JP3746192B2 - 録音再生システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD等から再生されたデジタル音楽データを複数の記録媒体に対し同時に記録可能な録音再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、CD(Compact Disc)等に記録されたデジタル音楽データを、MD(Mini Disc)等の複数記録媒体に同時に記録可能な録音再生システムが実用化されている。
【0003】
また、MD等の記録媒体にデジタル音楽データを記録する際、複数の異なる圧縮方式が考案されている。例えば、MDに記録する場合、ATRAC圧縮方式と呼ばれる圧縮方式が用いられている。ここで、ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)とは、MD用デジタル音楽データに適用され、聴覚心理モデルに基づいてデジタル音楽データをMDへ長時間録音するためのデータ圧縮技術であり、デジタル音声信号に対するMDCT(Modified Discrete Cosine Transform)係数を適応ビットに配分してスカラー量子化する符号化方式である。圧縮率は約5分の1である。
【0004】
このATRAC圧縮方式による記録モードは、MDに記録する際の標準記録モード(MDSP;MD Standard Play mode)であるが、最近、このATRAC圧縮方式を改良し、その2倍の圧縮率を実現したATRAC3―LP2、更にその2倍の圧縮率に変換可能なATRAC3―LP4が考案され、MDLP(MD Long Play mode;MD長時間記録モード)として実用化されている。すなわち、上記ATRAC圧縮方式によるMDSPで記録する場合と比較すると、ATRAC3―LP2のMDLPを用いれば、その2倍のステレオ長時間記録が可能となり、またATRAC3―LP4のMDLPを用いた場合は、4倍のステレオ長時間記録が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の録音再生システムにおいては、以下に示す問題点があった。すなわち、CDからMDへの全曲録音に加え、録音するトラックやその録音する順序を任意に設定できるプログラム録音が行えるものであるが、その設定したプログラムは、複数のMDに共通して適用されていた。その為、一つのCDから、複数のMDにそれぞれ異なった記録内容で記録する場合、設定したプログラム別にその都度再生動作を繰り返し、MD毎に記録しなければならず、時間の浪費を招いていた。
【0006】
すなわち、2枚のMDに対し1枚のCDからのデータを同時に記録する場合、このCDの2曲目、4曲目、及び、1曲目をこの順序でMDに記録させるプログラム録音を実行すると、その2曲目、4曲目、及び、1曲目がこの順番で2枚同時にMDに記録される。例えば、一方のMDには上記2曲目と1曲目をこの順番で記録し、同時に、もう一方のMDにはその4曲目と2曲目をこの順番で記録する等のようにMD毎に異なる記録設定を行うことができなかった。
【0007】
また、複数のMDに1枚のCDからのデータを同時に記録する際、記録するMDや曲に応じて圧縮方式を自由に設定することができなかった。例えば、2枚のMDに対し1枚のCDからのデータを同時に記録する場合、一方のMDでは、まず上記CDの2曲目をATRAC圧縮方式によるMDSPを用いて記録し、次いでその1曲目をATRAC3―LP4圧縮方式によるMDLPを用いて記録し、同時にもう一方のMDでは、はじめに上記CDの4曲目をATRAC3―LP2圧縮方式によるMDLPで記録し、次いでその2曲目をATRAC圧縮方式によるMDSPで記録する等、MDや曲に応じて圧縮方式を自由に設定することができなかった。その為、記録する曲全てに同一圧縮方式を用いるので、曲によって圧縮方式を変えてMDに記録する曲数を増やしたりする等、MDを効率よく使用することができず不経済であった。
【0008】
本発明の課題は、複数の記録媒体に同時記録可能な録音再生システムであって、より柔軟に記録モードの設定が行え、記録時間や電力等の節約が図れる録音再生システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題を解決するために、次のような特徴を備えている。なお、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する図面参照符号等である。
