JP3724477B2 - 再生装置及び表示制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばサブデータが音声データなどのメインのデータと共に記録される記録媒体の再生装置及び表示制御方法に関し、特に再生時のサブデータの表示技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光磁気ディスク,光ディスク,磁気テープなどの記録媒体にデータを記録する場合、メインのデータに付随するサブデータの記録ができるようにしたものが各種開発されている。例えば、音楽の演奏音などの音声データを記録する場合に、この音声データと共に曲名などのサブデータをコード化して記録させることができる。
【0003】
このようにメインのデータに付随するサブデータが記録媒体に記録されていることで、再生時に記録データの内容をサブデータより知ることができ、使い勝手が向上する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなサブデータが記録された記録媒体の再生時に、サブデータの内容を知るためには、再生装置にサブデータを表示する表示手段が必要である。ところが、例えば音声データの再生を行う再生装置の場合には、通常はトラック番号などを表示する比較的小型の表示部が設置されているだけであり、曲名などの文字データを表示させるのは困難である。ここで、曲名などの文字が表示可能な大型の表示部を設けると、それだけ表示部の構成が複雑になり、再生装置の製造コストを増大させてしまうと共に、大型の表示部を設置するスペースが必要になり、再生装置を大型化させてしまう不都合があった。
【0005】
本発明はかかる点に鑑み、比較的小型の表示部で良好に曲名などのサブデータを表示させることのできる再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、トラック単位で管理されるデータと当該データの内容を示す文字情報とが記録された記録媒体を再生する再生手段と、上記再生手段により上記管理領域から再生された文字情報を記憶する記憶手段と、少なくとも上記記憶手段に記憶されている文字情報を表示する表示部を備えた表示手段と、上記記憶手段に記憶された文字情報の文字列を第1の速度にて上記表示部の一端側から他端側へ1文字づつスクロールさせ、上記文字列の先頭文字が上記他端側に到達したときに上記スクロールを停止し、所定期間経過後上記文字列を上記第1の速度より遅い第2の速度にて1文字づつスクロールさせ、当該文字情報の最後の文字が表示された場合当該文字情報の表示を終了させると共に再生中のデータの再生開始位置からの経過時間を示す情報を表示させる表示制御手段とを備える再生装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、添付図面を参照して説明する。
【0008】
本例においては、音声データが記録される光磁気ディスクの記録・再生装置に適用したもので、この記録・再生装置の構成を図1に示す。この図1において、1は光磁気ディスクを示し、この光磁気ディスク1はカートリッジ2に収納されたままで記録・再生装置に装着され、スピンドルモータ3により回転駆動される。そして、このディスク1に螺旋状又は同心円状に形成されたトラックに後述する磁界変調で記録された記録信号を光学ピックアップ4で読出し、再生信号をRFアンプ5を介して変調・復調処理回路6に供給し、記録用に変調されたデータの復調を行う。この変調・復調処理回路6での記録用の変調及び復調の処理としては、例えば8−14変調(EFM)と称されるデジタル変調が行われる。また、この変調・復調処理回路6での処理は、システムコントローラ20の制御で行われる。
【0009】
また、光磁気ディスク1に形成された各トラックは、ウォブリング(蛇行)によりアドレスデータが予め記録されてあり、このウォブリング情報をアドレスデコーダ9が検出するようにしてある。即ち、RFアンプ5が出力する再生信号をアドレスデコーダ9に供給し、このデコーダ9でウォブリングにより記録されたアドレスデータのデコードを行い、デコードされたアドレスデータを、変調・復調処理回路6を介してシステムコントローラ20に供給する。
【0010】
そして、変調・復調処理回路6で復調された音声データを、メモリコントローラ10に供給し、このメモリコントローラ10に接続されたRAM11に一旦記憶させる。このRAM11は、再生データが一時的に途切れた場合にも音声データの出力を連続させるためのデータバッファで、このRAM11に記憶されたデータを圧縮・伸長処理回路12に供給する。そして、この圧縮・伸長処理回路12で記録用に圧縮されたデータを元のデータ量に伸長させ、この伸長さたれデータをデジタル/アナログ変換器13でアナログオーディオ信号に変換し、このアナログオーディオ信号をオーディオ信号出力端子14に供給する。
