JP3435707B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP3435707B2
JP3435707B2 JP19968692A JP19968692A JP3435707B2 JP 3435707 B2 JP3435707 B2 JP 3435707B2 JP 19968692 A JP19968692 A JP 19968692A JP 19968692 A JP19968692 A JP 19968692A JP 3435707 B2 JP3435707 B2 JP 3435707B2
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばサブデータが音
声データなどのメインのデータと共に記録される記録媒
体の再生装置に関し、特に再生時のサブデータの表示技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気ディスク,光ディスク,磁
気テープなどの記録媒体にデータを記録する場合、メイ
ンのデータに付随するサブデータの記録ができるように
したものが各種開発されている。例えば、音楽の演奏音
などの音声データを記録する場合に、この音声データと
共に曲名などのサブデータをコード化して記録させるこ
とができる。
【0003】このようにメインのデータに付随するサブ
データが記録媒体に記録されていることで、再生時に記
録データの内容をサブデータより知ることができ、使い
勝手が向上する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
サブデータが記録された記録媒体の再生時に、サブデー
タの内容を知るためには、再生装置にサブデータを表示
する表示手段が必要である。ところが、例えば音声デー
タの再生を行う再生装置の場合には、通常はトラック番
号などを表示する比較的小型の表示部が設置されている
だけであり、曲名などの文字データを表示させるのは困
難である。ここで、曲名などの文字が表示可能な大型の
表示部を設けると、それだけ表示部の構成が複雑にな
り、再生装置の製造コストを増大させてしまうと共に、
大型の表示部を設置するスペースが必要になり、再生装
置を大型化させてしまう不都合があった。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、比較的小型の表
示部で良好に曲名などのサブデータを表示させることの
できる再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、データがトラ
ック単位で記録されたデータ領域と、少なくとも該デー
タのトラック番号情報と該データの内容を示す文字情報
とが記録された管理領域からなる記録媒体を再生する再
生手段と、上記再生手段により上記管理領域から再生さ
れた上記トラック番号情報と文字情報とを記憶する記憶
手段と、上記記憶手段に記憶されているトラック番号情
報と文字情報とを表示する表示部を備えた表示手段と、
上記表示部に上記記憶手段に記憶されたトラック番号情
報を表示し、上記記憶手段に記憶された文字情報の文字
列を第1の速度にて上記表示部の一端側から他端側へ1
文字づつスクロールさせることにより上記表示されてい
るトラック番号情報に対して上書表示し、上記文字列の
先頭文字が上記他端側に到達した以降は上記文字列を上
記第1の速度より遅い第2の速度にて1文字づつスクロ
ールして表示させる制御手段とを備えてなるものであ
る。
【0007】またこの場合に、表示部30の上位桁近傍
の所定桁で、該当桁にデータ名を示すサブデータがスク
ロール表示による移動で表示されるタイミングになるま
で、トラック番号表示を行うようにしたものである。
【0008】またこの場合に、データ名のスクロール表
示として、トラック番号の選択が行われたとき、該当す
るトラック番号に対応したデータ名を表示するようにし
たものである。
【0009】またこの場合に、データ名のスクロール表
示として、再生データのトラック番号が変化したとき、
変化したトラック番号に対応したデータ名を表示するよ
うにしたものである。
【0010】
【作用】本発明によると、表示部30でのデータ名の表
示が、この表示部30が備える表示桁を越えた桁数の文
字などの表示でも、スクロール表示により良好に行われ
る。この場合、表示部30の表示桁全てを使用した表示
が行われるまでは、比較的早い速度で移動するスクロー
ル表示としたことで、迅速に表示部30の表示桁全てを
使用した表示が行われるようになると共に、以後は比較
