JP2576964B2 - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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JP2576964B2
JP2576964B2 JP21080992A JP21080992A JP2576964B2 JP 2576964 B2 JP2576964 B2 JP 2576964B2 JP 21080992 A JP21080992 A JP 21080992A JP 21080992 A JP21080992 A JP 21080992A JP 2576964 B2 JP2576964 B2 JP 2576964B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク記録装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽信号を再生する光ディスクの
メディアとして、民生に広く普及しているコンパクトデ
ィスク(CD)がある。近年、光ディスク媒体の記録膜
の研究が盛んに進み、記録可能な光ディスクが開発され
ている。記録可能な光ディスクには、レーザ光の照射に
よる発生した熱で記録膜を変形させたり、あるいは、記
録膜を焼き切ることで記録ピットを形成するタイプの、
1回だけ記録でき消去できない追記型(DRAW)と呼
ばれるものと、また、同様にレーザ光を光源として用
い、光ディスクに対して反対の位置から外部磁界をかけ
て、記録膜の垂直磁化の方向を変えることにより情報記
録を行うタイプの、記録消去を繰り返し行える書換型
(Erasable−DRAW、光磁気型)と呼ばれる
ものとがある。
【0003】これらの自由に記録できる記録膜を持つ光
ディスクを使用して記録を行う光ディスクレコーダ(記
録装置)が開発されている。中でも、再生専用のCDプ
レーヤと同様の再生原理で、動作する記録可能な光ディ
スク媒体に、記録を敢行して、再生CDと同一のディス
クフォーマットであれば、この光ディスクは再生専用の
CDと同様にCDプレーヤで再生可能である。
【0004】これらの光ディスクレコーダの場合、光デ
ィスク内周側に、記録の後で目次情報(CDであればT
OC(Table of Contents)情報)を
各トラック毎のアドレス情報として記録するために空き
エリアの領域(TOC領域)を取り、その空きエリアの
外側から光ディスク外周側へとユーザレコーダブル領域
への信号(例えばCDであれば音楽信号等)の記録を行
う。そして、所定の外周位置まで記録を行った時、ある
いは、任意の位置まで記録を行い、それ以上外周側への
記録をその光ディスクに行わないと定めた時、光ディス
ク内周部の目次領域へ光ピックアップを移動させ、これ
まで記録を行った信号(CDであれば音楽信号(曲))
の目次情報をこの目次領域へ記録し、記録可能型光ディ
スクを記録完了ディスクとしていた。
【0005】また、従来の技術には次のようなものがあ
った。前述のようなTOCデ−タ(目次情報)の記録を
後で記録する動作モード(AFTER−TOCモ−ド)
で、ユーザレコーダブルエリアには信号記録を施し、ま
だTOCエリアへの記録をしていない記録可能型CD
を、一般の再生専用CDプレーヤで再生することは不可
能であった。
【0006】そのため、ユーザレコーダブルエリアの記
録を行う前に目次情報(TOCデータ)の記録を行い、
この前もって記録したTOCデータを基に、ユーザレコ
ーダブルエリアを各トラックに分けて記録する方法が、
特開平3−100983号で提案されている。この提案
によれば、ユーザレコーダブルエリアであるプログラム
エリアへの記録が全て記録終了していない途中段階の記
録可能型CDを、再生専用CDプレーヤでも利用可能な
状態にするため、TOCデータを前もって記録するもの
であった。即ち、再生専用CDプレーヤでは、このTO
Cエリアの情報をリードして、各トラックの開始位置を
認識しなければ再生不能となる。しかも、この情報を認
識するのは、光ディスクが装置に挿入されたとき、まず
最初に行わなければならないため、ここで、TOCデー
タが記録されていなければ、ディスク読取りエラーとな
ってしまう。TOCデータを前もって記録することによ
り、このエラーを防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、TOCデー
タ(目次情報)の記録を後で行う動作モード(AFTE
R−TOCモード)で、ユーザレコーダブルエリアへの
記録は行われているが、まだTOCエリアへ記録されて
いない記録可能型CDや、またはユーザレコーダブルエ
リアへの記録が全て記録終了していない記録途中段階の
記録可能型CDであっても、再生専用CDプレーヤで利
用可能な状態にするため、既に前もってTOCデータを
TOCエリアへ記録した記録可能型CD(PRE−TO
Cモード)と、更に、それぞれの動作モードで全て記録
完了した各記録可能型CDの、計4種類の記録状態にあ
る記録可能型CD(光ディスク)を装置に挿入した場
