JP3798609B2 - 情報記録装置及び情報記録方法並びに情報ダビング装置 - Google Patents

情報記録装置及び情報記録方法並びに情報ダビング装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、符号化された情報信号を記録する情報記録装置及び情報ダビング装置に関し、特に、複数種類の符号化が可能な符号化手段を備えた情報記録装置及び情報ダビング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報信号のディジタル化が進展するのに伴ない、符号化による様々なデータ圧縮技術が開発されている。そして符号化されたディジタル情報は、様々な記録媒体に記録されたり、様々な放送メディアで放送されたりしている。
一方、符号化におけるデータ量の圧縮率は、符号化により生成されるディジタル情報のデータ量や、その再生画像の画質や、再生オーディオの音質に大きな影響を及ぼす。即ち、符号化における圧縮率を高くすると、一般的にデータ量は減少するが、復号信号の歪や解像度が劣化すると言う傾向がある。このため、極力少ない符号量で極力良質の復号信号を得べく、様々な符号化方式が提案され、実用化されている。
【0003】
また、符号化されたディジタル情報を記録した記録媒体が販売される場合には、当該記録媒体に複数の情報が記録されている場合に、通常は全て同一の符号化方式により符号化されているのが一般的である。これに対し、操作者が記録可能な記録媒体に記録する場合においては、操作者が要求する再生信号の品質や、情報信号の信号源(ソース)の品質に応じて、符号化方式を記録対象の各情報ごとに設定したいと言う要求がある。そして、この要求に応えるべく、同一の記録媒体に対して、夫々異なる圧縮率や、異なる符号化方式で符号化された複数の情報信号を記録できるように、複数種類の符号化が可能な符号化手段を備えた記録装置が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の記録装置では、操作者が一つの記録媒体に複数の情報を記録する場合に、記録対象の各情報に対して別々の符号化方法を設定しようとすると、直前に符号化及び記録した情報の符号化方法とは異なる符号化方法に設定しようとするときに、情報の符号化や、該符号化されたディジタル情報を記録する記録手段における記録動作を中断して、手動操作により符号化方法を指定する必要があった。
【0005】
同様にして従来のダビング装置では、再生手段によって記録媒体から再生される複数の情報を夫々別々の符号化方法で符号化し、該符号化されたディジタル情報を記録手段によって記録媒体に記録しようとすると、直前に符号化及び記録した情報の符号化方法とは異なる符号化方法に設定しようとするときに、再生手段における再生や、前記再生手段で再生された情報の符号化や、該符号化されたディジタル情報を記録する記録手段における記録動作を中断して、手動操作により符号化方法を指定する必要があった。
したがって従来の記録装置やダビング装置では、記録の途中で符号化方法を変更可能にして記録対象の複数の情報を符号化し記録することが、手動操作なしでは不可能であった。
【0006】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、途中で符号化方法を変更することが可能にして複数の情報を符号化し記録媒体に記録する場合に、記録対象の複数の情報の符号化と記録を手動操作なしに連続的に行える情報記録装置及び情報記録方法並びに情報ダビング装置を提供することである。
【0007】
【説題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために次のような構成でなされたものである。
第1の発明は、複数種類の符号化が可能な符号化手段と、記録対象の各情報の符号化方法を示す符号化方法テーブルを格納するメモリと、該メモリから読み出された前記符号化方法テーブルに基づいて前記符号化手段に対して記録対象の情報の符号化方法を指示する制御手段と、前記符号化手段で符号化されたディジタル情報を記録媒体に記録する記録手段とを備え、前記記録手段では、前記符号化方法テーブルを前記記録媒体の所定の記録領域に記録し、各情報ごとに予め定めた符号化方法で符号化された複数のディジタル情報を前記記録媒体に記録するようにした情報記録装置である。
【0008】