【0011】
また、光学ピックアップ4や後述する記録ヘッド18のディスクの半径方向の移動が、システムコントローラ20からの指令に基づいたサーボ制御回路7の制御による送りモータ8の駆動で行われる。このサーボ制御回路7には、RFアンプ5が出力する再生信号が供給され、再生トラックに追従させるサーボ制御が行われる。また、スピンドルモータ3による回転駆動も、サーボ制御回路7の制御で行われる。
【0012】
また、記録系の構成としては、オーディオ信号入力端子15に得られるアナログオーディオ信号を、アナログ/デジタル変換器16でデジタル音声データに変換した後、このデジタル音声データを圧縮・伸長処理回路12で圧縮処理を行い、圧縮された音声データをメモリコントローラ10に供給し、このメモリコントローラ10に接続されたRAM11に一旦記憶させる。そして、このRAM11から読出された音声データを、変調・復調処理回路6で記録用に変調し、変調された音声データをヘッド駆動回路17に供給して、記録ヘッド(磁気ヘッド)18を駆動させる。
【0013】
ここで、記録ヘッド18は、光学ピックアップ4からディスク1にレーザが照射される位置の真上(ディスクの反対側)に配されている。そして記録時には、光学ピックアップ4からディスク1に照射されるレーザビームで、記録箇所を加熱させながら、この記録ヘッド18で発生された磁界を記録する処理が行われる。この記録処理は、磁界変調記録方式と称されているものである。
【0014】
また、システムコントローラ20には操作キー21が接続され、この操作キー21の操作に基づいて記録や再生の制御が行われる。さらに、システムコントローラ20には液晶ディスプレイよりなる表示部30が接続され、記録や再生に関するデータなどが文字,数字などで表示されるようにしてある。本例の表示部30は、装置の前面パネルなどに配置され、図2に示すように第1表示桁31,第2表示桁32,第3表示桁33‥‥第9表示桁39の9桁の表示部で構成されて9文字までの表示が可能で、第1表示桁31と第2表示桁32の上部には「トラック番号」と表示させてある。そして、システムコントローラ20の制御による表示部30での表示態様として、9文字を越える文字を表示する場合に、表示位置を移動させるスクロール表示が行われるようにしてある。このスクロール表示については後述する。また、スクロール表示が行われないときには、数字などでトラック番号や再生時間などのデータが表示されるように制御される。
【0015】
そして、本例の光磁気ディスク1には、音声データの他にサブデータの記録ができるようにしてあり、このサブデータが所定トラック(例えば最内周トラック)に所定のフォーマットで記録されるようにしてある。この所定トラックに記録されたサブデータは、この光磁気ディスク1への音声データの記録や再生を行うに先立って(例えばディスク1を記録・再生装置に装着したときに)再生され、システムコントローラ20内のメモリに記憶される。そして、記録や再生を行う場合の記録アドレスや再生アドレスの制御が、このサブデータに基づいて行われる。また、音声データの記録が行われたときには、記録したアドレスなどのデータをサブデータに付加する処理(即ち対応したエリアのサブデータの更新処理)が行われる。また、編集作業などによりサブデータだけを更新させる場合もある。
【0016】
ここで、このサブデータの内容及びデータ構成について説明すると、まずサブデータの内容としては、ディスク1に設定されたトラック番号のアドレスデータと、各トラック番号の箇所に記録されたデータの種類のデータと、各トラック番号に付与されたトラック名のデータと、ディスク1に付与されたディスク名のデータとが記録されている。なお、このようなサブデータは、TOC(Table
of Contents:索引情報)と称されるものである。
【0017】
そして、それぞれのサブデータは、図3及び図4に示すように、32ビット毎のエリアに分けられて記録されている。なお、ここで述べるトラック番号は、ディスク1に記録された音声データを1単位毎に区切って付与された番号で、例えば1枚のディスクに複数の曲が記録されている場合に、1曲毎に付与される番号で、ディスク1に形成されたデータ記録トラックのトラック数とは直接関係がない。
【0018】
そして、各トラック番号毎のアドレスデータと、記録データの種類に関するデータとは、図3に示すように記録されている。即ち、このディスク1にトラック番号1からトラック番号N(Nは任意の整数)までN個の音声データが記録されているとすると、エリア111にトラック番号1のアドレスデータがどのエリアに記録されているかを示すデータが記録され(この場合はエリア151)、以後1エリアずつ順にトラック番号Nまで対応したトラック番号のアドレスデータの記録エリアを示すデータが記録されている。