的遅い速度で移動するスクロール表示としたことで、表
示内容の判読が容易に行えるようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、添付図面を参照
して説明する。
【0012】本例においては、音声データが記録される
光磁気ディスクの記録・再生装置に適用したもので、こ
の記録・再生装置の構成を図1に示す。この図1におい
て、1は光磁気ディスクを示し、この光磁気ディスク1
はカートリッジ2に収納されたままで記録・再生装置に
装着され、スピンドルモータ3により回転駆動される。
そして、このディスク1に螺旋状又は同心円状に形成さ
れたトラックに後述する磁界変調で記録された記録信号
を光学ピックアップ4で読出し、再生信号をRFアンプ
5を介して変調・復調処理回路6に供給し、記録用に変
調されたデータの復調を行う。この変調・復調処理回路
6での記録用の変調及び復調の処理としては、例えば8
−14変調(EFM)と称されるデジタル変調が行われ
る。また、この変調・復調処理回路6での処理は、シス
テムコントローラ20の制御で行われる。
【0013】また、光磁気ディスク1に形成された各ト
ラックは、ウォブリング(蛇行)によりアドレスデータ
が予め記録されてあり、このウォブリング情報をアドレ
スデコーダ9が検出するようにしてある。即ち、RFア
ンプ5が出力する再生信号をアドレスデコーダ9に供給
し、このデコーダ9でウォブリングにより記録されたア
ドレスデータのデコードを行い、デコードされたアドレ
スデータを、変調・復調処理回路6を介してシステムコ
ントローラ20に供給する。
【0014】そして、変調・復調処理回路6で復調され
た音声データを、メモリコントローラ10に供給し、こ
のメモリコントローラ10に接続されたRAM11に一
旦記憶させる。このRAM11は、再生データが一時的
に途切れた場合にも音声データの出力を連続させるため
のデータバッファで、このRAM11に記憶されたデー
タを圧縮・伸長処理回路12に供給する。そして、この
圧縮・伸長処理回路12で記録用に圧縮されたデータを
元のデータ量に伸長させ、この伸長さたれデータをデジ
タル/アナログ変換器13でアナログオーディオ信号に
変換し、このアナログオーディオ信号をオーディオ信号
出力端子14に供給する。
【0015】また、光学ピックアップ4や後述する記録
ヘッド18のディスクの半径方向の移動が、システムコ
ントローラ20からの指令に基づいたサーボ制御回路7
の制御による送りモータ8の駆動で行われる。このサー
ボ制御回路7には、RFアンプ5が出力する再生信号が
供給され、再生トラックに追従させるサーボ制御が行わ
れる。また、スピンドルモータ3による回転駆動も、サ
ーボ制御回路7の制御で行われる。
【0016】また、記録系の構成としては、オーディオ
信号入力端子15に得られるアナログオーディオ信号
を、アナログ/デジタル変換器16でデジタル音声デー
タに変換した後、このデジタル音声データを圧縮・伸長
処理回路12で圧縮処理を行い、圧縮された音声データ
をメモリコントローラ10に供給し、このメモリコント
ローラ10に接続されたRAM11に一旦記憶させる。
そして、このRAM11から読出された音声データを、
変調・復調処理回路6で記録用に変調し、変調された音
声データをヘッド駆動回路17に供給して、記録ヘッド
(磁気ヘッド)18を駆動させる。
【0017】ここで、記録ヘッド18は、光学ピックア
ップ4からディスク1にレーザが照射される位置の真上
(ディスクの反対側)に配されている。そして記録時に
は、光学ピックアップ4からディスク1に照射されるレ
ーザビームで、記録箇所を加熱させながら、この記録ヘ
ッド18で発生された磁界を記録する処理が行われる。
この記録処理は、磁界変調記録方式と称されているもの
である。
【0018】また、システムコントローラ20には操作
キー21が接続され、この操作キー21の操作に基づい
て記録や再生の制御が行われる。さらに、システムコン
トローラ20には液晶ディスプレイよりなる表示部30
が接続され、記録や再生に関するデータなどが文字,数
字などで表示されるようにしてある。本例の表示部30
は、装置の前面パネルなどに配置され、図2に示すよう
に第1表示桁31,第2表示桁32,第3表示桁33‥
‥第9表示桁39の9桁の表示部で構成されて9文字ま
での表示が可能で、第1表示桁31と第2表示桁32の
上部には「トラック番号」と表示させてある。そして、
システムコントローラ20の制御による表示部30での
表示態様として、9文字を越える文字を表示する場合
に、表示位置を移動させるスクロール表示が行われるよ