第1の発明によれば、記録対象の複数の全情報に対して予め各情報ごとの符号化方法を設定し、その後、各情報ごとに設定された符号化方法に基づいて記録対象の各情報を符号化して記録媒体に記録するから、記録対象の各情報ごとに符号化方法を設定し得るとしながら、記録を開始してから全ての記録対象情報の記録が終了するまで、手動操作による符号化方法の設定を必要とせずに、連続的に符号化と記録をすることが出来る。
また、前記記録手段で、前記符号化方法テーブルを前記記録媒体の所定の記録領域、例えばディスク状記録媒体の最内周部等に記録することにより、該記録した記録媒体を再生するときに、各情報ごとの符号化方法を容易に読み出すことが出来る。
【0009】
第2の発明は、第1の発明の情報記録装置において、記録対象の複数の情報のうち、符号化方法の指定がない情報の符号化方法を、符号化方法の指定がある全情報を記録した後に残ると推定される記録媒体の記録可能容量に応じて定めるようにした情報記録装置である。
【0010】
第2の発明によれば、記録対象の或る情報に対して特定の符号化方法が指定されていない場合や"自動(Auto)"が指定されている場合には、符号化方法の指定がされている情報を記録した後に残る記録可能容量が前記制御手段によって推定され、記録媒体の記録可能容量が大であるときには、低圧縮率の符号化方法を前記符号化方法が特定されていない情報に対して自動的に設定し、記録媒体の記録可能容量が小であるときには、高圧縮率の符号化方法を自動的に設定する。これにより、出来るだけ高品質の再生信号が得られるような符号化方法を指定することが出来る。
【0011】
第3の発明は、複数種類の符号化が可能な符号化ステップと、記録対象の各情報の符号化方法を示す符号化方法テーブルを格納する記憶ステップと、前記符号化ステップにおける符号化方法を前記格納された符号化方法テーブルに基づいて指示する制御ステップと、前記符号化ステップで符号化されたディジタル情報を記録媒体に記録する記録ステップとからなり、前記記録ステップでは、前記符号化方法テーブルを前記記録媒体の所定の記録領域に記録し、各情報ごとに予め定めた符号化方法で符号化された複数のディジタル情報を前記記録媒体に記録するようにした情報記録方法である。
【0012】
第4の発明は、第3の発明の情報記録方法において、記録対象の複数の情報のうち、符号化方法の指定がない情報の符号化方法を、符号化方法の指定がある全情報を記録した後に残ると推定される記録媒体の記録可能容量に応じて定めるようにした情報記録方法である。
【0013】
第5の発明は、記録媒体に記録された情報を再生する再生手段と、複数種類の符号化が可能な符号化手段と、前記再生手段で再生されて記録対象とされる各情報の符号化方法を示す符号化方法テーブルを格納するメモリと、該メモリから読み出された前記符号化方法テーブルに基づいて前記符号化手段に対して記録対象の情報の符号化方法を指示する制御手段と、前記符号化手段で符号化されたディジタル情報を記録媒体に記録する記録手段とを備え、前記記録手段では、前記符号化方法テーブルを前記記録媒体の所定の記録領域に記録し、各情報ごとに予め定めた符号化方法で符号化された複数のディジタル情報を前記記録媒体に記録するようにした情報ダビング装置である。
【0014】
第5の発明によれば、次のような効果を奏する。即ち、記録対象の複数の全情報に対して予め各情報ごとの符号化方法を設定し、その後、各情報ごとに設定された符号化方法に基づいて記録対象の各情報を符号化して記録媒体に記録するから、記録対象の各情報ごとに符号化方法を設定し得るとしながら、記録を開始してから全ての記録対象情報の記録が終了するまで、手動操作による符号化方法の設定を必要とせずに、連続的にダビングを行うことが出来る。
また、前記記録手段で、前記符号化方法テーブルを前記記録媒体の所定の記録領域、例えばディスク状記録媒体の最内周部等に記録することにより、該ダビングした記録媒体を再生するときに、各情報ごとの符号化方法を容易に読み出すことが出来る。
【0015】
第6の発明は、第5の発明の情報ダビング装置において、前記再生手段は複数種類の記録媒体を再生可能な再生手段であって、記録対象の複数の情報のうち、符号化方法の指定がなかった情報の符号化方法を、当該情報が再生された記録媒体の種類に応じて定めるようにした情報ダビング装置である。
【0016】
第6の発明によれば、例えば、LPレコードに記録されていた情報であれば、一般的に低品質の再生信号であるから高圧縮率の符号化方法を割り当て、コンパクトディスクに記録されていた情報であれば、一般的に高品質の再生信号であるから、低圧縮率の符号化方法を割り当てる。これにより、操作者により特定の符号化方法が指定されない情報に対して、必要且つ十分な圧縮率を有する符号化方法を割り当てることが出来、記録媒体の未使用記録容量を少なくすることが出来る。
