する。フェード指定登録曲数が最大値を超えていなければ(ステップS102;Yes)、ステップS103に戻ってフェード指定の処理を続行する。
【0041】
フェード指定登録された曲がない場合は(ステップS101;Yes)、フェード登録曲数をプラス1して(ステップS103)、ユーザにフェード処理を行う曲のDNo、TNoを指定させる(ステップS104、ステップS105)。そして、指定されたDNo、TNoを取得して、RAM106に記憶し、フェード指定の登録を行う(ステップS106)。
【0042】
さらに、システムコントローラ103は、フェード指定登録曲数が最大値以上になっているか否かを判断する。フェード指定登録曲数が、最大値になっている場合は(ステップS107;Yes)、フェード登録を削除するか否かをユーザに指定させ、フェード登録を削除する場合は(ステップS108;Yes)、フェード指定登録削除処理(A)に移行する。また、フェード登録を削除しない場合は(ステップS108;No)、本フェードユーザ指定処理を終了する。
【0043】
一方、本ステップフェード指定登録曲数が、最大値になっていない場合は(ステップS107;No)、現在のディスクのフェード指定を継続するか否かをユーザに指定させ、継続する場合は(ステップS109;Yes)、フェード指定登録曲数をプラス1して、ステップS105に移行する(ステップS110)。
【0044】
現在のディスクのフェード指定を終了する場合は(ステップS109;No)、別のディスクのフェード指定を行うか否かをユーザに入力させて判断し、別のディスクのフェード指定を行う場合は(ステップS111;Yes)、フェード登録曲数をプラス1して(ステップS112)、ステップS104に移行する。別のディスクのフェード指定を行わない場合は(ステップS111;No)、本フェードユーザ指定処理を終了する。
【0045】
図3は、フェードユーザ指定処理において実行される、フェード指定登録削除処理(A)を示すフローチャートである。フェードユーザ指定処理において、フェード指定登録曲数が最大値においてフェード指定の登録を行う場合(ステップS102;No)、システムコントローラ103は、図3に示すフェード指定登録削除処理(A)に移行する。
【0046】
この図3において、システムコントローラ103は、先頭にフェード指定登録されている曲のDNo、TNoを表示部に表示して(ステップS201)、ユーザに登録を削除するか否かを入力させる(ステップS202)。登録を削除する指示が入力された場合は(ステップS202;Yes)、表示部に表示されているDNo、TNoのフェード指定登録を削除して(ステップS203)、フェード指定登録曲数をマイナス1する(ステップS204)。
【0047】
次いで、ユーザに登録の削除を続けるか否かを入力させ、登録の削除を終了する場合は(ステップS207;No)、フェード指定処理に移行するか否かを入力させる。フェード指定処理に移行する場合は(ステップS208;Yes)、ステップS103に移行し、フェード指定処理に移行しない場合は(ステップS208;No)、本フェード登録削除処理を終了する。また、登録削除を続ける場合は(ステップS207;Yes)、ステップS205に移行する。
【0048】
ステップS202に戻って、登録を削除しない場合は(ステップS202;No)、次のフェード指定登録されている曲があるか否かを判断する。次のフェード指定登録されている曲がない場合は(ステップS203;No)、本登録削除処理を終了し、次のフェード指定登録されている曲がある場合は(ステップS203;Yes)、次にフェード指定登録されている曲のDNo、TNoを表示部に表示して、ステップS202に移行する。
【0049】
図4〜図5は、システムコントローラ103によって実行されるフェード自動指定処理を示すフローチャートである。まず、システムコントローラ103は、ユーザにフェード自動指定を行うDNoを指定させ(ステップS301)、指定されたDNoを取得してディスクのTOC情報を読み取る(ステップS302)。次いで、ディスクに2曲以上の曲が入っているか否かを判断して、2曲以上入っていない場合は(ステップS303;No)、ステップS312に移行して、次のディスクの処理へ移行する。
【0050】
ディスクに2曲以上の曲が入っている場合は(ステップS303;Yes)、ディスクの先頭の曲と次の曲のTNoを取得して(ステップS304)、先頭の曲の終わりの例えば3秒間について、音量のピークレベルを検出する(ステップS305)。さらに、次の曲の始まりの例えば3秒間について、音量のピークレベルを検出し(ステップS306)、検出したピークレベルがそれぞれ一定の音量であるか否かを判断する。
【0051】