【0010】
請求項1記載の発明は、
記録媒体にデジタル記録された曲を再生する再生装置(例えば、図1に示すCD部12)と、記録モードを予め複数有し前記再生装置で再生された曲をいずれかの記録モードでデジタル記録する記録装置(例えば、図1に示すMD部13a)とを備えた録音再生システム(例えば、図1に示す記録再生装置10)において、
前記記録媒体に予め記録された曲の中から再生する曲を指定する曲指定手段(例えば、図1に示すシステムコントローラ11)と、
前記曲指定手段で指定された曲を再生する順番を指定する順番指定手段(例えば、図1に示すシステムコントローラ11)と、
前記曲指定手段で指定された曲に応じて前記記録装置に記録する記録モードを指定する記録モード指定手段(例えば、図1に示すシステムコントローラ11)と、
を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の発明の録音再生システムによれば、記録媒体にデジタル記録された曲を再生する再生装置と、記録モードを予め複数有し前記再生装置で再生された曲をいずれかの記録モードでデジタル記録する記録装置とを備えた録音再生システムにおいて、曲指定手段は、記録媒体に予め記録された曲の中から再生する曲を指定し、順番指定手段は、前記曲指定手段で指定された曲を再生する順番を指定し、記録モード指定手段は、前記曲指定手段で指定された曲に応じて前記記録装置に記録する記録モードを指定する。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の録音再生システムにおいて、
前記記録モード指定手段は、前記曲指定手段で指定された曲毎に記録モードを指定することを特徴とする。
【0013】
従って、請求項1、または2に記載の発明によれば、曲毎に好適な記録モードを指定して記録することが可能となり、優れた機能性と操作性を備えた利便性の高い録音再生システムが実現できる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の録音再生システムにおいて、記録モードを予め複数有し前記再生装置で再生された曲をいずれかの記録モードでデジタル記録する前記記録装置とは異なる第2の記録装置(例えば、図1に示すMD部13b)と、
前記曲指定手段で指定された曲毎に前記第2の記録装置に記録する記録モードを指定する第2の記録モード指定手段(例えば、図1に示すシステムコントローラ11)と、
を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の発明によれば、第2の記録装置は、記録モードを予め複数有し前記再生装置で再生された曲をいずれかの記録モードでデジタル記録し、第2の記録モード指定手段は、前記曲指定手段で指定された曲毎に前記第2の記録装置に記録する記録モードを指定する。
【0016】
従って、2つの記録装置に対してそれぞれ曲毎に記録モードを指定して記録することができるので、2つの記録装置を備えた録音再生システムにおいても記録モードを指定して各曲の記録が行え、より柔軟な記録操作が可能となり、機能性の高い録音再生システムが実現される。
【0017】
請求項4記載の発明は、請求項1から3の何れかに記載の録音再生システムにおいて、
前記記録モードは、音声圧縮率であることを特徴とする。
【0018】
従って、記録する記録媒体、または曲に応じて音声圧縮率を個別に設定できるので、どの曲でも好適な音声圧縮率で記録でき、優れた機能性と操作性を実現できるばかりでなく、音声圧縮率を曲毎に調整することにより、例えば、音質を優先しない曲に関しては高い音声圧縮率で記録し、逆に音質を優先する曲に関しては低い音声圧縮率で記録するなど、記録媒体を効率良く使用することが可能となり、経済性の向上も図られる。
【0019】
請求項5記載の発明は、
記録媒体にデジタル記録された曲を再生する再生装置(例えば、図1に示すCD部12)と、前記再生装置で再生された曲をデジタル記録する複数の記録装置(例えば、図1に示すMD部13a、及び13b)とを備えた録音再生システム(例えば、図1に示す記録再生装置10)において、
前記再生装置で再生された曲を前記複数の記録装置にデジタル記録する際、前記各記録装置に記録する記録内容をそれぞれ個別に設定する設定手段(例えば、図1に示すシステムコントローラ11)と、