【0017】
第7の発明は、第5の発明の情報ダビング装置において、前記再生手段は複数種類の記録媒体を再生可能な再生手段であって、記録対象の複数の情報のうち、符号化方法の指定がない情報の符号化方法を、当該情報が再生された記録媒体の種類と、符号化方法の指定がある全情報を記録した後に残ると推定される記録媒体の記録可能容量とに応じて定めるようにした情報ダビング装置である。
【0018】
第7の発明によれば、次のような効果を奏する。即ち、情報となる信号の品質(信号品質)と記録媒体の記録可能容量とに応じて符号化方法を設定することにより、記録媒体の未使用記録容量を少なくし、且つ、符号化方法が指定されなかった情報に対して、情報源の信号品質に応じて、最適な符号化方法を指定することが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の情報記録装置は、記録対象の各情報の夫々の符号化方法を操作者が予め設定して符号化方法テーブルとしてメモリに格納しておき、前記メモリから各情報の符号化方法を読み出して符号化し、該符号化済みのディジタル情報を記録媒体に記録する。記録時には、前記符号化方法テーブルを前記記録媒体の所定の記録領域に記録する。このようにして、記録対象の複数の情報を、符号化方法を変更しながらも、符号化或いは記録の途中での手動操作を必要とせずに連続的に記録媒体に記録するようにした情報記録装置である。
【0020】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明情報記録装置の実施例を示すブロック図である。図1に示す情報記録装置10において、外部の情報再生手段、例えばCD再生装置9からA/D変換器11に記録対象の情報が入力される。A/D変換器11は入力された情報がアナログ信号である場合にはディジタル信号に変換し、入力された情報がディスク信号である場合にはそのままメモリA13に与える。メモリA13はA/D変換器11から与えられたディジタル情報を格納し、制御手段21からの読み出し指示に基づいて、格納したディジタル情報を読み出して符号化手段15に与える。制御手段21は情報記録装置10全体を制御するシステム制御用のMPUなどで構成される。
【0021】
前記制御手段21はメモリC23を備え、記録対象の各情報の符号化方法が操作者によって予め指定されて、符号化方法テーブルとしてメモリC23に格納されている。制御手段21はメモリC23から前記符号化方法テーブルを読み出して、符号化手段15に与え、符号化手段15は当該情報の符号化方法として操作者が指定した符号化方法で符号化を行い、メモリB17に出力する。
メモリB17は符号化されたディジタル情報を一時的に記憶するバッファメモリである。該ディジタル情報はMD記録手段19からのデータ要求に応じて、制御手段21を介してメモリB17から読み出され、MD記録手段19で記録媒体に記録される。
【0022】
制御手段21には操作手段25と表示手段27とが接続され、表示手段27には前記符号化方法テーブルの内容が表示される。また、制御手段21は、記録対象の全情報が記録媒体に記録された後の記録容量の残量を推定し、表示手段27に表示する。操作者が各情報に対して符号化方法を設定する場合は、操作手段25を介して行う。
MD記録手段19は記録媒体としてミニディスク(以下、MDとも記す)を装着し、記録対象の各符号化済み情報を前記ミニディスク(MD)に書き込んだ後に、所定の記録領域、例えば最内周部の記録領域に前記符号化方法の情報を含む曲管理テーブル(UTOC)を書き込む。
【0023】
図5は本発明におけ符号化方法テーブルの一例を示す図である。同図において、
nは操作者が記録対象の情報を選択した順を示し、ST(n)はn番目に選択された情報が記録されている再生側記録媒体における楽曲順などを示すトラック番号を示す。この例は、記録側記録媒体における最小記録可能トラックが5の場合の例であり、nが1では、CDの第3トラックを再生し、その情報をATRACの規格で規定される符号化方法で符号化し、符号化済みディジタル情報をMDのトラック5に記録する。同様に、nが2では、CDの第6トラックを再生し、その情報をATRAC3+LP2の規格で規定される符号化方法で符号化し、符号化済みディジタル情報をMDのトラック6に記録する。nが4では、操作者が特定の符号化方法を指定せず"Auto"を選択した場合又は指定をしなかった場合であり、CDの第2トラックを再生し、その情報を符号化して、符号化済みディジタル情報をMDのトラック8に記録する。ST(2)の情報の符号化方法については後述するが、記録対象の情報が全て選択された後で、ST(2)の情報に対していずれかの符号化方法が自動的に割り当てられる。