音量のピークレベルが一定でない場合は(ステップS307;No)、連続する2曲の間には切れ間があると判断して、ステップS311に移行する。音量のピークレベルが一定である場合は(ステップS307;Yes)、連続する2曲の間には切れ間がないと判断して、先頭の曲のDNo、TNoをRAM106に記憶してフェード指定を登録する(ステップS308)。そして、フェード指定登録曲数をプラス1する(ステップS309)。
【0052】
次いで、フェード指定登録曲数が最大値以下であるか否かを判断して、最大値以下でない場合は(ステップS310;No)、本フェード自動指定処理を終了する。一方、最大値以下である場合は(ステップS310;Yes)、現在のディスクに入っている曲のピーク検出がすべて終了したか否かを判断して、終了していない場合は(ステップS311;No)、次のTNoを取得して、ステップS305に戻って同様の処理を行う。
【0053】
現在のディスクに入っている曲のピーク検出がすべて終了した場合は(ステップS312;Yes)、次のディスクのピーク検出に移行するか否かを判断して、次のディスクのピーク検出に移行しない場合は(ステップS312;No)、本フェード自動指定処理を終了する。一方、次のディスクのピーク検出に移行する場合は(ステップS312;Yes)、次のDNoをユーザに指定させ、指定されたDNoを取得して(ステップS314)、ステップS302に戻って同様の処理を行う。
【0054】
次に、図6〜図7は、システムコントローラ103によって実行されるフェード再生処理を示すフローチャートである。まず、ユーザにより再生するディスクのDNoが指定されると(ステップS401)、システムコントローラ103は、指定されたDNoを取得して、TNoをすべて連続して再生するモードであるか否かを判断する。TNoをすべて連続して再生するモードである場合は(ステップS402;Yes)、すべての曲についてフェード処理を実行せずに通常再生を行う(ステップS404)。
【0055】
一方、TNoのすべてを連続しないで再生する場合は(ステップS402;No)、再生するディスクにフェード指定登録された曲があるか否かを判断して、フェード指定登録された曲がない場合は(ステップS403;No)、すべての曲について通常再生を行う(ステップS404)。フェード指定登録された曲がある場合は(ステップS402;Yes)、再生する曲のTNoを取得する(ステップS404)。
【0056】
さらに、取得した再生する曲がフェード指定されているか否かを判断して、フェード指定がない場合は、フェード処理を行わずに曲を再生する(ステップS408)。また、取得した再生する曲がフェード指定されている場合は(ステップS406;Yes)、後述するフェードチェック処理に移行してフェード処理のチェックを行い(ステップS407)、曲を再生する(ステップS408)。
【0057】
そして、再生を実行するすべての曲について再生が終了したか否かを判断して、すべての曲の再生が終了した場合は(ステップS409;Yes)、本フェード再生処理を終了し、再生が終了していない場合は(ステップS409;No)、ステップS405に戻って処理を繰り返す。
【0058】
図7は、フェード再生処理のステップS407において実行されるフェードチェック処理を示すフローチャートである。まず、システムコントローラ103は、取得したTNoがディスクの先頭の曲であるか否かを判断する。取得したTNoがディスクの先頭の曲である場合は(ステップS501;Yes)、フェードイン処理を行わずに、ステップS504に移行する。
【0059】
一方、取得したTNoがディスクの先頭の曲でない場合は(ステップS501;No)、前に再生された曲とTNoが連続して再生されているか否かを判断する。前の曲とTNoが連続して再生される場合は(ステップS502;No)、フェードイン処理を行わずにステップS504に移行し、前の曲とTNoが連続して再生されない場合は、フェードイン処理を行う。
【0060】
次いで、取得したTNoがディスクの最後の曲であるか否かを判断して、ディスクの最後の曲である場合は(ステップS504;No)、フェードアウト処理を行わずにフェードチェック処理を終了する。取得したTNoがディスクの最後の曲でない場合は(ステップS504;Yes)、次に再生される曲とTNoが連続して再生されるか否かを判断して、次の曲とTNoが連続して再生される場合は(ステップS505;Yes)、フェードアウト処理を行わずにフェードチェック処理を終了する。一方、次の曲とTNoが連続して再生されない場合は(ステップS505;No)、フェードアウト処理を実行してフェードチェック処理を終了する。
【0061】