前記再生装置の再生動作中に、前記設定手段により設定した各設定内容に従って前記各記録装置の記録動作を制御する記録制御手段(例えば、図1に示すシステムコントローラ11)と、
を備えることを特徴とする。
【0020】
請求項5記載の発明の録音再生システムによれば、記録媒体にデジタル記録された曲を再生する再生装置と、前記再生装置で再生された曲をデジタル記録する複数の記録装置とを備えた録音再生システムにおいて、設定手段は、前記再生装置で再生された曲を前記複数の記録装置にデジタル記録する際、前記各記録装置に記録する記録内容をそれぞれ個別に設定し、記録制御手段は、前記再生装置の再生動作中に、前記設定手段により設定した各設定内容に従って前記各記録装置の記録動作を制御する。
【0021】
従って、一度の再生動作で複数の記録装置にそれぞれ異なる記録動作を行わせることができるので、記録の為の時間の短縮、及び消費電力の節約が図られる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図1、図2を参照して本発明の実施の形態における記録再生装置10について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における記録再生装置10の内部構成を説明するブロック図である。
【0023】
記録再生装置10は、CD部12、MD部13a、13b、システムコントローラ11、操作部14、表示部15、通信制御部16、出力選択部17、D/Aコンバータ18、増幅器19を備えて構成される。CD部12は、信号ラインL1、L2を介してシステムコントローラ11に接続されるとともに、デジタル音声ラインA5を介して出力選択部17に接続される。MD部13aは、信号ラインL3a、L4aを介してシステムコントローラ11に接続されるとともに、デジタル音声ラインA1、A3を介してCD部12、出力選択部17にそれぞれ接続され、MD部13bは、信号ラインL3b、L4bを介してシステムコントローラ11に接続されるとともに、デジタル音声ラインA2、A4を介してCD部12、出力選択部17にそれぞれ接続される。また、操作部14、表示部15、通信制御部16は、信号ラインL6、L7、L8を介してシステムコントローラ11に接続され、D/Aコンバータ18はデジタル音声ラインA6を介して出力選択部17に接続される。
【0024】
CD部12から出力されたデジタル音楽データは、デジタル音声ラインA1、A2を介してMD部13a、13bにそれぞれ供給され、その供給されたデジタル音楽データはMD部13a、13bに各々装填されたMDに記録される。また、CD部12を制御する制御信号は、システムコントローラ11から信号ラインL1を介してCD部12に供給され、MD部13aおよび13bを制御する制御信号は、システムコントローラ11から信号ラインL3aおよびL3bを介してMD部13a、13bにそれぞれ供給される。
【0025】
システムコントローラ11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等により構成される。上記内蔵ROMは、記録再生装置10の動作を制御するアプリケーションプログラムを格納し、また、内蔵RAMは、装填されたCD,MDから読み取った各種TOC情報、及び、CDからMDへのプログラム再生/記録する為のプログラム等が記録されている。
【0026】
特に上記CDからMDへのプログラム再生/記録する為のプログラムは、MD部13a、13bそれぞれに装填されたMD毎に、その記録する曲や順序、及び、MDSPやMDLPによる記録モードを曲毎に自由に設定するものである。
【0027】
例えば上記プログラムの一例として、CDの再生中、MD部13aは、装填するMDに対し、そのCDの2曲目および3曲目をATRAC圧縮方式によるMDSPモードで記録し、6曲目をATRAC3―LP2圧縮方式によるMDLPモードで記録すると共に、MD部13bは、装填するMDに対し、その1曲目と8曲目をATRAC3―LP4圧縮方式によるMDLPモードで記録し、5曲目をATRAC圧縮方式によるMDSPモードで記録するプログラムが実行可能である。このプログラムによれば、CD部12は、1曲目〜8曲目まで、4曲目と7曲目を跳ばしてCDの再生を行う。その際、MD部13aは2曲目、3曲目、及び6曲目を上記圧縮方式に基づいて記録すると共に、その曲の記録アドレス、記録順序(2曲目、3曲目、6曲目の順)、及び圧縮方法等の各種記録情報をそのMDのUTOC(User Table Of Contents)記録エリアに記録し、また、MD部13bは1曲目、5曲目、及び8曲目を上記圧縮方式に基づいて記録すると共に、その曲の記録アドレス、記録順序(1曲目、8曲目、5曲目の順)、及び圧縮方法等の各種記録情報をそのMDのUTOC記録エリアに記録する。
