JP3615106B2 - 再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばミニディスク装置においてオーディオ信号を再生する場合に用いて好適な再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、光磁気ディスク(ミニディスク)におけるフォーマットを表している。同図に示すように、ディスクの最内周にはリードイン領域が設けられ、最外周にはリードアウト領域が設けられている。そして、このリードイン領域とリードアウト領域の間に、音楽信号などが記録されるようになされているのであるが、そのリードイン領域に最も近い内周側の領域に、ユーザTOC領域が設けられている。このユーザTOC領域には、そのディスクに記録されている情報(通常、音楽)にアクセスするのに必要な情報が記録されている。
【0003】
例えば、この例においては、曲番1から曲番6までの6つの曲が記録されており、そのユーザTOC領域には、6つの曲の曲番1乃至6と、各曲の始点アドレスA(曲番1),C(曲番2),E(曲番3),G(曲番4),I(曲番5),K(曲番6)と、終点のアドレスB(曲番1),D(曲番2),F(曲番3),H(曲番4),J(曲番5),L(曲番6)が記録されている。
【0004】
このディスクに形成されているトラック(プリグルーブ)は、図7に示すように、13.3msの周期(周波数75Hz)で蛇行されており、この周波数をFM変調することで、セクタのアドレスが記録されている。
【0005】
図8は、さらに細かい記録フォーマットを示している。ディスクの1回転(1トラック)は、複数のセクタに区分されており、36個のセクタにより1クラスタが構成されている。1クラスタは、4個のリンキングセクタと、32個の圧縮データ記録用のセクタとに区分されている。4個のリンキング領域の先頭の3個はリンクセクタとされ、1個はサブデータ用とされている。リンクセクタには、隣接するクラスタの圧縮データが一部重複して記録されるようになされている。サブデータ領域には、音楽信号以外のサブデータが記録されるようになされている。
【0006】
さらに、セクタはサウンドグループにより構成されている。即ち、0,1,2,・・・,8,9,Aの11個のサウンドグループが、連続する2個のセクタに対応されている。この11個のサウンドグループが音楽信号処理の単位とされている。
【0007】
1個のサウンドグループには、左チャンネル用と右チャンネル用のオーディオ信号が512サンプル(再生時間にして11.61msに対応する)記録されている。
【0008】
ミニディスク装置においては、記録モード時、記録されるべきオーディオ信号が圧縮された後、一時的にメモリに記憶されるようになされている。このメモリに記憶された信号が所定のタイミングで読み出されてディスクに記録される。また、再生モード時においては、ディスクより再生された信号がメモリに一旦記憶される。そして、メモリより所定のタイミングで読み出された信号が伸長され、出力されるようになされている。
【0009】
このように記録または再生する信号を一時的にメモリに記憶しておくことにより、外部より振動が加えられるなどして、記録または再生動作を一時的に中断しなければならない場合においても、メモリの容量の範囲内において、記録または再生すべき信号が途中で途切れることが防止されるようになされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来のミニディスク装置は、振動に対して記録または再生動作を保護する機能が付加されているため、使用者がミニディスク装置を比較的振動が多い場所で使用しても、正常に記録または再生動作が行われため、その設置場所が記録再生に関しては、必ずしも好ましい場所ではないことに気が付かないことがある。
【0011】
また、同様にディスクそのものに汚れや傷が多く付いてるような場合においても、記録または再生動作が結果的に正しく行われるため、そのディスクに傷あるいは汚れなどが多く付いていることに気が付かないことがある。
【0012】
しかしながら、このような保護機能が付加されているとしても、装置を基本的に振動が多い場所で用いたり、傷、汚れなどが多いディスクに対して、記録または再生動作を実行すれば、通常よりさらに大きな振動が偶然付加されたような場合において、メモリの余裕が少ないため、その振動に対して保護機能を果たすことができなくなるおそれがある。すなわち、この場合においては、普段より若干強い振動などが付加されると、直ちに正しい記録または再生動作が実行できなくなることになる。