合、それらを分類して認識することが不可能であった。
【0008】従って、例えば、光ディスク記録装置がA
FTER−TOCモードで動作しているときに、PRE
−TOCモードでTOCエリアが記録されて、まだ記録
できる光ディスクをセットした場合には、記録完了とし
て、誤って判断してしまう。同様に、PRE−TOCモ
ードで動作中の光ディスク記録装置に、TOCエリアが
まだ記録されていずユーザレコーダブルエリアには幾ら
か記録されている光ディスク、即ち、AFTER−TO
Cモードで記録された光ディスクを挿入した場合には、
やはり、誤って判断してしまうという問題があり、二つ
の動作モードが装置において共存できず、不便であっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による光ディスク
記録装置は、光ディスクのユーザレコーダブル領域内に
複数の記録信号ブロックを記録する手段と、その各記録
信号ブロックの記録位置を示す目次情報をユーザレコー
ダブル領域外の所定領域に記録する手段とを有し、目次
情報の有無を検出する手段と、目次情報を記録したこと
を示す第一の指示情報を光ディスクに記録する手段と、
第一の指示情報を検出する手段と、目次情報として記録
した記録信号ブロックの記録を全て終了したときに記録
信号ブロックの記録不可を示す第二の指示情報を光ディ
スクに記録する手段と、第二の指示情報を検出する手段
とを具備したものである。また、本発明による光ディス
ク記録装置は、前記の目次情報の有無を検出する手段
と、前記の目次情報を記録したことを示す第一の指示情
報を検出する手段と、前記の記録信号ブロックの記録不
可を示す第二の指示情報を検出する手段とにより、光デ
ィスクの記録信号ブロックの記録可能な領域が残ってい
るか否かを識別する手段を具備したものである。また、
本発明による光ディスク記録装置は、前記の光ディスク
の記録信号ブロックの記録可能な領域が残っているか否
かを識別する手段から得られる識別結果により、目次情
報の記録を記録信号ブロックの記録後に行う第一の動作
モードかまたは記録信号ブロックの記録前に目次情報を
記録して動作する第二の動作モードかを決定する手段
と、その決定手段により決定された動作モードで動作す
る手段を具備したものである。また、本発明による光デ
ィスク記録装置は、目次情報の記録を記録信号ブロック
の記録後に行う第一の動作モードで動作中に動作モード
切り替え指令によりそれまで記録した各記録信号ブロッ
クの目次情報と光ディスクの残ユーザレコーダブル領域
とを複数の信号ブロックに割り振った目次情報とをユー
ザレコーダブル領域外の所定領域に記録する手段を有
し、その記録の後は前記第二の動作モードに切り替えて
動作する手段を具備したものである。
【0010】
【作用】目次情報の有無を検出する手段と、目次情報を
記録したことを示すための情報を検出する手段と、記録
信号ブロックの記録付加を示す情報を検出する手段とか
らの、各検出により、光ディスクの記録状態を識別す
る。また、これらの情報を、光ディスクの記録状態に応
じて、光ディスクに記録を行うことができる。また、こ
れらの手段により、ブロックを記録可能なエリアが光デ
ィスクに残っているか否かを識別することができる。
【0011】また、動作モードを装置内で決定するため
に、光ディスクのそれまでの記録状態に応じた動作モー
ドで動作する。また、更に、目次情報の記録を後で行う
動作モード(AFTER−TOCモード)で動作中であ
っても、動作モード切り替え指令を備えているために、
それまで記録した各記録信号ブロックの目次情報と、光
ディスクの残ユーザレコーダブル領域を複数の信号ブロ
ックに割り振った目次情報とを、ユーザレコーダブルエ
リア外の所定領域(TOCエリア)に記録し、以降は、
PRE−TOCモードに動作モードを切り替えて動作さ
せることができる。
【0012】
【実施例】本実施例では、記録可能型光ディスクである
記録可能型CDを取り上げたシステム構成により説明す
る。記録可能型CDには、1回記録可能で消去できない
追記型CD(CD−R,DRAW等と呼ばれる)と、光
磁気方式などにより記録消去を繰り返し行える書換型
(Erasable−DRAW、光磁気型)と呼ばれる
ものとがある。目次情報は、CD規格に準じてTOC
(Table of Contents)情報と呼ぶ。
ここに例示する、CDフォーマットの規格に基づいた光
ディスク記録装置は、CD−DA、CD−ROM、CD
−V、CD−Iなど、各種CDに対応したディスクを記
録し作成する場合に適用するものである。
【0013】図1に、本発明による光ディスク記録装置
の一実施例の構成図を示す。図1において、記録可能型
CDである光ディスク1は、ディスク回転が線速度一定
として働くようCLV制御されているスピンドルモータ
2により、必要な回転数が与えられ、回転駆動される。
記録可能型CD1上の記録情報は光ピックアップ3によ
って読み取られ、ヘッドアンプ4、HF信号検出回路5
を介して、EFM復調回路6に加えられる。EFM復調
回路6からの出力信号は、サブコード抽出回路7を介し