図8〜図10は、システムコントローラ103によって実行されるフェード記録処理を示すフローチャートである。まず、ユーザにより記録開始指示が入力されると(ステップS601)、システムコントローラ103は、記録する曲の順番を記憶したプログラムに従って、最初に記録する曲が入っているディスクのDNoを取得する(ステップS602)。次いで、最初に記録する曲のTNoを取得して(ステップS603)、TNoを取得した曲がフェード指定されているか否かを判断する。
【0062】
TNoを取得した曲がフェード指定されている場合は(ステップS604;Yes)、フェードチェック処理2に移行する。TNoを取得した曲がフェード指定されていない場合は、フェード処理を行わずに記録を開始し(ステップS606)、次いで、再生を開始して(ステップS607)、曲の再生が終了したか否かを判断して(ステップS608)、曲の再生が終了したら記録を一時停止する(ステップS609)。
【0063】
そして、プログラムに記憶された曲がすべて記録されたか否かを判断する。記録がすべて終了した場合は(ステップS610;Yes)、本フェード記録処理を終了する。一方、記録がすべて終了していない場合には(ステップS611)、次に記録される曲が現在のディスクから記録が行われるか否かを判断する。現在のディスクから記録が行われる場合は(ステップS611;Yes)、ステップS603に戻って、次の曲のTNoを取得して同様の処理を繰り返し、現在のディスクから記録が行われない場合は(ステップS610;No)、ステップS602に戻って、次の曲のDNoを取得して同様の処理を繰り返す。
【0064】
図9は、フェード記録処理のステップS605において実行されるフェードチェック処理2を示すフローチャートである。まず、システムコントローラ103は、TNoを取得した曲がディスクの先頭の曲であるか否かを判断する。ディスクの先頭の曲である場合は(ステップS701;Yes)、フェード処理を行わずに記録を開始して(ステップS707)、曲の再生を行う(ステップS708)。
【0065】
TNoを取得した曲がディスクの先頭の曲でない場合は(ステップS701;No)、前に記録された曲とTNoが連続して記録されるか否かを判断して、前の曲とTNoが連続して記録される場合は(ステップS702;No)、フェード処理を行わずに記録を開始して(ステップS707)、曲の再生を行う(ステップS708)。
【0066】
前に記録された曲とTNoが連続して記録されない場合は(ステップS702;Yes)、まず、記録音量をゼロにして記録を開始し(ステップS703)、曲の再生を開始する。次いで、記録音量を徐々にレベルアップしていき(ステップS705)、曲の再生を開始してから一定時間が経過したか否かを判断する。一定時間が経過した場合は(ステップS705;Yes)、記録音量のレベルアップを終了してそのまま記録を続け、一定時間が経過していない場合は(ステップS705;No)、記録音量のレベルアップを続ける(ステップS705)。
【0067】
次いで、システムコントローラ103は、TNoを取得した曲がディスクの最後の曲か否かを判断する。ディスクの最後の曲である場合は(ステップS709;Yes)、フェード処理を実行せずに再生を終了して(ステップS714;Yes)、記録を一時停止して本フェードチェック処理2を終了する(ステップS715)。
【0068】
一方、ディスクの最後の曲でない場合は(ステップS709;No)、次に記録される曲とTNoが連続して記録されるか否かを判断する。次の曲とTNoが連続して記録される場合は、処理を実行せずに再生を終了して(ステップS714;Yes)、記録を一時停止して本フェードチェック処理2を終了する(ステップS715)。
【0069】
また、次の曲とTNoが連続して記録されない場合は(ステップS710;No)、曲終了の所定時間前であるか否かを判断して、曲終了の所定時間前になった場合は(ステップS711;Yes)、記録音量を徐々にレベルダウンする(ステップS712)。そして、曲の再生が終了したかに否かを判断して、曲の再生が終了していない場合は、記録音量のレベルダウンを続ける。一方、曲の再生が終了した場合は(ステップS713;Yes)、記録を一時停止して本フェードチェック処理2を終了する(ステップS714)。
【0070】
図11〜図12は、システムコントローラ103によって実行されるフェード個別指定処理を示すフローチャートである。図11において、システムコントローラ103は、ユーザからフェード指定指示が入力されると、すでにフェード指定登録された曲があるか否かを判断する。フェード指定登録された曲がある場合には(ステップS801;No)、フェード指定登録曲数が登録可能な最大値以下であるか否かを判断する。フェード指定登録曲数が登録可能な最大値まで登録されている場合には、フェード個別登録削除処理(O)に移行する。フェード指定登録曲数が最大値を超えていなければ、ステップS803に戻ってフェード指定の処理を続行する。
【0071】