うにしてある。このスクロール表示については後述す
る。また、スクロール表示が行われないときには、数字
などでトラック番号や再生時間などのデータが表示され
るように制御される。
【0019】そして、本例の光磁気ディスク1には、音
声データの他にサブデータの記録ができるようにしてあ
り、このサブデータが所定トラック(例えば最内周トラ
ック)に所定のフォーマットで記録されるようにしてあ
る。この所定トラックに記録されたサブデータは、この
光磁気ディスク1への音声データの記録や再生を行うに
先立って(例えばディスク1を記録・再生装置に装着し
たときに)再生され、システムコントローラ20内のメ
モリに記憶される。そして、記録や再生を行う場合の記
録アドレスや再生アドレスの制御が、このサブデータに
基づいて行われる。また、音声データの記録が行われた
ときには、記録したアドレスなどのデータをサブデータ
に付加する処理(即ち対応したエリアのサブデータの更
新処理)が行われる。また、編集作業などによりサブデ
ータだけを更新させる場合もある。
【0020】ここで、このサブデータの内容及びデータ
構成について説明すると、まずサブデータの内容として
は、ディスク1に設定されたトラック番号のアドレスデ
ータと、各トラック番号の箇所に記録されたデータの種
類のデータと、各トラック番号に付与されたトラック名
のデータと、ディスク1に付与されたディスク名のデー
タとが記録されている。なお、このようなサブデータ
は、TOC(Tableof Contents:索引
情報)と称されるものである。
【0021】そして、それぞれのサブデータは、図3及
び図4に示すように、32ビット毎のエリアに分けられ
て記録されている。なお、ここで述べるトラック番号
は、ディスク1に記録された音声データを1単位毎に区
切って付与された番号で、例えば1枚のディスクに複数
の曲が記録されている場合に、1曲毎に付与される番号
で、ディスク1に形成されたデータ記録トラックのトラ
ック数とは直接関係がない。
【0022】そして、各トラック番号毎のアドレスデー
タと、記録データの種類に関するデータとは、図3に示
すように記録されている。即ち、このディスク1にトラ
ック番号1からトラック番号N(Nは任意の整数)まで
N個の音声データが記録されているとすると、エリア1
11にトラック番号1のアドレスデータがどのエリアに
記録されているかを示すデータが記録され(この場合は
エリア151)、以後1エリアずつ順にトラック番号N
まで対応したトラック番号のアドレスデータの記録エリ
アを示すデータが記録されている。
【0023】そして、エリア151からは2エリアが1
組で使用され、最初のエリアで対応したトラック番号の
スタートアドレスと種別データとが記録され、次のエリ
アで対応したトラック番号のエンドアドレスと接続デー
タとが記録される。この場合、種別データとしては記録
される音声データの種別(ステレオ,モノラルの区別,
コピーガードの有無,エンファシスのオン・オフなど)
が記録され、接続データとしては該当するトラック番号
の次に再生するトラック番号のデータが記録される。
【0024】また、各トラック番号に付与されたトラッ
ク名のデータと、ディスク1に付与されたディスク名の
データとは、図4に示すように記録されている。即ち、
エリア211にトラック番号1のトラック名の文字デー
タがどのエリアに記録されているかを示すデータが記録
され(この場合はエリア251)、以後1エリアずつ順
にトラック番号Nまで対応したトラック番号のトラック
名の文字データの記録エリアを示すデータが記録されて
いる。
【0025】そして、エリア251からは2エリアが1
組で使用され、2エリアを使用してトラック名の文字デ
ータが記録される。また、最後に接続データが記録さ
れ、トラック名の文字数が2エリアの記録データ量で納
まらない場合に、この接続データで後続のエリア番号の
データが記録される。従って、接続データで順次後続の
エリア番号を指示することで、1単位のトラック名の文
字データを記録できるエリアを拡大でき、1単位のトラ
ック名の文字データ数に制限がない。(但し、サブデー
タの記録エリア全体の容量で決まる制限はある。)
【0026】なお、トラック名の文字データが記録され
るエリアには、同様の構成でディスク名の文字データも
記録できるようにしてある。図4の例では、エリア25
1,252がディスク名のデータエリアとして使用され
ている。
【0027】そして、本例の記録・再生装置は、このよ
うにサブデータとして記録されたディスク名及びトラッ
ク名を、再生時に表示部30に表示させるようにしてあ
る。以下、この表示時の動作を、図5及び図6のフロー