てシステム制御部10に加えられると共に、復調回路8
を介して読み取った音楽信号が復調され、再生信号とし
て端子9に出力される。
【0014】光ディスク1への記録時には、システム制
御部10から出力されるサブコード信号がサブコード挿
入回路11を経由してEFM変調回路15に加えられ、
これは目次情報記録手段として働く。また、EFM変調
信号回路15には、記録情報を信号として入力端子12
からA/Dコンバータ13、変調用信号処理回路14を
介して加えられ、これは信号記録手段として働く。EF
M変調回路15の出力はレーザ変調回路16に加えら
れ、レーザ変調回路16からの出力信号は光ピックアッ
プ3に加えられて、光ピックアップ3から光ディスク1
上への記録を行う。目次情報はサブコード信号に入って
記録される。サブコード信号は情報信号に付加して記録
される。
【0015】一方、光ピックアップ3を移動するため
に、システム制御部10からスライド制御信号が出力さ
れ、スライド駆動回路17を介して、スライド装置18
に加えられる。この位置制御手段により、光ピックアッ
プは各記録に応じた位置へ移動制御される。光ピックア
ップ位置検出出力、及び光ディスクセンサ19からの記
録可能型CD1載置の検出出力信号は、それぞれ、シス
テム制御部10に加えられる。なお、記録可能型CDで
は、ユーザレコーダブルエリアは、例えば、プログラム
エリアの領域に対応する。
【0016】次に、CDフォーマットの規格に基づいた
記録信号について説明する。図2に1EFMフレームの
構成を示す。記録する信号は、1EFMフレームが58
8チャンネルビットで構成され、左から順に、同期用の
EFMフレームパターン、サブコード、オーディオデー
タ(CDROM−データ)、エラー訂正符号となってい
る。同期用のEFMフレームパターンは、EFMフレー
ムを識別するための同期信号である。サブコードは、
P,Q,R,S,T,U,V,Wの8ビットで成り立っ
ている。サブコードは98EFMフレーム分集められ
て、1個のサブコードとなる。
【0017】サブコードのうち、サブコードPは、曲間
と曲中とを区別するものである。図3に、サブコードQ
の、プログラム領域とリードアウト領域における構成図
を示す。ここでは、光ディスクの位置情報として、トラ
ック番号、トラック内経過時間、絶対時間、それらのデ
ータのためのエラー検出符号語、及び、サブコードの同
期信号のために2ビットあり、合計98ビットで構成さ
れている。
【0018】トラック番号は、TOCエリアでは00で
あり、その時の情報は、図4のTOCエリアにおけるサ
ブコードQの構成図に示すように、各トラックの開始タ
イムコードが記録される。同時に全トラック数、全トラ
ック終了時間等の情報が記録される。また、このトラッ
ク番号は、プログラム領域においては、プログラム順に
01,02,03,04・・・と付けられる。
【0019】次に動作について説明する。図1におい
て、載置された記録可能型CD1が、未記録の状態であ
るとする。この場合、装置の動作モードは、TOCデー
タの記録をユーザレコーダブルエリアの記録後に行う、
AFTER−TOCモードである。この記録可能型CD
1に記録する場合、図5に本発明を記録可能型CDに適
用したエリア構成をディスク側面から見た半径断面図と
して示す。ここでTOCエリア20を空き領域にして、
TOCエリア20より外周のユーザレコーダブルエリア
21の最内周から記録(録音)を開始する。TOCエリ
アの詳細を図8に示す。全トラック数30、開始トラッ
ク番号31、全トラックの終了時間32、トラック番号
及び各トラックの開始時間33といった各データであ
る。
【0020】このとき、最初に記録するトラック番号は
1であり、このトラックの開始タイムコード位置は、図
1に示すシステム制御部10が管理して、図示しない内
部メモリーにデータとして貯蔵する。この記録を行う
時、図1の各ブロックは、前述の実施例構成に従って動
作する。即ち、図8の33で示した各トラックに該当す
る開始タイムコードをこれに同様な形式で貯蔵する。
【0021】重要なことは、記録情報信号と共に、EF
M変調回路15へ入力されるサブコードデータ、即ちト
ラック番号を含むデータは、システム制御部10によっ
て生成するのである。そして、記録を停止して、また記
録を開始した場合には、先ほどの記録停止位置から続け
て記録を行うが、この時のトラック番号は1増加されて
第2トラックとなる。従って、第2トラックの開始タイ
ムコードは、先に記録した第1トラックとは、異なった
トラックの開始タイムコードとなる。
【0022】第2トラックに記録し、記録を停止して、
更に記録を再開すれば、次のトラック番号は第3トラッ
クになり、順次、停止毎にトラック番号はインクリメン
ト(1増加)する。その時の、各トラックの開始タイム
コードは、図7のTOCデータ表に示すように、第1ト
ラックはTM(1)、第2トラックはTM(2)、第3
トラックはTM(3)となり、これらは、本発明におけ
る第一の目次情報である。これを図4の光ディスクエリ