フェード指定登録された曲がない場合は(ステップS101;Yes)、ユーザにフェード処理を行う曲のDNo、TNoを指定させる(ステップS803、ステップS804)。次いで、TNoを指定させた曲について、フェードイン指定、フェードアウト指定の両方を登録するか否かをユーザに入力させて判断する。フェードイン指定、フェードアウト指定の両方を登録する場合は(ステップS805;Yes)、フェード指定登録曲数をプラス2して、DNo、TNoをRAM106に記憶して、フェードイン指定およびフェードアウト指定としてそれぞれを登録する。
【0072】
フェードイン指定、フェードアウト指定の両方を登録しない場合は(ステップS805;No)、フェードイン指定を登録するか否かを判断して、フェードイン指定を登録する場合は(ステップS808;Yes)、フェード指定登録曲数をプラス1して(ステップS809)、DNo、TNoをRAM106に記憶してフェードイン指定として登録する(ステップS810)。
【0073】
フェードイン指定を登録しない場合は、フェードアウト指定を登録すると判断して(ステップS808;No)、フェード指定登録曲数をプラス1して(ステップS811)、DNo、TNoをRAM106に記憶してフェードアウト指定として登録する(ステップS812)。
【0074】
図12において、フェード指定を登録したシステムコントローラ103は、次に、フェード指定登録曲数が最大値以上か否かを判断する。フェード指定登録曲数が最大値である場合は(ステップS813;Yes)、フェード登録の削除を行うか否かを判断して、フェード登録の削除を行う場合は(ステップS814;Yes)、フェード個別登録削除処理(O)に移行する。一方、フェード登録の削除を行わない場合は(ステップS814;No)、本フェード個別指定処理を終了する。
【0075】
ステップS813に戻って、フェード登録数が最大値を超えていない場合は(ステップS813;No)、現在のディスクに入っている曲のフェード指定を継続するか否かを判断して、現在のディスクには行っている曲のフェード指定を継続する場合は(ステップS815;Yes)、ステップS804に移行して同様の処理を繰り返す。
【0076】
現在のディスクに入っている曲のフェード指定を継続しない場合は(ステップS815;No)、別のディスクのフェード指定に移行するか否かを判断して、別のディスクのフェード指定に移行する場合は(ステップS816;Yes)、ステップS803に移行して、同様の処理を繰り返す。一方、別のディスクのフェード指定に移行しない場合は(ステップS816;No)、本フェード個別登録指定処理を終了する。
【0077】
図13は、フェード個別指定処理において実行されるフェード個別登録削除処理を示すフローチャートである。システムコントローラ103は、フェードユーザ個別指定処理において、フェード指定登録曲数が最大値になった場合(ステップS802;No)、図13に示すフェード個別登録削除処理(O)に移行する。
【0078】
この図13において、システムコントローラ103は、先頭にフェード指定登録されている曲のDNo、TNoを取得して(ステップS901)、フェードイン指定、フェードアウト指定の両方が登録されているか否かを判断する。フェードイン指定、フェードアウト指定の両方が登録されている場合は(ステップS902;Yes)、表示部にDNo、TNoを表示して、フェードイン指定、フェードアウト指定が登録されていることを表示する。そして、後述するフェード指定削除処理1を実行する(ステップS904)。
【0079】
ステップS902に戻って、フェードイン指定、フェードアウト指定の両方が登録されていない場合は(ステップS902;No)、フェードイン指定が登録されているか否かを判断する。フェードイン指定が登録されている場合は(ステップS905;Yes)、表示部にDNo、TNoを表示して、フェードイン指定が登録されていることを表示する(ステップS906)。そして、後述するフェード指定削除処理2を実行する(ステップS907)。
【0080】
一方、フェードイン指定が登録されていない場合は、フェードアウト指定が登録されていると判断して(ステップS905;No)、表示部にDNo、TNoを表示して、フェードアウト指定が登録されていることを表示する(ステップS908)。そして、後述するフェード指定削除処理3を実行する(ステップS909)。
【0081】
次いで、フェード指定削除処理1〜3を行ったシステムコントローラ103は、登録削除を終了するか否かをユーザに入力させて判断し、登録削除を終了しない場合は(ステップS911;No)、フェード指定登録されている次の曲のDNo、TNoを取得して、ステップS902に移行して同様の処理を繰り返す。
【0082】