【0019】
そして、エリア151からは2エリアが1組で使用され、最初のエリアで対応したトラック番号のスタートアドレスと種別データとが記録され、次のエリアで対応したトラック番号のエンドアドレスと接続データとが記録される。この場合、種別データとしては記録される音声データの種別(ステレオ,モノラルの区別,コピーガードの有無,エンファシスのオン・オフなど)が記録され、接続データとしては該当するトラック番号の次に再生するトラック番号のデータが記録される。
【0020】
また、各トラック番号に付与されたトラック名のデータと、ディスク1に付与されたディスク名のデータとは、図4に示すように記録されている。即ち、エリア211にトラック番号1のトラック名の文字データがどのエリアに記録されているかを示すデータが記録され(この場合はエリア251)、以後1エリアずつ順にトラック番号Nまで対応したトラック番号のトラック名の文字データの記録エリアを示すデータが記録されている。
【0021】
そして、エリア251からは2エリアが1組で使用され、2エリアを使用してトラック名の文字データが記録される。また、最後に接続データが記録され、トラック名の文字数が2エリアの記録データ量で納まらない場合に、この接続データで後続のエリア番号のデータが記録される。従って、接続データで順次後続のエリア番号を指示することで、1単位のトラック名の文字データを記録できるエリアを拡大でき、1単位のトラック名の文字データ数に制限がない。(但し、サブデータの記録エリア全体の容量で決まる制限はある。)
【0022】
なお、トラック名の文字データが記録されるエリアには、同様の構成でディスク名の文字データも記録できるようにしてある。図4の例では、エリア251,252がディスク名のデータエリアとして使用されている。
【0023】
そして、本例の記録・再生装置は、このようにサブデータとして記録されたディスク名及びトラック名を、再生時に表示部30に表示させるようにしてある。以下、この表示時の動作を、図5及び図6のフローチャートを参照して説明する。
【0024】
まず、ディスク名が表示される状態を、図5のフローチャートに示すと、本例ではこのディスク名の表示はディスク1を装置に装着したときに行われる。即ち、ディスク1の装置への装着があったとき(ステップ101)、この装着されたディスク1の所定トラック(最内周トラックなど)に記録されたサブデータを読出して、システムコントローラ20側のメモリに記憶させる(ステップ102)。そして、読出されたサブデータにディスク名のデータがあるか否か判断し(ステップ103)、ディスク名のデータがある場合、9桁の表示桁31〜39で構成される表示部30の最下位の表示桁39から順に、ディスク名をスクロールさせながら表示させる。従って、最初の状態では、図2のAに示すように、最下位の表示桁39だけにディスク名の先頭文字が表示された状態になる。但し、ディスク名の表示時には、図2のAに示すような最上位の表示桁31でのトラック番号の表示(図2のA〜Cで「1」と表示されている部分)は行われない。
【0025】
このときのスクロール表示としては、1桁ずつ表示桁をスクロールさせた後(ステップ104)、先頭文字の表示位置が最上位の表示桁31まで移動したか否か判断して(ステップ105)、最上位の表示桁31までスクロールしていないとき、30m秒だけ待機してから(ステップ106)、ステップ104に戻って次の桁へのスクロールを行う。
【0026】
そして、この30m秒毎のスクロールで、先頭文字の表示位置が最上位の表示桁31まで移動したときには、ステップ105からステップ107に移って、1秒待機する。この1秒待機した後は、ディスク名の最後の文字が最下位の表示桁39に表示されるまで、200m秒毎にスクロールさせる表示を行わせる。即ち、1秒待機した後に1桁スクロールさせ(ステップ108)、ディスク名の最後の文字が最下位の表示桁39に表示されたか否か判断し(ステップ109)、最後の文字が表示されていない場合は200m秒待機してから(ステップ110)、ステップ108に戻って次の桁へのスクロールを行う。そして、200m秒毎のスクロールで、ディスク名の最後の文字が最下位の表示桁39に表示された場合、ディスク名の表示を終了して、図6のフローチャートに示すトラック名の表示処理に移る。
【0027】