【0013】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、メモリの使用状態を使用者に知らしめることができるようにするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の再生装置は、アドレス情報が予め記録されている記録媒体から圧縮されたデジタル信号を再生する再生手段と、再生手段により再生された圧縮されたデジタル信号を一時的に記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されたデジタル信号を読み出し、その信号を伸長する伸長手段と、記録媒体に記録されているアドレス情報に連続してエラーが発生したか否かを判別する第1の判別手段と、再生手段による再生中に、トラックジャンプが発生したか否かを判別する第2の判別手段と、記録媒体を回転駆動するスピンドルサーボが外れたか否かを判別する第3の判別手段と、第1、第2、または第3の判別手段により異常が判別された場合、記憶手段に記憶されているデジタル信号の蓄積量が、所定の量以上に達したか否かを判別する第4の判別手段と、第4の判別手段による判別結果に基づいて、警告を提示する警告提示手段とを備えることを特徴とする。
【0017】
本発明の再生装置においては、アドレス情報が予め記録されている記録媒体から圧縮されたデジタル信号が再生され、再生された圧縮されたデジタル信号が一時的に記憶され、記録媒体に記録されているアドレス情報に連続してエラーが発生したか否か、再生中に、トラックジャンプが発生したか否か、もしくは、記録媒体を回転駆動するスピンドルサーボが外れたか否かが判別され、異常が判別された場合、記憶されているデジタル信号の蓄積量が、所定の量に達しかか否かが判別され、その判別結果に基づいて、警告が提示される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の情報再生装置を応用したミニディスク装置(光磁気ディスク装置)の一実施例の構成を示すブロック図である。カートリッジ1には、ディスク(光磁気ディスク)2が収容されており、スピンドルモータ3により所定の速度で回転されるようになされている。このディスク2の下側には、対物レンズ4を有する光ピックアップ5が配置され、その反対側には、記録用磁気ヘッド6が対向する位置に配置されている。この光ピックアップ5と記録用磁気ヘッド6は、送りモータ7によりディスク2の半径方向の所定の位置に移動されるようになされている。
【0019】
A/D変換器8は、図示せぬ回路から供給されるオーディオ信号を1サンプル当り、16ビットのデジタル信号にA/D変換し、圧縮伸長器10に供給するようになされている。また、D/A変換器9は、圧縮伸長器10より供給された16ビットを単位とするデジタル信号をD/A変換して、図示せぬ回路に出力するようになされている。圧縮伸長器10は、A/D変換器8より入力されたデジタル信号を圧縮して、メモリコントローラ11に出力するとともに、メモリコントローラ11より供給されたデジタル信号を伸長して、D/A変換器9に出力するようになされている。
【0020】
メモリコントローラ11は、記録モード時、圧縮伸長器10より供給される信号をDRAM12に供給し、一旦記憶させるとともに、そこに記憶された信号を読み出し、EFMとCIRCのエンコーダ/デコーダ13に供給するようになされている。また、再生モード時においては、エンコーダ/デコーダ13より供給される信号をDRAM12に供給し、記憶させるとともに、そこに記憶された信号を読み出し、圧縮伸長器10に供給するようになされている。
【0021】
エンコーダ/デコーダ13は、アドレスデコーダ15より供給される信号を参照して、RFアンプ16を介して光ピックアップ5より供給される信号を復調し、ディスク2の記録点(または再生点)のアドレスを読み取り、システムコントローラ18に出力するようになされている。また、記録モード時、メモリコントローラ11を介して入力される信号をEFM変調するとともに、誤り検出訂正符号を付加し、ヘッド駆動回路14を介して記録用磁気ヘッド6に供給するようになされている。また、再生モード時においては、RFアンプ16より供給される信号をEFM復調し、誤り検出訂正処理を行った後、メモリコントローラ11に出力するようになされている。
【0022】
サーボ制御回路17は、システムコントローラ18に制御され、スピンドルモータ3を所定の速度で回転させるとともに、送りモータ7を介して、光ピックアップ5と記録用磁気ヘッド6をディスク2の半径方向に移送するようになされている。また、光ピックアップ5を制御し、ディスク2に対してレーザ光を照射させるようになされている。
【0023】
キー19は、システムコントローラ18に種々の指令を入力するとき操作されるようになされている。また、表示部20は、システムコントローラ18により制御され、所定の情報を表示するようになされている。
【0024】