登録削除を終了する場合は(ステップS910;Yes)、続いてフェード指定登録を行うか否かを入力させ、フェード指定登録を行わない場合は(ステップS911;No)、本フェード個別登録削除処理を終了し、フェード指定登録を行う場合は(ステップS911;Yes)、ステップS803に戻って同様の処理を繰り返す。
【0083】
図14は、フェード個別登録削除処理において実行されるフェード指定削除処理1を示すフローチャートである。図14において、システムコントローラ103は、図13のステップS903において、DNo、TNoが表示された曲について、フェードイン指定、フェードアウト指定の両方を削除するか否かをユーザに入力させて判断する。フェードイン指定、フェードアウト指定の両方を削除しない場合は(ステップT101;No)、後述する片方削除処理を実行して(ステップT105)、本フェード指定削除処理を終了する。
【0084】
一方、フェードイン指定、フェードアウト指定の両方を削除する場合は(ステップT101;Yes)、フェードイン指定の登録を削除し(ステップT102)、フェードアウト指定の登録を削除する(ステップT103)。そして、フェード指定登録曲数をマイナス2して(ステップT104)、本フェード指定削除処理1を終了する。
【0085】
図15は、フェード指定削除処理1において実行される片方削除処理を示すフローチャートである。図15において、システムコントローラ103は、図13のステップS903においてDNo、TNoが表示された曲について、フェードイン指定を削除するか否かをユーザに入力させて判断する。そして、フェードイン指定を削除する場合は(ステップT201;Yes)、フェードイン指定の登録を削除し(ステップT202)、フェードアウト指定を削除する場合は(ステップT201;No)、フェードアウト指定の登録を削除して(ステップT204)、フェード指定登録曲数をマイナス1して(ステップT203)、本片方削除処理を終了する。
【0086】
図16は、フェード個別登録削除処理において実行されるフェード指定削除処理2を示すフローチャートである。図16において、システムコントローラ103は、図13のステップS906において、DNo、TNoを表示した曲について、登録の削除を行うか否かをユーザに入力させ判断する。フェードイン指定の登録を削除しない場合は(ステップT301;No)、本フェード指定削除処理2を終了し、フェードイン指定の登録を削除する場合は(ステップT301;Yes)、フェードイン指定の登録を削除する(ステップT302)。そして、フェード指定登録曲数をマイナス1して(ステップT303)、本フェード指定削除処理2を終了する。
【0087】
図17は、フェード個別登録削除処理において実行されるフェード指定削除処理3を示すフローチャートである。図17において、システムコントローラ103は、図13のステップS908において、DNo、TNoを表示した曲について、登録の削除を行うか否かをユーザに入力させ判断する。フェードアウト指定の登録を削除しない場合は(ステップT401;No)、本フェード指定削除処理3を終了し、フェードアウト指定の登録を削除する場合は(ステップT401;Yes)、フェードアウト指定の登録を削除する(ステップT402)。そして、フェード指定登録曲数をマイナス1して(ステップT403)、本フェード指定削除処理3を終了する。
【0088】
図18は、システムコントローラ103によって実行されるフェード個別指定再生処理を示すフローチャートである。図18において、システムコントローラ103は、再生するディスクのDNoをユーザに指定させ(ステップT501)、TNoをすべて連続して再生するモードか否かを判断する。TNoをすべて連続して再生するモードである場合は(ステップT502;Yes)、すべての曲についてフェード処理を実行せずに通常再生を行う(ステップT510)。
【0089】
TNoをすべて連続して再生するモードでない場合は(ステップT502)、再生するディスクにフェード指定登録された曲があるか否かを判断し、フェード指定登録された曲がない場合は(ステップT502;No)、すべての曲について通常再生を行う(ステップT509)。フェード指定登録された曲がある場合は(ステップS402;Yes)、再生する曲のTNoを取得する(ステップT504)。
【0090】
次いで、TNoを取得した曲について、後述するフェードチェック処理3を実行して(ステップT505)、再生を開始する(ステップT506)。そして、再生を行うすべての曲について再生を終了したか否かを判断して、再生がすべて終了した場合は(ステップT507;Yes)、本フェード個別指定処理を終了する。
【0091】