アに示せば、ユーザレコーダブルエリア21の内周側か
ら第1トラックのエリア22a、第2トラックのエリア
22b、第3トラックのエリア22cとなり、順次並ん
だエリア構成をとる。
【0023】それぞれのトラックエリアは、自由な時間
の長さで区切ることができる。ここでは、トラックを切
り替えるために、一旦記録を停止しているが、これは、
トラック番号インクリメント指令等を図1のシステム制
御部10が受信してトラックを切り替えるように制御す
る構成として実施することも可能である。
【0024】さて、しかしながら、この記録可能型CD
の状態では、まだTOCエリアを記録していない為に、
一般の再生専用CDプレーヤで、ユーザレコーダブルエ
リア内のトラックを再生することは不可能である。その
ため、本発明では、この状態からTOCエリアを記録
し、更にまだ記録エリアが残っているエリアにも、続け
て追加記録できるようにするため、図6に示すフローチ
ャートに従って動作させる制御でこれを実現している。
【0025】そのために、まず図1において、システム
制御部10が、動作モード切替指令を端子20から入力
する。この動作モード切替指令は、今まで装置の動作モ
ードがAFTER−TOCモードであったものから、P
RE−TOCモードに切り替えることである。即ち、残
りのユーザレコーダブルエリアを更に記録できる状態と
して、既に記録を行ったトラックを、CDプレーヤで再
生できるように、TOCエリアに目次情報の記録を行う
ものである。
【0026】図6は、本発明における残ユーザレコーダ
ブルエリアのTOCデータ算出フローチャートである。
この目的は、途中まで記録を行い、まだ記録していない
残りのユーザレコーダブルエリアを適当な時間の割り振
りでトラックを区切ることにある。ここで割り振られた
目次情報が、残ユーザレコーダブルエリアの各トラック
の目次情報となる。TOCデータ算出は、システム制御
部、またはシステム制御部に算出データを送るように接
続されたマイコンにより行う。
【0027】まずステップS1で、トラックの分割時間
を決定する。この時間は、各トラックのトラック内の経
過時間である。この実施例では、各トラックを等間隔X
に設定しているので、今後、この光ディスク1に記録す
る場合には、この等間隔で割り振った時間情報と、その
ときの最大のトラック番号と、この割り振られた目次情
報の開始トラック番号との、3つの情報は、後に述べる
が、光ディスクの特定の位置に記録して、これを再生
し、認識して、トラックを管理することになる。
【0028】次にステップS2では、リードアウトの開
始タイムコードA2(全トラックの終了時間)を、今ま
で記録した最後のタイムコード、即ち、次に追加記録す
る時のタイムコードTMLASTにX(トラック分割時
間)を加えた値に設定する。光ディスクに記録可能な最
大時間は、載置された光ディスクの線速度、及び光ディ
スクのトラックピッチによって変化する。そのため、こ
の最大記録可能時間内(即ちA2以内)で、トラックを
終了させ、最後のトラックの外側はリードアウトトラッ
クとしなければならないので、この時間を越えない様
に、時間を設定し、認識する必要がある。
【0029】次にステップS3では、トラック番号を、
現在記録されている最後のトラック番号に1を加えた値
とする。これは、未記録で残っているユーザレコーダブ
ルエリアの最初のトラックが、トラック番号として、こ
の値を取るためである。
【0030】次にステップS4では、リードアウト開始
タイムA2(全トラックの終了時間)が最大記録時間を
越えたかどうかを判断している。これは、トラック番号
データをTNOとしたとき、第TNO番トラックがトラ
ック分割時間Xを確保したあとのタイムコードが、光デ
ィスクの最大記録時間を越えないかどうかをチェックし
ている。ここでNOとなり、越えない場合には、ステッ
プS5に移り、第TNO番トラックのスタート時間を、
A2−Xとして、セットする。そして、ステップS6
で、トラック番号TNOをインクリメント(1増加)し
て、次のステップS7で、リードアウトの開始時間A2
にXを加え、ステップS4へ戻る。
【0031】さて、ステップS4でYESとなり、リー
ドアウトの開始時間がディスクの最大記録時間を越えた
場合には、ステップS8へ移り、リードアウト開始時間
A2をA2−Xとして決定し、更に、最大のトラック番
号をTNOの値で決定して終了する。ここで、トラック
の数はTNOとして保持された値であり、その時の記録
総時間はA2となる。以上のようにして、TOCデータ
を作成する。
【0032】これを先に説明した、図5の第3トラック
まで記録した光ディスクにおいて実行すれば、図7の様
になる。図7は、本発明における各トラックの開始タイ
ムコードを示している。ユーザレコーダブル領域に未記
録の第4トラックから第Nトラックまでは、トラックの
時間が等間隔Xで構成されている。そしてこの時、最大
トラック番号はNであり、リードアウトの開始タイムは
(N−3)・X+TMLASTとなる。ここで、第4ト
ラックから第Nトラックは、ユーザレコーダブルエリア
に、まだ実際には記録されていない。