【0028】
システムコントローラ11は、信号ラインL1を介してCDの再生に係る各種動作を制御するCD制御信号をCD部12に出力するとともに、装填されたMDの再生/記録に係る各種動作を制御するMD制御信号を信号ラインL3a、L3bを介してMD部13a、13bにそれぞれ供給する。また、システムコントローラ11は、出力選択部17に対する制御信号を、信号ラインL5を介して出力選択部17に供給してCD部12、MD部13a、13bからの出力信号のうち、何れの信号を出力するかを切り替える切替動作を行う。
【0029】
システムコントローラ11からCD部12に供給される上記CD制御信号は、CDの再生動作等を制御するものであり、上記内蔵RAMに記録された上記プログラム再生/記録用のプログラムに基づく再生開始/停止命令、再生一時停止命令、アクセス命令、及び、サーボ系制御命令等が含まれる。また、システムコントローラ11からMD部13a、13bに信号ラインL3a、L3bを介してそれぞれ供給される上記MD制御信号は、各MDの記録再生動作等を制御するものであり、上記内蔵RAMに記録された上記プログラム再生/記録用のプログラムに基づく再生開始/停止命令、記録開始/停止命令、再生/記録一時停止命令、アクセス命令、サーボ系制御命令、及び、音声圧縮率指定命令等が含まれる。特に、システムコントローラ11は、上記プログラム再生/記録用プログラムに基づくCDから各MDへの記録処理を行う場合、CD部12の再生動作と、MD部13a、13bの記録動作との間の動作連携を制御する制御信号を信号ラインL1、L3a、L3bを介して、CD部12、MD部13a、13bに供給する。
【0030】
システムコントローラ11は、CD部12、MD部13a、13bに予め記録されたTOC(Table Of Contents)情報、又はUTOC(User Table Of Contents)を信号ラインL2、L4a、L4bをそれぞれ介して取得する。
【0031】
CD部12は、CDの装填および開放が可能であり、システムコントローラ11から信号ラインL1を介して供給される上記CD制御信号に基づいてCDの再生に係る各種動作等が行われる。また、CD部12において再生されたデータは、デジタル音声ラインA5を介して出力選択部17に供給される。
【0032】
MD部13a、13bは、MDの装填および開放が可能であり、システムコントローラ11から信号ラインL3a、L3bをそれぞれ介して供給される上記MD制御信号に基づいてMDの再生/記録に係る各種動作等が行われる。また、MD部13a、13bにおいて再生されたデータは、デジタル音声ラインA3、A4を介して出力選択部17に出力される。
【0033】
操作部14は、CD、MDの再生動作(再生開始、再生停止等)を指示したり、MDの記録動作(記録開始、記録停止等)を指示する為の各種操作キー、及び、プログラム再生/録音用のプログラム(曲順、曲番号、及び圧縮方式等)を設定する為の番号キー、プログラムキー、及び決定キー等を備える。操作部14の備える上記各種キーのキー操作による指示信号は、システムコントローラ11に出力される。
【0034】
ここで、プログラム再生する曲番の番号キーを順に押下することにより再生する曲とその再生順番が指定され、決定キーの押下によりその設定された曲が設定順に再生される。例えば、CDの3曲目、5曲目、及び8曲目を、はじめに8曲目、次に3曲目、そして最後に5曲目の順に再生させる場合、ユーザは、まず上記番号キーの“8”を押下し、次いで同番号キーの“3”を押下し、そして最後に“5”の番号キーを押下した後、決定キーを押下する。また、プログラムされた各曲に対応付けて音声圧縮率等の記録モードを設定できる。
【0035】
表示部15は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面を備える。この表示部15は、システムコントローラ11から出力される各種表示情報を表示する。例えば、CDに予め記録されたTOC情報(トラック番号、演奏時間等)、記録再生装置10の動作状態(再生中、停止中等)、動作モード(CD再生、MD再生等)、MD圧縮方式(MDSPモード、MDLP2倍モード、あるいはMDLP4倍モード)、及び、再生/記録動作の進行時間等の表示を行う。