チャートを参照して説明する。
【0028】まず、ディスク名が表示される状態を、図
5のフローチャートに示すと、本例ではこのディスク名
の表示はディスク1を装置に装着したときに行われる。
即ち、ディスク1の装置への装着があったとき(ステッ
プ101)、この装着されたディスク1の所定トラック
(最内周トラックなど)に記録されたサブデータを読出
して、システムコントローラ20側のメモリに記憶させ
る(ステップ102)。そして、読出されたサブデータ
にディスク名のデータがあるか否か判断し(ステップ1
03)、ディスク名のデータがある場合、9桁の表示桁
31〜39で構成される表示部30の最下位の表示桁3
9から順に、ディスク名をスクロールさせながら表示さ
せる。従って、最初の状態では、図2のAに示すよう
に、最下位の表示桁39だけにディスク名の先頭文字が
表示された状態になる。但し、ディスク名の表示時に
は、図2のAに示すような最上位の表示桁31でのトラ
ック番号の表示(図2のA〜Cで「1」と表示されてい
る部分)は行われない。
【0029】このときのスクロール表示としては、1桁
ずつ表示桁をスクロールさせた後(ステップ104)、
先頭文字の表示位置が最上位の表示桁31まで移動した
か否か判断して(ステップ105)、最上位の表示桁3
1までスクロールしていないとき、30m秒だけ待機し
てから(ステップ106)、ステップ104に戻って次
の桁へのスクロールを行う。
【0030】そして、この30m秒毎のスクロールで、
先頭文字の表示位置が最上位の表示桁31まで移動した
ときには、ステップ105からステップ107に移っ
て、1秒待機する。この1秒待機した後は、ディスク名
の最後の文字が最下位の表示桁39に表示されるまで、
200m秒毎にスクロールさせる表示を行わせる。即
ち、1秒待機した後に1桁スクロールさせ(ステップ1
08)、ディスク名の最後の文字が最下位の表示桁39
に表示されたか否か判断し(ステップ109)、最後の
文字が表示されていない場合は200m秒待機してから
(ステップ110)、ステップ108に戻って次の桁へ
のスクロールを行う。そして、200m秒毎のスクロー
ルで、ディスク名の最後の文字が最下位の表示桁39に
表示された場合、ディスク名の表示を終了して、図6の
フローチャートに示すトラック名の表示処理に移る。
【0031】次に、このトラック名の表示処理を、図6
を参照して説明すると、ディスク名の表示が行われた後
に、キー21の操作で再生させるトラック番号の選択が
行われたか否か判断する(ステップ201)。また、再
生途中でトラック番号が変化したか否か判断する(ステ
ップ202)。そして、それぞれの判断で、トラック番
号の選択が行われたと判断したとき、或いはトラック番
号が変化したと判断したとき、図2のAに示すように、
最上位の表示桁31を使用して現在再生中のトラック番
号を表示させる(ステップ203)。ここで、表示させ
るトラック番号が2桁の数字である場合(即ちトラック
番号が10以上である場合)には、次の表示桁32も使
用する。なお、ステップ202でのトラック番号の変化
の判断処理で、トラック番号が変化したと判断する場合
には、再生が行われていない状態から再生が開始され
て、新たに再生中のトラック番号のデータが得られた場
合も含む。
【0032】そして、このトラック番号の表示が行われ
ると同時に、最下位の表示桁39から順に、トラック名
を1文字ずつスクロールさせながら表示させる(ステッ
プ204)。従って、最初の状態では、図2のAに示す
ように、最上位の表示桁31に現在再生中のトラック番
号が表示されると共に、このトラック番号のトラック名
の先頭文字が最下位の表示桁39に表示された状態にな
る。なお、図2のA〜Gは、表示状態の経時的な変化を
示す図である。
【0033】そして、この1文字のスクロールが行われ
た後、先頭文字の表示位置が最上位の表示桁31まで移
動したか否か判断して(ステップ205)、最上位の表
示桁31までスクロールしていないとき、30m秒だけ
待機してから(ステップ206)、ステップ204に戻
って次の桁へのスクロールを行う。このときには、トラ
ック番号が表示された表示桁31にトラック名の先頭文
字が移動するまで、表示桁31を使用したトラック番号
の表示が行われる。従って、図2のB,Cに示すよう
に、30m秒毎に表示文字が移動している間は、トラッ
ク番号がそのまま表示され、図2のDに示すように、全
ての表示桁31〜39を使用したトラック名の表示が行
われる状態になって、トラック番号の表示がなくなる。
【0034】そして、この30m秒毎のスクロールで、