【0033】ところで、図6において、ステップS1で
設定したトラックの分割時間を、ある所定の値をもつ固
定値Xとしたが、この時間についてはプログラマブルに
数多くの種類が用意できれば、尚のこと、使い勝手が向
上する。そのためには、トラック時間Xという設定時間
を固定ではなく、システム制御部10へ図示しないプリ
セットスイッチ等により、値を入力することによって自
由に設定できる構成として、簡単に実施することで、対
応したシステム構成となる。
【0034】また、この選択した各トラック時間を操作
者に表示し認識させるために、図1のシステム制御部1
0から、図示しない表示回路を介して表示装置に表示す
る。ここでは、図7で示した、光ディスクに記録できる
最大のトラック数N、及びその時のトータル時間(N−
3)・X+TMLASTを表示する。
【0035】そして、操作者が選択した各トラック時間
が確定したことを示す信号を、図示してはいないが、図
1のシステム制御部10が受信したときに、スライド駆
動回路17を経てスライド装置18を制御して、光ピッ
クアップ3を光ディスク1の内周部のTOCエリアに対
応するところへ移動させて、TOC情報として、各トラ
ックの開始位置を示す情報を記録する。この情報は、図
6のフローチャートに示す手順で算出した各トラックの
絶対時間であり、これは図7に示したデータである。
【0036】TOCデータのフォーマットについては、
サブコードQによってエンコーディングし、そのときの
各データは、図4に示すようになる。そして、このTO
CエリアへのTOCデータの記録が終了すると、次に、
本発明の特徴である、TOCエリアへの記録(目次情報
の記録)を行ったことを示す情報信号(マーキング)を
光ディスクに記録する。この情報を記録する理由につい
ては後に述べる。さて、このデータの書式の一例をあげ
れば、TOCデータや、各トラックの情報と同様にサブ
コードQを利用する。
【0037】このデータの記録フォーマットの一例を図
9に示す。図において、トラック番号の位置43には、
BBとする。この値は、TOCエリア、ユーザレコーダ
ブルエリア、リードアウトエリアには、存在しないトラ
ック番号である。これを、TOCエリアの記録済みフラ
グとした。割り振り時間(X)40は、残ユーザレコー
ダブルエリアを等間隔で割り振ったトラックのための時
間情報(前述の例ではX)であり、最大トラック番号4
1は、そのとき記録可能な最大のトラック番号(前述の
例ではN)であり、割り振り開始トラック番号42は、
この割り振られたときの開始トラック(前述の例では第
4トラック)である。
【0038】第4トラックから第Nトラックまでは、等
間隔の設定時間のトラックである。これら3通りの情報
と、TOCエリアを記録したことを示す情報、トラック
BBとを、光ディスクに記録する。3つの情報は、あと
で、この光ディスクの残ユーザレコーダブルエリアに記
録するときに利用するのである。なお、この図9に示し
たTOCエリアの記録済みフラグを記録する位置は、図
5にデータ記録エリア23として示した位置である。そ
して、このデータは、30サブコード程度記録してお
く。あまりこの数が少なすぎると、光ディスクに記録し
てあっても正確に検出されないことがあるため、この程
度が適切である。
【0039】このようにしてTOCエリアへの記録と、
TOCエリアへの記録済みフラグ(マーキング情報)の
記録が終了した後は、まだ追加記録可能な記録可能型C
Dであるが、TOC情報を記録してあるため、これを再
生専用CDプレーヤにセットして、再生専用CDと同様
に再生を行うことが可能となる。しかし、実際にユーザ
レコーダブルエリアに記録してあるトラックは、前述し
た例では第3トラックまでであるから、記録情報が再生
できるのは、このトラックまでである。更に、この追加
記録可能な記録可能型CDは、まだ続けて記録が可能な
ため、前述のような光ディスク記録装置に再度セットす
れば、続きの第4トラックから追加記録を行うことがで
きる。
【0040】追加記録の動作を図1の構成図と、図11
の本発明による光ディスクの記録状態チェック及び動作
モード決定のフローチャートにより説明する。図11に
おいて、まずステップS11では、載置された光ディス
クのTOCエリア(目次記録領域)に目次情報が記録さ
れているかどうかを調べる。即ち、システム制御部10
は、載置された記録可能型CD1のTOCエリアに記録
がなされているかどうかをチェックする。
【0041】ステップS11で、目次情報がないと判断
された場合(NOの場合)には、ステップS19に移
る。ステップS19では、TOCの記録がない光ディス
クであってユーザレコーダブルエリアにも全く記録が行
われていないケースと、TOCの記録がなくユーザレコ
ーダブルエリアには一部記録されているケースとがあ
る。このため、ここで、記録可能型CD1上の追加記録
を行うポイントを探す。
【0042】これには、記録可能型CD1のユーザレコ
ーダブルエリアの最後の記録部分を再生して、サブコー
ドQのトラック番号データを再生することにより、トラ
ック番号と追記タイムコードとを認識することができ