【0036】
通信制御部16は、リモコン10aからの遠隔制御信号を受信する受信回路を備え、受信した遠隔制御信号を復調して信号ラインL8を介してシステムコントローラ11に出力する。
【0037】
出力選択部17は、信号ラインL5を介してシステムコントローラ11から供給される制御信号に応じて、CD部12からデジタル音声ラインA5を介して供給されるCDデジタル音楽データ、MD部12a、12bからデジタル音声ラインA3、A4をそれぞれ介して供給されるMDデジタル音楽データのうち、D/Aコンバータ18に出力するデジタルデータを選択する。
【0038】
D/Aコンバータ18は、デジタル音声ラインA6を介して出力選択部17から供給されるデジタルデータをアナログ信号に変換し、その変換したアナログ信号を増幅器19に出力する。
【0039】
増幅器19は、D/Aコンバータ18より供給されたアナログ信号を増幅し、音声信号として出力端子に出力する。
【0040】
リモコン10aは、上記操作部14と同様に、CD、MDの再生動作(再生開始、再生停止等)を指示したり、MDの記録動作(記録開始、記録停止等)を指示する為の各種操作キー、及び、プログラム再生/録音用のプログラム(曲順、曲番号、及び圧縮方式等)を設定する為の番号キー、プログラムキー、及び決定キー等を備える。リモコン10aの備える上記各種キーのキー操作による指示信号は、遠隔制御信号として通信制御部16に送信される。
【0041】
リモコン10aにおいて、プログラム再生する曲番の番号キーを順に押下することにより再生する曲とその再生順番が指定される。その指定処理の後、決定キーの押下によりその設定内容が記録再生装置10の通信制御部16に送信されて、その設定された曲が設定順に再生される。例えば、CDの3曲目、5曲目、及び8曲目を、はじめに8曲目、次に3曲目、そして最後に5曲目の順に再生させる場合、ユーザは、まず上記番号キーの“8”を押下し、次いで同番号キーの“3”を押下し、そして最後に“5”の番号キーを押下した後、決定キーを押下する。また、プログラムされた各曲に対応付けて音声圧縮率等の記録モードを設定できる。
【0042】
次いで、本実施の一形態の記録再生装置10における動作の説明をする。
図2は、記録再生装置10のMD部13a、及びMD部13bにおけるMD記録編集処理を説明するフローチャートである。すなわち、MD部13a、及びMD部13bは、共に図2に示すフローチャートに従ったMD記録編集処理が行われる。
【0043】
CD部12に所定のCDが装填され、MD部13a、13bにはそのCDの音楽データを記録するために必要な記録容量を備えたMDがそれぞれ装填されているものとする。まず、操作部14の備えるプログラムキー、或いはリモコン10aの備える入力キーによるプログラム入力操作より、CDに記録された音楽データをどのようにMDに記録するかが設定され(曲、記録順、及び圧縮方式等)、その設定内容に基づいたMD記録処理プログラムが作成されて(ステップS21)、そのMD記録処理プログラムがシステムコントローラ11の内蔵RAMに記録される。
【0044】
次いで、システムコントローラ11は、ステップS21において作成された上記MD記録処理プログラムを順次読み取り、CD部12の再生動作、およびMD部13a、13bの記録動作を待機状態とした後(ステップS22)、MD部13aに装填されたMDの記録処理を行うか否かをその読み取ったMD記録処理プログラムの内容に基づいて判定する(ステップS23)。
【0045】
ステップS23において、MD部13aのMDの記録処理を行わない場合(ステップS23;No)、システムコントローラ11は、MD部13aを待機状態とし(ステップS25)、その状態を保持してステップS26に移行する。
【0046】
ステップS23において、MD部13aのMDの記録処理を行う場合(ステップS23;Yes)、システムコントローラ11は、上記MD記録処理プログラムの内容に基づいて、そのMDに対する記録処理を実行する(ステップS24)。
【0047】
次いでシステムコントローラ11は、MD部13bに装填されたMDの記録処理を行うか否かをその読み取った上記MD記録処理プログラムの内容に基づいて判定する(ステップS26)。
【0048】
ステップS26において、MD部13bのMDの記録処理を行わない場合(ステップS26;No)、システムコントローラ11は、MD部13bを待機状態とし(ステップS28)、その状態を保持してステップS29に移行する。