次に、このトラック名の表示処理を、図6を参照して説明すると、ディスク名の表示が行われた後に、キー21の操作で再生させるトラック番号の選択が行われたか否か判断する(ステップ201)。また、再生途中でトラック番号が変化したか否か判断する(ステップ202)。そして、それぞれの判断で、トラック番号の選択が行われたと判断したとき、或いはトラック番号が変化したと判断したとき、図2のAに示すように、最上位の表示桁31を使用して現在再生中のトラック番号を表示させる(ステップ203)。ここで、表示させるトラック番号が2桁の数字である場合(即ちトラック番号が10以上である場合)には、次の表示桁32も使用する。なお、ステップ202でのトラック番号の変化の判断処理で、トラック番号が変化したと判断する場合には、再生が行われていない状態から再生が開始されて、新たに再生中のトラック番号のデータが得られた場合も含む。
【0028】
そして、このトラック番号の表示が行われると同時に、最下位の表示桁39から順に、トラック名を1文字ずつスクロールさせながら表示させる(ステップ204)。従って、最初の状態では、図2のAに示すように、最上位の表示桁31に現在再生中のトラック番号が表示されると共に、このトラック番号のトラック名の先頭文字が最下位の表示桁39に表示された状態になる。なお、図2のA〜Gは、表示状態の経時的な変化を示す図である。
【0029】
そして、この1文字のスクロールが行われた後、先頭文字の表示位置が最上位の表示桁31まで移動したか否か判断して(ステップ205)、最上位の表示桁31までスクロールしていないとき、30m秒だけ待機してから(ステップ206)、ステップ204に戻って次の桁へのスクロールを行う。このときには、トラック番号が表示された表示桁31にトラック名の先頭文字が移動するまで、表示桁31を使用したトラック番号の表示が行われる。従って、図2のB,Cに示すように、30m秒毎に表示文字が移動している間は、トラック番号がそのまま表示され、図2のDに示すように、全ての表示桁31〜39を使用したトラック名の表示が行われる状態になって、トラック番号の表示がなくなる。
【0030】
そして、この30m秒毎のスクロールで、先頭文字の表示位置が最上位の表示桁31まで移動したときには、ステップ205からステップ207に移って、1秒待機する。この1秒待機した後は、トラック名の最後の文字が最下位の表示桁39に表示されるまで、図2のE,Fに示すように、200m秒毎にスクロールさせる表示を行わせる。即ち、1秒待機した後に1桁スクロールさせ(ステップ208)、トラック名の最後の文字が最下位の表示桁39に表示されたか否か判断し(ステップ209)、最後の文字が表示されていない場合は200m秒待機してから(ステップ210)、ステップ208に戻って次の桁へのスクロールを行う。そして、200m秒毎のスクロールで、トラック名の最後の文字が最下位の表示桁39に表示された場合、トラック名の表示を終了させると同時に、図2のGに示すように、最上位の表示桁31を使用して現在再生中のトラック番号を表示させる(ステップ211)。そして、このトラック番号の表示時には、下位の表示桁34〜39を使用して、現在の再生時間を分,秒(m,s)で表示させる。この再生時間の表示は、該当するトラック番号の先頭部分からの経過時間の表示である。従って、トラック番号が変わる毎にリセットされる。
【0031】
このようにディスク名の表示とトラック名の表示が行われることで、9桁の表示部30を使用して、9文字以上のディスク名やトラック名が良好にスクロール表示される。即ち、9桁の表示桁31〜39全てを使用した表示が行われるまでは、1文字毎のスクロールが30m秒周期で行われ、比較的早い速度でスクロール(図2のA〜Dの矢印S1 で示す動き)するようになり、9桁の表示桁31〜39による先頭の9文字の表示文字の識別が迅速に行えるようになる。そして、この先頭の9文字の表示は、9文字全てが表示されてから次にスクロールするまで1秒待機する(即ち1秒間は停止している)ようにしたので、この1秒間に先頭の9文字の識別が良好に行える。
【0032】
そして、以後は1文字毎のスクロールが200m秒周期で行われ、比較的遅い速度でスクロール(図2のEの矢印S2 で示す動き)するようになり、1文字スクロールする毎に表示文字の識別が可能で、9文字以上のディスク名やトラック名が、最後の文字まで良好に識別できる。
【0033】
従って、先頭の文字だけが表示された状態から最後の文字が表示された状態になるまで、一定の速度でスクロールさせる従来のスクロール表示の表示形態よりも、表示文字の識別が良好にできるようになり、少ない桁数の表示部を使用して文字数の多いディスク名やトラック名の表示が良好にできる。
【0034】
また、本例においては、ディスク名やトラック名の表示にために、上位の表示桁31(或いは表示桁31,32)が使用されない間は、この表示桁31(或いは表示桁31,32)を使用してトラック番号の表示を行うようにしたことで、表示部30だけを使用して、選択された(或いは現在再生中の)トラック番号の良好な表示が行われ、ディスク名やトラック名の識別と同時にトラック番号の識別を行うことができる。さらに、ディスク名やトラック名の表示が行われた後は、表示部30に演奏時間の表示が行われるので、表示部30だけを使用した効率の良い表示が行われる。