る。そして、ステップS20に移り、この記録可能型C
D1の場合にはTOCエリアが未記録状態であるので、
光ディスク記録装置の動作モードをAFTER−TOC
モードとして設定する。
【0043】ステップS11で、目次情報を検出した場
合(YESの場合)には、ステップS12に移り、TO
Cエリアの記録済みフラグ信号の検出を行う。この理由
は、TOCエリアが記録されていたとしても、PRE−
TOCモードで記録された光ディスクであって記録エリ
アが残っているケースと、再生専用CDであるケース
と、AFTER−TOCモードで全て記録完了したもの
であるケースとがありうるので、これらを識別する必要
があるからである。なお、AFTER−TOCモードで
記録完了した場合には、従来は、TOCエリアの記録済
みフラグやリードアウトエリアの記録済みフラグを記録
していないために、本実施例でも従来に準じたものとす
る。
【0044】さて、ステップS12で、TOCエリアの
記録済みフラグが検出されないとき(NOの場合)に
は、ステップS17へ移る。ステップS17では、全て
記録完了した記録可能型CD、または再生専用CDの場
合であるため、TOCデータをリードする。即ち、図1
の記録可能型CD1のTOCエリアに対応した位置へ光
ピックアップ3を移動させ、光ピックアップ3から、ヘ
ッドアンプ4、HF信号検出回路5、EFM復調回路
6、サブコード抽出回路7を介して信号を読み取り、T
OCデータを再生し、図示しないシステム制御部10の
内部のメモリーに記憶する。
【0045】図11で、ステップS17でのTOCデー
タのリードを終えると、ステップS18に移り、この光
ディスク(記録可能型CD)を記録完了ディスクとして
認識する。なお、この記録完了ディスクには再生専用デ
ィスクも含む。
【0046】ステップS12において、TOCエリアの
記録済みフラグが記録されている場合(YESの場合)
には、ステップS13に移る。ステップS13では、リ
ードアウトエリアの記録済みフラグが記録されているか
どうかを調べる。これは、記録信号ブロックの記録付加
フラグ(プログラムエリアへの記録付加フラグ)の有無
チェックを意味している。即ち、ここで、このフラグを
検出した場合には、PRE−TOCモードで、全てのユ
ーザレコーダブルエリアの記録を終了したときに記録す
るフラグである。
【0047】従って、ステップS13で、リードアウト
エリアの記録済みフラグが記録されていた場合(YES
の場合)には、ステップS17へ移り、この光ディスク
(記録可能型CD)の記録は行わず、再生のみとなる。
即ち、ステップS17では、全て記録完了した記録可能
型CD、または再生専用CDの場合であるため、TOC
データをリードする。ステップS17でのTOCデータ
のリードを終えると、ステップS18に移り、この光デ
ィスク(記録可能型CD)を記録完了ディスクとして認
識する。なお、この記録完了ディスクには再生専用ディ
スクも含む。
【0048】ステップS13で、リードアウト記録済み
フラグが記録されていなかった場合(NOの場合)に
は、ステップS14へ移る。ステップS14では、TO
Cデータをリードする。このステップS14以降に、来
る場合は、TOCエリアを既に記録してあり、ユーザレ
コーダブルエリアには、TOCに記録してあるトラック
の数までは、記録を終了していない場合である。そのた
め、この光ディスク(記録可能型CD)には記録を行う
ことができる。
【0049】しかし、本実施例では、残ユーザレコーダ
ブルエリアを、各トラックの経過時間は、等間隔に設定
してある。先のステップS12において、TOCエリア
の記録済みフラグの有無検出で、検出したときに、サブ
コードQをリードすれば、前述のフォーマットで、情報
を認識することができる。即ち、図9に示したフォーマ
ットで、トラック割り振り時間40、最大トラック番号
41、割り振り開始トラック番号42の情報である。こ
のため、ステップS14においては、全てのトラックの
開始タイムコードを認識しなくても、割り振り開始トラ
ックの前までのトラックの開始タイムコードを認識すれ
ば良い。
【0050】これは、TOCデータリードにおいて、ト
ラック数が多い場合、時間がかかる。それは、TOCに
記録すべきデータのフォーマットは、各トラックの開始
タイムコード情報は、続けて3回ずつ、記録されている
ために、1サブコードの時間は、13.3ミリ秒である
から、99トラックの場合には、99×3×13.3ミ
リ秒で、約4秒の時間を要することになる。
【0051】本実施例のように、TOCエリアを記録し
て、更に残ユーザレコーダブルエリアを記録できるよう
にする場合には、追加記録できる各トラックの領域を等
間隔で分割しているため、追加記録できる領域の、各ト
ラックの開始タイムコードを認識しなくても,前述の記
録する各トラックの割り振り時間、どこまで記録が可能
かを示す最大トラック番号、及び、割り振り開始トラッ
ク番号を再生し認識すれば、等間隔で分割した各々のト
ラックの開始タイムコードを認識する必要がない。
【0052】従って、以上のことから整理すれば、ステ