【0049】
ステップS26において、MD部13bのMDの記録処理を行う場合(ステップS26;Yes)、システムコントローラ11は、上記MD記録処理プログラムの内容に基づいてそのMDに対する記録処理を実行すると共に(ステップS27)、CDの再生を行う(ステップS29)。
【0050】
次いで、CDの再生が終了すると(ステップS30)、システムコントローラ11は、MD部13a、13bの記録動作を待機状態として(ステップS31)この一連のMD記録処理プログラムが終了したか否かを判定し(ステップS32)、MD記録処理プログラムが終了していない場合(ステップS32;No)、ステップS22に移行する。
【0051】
ステップS32において、MD記録処理プログラムが終了した場合(ステップS32;Yes)、MD部13a、13bにおける各種記録データをMD部13a、13bに装填された各MDのUTOC記録エリアに記録して(ステップS33)、上記一連のMD記録編集処理を終了する。
【0052】
ここで、上記一連のMD記録編集処理をより具体的に説明する。
上記MD記録処理プログラムのMD記録設定の内容として、例えば、MD部13aに装填されたMDには、上記CDの1曲目をATRAC圧縮方式によるMDSPモードで、3曲目をATRAC3―LP4圧縮方法によるMDLPモードで、4曲目をATRAC3―LP2圧縮方式によるMDLPモードで記録すると共に、MD部13bに装填されたMDには、そのCDの2曲目をATRAC3―LP4圧縮方式によるMDLPモードで、3曲目をATRAC圧縮方式によるMDSPモードで、5曲目をATRAC3―LP4圧縮方式によるMDLPモードで記録する記録設定がステップS21においてなされているものとする。以下、このMD記録設定に基づく記録処理を説明する。
【0053】
システムコントローラ11は、ステップS21において作成された上記MD記録処理プログラムを順次読み取り、記録再生装置10の記録動作を待機状態として(ステップS22)、MDの記録処理を行うか否かをその読み取った上記MD記録処理プログラムの内容に基づいて判定する(ステップS23)。
【0054】
システムコントローラ11は、MD部13aの記録動作をATRAC圧縮方式によるMDSPモードとして(ステップS23;Yes)MD部13aの記録処理を実行すると共に(ステップS24)、MD部13bを記録停止状態とする(ステップS26;No、ステップS28)。それと同時に、システムコントローラ11は、CDの1曲目の再生を行う(ステップS29)。これにより、その1曲目は、MD部13bのMDには記録されず、MD部13aのMDにMDSPモードで記録される。
【0055】
次いで、上記CDの1曲目の再生が終了すると(ステップS30)、システムコントローラ11は、MD部13a、13bの記録動作を待機状態とし(ステップS31)、次のステップS22に進む(ステップS32;No)。そこで、MD部13aの記録停止状態を保持したまま(ステップS23;No、ステップS25)、MD部13bの記録動作をATRAC3―LP4圧縮方式によるMDLPモードとして(ステップS26;Yes)、MD部13bの記録処理を実行する(ステップS27)。それと同時に、システムコントローラ11は、CDの2曲目の再生を開始する(ステップS29)。これにより、その2曲目は、MD部13aのMDには記録されず、MD部13bのMDにATRAC3―LP4圧縮方式によるMDLPモードで記録される。
【0056】
次いで、上記CDの2曲目の再生が終了すると(ステップS30)、システムコントローラ11は、MD部13a、13bの記録動作を待機状態とし(ステップS31)、次のステップS22に進む(ステップS32;No)。そこで、MD部13aの記録動作をATRAC3―LP4圧縮方式によるMDLPモードとして(ステップS23;Yes)MD部13aの記録処理を実行すると共に(ステップS24)、MD部13bの記録動作をATRAC圧縮方式によるMDSPモードとして(ステップS23;Yes)MD部13bの記録処理を実行する(ステップS27)。それと同時に、システムコントローラ11は、CDの3曲目の再生を開始する(ステップS29)。これにより、その3曲目は、ATRAC3―LP4圧縮方式のMDLPモードに基づいてMD部13aのMDに記録されると共に、ATRAC圧縮方式のMDSPモードに基づいてMD部13bのMDに記録される。