先頭文字の表示位置が最上位の表示桁31まで移動した
ときには、ステップ205からステップ207に移っ
て、1秒待機する。この1秒待機した後は、トラック名
の最後の文字が最下位の表示桁39に表示されるまで、
図2のE,Fに示すように、200m秒毎にスクロール
させる表示を行わせる。即ち、1秒待機した後に1桁ス
クロールさせ(ステップ208)、トラック名の最後の
文字が最下位の表示桁39に表示されたか否か判断し
(ステップ209)、最後の文字が表示されていない場
合は200m秒待機してから(ステップ210)、ステ
ップ208に戻って次の桁へのスクロールを行う。そし
て、200m秒毎のスクロールで、トラック名の最後の
文字が最下位の表示桁39に表示された場合、トラック
名の表示を終了させると同時に、図2のGに示すよう
に、最上位の表示桁31を使用して現在再生中のトラッ
ク番号を表示させる(ステップ211)。そして、この
トラック番号の表示時には、下位の表示桁34〜39を
使用して、現在の再生時間を分,秒(m,s)で表示さ
せる。この再生時間の表示は、該当するトラック番号の
先頭部分からの経過時間の表示である。従って、トラッ
ク番号が変わる毎にリセットされる。
【0035】このようにディスク名の表示とトラック名
の表示が行われることで、9桁の表示部30を使用し
て、9文字以上のディスク名やトラック名が良好にスク
ロール表示される。即ち、9桁の表示桁31〜39全て
を使用した表示が行われるまでは、1文字毎のスクロー
ルが30m秒周期で行われ、比較的早い速度でスクロー
ル(図2のA〜Dの矢印S1 で示す動き)するようにな
り、9桁の表示桁31〜39による先頭の9文字の表示
文字の識別が迅速に行えるようになる。そして、この先
頭の9文字の表示は、9文字全てが表示されてから次に
スクロールするまで1秒待機する(即ち1秒間は停止し
ている)ようにしたので、この1秒間に先頭の9文字の
識別が良好に行える。
【0036】そして、以後は1文字毎のスクロールが2
00m秒周期で行われ、比較的遅い速度でスクロール
(図2のEの矢印S2 で示す動き)するようになり、1
文字スクロールする毎に表示文字の識別が可能で、9文
字以上のディスク名やトラック名が、最後の文字まで良
好に識別できる。
【0037】従って、先頭の文字だけが表示された状態
から最後の文字が表示された状態になるまで、一定の速
度でスクロールさせる従来のスクロール表示の表示形態
よりも、表示文字の識別が良好にできるようになり、少
ない桁数の表示部を使用して文字数の多いディスク名や
トラック名の表示が良好にできる。
【0038】また、本例においては、ディスク名やトラ
ック名の表示にために、上位の表示桁31(或いは表示
桁31,32)が使用されない間は、この表示桁31
(或いは表示桁31,32)を使用してトラック番号の
表示を行うようにしたことで、表示部30だけを使用し
て、選択された(或いは現在再生中の)トラック番号の
良好な表示が行われ、ディスク名やトラック名の識別と
同時にトラック番号の識別を行うことができる。さら
に、ディスク名やトラック名の表示が行われた後は、表
示部30に演奏時間の表示が行われるので、表示部30
だけを使用した効率の良い表示が行われる。
【0039】なお、上述実施例では記録が可能な光磁気
ディスクの再生を行う記録・再生装置として説明した
が、ディスク成形時に形成されるピットでデータが記録
される光ディスクの再生を行う場合にも、同様の構成の
再生系回路で再生を行うことが可能である。
【0040】また、上述実施例ではトラック名やディス
ク名の文字を表示させる場合に適用したが、トラック名
やディスク名に対応した表示であれば、文字,数字以外
の記号などを表示させる場合にも適用できる。また、上
述実施例では音楽などの音声データが記録されたディス
クのトラック名やディスク名を表示させるようにした
が、映像データ,プログラムデータなどの他のデータが
記録された記録媒体のデータ名を表示させるようにして
も良い。
【0041】また、上述実施例においては、ディスクの
記録・再生装置に適用したが、再生機能だけを備えた再
生装置での表示にも適用できることは勿論である。ま
た、ディスク以外の記録媒体の再生装置にも適用でき
る。例えば、磁気テープに記録されたサブデータの表示
にも適用できる。さらにまた、本発明は上述実施例に限
らず、その他種々の構成が取り得ることは勿論である。
【0042】
【発明の効果】本発明によると、表示部でのデータ名の
表示が、この表示部が備える表示桁を越えた桁数の文字
などの表示でも、スクロール表示により良好に行われ
る。この場合、表示部の表示桁全てを使用した表示が行