次に、その動作について説明する。記録モード時、A/D変換器8によりA/D変換されたオーディオ信号は、圧縮伸長器10に入力され、圧縮される。この圧縮された信号は、メモリコントローラ11を介してDRAM12に供給され、一旦記憶される。このDRAM12は、4Mビットの記憶容量を有しており、実時間に換算して、約8秒分のオーディオ信号を一時記憶することができるようになされている。
【0025】
DRAM12に記憶された信号は、所定のタイミングでメモリコントローラ11により読み出され、エンコーダ/デコーダ13に供給され、エンコードされた後、ヘッド駆動回路14を介して記録用磁気ヘッド6に供給される。またこのとき、光ピックアップ5より、対物レンズ4を介してディスク2に対してレーザ光が照射される。これにより、ディスク2上に、記録信号に対応する信号が光磁気的に記録されることになる。
【0026】
一方、再生モード時、光ピックアップ5は、ディスク2にレーザ光を照射し、その反射光から記録信号に対応する信号を出力する。この信号は、RFアンプ16を介してエンコーダ/デコーダ13に供給される。エンコーダ/デコーダ13は、入力された信号をデコードし、メモリコントローラ11を介してDRAM12に一旦記憶させる。DRAM12に記憶された信号は、所定のタイミングで読み出され、メモリコントローラ11を介して圧縮伸長器10に供給される。圧縮伸長器10は、入力された信号を伸長し、D/A変換器9に出力する。D/A変換器9は、入力された信号をD/A変換して、図示せぬ、例えばスピーカなどに出力する。
【0027】
記録モード時および再生モード時において、DRAM12にデータを一旦記憶させることにより、例えば外部からの振動などに起因して、リアルタイムにディスク2に対して信号を記録または再生することができなかった場合においても、信号をDRAM12に一旦蓄積しておくことで、振動が解除された後、再び記録または再生を実行することが可能となる。これにより記録信号または再生信号が一部欠落してしまうようなことが抑制される。
【0028】
次に図2のフローチャートを参照して表示部20の表示動作について説明する。
【0029】
最初にステップS1において、記録動作が開始されるまで待機し、キー19を操作するなどして、システムコントローラ18に記録動作が指令され、システムコントローラ18が記録動作を開始したとき、ステップS1からステップS2に進む。ステップS2においては、DRAM12に例えば1クラスタ分(32セクタ分)のデータが記憶されるまで待機する。すなわち、記録信号がA/D変換器8によりA/D変換され、圧縮伸長器10により圧縮された後、メモリコントローラ11を介してDRAM12に供給され、記憶される。この記憶量が1クラスタ分に達するまで待機するのである。
【0030】
ステップS2において、1クラスタ分のデータがDRAM12に記憶されたと判定されたとき、ステップS2からステップS3に進み、1クラスタ分のデータの書き込みが開始される。すなわち、このときDRAM12に記憶されたデータがメモリコントローラ11により読み出され、エンコーダ/デコーダ13に供給され、エンコードされる。そして、エンコードされたデータがヘッド駆動回路14を介して記録用磁気ヘッド6に供給され、ディスク2に記録される。
【0031】
この書き込みを開始したとき、ステップS4乃至S7の処理により1クラスタ分のデータの書き込みが終了するまで、異常が発生したか否かが判定される。
【0032】
この実施例においては、3種類の異常の有無がステップS4乃至S6において判定される。ステップS4においては、図7を参照して説明した、トラック(プリグルーブ)を蛇行させることにより記録したアドレス信号(ADIP信号)に、連続する4セクタにわたってエラーが発生したか否か(すなわちADIP信号に4回連続してエラーが発生したか否か)を判定する。4回連続してエラーが発生したとき、異常があると判定される。エンコーダ/デコーダ13がADIP信号にエラーが発生するたびに出力する信号の数を、システムコントローラ18が計数することで、この判定が行われる。
【0033】
ステップS5においては、システムコントローラ18による特別の指令が無いにも拘らず、トラックジャンプが発生したとき、異常があると判定される。サーボ制御回路17は、光ピックアップ5が出力するトラッキングエラー信号をモニタし、所定の時間(例えば2ms)内に記録点がトラックを2回以上横切る信号が検出されたとき、トラックジャンプが発生したものとして、異常検出信号をシステムコントローラ18に出力する。
【0034】
ステップS6においては、ディスク2を一定の線速度(CLV)で回転駆動するスピンドルモータ3のサーボがはずれたと判定されたとき、異常があると判定される。サーボ制御回路17は、スピンドルモータ3を予め設定された所定の線速度で回転するように駆動している。この駆動のため、サーボ制御回路17は、PLL回路を内蔵している。サーボ制御回路17は、このPLL回路のサーボがはずれたとき異常な検出信号をシステムコントローラ18に出力する。