一方、再生がまだ終了していない場合は(ステップT507)、現在のディスクを継続して再生するか否かを判断して、現在のディスクを継続して再生する場合は(ステップT508)、ステップT504に移行して同様の処理を繰り返し、現在のディスクを継続して再生しない場合は(ステップT508;No)、ステップT501に移行して、同様の処理を繰り返す。
【0092】
図19は、フェード個別再生処理において実行されるフェードチェック処理3を示すフローチャートである。システムコントローラ103は、図19のステップT504で取得した曲について、フェードアウト指定されているか否かを判断する。フェードアウト指定されていない場合は(ステップT601;No)、ステップT606に移行してフェードインチェック処理を行う。
【0093】
一方、フェードアウト指定されている場合は(ステップT601;Yes)、TNoを取得した曲が最後に再生する曲であるか否かを判断して、最後に再生する曲である場合は(ステップT602;No)、後述するフェードインチェック処理を実行して、本フェードチェック処理を終了する(ステップT606)。
【0094】
ステップT602に戻って、TNoを取得した曲が最後に再生する曲でなかった場合(ステップT602;Yes)、次の曲がTNoが連続して再生されるか否かを判断する。次の曲がTNoが連続して再生される場合は、後述するフェードインチェック処理を実行して、本フェードチェック処理3を終了する(ステップT606)。
一方、ステップT603において、次の曲がTNoが連続して再生が行われない場合は(ステップT603;No)、フェードインチェック処理を実行し(ステップT605)、さらに、フェードアウト処理を実行して(ステップT605)、本フェードチェック処理3を終了する。
【0095】
図20は、フェードチェック処理3において実行されるフェードインチェック処理を示すフローチャートである。図20において、システムコントローラ103は、図18のステップT504においてTNoを取得した曲がフェードイン指定されているか否かを判断する。フェードイン指定されていない場合は(ステップT701;No)、本フェードインチェック処理を終了し、フェードイン指定されている場合は(ステップT701;Yes)、次に、再生する曲がディスクの先頭の曲か否かを判断する。
【0096】
再生する曲がディスクの先頭の曲である場合は(ステップT702;Yes)、本フェードインチェック処理を終了し、再生する曲がディスクの先頭の曲でない場合は(ステップT702;No)、前に再生された曲とTNoが連続して再生されるか否かを判断する。前に再生された曲とTNoが連続して再生される場合は(ステップT703;Yes)、本フェードインチェック処理を終了し、前の曲とTNoが連続して再生されない場合は(ステップT703;No)、フェードイン処理を実行して(ステップT704)、本フェードインチェック処理を終了する。
【0097】
以上のように本発明の実施の形態の光ディスク装置10によれば、ユーザに操作部105を介してフェード指定を行う曲のDNo、TNoを入力させて再生または記録の開始前にフェード指定登録を行う。また、フェード指定登録が行われた曲であっても、前の曲とTNoが連続して再生または記録される場合や、フェード指定登録が行われた曲がディスクの先頭の曲である場合は、フェードイン処理を行わず、また、次の曲と連続して再生または記録される場合やディスクの最後の曲である場合は、フェードアウト処理を行わずに再生または記録を行う。さらに、フェードイン指定、フェードアウト指定は、ユーザの指示にしたがって個別に登録することができ、フェードイン指定、フェードアウト指定の削除についても、ユーザの指示にしたがってそれぞれ個別に削除することができる。あるいは、再生または記録を行う光ディスクのTOC情報を取得して、自動で曲の初めと終わりのピークレベルを検出して、曲が連続しているか否かを判断して、フェード指定を登録する。
【0098】
したがって、光ディスク装置10において、再生または記録を行う光ディスクに収納される曲がTNoにまたがっていたり、連続するTNoにおいて曲に切れ間がない場合において、TNoを連続して再生または記録しない場合であっても、フェード処理を行うことにより、連続するデジタルデータの分割部分においても耳障りな音を消すことができる。
【0099】
また、再生または記録を行う前にまとめてフェード指定を行うことができるので、再生または記録の作業途中に、1曲毎に作業を中断してフェード指定を行う必要がない。
さらに、フェードイン指定、フェードアウト指定を個別に登録や削除できるので、必要のないフェード処理を行うことがなく再生または記録に係る時間を短縮できる。
【0100】
あるいは、フェード指定された曲であっても、前の曲とTNoが連続して再生または記録される場合や、ディスクの先頭の曲である場合は、フェードイン処理を行わず、また、次の曲と連続して再生または記録される場合や、ディスクの最後の曲である場合は、フェードアウト処理を行わないので、必要のないフェード処理を省くことができ、作業の手間および時間を省くことができる。