【0024】
MD記録手段19で記録されたMDを再生する場合には、MDの前記所定の記録領域に記録されている曲管理テーブル(UTOC)を読み出し、MD再生手段で読み出された各情報に対応付けされている符号化方法を前記UTOCから読み出して、該読み出した符号化方法に適した復号方法を選択して復号する。
なお、図1に示す実施例では、情報源はCD再生手段9から出力される音学情報であり、CD再生手段9は制御端子を介して制御手段21と接続され、その再生動作が制御手段21により制御される。情報記録装置10で記録する記録対象の情報は、その各情報ごとにCD再生手段9から読み出し、符号化して記録媒体に記録しても良いが、予め記録対象の全ての情報をメモリA13に格納しておいて、各情報ごとの符号化方法を設定し、その後、各情報をメモリA13から読み出し、符号化し、記録媒体に記録するようにしても、記録対象の全情報を記録途中に手動操作によって符号化方法を設定することなく、全ての情報を連続的に記録することが可能である。
【0025】
以下、本発明情報記録装置における各処理手順について、図と共に説明する。図2は本発明記録装置における符号化方法設定処理手順を示すフローチャートであり、操作者が、CD再生手段9に装着されているCDに記録されて楽曲をいくつか選択して、符号化方法を各楽曲ごとに設定してMD記録手段19に装着されているMDに記録する場合の例を示す。なお、図2において、ST(n)は、記録対象の情報としてn番目に選択された情報が記録されている記録媒体上のトラック番号を示し、具体的には図1に示すCD再生手段9で再生されるコンパクトディスク(以下、CDとも記す)のトラック番号を示す。
【0026】
図2において、ステップS11では、符号化方法を設定するための初期化が行われ、nを1としてステップS13へ進む。ステップS13では、符号化方法設定開始の指示が操作手段25から入力されたか?、と問われ、YesであればステップS15へ進み、Noであればこの符号化方法設定処理を終了する。ステップS15では、操作者が、再生トラック番号(TNO)iを選択し、ステップS17へ進む。ステップS17では、選択された再生トラック番号iが実際にCD再生手段9に装着されているCD上に存在するか?、と問われ、YesであればステップS19へ進み、NoであればステップS25へ進む。ステップS19では、ST(n)=iとおき、再生トラックiの楽曲に対して符号化方法を設定し、ステップS21へ進む。ステップS21では、TNO iと指定又は選択された符号化方法を対応付けして、メモリC23に格納されている符号化方法テーブルに書き込み、ステップS23へ進む。
【0027】
ステップS23では、nの値を1だけインクリメントしてステップS25へ進む。ステップS25では、符号化方法設定終了の指示が操作手段25から入力されたか?、と問われ、YesであればステップS27へ進み、NoであればステップS15へ戻る。ステップS27では、符号化方法が指定された全情報の記録が終了した時の記録媒体の記録容量残を制御手段21で推定し、符号化方法が指定されなかった情報があれば前記容量残に基づいて符号化方法を割り当て、メモリC23に追記し、符号化方法設定処理を終了する。
【0028】
図3は本発明記録装置における記録処理手順を示すフローチャートであり、記録対象の各情報を符号化し、MD記録手段19でMDに記録する処理のフローチャートである。
図3において、ステップS31では、操作者から記録開始の指示があったか?、と問われ、YesであればステップS33へ進み、Noであればこの記録処理を終了する。ステップS33では、メモリC23から符号化方法テーブルを読み出し、記録側のトラック番号(RTNO)jをMDの記録可能な最小トラック番号に設定し、選択順nを1にして、ステップS35へ進む。ステップS35では、符号化手段15における符号化方法を、ST(n)に対して設定された符号化方法に設定し、ステップS37へ進む。
【0029】