ップS14のTOCデータリードでは、図9で得た、割
り振り開始トラック番号未満だけのトラックに該当する
開始タイムコードを認識すれば良いから、短時間に処理
を行うことができる。
【0053】次に、ステップS15に移り、ユーザレコ
ーダブルエリアでの追加記録できるポイントを探す。次
に、ステップS16に移り、光ディスク記録装置の動作
モードをPRE−TOCモードとする。
【0054】図11のフローチャートを前述した一例で
具体的に、例を取れば、TOCデータが記録されてお
り、そして、TOCエリアの記録済みフラグも既に記録
されているが、リードアウトエリアの記録済みフラグ
は、記録されていない。そして、TOCエリアの記録済
みフラグから、これから記録する各トラックの割り振り
時間Xと、どこまで記録が可能かを示す最大トラック番
号N、及び、トラック割り振り開始トラック番号、即
ち、4番を認識する。
【0055】そして、追加記録ポイントは第3トラック
で、タイムコードはTMLASTと検出される。従っ
て、第4トラックから第TNO番トラックまで、まだ記
録が行われていない未記録状態であることが判明する。
そして、装置の動作モードは、PRE−TOCモードと
なる。また、TOCデータリード時には、第1トラック
から第3トラックまで開始位置を読み込み、それ以降は
読み込む必要がないため、短時間で、載置された記録可
能型CD1の状態チェックを終了させることができる。
【0056】この一例で、説明を続けると、載置された
記録可能型CD1のイニシャライズが終了して、外部か
ら、図1のシステム制御部10に記録スタンバイ指令が
入ると、この第4トラックを記録スタンバイするため
に、先に認識した追記タイムコードTMLASTに対応
した位置へ光ピックアップ3を移動させ、スタンバイす
る。このスタンバイ状態からシステム制御部10に、図
示しない外部からの記録開始指令が入ったときに、記録
を開始する。即ち、システム制御部10で発生したサブ
コード情報はサブコード挿入回路11を介し、端子12
から入力されA/D変換器13、信号処理回路14を通
った音声信号と共に、EFM変調回路15、レーザ変調
回路16を経て、光ピックアップ3を介して記録可能型
CD1の第4トラックに記録が行われる。
【0057】この記録を行いながら、読み出した残ユー
ザレコーダブル領域のための分割時間、即ち、これが各
トラックの割り振り時間であるから、この時間が経過し
たときに第5トラックへ切り替える。これらの処理は、
システム制御部10により行い、トラック番号切り替え
に対応して発生されたサブコードは、サブコード挿入回
路11へ出力する。
【0058】このトラック番号を4から5に切り替える
時間的位置は、具体的に言えば、X+TMLASTのタ
イムコード位置で切り替える。同様に、第6トラックを
記録中には、第6トラックに切り替わった時点から分割
時間Xが経過した後に、今度はサブコードを第7トラッ
クへ切り替える。このようにして、トラック分割時間経
過後に、ユーザレコーダブルエリアを各トラックに区切
って記録する。また、そのまま連続して、記録する必要
がないときには、トラックの変化点で記録を一旦停止さ
せても良い。トラックの切り替わるポイントは、先ほど
記録したTOCエリアのデータである各トラックの開始
時間となる。
【0059】第7トラックまで記録したところで、記録
を停止させ、光ディスク記録装置から光ディスクを取り
出して、再生専用CDプレーヤで、今、追加記録したば
かりの第4トラックから第7トラックも即座に再生する
ことができる。
【0060】以上説明したようにして、追加記録を行
い、TOCエリアに記録した最後のトラック数、即ち、
第N番トラックまで記録したあとは、リードアウトトラ
ックを記録して、記録可能型光ディスクの記録完了とな
る。そして、最後に、リードアウトトラックまで記録し
て、記録するプログラム領域がないことを示すマーキン
グ(フラグ)として、TOCエリアよりも内周側に設け
た、図5のマーキングデータエリア24に、このフラグ
信号の記録を行う。この時のデータの構成を図10に示
す。
【0061】43で示されたトラック番号の位置には、
CCというトラック番号とする。図9では、TOCエリ
アを記録したことを示したフラグと記録した時のデータ
とほぼ同様だが、トラック番号のみが異なる。図11の
フローチャートで説明したように、光ディスクへ記録し
たこのフラグの有無をチェックすることで、プログラム
エリアに記録が可能かどうかを即座に判断することがで
きる。
【0062】従来のようなAFTER−TOCモード
(TOCエリアを後で記録する動作モード)で、ユーザ
ーレコーダブル領域とTOCエリアを全て記録完了した
光ディスク(この2個のフラグは記録されていない)が
挿入された場合でも、このフラグと、TOCエリアの記
録済みフラグの有無を検出することによって、全て記録
完了した光ディスクか、それともTOCエリアに記録し
てあっても、まだユーザレコーダブル領域(プログラム
領域)には記録が可能な光ディスクかどうかを識別可能
である。