われるまでは、比較的早い速度で移動するスクロール表
示としたことで、迅速に表示部の表示桁全てを使用した
表示が行われるようになると共に、以後は比較的遅い速
度で移動するスクロール表示としたことで、表示内容の
判読が短時間に容易に行えるようになる。
【0043】また、この場合に所定の表示桁で、データ
名のスクロール表示が行われるタイミングまで、トラッ
ク番号表示を行うようにしたことで、同じ表示部を使用
したトラック番号の表示が行われ、データ名の表示と同
時にトラック番号の表示が効率良く行われる。
【0044】また、この場合にトラック番号の選択が行
われたとき、該当するトラック番号に対応したデータ名
を表示するようにしたことで、トラック番号の選択が行
われたときに自動的にトラックのデータ名が表示され、
良好な表示が行われる。
【0045】さらに、この場合にトラック番号が変化し
たとき、該当するトラック番号に対応したデータ名を表
示するようにしたことで、トラック番号が変化したとき
に自動的にトラックのデータ名が表示され、良好な表示
が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用される記録・再生装置
を示す構成図である。
【図2】一実施例による表示態様を示す説明図である。
【図3】一実施例によるアドレスデータの記憶状態を示
す構成図である。
【図4】一実施例によるトラック名データの記憶状態を
示す構成図である。
【図5】一実施例によるディスク名の表示動作を示すフ
ローチャート図である。
【図6】一実施例によるトラック名の表示動作を示すフ
ローチャート図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 20 システムコントローラ 30 表示部 31 第1表示桁 32 第2表示桁 33 第3表示桁 34 第4表示桁 35 第5表示桁 36 第6表示桁 37 第7表示桁 38 第8表示桁 39 第9表示桁
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−86967(JP,A) 特開 昭58−83890(JP,A) 特開 平4−57275(JP,A) 特開 平1−265287(JP,A) 特開 平4−122990(JP,A) 特開 昭58−178642(JP,A) 実開 平4−39897(JP,U) 実開 昭63−58395(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/34 G11B 27/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データがトラック単位で記録されたデー
    タ領域と、少なくとも該データのトラック番号情報と該
    データの内容を示す文字情報とが記録された管理領域か
    らなる記録媒体を再生する再生手段と、 上記再生手段により上記管理領域から再生された上記ト
    ラック番号情報と文字情報を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されているトラック番号情報と文字
    情報を表示する表示部を備えた表示手段と、上記表示部に上記記憶手段に記憶されたトラック番号情
    報を表示し、上記記憶手段に記憶された文字情報の文字
    列を第1の速度にて上記表示部の一端側から他端側へ1
    文字づつスクロールさせることにより上記表示されてい
    るトラック番号情報に対して上書表示し、上記文字列の
    先頭文字が上記他端側に到達した以降は上記文字列を上
    記第1の速度より遅い第2の速度にて1文字づつスクロ
    ールして表示させる制御手段 とを備えて成る再生装置。
  2. 【請求項2】 トラック番号情報を選択する選択手段を
    更に備え、 上記選択手段によりトラック番号情報が選択された際に
    上記トラック番号情報に対応する文字情報を上記記憶手
    段から読み出して表示することを特徴とする請求項1記
    載の再生装置。
  3. 【請求項3】上記記録媒体から再生されるトラック番号
    情報が変化した時に上記変化したトラック番号情報に対
    応する文字情報を上記記憶手段から読み出して表示する
    ことを特徴とする第1項記載の再生装置。
JP19968692A 1992-07-27 1992-07-27 再生装置 Expired - Lifetime JP3435707B2 (ja)

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