【0057】
次いで、上記CDの3曲目の再生が終了すると(ステップS30)、システムコントローラ11は、MD部13a、13bの記録動作を待機状態とし(ステップS31)、次のステップS22に進む(ステップS32;No)。そこで、MD部13aの記録動作をATRAC3―LP2圧縮方式によるMDLPモードとして(ステップS23;Yes)MD部13aの記録処理を実行すると共に(ステップS24)、MD部13bの記録停止状態を保持する(ステップS26;No、ステップS28)。それと同時に、システムコントローラ11は、CDの4曲目の再生を開始する(ステップS29)。これにより、その4曲目は、MD部13bのMDには記録されず、MD部13aのMDにATRAC3―LP2圧縮方式によるMDLPモードで記録される。
【0058】
次いで、上記CDの4曲目の再生が終了すると(ステップS30)、システムコントローラ11は、MD部13a、13bの記録動作を待機状態とし(ステップS31)、次のステップS22に進む(ステップS32;No)。そこで、MD部13aの記録停止状態を保持したまま(ステップS23;No、ステップS25)、MD部13bの記録動作をATRAC3―LP4圧縮方式によるMDLPモードとして(ステップS26;Yes)MD部13bの記録処理を実行する(ステップS27)。それと同時に、システムコントローラ11は、CDの5曲目の再生を開始する(ステップS29)。これにより、その5曲目は、MD部13aのMDには記録されず、MD部13bのMDにATRAC3―LP4圧縮方式によるMDLPモードで記録される。
【0059】
次いで、上記CDの5曲目の再生が終了すると(ステップS30)、システムコントローラ11は、MD部13a、及びMD部13bの記録動作を待機状態とし(ステップS31)、ステップS21で設定された上記MD記録処理プログラムを終了した後(ステップS32;Yes)、MD部13a、13bのMDに対し、UTOCの編集をそれぞれ行う(ステップS33)。すなわち、MD部13aのMDのUTOC記録エリアには、CDの1曲目がATRAC圧縮方式によるMDSPモードで、その3曲目がATRAC3―LP4圧縮方式によるMDLPモードで、その4曲目がATRAC3―LP2圧縮方式によるMDLPモードでそれぞれ録音されたこと等がテキスト情報として記録される。また、MD部13bのUTOC記録エリアには、CDの2曲目がATRAC3―LP4圧縮方式によるMDLPモードで、その3曲目がATRAC圧縮方式によるMDSPモードで、その5曲目がATRAC3―LP4圧縮方式によるMDLPモードでそれぞれ録音されたこと等がテキスト情報として記録される。
【0060】
以上説明したように、本実施の形態における記録再生装置10によれば、CD部12に装填されたCDのデジタル音楽データをMD部13a、13bの2つのMDに記録する際、この2つのMDに対する記録内容の設定がそれぞれ別々に行われる。すなわち、MD部13aのCDに記録する曲及び圧縮方法と、MD部13bのCDに記録する曲及び圧縮方法をそれぞれ別々に設定され、その設定された内容に基づいてMD記録処理プログラムが作成される。次いで、システムコントローラ11は、そのMD記録処理プログラムの内容に基づいて、CD部12における再生処理、及びMD部13a、13bにおける記録処理を同時に実行する。
【0061】
従って、2つのMDに対し、一度のCD再生動作でそれぞれ独立した記録設定が行えるので、2つのMDを別々に記録する手間が省け、操作性が向上すると共に、操作時間の短縮、及び消費電力の節約が図られる。
【0062】
また、記録するMD(記録先)または曲に応じて、ATRAC、ATRAC3―LP2、或いはATRAC3―LP4といった音声圧縮方式を別々に設定できるので、どの曲でも好適な記録再生が可能となり、優れた操作性を実現できる。
【0063】
また、圧縮方式をMD(記録先)や曲に応じて選択できるので、圧縮方式を調整することによりMDに記録する曲を増やすことができる等、MDを効率よく使用することが可能となる。
【0064】
なお、本発明は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記実施の形態においては、一つのCDから、2つのMDへの記録処理を説明したが、1つのCDから、3つ以上のMDへ記録可能な設定にしても良いし、半導体メモリ、DVD―RAM(Digital Versatile Disc-Random Access Memory)、DVD―RW(ReWritable)等の再記録可能な記録媒体に記録することが可能な構成にしても良い。