【0063】また、たとえ、光ディスクに全て録音を施
さない途中の記録可能型CDであっても、一般の再生専
用CDプレーヤで、既に記録した複数のトラックを再生
することが可能となる。追加記録可能な光ディスクはコ
スト的に有利である。また、このような光ディスク記録
装置は、記録装置の使い勝手を向上させる。更に、各ト
ラックを自由な時間で記録したトラックと、所定の時間
で割り振ったトラックを混在させることができる。
【0064】そして、また、装置に挿入された光ディス
クの記録状態を識別し、光ディスクの記録状態に応じた
光ディスク記録装置の動作モードを決定し、切り替える
ことができる。これにより、操作者が記録意識をシビア
に意識することなく、操作可能である。
【0065】
【発明の効果】以上本発明の構成及び動作により、TO
Cエリアが既に記録されて光ディスクが装置に挿入され
たとき、全て記録完了した光ディスクか、それとも、目
次情報が記録されていてもまだユーザレコーダブル領域
に記録可能な光ディスクかどうかを識別することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク記録装置の一実施例の
構成図。
【図2】EFMフレームの構成図。
【図3】プログラム領域とリードアウト領域のサブコー
ドQの構成図。
【図4】TOCエリアにおけるサブコードQの構成図。
【図5】本発明を記録可能型CDに適用した光ディスク
のエリア構成の一例を示す、ディスク側面から見た半径
断面図。
【図6】本発明による残ユーザレコーダブルエリアのT
OCデータ算出フローチャート。
【図7】本発明による各トラックの開始タイムコードの
一実施例を示す図。
【図8】TOCエリアの詳細を示す図。
【図9】TOCエリアの記録済みフラグのフォーマット
構成図。
【図10】リードアウトエリアの記録済みフラグのフォ
ーマット構成図。
【図11】本発明による光ディスクの記録状態チェッ
ク、及び動作モード決定のフローチャート。
【符号の説明】
1 … 光ディスク(記録可能型CD) 2 …
スピンドルモータ 3 … 光ピックアップ 4 …
ヘッドアンプ 5 … HF信号検出回路 6 …
EFM復調回路 7 … サブコード抽出回路 8 …
復調回路 9,12,20 …端子 10 …
システム制御部 11 … サブコード挿入回路 13 …
A/D変換器 14 … 信号処理回路 15 …
EFM変調回路 16 … レーザ変調回路 17 …
スライド駆動回路 18 … スライド装置 19 …
光ディスクセンサ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクのユーザレコーダブル領域内
    に複数の記録信号ブロックを記録する手段と、該各記録
    信号ブロックの記録位置を示す目次情報をユーザレコー
    ダブル領域外の所定領域に記録する手段とを有し、目次
    情報の有無を検出する手段と、目次情報を記録したこと
    を示す第一の指示情報を光ディスクに記録する手段と、
    第一の指示情報を検出する手段と、目次情報として記録
    した記録信号ブロックの記録を全て終了したときに記録
    信号ブロックの記録不可を示す第二の指示情報を光ディ
    スクに記録する手段と、第二の指示情報を検出する手段
    とを具備したことを特徴とする光ディスク記録装置。
  2. 【請求項2】 目次情報の有無を検出する手段と、目次
    情報を記録したことを示す第一の指示情報を検出する手
    段と、記録信号ブロックの記録不可を示す第二の指示情
    報を検出する手段とにより、光ディスクの記録信号ブロ
    ックの記録可能な領域が残っているか否かを識別する手
    段を具備したことを特徴とする請求項1記載の光ディス
    ク記録装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクの記録信号ブロックの記録可
    能な領域が残っているか否かを識別する手段から得られ
    る識別結果により、目次情報の記録を記録信号ブロック
    の記録後に行う第一の動作モードかまたは記録信号ブロ
    ックの記録前に目次情報を記録して動作する第二の動作
    モードかを決定する手段と、該決定手段により決定され
    た動作モードで動作する手段を具備したことを特徴とす
    る請求項2記載の光ディスク記録装置。
  4. 【請求項4】 目次情報の記録を記録信号ブロックの記
    録後に行う第一の動作モードで動作中に動作モード切り
    替え指令によりそれまで記録した各記録信号ブロックの
    目次情報と光ディスクの残ユーザレコーダブル領域とを
    複数の信号ブロックに割り振った目次情報とをユーザレ
    コーダブル領域外の所定領域に記録する手段を有し、該
    記録の後は前記第二の動作モードに切り替えて動作する
    手段を具備したことを特徴とする請求項3記載の光ディ
    スク記録装置。
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