また、再生または記録する光ディスクからTOC情報を取得して、自動でフェード指定の登録を行うので、ユーザが手作業によりフェード指定の指示を入力する手間が省け操作が簡単になる。
【0101】
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る光ディスク装置の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、本実施の形態においては、光ディスクをMDとして説明したが、CD−RW等の様に書き換え可能な記録媒体であればよい。
【0102】
また、本実施の形態においては、曲を連続して再生または記録しない場合について説明したが、曲を連続して再生または記録した場合においても、フェード処理を行うことは可能である。
その他、本実施の形態における光ディスク装置10の細部構成、および詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0103】
【発明の効果】
本発明によれば、光ディスクに収納される再生順または記録順の曲がTNoにまたがっていたり、連続するTNoにおいて曲に切れ間がない場合において、TNoを連続して再生または記録しない場合であっても、フェード処理を行うことにより、連続するデジタルデータの分割部分において耳障りな曲の終わり方をしない。また、ユーザは再生または記録を行う前にまとめてフェード指定を行い、フェード処理するデジタルデータのトラック番号をフェード指定記憶手段に記憶させておくといったことにより、再生または記録の作業途中に、1曲毎に作業を中断してフェード指定を行う必要がない。
【0106】
また、フェード処理が不必要な場合は、フェード処理を行わずに再生または記録を行うので、ユーザは、フェード指定の削除を行う手間が省け、不必要なフェード処理も行われないため、再生または記録に係る時間を短縮できる。
【0107】
また、ユーザは再生または記録を行う前にフェード指定を行う手間が省け、簡単な操作で曲の分割部分における耳障りな音を消すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態の光ディスク装置10の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムコントローラ103によって実行されるフェードユーザ指定処理の一部を示すフローチャートである。
【図3】図2のフェードユーザ指定処理の一部として実行されるフェード指定登録削除処理を示すフローチャートである。
【図4】図1のシステムコントローラ103によって実行されるフェード自動指定処理の一部を示すフローチャートである。
【図5】図1のシステムコントローラ103によって実行されるフェード自動指定処理の一部を示すフローチャートである。
【図6】図1のシステムコントローラ103によって実行されるフェード再生処理を示すフローチャートである。
【図7】図6のフェード再生処理の一部として実行されるフェードチェック処理1を示すフローチャートである。
【図8】図1のシステムコントローラ103によって実行されるフェード記録処理を示すフローチャートである。
【図9】図8のフェード記録処理の一部として実行されるフェードチェック処理2の一部を示すフローチャートである。
【図10】図8のフェード記録処理の一部として実行されるフェードチェック処理2の一部を示すフローチャートである。
【図11】図1のシステムコントローラ103によって実行されるフェード個別指定処理の一部を示すフローチャートである。
【図12】図1のシステムコントローラ103によって実行されるフェード個別指定処理の一部を示すフローチャートである。
【図13】図1のシステムコントローラ103によって実行されるフェード個別登録削除処理を示すフローチャートである。
【図14】図13のフェード個別登録削除処理の一部として実行されるフェード指定削除処理1を示すフローチャートである。
【図15】図14のフェード指定削除処理1の一部として実行される片方削除処理を示すフローチャートである。
【図16】図13のフェード個別指定処理の一部として実行されるフェード指定削除処理2を示すフローチャートである。
【図17】図13のフェード個別指定処理の一部として実行されるフェード指定削除処理3を示すフローチャートである。
【図18】図1のシステムコントローラ103によって実行されるフェード個別再生処理を示すフローチャートである。
【図19】図18のフェード個別再生処理の一部として実行されるフェードチェック処理3を示すフローチャートである。