【0035】
以上の3つの異常は、外部より異常な振動を付加したり、ディスク2に比較的大きな傷や汚れが存在しない場合においては、発生しないものである。換言すれば、これらの異常が発生したということは、外部より異常な振動が与えられるか、ディスク2に大きな傷や汚れが存在することを示している。
【0036】
そこでこれらの異常が検出された場合においては、ステップS4乃至S6からステップS8に進み、DRAM12におけるデータの記憶量が容量一杯になったか否かが判定される。DRAM12は、4Mビットの記憶容量を有しているため、実時間に換算すると、約8秒分の長さのオーディオ信号を記憶することができる。ステップS8において、データの記憶量がDRAM12の記憶容量をオーバしていないと判定された場合において、ステップS8からS9に進み、Retryの文字が、表示部20に表示される。
【0037】
すなわち、システムコントローラ18は、エンコーダ/デコーダ13あるいはサーボ制御回路17からの信号をモニタし、異常の検出信号が入力されたとき、表示部20に、例えば図3に示すようなRetryの文字を表示部20に所定の時間(例えば3秒間)だけ表示させる。使用者はこの表示を見て、何らかの原因により書き込む動作が再度行われたことを知ることができる。
【0038】
そして、ステップS9の次にステップS10に進み、書き込み動作のやり直しを実行する。すなわち、異常が検出されたとき、ディスク2に対してデータを正しく記録することができないため、システムコントローラ18はDRAM12に記憶されている1クラスタ分のデータの書き込みを、再度実行するモードを設定する。そして、ステップS10からS3に戻り、同一のクラスタのデータの再書き込みが開始される。
【0039】
一方、ステップS8において、DRAM12の記憶量がその容量一杯になったと判定されたとき、ステップS8からステップS11に進み、Retry Errorの文字の表示が行われる。すなわち、このときシステムコントローラ18は表示部20に、図4に示すようにRetry Errorの文字を所定の時間(例えば3秒間)だけ表示させる。使用者はこれにより、正しいデータの書き込みができなかったこと、従って、記録中のオーディオ信号が途中で途切れたことを知ることができる。
【0040】
ステップS11の次にステップS12に進み、DRAM12に記憶した1クラスタ分のデータを捨て、次のデータの取り込みを行う。即ち、いま、DRAM12には、その容量一杯にデータが記録されているため、ディスク2に対して、いま書き込みを失敗いた1クラスタ分のデータの記録を再度実行しようとすると、リアルタイムで次々と入力されるデータをDRAM12に取り込むことができなくなる。
【0041】
そこで、異常が発生したとき、書き込み途中であったクラスタのデータは、その記録を諦め、その後さらに圧縮伸長器10を介してDRAM12に供給されるデータを記憶するのである。すなわち、DRAM12はFIFO構成とされ、古いデータが吐き出され、新しいデータが順次書き込まれる。そして、ステップS12の次にステップS3に戻り、新たなクラスタの書き込みが開始される。
【0042】
ステップS4乃至S6の異常の検出は、ステップS7において、1クラスタ分の書き込みが終了したと判定されるまで繰り返される。ステップS7において、1クラスタ分のデータの書き込みが終了したと判定された場合においては、ステップS7からステップS13に進み、記録動作の終了が指令されているか否かが判定される。記録動作の終了が指令されていない場合においては、ステップS13からステップS2に戻り、次の1クラスタ分のデータの書込処理が、上述した場合と同様に繰り返し実行される。ステップS13において、キー19の所定のものを操作するなどして、記録動作の終了が指令されていると判定された場合においては、記録動作が終了される。
【0043】
図5は、DRAM12の記憶容量と表示の関係を模式的に示している。同図に示すように、DRAM12は、記憶容量として8秒分のオーディオデータを記憶することが可能となっている。上述したような、3つの異常のいずれも発生しない場合においては、DRAM12には所定量(1クラスタ分)の記録データが圧縮伸長器10から供給され、書き込まれ、このデータが所定のタイミングで読み出されてディスク2に書き込まれる。従って、この場合においては、DRAM12のデータの記憶量は、ほぼ1クラスタ分(再生時間に換算して約2秒分)以下のデータとなっている。DRAM12の記憶量がこの1クラスタ分以下であるとき、特別の表示(警告)は行われない。
【0044】