【0035】
なお、上述実施例では記録が可能な光磁気ディスクの再生を行う記録・再生装置として説明したが、ディスク成形時に形成されるピットでデータが記録される光ディスクの再生を行う場合にも、同様の構成の再生系回路で再生を行うことが可能である。
【0036】
また、上述実施例ではトラック名やディスク名の文字を表示させる場合に適用したが、トラック名やディスク名に対応した表示であれば、文字,数字以外の記号などを表示させる場合にも適用できる。また、上述実施例では音楽などの音声データが記録されたディスクのトラック名やディスク名を表示させるようにしたが、映像データ,プログラムデータなどの他のデータが記録された記録媒体のデータ名を表示させるようにしても良い。
【0037】
また、上述実施例においては、ディスクの記録・再生装置に適用したが、再生機能だけを備えた再生装置での表示にも適用できることは勿論である。また、ディスク以外の記録媒体の再生装置にも適用できる。例えば、磁気テープに記録されたサブデータの表示にも適用できる。さらにまた、本発明は上述実施例に限らず、その他種々の構成が取り得ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】
本発明によると、表示部での表示が、この表示部が備える表示桁を越えた桁数の文字などの表示でも、スクロール表示により良好に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用される記録・再生装置を示す構成図である。
【図2】一実施例による表示態様を示す説明図である。
【図3】一実施例によるアドレスデータの記憶状態を示す構成図である。
【図4】一実施例によるトラック名データの記憶状態を示す構成図である。
【図5】一実施例によるディスク名の表示動作を示すフローチャート図である。
【図6】一実施例によるトラック名の表示動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク、20 システムコントローラ、30 表示部、31 第1表示桁、32 第2表示桁、33 第3表示桁、34 第4表示桁、35 第5表示桁、36 第6表示桁、37 第7表示桁、38 第8表示桁、39 第9表示桁
Claims (3)
- トラック単位で管理されるデータと当該データの内容を示す文字情報とが記録された記録媒体を再生する再生手段と、
上記再生手段により再生された文字情報を記憶する記憶手段と、
少なくとも上記記憶手段に記憶されている文字情報を表示する表示部を備えた表示手段と、
上記記憶手段に記憶された文字情報の文字列を第1の速度にて上記表示部の一端側から他端側へ1文字づつスクロールさせ、上記文字列の先頭文字が上記他端側に到達したときに上記スクロールを停止し、所定期間経過後上記文字列を上記第1の速度より遅い第2の速度にて1文字づつスクロールさせ、当該文字情報の最後の文字が表示された場合当該文字情報の表示を終了させると共に再生中のデータの再生開始位置からの経過時間を示す情報を表示させる表示制御手段と
を備える再生装置。 - 上記再生手段は、トラック単位で管理されるデータと当該データの内容を示す文字情報と当該データのトラック番号情報とが記録された記録媒体を再生し、
上記表示制御手段は、上記記憶手段に記憶された文字情報の文字列を第1の速度にて上記表示部の一端側から他端側へ1文字づつスクロールさせ、上記文字列の先頭文字が上記他端側に到達したときに上記スクロールを停止し、所定期間経過後上記文字列を上記第1の速度より遅い第2の速度にて1文字づつスクロールさせ、当該文字情報の最後の文字が表示された場合当該文字情報の表示を終了させると共に再生中のデータの再生開始位置からの経過時間を示す情報と上記トラック番号情報とを表示させることを特徴とする
請求項1記載の再生装置。 - トラック単位で管理されるデータと当該データの内容を示す文字情報とが記録された記録媒体を再生する再生ステップと、
再生された上記文字情報を記憶する記憶ステップと、
記憶された上記文字情報の文字列を第1の速度にて表示部の一端側から他端側へ1文字づつスクロールさせる第1のスクロールステップと、
上記文字列の先頭文字が上記他端側に到達したときに上記スクロールを停止させるスクロール停止ステップと、
所定時間経過後上記文字列を上記第1の速度より遅い第2の速度にて1文字づつスクロールする第2のスクロールステップと、
上記文字情報の文字列の最後の文字が表示された場合当該文字情報の表示を終了させると共に再生中のデータの再生開始位置からの経過時間を示す情報を表示するステップと
から構成される表示制御方法。
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