ステップS37では、n番目に選択された情報(楽曲)に相当する、CDのトラック番号ST(n)を再生し、指定された方法で符号化して記録側トラック番号(RTNO)に記録し、ステップS39へ進む。ステップS39では、操作手段25により記録停止の支持があったか?、と問われ、Yesであれば本記録処理を終了し、NoであればステップS41へ進む。ステップS41では、再生側におけるトラック番号ST(n)の再生と、記録側トラックRTNO jの記録を終了したか?、と問われ、YesであればステップS43へ進み、NoであればステップS39へ戻る。ステップS43では、UTOCの情報を更新し、記録側トラック番号RTNO jの値及び選択順を示すnの値を1だけインクリメントし、ステップS45へ進む。ステップS45では、符号化方法テーブルに記載された記録対象情報のうち、未記録の情報があるか?、と問われ、YesであればステップS35へ戻り、Noであれば、この記録処理を終了する。
【0030】
図4は本発明記録装置における符号化方法変更処理手順を示すフローチャートであり、記録対象の全情報の記録が終了する前に、操作者が符号化方法の変更を指示した場合の処理手順を示す。ここでは、再生側トラック番号ST(n)に記録されている情報を記録側媒体のトラック番号(RTNO)jに記録中に、操作者が符号化方法の変更を指示したものとして説明する。
図4において、ステップS51では、符号化方法変更の指示があったか?、と問われ、YesであればステップS53へ進み、Noであればこの符号化方法変更処理を終了する。ステップS53では、再生側トラック番号ST(n)の再生と記録側媒体のトラック番号(RTNO)jへの記録とを停止し、ステップS55へ進む。
【0031】
ステップS55では、記録側のトラック番号(RTNO)jを削除し、ステップS57へ進む。ステップS57では、再生側トラック番号ST(n)の情報に対し、新たな符号化方法を指定し、ステップS59へ進む。ステップS59では、メモリC23に格納されている符号化方法テーブルを前記した新たな指定に基づいて更新し、ステップS61へ進む。ステップS61では、再生側におけるトラック番号ST(n)をそのトラックの最初から再生し、変更後の符号化方法で符号化して、該符号化されたディジタル情報を記録側におけるトラック番号(RTNO)jに記録して、ステップS63へ進む。ステップS63では、既に記録媒体に記録されているUTOCにおける符号化方法テーブルを前記した新たな指定に基づいて更新し、この符号化方法変更処理を終了する。
【0032】
次に、本発明の情報ダビング装置について図6を用いて説明する。
図6は本発明情報ダビング装置の一実施例を示すブロック図である。図1に示す情報記録装置10と、図6に示す情報ダビング装置20の主たる相違点は、図6の情報ダビング装置20では、再生装置5とソースセレクタ7が設けられている点である。即ち、情報ダビング装置20では再生手段A、再生手段B、再生手段Cからなる再生装置5を備えて、そのいずれかの出力がソースセレクタ7で選択され、A/D変換器11に与えられる。
前記各再生手段は、例えば、CD再生手段や、MD再生手段や、DVD再生手段であり、情報源としては画像情報及びオーディオ情報である。
【0033】
情報記録装置10の動作と情報ダビング装置20の動作上の主な相違点は、信号源となる記録媒体を再生する一つの再生手段が複数種類の再生手段から選択される点と、再生装置5の再生制御と、ソースセレクタ7の制御が制御手段21bにより行われる点である。
したがって、符号化方法テーブルには、図5に示した項目の他に、どの再生手段を再生するかを示す項目を追加する。また、図2を用いて説明した符号化方法設定処理において、特定の符号化方法が指定又は設定されなかった情報がある場合には、その情報の符号化方法を、どの再生手段で再生される情報であるか或いは再生される記録媒体の種類に基づいて設定する。例えば、LPレコードの再生手段で再生する情報であれば、一般的に低品質の再生情報であるから高圧縮率の符号化方法を割り当て、CDの再生手段で再生する情報であれば、一般的に高品質の再生情報であるから、低圧縮率の符号化方法を割り当てる。また、符号化方法が指定されている全情報の記録が終了した時の記録媒体の記録容量残を制御手段21bで推定し、符号化方法が指定又は設定されなかった情報に対して、前記容量残をも加味して符号化方法を割り当てるようにしても良い。
【0034】