これに対して、何らかの異常が発生するとDRAM12の記憶量は、1クラスタ分以上になる。このとき上述したようにして、Retryの文字が表示される。ただし、この文字が表示される期間中は、まだDRAM12にデータを記憶することができる空容量が残っているため、ディスク2に対するデータの再書き込みを行ったとしても、順次入力されるデータをDRAM12に一時的に保持しておくことができる。
【0045】
これに対して、DRAM12に8秒分のデータが記憶された場合においては、ディスク2に対して再書き込みを行っていると、順次入力される新たなデータをDRAM12に保持することができなくなる。そこで、このような場合においては、Retry Errorの文字を表示し、使用者に書き込み中の音が途中で途切れたことを警告するのである。
【0046】
尚、以上においては、記録モード時に、DRAM12の記憶量に対応する表示を行うようにしたが、再生時においても同様の表示を行うようにすることができる。
【0047】
また、以上の実施例においては、表示部20に文字を表示することにより、警告を行うようにしたが、例えば、音により警告を発生するようにすることも可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、本発明の再生装置によれば、予めアドレス情報が記録されている記録媒体から圧縮されたデジタル信号を再生し、再生された圧縮されたデジタル信号を一時的に記憶し、記録媒体に記録されているアドレス情報に連続してエラーが発生したか否か、再生中に、トラックジャンプが発生したか否か、もしくは、記録媒体を回転駆動するスピンドルサーボが外れたか否かを判別し、異常が判別された場合、記憶されているデジタル信号の蓄積量が、所定の量に達したか否かを判別し、その判別結果に基づいて、警告を提示するようにしたので、装置を振動が多い場所に設置したり、記録媒体のゴミ、汚れなどが多い場合に速やかに使用者にこれを警告することができる。使用者は、この警告を受けたとき必要に応じて、その装置の設置場所を変更したり、記録媒体を交換するなどすることができるから、結果的に記録信号や再生信号が途中で途切れるような事態が発生するのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再生装置を応用したミニディスク装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の表示部20の表示動作を説明するフローチャートである。
【図3】図1の表示部20を説明する図である。
【図4】図1の表示部20の他の例を説明する図である。
【図5】図1のDRAM12の記憶量と表示の関係を説明する図である。
【図6】従来のミニディスクの記録フォーマットを説明する図である。
【図7】従来のミニディスクにおけるアドレスの記録原理を説明する図である。
【図8】従来のミニディスクのより詳細な記録フォーマットを説明する図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ, 2 ディスク, 4 対物レンズ, 5 光ピックアップ, 6 記録用磁気ヘッド, 8 A/D変換器, 9 D/A変換器, 10 圧縮伸長器, 11 メモリコントローラ, 12 DRAM, 13 エンコーダ/デコーダ, 17 サーボ制御回路, 18 システムコントローラ
19 キー, 20 表示部
Claims (1)
- アドレス情報が予め記録されている記録媒体から圧縮されたデジタル信号を再生する再生手段と、
前記再生手段により再生された圧縮された前記デジタル信号を一時的に記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記デジタル信号を読み出し、その信号を伸長する伸長手段と、
前記記録媒体に記録されている前記アドレス情報に連続してエラーが発生したか否かを判別する第1の判別手段と、
前記再生手段による再生中に、トラックジャンプが発生したか否かを判別する第2の判別手段と、
前記記録媒体を回転駆動するスピンドルサーボが外れたか否かを判別する第3の判別手段と、
前記第1、第2、または第3の判別手段により異常が判別された場合、前記記憶手段に記憶されている前記デジタル信号の蓄積量が、所定の量に達したか否かを判別する第4の判別手段と、
前記第4の判別手段による判別結果に基づいて、警告を提示する警告提示手段と
を備えることを特徴とする再生装置。
Priority Applications (1)
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JP01672093A Division JP3393492B2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 記録装置および記録方法 |
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