【図20】図19のフェードチェック処理3の一部として実行されるフェードインチェック処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 光ディスク装置
101 MD部
102 記録再生駆動回路
103 システムコントローラ103
104 表示部
105 操作部
106 RAM
107 D/A変換器
108 A/D変換器
Claims (4)
- トラック番号順にデジタルデータが記録された光ディスク内のデジタルデータを所与の再生順に再生し、当該再生時にフェード処理を実行可能な光ディスク装置において、
前記光ディスクに記録されたデジタルデータのうち、フェード処理するデジタルデータのトラック番号を記憶するフェード指定記憶手段と、
前記再生順に従ってデジタルデータを再生する際に、前記フェード指定記憶手段によりトラック番号が記憶されたデジタルデータについてフェード処理を実行するフェード処理実行手段と、
を備え、
前記フェード処理実行手段は、
前記再生順にデジタルデータを再生する際に、トラック番号の連続するデジタルデータを再生するか否かを判別する連続判別手段と、
前記連続判別手段により連続すると判別されたデジタルデータについては、前記フェード指定記憶手段にトラック番号が記憶されているか否かにかかわらず、フェード処理を抑止するフェード処理抑止手段と、
を有することを特徴とする光ディスク装置。 - トラック番号順にデジタルデータが記録された光ディスク内のデジタルデータを他の光ディスクに所与の記録順に記録し、当該記録時にフェード処理を実行可能な光ディスク装置において、
前記光ディスクに記録されたデジタルデータのうち、フェード処理するデジタルデータのトラック番号を記憶するフェード指定記憶手段と、
前記記録順に従ってデジタルデータを記録する際に、前記フェード指定記憶手段によりトラック番号が記憶されたデジタルデータについてフェード処理を実行するフェード処理実行手段と、
を備え、
前記フェード処理実行手段は、
前記記録順にデジタルデータを記録する際に、トラック番号の連続するデジタルデータを記録するか否かを判別する連続判別手段と、
前記連続判別手段により連続すると判別されたデジタルデータについては、前記フェード指定記憶手段にトラック番号が記憶されているか否かにかかわらず、フェード処理を抑止するフェード処理抑止手段と、
を有することを特徴とする光ディスク装置。 - トラック番号順にデジタルデータが記録された光ディスク内のデジタルデータを所与の再生順に再生し、当該再生時にフェード処理を実行可能な光ディスク装置において、
前記光ディスク内に記録されている全てのデジタルデータを前記トラック番号順に連続再生させた際のデジタルデータの連続部分のピークレベルを検出し、ピークレベルが一定となった連続部分の前後のデジタルデータのトラック番号を記憶させる制御を行うフェード自動指定記憶制御手段と、
前記再生順に従ってデジタルデータを再生する際に、前記フェード自動指定記憶制御手段によりトラック番号が記憶されたデジタルデータについてフェード処理を実行するフェード自動処理実行手段と、
を備え、
前記フェード自動処理実行手段は、
前記再生順にデジタルデータを再生する際に、トラック番号の連続するデジタルデータを再生するか否かを判別する連続判別手段と、
前記連続判別手段により連続すると判別されたデジタルデータについては、前記フェード自動指定記憶制御手段によりトラック番号が記憶されたか否かにかかわらず、フェード 処理を抑止するフェード処理抑止手段と、
を有することを特徴とする光ディスク装置。 - トラック番号順にデジタルデータが記録された光ディスク内のデジタルデータを他の光ディスクに所与の記録順に記録し、当該記録時にフェード処理を実行可能な光ディスク装置において、
前記光ディスク内に記録されている全てのデジタルデータを前記トラック番号順に連続再生させた際のデジタルデータの連続部分のピークレベルを検出し、ピークレベルが一定となった連続部分の前後のデジタルデータのトラック番号を記憶させる制御を行うフェード自動指定記憶制御手段と、
前記記録順に従ってデジタルデータを記録する際に、前記フェード自動指定記憶制御手段によりトラック番号が記憶されたデジタルデータについてフェード処理を実行するフェード自動処理実行手段と、
を備え、
前記フェード自動処理実行手段は、
前記記録順にデジタルデータを記録する際に、トラック番号の連続するデジタルデータを記録するか否かを判別する連続判別手段と、
前記連続判別手段により連続すると判別されたデジタルデータについては、前記フェード自動指定記憶制御手段によりトラック番号が記憶されたか否かにかかわらず、フェード処理を抑止するフェード処理抑止手段と、
を有することを特徴とする光ディスク装置。
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