【0065】
また、本実施例では、MD等のように再記録可能な記録媒体への記録処理を説明したが、CD−R(Recordable)、DVD―Rのように、再記録不可能な記録媒体を複数同時に記録できるようにしても良い。この際、CDの同一トラックを所定回数だけ随時繰り返し再生するプログラムが実行可能であれば、複数の再記録不可能な記録媒体に対しても、記録する曲順等を各記録媒体で異ならせて複数同時に記録することが可能となる。
【0066】
【発明の効果】
請求項1、または2に記載の発明によれば、曲毎に好適な記録モードを指定して記録することが可能となり、優れた機能性と操作性を備えた利便性の高い録音再生システムが実現できる。
【0067】
請求項3記載の発明によれば、2つの記録装置に対してそれぞれ曲毎に記録モードを指定して記録することができるので、2つの記録装置を備えた録音再生システムにおいても記録モードを指定して各曲の記録が行え、より柔軟な記録操作が可能となり、機能性の高い録音再生システムが実現される。
【0068】
請求項4記載の発明によれば、記録する記録媒体、または曲に応じて音声圧縮率を個別に設定できるので、どの曲でも好適な音声圧縮率で記録でき、優れた機能性と操作性を実現できるばかりでなく、音声圧縮率を曲毎に調整することにより、例えば、音質を優先しない曲に関しては高い音声圧縮率で記録し、逆に音質を優先する曲に関しては低い音声圧縮率で記録するなど、記録媒体を効率良く使用することが可能となり、経済性の向上も図られる。
【0069】
請求項5記載の発明によれば、、一度の再生動作で複数の記録装置にそれぞれ異なる記録動作を行わせることができるので、記録の為の時間の短縮、及び消費電力の節約が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における記録再生装置10の内部構成を説明するブロック図である。
【図2】同実施の形態の記録再生装置10において、CDのデジタル音楽データをMDに記録する動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10記録再生装置
11 CD部
12a、12b MD部
13 システムコントローラ
14 操作部
15 表示部
16 通信制御部
17 出力選択部
18 D/Aコンバータ
19 増幅器
Claims (5)
- 記録媒体にデジタル記録された曲を再生する再生装置と、記録モードを予め複数有し前記再生装置で再生された曲をいずれかの記録モードでデジタル記録する記録装置とを備えた録音再生システムにおいて、
前記記録媒体に予め記録された曲の中から再生する曲を指定する曲指定手段と、
前記曲指定手段で指定された曲を再生する順番を指定する順番指定手段と、
前記曲指定手段で指定された曲に応じて前記記録装置に記録する記録モードを指定する記録モード指定手段と、
を備えることを特徴とする録音再生システム。 - 前記記録モード指定手段は、前記曲指定手段で指定された曲毎に記録モードを指定することを特徴とする請求項1に記載の録音再生システム。
- 記録モードを予め複数有し前記再生装置で再生された曲をいずれかの記録モードでデジタル記録する前記記録装置とは異なる第2の記録装置と、
前記曲指定手段で指定された曲毎に前記第2の記録装置に記録する記録モードを指定する第2の記録モード指定手段と、
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の録音再生システム。 - 前記記録モードは、音声圧縮率であることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の録音再生システム。
- 記録媒体にデジタル記録された曲を再生する再生装置と、前記再生装置で再生された曲をデジタル記録する複数の記録装置とを備えた録音再生システムにおいて、
前記再生装置で再生された曲を前記複数の記録装置にデジタル記録する際、前記各記録装置に記録する記録内容をそれぞれ個別に設定する設定手段と、
前記再生装置の再生動作中に、前記設定手段により設定した各設定内容に従って前記各記録装置の記録動作を制御する記録制御手段と、
を備えることを特徴とする録音再生システム。
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