以上詳述したように、本発明の情報記録装置、情報記録方法、情報ダビング装置によれば、記録対象の複数の全情報に対して予め各情報ごとの符号化方法を設定し、その後、各情報ごとに設定された符号化方法に基づいて記録対象の各情報を符号化して記録するから、記録を開始してから全ての記録対象情報の記録が終了するまで、手動操作による符号化方法の設定を必要とせずに、連続的に符号化と記録を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明情報記録装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明記録装置における符号化方法設定処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明記録装置における記録処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明記録装置における符号化方法変更処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明記録装置におけ符号化方法テーブルの一例を示す図である。
【図6】本発明情報ダビング装置の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
5 再生装置
7 ソースセレクタ
9 CD再生手段
11 A/D変換器
11 CD再生手段
13、17、23 メモリ
15 符号化手段
19 MD記録手段(記録手段)
21 制御手段
25 操作手段
27 表示手段

Claims (4)

  1. 複数種類の符号化が可能な符号化手段と、
    記録対象の各情報の符号化方法を示す符号化方法テーブルを格納するメモリと、
    該メモリから読み出された前記符号化方法テーブルに基づいて前記符号化手段に対して記録対象の情報の符号化方法を指示する制御手段と、
    前記符号化手段で符号化されたディジタル情報を記録媒体に記録する記録手段とを備え、
    前記記録手段では、前記符号化方法テーブルを前記記録媒体の所定の記録領域に記録し、各情報ごとに予め定めた符号化方法で符号化された複数のディジタル情報を前記記録媒体に記録し、
    情報記録装置は、記録対象の各情報の記録中に符号化方法を指定された符号化方法に変更する旨の指示がなされた場合、記録中の情報の記録を指定された符号化方法でやり直すとともに、前記符号化方法テーブル中のその情報の符号化方法を前記指定された符号化方法に書き換えて、記録対象の情報の記録を続行することを特徴とする情報記録装置。
  2. 複数種類の符号化が可能な符号化ステップと、
    記録対象の各情報の符号化方法を示す符号化方法テーブルを格納する記憶ステップと、
    前記符号化ステップにおける符号化方法を前記格納された符号化方法テーブルに基づいて指示する制御ステップと、
    前記符号化ステップで符号化されたディジタル情報を記録媒体に記録する記録ステップとからなり、
    前記記録ステップでは、前記符号化方法テーブルを前記記録媒体の所定の記録領域に記録し、各情報ごとに予め定めた符号化方法で符号化された複数のディジタル情報を前記記録媒体に記録し、
    情報記録方法はさらに、記録対象の各情報の記録中に符号化方法を指定された符号化方法に変更する旨の指示がなされた場合、記録中の情報の記録を指定された符号化方法でやり直すとともに、前記符号化方法テーブル中のその情報の符号化方法を前記指定された符号化方法に書き換えて、記録対象の情報の記録を続行するステップを具備することを特徴とする情報記録方法。
  3. 記録媒体に記録された情報を再生する再生手段と、
    複数種類の符号化が可能な符号化手段と、
    前記再生手段で再生されて記録対象とされる各情報の符号化方法を示す符号化方法テーブルを格納するメモリと、
    該メモリから読み出された前記符号化方法テーブルに基づいて前記符号化手段に対して記録対象の情報の符号化方法を指示する制御手段と、
    前記符号化手段で符号化されたディジタル情報を記録媒体に記録する記録手段とを備え、
    前記記録手段では、前記符号化方法テーブルを前記記録媒体の所定の記録領域に記録し、各情報ごとに予め定めた符号化方法で符号化された複数のディジタル情報を前記記録媒体に記録し、
    情報ダビング装置は、記録対象の各情報の記録中に符号化方法を指定された符号化方法に変更する旨の指示がなされた場合、記録中の情報の記録を指定された符号化方法でやり直すとともに、前記符号化方法テーブル中のその情報の符号化方法を前記指定された符号化方法に書き換えて、記録対象の情報の記録を続行することを特徴とする情報ダビング装置。
  4. 請求項記載の情報ダビング装置において、前記再生手段は複数種類の記録媒体を再生可能な再生手段であって、記録対象の複数の情報のうち、符号化方法の指定がない情報の符号化方法を、当該情報が再生された記録媒体の種類に応じて定めることを特徴とする情報ダビング装置。
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